JP2009093479A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型のバケットを用いて商品を安定して商品取出口に搬出することのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】商品を前後方向に一列に並べて収納するコラムから切り出された商品を受容するバケット24と、当該バケット24に指定のコラムから切り出された商品が受容された後、前記バケットを外扉の商品取出口まで移動させるバケット搬送手段(X−Y搬送機構)とを備えた自動販売機であって、前記バケットは少なくとも底面が開放した箱形のバケット本体24Bを格納するバケット枠24A傾倒自在に軸支し、常時はバケット本体がバケット枠に格納されて底面が閉じられており、バケット搬送機構(X−Y搬送機構)により商品取出口に移動した際にバケット本体が商品取出口の近傍に配置された係合突起に当接することにより傾倒して底面を開放して商品を搬出するように構成し、バケット内に受容した商品搬出のための専用の駆動機構を不要とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、本体キャビネットの商品収納庫内に収容された缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機に関するものであり、特に、商品収納庫内に商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列し、販売指令に応じて搬送手段により指定されたコラムの前方端に移動させたバケットに商品を受容した後、本体キャビネットの前面を開閉する外扉に設けられた商品取出口までバケットを移動させて商品を搬出するようにした自動販売機に関するものである。
従来より、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機として商品収納庫内に商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列してなる本体キャビネットと、本体キャビネットの前面に開閉自在に配設され、前面に商品取出口が形成された外扉と、商品収納ラックから切り出された商品を受容するバケットと、販売指令に応じて前記バケットを指定のコラムの前方端に移動させ、当該バケットに指定のコラムから切り出された商品を受容した上で前記バケットを外扉の商品取出口まで移動させるバケット搬送手段とを備えた自動販売機が知られている(例えば、特許文献1)。また、利用者が屈まなくても商品を取出すことができるように商品取出口を自動販売機の比較的高い位置に設置し、商品を受容したバケットをエレベータ装置により上昇させ、商品取出口の位置でバケットを傾倒させて商品を搬出するものも知られている(例えば、特許文献2)。
特開平10−302140号公報 実開平05−25580号公報
前記特許文献1に記載された自動販売機のバケットは底面に搬送ベルトを内蔵しており、バケット搬送手段により商品取出口まで移動された際、搬送ベルトを駆動して受容した商品を商品取出口に搬出するように構成されている。このため、搬送ベルトを駆動する駆動機構をバケットに設けねばならず、バケットが嵩張って大型化するとともに駆動機構が複雑化してコストが嵩んでしまう。一方、前記特許文献2に記載された自動販売機のバケットはエレベータ装置にバケットが回動自在に組付けられ、バケットが上昇する経路上にバケットと当接して当該バケットを漸次傾倒させる傾斜面を備えて構成されている。このためバケットには商品を搬送する駆動機構を必要としないことから特許文献1の課題を解決できる。しかしながら、傾倒したバケットから搬出される商品の挙動は一定しておらず、特許文献1に記載された自動販売機のように商品を起立姿勢で商品取出口に搬出することが困難であるという課題を有する。
そこで、本発明は前述した従来装置の課題を解決し、バケット搬送機構により商品取出口に移動した際に受容した商品を商品取出口に搬出するバケットを小型化することができるとともに商品を安定して搬出することのできる自動販売機を提供するものである。
