JP2009089554A - ケーブル施工支援システム、端子台プレート及びケーブル施工支援方法 - Google Patents

ケーブル施工支援システム、端子台プレート及びケーブル施工支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業及び確認作業の省力化・迅速化を図るとともに、人的ミスをなくすことができるケーブル施工支援システムを提供する。
【解決手段】端子台21は端子が一定のピッチで配設されており、端子台の端子間のピッチと同一のピッチでRFIDが取り付けられた端子台カバーが端子台に装着されている。端末には、RFIDに格納された識別情報を読み取るRFIDリーダ12が設けられている。また、端末には、ケーブル31の芯線4〜52に取り付けられたRFIDタグ61〜72の識別情報と、各芯線が取り付けられる端子とが関連付けられ、端子台カバーに取り付けられた所定のRFIDと、端子台の各端子とが関連付けられている。RFIDリーダ12によりRFIDタグと端子台カバーのRFIDとを読み取ると、関連付けられた情報に基づいて、芯線が正しい端子に接続されたかどうかを判断する。
【選択図】 図2

Description

本発明はケーブル施工支援システム、端子台プレート及びケーブル施工支援方法に係り、特に大型プラント設備などでの電気ケーブルの布設工事を支援するケーブル施工支援システム、端子台プレート及びケーブル施工支援方法に関する。
従来のケーブル施工の流れについて説明する。配線の設計情報をもとに、布設経路、ケーブル長さ、ケーブルのサイズ・線種等の選定が行われ、ケーブルの手配が行われる。続いて、シーケンス図面をもとに作成した接続図面を見ながら、ケーブル端末の処理(被覆剥き、端子取付)が行われ、処理後のケーブルが端子台に接続される。
作業者は、ケーブルを端子台に接続した後で、接続位置が図面通りであることを確認し、チェックマークを記録用紙に付ける。また、管理者は、接続図面と接続された配線の照合を行い、正しい作業であることを確認した後、記録用紙に管理者の確認済みであるサインを行う。
また、ケーブルにRFIDを取り付け、RFIDの識別IDから回路情報を取得し、接続すべき端子に取り付けられたLEDを光らせることにより、ケーブルの設置、撤去、確認作業の支援を行うRFIDシステムが提案されている(特許文献1)。
特開2007−151383号公報
従来のケーブル施工方式では、接続図面と記録用紙を使用するため、単独では作業の健全性は確認できず、また、接続図面も記録用紙も紙であるため、確認記録の管理が大変であった。また、確認記録が電子化しにくく、そのため作業の確認を後日行う場合において、記載された情報からの検索が困難である。
また、作業中に接続図面等が度々変更されるため、紙情報を用いて作業を行う場合には、ケーブル接続作業や確認作業に用いている接続図面等の内容が最新情報であるかの確認が困難であり、人的エラーが発生しやすい。また、ケーブルの接続の確認は目視で行われていたため、接続ミスを見逃す恐れがあった。
一方、特許文献1に記載の技術では、端子毎にLEDなどの確認用の部材を取り付ける必要があるが、発電所などの大型プラント設備においては、複数の端子が設けられた端子台が多数用いられるため、端子毎に確認用の部材を取り付けなくてはならない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、作業及び確認作業の省力化・迅速化を図るとともに、人的ミスをなくすことができるケーブル施工支援システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係るケーブル施工支援システムは、各ケーブル芯線の端部にそれぞれ第1のRFIDが取り付けられたケーブルと、前記ケーブルが接続される端子台に着脱可能な端子台プレートであって、前記端子台の各端子に対応する位置に第2のRFIDが取り付けられた端子台プレートと、作業者が携帯する携帯端末とから構成されたケーブル施工支援システムであって、前記携帯端末は、前記第1のRFID及び第2のRFIDからそれぞれ識別情報を読み取るRFIDリーダと、前記RFIDリーダによって任意のケーブル芯線に取り付けられた第1のRFIDから読み取った識別情報と、前記任意のケーブル芯線が接続された前記端子台の端子に対応する位置に取り付けられた第2のRFIDから読み取った識別情報とに基づいて、前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により判断された結果を操作者へ伝達する伝達手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に係るケーブル施工支援システムによれば、ケーブル芯線の端部に取り付けられた第1のRFID及び端子台プレートに取り付けられた第2のRFIDであって、芯線が接続された端子に対応する位置に取り付けられた第2のRFIDの識別情報がRFIDリーダによって読み取られ、この識別情報に基づいて、任意のケーブル芯線が端子台の対応する端子に接続されたか否かが判断される。これにより、芯線が正しく接続されているかを容易に、かつ正確に確認することができる。また、RFIDを用いて接続の確認が行われるため、目視のみの場合と比べて信頼性が向上する。
請求項2に係るケーブル施工支援システムは、請求項1に記載のケーブル施工支援システムにおいて、前記端子台には、第3のRFIDが取り付けられており、前記RFIDリーダは、前記第3のRFIDの識別情報と、前記端子台プレートに取り付けられた第2のRFIDのうちの所望の第2のRFIDの識別情報とを読み取り、前記判断手段は、前記RFIDリーダにより読み取られた前記第3のRFID及び第2のRFIDの識別情報に基づいて、前記端子台プレートが前記端子台に適合するかどうかを判断することを特徴とする。
請求項2に係るケーブル施工支援システムによれば、端子台に取り付けられた第3のRFIDの識別情報と、端子台プレートに取り付けられた第2RFIDのうちの所望のRFIDの識別情報とに基づいて、端子台プレートが端子台に適合するかどうかを判断する。これにより、端子台プレートが端子台に適合するかを確認することができ、端子台プレートを適合しない端子台に取り付けること、及び端子台に適合しない端子台プレートを用いてケーブルの接続を確認することを防ぐことができる。なお、第3のRFIDとして、ケーブル芯線が指定された端子に接続されているかどうかの判断に用いるRFID(第2のRFID)のうちの所望の第2のRFIDを用いてもよいし、端子台との適合の確認用として第3のRFIDを別途取り付けるようにしてもよい。
請求項3に係るケーブル施工支援システムは、請求項1又は2に記載のケーブル施工支援システムにおいて、前記携帯端末は、前記第1のRFIDと前記第2のRFIDとが関連付けられた情報を記憶する記憶手段を有し、前記判断手段は、前記RFIDリーダにより読み取られた前記第1のRFID及び第2のRFIDの識別情報と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断することを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、第1のRFIDと第2のRFIDとが関連付けられた情報が予め記憶されており、第1のRFID及び当該第1のRFIDが取り付けられた芯線が接続された端子に対応する位置に取り付けられた第2のRFIDの識別情報とを読み取ることで、ケーブルが指定された端子に接続されたかどうかを判断する。これにより、芯線と端子台との接続を自動的にかつ正確に確認することができる。
請求項4に係る端子台プレートは、請求項1〜3のいずれかに記載のケーブル施工支援システムを構成する。
請求項5に係る端子台プレートは、請求項4に記載の端子台プレートにおいて、複数連続されたマジックハンド式又はパンタグラフ式のリンク機構と、前記リンク機構の複数の支点に取り付けられた前記第2のRFIDと、を備え、前記第2のRFIDのピッチを前記端子台の端子のピッチにあわせて調整可能にしたことを特徴とする。
請求項5に係る端子台プレートによれば、複数連続されたマジックハンド式又はパンタグラフ式のリンク機構により、リンク機構の複数の支点に取り付けられた第2のRFIDのピッチを調整する。これにより、RFID間のピッチを調整することできる。また、1種類の端子台プレートで端子間のピッチが異なる複数種類の端子台にも対応できる。
