JP2009102542A - 樹脂組成物、粘着シート、及びその用途 - Google Patents

樹脂組成物、粘着シート、及びその用途 Download PDF

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岳史 齊藤
Takuya Okada
拓也 岡田
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Abstract

【課題】 本発明は、貼り直しが可能で位置合わせが容易であり、かつ放熱性に優れた樹脂組成物、及び粘着シートを提供する。
【解決手段】 (メタ)アクリレート100質量部、シリコーンマクロモノマー0.01〜20質量部を含有する樹脂組成物。シリコーンマクロモノマーが線状シリコーン分子の片末端に(メタ)アクリル基を有する樹脂組成物。シリコーンマクロモノマーのゲルパーエミッションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算の数平均分子量が、1,000〜100,000である樹脂組成物。アクリルゴム及び/又は無機粉末を含有する樹脂組成物。無機粉末が、アルミナ及び/又は水酸化アルミニウムである樹脂組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、樹脂組成物、粘着シート、及び粘着シートを用いたプリント基板、ヒートシンク、ヒートパイプの固定方法に関する。
従来、電子機器内の各部品の固定方法としては、ねじ止め法、接着剤固定法などがあるが、手間がかかるという問題がある。これに対して、粘着シートによる固定方法は、固定の信頼性についてはねじ止め法や接着剤固定法に劣るものの、比較的簡便な作業であるため、作業性の観点から、それほど強固な固定を必要としないケースにはよく用いられているが、通常の粘着シートを使用した場合、貼り直しができず、位置合わせが困難な場合があった。
一方で、近年、電子機器の小型化、高集積化にともない、電子機器内の各部品からの発熱密度が増大し、その熱をいかに外部へ逃がすかが重要になってきている。その場合、前記各部品の固定に用いる粘着テープを介した熱伝導が、重要な放熱パスとなる。この場合、高温での粘着力、すなわち高温保持力が重要となる。
一般に通常の粘着シートは、基本的に有機物であることから、その熱伝導率は0.2W/mK程度と低い(非特許文献1)。そこで熱伝導性を高めるため、比較的高熱伝導を有する無機系の充填剤を配合させたものが用いられている(特許文献1)。
特開2006−089579号公報 化学便覧 改訂三版 応用編 P809(日本化学会編 丸善 1980年)
本発明は、貼り直しが可能で位置合わせが容易であり、かつ放熱性に優れた樹脂組成物、及び粘着シートを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の手段を採用する。
(1)(メタ)アクリレート100質量部、シリコーンマクロモノマー0.01〜20質量部を含有する樹脂組成物。
(2)シリコーンマクロモノマーが、線状シリコーン分子の片末端に(メタ)アクリル基を有する前記(1)に記載の樹脂組成物。
(3)シリコーンマクロモノマーのゲルパーエミッションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算の数平均分子量が、1,000〜100,000である前記(1)又は前記(2)に記載の樹脂組成物。
(4)さらにアクリルゴムを含有する前記(1)乃至前記(3)のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
(5)さらに無機粉末を含有する前記(1)乃至前記(4)のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
(6)無機粉末が、アルミナ及び/又は水酸化アルミニウムである前記(5)に記載の樹脂組成物。
(7)前記(1)乃至前記(6)のいずれか一項に記載の樹脂組成物を用いた粘着シート。
(8)粘着シートが2層以上から構成され、少なくとも一方の表面層が前記(7)に記載の粘着シートである多層の粘着シート。
(9)前記(7)又は前記(8)の粘着シートを用いたプリント基板固定方法。
(10)前記(7)又は前記(8)の粘着シートを用いたヒートシンク固定方法。
(11)前記(7)又は前記(8)の粘着シートを用いたヒートパイプ固定方法。
本発明の樹脂組成物及び粘着シートは、貼り直しが可能で位置合わせが容易なため、熱を発生する部品等の固定時の作業性が良好であり、かつ部品等から発生する熱を効率良く、放熱することができる。