前記目的を達成するため本発明に係る自動販売機は、商品収納庫内に商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列してなる本体キャビネットと、本体キャビネットの前面に開閉自在に配設され、前面に商品取出口が形成された外扉と、前記コラムから切り出された商品を受容するバケットと、販売指令に応じて前記バケットを指定のコラムの前方端に移動させ、当該バケットに指定のコラムから切り出された商品が受容された後、前記バケットを外扉の商品取出口まで移動させるバケット搬送手段とを備えた自動販売機において、前記バケットは少なくとも底面が開放した箱形のバケット本体、および前記バケット本体を格納するバケット枠とからなり、前記バケット本体はバケット枠に傾倒自在に軸支され、常時はバケット本体がバケット枠に格納されて底面が閉じられており、バケット搬送機構により商品取出口に移動した際にバケット本体が商品取出口の近傍に配置された係合突起に当接することにより傾倒して底面を開放し、当該バケット本体の底面から商品を搬出することを特徴とする。
本発明に係る自動販売機によれば、バケットを、少なくとも底面が開放した箱形のバケット本体、および前記バケット本体を格納するバケット枠とにより構成し、前記バケット本体はバケット枠に傾倒自在に軸支され、常時はバケット本体がバケット枠に格納されて底面が閉じられており、バケット搬送機構により商品取出口に移動した際にバケット本体が商品取出口の近傍に配置された係合突起に当接することにより傾倒して底面を開放し、当該バケット本体の底面から商品を搬出するように構成したことにより、バケット内に受容した商品を搬出するために専用の駆動機構をバケットに組付ける必要がないことからバケットを小型化することが可能であるとともにコストを低減することができる。また、バケット本体が傾倒することにより開放したバケット本体の底面から商品を搬出するため、商品はバケット本体に保持されつつ一定の姿勢で商品搬出口に搬出されることから商品を安定して搬出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に示す実施例に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態である商品取出口扉を適用した自動販売機の全体構成を図1および図2により説明する。図1は缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などを販売する自動販売機の正面図、図2は図1の横断面図である。
図1に示す実施の形態の自動販売機は硬貨若しくは紙幣などの貨幣を投入し、その投入金額が商品の販売価格と一致するなどの条件を満たした場合に商品の販売を可能とし、商品選択ボタンが操作されることにより缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品の販売を行うものであり、断熱筐体として形成された本体キャビネット1(図2参照)を有している。前記本体キャビネット1は前面が開口した箱形に形成され、断熱筐体に囲まれた商品収納庫内に商品を収納している。なお、現金を用いることなく、ICカードに現金の情報を記憶しておき、自動販売機の前面に設けたアンテナ部とデータの授受を行ういわゆる電子マネーにより商品を販売するものもある。
前記本体キャビネット1の前面開口を覆う外扉2は、前記本体キャビネット1の左端側にヒンジ結合された片開き式の扉として形成されている。前記外扉2はこの実施の形態では前方から見て左側に内部を透視可能な大きなガラス窓3を有し、右端側に接客操作部を有する。前記接客操作部は、硬貨を投入するための硬貨投入口4、紙幣を挿入するための紙幣挿入口5、硬貨投入口4に投入された硬貨または紙幣挿入口5に挿入された紙幣若しくは釣銭返却のために操作される返却レバー6、貨幣の投入金額,当該自動販売機が商品を販売可能な状態であることを表す販売中,釣銭切れ若しくは操作内容を表示する表示器7、購入する商品を選択する商品選択ボタン8、前記返却レバー6が操作された際に返却される硬貨が送出される硬貨返却口9、販売した商品が搬出される商品取出口10などを備えている。なお、扉ロック装置を構成する手動操作ハンドルや冷凍機コンデンシングユニットの吸気口などは図示を省略している。また、外扉2のガラス窓3は二重ガラスとして断熱性を保つように構成されている。前記ガラスの代わりにアクリル樹脂を用いることもできる。