請求項6に係る端子台プレートは、請求項4又は5に記載の端子台プレートにおいて、前記端子台プレートは樹脂製であることを特徴とする。
請求項7に記載のケーブル施工支援方法は、ケーブルの各ケーブル芯線の端部にそれぞれ第1のRFIDが取り付ける工程と、前記ケーブルの各ケーブル芯線を端子台の各端子に接続する工程と、前記ケーブルの接続完了後、前記端子台の各端子と一対一に対応する第2のRFIDが取り付けられた端子台プレートを前記端子台に装着する工程と、前記端子台プレートの装着後、任意のケーブル芯線に取り付けられた第1のRFIDと、この第1のRFIDに対応する端子台プレートの第2のRFIDとからそれぞれ識別情報を読み取る工程と、前記読み取った第1のRFIDの識別情報と第2のRFIDの識別情報とに基づいて前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断する工程と、前記判断結果を出力手段に出力する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、各作業及び確認作業の省力化・迅速化を図るとともに、人的ミスをなくすことができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るケーブル施工支援システムの好ましい実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
<システムの概略構成>
図1は本発明に係るケーブル施工支援・管理システムの全体構成図である。
このケーブル施工支援システムは、主として、端末10と制御盤20とによって構成されている。端末10は、主として、作業用端末11と、RFIDリーダ12、14と、現地事務所のパソコン13とで構成されている。また制御盤20は、端子台21、22、23、24、25、26と、制御装置(図示せず)で構成されている。
作業用端末11は、端末して動作するためのオペレーティングシステム(OS)、周辺機器のデバイスドライバ、及び本発明に係るケーブル施工支援システムに適用するためのソフトウエアが記憶される記憶手段と、液晶表示器等の表示手段と、スピーカーと、タッチパネル等の入力手段とを有している。また、作業用端末11のコネクタ又はスロットには、RFIDの識別情報を読み取るためのRFIDリーダ12が取り付けられている。また、表示手段はタッチパネルなどの検出手段を有しており、指、タッチペン等で表示手段を押すと、それを自動的に検出することができる。
また、作業用端末11は、作業者又は管理者の認証情報(ユーザID)に基づいて作業者等の個人情報等を管理するとともに、ケーブル施工の実績データを管理する。
なお、作業用端末11は、無線LANによる通信機能を内蔵しており、建屋のフロアーごと、あるいは所定のエリアごとに設置されている無線アクセスポイント(図示せず)を通じて現地事務所のパソコン13と通信することができるようになっている。
パソコン13は、端末として動作するためのオペレーティングシステム(OS)、周辺機器のデバイスドライバ、本発明に係るケーブル施工支援システムに適用するためのソフトウエア及び各種関連付け情報(後述)が記憶される記憶手段と、液晶表示器等の表示手段と、キーボード等の入力手段とを有している。また、パソコン13のコネクタ又はスロットには、RFIDの識別情報を読み取るためのRFIDリーダ14が取り付けられている。
パソコン13は、プリンタ(図示せず)にケーブルナンバーの印刷情報を出力し、ケーブルシース上に貼り付けるケーブル識別用のカードであるRFIDケーブルインデックス上にケーブルナンバーを印刷させる。尚、RFIDケーブルインデックスには、予めRFID(Radio Frequency Identification)が漉き込まれており、RFIDにはユニークな識別情報(例えば、RFIDに固有の製造番号)が記録されている。このようにして作成されたRFIDケーブルインデックス31aはケーブル31に貼り付けられ、RFIDケーブルインデックス32aはケーブル32に貼り付けられ、RFIDケーブルインデックス33aはケーブル33に貼り付けられ、RFIDケーブルインデックス34aはケーブル34に貼り付けられ、RFIDケーブルインデックス35aはケーブル35に貼り付けられ、RFIDケーブルインデックス36aはケーブル36に貼り付けられる。
パソコン13は、プリンタから出力されたケーブルナンバーの印刷情報と、プリンタにより読み取られたRFIDケーブルインデックスに漉き込まれたユニークなRFIDの識別情報(ケーブルID)とに基づいて、ケーブルナンバーとケーブルIDとの関連づけを行う。また、パソコン13では、ケーブルナンバーとケーブルIDとを関連づけた情報と、ケーブルナンバーごとに管理している各現場での作業情報とをリンクさせる。
また、パソコン13には、ケーブルに関する情報(ケーブル情報、機器情報、仕様、ケーブルルート)や、ケーブル接続図に関する情報(端子台情報、ケーブル情報、機器情報、パターン図)等が管理されている。なお、ケーブル接続図(ECWD方式(Elementary control wiring diagrams)などのケーブル接続図)は、設計部門に設置されたパソコンに格納されているケーブル接続図自動生成プログラムにより、ローカル機器ごとのパターン図とケーブル情報とに基づいて自動生成される。設計部門に設置されたパソコン又はサーバは、このケーブル接続図の情報も管理しており、ケーブル接続図が変更等された場合には、パソコン13で管理されているケーブル接続図を変更後のケーブル接続図に変更させる。
パソコン13は、ケーブル接続図に関する情報に基づいて、プリンタにケーブル芯線(以下芯線という)の印刷情報(例えば、回路ナンバー)を出力し、各芯線の端部に取り付ける芯線識別用RFIDタグ上にケーブルナンバーを印刷させる。尚、RFIDタグには予めRFIDが漉き込まれており、RFIDタグにはユニークな識別情報が記録されている。
パソコン13は、プリンタから出力された回路ナンバーと、RFIDリーダ14により読み取られたRFIDタグに漉き込まれたユニークなRFIDの識別情報(芯線ID)とに基づいて、芯線と芯線IDとの関連づけを行う。また、パソコン13では、芯線と芯線IDとを関連づけた情報と、芯線ごとに管理している各現場での作業情報とをリンクさせる。
制御装置には端子台21、22、23、24、25、26が配設されている。本来は、各端子台に複数のケーブルが接続されるが、本実施の形態では、便宜上各端子台に1本のケーブルが接続されるものとして説明する。端子台21にはケーブル31が接続され、端子台22にはケーブル32が接続され、端子台23にはケーブル33が接続され、端子台24にはケーブル34が接続され、端子台25にはケーブル35が接続され、端子台26にはケーブル36が接続される。なお、端子台21〜26の構成、機能は同じであるため、端子台22〜26の説明は省略する。
図2は、端子台の概観を示し、図3は、端子台プレートの概観を示す。また、図4は、端子台に端子台プレートを装着した場合の概観を示し、(a)は前面図であり、(b)上面図である。なお、図2〜図4に示す端子台及び端子台プレートは一例であり、端子の数、位置等はこれに限られない。
端子台21は、複数の端子が2列に設けられており、各列には12個の端子が所定のピッチで設けられている。一方の列の各端子は、制御装置の内部の機器と図示しないケーブルで接続されており、他方の列の各端子は、ケーブル31の各芯線が接続されることにより各計器、機器と接続される。以下、右側の列の各端子1b〜12bにケーブル31の各芯線が接続されるものとして説明する。
端子台21の右側の列の端子21−1b〜21−12bには、端末処理が行われたケーブル31の芯線41〜52が接続される。芯線41〜52の端子台21に接続される側の端部には、RFIDタグ61〜72が取り付けられている。
端子台プレート40は、透明なプラスチック材料で形成された略コの字形状の部材であり、端子台プレート40を端子台21に装着した場合においても、端子台21の各端子や芯線の端子への接続の有無等が透視可能である。端子台プレート40には、端子台21の長手方向の端子間のピッチと同一のピッチで12個のRFID41−1〜41−12が取り付けられている。RFIDの取り付けは、図4(b)に示すように、端子台プレート40の樹脂の間にRFIDを挿入することにより行われる。