本発明における(メタ)アクリレートとは、アクリレート及びメタアクリレートを含むものであり、例えば(a)アルキル基有する(メタ)アクリレート、(b)エチレングリコールユニット、又はプロピレングリコールユニットからなる(メタ)アクリレート、及びその他(メタ)アクリレート等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、単独あるいは数種類を組み合わせて使用することができ、粘着性を低くし作業性を向上させる目的として、(a)アルキル基有する(メタ)アクリレートとして、2−エチルヘキシルアクリレートと(b)エチレングリコールユニット、又はプロピレングリコールユニットからなる(メタ)アクリレートとして、プロピレングリコールユニット繰り返し数が6のポリプロピレングリコールモノアクリレートの混合系が好ましい。
(a)アルキル基有する(メタ)アクリレートとしては、ブチル(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等が挙げられるが、これらの限定されるものではない。
(b)エチレングリコールユニット、又はプロピレングリコールユニットからなる(メタ)アクリレートとして、エチレングリコールユニットからなる(メタ)アクリレート、若しくはプロピレングリコールユニットからなる(メタ)アクリレートとしては、ジエチレングリコールモノアクリレート、トリエチレングリコールモノアクリレート、エチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリエチレングリコールモノアクリレート、エチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のメトキシポリエチレングリコールモノアクリレート、エチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のエトキシポリエチレングリコールモノアクリレート、エチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のフェノキシポリエチレングリコールモノアクリレート、プロピレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリプロピレングリコールモノアクリレート、プロピレングリコールユニット繰り返し数が12以下のメトキシポリプロピレングリコールモノアクリレート、プロピレングリコールユニット繰り返し数が12以下のエトキシポリプロピレングリコールモノアクリレート、プロピレングリコールユニット繰り返し数が12以下のフェノキシポリプロピレングリコールモノアクリレート、ブチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリブチレングリコールモノアクリレート、エチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリエチレングリコールモノメタクリレート、プロピレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリプロピレングリコールモノメタクリレート、ブチレングリコールユニット繰り返し数が12以下のポリブチレングリコールモノメタクリレート等が挙げられるが、これらの限定されるものではない。
その他の(メタ)アクリレートとしては、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシメチル(メタ)アクリレート、及びエトキシ−n−プロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、アクリル酸、エチルカルビトールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート等が挙げられるが、これらの限定されるものではない。
本発明におけるシリコーンマクロモノマーは、ポリジメチルシロキサン結合の片末端にビニル基を有する単量体の重合物であり、ポリジメチルシロキサン結合の片末端にビニル基を有する単量体に由来する単量体単位を有する点以外は特に限定されず、例えばシリコーンマクロモノマーのホモポリマーや、シリコーンマクロモノマーと他のビニル化合物を重合してなるビニル重合体が挙げられる。シリコーンマクロモノマーは、ポリジメチルシロキサン結合の片末端が(メタ)アクリロイル基またはスチリル基等のビニル基となっている化合物が用いられるが、(メタ)アクリレートとの相溶性の点から(メタ)アクリル基を有するものが好ましい。
シリコーンマクロモノマーのゲルパーエミッションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算の数平均分子量が、1,000〜100,000であることが好ましい。シリコーンマクロモノマーのゲルパーエミッションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算の数平均分子量が1000未満の場合、シリコーンによる剥離性等の性質が発現しにくく、100000以上の場合、シリコーンマクロモノマーの重合性が劣り未重合シリコーンが残存しやすくなる。