上記本体キャビネット1の商品収納庫内は外扉2の左側のガラス窓3に対峙する左室と、外扉2の右側の接客操作部に対峙する右室とに区画され、左室と右室との間には断熱性の仕切壁(不図示)が配設されている。商品収納庫内の左室は商品の冷却/加温収容庫として形成され、右室は商品の常温保管庫として形成されている。本体キャビネット1の商品収納庫内(冷却/加温収容庫および常温保管庫)にはそれぞれ上下方向に沿って複数段の商品収納ラック20が配設され、各商品収納ラック20にはコラム201が左右幅方向に複数列設けられている。前記複数のコラム201には商品が起立姿勢で前後方向に一列に並べて収納されている。冷却/加温収容庫の商品収納ラック20は図2に示すように、前方側が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して設置されおり、ガラス窓3側の庫内前方域に所定の空間を有している。前記商品収納ラック20の前端は商品切り出し口として形成され、当該商品切り出し口に隣接して当該商品収納ラック20から商品を切り出す商品搬出機構23が設けられている。一方、常温保管庫の商品収納ラックも同様に構成されているが、商品収納ラックの前方側が高く後方側が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して配置されている点が異なる。なお、常温保管庫には冷却/加温収容庫に収納された商品と同一種類の商品が常温で保管されている。
前記冷却/加温収容庫における商品収納ラック20の前方域の空間には商品収納ラック20から切り出された商品を受容して商品取出口10に搬送するバケット24が配備されている。このバケット24は後述する図3にて詳述するが、縦断面L字状に形成されたバケット枠と、そのバケット枠に回動自在に軸支されたバケット本体とにより構成されている。また、前記バケット24は既に良く知られているX−Y搬送機構(バケット搬送手段)のX軸搬送機構242に連結されている。前記X−Y搬送機構は、前記X軸搬送機構242と、このX軸搬送機構242の一端が連結されるY軸搬送機構243(図2参照)とからなる。また、前記商品収納庫内に配設された商品収納ラック20の後方域の空間にもX−Y搬送機構が配備され、バケットを備えるX軸搬送機構が冷却/加温収容庫および常温保管庫に跨って設けられている。
前記商品収納ラック20の前方域に配備されたX−Y搬送機構は商品選択ボタン8(商品収納ラック20のコラム201ごとに割付けられたアドレスを指定)の操作による商品販売指令に基づいて指定された商品収納ラック20のコラム201の前方域にバケット24を移動させて一旦停止させ、この停止状態で商品収納ラック20に組付けられた商品搬出機構23により前記バケット24に起立姿勢の商品が切り出される。前記X−Y搬送機構はバケット24に商品が受容されると当該バケット24を商品取出口10の近傍まで移動させる。そして、当該バケット24におけるバケット本体を回動させて商品を排出した後(このバケット24の動作は後述する図3にて詳述する)、X−Y搬送機構は当該バケット24を所定の販売待機位置に移動させて一連の商品販売動作を終了するよう構成されている。一方、商品収納ラック20の後方域に配備されたX−Y搬送機構は冷却/加温収容庫から商品が搬出される都度、常温保管庫に保管されている前回販売商品と同一種類の商品を収容する商品コラムから商品を切り出してバケット(このバケットの底面にはモータにより駆動されるベルトコンベヤが敷設されている)内に受容し、このバケットを前回販売されたコラム201の後方域に移動させて停止させ、この状態でバケットのベルトコンベヤを駆動して当該コラム201に商品を補給するように構成されている。
さて、前記商品収納ラック20の前方域に配備されたX−Y搬送機構のX軸搬送機構242に連結されたバケット24の細部を図3に示す。図3はバケット24を前面側の右斜め上方から見た斜視図であり、(a)はバケット24の待機状態を示し、(b)はバケット24の商品搬出状態を示す。
図3において、バケット24は縦断面L字状に形成された合成樹脂性のバケット枠24Aと、このバケット枠24Aに保持された金属製の支軸30に回動自在に軸支された合成樹脂性のバケット本体24Bとにより構成されている。前記バケット枠24Aの水平底壁の端部には山形突起24A1が形成されている。前記バケット本体24BはL字状のバケット枠24Aに収まる大きさの箱状をなし、図1,図2に示す商品収納ラック20(コラム201)から搬出された商品を受容するために天面と後面が開放されている。また、バケット本体24Bの底面をなす底板24Cはバケット本体24Bに保持された金属製の支軸31に回動自在に軸支されている。そして、バケット本体24Bの右側面をなす右側板の上端には水平方向に延在して突出する係合片24Dが形成されている。前記支軸30はバケット本体24Bの左側面をなす左側板の上部に形成した貫通穴を貫通して配置されており、その両端がバケット枠24Aの垂直側壁の上端に形成したフランジ(軸受)により保持されている。また、支軸31は底板24Cの左端側に形成された貫通穴を貫通して配置されており、その両端がバケット本体24Bの左側板の下端に形成したフランジ(軸受)により保持されている。なお、図3ではX−Y搬送機構のX軸搬送機構を省略しているが、バケット枠24Aの下端がX軸搬送機構と結合,すなわち、X軸搬送機構にバケット枠24Aが載置される形態でX軸搬送機構と結合されている。