端子台プレート40を端子台21の前面から押し入れると、端子台プレート40の爪40a、40bが端子台21の凹部21a、21bにそれぞれ勘合して、端子台プレート40が端子台21に装着される。端子台プレート40の最上段に取り付けられたRFID41−1は、端子台21の最上段の端子21−1a、21−1bに対応し、RFID41−2は端子21−2a、21ー2bに対応し、RFID41−3は端子21−3a、21ー3bに対応し・・・というように、端子台プレート40のRFID41−1〜41−12と、端子台21の端子21−1a〜21−12a及び21−1b〜21−12bとがそれぞれ対応するようになっている。
<芯線に取り付けられたRFIDの識別情報と端子台プレートに取り付けられたRFIDの識別情報との関連付け>
芯線に取り付けられたRFIDの識別情報(芯線ID)と、端子台プレートに取り付けられたRFIDの識別情報(端子ID)との関連付けについて説明する。本実施の形態では、回路ナンバーと芯線IDとが関連付けられ、端子IDと端子とが関連付けられる。そして、回路ナンバーから分かる芯線の情報と、端子から分かる芯線の情報とにより、芯線IDと端子IDとが関連付けられるが、芯線IDと端子IDとの関連付けの方法はこれに限らず、様々な方法により行うことが可能である。
[RFID製造番号とケーブル情報の関連付け]
図5(A)に示すように、現地事務所に設置されたパソコン13から1本分のケーブルナンバーをプリンタに入力すると、プリンタは、ユニークな識別情報(RFID固有のID)が記録されたRFIDが漉き込まれたRFIDケーブルインデックスを2枚プリント出力する。
尚、RFIDケーブルインデックスに漉き込まれているRFID固有のIDは、例えば、製造時に付けられたRFID製造番号であり、ケーブルごとに発行される2枚のRFIDケーブルインデックスにそれぞれ漉き込まれているRFIDには、それぞれ異なるIDが記録されている。
プリンタは、RFIDケーブルインデックスにケーブルナンバーをプリントし、また、ケーブルナンバーに対応してプリントした2枚のRFIDケーブルインデックスに漉き込まれているRFID固有のID(以下、「ケーブルID」という)をパソコン13に通知する。尚、パソコン13に接続されているRFIDリーダ14により、プリント出力されたRFIDケーブルインデックスからその都度、ケーブルIDを読み取らせるようにしてもよい。
パソコン13は、ケーブル情報(ケーブルナンバー)と、そのケーブルナンバーに対応してプリント出力された2枚のRFIDケーブルインデックスのRFIDに記録されたケーブルIDとの関連づけを行い、記録手段に記録する。
このようにケーブルナンバーとケーブルIDとの関連づけを行うことにより、後述するように、RFIDリーダ12によりケーブルIDを読み取ることにより、ケーブルナンバー等に関連づけられているケーブルに関連する各種の情報をパソコン13から取得することができる。
RFIDリーダ12でRFIDケーブルインデックスに漉き込まれたケーブルIDを読み取ると、作業用端末11は、パソコン13からケーブルIDに対応するケーブルをケーブルドラムから切り分けるための作業情報を取得する。
取得された情報に基づいてケーブルが切り分けられ、図5(B)に示すように、2枚のRFIDケーブルインデックス31aがケーブルの両端(図5(B)では一端のみを示している)にそれぞれ貼り付けられる。
[芯線と芯線IDとの関連付け]
パソコン13は、ケーブル接続図に関する情報に基づいて、プリンタに芯線の印刷情報(回路ナンバー)を出力し、各芯線の端部に取り付ける芯線識別用のRFIDタグ上に回路ナンバーを印刷させる。その結果、1、2、3、4・・・などの回路ナンバーが印刷されたRFIDタグ61〜71(図2参照)が出力される。
パソコン13は、記録手段で管理されているケーブルに関する情報や、ケーブル接続図に関する情報等から、所望のケーブルに対する情報を読み出し、図6に示すように表示手段に表示させる。
まず、パソコン13は、接続されているRFIDリーダ14を介して、RFIDタグのユニークな識別情報(芯線ID)を取得する。作業者は、表示手段に表示された芯線の中から、入力手段を介して所望の芯線を選択し、パソコン13はその選択結果を取得する。そして、パソコン13は、芯線IDと選択された芯線の情報(芯線の色、番号及び芯線が含まれるケーブルナンバー)との関連づけを行う。つまり「1」が印刷されたRFIDタグ61の芯線IDを取得し、ケーブルナンバーABCD001の芯線クが選択された場合には、RFIDタグ61の芯線IDと、選択された芯線の情報(ケーブルナンバーABCD001のク)とが関連付けられる。なお、関連付けられた情報は、パソコン13の記憶手段に記憶される。ここで「ク」は黒色、「シ」は白色、「ア」は赤色、「ミ」は緑色の芯線であることを示し、「1」は番号1、「2」は番号2、「3」は番号3をしめす。
このように芯線と芯線IDとの関連づけを行うことにより、後述するように、RFIDリーダ12により芯線IDを読み取ることで、芯線に関連づけられている芯線に関連する各種の情報や、その芯線が含まれているケーブルに関連する各種の情報をパソコン13から取得することができる。
[端子IDと端子との関連付け]
パソコン13は、記録手段で管理されているケーブルに関する情報や、ケーブル接続図に関する情報等から、所望のケーブルに対する情報を読み出し、図6に示すように表示手段に表示させる。
まず、パソコン13は、接続されているRFIDリーダ14を介して、端子台プレート40に取り付けられたRFID41−1〜41−12のユニークな識別情報(端子ID)を取得する。操作者は、表示手段に表示された端子台の中から、入力手段を介してそのRFIDに対応する端子を選択し、パソコン13はその結果を取得する。そして、パソコン13は、端子IDと選択された端子との関連づけを行う。つまり、操作者が、端子台プレート40の最上段に取り付けられたRFID41−1の端子IDを取得し、その後、図6に示す表示画面において、端子台21の最上段の端子1を選択することにより、パソコン13において、RFID41−1の端子IDと、端子21−1a、21−1bとが関連付けられる。なお、関連付けられた情報は、パソコン13の記憶手段に記憶される。
このように端子IDと端子との関連づけを行うことにより、後述するように、RFIDリーダ12により端子IDを読み取ることで、端子に関する情報(端子に接続される芯線、ケーブルに関連する各種の情報)をパソコン13から取得することができる。
<ケーブル施工の流れ>
図7は本発明に係るケーブル施工支援システムでの各作業の流れを示すフローチャートであり、各作業内容等を図8から図17を参照しながら説明する。
[ケーブル接続図のダウンロード(ステップS10)]
パソコン13と各作業者の作業用端末11とは、無線LAN及び専用回線を介して接続され、作業用端末11は、パソコン13から作業許可ケーブルに対する作業を支援する作業情報であって、予めケーブルIDに関連づけられた作業情報をダウンロードする。
図8は作業用端末11に表示されるダウンロード画面を示す。同図に示すように、作業用端末11において、ケーブル施工管理システム用にインストールされたソフトウエアを起動させ、ダウンロードのメニューを選択することにより作業用端末11の表示手段にダウンロード画面を表示させる。
作業者は、ダウンロード時に作業用端末11上でプラントの設定、日付の入力、及びユーザIDを作業用端末11に入力する。尚、ユーザIDの入力は、作業用端末11に接続されたRFIDリーダ12によって作業者毎の認証カード(名札等)に漉き込まれているRFIDタグを読み取ることにより行われる。
そして、ダウンロードのソフトボタンを押すと、プラント名、日付、及びユーザIDとともにダウンロード要求が無線LANなどを経由してパソコン13に通知される。パソコン13では、記録手段で管理されている情報に基づいてユーザIDから作業者の認証処理を行い、アクセス権を有すると判断すると、入力された日付において、設計から作業許可が与えられている作業許可ケーブルを検索し、検索した作業許可ケーブルに対する作業情報を作業用端末11に送信する。作業用端末11は、このようにしてダウンロードした作業情報を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる。
尚、ダウンロード画面には、アップロードのソフトボタンも表示されており、このボタンが押されると、作業用端末11に記憶されている各種作業実績データがパソコン13にアップロードされる。
[作業情報入手(ステップS12)]