シリコーンマクロモノマーの配合比は、(メタ)アクリレート100質量部に対して0.01〜20質量部であり、0.1〜5質量部がより好ましい。シリコーンマクロモノマーが0.01質量部より少ないと粘着シートの粘着性が高く作業性に劣る場合があり、シリコーンマクロモノマーが20質量部より多いと粘着シートの粘着性が低下し、保持性が低下する場合がある。
本発明におけるアクリルゴムは、例えば、エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−メチルペンチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、n−ドデシル(メタ)アクリレート、n−オクタデシル(メタ)アクリレート、シアノメチル(メタ)アクリレート、1−シアノエチル(メタ)アクリレート、2−シアノエチル(メタ)アクリレート、1−シアノプロピル(メタ)アクリレート、2−シアノプロピル(メタ)アクリレート、3−シアノプロピル(メタ)アクリレート、4−シアノブチル(メタ)アクリレート、6−シアノヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチル−6−シアノヘキシル(メタ)アクリレート、8−シアノオクチル(メタ)アクリレートなどの(メタ)アクリレートより選ばれた1種または2種以上のモノマーを共重合させたポリマーを1種または2種以上ブレンドすることにより得られる。モノマーとしては、柔軟性と粘着性の観点から炭素数が2〜12個のアルキル基を有する(メタ)アクリレートが好ましい。炭素数が1以下であると柔軟性に劣り好ましくなく、12以上だと不必要な粘着性により加工性が劣り好ましくない。柔軟性と加工性の点から好ましいモノマーは、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートより選ばれた1種または2種以上ブレンドすることであり、より好ましくは2−エチルヘキシルアクリレートである。
本発明に使用されるアクリルゴムに用いられる架橋席モノマーとしては、特に限定されるものではないが柔軟性、耐熱性の点からグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、メタアリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基を含有するものが好ましい。また、本発明に使用されるアクリルゴムは、耐熱性を付与するためこれらの架橋席モノマー単位が0〜10質量%含有しているものが好ましく、0.1〜5質量%含有しているものが更に好ましく、0.5〜3質量%含有しているものが最も好ましい。架橋席モノマー単位が10質量%以上であると十分な耐熱性が得られない場合がある。
本発明に使用されるアクリルゴムには、本発明の目的を損なわない範囲で上記の単量体と共重合可能な他の単量体を共重合させたものでもよく、共重合可能な他の単量体としては、メチルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−(n−プロポキシ)エチルアクリレート、2−(n−ブトキシ)エチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリレート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−(n−プロポキシ)プロピルアクリレート、2−(n−ブトキシ)プロピルアクリレートなどのアクリル酸アルコキシアルキルエステルが挙げられる。
さらに、1,1−ジヒドロペルフルオロエチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,5−トリヒドロペルフルオロヘキシル(メタ)アクリレート、1,1,2,2−テトラヒドロペルフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,7−トリヒドロペルフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロオクチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオロデシル(メタ)アクリレートなどの含フッ素アクリル酸エステル、1−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有アクリル酸エステル、ジエチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの第3級アミノ基含有アクリル酸エステル、メチルメタクリレート、オクチルメタクリレートなどのメタクリレート、メチルビニルケトンのようなアルキルビニルケトン、ビニルエチルエーテル、アリルメチルエーテルなどのビニル及びアリルエーテル、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族化合物、アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどのビニルニトリル、エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、プロピオン酸ビニル、アルキルフマレートなどのエチレン性不飽和化合物が挙げられる。