前述したバケット24は待機状態においては図3の(a)に示すように、バケット本体24Bがバケット枠24Aに収まるように格納された状態にあり、底板24Cがバケット本体24Bの底面を閉じている。このようなバケット24の待機状態からバケット本体24Bの係合片24Dに下方から上方へ持ち上げる力が作用するとバケット本体24Bは支軸30を中心として反時計方向に回動する。すなわち、バケット枠24Aが不図示のX−Y搬送機構におけるX軸搬送機構に結合されていることから固定枠として機能し、これに対してバケット本体24Bが可動体として機能する、つまり、バケット枠24Aが蝶番の固定枠、バケット本体24Bが蝶番の可動体、支軸30が蝶番の軸として機能し、バケット本体24Bの係合片24Dに下方から上方へ持ち上げる力が作用することによりバケット本体24Bが支軸30を中心として反時計方向に回動(傾倒)する。これによりバケット本体24Bに保持された支軸31は支軸30を中心とする円弧軌道に沿って上昇する。前記支軸31が前記円弧軌道に沿って上昇すると底板24Cはバケット枠24Aから押し出されように右方向にスライドする。このように底板24Cがバケット枠24Aから押し出される際、底板24Cはバケット枠24Aの水平底壁に形成した山形突起24A1の稜線上をスライドする。したがって、底板24Cの面がバケット枠24Aの水平底壁の面と当接してスライドする場合に比較して摩擦抵抗が格段に少なくなる。前記バケット本体24Bの支軸30を中心とする反時計方向への回動(傾倒)が進行するに従って支軸31は徐徐に上昇する。この支軸31の上昇により底板24Cは支軸31側が高くバケット枠24Aから押し出された先端側が低くなるように傾斜して、同図(b)に示すようにバケット本体24Bの底面を大きく開放する。この図3の(b)の状態からバケット本体24Bの係合片24Dを上方へ持ち上げる力が除去されると、バケット本体24Bはそれ自身の自重により支軸30を中心に時計方向に回動して図3の(a)の待機位置(バケット本体24Bがバケット枠24Aに収まるように格納された状態)に戻り、バケット本体24の底面が底板24Cによって閉塞される。
前述した構成のバケット24により商品を商品取出口に搬出する動作について図4を用いて説明する。図4はバケット24による商品取出口への商品の搬出動作の過程を示すものである。
図4において、25は本体キャビネット1(図1参照)の商品収納庫内を、外扉2の左側のガラス窓3に対峙する左室(冷却/加温収容庫)と、外扉2の右側の接客操作部に対峙する右室(常温保管庫)とに区画する断熱性の仕切壁である。この仕切壁には商品搬出口25Aが開口して形成されており、この商品搬出口25Aに係合突起26Aが臨むようにストッパ部材26を取り付けてある。なお、10Aは商品取出口10(図1参照)の商品取出口枠である。また、バケット24には商品収納ラック20のコラム201(図1参照)から切り出された商品27が起立状態で受容されている。
前述したように商品収納ラック20(図1参照)から切り出された起立姿勢の商品27を受容したバケット24はX−Y搬送機構の制御により、図4の(a)に示すように、バケット本体24Bの係合片24Dが仕切壁25に取り付けられたストッパ部材26の係合突起26Aの位置よりも高い位置まで下降若しくは上昇してY軸搬送機構243(図2参照)によるY軸方向への移動を一旦停止させる。次いで、X軸搬送機構242を作動させてバケット24を右方向に移動させ、バケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aと上下方向に重なる位置でX軸搬送機構242によるX軸方向への移動を停止させる(同図(b))。その後、Y軸搬送機構243を再起動させてバケット24を下降させる。このバケット24の下降によりバケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aに当接すると、同図(c)に示すように、バケット本体24Bは支軸30を中心に反時計方向に回動(傾倒)し、底板24Cが支軸31を中心に時計方向に回動してバケット本体24Bの底面が開放し始める。さらにバケット24の下降が進行すると、同図(d)に示すように、バケット本体24Bの傾倒角度が大きくなるとともに底板24Cの傾斜角度も大きくなる。これにより起立状態の商品27はバケット本体24Bの右側板に押されて重心位置が移動し、当該重心位置が底板24Cとの当接点における鉛直線よりも左側に移動すると支えを失って倒れる。