JP5012391B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP5012391B2
JP5012391B2 JP2007264455A JP2007264455A JP5012391B2 JP 5012391 B2 JP5012391 B2 JP 5012391B2 JP 2007264455 A JP2007264455 A JP 2007264455A JP 2007264455 A JP2007264455 A JP 2007264455A JP 5012391 B2 JP5012391 B2 JP 5012391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
outlet
door
vending machine
take
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007264455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009093480A (ja
Inventor
広昭 齊藤
剛宏 浜野
嘉一 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2007264455A priority Critical patent/JP5012391B2/ja
Publication of JP2009093480A publication Critical patent/JP2009093480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5012391B2 publication Critical patent/JP5012391B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F11/00Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
    • G07F11/02Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
    • G07F11/04Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which magazines the articles are stored one vertically above the other
    • G07F11/16Delivery means
    • G07F11/165Delivery means using xyz-picker or multi-dimensional article picking arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

この発明は、本体キャビネットの商品収納庫内に収納された缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機に関するものであり、特に、本体キャビネットの前面を開閉する外扉に設けられた商品取出口からの商品の取出しを容易にして利用者の簡便性を図った自動販売機に関するものである。
従来より、缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの商品を販売する自動販売機は断熱構造になる本体キャビネットの前面にヒンジ機構により開閉可能に取り付けられた外扉を備え、この外扉に形成されたディスプレイ室に商品見本を展示するとともに当該商品見本に対応する商品選択ボタンを備えたもの、また、商品収納庫内に上下段、左右列に配列してなる複数のコラムに前後方向に一列に並べて収納された商品を透視可能な透明パネルを外扉の前面に設けるとともに前記商品収納庫内における上下段、左右列もコラムにアドレスを割付け、当該アドレスを指定することにより商品を選択する商品選択ボタンを集中して配置してなるものなどが知られている。これらの自動販売機は前記商品選択ボタンの操作により商品収納庫から搬出された商品が外扉の前面に開口して設けられた商品取出口に導かれるように構成されている。こうした商品取出口には、外部からの塵埃の浸入を防止するために商品取出口を閉塞する取出口扉が設けられている。
一般的な取出口扉は透明な合成樹脂製のフラッパとして形成され、当該フラッパの上端に水平な支軸(例えば、フラッパに一体に形成されて左右側縁から突出する軸)を商品取出口の上縁の左右両端に形成した軸受により支持して上下方向に開閉可能とするとともにフラッパの重心を前方寄りに形成してフラッパが商品取出口を閉塞した場合にフラッパの自重により商品取出口を閉塞するように構成されている。したがって、利用者は商品取出口に搬出された商品を取出す際、片方の手により取出口扉を回動させて商品取出口を開放した状態を維持しつつ他方の手で商品を掴んで取出さねばならない。このように一般的な取出口扉は利用者により開閉するように構成されているため、利用者に手間をかけるとともに利用者が片手しか空いていない場合には商品の取出しに不都合であるという課題を有する。そこで、商品取出口に商品が搬出された際に取出口扉を自動的に開閉するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献に記載された発明は取出口扉を上下方向に移動自在に配設し、かつ、取出口扉を上下に往復動作させる駆動機構を設け、商品取出口に商品が搬出された際に前記駆動機構により取出口扉を下降させて商品取出口を開放し、商品取出口から商品が取出された際に前記駆動機構により取出口扉を上昇させて商品取出口を閉塞するように構成されている。前記駆動機構としてはモータに連結されたピニオンと取出口扉に取り付けられたラックからなる。