図9は作業情報を入手するときの作業用端末11の画面を示す。作業者は、作業用端末11上でケーブル切分け作業、ケーブル布設作業、ケーブル端末作業、又はケーブル接続作業のいずれかの作業設定を行い、作業用端末11に所望の作業設定の画面を表示させる。尚、図9では、ケーブル切分け作業設定を行う場合の画面が示されている。
続いて、作業者が作業用端末11にユーザIDとケーブルIDとを入力し、OKボタンを押すことにより、作業用端末11は、ダウンロードして記憶した作業情報の一覧から実際に作業を行うケーブルに対するケーブル切分け作業の作業情報を読み出す。この読み出された作業情報は、作業用端末11の表示手段に表示される。これにより、作業者に対して作業指示、作業の支援が可能になる。
ここで、ユーザIDの入力は、RFIDリーダ12によってユーザの認証カードに漉き込まれているRFIDタグを読み込むことによって行い、ケーブルIDの入力は、RFIDリーダ12によってRFIDケーブルインデックス31a(図5(B)参照)に漉き込まれているRFIDタグを読み込むことによって行う。
尚、この作業情報入手時の端末操作は、ケーブル切分け作業、ケーブル布設作業、ケーブル端末作業、ケーブル接続作業の各作業前に行われ、各作業に共通している操作である。
[ケーブル切り分け作業(ステップS14)]
図10は作業用端末11に表示されるケーブル切分け作業画面を示す。作業者は、上述したようにケーブル切分け作業の作業情報を入手し、作業用端末11にケーブル切分け作業画面を表示させる。
図10(A)に示すケーブル切分け作業画面には、入手した作業情報に基づいて切分け作業に利用されるケーブル情報(ケーブルナンバー、設計長、線種、芯数、スペックコード)が表示される。作業者は、このケーブル情報を参照しながら切り分けるケーブルが巻回されているケーブルドラムを選択し、このケーブルドラムから設計長分のケーブルを切り分ける。
この切分け作業が終了すると、図10(B)に示すように作業用端末11にソフトキーボードを表示させ、切分け作業での作業結果を示す入力項目(ケーブルドラムのドラムナンバー、長さ、レングス(スタートとエンドのレングスマーク)、切分け日)の入力を行う。尚、未使用のケーブルドラムには、例えば2000mのケーブルが巻回されており、このケーブルには、1mごとにレングスマークが付されている。この実施の形態では、スタートのレングスマークとして215が入力され、エンドのレングスマークとして70が入力されている。これにより、ケーブルドラムから145m(=215−70)のケーブルが切り分けられ、また、ケーブルドラムの残りのケーブル長が70mであることが分かる。
上記入力項目を入力した後、登録ボタンを押すと、切分け作業の入力項目とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等が作業用端末11内の記憶手段に記憶される。
また、上記のようにして切り分けられたケーブルの両端には、それぞれRFIDケーブルインデックス31aが貼り付けられる。
[ケーブル布設作業(ステップS16)]
図11は作業用端末11に表示されるケーブル布設作業画面を示す。作業者は、ケーブル布設作業の処理選択を行い、作業用端末11のRFIDリーダ12によってケーブルに貼り付けられたRFIDケーブルインデックス31aからケーブルIDを読み取るとともに、認証カードからユーザIDを読み取ることによりケーブル布設作業の作業情報を入手し、作業用端末11にケーブル布設作業画面を表示させる。
図11(A)に示すケーブル布設作業画面には、入手した作業情報に基づいて布設作業に使用されるケーブル情報(ケーブルナンバー、設計長、線種、芯数、スペックコード)が表示され、図11(B)に示すケーブル布設作業画面(次頁の画面)には、ケーブルを布設する経路情報(例えば、ケーブルトレイ(ケーブルラック)のケーブルトレイナンバーの一覧)が表示される。
作業者は、この経路情報を参照しながらケーブルを建屋内のケーブルトレイ、ケーブルラックに沿って布設する。
この布設作業が終了すると、作業者は、図11(A)のケーブル布設作業画面上の登録ボタンを押し、布設作業の情報とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる。
[ケーブル端末作業(ステップS18)]
作業者は、作業用端末11のRFIDリーダ12によってケーブルに貼り付けられたRFIDケーブルインデックス31aからケーブルIDを読み取るとともに、認証カードからユーザIDを読み取る。すると、作業用端末11には、前記入手したケーブル端末作業の作業情報に基づいて、そのケーブルが取り付けられる端子台の情報やケーブル接続図(図6参照)等が表示される。作業者は、作業用端末11に表示されたケーブル接続図等を参照しながらケーブル端末作業を行う。
図12は、ケーブル端末作業での流れを示すフローチャートである。まず、端末作業に必要な芯線を取り出すため、作業者は、ケーブルインデックス31aを移し替え(ステップS181)、ケーブルシースを剥離(ケーブル被覆剥き)する(ステップS182)。
作業者は、ケーブルが取り付けられる端子台の情報を参照して、芯線を各端子に取り付けられるように、ケーブルを仮整線し(ステップS183)、芯線を切断して各芯線の長さを調整する(ステップS184)。
作業者は、各芯線の番号を確認し、その番号に対応するRFIDタグであって、準備段階で作成及び関連付けが行われたRFIDタグを各芯線に取り付け(ステップS185)、芯線の先端に圧着端子を取り付ける(ステップS186)。このとき、ケーブル端末処理において、ケーブル接続図等を参照することにより、被覆剥の長さ、各芯線の長さなどを適宜調節することができる。
この端末処理が終了すると、作業者は、端末作業の情報とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる(ステップS187)。図8で説明したように、ダウンロード画面において、アップロードのソフトボタンが押されると、作業用端末11は、ケーブル端末作業の実施の記録をパソコン13にアップロードする(ステップS188)。
[ケーブル接続作業(ステップS20)]
作業者は、ケーブル接続作業の処理選択を行い、再度、作業用端末11のRFIDリーダ12によってケーブルに貼り付けられたRFIDケーブルインデックス31aからケーブルIDを読み取らせることにより、ケーブル接続作業の作業情報を入手させ、この作業情報に基づいて作業用端末11にケーブルが取り付けられる端子台の情報やケーブル接続図(図6参照)を表示させる。図6に示すケーブル接続図において、ケーブルの芯線に対応して表示されている「ク」「シ」「ア」「ミ」は、芯線の色(黒、白、赤、緑)を示し、数字は、芯線に記入されている番号を示す。
図13は、ケーブル接続作業での流れを示すフローチャートである。まず、作業者は、ケーブル端末処理(ステップS183)で行われた仮整線を正式に整線し(ステップS201)、各芯線に取り付けられた圧着端子を各端末へ取り付ける(ステップS202)。
この接続処理が終了すると、作業者は、端末作業の情報とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる(ステップS203)。図8で説明したように、ダウンロード画面において、アップロードのソフトボタンが押されると、作業用端末11は、ケーブル端末作業の実施の記録をパソコン13にアップロードする(ステップS204)。
作業者は、作業用端末11に表示されたケーブル接続図により、ケーブルのどの芯線を制御盤、端子台のどの位置に接続すべきかを確認することができ、これによりケーブル接続作業を正しく行うことができる。
[ケーブル接続確認作業(ステップS22)]
図14は、ケーブル接続確認作業での流れを示すフローチャートである。まず、接続の確認を行いたい端子台に接続されている芯線のうちの所望の芯線に取り付けられたRFIDタグを、RFIDリーダ12によって読み取ることにより、作業用端末11は、当該芯線が取り付けられた端子台の情報やケーブル接続図(図6参照)を表示し(ステップS221)、ケーブル接続図に表示された端子台の番号と、芯線IDが読み取られた芯線が実際に取り付けられている端子台の番号とが一致するかどうかを確認する(ステップS222)。端子台が正しいことが確認できたら、作業者は、端子台プレートを端子台へ取り付ける(ステップS223)。