そして、同図(e)に示すように、支えを失って倒れた商品27は底板24C上を滑落し、仕切壁25の商品搬出口25Aを介して商品取出口枠10Aに搬出される。このように商品27が商品搬出口25Aを介して商品受け枠10Aに搬出される過程において傾斜した底板24Cはシューターとして機能する。その後、バケット本体24Bの係合片24Dとストッパ部材26の係合突起26Aとの係合が解除される位置までバケット24が下降すると、同図(f)に示すように、傾倒したバケット本体24Bはそれ自身の自重によりバケット枠24Aに格納された待機位置に復帰して底板24Cにより底面が閉塞される。そして、バケット24はX−Y搬送機構の制御により下部の販売待機位置まで移動して次の販売に備える。
次に、前述したようにバケット24から商品が搬出される商品取出口10の構成を図5に示す。図5は商品取出口10を前面側から見た斜視図であり、(a)は商品取出口10が取出口扉により閉塞された状態、(b)は開放された状態を示す。
前記商品取出口10は良く知られているように外扉2の前面に開口して形成されており、外部からの塵埃の浸入を防止するために商品取出口10を閉塞する取出口扉100が設けられている。前記取出口扉100は透明なプラスチックからなり、商品取出口10を閉塞可能な大きさを有する平板状に形成されるとともに商品取出口10の背後に上下方向に移動自在に配設されている。そして、取出口扉100は常時(販売待機時)においては同図(a)に示すように上限位置(上昇位置)まで上昇して商品取出口10を閉塞しており、前述したバケット24から商品取出口10に商品27が搬出されると同図(b)に示すように上限位置(上昇位置)から下限位置(下降位置)まで下降して商品取出口10を開放し、商品27が取出されると上昇位置に復帰する。こうした取出口扉100による商品取出口の閉塞・開放のために以下に示す扉開閉駆動機構が設けられている。
前述した取出口扉100の扉開閉駆動機構を図6に示す。図6は取出口扉100の扉開閉駆動機構の要部側面図である。
図6において、取出口扉100は外扉2の前面に開口して形成された商品取出口10の背後に上下方向に移動自在に配設されており、その下端に係合突起101が突設されている。また、前記取出口扉100の背後に近接してソレノイド28(ロック手段)が設けられ、このソレノイド28は商品取出口10を閉塞するように上昇位置に移動した取出口扉100の係合突起101よりも上部の位置に配設されている。前記ソレノイド28のプランジャー281の先端には取出口扉100に形成した円柱状の凸起100Aに嵌合する係止凹部282が形成されている。前記ソレノイド28は非通電(非励磁)状態でプランジャー281が前面側に突出し、通電(励磁)状態でプランジャーが吸引されるように構成されている。こうしてソレノイド28は非通電(非励磁)状態においてプランジャー281の係止凹部282が取出口扉100に形成した凸起100Aに嵌り込んで取出口扉100を上限位置に保持しており、通電(励磁)によりそのプランジャー281の係止凹部282を取出口扉100の凸起100Aから引き離して取出口扉100の保持を解除する。また、前記取出口扉100に平行して駆動プーリー103と従動プーリー104に巻き掛けられたベルト102が設けられ、このベルト102の周面上には係止突起105が突設されている。前記ベルト102が巻き掛けられた駆動プーリー103と従動プーリー104との間隔は上下に往復移動する取出口扉100の上限位置と下限位置との間の距離よりも長くなるように定められている。また、前記駆動プーリー103は歯車伝達機構を介して駆動源としてのモータ106に連結されている。さらに、商品取出口枠10Aには発光素子,受光素子からなる透過形の光電スイッチ29が配設されており、この光電スイッチ29は商品27が商品取出口枠10A搬出されたことを検出する商品搬出検出手段をなすものである。前記ソレノイド28(ロック手段)、ベルト102、モータ106および光電スイッチ29(商品搬出検出手段)が扉開閉駆動機構を構成している。なお、107はモータ106および駆動プーリー103が外付けされ、歯車伝達機構を内蔵するケースである。
図7は扉開閉駆動機構の動作を示し、同図(a)は商品27が商品取出口枠10Aに搬出されるまでの状態(常時)を示し、この常時においては取出口扉100が上限位置まで上昇して商品取出口10を閉塞している。この状態はソレノイド28を非通電(非励磁)状態とすることによりそのプランジャー281の係止凹部282が取出口扉100に形成した凸起100Aに嵌合してロックすることにより維持されている。また、ベルト102に設けられた係止突起105は下降した位置に移動して停止した状態にある。
図7の(a)の状態から商品取出口枠10Aに商品27が搬出されると、光電スイッチ29により商品取出口枠10Aに商品27が搬出されたことが検出される。この光電スイッチ29の検出出力に基づいてソレノイド28が通電(励磁)される。このソレノイド28への通電(励磁)により同図(b)に示すようにプランジャー281が吸引され、その係止凹部282を取出口扉100の凸起100Aから引き離して取出口扉100のロックを解除する。前記ソレノイド28によるロックが解除された取出口扉100はそれ自身の自重により瞬時に下降して商品取出口10を開放する。下降した取出口扉100はその係合突起101がベルト102に設けた係止突起105に当接する下限位置において下降を停止するように定められている。
前述したように開放された商品取出口10を介して商品取出口枠10Aに搬出された商品27は取出される。前記商品27が取出されたことは商品取出口枠10Aに設けた光電スイッチ29により検出され、この光電スイッチ29の検出出力に基づいてモータ106に正転指令が与えられる。これにより歯車伝達機構を介して駆動プーリー103が、同図(c)に示すように矢印の時計方向に回転する。これによりベルト102が矢印の方向に周回駆動され、これに伴ってベルト102に設けた係止突起105が取出口扉100の係合突起101と係合して取出口扉100を押し上げる。このようにして押し上げられた取出口扉100は上限位置に向けて上昇する。取出口扉100の上限位置への到達は不図示のマイクロスイッチ等により検知され、前記マイクロスイッチにより取出口扉100が上限位置に到達したことが検知されるとモータ106の駆動は一旦停止される。これと同時にソレノイド28の通電が断たれてプランジャー281が突出し、その係止凹部282が取出口扉100の凸起100Aと嵌合することにより取出口扉100が上限位置に保持される。取出口扉100がソレノイド28により上限位置に保持されるとモータ106に逆転指令が与えられる。これによりベルト102に設けた係止突起105が同図(d)に示すように下降して取出口扉100の一連の開閉動作を完了する。
なお、前述した実施の形態においては、光電スイッチ29(商品搬出検出手段)を商品取出口枠10Aに設置して商品取出口枠10Aの底部に落下した商品27を検出するように配設したものについて説明したが、これに限らず、例えば、図4に示した仕切壁25の商品搬出口25Aに光電スイッチを配設し、この商品搬出口25Aを商品が通過したことを検出するようにすることもできる。また、光電スイッチ29に代えて商品取出口枠10Aの底部に敷設した圧電ゴムを用いることもでき、この場合には圧電ゴムがクッションの役割を果たすものである。したがって、商品搬出検出手段は図示の実施例に限定されるものではない。
また、前述した取出口扉100の扉開閉駆動機構には次に示すような安全対策が施されているものである。すなわち、商品取出口10から商品を取出す際に上昇する取出口扉100により手が挟まれた場合にも怪我をすることがなく、また、悪戯により取出口扉100の上昇を阻止された場合にも扉開閉駆動機構の破損を防止するための安全対策として図8に示す機構が採用されている。
図8は取出口扉100の扉開閉駆動機構の安全対策の一実施例を示すものであり、図7に示すものと同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。図8において、108はモータ固定金具であり、109はコイルスプリング、MSはマイクロスイッチである。モータ固定金具108はケース107から突出した駆動プーリー103における軸103Aの軸受であって外扉2の枠体に固着されており、このモータ固定金具108によりモータ106が外付けされたケース107が前記駆動プーリー103の軸103Aを中心に回動可能な状態に取り付けられている。コイルスプリング109はケース107と外扉2の枠体の間に張架されており、その付勢力はベルト102に設けた係止突起105により取出口扉100を上昇させるトルクよりも大きく定められている。なお、ケース107は不図示のストッパにより図8の(a)の状態で時計方向への回動が阻止されている。