特開2007−148632号公報
こうした取出口扉を自動開閉するようにしたものは缶入り飲料やペットボトル入り飲料などの自動販売機に限らず、例えば本体キャビネット内で飲料(例えば、コーヒー飲料)を製造する一方、商品取出口のベンドステージにカップを供給し、当該カップに飲料を注出して販売するカップ式自動販売機が知られている。このように自動開閉する取出口扉を備えた自動販売機は利用者が取出口扉の開閉を必要としないことから利便性に優れている。ところが、従来より公知のものにおいては取出口扉と駆動機構とを連結させ、駆動機構により取出口扉の開閉往復動作を行うように構成されている。すなわち、駆動機構により取出口扉を駆動して商品取出口を開放・閉塞するように構成されている。そして、駆動機構により取出口扉を開く速度は開放開始時点から商品取出口が全開となる開放終了時点まで略一定で比較的ゆっくりとした速度である。
ところで、商品の販売時間は取出口扉を利用者が開閉するものでは商品取出口に商品が搬出された時点までである一方、取出口扉を自動開閉するものでは商品が商品取出口に搬出された時点では未だ取出口扉が閉じているので、商品が商品取出口に搬出された後、さらに駆動機構により取出口扉を駆動し、当該取出口扉が商品取出口を全開する開放終了時点までである。このように取出口扉を自動開閉するものでは利用者の利便性が向上する一方、販売時間が長くなるという課題を有する。前述した販売時間を短縮するため、駆動機構による販売口扉の開放速度を上げることが考えられるが、駆動機構として用いられるのはモータを用いたものが一般的である。これは、商品取出口を取出口扉により閉じる際に手などが挟まれた場合に取出口扉を一旦開放させて安全性を確保する動作を実行させるのに好都合であるからである。このように駆動機構としてモータが用いられ場合、モータには負荷(取出口扉)がかかっていることから起動直後から高速回転させることはできないことから販売時間を短縮するには限りがある。また、取出口扉を瞬時動作させるために駆動機構として例えばソレノイドを用いることが考えられるが、販売口扉を開閉させるためにはソレイドにおける可動鉄心のストロークが長大となり、大形のソレノイドを必要とする。さらに、取出口扉の開放速度を開放開始時点から漸次増大させるように駆動機構を工夫することも考えられるが、駆動機構が複雑化してコストが嵩んでしまうという課題を有する。
そこで、本発明は前述した商品取出口を自動開閉する取出口扉の課題を解決し、商品取出口を閉塞した販売口扉が瞬時に移動して商品取出口を開放することを可能とすることにより販売時間の短縮を図ることができる自動販売機を提供するものである。
前記目的を達成するために本発明に係る自動販売機は、本体キャビネットの前面に開閉自在にヒンジ結合された外扉に開口する商品取出口を開閉する取出口扉を備えた自動販売機において、前記取出口扉は商品取出口を閉塞する上昇位置と商品取出口を開放する下降位置との間を移動自在となし、前記取出口扉を上昇位置でロックするロック手段、前記商品取出口に商品が搬出されたことを検出する商品搬出検出手段および前記取出口扉を下降位置から上昇位置に移動させる駆動手段を備え、前記商品搬出検出手段の検出出力に基づいて前記ロック手段による取出口扉のロックを解除することにより前記取出口扉が自重で下降して商品取出口を開放し、下降位置まで下降した前記取出口扉を前記駆動手段により上昇位置まで上昇させたうえで前記ロック手段により上昇位置にロックすることを特徴とする。
この構成によれば、取出口扉は商品取出口を閉塞する上昇位置と商品取出口を開放する下降位置との間を移動自在に構成され、常時においてはロック手段により商品取出口を閉塞する上昇位置にロックされており、商品搬出検出手段により商品の搬出が検出されるとロック手段によるロックが解除されると同時にその自重により瞬時に下降して商品取出口を開放するので、利用者の利便性を維持しつつ商品の販売時間を短縮、特に、商品取出口に商品が搬出されてから商品を取出すまでの待ち時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8に示す実施例に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態である商品取出口扉を適用した自動販売機の全体構成を図1および図2により説明する。図1は缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などを販売する自動販売機の正面図、図2は図1の横断面図である。
図1に示す実施の形態の自動販売機は硬貨若しくは紙幣などの貨幣を投入し、その投入金額が商品の販売価格と一致するなどの条件を満たした場合に商品の販売を可能とし、商品選択ボタンが操作されることにより缶入り飲料、ビン入り飲料、ペットボトル入り飲料などの商品の販売を行うものであり、断熱筐体として形成された本体キャビネット1(図2参照)を有している。前記本体キャビネット1は前面が開口した箱形に形成され、断熱筐体に囲まれた商品収納庫内に商品を収納している。なお、現金を用いることなく、ICカードに現金の情報を記憶しておき、自動販売機の前面に設けたアンテナ部とデータの授受を行ういわゆる電子マネーにより商品を販売するものもある。
前記本体キャビネット1の前面開口を覆う外扉2は、前記本体キャビネット1の左端側にヒンジ結合された片開き式の扉として形成されている。前記外扉2はこの実施の形態では前方から見て左側に内部を透視可能な大きなガラス窓3を有し、右端側に接客操作部を有する。前記接客操作部は、硬貨を投入するための硬貨投入口4、紙幣を挿入するための紙幣挿入口5、硬貨投入口4に投入された硬貨または紙幣挿入口5に挿入された紙幣若しくは釣銭返却のために操作される返却レバー6、貨幣の投入金額,当該自動販売機が商品を販売可能な状態であることを表す販売中,釣銭切れ若しくは操作内容を表示する表示器7、購入する商品を選択する商品選択ボタン8、前記返却レバー6が操作された際に返却される硬貨が送出される硬貨返却口9、販売した商品が搬出される商品取出口10などを備えている。なお、扉ロック装置を構成する手動操作ハンドルや冷凍機コンデンシングユニットの吸気口などは図示を省略している。また、外扉2のガラス窓3は二重ガラスとして断熱性を保つように構成されている。前記ガラスの代わりにアクリル樹脂を用いることもできる。