作業者は、芯線に取り付けられたRFIDタグをRFIDリーダ12によって読み取り(ステップS224)、当該芯線が取り付けられた端子に対応する端子台プレートのRFIDをRFIDリーダ12によって読み取る(ステップS225)。つまり、ステップS224においてRFIDタグ61の芯線IDが読み取られた場合には、RFIDタグ61が取り付けられた芯線41は端子21−1bに取り付けられているため、ステップS225において端子21−1bに対応するRFID41−1の端子IDが読み取られる。
ステップS224で読み取られたRFIDタグの芯線IDと、ステップS225で読み取られたRFIDの端子IDとに基づいて、作業用端末11は、芯線が正しい端子へ接続されているかどうかを判断する(ステップS226)。ここで、芯線IDと端子IDとに基づいて、芯線が正しい端子へ接続されているかどうかを判断する方法について説明する。
図7に示すケーブル施工が行われる前に、芯線と芯線IDとの関連付け及び端子IDと端子との関連付けが行われている。芯線と芯線IDとの関連付けにおいては、例えば、「1」が印刷されたRFIDタグ61の芯線IDと、「ケーブルナンバーABCD001のク」という情報が関連付けられている。また、端子IDと端子との関連付けにおいては、例えば、RFID41−1の端子IDと、端子21−1a、21−1bとが関連付けられている。
また、図6に示すケーブル接続図には、どの芯線はどの端子に接続されるかという情報が記載されている。つまり、「ケーブルナンバーABCD001のクで示される芯線は、端子21−1bに接続される」という情報が記録されている。
したがって、作業用端末11は、RFIDリーダ12によって読み取られた芯線IDから、当該芯線IDと関連付けられている芯線が分かり、ケーブル接続図の情報から当該芯線がどの端子に接続されるのかが分かる。また、作業用端末11は、RFIDリーダ12によって読み取られた端子IDから、当該端子IDに関連付けられた端子の情報が分かる。そして、作業用端末11は、芯線IDから分かった端子の情報と、端子IDから分かった端子の情報とを比較し、それらの端子の情報が一致すれば芯線は正しい端子に接続され、それらの端子の情報が一致しなければ芯線は正しい端子に接続されていないと判断することができる。つまり、作業用端末11は、RFIDタグ61の芯線IDから「ケーブルナンバーABCD001のク」という芯線が分かり、「ケーブルナンバーABCD001のク」という芯線から芯線41が取り付けられるべき端子21−1bが分かる。また、作業用端末11は、RFID41−1の端子IDから端子21−1bが分かる。そして、芯線IDから分かった端子21−1bと、端子IDから分かった端子21−1bとが一致するため、作業用端末11は、芯線41は正しい端子に接続されていると判断できる。
芯線が正しい端子へ接続されている場合(ステップS226でYES)には、図15に示すように、作業用端末11は、接続が正しいことを示す表示(OKなどの文字)を行う(ステップS227)。それと共に、作業用端末11は、表示されたケーブル接続図において、芯線IDが読み取られた芯線と、その芯線が接続された端子を緑色でハイライトさせる。ここで、ハイライトさせるとは、背景をバックライトなどで明るくする、文字を光らせるなどの方法により、当該部分を目立たせて表示することをいう。なお、ステップS227においては、作業用端末11に接続が正しいことを示す表示を行うことで、作業者に接続が正しいことを伝達したが、これに限らず、音声や音などを用いて作業者に情報を伝達するようにしてもよい。
作業用端末11は、端子台に接続されている全ての芯線に対して確認が終了したかを判断する(ステップS228)。全ての芯線に対して確認が終了していない場合(ステップS228でNO)には、作業者は、次の芯線のRFIDタグの読み取りを行う(ステップS224)。
芯線が正しい端子へ接続されていない場合(ステップS226でNO)には、図16に示すように、作業用端末11は、接続が正しくないことを示す表示(NGなどの文字)を行う(ステップS229)。それと共に、作業用端末11は、表示されたケーブル接続図において、芯線IDが読み取られた芯線と、その芯線が接続された端子を赤色でハイライトさせる。そして、ケーブル接続図に表示された枠を参照して、作業者は、芯線を正しい端子へ取り付け(ステップS230)、再度RFIDタグの読み取りを行う(ステップS224)。なお、ステップS229においては、ステップS226と同様、音声や音などを用いて作業者に情報を伝達するようにしてもよい。
全ての芯線の接続が正しいことが確認できたら、作業者は、確認作業の情報とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる(ステップS231)。図8で説明したように、ダウンロード画面において、アップロードのソフトボタンが押されると、作業用端末11は、ケーブル端末作業の実施の記録をパソコン13にアップロードする(ステップS232)。
これにより、作業者は、芯線が正確に接続されていることを容易に確認することができる。また、作業者がケーブル接続図の読み取り作業を行なう必要がないため、人的ミスなく接続の確認を行うことができる。また、接続が正しくない場合に、正しい接続位置を表示することにより、作業者は、容易に芯線と端子台との接続を修正することができる。
[QCチェック(ステップS24)]
ケーブル接続作業が終了すると、引き続き同一の作業者によってQCチェック(QC:Quality Control(品質管理))が行われる。
即ち、作業用端末11の画面上で「QCチェック」のボタンをクリックすると、図17に示すようにQCチェック画面がポップアップ画面として現れる。
ケーブル接続の作業者(チェック者)は、QCチェック画面に表示されているチェック項目のチェックボックスにチェックを入れながらQCチェックを行う。QCチェックが終了すると、チェック者は、QCチェック画面上の登録ボタンを押し、ケーブル接続作業の情報、QCチェックの結果とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に登録させる。
図8で説明したように、ダウンロード画面において、アップロードのソフトボタンが押されると、作業用端末11の記憶手段に登録された作業実績データ(各作業の情報、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等、チェック結果等)がパソコン13にアップロードされる。
本実施の形態によれば、ケーブルが端子台に正しく接続されているかを容易に、かつ正確に確認することができる。本実施の形態では、RFIDを用いて接続の確認が行われるため、目視のみの場合と比べて信頼性が向上する。
また、本実施の形態によれば、ケーブルの端部に取り付けられたRFIDと、端子台プレートのRFIDとを読み取ることで、ケーブルが指定された端子に接続されたかどうかを自動的に判断することができる。
また、本実施の形態によれば、各作業で必要な情報の確認や各作業での実績データの入力等も携帯端末等で行うことができ、紙ベースでのケーブル接続図や実績を記入するための書類等が不要となる。
なお、本実施の形態では、作業用端末11は、無線LANによる通信機能を内蔵しているものが使用されているが、これに限らず、ネットワークに接続されている機器とケーブル、又はクレードルを介して接続することで、必要な情報のダウンロードやアップロードをするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、作業に必要な情報をパソコン13から作業用端末11へ一括してダウンロードし、作業用端末11内の記憶手段に記憶させ、作業の処理選択及びケーブルIDや芯線IDの入力により必要な作業情報を記憶手段から読み出すようにしたが、これに限らず、作業に必要な情報をその都度パソコン13から作業用端末11にダウンロードしてもよい。また、パソコン13とは別にパソコン13とLAN等で接続されたサーバを設置して、パソコン13に記録されている各種情報をサーバに記録し、サーバから作業用端末11へダウンロードするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、端子台21〜26専用の端子台プレート40を用いたが、端子台プレートに取り付けられたRFID41−1〜41−12間のピッチを変えられるような端子台プレート140を用いることで、端子間のピッチが異なる端子台に対して、同一の端子台を使用することもできる。以下、図18を用いて端子台プレート140について説明する。なお、図18(a)はRFID間のピッチが最も広い状態を示し、(b)はRFID間のピッチを狭くした状態((a)と(c)との間の状態)を示し、(c)はRFID間のピッチが最も狭い状態を示す。