図8の(a)は取出口扉100の下限位置からの上昇過程において指等が挟まれた状態(取出口扉100の上昇が阻止された状態)を示しているが、取出口扉100の上昇が阻止されるまではコイルスプリング109によりケース107が図示位置に静止した状態にあり、取出口扉100はモータ106の正転により上昇し続ける。同図(a)に示すように取出口扉100の上昇が阻止されるとベルト102の周回が停止する。このとき、モータ106は引き続き正転を継続する一方、ベルト102(駆動プーリー103)の回転が阻止されていることからモータ106のトルクが大きくなる。このモータ106のトルクがコイルスプリング109の付勢力を超えると、同図(b)に示すように、駆動プーリー103の軸103Aを中心にケース107が反時計方向に回動してマイクロスイッチMSが動作する。このマイクロスイッチMSの動作によりモータ106を逆転させることにより取出口扉100を下降させ、取出口扉100に指等が挟まれるのを防止、又は扉開閉駆動機構が破損するのを防止する。その後、取出口扉100を上昇させる動作を開始してマイクロスイッチMSの動作状態を監視しながら取出口扉100を上昇させ、マイクロスイッチMSが再び動作すると前述した動作を繰り返す。取出口扉100を上昇させるリトライ動作が所定回数に到達した場合には取出口扉を下限位置に下降させて扉開閉駆動機構の作動を停止して故障情報を自動販売機の管理者に通知する。
次に、本発明の異なる実施の形態を図9に示す実施例に基づいて説明する。この実施の形態における自動販売機が図1〜図8に示す実施の形態と異なる点はバケット24の構成であり、その他の構成は図1〜図8に示す実施の形態の自動販売機と同一であるので、ここではバケット24について説明する。
図9は本発明の異なる実施の形態におけるバケット24を示し、図3、図4に示したものと同一の機能を有するものには同一の符号を付してその説明は省略する。図9において、図3、図4に示したバケット24と異なる点はバケット本体24Bが底板24Cを備えていない点、およびバケット枠24Aの水平底壁の端部に形成されていた山形突起24A1を削除してその水平底壁がフラットに形成されている点であり、その他の構成は同一である。また、バケット24による商品取出口への商品の搬出動作の過程も図4に示した搬出動作の過程と略同一であるので、図9では搬出動作過程の要部のみを示している。
図9の(a)は商品収納ラック20(図1参照)から切り出された起立姿勢の商品27を受容したバケット24を、X−Y搬送機構の制御によりバケット本体24Bの係合片24Dが仕切壁25に取り付けられたストッパ部材26の係合突起26Aの位置よりも高い位置まで下降若しくは上昇させた後、Y軸搬送機構243(図2参照)によるY軸方向への移動を一旦停止させ、次いで、X軸搬送機構242を作動させてバケット24を右方向に移動させ、バケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aと上下方向に重なる位置でX軸搬送機構242によるX軸方向への移動を停止させた状態である。その後、Y軸搬送機構243を再起動させてバケット24を下降させた状態を同図(b)に示し、この状態ではこのバケット24の下降によりバケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aに当接してバケット本体24Bが支軸30を中心に反時計方向に回動(傾倒)し、バケット本体24Bの底面が開放し始める。さらにバケット24の下降が進行すると、同図(c)に示すように、バケット本体24Bの傾倒角度が大きくなってその底面が大きく開放する。同図(b),(c)の動作過程において、商品27はバケット枠24Aの水平底壁上を滑動しつつバケット本体24Bに保持されて傾倒する。そして、同図(d)に示すように、商品27の底部がバケット枠24Aの水平底壁から外れると当該商品27は支えを失って傾倒した状態でバケット本体24Bから放出され、仕切壁25の商品搬出口25Aを介して商品取出口枠10Aに搬出される。その後、バケット本体24Bの係合片24Dとストッパ部材26の係合突起26Aとの係合が解除される位置までバケット24が下降すると、傾倒したバケット本体24Bはそれ自身の自重によりバケット枠24Aに格納された待機位置に復帰してバケット枠24Aの水平底壁により底面が閉塞される。そして、バケット24はX−Y搬送機構の制御により下部の販売待機位置まで移動して次の販売に備える。