本発明に使用されるアクリルゴムは、特に限定されるものではないが、上記の単量体を乳化重合、懸濁重合、溶液重合、塊状重合などの公知の方法により単独重合もしくは共重合することにより得られるが、好ましくは重合熱制御の観点から乳化重合が望ましい。
本発明に使用されるアクリルゴムは、特に限定されるものではないが、公知の加硫剤又は加硫剤と加硫促進剤を任意の割合で添加することができる。加硫剤又は加硫剤と加硫促進剤をアクリルゴム100質量部に対して好ましくは0〜5質量部、さらに好ましくは0.1〜3質量部添加するものである。加硫剤又は加硫剤と加硫促進剤が10質量部以上であると柔軟性が付与できなくなり好ましくない場合がある。
アクリルゴムの配合比は、特に限定されるものではないが、(メタ)アクリレート100質量部に対して0.1〜20質量部が好ましく、0.5〜10質量部がより好ましい。アクリルゴムが0.01質量部より少ないと作成した粘着シートが脆い場合があり、アクリルゴムが20質量部より多いとシートの剛性が高く、密着性が低下する場合がある。
本発明には、分子量を制御し、粘着性を調整するために、公知の連鎖移動剤を使用することができ、例えばポリチオール及びメルカプト基置換型アルキル化合物等が挙げられる。
ポリチオールとしては、例えばトリエチレングリコールジメルカプタン、トリメチロールプロパン−トリス−(β−チオプロピネート)、トリス−2−ヒドロキシエチル−イソシアヌレート・トリス−β−メルカプトプロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス(β−チオプロピオネート)、1,8−ジメルカプト−3,6−ジオキサオクタン等が挙げられる。
メルカプト基置換型アルキル化合物としては、例えばジメルカプトブタン及びトリメルカプトヘキサン等が挙げられる。
連鎖移動剤の使用量は、特に限定されるものではないが、(メタ)アクリレート100質量部に対して0.01〜5質量部が好ましい。連鎖移動剤が0.01質量部より少ないと粘着シートが硬くなり、粘着性が低下する場合があり、連鎖移動剤の使用量が5質量部より多いと粘着シートの粘着性が増加し、作業性が低下する場合がある。
本発明の粘着シートは、公知の重合性化合物や公知の多官能ビニル化合物、多官能アクリレート、多官能アリル化合物等の共重合性の架橋成分を含むことができる。
本発明の粘着シートは硬化時に影響がないかぎり、必要に応じて公知の添加剤を任意の添加量で添加することができる。添加剤としては例えば粘度、粘性をコントロールするための各種添加物、その他、改質剤、老化防止剤、熱安定剤、着色剤等が挙げられる。
本発明の粘着シート作製のための硬化方法は適当な熱重合開始剤による熱重合や熱重合開始剤と硬化促進剤を利用した重合方法で硬化させることができる。
熱重合開始剤としてはアゾ化合物や有機過酸化物を使用することができる。有用なアゾ化合物としては2,2‘−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2‘−アゾビス(2−メチルブチルニトリル)等があげられる。有用な有機過酸化物としてはメチルエチルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド、アセチルアセトンパーオキシド、1,1,−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ブタン、n−ブチル4,4−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)バレレート、2,2−ジ(4,4−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)シクロへキシル)プロパン、p−メンタンハイドロパーオキシド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキシド、1,1,3,3,−テトラメチルブチルハイドロパーオキシド、クメンハイドロパーオキシド、ターシャリーブチルハイドロパーオキシド、ジ(2−ターシャリーブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキサン、ターシャリーブチルクミルパーオキシド、ジターシャリーブチルパーオキシド、ジターシャリーヘキシルパーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリーブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ジイソブチリルパーオキシド、ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキシド、ジ−n−オクタノイルパーオキシド、ジラウロイルパーオキシド、ジサクシニックアシッドパーオキシド、ジベンゾイルパーオキシド、ジ(4−メチルベンゾイル)パーオキシド、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(4−ターシャリーブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、クミルパーオキシネオデカノエート、ターシャリーブチルパーオキシネオデカノエート、ターシャリーブチルパーオキシピバレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ターシャリーブチルパーオキシイソブチレート、ターシャリーブチルパーオキシマレイックアシッド、ターシャリーブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、ジ−ターシャリーブチルパーオキシヘキサハイドロテレフタレート、ターシャリーブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)へキサン、ターシャリーブチルパーオキシアセテート、ターシャリーブチルパーオキシベンゾエート等が例示できるが、これらに限定されるものではない。
硬化促進剤は、前記熱重合開始剤と反応し、ラジカルを発生する公知の硬化促進剤であれば使用できる。代表的な硬化促進剤としては例えば、第3級アミン、チオ尿素誘導体及び遷移金属塩等が挙げられる。第3級アミンとしては例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン及びN,N−ジメチル−p−トルイジン等が挙げられる。チオ尿素誘導体としては例えば、2−メルカプトベンズイミダゾール、メチルチオ尿素、シブチルチオ尿素、テトラメチルチオ尿素及びエチレンチオ尿素等が挙げられる。遷移金属塩としては例えば、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸銅及びバナジルアセチルアセトネート等が挙げられる。
本発明の粘着シートは、光重合開始剤による光重合によって重合されることが、硬化反応制御の面から好ましい。光重合開始剤はベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、4,4−ビスジメチルアミノベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、キサントン、チオキサントン、クロロチオキサントン、m−クロルアセトン、プロピオフェノン、アンスラキノン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイソプロピルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、ベンジル、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、アセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2,2−ジメチルアセトフェノンなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明で使用される無機粉末はアルミナ、二酸化チタン等の金属酸化物、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化珪素等の窒化物、炭化珪素、水酸化アルミニウム等が挙げられるが、これらの限定されるものではなく、単独あるいは数種類を組み合わせて使用することができる。一般に熱伝導シートでは難燃性を要求されることもあり、難燃効果もある水酸化アルミニウム等の金属水酸化物は好ましい熱伝導粒子の一つである。また光硬化型重合方法によって作成する場合は、光の浸透性を考慮するとアルミナ、水酸化アルミニウムが好ましい。
これら無機粉末の配合割合は、樹脂組成物中の30〜70体積%であることが好ましい。30体積%未満では充分な熱伝導性が得られず、また70体積%を超える場合には粘着特性が低下するほか、粘着シートが脆くなり作業性も悪くなる。
このような無機粉末粒子の粒子径については、作製される粘着シートの厚さに対して制御される必要があり、最大粒子径がシート厚さの5〜70%の範囲にあることが好ましい。5%未満では熱伝導率が充分に得られず、一方70%を超えると粘着シート表面に凹凸を生じることで粘着性が低下する。
本発明の粘着シートでは、難燃剤を使用することによって難燃性を付与することができる。使用する難燃剤としては、環境問題や光重合の場合を考慮すると、金属水酸化物系、リン酸エステル系が特に好ましい。ハロゲン系難燃剤は環境への影響という点で問題があり、またリン系難燃剤でも赤リンは光透過率が低いため光重合には問題がある。