上記本体キャビネット1の商品収納庫内は外扉2の左側のガラス窓3に対峙する左室と、外扉2の右側の接客操作部に対峙する右室とに区画され、左室と右室との間には断熱性の仕切壁(不図示)が配設されている。商品収納庫内の左室は商品の冷却/加温収容庫として形成され、右室は商品の常温保管庫として形成されている。本体キャビネット1の商品収納庫内(冷却/加温収容庫および常温保管庫)にはそれぞれ上下方向に沿って複数段の商品収納ラック20が配設され、各商品収納ラック20には商品コラム201が左右幅方向に複数列設けられている。冷却/加温収容庫の商品収納ラック20は図2に示すように、前方側が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して設置されおり、ガラス窓3側の庫内前方域に所定の空間を有している。前記商品収納ラック20の前端は商品切り出し口として形成され、当該商品切り出し口に隣接して当該商品収納ラック20から商品を切り出す商品搬出機構23が設けられている。一方、常温保管庫の商品収納ラックも同様に構成されているが、商品収納ラックの前方側が高く後方側が低くなるように所定の勾配をもって傾斜して配置されている点が異なる。なお、常温保管庫には冷却/加温収容庫に収納された商品と同一種類の商品が常温で保管されている。
前記冷却/加温収容庫における商品収納ラック20の前方域の空間には商品収納ラック20から切り出された商品を受容して商品取出口10に搬送するバケット24が配備されている。このバケット24は後述する図3にて詳述するが、縦断面L字状に形成されたバケット枠と、そのバケット枠に回動自在に軸支されたバケット本体とにより構成されている。また、前記バケット24は既に良く知られているX−Y搬送機構のX軸搬送機構242に連結されている。前記X−Y搬送機構は、前記X軸搬送機構242と、このX軸搬送機構242の一端が連結されるY軸搬送機構243(図2参照)とからなる。また、前記商品収納庫内に配設された商品収納ラック20の後方域の空間にもX−Y搬送機構が配備され、バケットを備えるX軸搬送機構が冷却/加温収容庫および常温保管庫に跨って設けられている。
前記商品収納ラック20の前方域に配備されたX−Y搬送機構は商品選択ボタン8(商品収納コラム201ごとに割付けられたアドレスを指定)の操作による商品販売指令に基づいて指定された商品収納ラック20(商品コラム201)の前方域にバケット24を移動させて一旦停止させ、この停止状態で商品収納ラック20に組付けられた商品搬出機構23により前記バケット24に商品が切り出される。前記X−Y搬送機構はバケット24に商品が受容されると当該バケット24を商品取出口10の近傍まで移動させる。そして、当該バケット24におけるバケット本体を回動させて商品を排出した後(このバケット24の動作は後述する図3にて詳述する)、X−Y搬送機構は当該バケット24を所定の販売待機位置に移動させて一連の商品販売動作を終了するよう構成されている。一方、商品収納ラック20の後方域に配備されたX−Y搬送機構は冷却/加温収容庫から商品が搬出される都度、常温保管庫に保管されている前回販売商品と同一種類の商品を収容する商品コラムから商品を切り出してバケット(このバケットの底面にはモータにより駆動されるベルトコンベヤが敷設されている)内に受容し、このバケットを前回販売された商品コラム201の後方域に移動させて停止させ、この状態でバケットのベルトコンベヤを駆動して当該商品コラム201に商品を補給するように構成されている。
さて、前記商品収納ラック20の前方域に配備されたX−Y搬送機構のX軸搬送機構242に連結されたバケット24の細部を図3に示す。図3はバケット24を前面側の右斜め上方から見た斜視図であり、(a)はバケット24の待機状態を示し、(b)はバケット24の(商品)搬出状態を示す。
図3において、バケット24は縦断面L字状に形成された合成樹脂性のバケット枠24Aと、このバケット枠24Aに保持された金属製の支軸30に回動自在に軸支された合成樹脂性のバケット本体24Bとにより構成されている。前記バケット枠24Aの水平底壁の端部には山形突起24A1が形成されている。前記バケット本体24BはL字状のバケット枠24Aに収まる大きさの箱状をなし、図1,図2に示す商品収納ラック20(商品コラム201)から搬出された商品を受容するために天面と後面が開放されている。また、バケット本体24Bの底面をなす底板24Cはバケット本体24Bに保持された金属製の支軸31に回動自在に軸支されている。そして、バケット本体24Bの右側面をなす右側板の上端には水平方向に延在して突出する係合片24Dが形成されている。前記支軸30はバケット本体24Bの左側面をなす左側板の上部に形成した貫通穴を貫通して配置されており、その両端がバケット枠24Aの垂直側壁の上端に形成したフランジ(軸受)により保持されている。また、支軸31は底板24Cの左端側に形成された貫通穴を貫通して配置されており、その両端がバケット本体24Bの左側板の下端に形成したフランジ(軸受)により保持されている。なお、図3ではX−Y搬送機構のX軸搬送機構を省略しているが、バケット枠24Aの下端がX軸搬送機構と結合,すなわち、X軸搬送機構にバケット枠24Aが載置される形態でX軸搬送機構と結合されている。