前述した本発明によれば、商品収納庫内に商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラム201を上下段、左右列に配列してなる本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面に開閉自在に配設され、前面に商品取出口10が形成された外扉2と、前記コラム201から切り出された商品を受容するバケット24と、販売指令に応じて前記バケット24を指定のコラム201の前方端に移動させ、当該バケット24に指定のコラム201から切り出された商品が受容された後、前記バケット24を外扉2の商品取出口10まで移動させるバケット搬送手段(X−Y搬送機構)とを備えた自動販売機において、前記バケット24は少なくとも底面が開放した箱形のバケット本体24B、および前記バケット本体24Bを格納するバケット枠24Aとからなり、前記バケット本体24Bはバケット枠24Aに傾倒自在に軸支され、常時はバケット本体24Bがバケット枠24Aに格納されて底面が閉じられており、バケット搬送機構(X−Y搬送機構)により商品取出口10に移動した際にバケット本体24Bが商品取出口10の近傍に配置された係合突起26Aに当接することにより傾倒して底面を開放し、当該バケット本体24Bの底面から商品27を搬出するように構成したことにより、バケット24内に受容した商品27を搬出するための専用の駆動機構をバケット24に組付ける必要がなく、バケット24を小型化することが可能であるとともにコストを低減することができ、また、バケット本体24Bが傾倒することにより開放したバケット本体24Bの底面から商品を搬出するため、商品はバケット本体24Bに保持されつつ一定の姿勢で商品搬出口10に搬出されることから商品を安定して搬出することができるという利点を有する。
本発明が実施の形態を示す自動販売機の正面図である。 図1の横断面図である。 バケットを右斜め上方から見た斜視図であり、(a)および(b)はそれぞれバケットの待機状態および(商品)搬出状態を示す図である。 バケットによる商品取出口への商品の搬出動作の説明図であり、(a)ないし(f)はそれぞれ商品搬出動作過程を示す図である。 商品取出口の構成を示し、(a)は取出口扉により商品取出口を閉塞した状態、(b)は取出口扉が下降して商品取出口を開放した状態を示す図である。 扉開閉駆動機構を示す要部側面図である。 扉開閉駆動機構の動作説明図であり、(a)ないし(d)はそれぞれ扉開閉駆動機構の動作過程を示す図である。 安全対策を施した扉開閉駆動機構の動作説明図である。 本発明の異なる実施の形態を示す自動販売機におけるバケットを示し、(a)ないし(d)はそれぞれバケットの動作過程を示す図である。
符号の説明
1…本体キャビネット、2…ガラス扉、3…展示室、4…硬貨投入口、5…紙幣挿入口、 6…返却レバー、7…表示器、8…商品選択ボタン、9…硬貨返却口、10…商品取出口、 10A…商品取出口枠、24…バケット、24A…バケット枠、24B…バケット本体、 24C…底板、24D…係合片24D、25…仕切壁、25A…商品搬出口、26…ストッパ部材、26A…係合突起、27…商品、28…ロック手段(ソレノイド)、29…商品搬出検出手段(光電スイッチ)100…取出口扉、100A…凸起、101…係合突起 102…ベルト、105…係止突起、106…モータ、107…歯車伝達機構、108…モータ固定金具、109…コイルスプリング、242…X軸搬送機構、243…Y軸搬送機構。

Claims (3)

  1. 商品収納庫内に商品を前後方向に一列に並べて収納する複数のコラムを上下段、左右列に配列してなる本体キャビネットと、
    本体キャビネットの前面に開閉自在に配設され、前面に商品取出口が形成された外扉と、
    前記コラムから切り出された商品を受容するバケットと、
    販売指令に応じて前記バケットを指定のコラムの前方端に移動させ、当該バケットに指定のコラムから切り出された商品を受容した上で前記バケットを外扉の商品取出口まで移動させるバケット搬送手段とを備えた自動販売機において、
    前記バケットは少なくとも底面が開放した箱形のバケット本体、および前記バケット本体を格納するバケット枠とからなり、前記バケット本体はバケット枠に傾倒自在に軸支され、常時はバケット本体がバケット枠に格納され、バケット搬送機構により商品取出口に移動した際にバケット本体が商品取出口の近傍に配置された係合突起に当接することにより傾倒して底面を開放し、当該バケット本体の底面から商品を搬出することを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、バケット本体の底面にはバケット本体に軸支されて回動自在な底板を有し、前記底板はバケット本体がバケット枠に格納された常時においてはバケット本体の底面を閉塞し、バケット搬送機構により商品取出口に移動した際にバケット本体が傾倒することより底面を開放するものであることを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1または2に記載の自動販売機において、搬送手段はX−Y搬送機構であることを特徴とする自動販売機。
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