端子台プレート140は、プラスチック材料で形成された複数の板状の部材141−1a〜141−12a、141−1b〜141−12bと、板状の部材を連結するプラスチック材料で形成された支点142−1〜142−11、143−1〜143−12、144−1〜144−11とで構成されたマジックハンド式又はパンタグラフ式のリンク機構を有する。また、支点143−1〜143−12と略同一の位置には、RFID41−1〜41−12がそれぞれ貼り付けられている。
端の部材141−1a、141−1b、141−12a及び141−12bは、その他の部材141−2a〜141−11a及び141−2b〜141−11bの略半分の長さの部材である。また、部材141−1a〜141−12a、141−1b〜141−12bの両端近傍及び略中央にはそれぞれ孔が設けられている。支点142−1〜142−11、143−1〜143−12、144−1〜144−11は、部材に開けられた孔の直径より小さい直径のピン等の部材であり、プラスチック材料で形成されている。支点142−1〜142−11、144−1〜144−11を部材の両端近傍に設けられた孔に軸通させ、支点143−1〜143−12を部材の略中央に設けられた孔に軸通させることにより、複数の部材が回動可能に連結される。これにより、RFID41−1〜41−12間のピッチを任意に調整することができ、その結果、1つの端子台プレートで端子間のピッチが異なる複数種類の端子台に対応可能となる。
なお、端子台プレートに取り付けられたRFID間のピッチを変えられるような端子台プレートは、マジックハンド式又はパンタグラフ式のリンク機構に限らず、スライド機構などの様々な機構を用いて構成することができる。
<第2の実施の形態>
ケーブル施工支援システムに係る第1の実施の形態では、ケーブル接続確認作業において、作業用端末11に表示された端子台の情報に基づいて、作業者が端子台プレートを取り付けるべき端子台を確認したが、端子台と端子台プレートとをRFIDを用いて関連付けることにより、端子台プレートを取り付けるべき端子台を自動的に判断することもできる。
ケーブル施工支援システムに係る第2の実施の形態は、端子台と端子台プレートとをRFIDを用いて関連付けることにより、端子台プレートが正しい端子台に取り付けられているかどうかを確認するものである。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
このケーブル施工支援システムは、主として、端末10と制御盤20’(図示せず)とによって構成されている。制御盤20’は、制御装置の前面に配設された端子台21’、22’、23’、24’、25’、26’と、制御装置で構成されている。図示しないが、端子台21’にはケーブル31が接続され、端子台22’にはケーブル32が接続され、端子台23’にはケーブル33が接続され、端子台24’にはケーブル34が接続され、端子台25’にはケーブル35が接続され、端子台26’にはケーブル36が接続される。なお、端子台21’〜26’の構成、機能は同じであるため、端子台22’〜26’の説明は省略する。
端子台21’には、図19に示すように、端子台RFID21cが取り付けられている。端子台RFID21cには、ユニークな識別情報(端子台ID)が記録されている。また、端子台21’には複数の端子が2列に設けられており、各列には12個の端子が所定のピッチで設けられている。一方の列の各端子は、制御装置の内部の各機器と図示しないケーブルで接続されており、他方の列の各端子は、ケーブル31の各芯線が接続されることにより各計器、機器と接続される。以下、右側の列の各端子21’−1b〜21’ −12bにケーブル31の各芯線が接続されるものとして説明する。
端子台21’の右側の列の端子21’ −1b〜21’ −12bには、端末処理が行われた芯線41〜52が接続される。芯線41〜52の端子台21’に接続される側の端部には、RFIDタグ61〜72が取り付けられている。
端子台プレート40’は、透明なプラスチック材料で形成された略コの字形状の部材であり、端子台プレート40’を端子台21’に装着した場合においても、端子台21’の各端子や芯線の端子への接続の有無等が透視可能である。端子台プレート40’には、端子台21’の長手方向の端子間のピッチと同一のピッチで12個のRFID41−1〜41−12が取り付けられている。端子台プレート40’の最上段に取り付けられたRFID41−1は、端子台21’の最上段の端子21’−1a、21’−1bに対応し、RFID41−2は端子21’−2a、21’−2bに対応し、RFID41−3は端子21’−3a、21’−3bに対応し・・・というように、端子台プレート40’のRFID41−1〜41−12と、端子台21’の端子21’−1a〜21’−12a及び21’−1b〜21’−12bとがそれぞれ対応するようになっている。
また、端子台プレート40’には、RFID41−1〜41−12とは別に、プレートRFID42が取り付けられている。プレートRFID42には、ユニークな識別情報(端子台プレートID)が記録されている。
[端子IDと端子との関連付け]
パソコン13は、記録手段で管理されているケーブルに関する情報や、ケーブル接続図に関する情報等から、所望のケーブルに対する情報を読み出し、図6に示すように表示手段に表示させる。
まず、パソコン13は、接続されているRFIDリーダ14を介して、端子台プレート40’に取り付けられたRFID41−1〜41−12のユニークな識別情報(端子ID)を取得する。操作者は、表示手段に表示された端子台の中から、入力手段を介してそのRFIDに対応する端子を選択し、パソコン13はその結果を取得する。そして、パソコン13は、端子IDと選択された端子との関連づけを行う。つまり、作業者が、端子台プレート40’の最上段に取り付けられたRFID41−1の端子IDを取得し、その後、図6に示す表示画面において、端子台21’の最上段の端子1を選択することにより、パソコン13において、RFID41−1の端子IDと、端子21’−1a、21’−1bとが関連付けられる。なお、関連付けられた情報は、パソコン13の記憶手段に記憶される。
[端子台IDと端子台の関連付け]
端子台21’〜26’の形状は同じであるため、端子台プレート40’は、端子台21’〜26’のいずれにも取り付けることができるが、本実施の形態では、端子台プレート40’は端子台21’にのみに対して用いるものとして説明する。
作業用端末11は、記録手段で管理されているケーブルに関する情報や、ケーブル接続図に関する情報等から、所望のケーブルに対する情報を読み出し、図6に示すように、表示手段に表示させる。
作業者は、RFIDリーダ12を用いて端子台21’に取り付けられた端子台RFID21cの端子台IDを取得し、ケーブル接続図に表示された端子台の中から、入力手段を介して端子台21’に対応する端子台を選択し、作業用端末11はその結果を取得する。そして、作業用端末11は、端子台IDとケーブル接続図において選択された端子との関連づけを行う。
[端子台プレートIDと端子台との関連付け]
パソコン13は、記録手段で管理されているケーブルに関する情報や、ケーブル接続図に関する情報等から、所望のケーブルに対する情報を読み出し、図6に示すように表示手段に表示させる。
まず、パソコン13は、接続されているRFIDリーダ14を介して、端子台プレート40’に取り付けられたプレートRFID42の端子台プレートIDを取得する。作業者は、表示手段に表示された端子台の中から、入力手段を介して端子台21’に対応する端子台を選択し、パソコン13はその結果を取得する。そして、パソコン13は、端子台プレートIDとケーブル接続図において選択された端子との関連づけを行う。
<ケーブル施工の流れ>
図20に示すように、ケーブル接続図のダウンロード(ステップS10)、作業情報入手(ステップS12)、ケーブル切り分け作業(ステップS14)、ケーブル布設作業(ステップS16)、ケーブル端末作業(ステップS18)、ケーブル接続作業(ステップS20)、ケーブル接続確認作業(ステップS30)、QCチェック(ステップS24)の順に処理が行われる。なお、ケーブル接続図のダウンロード(ステップS10)、作業情報入手(ステップS12)、ケーブル切り分け作業(ステップS14)、ケーブル布設作業(ステップS16)、ケーブル端末作業(ステップS18)、ケーブル接続作業(ステップS20)、QCチェック(ステップS24)については、第1の実施の形態と同じであるため、ケーブル接続確認作業(ステップS30)について、図21を用いて説明する。
まず、接続の確認を行いたい端子台に接続されている芯線のうちの所望の芯線に取り付けられたRFIDタグを、作業用端末11のRFIDリーダ12によって読み取ることにより、作業用端末11は、当該芯線が取り付けられた端子台の情報やケーブル接続図(図6参照)を表示し(ステップS221)、ケーブル接続図に表示された端子台の番号と、芯線IDが読み取られた芯線が実際に取り付けられている端子台の番号とが一致するかどうかを確認する(ステップS222)。
端子台が正しいことが確認できたら、作業者は、端子台21’に取り付けられた端子台RFID21cの端子台IDをRFIDリーダ12によって読み取り(ステップS301)、端子台プレート40’に取り付けられたプレートRFID42の端子台プレートIDをRFIDリーダ12によって読み取る(ステップS302)。そして、作業用端末11は、RFIDリーダ12によって読み取られた端子台IDと端子台プレートIDとに基づいて、端子台プレートが端子台に適応しているかどうかを判断する(ステップS303)。ここで、作業用端末11が、端子台プレートが端子台に適応しているかどうかを判断する方法について説明する。
ケーブル施工が行われる前に、端子台IDと端子台との関連付け及び端子台プレートIDと端子台との関連付けが行われている。したがって、RFIDリーダ12によって読み取られた端子台IDから、当該端子台IDと関連付けられている端子台が分かる。また、RFIDリーダ12によって読み取られた端子台プレートIDから、当該端子台プレートIDに関連付けられた端子台が分かる。そして、それらの端子台の情報が一致すれば、端子台プレートが端子台に適応しており、それらの端子台の情報が一致しなければ、端子台プレートが端子台に適応していないと判断することができる。
端子台プレートが端子台に適応している場合(ステップS303でYES)には、作業者は、端子台プレートを端子台へ取り付ける(ステップS223)。端子台プレートが端子台に適応していない場合(ステップS303でNO)には、再度端子台の番号を確認する(ステップS222)。
作業者は、芯線に取り付けられたRFIDタグをRFIDリーダ12によって読み取り(ステップS224)、当該芯線が取り付けられた端子に対応する端子台プレートのRFIDをRFIDリーダ12によって読み取る(ステップS225)。つまり、ステップS224においてRFIDタグ61の芯線IDが読み取られた場合には、RFIDタグ61が取り付けられた芯線41は端子21’−1bに取り付けられているため、ステップS225において端子21’−1bに対応するRFID41−1の端子IDが読み取られる。
ステップS224で読み取られたRFIDタグの芯線IDと、ステップS225で読み取られたRFIDの端子IDとに基づいて、作業用端末11は、芯線が正しい端子へ接続されているかどうかを判断する(ステップS226)。
芯線が正しい端子へ接続されている場合(ステップS226でYES)には、図15に示すように、作業用端末11は、接続が正しいことを示す表示(OKなどの文字)を行う(ステップS227)。それと共に、作業用端末11は、表示されたケーブル接続図において、芯線IDが読み取られた芯線と、その芯線が接続された端子を緑色でハイライトさせる。
芯線が正しい端子へ接続されていない場合(ステップS226でNO)には、図16に示すように、作業用端末11は、接続が正しくないことを示す表示(NGなどの文字)を行う(ステップS229)。それと共に、作業用端末11は、表示されたケーブル接続図において、芯線IDが読み取られた芯線と、その芯線が接続された端子を赤色でハイライトさせる。そして、ケーブル接続図に表示された枠を参照して、作業者は、芯線を正しい端子へ取り付け(ステップS230)、再度RFIDタグの読み取りを行う(ステップS224)。
作業用端末11は、端子台に接続されている全ての芯線に対して確認が終了したかを判断する(ステップS228)。全ての芯線に対して確認が終了していない場合(ステップS228でNO)には、作業者は、次の芯線のRFIDタグの読み取りを行う(ステップS224)。
全ての芯線の接続が正しいことが確認できたら(ステップS228でYES)、作業者は、確認作業の情報とともに、ユーザID、ケーブルID、及び登録日時等を作業用端末11内の記憶手段に記憶させる(ステップS231)。図8で説明したように、ダウンロード画面において、アップロードのソフトボタンが押されると、作業用端末11は、ケーブル端末作業の実施の記録をパソコン13にアップロードする(ステップS232)。
これにより、端子台プレートが端子台に適合するかを確認することができ、端子台プレートを適合しない端子台に取り付けること、及び端子台に適合しない端子台プレートを用いてケーブルの接続を確認することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、端子台RFID21c及びプレートRFID42を用いて、端子台プレートが端子台に適合するかどうかを確認したが、これらの端子台及び端子台プレートの適合の確認用のRFIDを用いず、指定された端子に芯線が接続されているかどうかの判断に用いるRFIDと同じRFIDを用いて、端子台プレートが端子台に適合するかどうかを確認してもよい。
<第3の実施の形態>
ケーブル施工支援システムに係る第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、複数の端子が2列に設けられており、一方の列の各端子には制御装置の内部の機器と接続され、他方の列の各端子はケーブルの各芯線と接続される端子台を用いたが、他の種類の端子台を用いた場合にも本願発明は適用できる。
ケーブル施工支援システムに係る第3の実施の形態は、2列の各端子の両方に芯線を取り付ける種類の端子台を用いるものである。なお、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、端子IDと端子との関連付け、端子台プレートIDと端子台との関連付け等の各種の関連付け、ケーブル施工の流れについては、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の方法により行うことができるため、説明を省略する。
このケーブル施工支援システムは、主として、端末10と制御盤120(図示せず)とによって構成されている。制御盤120は、端子台121、122、123、124、125、126と、制御装置で構成されている。図示しないが、端子台121にはケーブル31が接続され、端子台122にはケーブル32が接続され、端子台123にはケーブル33が接続され、端子台124にはケーブル34が接続され、端子台125にはケーブル35が接続され、端子台126にはケーブル36が接続される。なお、端子台121〜126の構成、機能は同じであるため、端子台122〜126の説明は省略する。
端子台121には、図22に示すように、複数の端子が上下2段に2列に設けられており、各列には12個の端子が所定のピッチで設けられている。すなわち、下段には、端子121−1A〜121−12Aの12個の端子が所定のピッチで設けられており、上段には、端子121−1B〜121−12Bの12個の端子が所定のピッチで設けられている。各列の各端子は、ケーブル31の各芯線が接続されることにより各計器、機器と接続される。なお、芯線41〜44の端子台121に接続される側の端部には、RFIDが取り付けられたRFIDタグ61〜64が取り付けられている。
端子台121の裏面には、各端子と制御装置の内部の各機器とが接続される。また、端子台121の前面には、組み立て用の柱121a、121bと、ユニークな識別情報(端子台ID)が記録された端子台RFID121cとが取り付けられている。
端子台プレート240は、透明なプラスチック材料で形成された板状の部材であり、上下には組み立て用の孔243、244が配設されている。端子台プレート240を端子台121に装着した場合においても、端子台121の各端子や芯線の端子への接続の有無等が透視可能である。端子台プレート240には、端子台121の長手方向の端子間のピッチと同一のピッチで、24個のRFIDが2列に配列されている。すなわち、端子121−1A〜121−12Aに対応して、RFID241−1A〜241−12Aが左列に設けられており、端子121−1B〜121−12Bに対応して、RFID241−1B〜241−12Bが左列に設けられている。