前述したバケット24は待機状態においては同図(a)に示すように、バケット本体24Bがバケット枠24Aに収まるように格納された状態にあり、底板24Cがバケット本体24Bの底面を閉じている。このようなバケット24の待機状態からバケット本体24Bの係合片24Dに下方から上方へ持ち上げる力が作用するとバケット本体24Bは支軸30を中心として反時計方向に回動する。すなわち、バケット枠24Aが不図示のX−Y搬送機構におけるX軸搬送機構に結合されていることから固定枠として機能し、これに対してバケット本体24Bが可動体として機能する、つまり、バケット枠24Aが蝶番の固定枠、バケット本体24Bが蝶番の可動体、支軸30が蝶番の軸として機能し、バケット本体24Bの係合片24Dに下方から上方へ持ち上げる力が作用することによりバケット本体24Bが支軸30を中心として反時計方向に回動(傾倒)する。これによりバケット本体24Bに保持された支軸31は支軸30を中心とする円弧軌道に沿って上昇する。前記支軸31が前記円弧軌道に沿って上昇すると底板24Cはバケット枠24Aから押し出されように右方向にスライドする。このように底板24Cがバケット枠24Aから押し出される際、底板24Cはバケット枠24Aの水平底壁に形成した山形突起24A1の稜線上をスライドする。したがって、底板24Cの面がバケット枠24Aの水平底壁の面と当接してスライドする場合に比較して摩擦抵抗が格段に少なくなる。前記バケット本体24Bの支軸30を中心とする反時計方向への回動(傾倒)が進行するに従って支軸31は徐徐に上昇する。この支軸31の上昇により底板24Cは支軸31側が高くバケット枠24Aから押し出された先端側が低くなるように傾斜して、同図(b)に示すようにバケット本体24Bの底面を大きく開放する。同図(b)の状態からバケット本体24Bの係合片24Dを上方へ持ち上げる力が除去されると、バケット本体24Bはそれ自身の自重により支軸30を中心に時計方向に回動して同図(a)の待機位置に戻り、バケット本体24の底面が底板24Cによって閉塞される。
前述した構成のバケット24により商品を商品取出口に搬出する動作について図4を用いて説明する。図4はバケット24による商品取出口への商品の搬出動作の過程を示すものである。
図4において、25は本体キャビネット1(図1参照)の商品収納庫内を、外扉2の左側のガラス窓3に対峙する左室(冷却/加温収容庫)と、外扉2の右側の接客操作部に対峙する右室(常温保管庫)とに区画する断熱性の仕切壁である。この仕切壁25には商品搬出口25Aが開口して形成されており、この商品搬出口25Aに係合突起26Aが臨むようにストッパ部材26を取り付けてある。なお、10Aは商品取出口10(図1参照)の商品取出口枠である。また、バケット24には前述したようなX−Y搬送機構の制御により商品収納ラック20(図1参照)から切り出された商品27が起立状態で受容されているものとする。
前述したようにX−Y搬送機構の制御により商品収納ラック20(図1参照)から切り出された商品27を受容したバケット24は、同図(a)に示すように、バケット本体24Bの係合片24Dが仕切壁25に取り付けられたストッパ部材26の係合突起26Aの位置よりも高い位置まで下降若しくは上昇してY軸搬送機構243(図2参照)によるY軸方向への移動を一旦停止させる。次いで、X軸搬送機構242を作動させてバケット24を右方向に移動させ、バケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aと上下方向に重なる位置でX軸搬送機構242によるX軸方向への移動を停止させる(同図(b))。その後、Y軸搬送機構243を再起動させてバケット24を下降させる。このバケット24の下降によりバケット本体24Bの係合片24Dがストッパ部材26の係合突起26Aに当接すると、同図(c)に示すように、バケット本体24Bが支軸30を中心に反時計方向に回動(傾倒)し、底板24Cが支軸31を中心に時計方向に回動してバケット本体24Bの底面が開放し始める。さらにバケット24の下降が進行すると、同図(d)に示すように、バケット本体24Bの傾倒角度が大きくなるとともに底板24Cの傾斜角度も大きくなる。これにより起立状態の商品27はバケット本体24Bの右側板に押されて重心位置が移動し、当該重心位置が底板24Cとの当接点における鉛直線よりも左側に移動すると支えを失って倒れる。そして、同図4(e)に示すように、支えを失って倒れた商品27は底板24C上を滑落し、仕切壁25の商品搬出口25Aを介して商品取出口枠10Aに搬出される。このように商品27が商品搬出口25Aを介して商品受け枠10Aに搬出される過程において傾斜した底板24Cはシューターとして機能する。その後、バケット本体24Bの係合片24Dとストッパ部材26の係合突起26Aとの係合が解除される位置までバケット24が下降すると、同図(f)に示すように、傾倒したバケット本体24Bはそれ自身の自重によりバケット枠24Aに収まる待機位置に復帰して底板24Cにより底面を閉塞される。そして、バケット24はX−Y搬送機構の制御により下部の販売待機位置まで移動して次の販売に備える。
次に、前述したようにバケット24から商品が搬出される商品取出口10の構成を図5に示す。図5は商品取出口10を前面側から見た斜視図であり、(a)は商品取出口10が取出口扉100により閉塞された状態、(b)は開放された状態を示す。
前記商品取出口10は良く知られているように外扉2の前面に開口して形成されており、外部からの塵埃の浸入を防止するために商品取出口10を閉塞する取出口扉100が設けられている。前記取出口扉100は透明なプラスチックからなり、商品取出口10を閉塞可能な大きさを有する平板状に形成されるとともに商品取出口10の背後に上下方向に移動自在に配設されている。そして、取出口扉100は常時(販売待機時)においては同図(a)に示すように上限位置(上昇位置)まで上昇して商品取出口10を閉塞しており、前述したバケット24から商品取出口10に商品27が搬出されると同図5(b)に示すように上限位置(上昇位置)から下限位置(下降位置)まで下降して商品取出口10を開放し、商品27が取出されると上昇位置に復帰して商品取出口10を閉塞する。こうした取出口扉100による商品取出口の閉塞・開放のために以下に示す扉開閉駆動機構が設けられている。