本発明の粘着シートは、両面に備えられたセパレーターフィルムを剥離する際に必ず一方の面から剥離でき、さらに使用時に貼り直しが可能で位置合わせが容易である利便性の面から、粘着性が異なる2層以上から構成されることが好ましい。粘着性が異なる2層とは、RHESCA製タッキング試験器を用いて、接触時間0.1秒、荷重100gの条件でプローブタックを測定したときに、表側の表面層と裏側の表面層の粘着性の測定結果に1.2倍以上の差があることである。さらに、少なくとも一方の表面層、即ち、表側の表面層と裏側の表面層の少なくとも一方が本願発明の樹脂組成物を用いた粘着シートであることが好ましい。
各構成材料の混合方法は、特に限定されるのもではないが、少量の場合は手混合も可能であるが、万能混合機、プラネタリーミキサー、ハイブリッドミキサー、ヘンシェルミキサー、ニーダー、ボールミル、ミキシングロール等の一般的な混合機が用いられる。混合に際して、各成形方法に適する混合物とするため、適宜、水、トルエン、アルコール等の各種溶剤を添加することもできる。
本発明の粘着シートの加工方法としては従来公知の方法、例えば、コーター法、ドクターブレード法、押出成形法、射出成形法、プレス成形法等の各種成形法を用いて作製することができる。なお、2層以上の構成の場合の製造方法としては、シート同士を通常のラミネート法、プレス法など公知の積層方法を用いることが可能であるが、コーター法などで一度作成したシート上に直接作製しても良い。
実施例と比較例のシート状成形体の製造方法を下記に示す。
表1と表2に示す配合で、自公転式ミキサーで混合し、スラリー状の混合物を作製した。そのスラリーをドクターブレード法にて、厚さ100μmのPET基材上に所定の厚さの塗膜を作製した。塗膜上面にも同様なPETフィルムを乗せて、紫外線を照射して硬化させ、表1に示す厚さのシート状成形体を得た。ここで無機粉末の最大粒子径は、日機装社製マイクロトラックMT3200で粒度分布を測定し、検出された最大の粒子径とした。なお、無機粉末は樹脂組成物全体に対する体積%で配合し、無機粉末、(メタ)アクリレート、シリコーンマクロモノマー、及びアクリルゴムを合計した樹脂組成物全体の体積%が100%になるように配合した。
シート状成形体に使用した使用材料を下記に示す。
(メタ)アクリレートA:2−エチルヘキシルアクリレート、市販品(東亞合成製、アクリル酸2エチルヘキシル)。
(メタ)アクリレートB: プロピレングリコールユニット繰り返し数が6のポリプロピレングリコールモノアクリレート、市販品(日本油脂製、ブレンマーAP-400)。
(メタ)アクリレートB:プロピレングリコールユニット繰り返し数が3のポリプロピレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、市販品(日本油脂製、ブレンマーAP-150)。
シリコーンマクロモノマーA:ジメチルポリシロキサンの末端にメタクリロイル基を有するシリコーンマクロモノマー、数平均分子量(Mn)が5,000、市販品(東亞合成製、サイラプレーンFM−0721)。
シリコーンマクロモノマーB:ジメチルポリシロキサンの末端にメタクリロイル基を有するシリコーンマクロモノマー、数平均分子量(Mn)が1,000、市販品(東亞合成製、サイラプレーンFM−0711)。
アクリルゴムA:エチルアクリレート54%、ブチルアクリレート19%、メトキシエチルアクリレート24%の共重合体、懸濁重合(日本ゼオン製AR53L)。
光重合開始剤:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンとベンゾフェノンのブレンド物(チバ・スペシャリティーケミカルズ製、イルガキュア500)。
連鎖移動剤:トリエチレングリコールジメルカプタン、市販品(丸善ケミカル製、トリエチレングリコールジメルカプタン)。
無機粉末A:アルミナ(電気化学工業製DAW10;最大粒子径30μm)
無機粉末B:水酸化アルミニウム(日本軽金属製 B103ST;最大粒子径50μm)
(粘着シート1:実施例 表1 実験No.1)
樹脂組成物は、(メタ)アクリレートB100質量部、シリコーンマクロモノマーA15質量部、光重合開始剤0.5質量部、連鎖移動剤0.5質量部を配合したものである。実験No.2〜実験No.4は表1の配合以外は実験No.1と同様にシート状成形体を作製して評価を行った。
(粘着シート2:実施例 表1 実験No.5)
樹脂組成物は、(メタ)アクリレートA100質量部、シリコーンマクロモノマー1質量部、アクリルゴム5質量部、光重合開始剤0.5質量部、連鎖移動剤0.5質量部、無機粉末A55体積%を配合したものである。実験No.6〜実験No.22は表1と表2の配合以外は実験No.5と同様にシート状成形体を作製して評価を行った。
(粘着シート3:実施例 表3 実験No.23)
2層以上から構成される多層の粘着シートは、実施例表の実験No.5の粘着シート100μmと実験No.9の粘着シート400μmをラミネート法により積層して、作製した。