また、端子台プレート240には、RFID241−1A〜241−12A及び241−1B〜241−12Bとは別に、ユニークな識別情報(端子台プレートID)が記録されたプレートRFID242が取り付けられている。
柱121aを孔243に貫通させ、柱121bを孔244に貫通させることにより、端子台プレート240が端子台121に組み立てられる。柱121a、121bの長さは端子台プレート240の板厚より充分に長いため、端子台プレート240が端子台121から脱落することはない。
本実施の形態によれば、端子を上下2段に配設することで、小さい端子台に多数の芯線を接続することができ、かつ端子に芯線を取り付ける作業を容易に行うことができる。また、端子台プレートの形状等を工夫することにより、さまざま種類の端子台に対しても適用することができる。
なお、第1〜第3の実施の形態では、端子台に設けられている端子の数と、端子台プレートに取り付けられているRFIDの数とが等しい場合を例に説明したが、端子台に設けられている端子の数と、端子台プレートに取り付けられているRFIDの数とが異なる場合にも適用可能である。
端子台の端子数が端子台プレートのRFIDの数より少ない場合、例えば端子台の端子数が10個(上から1番〜10番)、端子台プレートのRFIDの数が12個(上から1番〜12番)である場合には、端子台プレートのRFIDの下から2個(11番、12番)のRFIDは使用せず、1番〜10番(上から10個)のRFIDと1番〜10番の端子とを関連付けて使用すればよい。
端子台の端子数が端子台プレートのRFIDより多い場合、例えば端子台の端子数が12個(上から1番〜12番)、端子台プレートのRFIDの数が10個(上から1番〜10番)である場合には、まず、端子台の1番〜10番の端子に対して端子台プレートの1番〜10番のRFIDを使用し、次に、端子台プレートを付け替えて、11番、12番の端子に対して、端子台プレートの1番、2番のRFIDを関連付けて使用すればよい。
第1の実施の形態に係るケーブル施工支援システムの全体構成図である。 第1の実施の形態に係るケーブルの各芯線が接続される端子台と、端子台への芯線の接続の様子を説明するために用いた図である。 第1の実施の形態に係るRFIDが取り付けられた端子台プレートの概観図である。 上記端子台プレートが上記端子台に取り付けられた様子を説明するために用いた図である。 RFIDケーブルインデックスとケーブル情報との関連づけを説明するために用いた図である。 芯線に取り付けられたRFIDタグと芯線情報との関連付けを説明するために用いた図である。 第1の実施の形態に係るケーブル設計施工の全体の流れを示すフローチャートである。 作業用端末11に表示されるダウンロード画面を示す図である。 作業情報を入手するときの作業用端末11の画面を示す図である。 作業用端末11に表示されるケーブル切分け作業画面を示す図である。 作業用端末11に表示されるケーブル布設作業画面を示す図である。 第1の実施の形態に係るケーブル施工支援システムでの各作業の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るケーブル施工支援システムでの各作業の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るケーブル施工支援システムでの各作業の流れを示すフローチャートである。 作業用端末11に表示される接続確認画面を示す図である。 作業用端末11に表示される接続確認画面を示す図である。 QCチェック時に作業用端末11に表示されるケーブル接続作業画面及びQCチェック画面を示す図である。 第1の実施の形態の端子台プレートの別の例の概観図である。 第2の実施の形態に係るケーブルの各芯線が接続される端子台と、端子台への芯線の接続の様子と、端子台プレートを説明するために用いた図である。 第2の実施の形態に係るケーブル設計施工の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るケーブル施工支援システムでの各作業の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係るケーブルの各芯線が接続される端子台と、端子台への芯線の接続の様子と、端子台プレートを説明するために用いた図である。
符号の説明
10:端末、11:作業用端末、12、14:RFIDリーダ、13:パソコン、20:制御盤、21、121:端子台、31:ケーブル、40、140、240:端子台プレート

Claims (7)

  1. 各ケーブル芯線の端部にそれぞれ第1のRFIDが取り付けられたケーブルと、前記ケーブルが接続される端子台に着脱可能な端子台プレートであって、前記端子台の各端子に対応する位置に第2のRFIDが取り付けられた端子台プレートと、作業者が携帯する携帯端末とから構成されたケーブル施工支援システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記第1のRFID及び第2のRFIDからそれぞれ識別情報を読み取るRFIDリーダと、
    前記RFIDリーダによって任意のケーブル芯線に取り付けられた第1のRFIDから読み取った識別情報と、前記任意のケーブル芯線が接続された前記端子台の端子に対応する位置に取り付けられた第2のRFIDから読み取った識別情報とに基づいて、前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により判断された結果を操作者へ伝達する伝達手段と、
    を有することを特徴とするケーブル施工支援システム。
  2. 前記端子台には、第3のRFIDが取り付けられており、
    前記RFIDリーダは、前記第3のRFIDの識別情報と、前記端子台プレートに取り付けられた第2のRFIDのうちの所望の第2のRFIDの識別情報とを読み取り、
    前記判断手段は、前記RFIDリーダにより読み取られた前記第3のRFID及び第2のRFIDの識別情報に基づいて、前記端子台プレートが前記端子台に適合するかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載のケーブル施工支援システム。
  3. 前記携帯端末は、前記第1のRFIDと前記第2のRFIDとが関連付けられた情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記判断手段は、前記RFIDリーダにより読み取られた前記第1のRFID及び第2のRFIDの識別情報と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル施工支援システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のケーブル施工支援システムを構成する端子台プレート。
  5. 複数連続されたマジックハンド式又はパンタグラフ式のリンク機構と、
    前記リンク機構の複数の支点に取り付けられた前記第2のRFIDと、を備え、
    前記第2のRFIDのピッチを前記端子台の端子のピッチにあわせて調整可能にしたことを特徴とする請求項4に記載の端子台プレート。
  6. 前記端子台プレートは樹脂製であることを特徴とする請求項4又は5に記載の端子台プレート。
  7. ケーブルの各ケーブル芯線の端部にそれぞれ第1のRFIDが取り付ける工程と、
    前記ケーブルの各ケーブル芯線を端子台の各端子に接続する工程と、
    前記ケーブルの接続完了後、前記端子台の各端子と一対一に対応する第2のRFIDが取り付けられた端子台プレートを前記端子台に装着する工程と、
    前記端子台プレートの装着後、任意のケーブル芯線に取り付けられた第1のRFIDと、この第1のRFIDに対応する端子台プレートの第2のRFIDとからそれぞれ識別情報を読み取る工程と、
    前記読み取った第1のRFIDの識別情報と第2のRFIDの識別情報とに基づいて前記任意のケーブル芯線が前記端子台の対応する端子に接続されたか否かを判断する工程と、
    前記判断結果を出力手段に出力する工程と、
    を含むことを特徴とするケーブル施工支援方法。
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