前述した取出口扉100の扉開閉駆動機構を図6に示す。図6は取出口扉100の扉開閉駆動機構の要部側面図である。
図6において、取出口扉100は外扉2の前面に開口して形成された商品取出口10の背後に上下方向に移動自在に配設されており、その下端に係合突起101が突設されている。また、前記取出口扉100の背後に近接してソレノイド28(ロック手段)が設けられ、このソレノイド28は商品取出口10を閉塞するように上昇位置に移動した取出口扉100の係合突起101よりも上部の位置に配設されている。前記ソレノイド28のプランジャー281の先端には取出口扉100に形成した円柱状の凸起100Aに嵌合する係止凹部282が形成されている。前記ソレノイド28は非通電(非励磁)状態でプランジャー281が前面側に突出し、通電(励磁)状態でプランジャーが吸引されるように構成されている。こうしてソレノイド28は非通電(非励磁)状態においてプランジャー281の係止凹部282が取出口扉100に形成した凸起100Aに嵌り込んで取出口扉100を上限位置に保持しており、通電(励磁)によりそのプランジャー281の係止凹部282を取出口扉100の凸起100Aから引き離して取出口扉100の保持を解除する。また、前記取出口扉100に平行して駆動プーリー103と従動プーリー104に巻き掛けられたベルト102が設けられ、このベルト102の周面上には係止突起105が突設されている。前記ベルト102が巻き掛けられた駆動プーリー103と従動プーリー104との間隔は上下に往復移動する取出口扉100の上限位置と下限位置との間の距離よりも長くなるように定められている。また、前記駆動プーリー103は歯車伝達機構を介して駆動源としてのモータ106に連結されている。さらに、商品取出口枠10Aには発光素子,受光素子からなる透過形の光電スイッチ29が配設されており、この光電スイッチ29は商品27が商品取出口枠10A搬出されたことを検出する商品搬出検出手段をなすものである。前記ソレノイド28(ロック手段)、光電スイッチ29(商品搬出検出手段)およびベルト102,モータ106(駆動手段)が扉開閉駆動機構を構成している。なお、107はモータ106および駆動プーリー103が外付けされ、歯車伝達機構を内蔵するケースである。
図7は扉開閉駆動機構の動作を示し、同図(a)は商品27が商品取出口枠10Aに搬出されるまでの状態(常時)を示し、この常時においては取出口扉100が上限位置まで上昇して商品取出口10を閉塞している。この状態はソレノイド28を非通電(非励磁)状態とすることによりそのプランジャー281の係止凹部282が取出口扉100に形成した凸起100Aに嵌合してロックすることにより維持されている。また、ベルト102に設けられた係止突起105は下降した位置に移動して停止した状態にある。
図7の(a)の状態から商品取出口枠10Aに商品27が搬出されると、光電スイッチ29により商品取出口枠10Aに商品27が搬出されたことが検出される。この光電スイッチ29の検出出力に基づいてソレノイド28が通電(励磁)される。このソレノイド28への通電(励磁)により同図(b)に示すようにプランジャー281が吸引され、その係止凹部282を取出口扉100の凸起100Aから引き離して取出口扉100のロックを解除する。前記ソレノイド28によるロックが解除された取出口扉100はそれ自身の自重により瞬時に下降して商品取出口10を開放する。下降した取出口扉100はその係合突起101がベルト102に設けた係止突起105に当接する下限位置において下降を停止するように定められている。
前述したように開放された商品取出口10を介して商品取出口枠10Aに搬出された商品27は取出される。前記商品27が取出されたことは商品取出口枠10Aに設けた光電スイッチ29により検出され、この光電スイッチ29の検出出力に基づいてモータ106に正転指令が与えられる。これにより歯車伝達機構を介して駆動プーリー103が同図(c)に示すように矢印の時計方向に回転する。これによりベルト102が矢印の方向に周回駆動され、これに伴ってベルト102に設けた係止突起105が取出口扉100の係合突起101と係合して取出口扉100を押し上げる。このようにして押し上げられた取出口扉100は上限位置に向けて上昇する。取出口扉100の上限位置への到達は不図示のマイクロスイッチ等により検知され、前記マイクロスイッチにより取出口扉100が上限位置に到達したことが検知されるとモータ106の駆動は一旦停止される。これと同時にソレノイド28の通電が断たれてプランジャー281が突出し、その係止凹部282が取出口扉100の凸起100Aに嵌合することにより取出口扉100が上限位置に保持される。取出口扉100がソレノイド28により上限位置に保持されるとモータ106に逆転指令が与えられる。これによりベルト102に設けた係止突起105が同図(d)に示すように下降して取出口扉100の一連の開閉動作を完了する。
なお、前述した実施の形態においては、光電スイッチ29(商品搬出検出手段)を商品取出口枠10Aに設置して商品取出口枠10Aの底部に落下した商品27を検出するように配設したものについて説明したが、これに限らず、例えば、図4に示した仕切壁25の商品搬出口25Aに光電スイッチを配設し、この商品搬出口25Aを商品が通過したことを検出するようにすることもできる。また、光電スイッチ29に代えて商品取出口枠10Aの底部に敷設した圧電ゴムを用いることもでき、この場合には圧電ゴムがクッションの役割を果たすものである。したがって、商品搬出検出手段は図示の実施例に限定されるものではない。
また、前述した取出口扉100の扉開閉駆動機構には次に示すような安全対策が施されているものである。すなわち、商品取出口10から商品を取出す際に上昇する取出口扉100により手が挟まれた場合にも怪我をすることがなく、また、悪戯により取出口扉100の上昇が阻止された場合にも扉開閉駆動機構の破損を防止するための安全対策として図8に示す機構が採用されている。