(粘着シート4:実施例 表3 実験No.24)
2層以上から構成される多層の粘着シートは、実施例表の実験No.5の粘着シート100μmと実験No.19の粘着シート400μmをラミネート法により積層して、作製した。
(粘着性)
各々のシートにつき、RHESCA製タッキング試験器TAC−2型を用いて、接触時間0.1秒、荷重100gの条件でプローブタックを測定した。
◎(優):タックが100gf以上300gf未満。
○(良):タックが50gf以上100gf未満、又はタックが300gf以上400gf未満。
×(不可):タックが50gf未満、又は400gf以上。
プローブタックが50gf以上400gf未満、好ましくは100以上300gf未満の範囲であるのが望ましい。プローブタックが50gf未満では密着性が低下し、熱伝導性が低下する場合があり、400gfを越えると作業性が得られず好ましくない。
(アスカーC硬度)
各々のシートにつき、温度23℃でのアスカー硬度Cを測定した。ここでアスカーC硬度とは、日本ゴム協会標準規格で定めるSRIS0l0lである。
◎(優):硬度が20以上60未満。
○(良):硬度が60以上80未満。
×(不可):硬度が20未満、又は80以上。
アスカーC硬度が20以上60未満、好ましくは35以上50未満の範囲であるのが望ましい。アスカーC硬度が20未満では作業性が得られず、80を越えると密着性が低下し、熱伝導性が低下する場合があり好ましくない。
(作業性)
各々のシートを幅25mm、長さ150mmに調整し、アルミ板に2kgのゴムローラーで貼り付け72時間養生させて、測定サンブルを得た。次に、得られたサンブルを端部から引き剥がした際、シートの端部が変形、又は切断したか否かで判断した。
◎(優):シートが変形、又は切断せずに剥離した。
×(不可):シートが変形、又は切断した。
(熱伝導性)
熱伝導性シートの熱伝導率はTO−3型銅製ヒーターケースと銅板の間にシート厚さが10%圧縮されるようにネジ止めした後、ヒーターケースに電力15Wをヒーターケースと銅板との温度差が一定になるまでかけ、その温度差を測定し下記式(1)より熱抵抗を算出した。
熱抵抗(℃/W)=温度差(℃)/印加電圧(W) 式(1)
得られた熱抵抗の値をもとに下記式(2)より熱伝導率を算出した。なお、ここでの熱伝導性シートの厚みは熱抵抗測定時の厚み(シート厚さが10%圧縮されるようにネジ止めし、熱抵抗を測定した厚み)である。また伝熱面積は、TO−3型の伝熱面積0.0006mmである。
熱伝導率(W/m・K)=熱伝導性シート厚み(m)/{熱抵抗(℃/W)×伝熱面積(m)} 式(2)
◎(優):熱伝導率が2.0W/m・K以上。
○(良):熱伝導率が0.4W/m・K以上。
×(不可):熱伝導率が0.4W/m・K未満。
各実施例及び比較例の評価結果を、表1及び表2に示す。
Figure 2009102542
Figure 2009102542
Figure 2009102542

本発明の樹脂組成物を用いた粘着シートは、貼り直しを可能とするための適度な粘着性と硬度を有し、かつ熱伝導性に優れている。
本発明の樹脂組成物を用いた粘着シートは、電子部品のみならず放熱性と粘着性が求められるあらゆる分野での応用が期待される。

Claims (11)

  1. (メタ)アクリレート100質量部、シリコーンマクロモノマー0.01〜20質量部を含有する樹脂組成物。
  2. シリコーンマクロモノマーが、線状シリコーン分子の片末端に(メタ)アクリル基を有する請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. シリコーンマクロモノマーのゲルパーエミッションクロマトグラフィー法によるポリスチレン換算の数平均分子量が、1,000〜100,000である請求項1又は請求項2に記載の樹脂組成物。
  4. さらにアクリルゴムを含有する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  5. さらに無機粉末を含有する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  6. 無機粉末が、アルミナ及び/又は水酸化アルミニウムである請求項5に記載の樹脂組成物。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の樹脂組成物を用いた粘着シート。
  8. 粘着シートが2層以上から構成され、少なくとも一方の表面層が請求項7に記載の粘着シートである多層の粘着シート。
  9. 請求項7又は請求項8の粘着シートを用いたプリント基板固定方法。
  10. 請求項7又は請求項8の粘着シートを用いたヒートシンク固定方法。
  11. 請求項7又は請求項8の粘着シートを用いたヒートパイプ固定方法。
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