図8は取出口扉100の扉開閉駆動機構における安全対策の一実施例を示すものであり、図7に示すものと同一のものには同一の符号を付してその説明を省略する。図8において、108はモータ固定金具であり、109はコイルスプリング、MSはマイクロスイッチである。モータ固定金具108はケース107から突出した駆動プーリー103における軸103Aの軸受であって外扉2の枠体に固着されており、このモータ固定金具108によりモータ106が外付けされたケース107が前記駆動プーリー103の軸103Aを中心に回動可能な状態に取り付けられている。コイルスプリング109はケース107と外扉2の枠体の間に張架されており、その付勢力はベルト102に設けた係止突起105により取出口扉100を上昇させるトルクよりも大きく定められている。なお、ケース107は不図示のストッパにより同図(a)の状態で時計方向への回動が阻止されている。
図8の(a)は取出口扉100の下限位置からの上昇過程において指等が挟まれた状態(取出口扉100の上昇が阻止された状態)を示しているが、取出口扉100の上昇が阻止されるまではコイルスプリング109によりケース107が図示位置に静止した状態にあり、取出口扉100はモータ106の正転により上昇し続ける。同図(a)に示すように取出口扉100の上昇が阻止されるとベルト102の周回が停止する。このとき、モータ106は引き続き正転を継続する一方、ベルト102(駆動プーリー103)の回転が阻止されていることからモータ106のトルクが大きくなる。このモータ106のトルクがコイルスプリング109の付勢力を超えると、同図(b)に示すように、駆動プーリー103の軸103Aを中心にケース107が反時計方向に回動してマイクロスイッチMSが動作する。このマイクロスイッチMSの動作によりモータ106を逆転させることにより取出口扉100を下降させ、取出口扉100に指等が挟まれるのを防止、又は扉開閉駆動機構が破損するのを防止する。その後、取出口扉100を上昇させる動作を開始してマイクロスイッチMSの動作状態を監視しながら取出口扉100を上昇させ、マイクロスイッチMSが再び動作すると前述した動作を繰り返す。取出口扉100を上昇させるリトライ動作が所定回数に到達した場合には取出口扉10を下限位置に下降させて扉開閉駆動機構の作動を停止して故障情報を自動販売機の管理者に通知する。
次に、本発明の異なる実施の形態を図9に示す実施例に基づいて説明する。この実施の形態における自動販売機が図1〜図8に示す実施の形態と異なる点は取出口扉100の扉開閉駆動機構であり、その他の構成は図1〜図8に示す実施の形態の自動販売機と同一であるので、ここでは取出口扉100の扉開閉駆動機構について説明する。
図9は本発明の異なる実施の形態における取出口扉100の扉開閉駆動機構を示し、図7に示したものと同一のものには同一の符号を付してその説明は省略する。図9において、110は後述するピニオンと噛み合う歯を有するラックであり、このラック110は取出口扉100に上下方向に延在するように固着されている。111は前記ラック110の歯に対峙して配設されたピニオンであり、このピニオン11はモータ112により回転駆動される。ここで、モータ112は歯車伝達機構とともにケース113に内蔵され、前記ケース113にピニオン111が外付けされている。前記ケース113は図において左右にスライド自在に取り付けられており、ケース113が右方向にスライドした状態ではピニオン111がラック110から切り離され、ケース113が左方向にスライドした状態ではピニオン111がラック110と噛み合うように定められている。なお、ケース113は不図示のソレノイドのプランジャーに連結されて左右にスライド駆動されるように構成されている。
図9の(a)は商品27が商品取出口枠10Aに搬出されるまでの状態(常時)を示し、この常時においては取出口扉100が上限位置まで上昇して商品取出口10を閉塞している。この状態はソレノイド28を非通電(非励磁)状態とすることによりそのプランジャー281の係止凹部282が取出口扉100に形成した凸起100Aに嵌合することにより維持されている。また、ピニオン111はラック110から切り離された状態、すなわちケース113が右方向にスライドした状態にある。
前記図9の(a)の状態から商品取出口枠10Aに商品27が搬出されると、光電スイッチ29により商品取出口枠10Aに商品27が搬出されたことが検出され、この光電スイッチ29の検出出力に基づいてソレノイド28が通電(励磁)される。このソレノイド28への通電(励磁)により同図(b)に示すようにプランジャー281が吸引され、その係止凹部282による取出口扉100の凸起100Aの係止を解いて取出口扉100のロックを解除する。前記ソレノイド28によるロックが解除された取出口扉100はそれ自身の自重により瞬時に下降して商品取出口10を開放する。なお、取出口扉100の下限位置は不図示のストッパにより位置決めされるように構成されている。こうして開放された商品取出口10を介して商品取出口枠10Aに搬出された商品27が取出される。この商品27の取出しは商品取出口枠10Aに設けた光電スイッチ29により検出される。この光電スイッチ29の検出出力に基づいて、同図(c)に示すように、モータ112を内蔵するケース113に連結されたソレノイドを励磁して当該ケース113を左方向にスライドさせてピニオン111をラック110と噛み合わせるとともにモータ112に正転指令を与えることによりピニオン111を介してラック111を駆動し、同図(d)に示すように取出口扉100を上昇させる。このようにして取出口扉100が上限位置に到達すると不図示のマイクロスイッチにより取出口扉100が上限位置に到達したことが検知され、このマイクロスイッチの検知出力によりモータ112は駆動停止される。これと同時にソレノイド28の通電が断たれてプランジャー281が突出し、その係止凹部282が取出口扉100の凸起100Aと嵌合することにより取出口扉100が上限位置に保持される。この後、ケース113に連結されたソレノイドを非通電状態としてピニオン111をラック110から切り離して取出口扉100の一連の開閉動作を完了する。
図9に示した実施の形態における取出口扉100の扉開閉駆動機構にはモータ112のトルクを監視するトルク監視手段(不図示)が設けられており、取出口扉100が下限位置からの上昇過程において指等が挟まれた場合(取出口扉100の上昇が阻止された場合)に増加するトルクを検出するように構成されている。これにより、取出口扉100の上昇過程において指等が挟まれた場合(取出口扉100の上昇が阻止された場合)にはトクル監視手段からの検出信号に基づいてケース113に連結されたソレノイドを非通電としてピニオン111をラック110から切り離す。これにより取出口扉100を下降させて取出口扉100に指等が挟まれるのを防止、又は扉開閉駆動機構が破損するのを防止するように構成されている。
前述した本発明によれば、本体キャビネット1の前面に開閉自在にヒンジ結合された外扉2に開口する商品取出口10を開閉する取出口扉100を備えた自動販売機において、前記取出口扉100は商品取出口10を閉塞する上昇位置と商品取出口を開放する下降位置との間を上下に移動自在となし、前記取出口扉100を上昇位置でロックするロック手段(ソレノイド28)前記商品取出口10に商品27が搬出されたことを検出する商品搬出検出手段(光電スイッチ29)および前記取出口扉100を下降位置から上昇位置に移動させる駆動手段を備え、前記商品搬出検出手段(光電スイッチ29)の検出出力に基づいて前記ロック手段(ソレノイド28)による取出口扉100のロックを解除することにより前記取出口扉100が自重で下降して商品取出口10を開放するように構成したことにより、商品搬出検出手段(光電スイッチ29)により商品の搬出が検出されるとロック手段(ソレノイド28)による取出口扉100のロックが解除されるので、ロックを解除された取出口扉100はその自重により瞬時に下降して商品取出口10を開放することが可能となる。したがって、商品取出口を自動開閉する販売口扉を備えた自動販売機における商品の販売時間を短縮、特に、商品取出口に商品が搬出されてから商品を取出すまでの待ち時間を短縮することができる。
本発明が実施の形態を示す自動販売機の正面図である。 図1の横断面図である。 バケットを右斜め上方から見た斜視図であり、(a)および(b)はそれぞれバケットの待機状態および(商品)搬出状態を示す図である。 バケットによる商品取出口への商品の搬出動作の説明図であり、(a)ないし(f)はそれぞれ商品搬出動作過程を示す図である。 商品取出口の構成を示し、(a)は取出口扉により商品取出口を閉塞した状態、(b)は取出口扉が下降して商品取出口を開放した状態を示す図である。 扉開閉駆動機構を示す要部側面図である。 扉開閉駆動機構の動作説明図であり、(a)ないし(d)はそれぞれ扉開閉駆動機構の動作過程を示す図である。 安全対策を施した扉開閉駆動機構の動作説明図である。 本発明の異なる実施の形態を示す自動販売機における扉開閉駆動機構を示し、(a)ないし(d)はそれぞれ扉開閉駆動機構の動作過程を示す図である。
符号の説明
1…本体キャビネット、2…ガラス扉、3…展示室、4…硬貨投入口、5…紙幣挿入口、 6…返却レバー、7…表示器、8…商品選択ボタン、9…硬貨返却口、10…商品取出口、 10A…商品取出口枠、24…バケット、24A…バケット枠、24B…バケット本体、 24C…底板、24D…係合片24D、25…仕切壁、25A…商品搬出口、26…ストッパ部材、26A…係合突起、27…商品、28…ロック手段(ソレノイド)、29…商品搬出検出手段(光電スイッチ)100…取出口扉、100A…凸起、101…係合突起 102…ベルト、105…係止突起、106…モータ、107…歯車伝達機構、108…モータ固定金具、109…コイルスプリング、110…ラック、111…ピニオン、112…モータ、113…ケース、242…X軸搬送機構、243…Y軸搬送機構。

Claims (8)

  1. 本体キャビネットの前面に開閉自在にヒンジ結合された外扉に開口する商品取出口を開閉する取出口扉を備えた自動販売機において、
    前記取出口扉は商品取出口を閉塞する上昇位置と商品取出口を開放する下降位置との間を移動自在となし、前記取出口扉を上昇位置でロックするロック手段、前記商品取出口に商品が搬出されたことを検出する商品搬出検出手段および前記取出口扉を下降位置から上昇位置に移動させる駆動手段を備え、前記商品搬出検出手段の検出出力に基づいて前記ロック手段による取出口扉のロックを解除することにより前記取出口扉が自重で下降して商品取出口を開放し、下降位置まで下降した前記取出口扉を前記駆動手段により上昇位置まで上昇させたうえで前記ロック手段により上昇位置にロックすることを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載した自動販売機において、ロック手段はソレノイドであり、常時は非通電状態(非励磁状態)で取出口扉をロックし、商品搬出検出手段の検出出力に基づいて通電(励磁)されることにより取出口扉のロックを解除することを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1に記載した自動販売機において、商品搬出検出手段は商品取出口に搬出された商品の有無を検出するセンサであることを特徴とする自動販売機。
  4. 請求項3に記載した自動販売機において、センサは商品取出口に搬出された商品を検知する光電スイッチであることを特徴とする自動販売機。
  5. 請求項1に記載した自動販売機において、商品取出口からの商品の取出しを検出する商品取出検出手段を備え、前記商品取出検出手段の検出出力に基づいて前記駆動手段により取出口扉を上昇させて商品取出口を閉塞することを特徴とする自動販売機。
  6. 請求項1に記載した自動販売機において、駆動手段は取出口扉に配設された係合突起およびモータに連結されるとともに上下方向に張架され、周面に前記係合突起と係合する係合爪を有するエンドレスベルトからなることを特徴とする自動販売機。
  7. 請求項1に記載した自動販売機において、駆動手段は取出口扉に配設されたラックおよびモータに連結されとともに前記取出口扉が下降した際に前記ラックと噛み合うピニオンからなることを特徴とする自動販売機。
  8. 請求項5に記載した自動販売機において、商品取出口からの商品の取出しを検出する商品取出検出手段と、商品搬出検出手段とを兼用してなることを特徴とする自動販売機。
JP2007264455A 2007-10-10 2007-10-10 自動販売機 Expired - Fee Related JP5012391B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264455A JP5012391B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007264455A JP5012391B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009093480A JP2009093480A (ja) 2009-04-30
JP5012391B2 true JP5012391B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40665399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007264455A Expired - Fee Related JP5012391B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5012391B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103098103B (zh) * 2010-06-25 2016-01-20 富士电机株式会社 自动售货机的产品储存装置
CN103119633B (zh) * 2010-06-25 2015-06-17 富士电机株式会社 自动售货机
CN204926294U (zh) * 2015-09-21 2015-12-30 上海巨昂实业有限公司 一种贩售机门板
ITUA20162941A1 (it) * 2016-04-28 2016-07-28 Sandenvendo Europe S P A Distributore automatico di articoli di prodotto e di merce.

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3497981B2 (ja) * 1997-11-11 2004-02-16 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機における搬出口の開閉装置
JP2000099815A (ja) * 1998-09-22 2000-04-07 Sanden Corp 自動販売機
JP2007148632A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Sanden Corp 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009093480A (ja) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101387222B1 (ko) 자동 판매기
MX2013012503A (es) Cumplimiento de ada en maquinas expendedoras.
JP5012391B2 (ja) 自動販売機
JP5113628B2 (ja) 自動販売機
JP4946771B2 (ja) 自動販売機
JP5668545B2 (ja) 商品収納装置
JP5810785B2 (ja) 商品収納装置
JP2002279510A (ja) 自動販売機
JP5164607B2 (ja) 自動販売機
JP4872598B2 (ja) 自動販売機
JP4888205B2 (ja) 自動販売機
JP5034373B2 (ja) 自動販売機
JP2008176497A (ja) 自動販売機
JP2008052481A (ja) 自動販売機
KR20100058000A (ko) 자동판매기의 상품 반출장치
JP2568049B2 (ja) カード保管システム
JP2023093240A (ja) 自動販売機の防盗シャッタ機構
JP5691963B2 (ja) 自動販売機
JP2006127373A (ja) 自動販売機
US20150060479A1 (en) Commodity storage device
JP5742328B2 (ja) 商品収納装置
JP5668546B2 (ja) 商品収納装置
JPH05290260A (ja) 商品販売装置
JP5810786B2 (ja) 商品収納装置
JP5842221B2 (ja) 商品収納装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090219

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5012391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees