JP2002313159A - 電線採集判定装置及び電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

電線採集判定装置及び電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2002313159A
JP2002313159A JP2001110006A JP2001110006A JP2002313159A JP 2002313159 A JP2002313159 A JP 2002313159A JP 2001110006 A JP2001110006 A JP 2001110006A JP 2001110006 A JP2001110006 A JP 2001110006A JP 2002313159 A JP2002313159 A JP 2002313159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線収容体の位置の移動に容易に対応でき、
かつ指示した電線が採集されたかを判定することができ
る電線採集判定装置を提供する。 【解決手段】 指示の対象となるワイヤハーネスに対応
する構成情報と該構成情報に関連付けられた位置情報
を、構成情報記憶手段20d1及び位置情報記憶手段2
0d2から抽出する抽出手段20a1と、抽出した構成
情報及び位置情報に基づいて電線収容体から電線を採集
する採集順番を指示するための指示情報を生成する指示
情報生成手段20a2と、指示情報生成手段20a2の
指示情報を表示部14aに表示させる制御を行う表示制
御手段11a1と、指示情報の表示に応じて採集された
電線側の識別情報を取り込む識別情報取込手段16と、
取り込んだ識別情報に基づいて指示情報生成手段20a
2が生成した指示情報の示す電線が採集されたか否かを
判定する判定手段11a2と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線採集判定装置
及び電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体に関し、より詳細には、電線を種
類毎に収容している複数の電線収容体から、ワイヤハー
ネスの製造に用いる前記電線の採集を指示し、該指示し
た前記電線が採集されたか否かを判定する電線採集判定
装置、及び指示した電線が採集されたか否かを判定する
手段としてコンピュータを機能させるための指示情報生
成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載されるワイヤハーネスは、
複数種類の電線を結束して形成している。このワイヤハ
ーネスは、一般的に複数の作業段階を経て形成されてお
り、例えば、複数のサブアッセンブリ(以下、仮結束体
という)に分割され、個々の仮結束体を組み付けた後、
これら仮結束体を束ねて本結束することによりワイヤハ
ーネスが完成されるようになっている。
【0003】また、上述した電線はその種類毎に電線収
容体に収容されており、例えば、複数の電線収容体をマ
トリックス状に集合させて棚を形成し、工場ではワイヤ
ハーネスの製造に用いる電線を保管するために複数の棚
を設けて電線を保管している。そして、作業者は電線収
容体からワイヤハーネスの製造に用いる電線を、作業指
示書等で指示された複数の電線収容体から採集するよう
にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、工場のレイ
アウトの変更や電線の種類の増加などが生じると、電線
収容体の位置の変更も生じるため、この変更に伴って電
線の採集を指示する作業指示書も再作成しなければなら
ない。しかしながら、作業指示書は様々な条件に基づい
て作成しなければならないため、作業指示書の作成には
多くの時間を要してしまうという問題があった。特に、
近年の電線の品番の増加や共通化に伴って作業指示書の
作成はより困難なものとなっていた。
【0005】また、作業指示書によって指示した電線が
正しく採集されたか否かは、作業者の目視によって確認
していたため、誤った電線が採集されてしまう可能性が
あった。この問題に対処する装置としては、特開平8−
78900号公報によって電線収容体からの電線の取り
出しを確実に検出する装置等が開示されているが、この
装置では、電線収容体毎に検出部を設けなければならな
いため、装置のコストアップや電線収容体のレイアウト
の変更が困難となるという問題が生じてしまう。特に、
電線の品番の増加が生じると、装置のコストがさらに増
加してしまうという問題が生じる。
【0006】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
電線収容体の位置の移動に容易に対応でき、かつ指示し
た電線が採集されたかを判定することができる電線採集
判定装置、及び電線採集判定プログラムを記憶したコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを課題
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の電線採集判定装置
は、図1の基本構成図に示すように、電線を種類毎に収
容している複数の電線収容体から、ワイヤハーネスの製
造に用いる前記電線の採集を指示し、該指示した前記電
線が採集されたか否かを判定する電線採集判定装置であ
って、前記ワイヤハーネスを構成する前記電線を示す構
成情報を複数記憶する構成情報記憶手段20d1と、前
記電線が収容される前記電線収容体の位置を示す位置情
報を前記構成情報に関連付けて記憶する位置情報記憶手
段20d2と、前記指示の対象となる前記ワイヤハーネ
スに対応する前記構成情報と該構成情報に関連付けられ
た前記位置情報を、前記構成情報記憶手段20d1及び
前記位置情報記憶手段20d2からそれぞれ抽出する抽
出手段20a1と、前記抽出手段20a1が抽出した前
記構成情報及び前記位置情報に基づいて、前記電線収容
体から前記電線を採集する採集順番を指示するための指
示情報を生成する指示情報生成手段20a2と、前記指
示情報生成手段20a2が生成した前記指示情報を表示
部14aに表示させる制御を行う表示制御手段11a1
と、前記指示情報の表示に応じて採集された前記電線側
の識別情報を取り込む識別情報取込手段16と、前記識
別情報取込手段16が取り込んだ前記識別情報に基づい
て、前記指示情報生成手段20a2が生成した前記指示
情報の示す前記電線が採集されたか否かを判定する判定
手段11a2と、を備えることを特徴とする。
【0008】上記請求項1に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、複数構成情報記憶手段20d1にワ
イヤハーネスを構成する電線を示す構成情報が記憶さ
れ、位置情報記憶手段20d2に電線が収容される電線
収容体の位置を示す位置情報が電線情報に関連付けられ
て記憶される。そして、指示の対象となるワイヤハーネ
スに対応する構成情報とこの構成情報に関連付けられた
位置情報が、抽出手段20a1によって構成情報記憶手
段20d1及び位置情報記憶手段20d2からそれぞれ
抽出される。そして、この構成情報及び位置情報に基づ
いて、電線収容体から電線を採集する採集順番を指示す
るための指示情報が指示情報生成手段20a2によって
生成され、この指示情報を表示部14aに表示させる制
御が表示制御手段11a1によって行われる。そして、
指示情報によって電線が採集されて電線側の識別情報が
識別情報取込手段16によって取り込まれると、この識
別情報に基づいて前記指示情報にて指示した電線が採集
されたか否かが判定手段11a2によって判定される。
【0009】よって、電線情報とそれに対応する位置情
報を関連付けて記憶し、電線情報と位置情報に基づいて
指示情報を生成し、この生成した指示情報に基づいて電
線を採集する順番を指示しているので、電線収容体の位
置の変更等が生じても位置情報を変更することで容易に
対応することができる。また、電線収容体には検出部を
設ける必要がなくなるため、電線の品番の増加に容易に
対応することができる。さらに、指示情報に基づいて指
示した電線が採集されたか否かを判定するので、作業者
が誤った電線を採集したことを検出することができるた
め、誤った電線の採集を阻止することができる。従っ
て、電線収容体の位置の移動に容易に対応でき、かつ指
示した電線を正確に採集させることができる電線採集判
定装置を提供することができる。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の電線採集判定装置において、前記指示情報
生成手段20a2は、前記抽出した複数の前記位置情報
に基づいて、前記採集を行うために前記電線収容体を巡
回する距離及び巡回に要する時間の少なくとも一方が最
短となるように前記採集順番を定めることを特徴とす
る。
【0011】上記請求項2に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、抽出した複数の位置情報に基づい
て、採集を行うために電線収容体を巡回する距離及び巡
回に要する時間の少なくとも一方が最短となる順番で指
示情報が指示情報生成手段20a2によって生成され
る。よって、電線の採集を行うために電線収容体を巡回
する距離及び巡回に要する時間の少なくとも一方が最短
となる順番になるように電線を採集する採集順番を定め
て指示情報を生成しているため、この指示情報に基づい
て電線の採集を指示することで、作業者は電線収容体を
巡回する距離及び巡回に要する時間の少なくとも一方が
最短で電線を採集することができる。従って、指示情報
に基づいて電線の採集順番を指示することで、作業者は
効率よく電線の採集を行うことができる。
【0012】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1又は2に記載の電線採集判定装置において、前記指
示情報生成手段20a2は、採集する前記電線の種類毎
に対応して前記指示情報を生成し、前記表示制御手段1
1a1は、前記判定手段11a2にて前記電線が採集さ
れたと判定されると、次の前記指示情報を表示させるよ
うに前記制御を行うことを特徴とする。
【0013】上記請求項3に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、指示情報は採集する電線の種類毎に
対応して指示情報生成手段20a2によって生成され
る。そして、指示情報によって指示された電線が採集さ
れたと判定手段11a2によって判定されると、次の前
記指示情報を表示させるように表示制御手段11a1に
よって表示が制御される。よって、採集する電線はその
種類毎に指示され、指示した電線が採集されるまで次の
指示を行わないため、正確に電線の採集を行うことがで
きる。従って、指示した電線をより一層正確に作業者に
採集させることができる。
【0014】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜3の何れかに記載の電線採集判定装置において、
前記判定手段11a2にて前記電線が採集されていない
と判定すると、誤った前記電線を採集したことを警報す
るための警報情報を生成する警報情報生成手段11a3
と、前記警報情報生成手段11a3が生成した前記警報
情報に基づいた前記警報を行う警報手段14bと、をさ
らに備えることを特徴とする。
【0015】上記請求項4に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、判定手段11a2にて電線が採集さ
れていないと判定されると、警報情報生成手段11a3
によって警報情報が生成され、この警報情報に基づいた
警報が警報手段14bに行われる。よって、指示した電
線が採集されないと、警報手段14bが警報するので、
作業者は速やかに誤った電線を採集したことを認識する
ことができる。従って、誤った電線の採集を確実に防止
することができる。
【0016】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜4の何れかに記載の電線採集判定装置において、
前記指示情報によって指示された前記電線が前記電線収
容体に存在しないときに、外部からの入力に応じて前記
電線が欠品であることを示す欠品情報を生成する欠品情
報生成手段11a4と、前記欠品情報生成手段11a4
が生成した前記欠品情報を出力する欠品情報出力手段1
1a5と、をさらに備えることを特徴とする。
【0017】上記請求項5に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、指示情報にて指示された電線が電線
収容体に存在しないと、欠品情報が欠品情報生成手段1
1a4によって生成される。そして、この欠品情報は欠
品情報出力手段11a5によって表示装置や通信装置な
どに出力される。よって、作業者や在庫管理装置等から
の入力によって指示した電線が電線収容体に存在しない
ことを認識すると欠品情報を生成し、この欠品情報を表
示装置、通信装置等に出力することで、電線の欠品を管
理者等に認識させることができる。従って、欠品情報の
出力に応じて欠品となっている電線の補充等のメンテナ
ンスを行うことができる。
【0018】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜5の何れかに記載の電線採集判定装置において、
前記判定手段11a2が判定した判定結果を、前記採集
した前記電線の実績を示す実績情報として記憶する実績
情報記憶手段20d3と、前記実績情報記憶手段20d
3が記憶している前記実績情報に全ての前記指示情報に
対応する前記判定結果が存在していないと判定すると、
前記電線の欠品が発生したことを警報するための欠品警
報情報を生成する欠品警報情報生成手段20a3と、前
記欠品警報情報生成手段20a3が生成した前記欠品警
報情報を出力する欠品警報情報出力手段20a4と、を
さらに備えることを特徴とする。
【0019】上記請求項6に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、判定手段11a2の判定結果は実績
情報として実績情報記憶手段20d3に記憶される。そ
して、全ての前記指示情報に対応する実績情報が判定結
果実績情報記憶手段20d3に記憶されていないと、欠
品警報情報が欠品警報情報生成手段20a3によって生
成され、この欠品警報情報は欠品警報情報出力手段20
a4によって出力される。よって、採集した電線が指示
した電線か否かを判定した判定結果を実績情報として記
憶しておき、全ての指示情報に対応する実績情報が存在
していないと、欠品が生じていると判定することができ
るため、欠品を検出した時に欠品警報情報を生成して例
えば表示装置、通信装置等に出力することで、電線の欠
品を管理者等に警報することができる。従って、実績情
報に基づいて欠品警報情報を自動的に生成して出力する
ことで、この出力に応じて欠品となっている電線の補充
等のメンテナンスを行うことができる。
【0020】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1〜6の何れかに記載の電線採集判定装置において、
装置本体を携帯可能な機器として形成したことを特徴と
する。
【0021】上記請求項7に記載した本発明の電線採集
判定装置によれば、装置本体は作業者等による携帯が可
能なように形成される。よって、作業者等が装置本体を
携帯した状態で電線の採集を行うことができるので、指
示に応じて電線を採集する毎にその場で正しい電線を採
集したか否かを判定することができる。従って、作業者
等に装置本体を携帯させることで、指示した電線をより
一層確実に採集させることができる。
【0022】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項8記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、図1の基本構成図に示すように、電線を種類毎に
収容している複数の電線収容体から、ワイヤハーネスの
製造に用いる前記電線の採集を指示し、該指示した前記
電線が採集されたか否かをコンピュータに判定させるた
めの電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読
み取り可能な記憶媒体であって、前記ワイヤハーネスを
構成する前記電線を示す複数の構成情報の中から、前記
指示の対象となる前記ワイヤハーネスに対応する前記構
成情報と、該構成情報に関連付けられた前記電線が収容
される前記電線収容体の位置を示す位置情報を抽出する
抽出手段20a1、前記抽出手段20a1が抽出した前
記構成情報及び前記位置情報に基づいて、前記電線収容
体から前記電線を採集する採集順番を指示するための指
示情報を生成する指示情報生成手段20a2、前記指示
情報生成手段20a2が生成した前記指示情報を表示部
14aに表示させる制御を行う表示制御手段11a1、
前記指示情報の表示に応じて採集された前記電線側の識
別情報を取り込む識別情報取込手段16、前記識別情報
取込手段16が取り込んだ前記識別情報に基づいて、前
記指示情報生成手段20a2が生成した前記指示情報の
示す前記電線が採集されたか否かを判定する判定手段1
1a2、としてコンピュータを機能させるための電線採
集判定プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能
な記憶媒体である。
【0023】上記請求項8に記載した本発明のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、ワイヤハーネスを構成する前記電線を示す複数の構
成情報の中から、指示の対象となるワイヤハーネスに対
応する構成情報と、構成情報に関連付けられた電線が収
容される電線収容体の位置を示す位置情報を抽出する。
そして、この構成情報と位置情報とに基づいて指示情報
を生成し、この指示情報を表示部14aに表示させる制
御を行う。そして、指示情報の表示に応じて採集された
電線側の識別情報を取り込むと、この識別情報に基づい
て指示情報の示す前記電線が採集されたか否かを判定す
る。よって、コンピュータは電線情報とそれに対応する
位置情報を関連付けて記憶された電線情報と位置情報に
基づいて指示情報を生成し、この生成した指示情報に基
づいて電線を採集する順番を指示しているので、電線収
容体の位置の変更等が生じても位置情報を変更すること
で容易に対応することができる。また、電線収容体には
検出部を設ける必要がなくなるため、電線の品番の増加
に容易に対応することができる。さらに、コンピュータ
は指示情報に基づいて指示した電線が採集されたか否か
を判定するので、作業者が誤った電線を採集したことを
検出することができるため、誤った電線の採集を阻止す
ることができる。従って、電線収容体の位置の移動に容
易に対応でき、かつ指示した電線を正確に採集させるこ
とができる電線採集判定プログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体を提供することができる。
【0024】上記課題を解決するためになされた請求項
9記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前記
指示情報生成手段20a2を、前記抽出した複数の前記
位置情報に基づいて、前記採集を行うために前記電線収
容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の少なくとも
一方が最短となるように前記採集順番を定める手段とし
てコンピュータを機能させるための電線採集判定プログ
ラムを記憶した請求項8に記載のコンピュータ読み取り
可能な記憶媒体である。
【0025】上記請求項9に記載した本発明のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、抽出した複数の位置情報に基づいて、採集を行うた
めに電線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の
少なくとも一方が最短となる順番で指示情報を生成す
る。よって、コンピュータは電線の採集を行うために電
線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の少なく
とも一方が最短となる順番になるように電線を採集する
採集順番を定めて指示情報を生成するため、この指示情
報に基づいて電線の採集を指示することで、作業者は電
線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の少なく
とも一方が最短で電線を採集することができる。従っ
て、指示情報に基づいて電線の採集順番を指示すること
で、作業者に効率よく電線の採集を行わせることができ
る電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体を提供することができる。
【0026】上記課題を解決するためになされた請求項
10記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前
記指示情報生成手段20a2を、採集する前記電線の種
類毎に対応して前記指示情報を生成する手段、前記表示
制御手段11a1を、前記判定手段11a2にて前記電
線が採集されたと判定すると、次の前記指示情報を表示
させるように前記制御を行う手段、としてコンピュータ
を機能させるための電線採集判定プログラムを記憶した
請求項8又は9に記載のコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体である。
【0027】上記請求項10に記載した本発明のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、指示情報を採集する電線の種類毎に対応して生成す
る。そして、指示情報によって指示された電線が採集さ
れたと判定したときに、次の指示情報が表示部14aに
表示されるように制御する。よって、コンピュータは採
集する電線の種類毎に指示を行い、この指示した電線が
採集されるまで次の指示を行わないため、正確に電線の
採集を行うことができる。従って、指示した電線をより
一層正確に作業者に採集させることができる電線採集判
定プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
憶媒体を提供することができる。
【0028】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体は、図1の基本構成図に示すように、電線を種類毎
に収容している複数の電線収容体から、ワイヤハーネス
の製造に用いる前記電線の採集を指示し、該指示した前
記電線が採集されたか否かをコンピュータに判定させる
ための電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体であって、前記ワイヤハーネス
を構成する前記電線を示す複数の構成情報の中から、前
記指示の対象となる前記ワイヤハーネスに対応する前記
構成情報と、該構成情報に関連付けられた前記電線が収
容される前記電線収容体の位置を示す位置情報とが抽出
され、該抽出された前記構成情報及び前記位置情報に基
づいて前記電線収容体から前記電線を採集する採集順番
を指示するために生成された指示情報を、表示部14a
に表示させる制御を行う表示制御手段11a1、前記指
示情報の表示に応じて採集された前記電線側の識別情報
を取り込む識別情報取込手段16、前記識別情報取込手
段16が取り込んだ前記識別情報に基づいて、前記指示
情報の示す前記電線が採集されたか否かを判定する判定
手段11a2、としてコンピュータを機能させるための
電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体である。
【0029】上記請求項11に記載した本発明のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、構成情報とこの構成情報に関連付けられた位置情報
とに基づいて生成された指示情報を表示部14aに表示
させる制御を行う。そして、この指示情報の表示に応じ
て採集された電線側の識別情報を取り込むと、この識別
情報に基づいて指示情報の示す前記電線が採集されたか
否かを判定する。よって、コンピュータは電線情報とこ
の電線情報に関連付けられた位置情報とに基づいて生成
された指示情報に基づいて電線を採集する順番を指示し
ているので、電線収容体の位置の変更等が生じても位置
情報を変更することで容易に対応することができる。ま
た、電線収容体には検出部を設ける必要がなくなるた
め、電線の品番の増加に容易に対応することができる。
さらに、コンピュータは指示情報に基づいて指示した電
線が採集されたか否かを判定するので、作業者が誤った
電線を採集したことを検出することができるため、誤っ
た電線の採集を阻止することができる。従って、電線収
容体の位置の移動に容易に対応でき、かつ指示した電線
を正確に採集させることができる電線採集判定プログラ
ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提
供することができる。
【0030】上記課題を解決するためになされた請求項
12記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前
記判定手段11a2にて前記電線が採集されていないと
判定すると、誤った前記電線を採集したことを警報する
ための警報情報を生成する警報情報生成手段11a3、
前記警報情報生成手段11a3が生成した前記警報情報
に基づいた前記警報を行う警報手段14b、としてさら
にコンピュータを機能させるための電線採集判定プログ
ラムを記憶した請求項8〜11の何れかに記載のコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0031】上記請求項12に記載した本発明のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、指示した電線が採集されていないと判定すると、警
報情報を生成し、この警報情報に基づいた警報を警報手
段14bに行わせる。よって、コンピュータは指示した
電線が採集されていないと判定すると警報手段14bに
警報させるので、作業者は速やかに誤った電線を採集し
たことを認識することができる。従って、誤った電線の
採集を確実に防止させることができる電線採集判定プロ
グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
を提供することができる。
【0032】上記課題を解決するためになされた請求項
13記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前
記指示情報によって指示された前記電線が前記電線収容
体に存在しないときに、外部からの入力に応じて前記電
線が欠品であることを示す欠品情報を生成する欠品情報
生成手段11a4、前記欠品情報生成手段11a4が生
成した前記欠品情報を出力する欠品情報出力手段11a
5、としてさらにコンピュータを機能させるための電線
採集判定プログラムを記憶した請求項8〜12の何れか
に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0033】上記請求項13に記載した本発明のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、指示情報によって指示された電線が電線収容体に存
在しないときに外部からの入力に応じて欠品情報を生成
して表示装置や通信装置などに出力する。よって、コン
ピュータは作業者や在庫管理装置等の外部からの入力に
よって指示した電線が電線収容体に存在しないことを認
識すると欠品情報を生成し、この欠品情報を表示装置、
通信装置等に出力することで、電線の欠品を管理者等に
認識させることができる。従って、欠品情報の出力に応
じて欠品となっている電線の補充等のメンテナンスに貢
献することができる電線採集判定プログラムを記憶した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することが
できる。
【0034】上記課題を解決するためになされた請求項
14記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、前
記判定手段11a2が判定した判定結果を前記採集した
前記電線の実績として示す実績情報に、全ての前記指示
情報に対応する前記判定結果が存在していないと判定す
ると、前記電線の欠品が発生したことを警報するための
欠品警報情報を生成する欠品警報情報生成手段20a
3、前記欠品警報情報生成手段20a3が生成した前記
欠品警報情報を出力する欠品警報情報出力手段20a
4、としてさらにコンピュータを機能させるための電線
採集判定プログラムを記憶した請求項8〜13の何れか
に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0035】上記請求項14に記載した本発明のコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータ
は、識別情報に基づいて指示情報にて指示した電線が採
集されたか否かの判定結果を示す実績情報に、全ての指
示情報に対応する実績情報が存在していないと欠品が生
じていると判定して欠品警報情報を生成して表示装置や
通信装置などに出力する。よって、コンピュータは採集
した電線が指示した電線か否かを判定した判定結果を示
す実績情報に全ての指示情報に対応する実績情報が存在
していないと、欠品が生じていると判定して欠品警報情
報を生成し、この欠品警報情報を例えば表示装置、通信
装置等に出力するので、電線の欠品を管理者等に警報す
ることができる。従って、実績情報に基づいて欠品警報
情報を自動的に生成して出力することで、この出力に応
じて欠品となっている電線の補充等のメンテナンスに貢
献することができる電線採集判定プログラムを記憶した
コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することが
できる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電線採集判定
装置の一実施の形態を、図2〜図12の図面を参照して
説明する。
【0037】ここで、図2は本発明に係る電線採集判定
装置の概略構成を示す構成図であり、図3は図2のハン
ディターミナルの概略構成を示す構成図であり、図4は
電線側に設けられる識別情報の一例を説明するための図
であり、図5は図2のパソコンの概略構成を示す構成図
であり、図6は図5の記憶装置に記憶するファイルを説
明するための図であり、図7は構成情報の一例を説明す
るための図であり、図8は位置情報の一例を説明するた
めの図であり、図9は電線収容体が設けられる工場にお
ける位置の概念の一例を説明するための図であり、図1
0は指示情報の一例を説明するための図であり、図11
は電線採集判定装置の処理概要の一部を示したフローチ
ャートであり、図12は電線採集判定装置の処理概要の
他の一部を示したフローチャートである。
【0038】本発明に係る電線採集判定装置は、ワイヤ
ハーネスを製造する工場等に設けられ、大別すると、図
2に示すように、作業者が携帯可能なハンディターミナ
ル10と、このハンディターミナル10が着脱自在に接
続されるパーソナル・コンピュータ(以下、パソコンと
いう)20とを有して構成している。
【0039】なお、本実施の形態では、ハンディターミ
ナル10とパソコン20をケーブルCを介して接続する
場合について説明するが、ハンディターミナル10とパ
ソコン20を接続せずに、無線通信などによってデータ
の送受信を行うような実施の形態とすることもできる。
【0040】まず、ハンディターミナル10は、図3に
示すように、予め定められたプログラムに従って動作す
るマイクロコンピュータ(μCOM)11を有する。μ
COM11は、周知のように、予め定めたプログラムに
従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置
(CPU)11a、CPU11aのためのプログラム等
を格納した読み出し専用のメモリであるROM11b、
各種のデータを格納するとともにCPU11aの処理作
業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモ
リであるRAM11c等を有して構成している。
【0041】また、μCOM11には、装置本体がオフ
状態の間も記憶内容の保持が可能な電気的消去/書き換
え可能な読み出し専用のメモリ(EEPROM)12を
接続している。このEEPROM12は、収集した実績
情報等を格納する格納エリアを有する。
【0042】ハンディターミナル10はさらに、コネク
タ部13、表示部14、操作部15、リーダ部16等を
備える構成となっている。そして、コネクタ部13、表
示部14、操作部15、リーダ部16の各々はインタフ
ェース部17を介してμCOM11に接続している。
【0043】コネクタ部13には、ハンディターミナル
10とパソコン20とをケーブルCにて接続するために
RS−232C、USB(Universal Serial Bus)等の
コネクタを用いており、このコネクタ部13を介してハ
ンディターミナル10とパソコン20との通信を可能と
している。また、表示部14には、LCD等の表示装置
を用いており、表示部14はμCOM10から入力され
る情報に基づいた表示を行う。
【0044】操作部15は、複数のテンキーボタン15
a、確認ボタン15b、欠品ボタン15c等の各種ボタ
ンを有して構成しており、ボタンが押下されると、その
押下されたボタンに対応する情報がμCOM11に出力
される。なお、確認ボタン15bは電線の確認を行うと
きなど、欠品ボタン15cは表示部14にて指示された
電線が存在しないとき等に作業者によって押下される。
【0045】リーダ部16には、電線側に設けられた識
別情報を読み取ることが可能な読取装置が用いられる。
本実施の形態では、図4に示す識別情報が印刷されたタ
グを電線側に設けており、識別情報をバーコードとして
いることから、バーコードを工学的に読み込むハンドス
キャナ等の読み取り装置を用いている。そして、タグの
識別情報については、作業者にも確認できるように、英
数字等のコードでも印刷している。そして、リーダ部1
6によって読み取られたバーコード(識別情報)はコー
ド変換され、このコード変換されたバーコード情報をμ
COM11に出力する。
【0046】なお、識別情報については、同一種類の複
数の電線が束ねられた電線束を作業者に採集させる場合
は、電線束に上述したタグを装着することで対応するこ
とができるが、電線を一本毎採集させる場合は識別情報
を例えば電線の被覆等に印刷するようにしてもよい。
【0047】また、ハンディターミナル10のROM1
1bには、電線を種類毎に収容している複数の電線収容
体から、ワイヤハーネスの製造に用いる前記電線の採集
を指示するための指示情報に基づいて指示させ、この指
示した電線が採集されたか否かをコンピュータに判定さ
せるための電線採集判定プログラムを記憶していること
から、本実施の形態では、ハンディターミナル10のR
OM11bがコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に相
当している。
【0048】次に、パソコン20側の構成を説明する。
パソコン20は、図5に示すように、予め定めたプログ
ラムに従って装置全体の動作の制御などを行う中央演算
処理装置(CPU)20aを有している。このCPU2
0aには、バスBを介してCPU20aのためのプログ
ラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM2
0b、CPU20aの処理作業に必要な各種データを格
納する作業エリア等を有する読み出し書き込み自在のメ
モリであるRAM20cが接続されている。
【0049】CPU20aにはさらに、記憶装置20d
がバスBを介して接続されており、この記憶装置20d
にはハードディスク装置などの記憶媒体を用いている。
この記憶装置20dは、図6に示すように、指示情報生
成プログラムファイルF1、構成情報ファイルF2、位
置情報ファイルF3、実績情報ファイルF4等の各種フ
ァイルを記憶している。
【0050】なお、本実施の形態においては、上述した
各種ファイルはCD−ROMやフロッピー(登録商標)
ディスク等のコンピュータが読み込むことができる記憶
媒体から記憶装置20dにインストールしている。しか
しながら、本発明はこれに限定するものではなく、ファ
イルのインストールについては、通信インタフェースな
どを設け、インターネットや電話回線を介してダウンロ
ードするなど種々異なる実施の形態とすることもでき
る。
【0051】CPU20aにはさらに、入力装置インタ
フェース(I/F)20e、表示装置インタフェース
(I/F)20f、プリンタインタフェース(I/F)
20g、コネクタ20hがバスBを介して接続されてい
る。入力装置I/F20eに、キーボードやマウスを有
して構成する入力装置21が接続されると、その入力装
置21から入力された各種入力データは、バスBに供給
されてCPU20aに入力される。
【0052】表示装置I/F20fには、CRTや液晶
ディスプレイなどを用いて構成される表示装置22が接
続されている。そして、この表示装置I/F20fは、
表示装置22の表示内容をCPU20aからの指示に基
づいて制御するものである。また、プリンタI/F20
gには、プリンタ30を接続している。そして、このプ
リンタ30はプリンタI/F20g介してCPU20a
から入力される情報に基づいた印刷を行う。コネクタ2
0hには、ハンディターミナル10のコネクタ部13に
対応してRS−232C、USB(Universal Serial B
us)等が用いられる。
【0053】次に、上述した記憶装置20dに記憶され
る各種ファイルについて説明する。まず、指示情報生成
プログラムファイルF1は、電線収容体から電線を採集
する採集順番を指示するための指示情報を生成する手段
としてパソコン20を機能させるためのプログラムを格
納している。
【0054】構成情報ファイルF2は、図7に示すよう
に、ワイヤハーネスを構成する電線を示す構成情報を製
品毎に複数格納している。この構成情報は、構成する電
線毎に対応する電線情報を有し、電線情報は、電線構成
Noデータ、形状データ、格納先データ等の各種データ
を有する。
【0055】電線構成Noデータは、電線の構成を示す
Noで、同一の製品品番内でNoが重複しないように、
種類毎に全ての電線に割り付けられている。形状データ
は、電線の品種、サイズ、色、端子品番等の電線の形状
に関するデータを設定している。格納先データは、電線
構成Noに対応する位置情報が格納される格納先アドレ
スを設定している。
【0056】位置情報ファイルF3は、図8に示すよう
に、電線が収容される電線収容体の位置を示す位置情報
を複数有して構成しており、この位置情報は、前記電線
情報に対応して設けている。
【0057】ここで、本実施の形態における電線収容体
が設けられる工場における位置の概念を説明する。図9
において、工場A内を複数の区画に画定し、この区画内
に配置している棚毎に棚番を割り付けている。そして、
この棚は複数の電線収容体Rがマトリックス状に集合す
る構成となっている。
【0058】上述した構成では、図8に示すように、位
置情報が工場データ、区画データ、棚番データ、棚行列
データを有する構成とすることで、電線収容体の位置を
特定することができる。そして、位置情報が電線構成N
oデータを有する構成とすることで、この電線構成No
データに基づいて位置情報に対応する電線情報を特定す
ることができる。
【0059】例えば、図9の電線収容体R22の位置情
報は、工場データに工場を識別する情報として”工場
A”、区画データに区画を識別する情報として”区画f
32”、棚番データに棚を識別する情報として”棚番
”、棚行列データに棚における電線収容体の位置を識
別する”2行2列”がそれぞれ設定される。
【0060】次に、パソコン20にて生成する指示情報
を、図10の図面を参照して説明する。図10は指示情
報をパソコン20からハンディターミナル10に送信す
る際に用いる通信情報を示し、通信情報は管理情報と、
指示すべき複数の指示情報を有して構成している。管理
情報は、通信情報が有する指示情報の個数、ワイヤハー
ネスの製品品番等を示す各種データを有する。
【0061】指示情報は、指示順番データと、上述した
電線構成No、形状、工場、区画、棚番、棚行列等の各
種データとを有して構成している。この指示情報は、上
述した構成情報とこの構成情報に関連付けられた位置情
報に基づいて生成される。なお、指示順番データは、指
示する順番を設定するものであり、通信情報を構成する
順番で指示情報に基づく指示を行う場合は、このデータ
を構成から削除してもよい。さらに、電線の形状をハン
ディターミナル10の表示部14に表示させない場合
は、このデータも構成から削除してもよい。
【0062】次に、上述した構成における電線採集判定
装置の処理概要の一例を、ハンディターミナル10のC
PU11aとパソコン20のCPU20aとが行う本発
明に係る処理概要に着目し、図11及び図12の図面を
参照して以下に説明する。
【0063】パソコン20にハンディターミナル10が
ケーブルCによって接続され、ハンディターミナル10
及びパソコン20のそれぞれの電源(図示せず)が投入
され、パソコン20の指示情報生成プログラムが実行さ
れると、表示装置22にワイヤハーネスの製品番号を管
理者、作業者等に入力させるために品番入力画面を表示
装置22に表示させるための品番入力画面情報が生成さ
れて表示装置22に出力されることで、表示装置22に
品番入力画面が表示される。
【0064】ステップS112において、入力装置21
からの入力データに基づいて品番入力画面に応じた製品
品番が入力されたか否かが判定される。製品品番が入力
されていないと判定された場合は(ステップS112で
N)、この判定処理を繰り返すことで製品品番の入力を
待つ。一方、製品品番が入力されたと判定された場合は
(ステップS112でY)、ステップS113に進む。
【0065】ステップS113(抽出手段に相当)にお
いて、記憶装置20dに記憶している構成情報ファイル
F2から入力された製品品番に対応する構成情報がRA
M20cに抽出されるとともに、この構成情報が有する
電線情報の格納先データに基づいて各電線情報に対応す
る位置情報が位置情報ファイルF3からRAM20cに
抽出され、その後ステップS114に進む。
【0066】ステップS114(指示情報生成手段に相
当)において、RAM20cに抽出した構成情報が有す
る電線情報とこの電線情報毎に対応する位置情報とに基
づいて、図10に示す指示情報が電線情報毎に対応して
生成され、全ての指示情報の生成が終了するとステップ
S115に進む。
【0067】ここで、本実施の形態における指示情報の
生成の詳細について説明する。図10に示すように、電
線情報と位置情報に基づいて全ての指示情報が生成され
ると、まず、指示情報が同一の工場データ毎に並び替え
られる。そして、区画データをキーにして指示情報が例
えば昇順に並び替えられると、同一の区画データ毎に棚
番データをキーとして指示情報が例えば昇順に並び替え
られる。そして、同一の棚番毎に棚行列データをキーと
して指示情報が例えば行毎、列毎に並び替えが行われ
る。そして、全ての並び替えが終了すると、指示情報の
先頭から各指示情報の指示順番データに採集順番が割り
振られる。
【0068】よって、本実施の形態では、図9に示すよ
うに、電線収容体の位置を割り振っているため、上述し
た指示情報の並び替えを行って採集順番を定めること
で、この採集順番が全ての電線収容体を巡回する距離が
最短となる順番ということになる。
【0069】なお、採集順番の決定方法はこれに限定す
るものではなく、電線収容体を巡回する距離及び巡回に
要する時間の少なくとも一方が最短となればよいため、
距離、時間をシミュレーションなどを用いて算出して最
短の順番を決定するなど種々異なる実施の形態とするこ
とができる。
【0070】次にステップS115において、並び替え
られた指示情報群の先頭に、ワイヤハーネスの製品品番
や指示情報の個数等を設定した管理情報が付加されて通
信情報が生成され、この通信情報がコネクタ20hに出
力されることで、通信情報がハンディターミナル10に
送信される。
【0071】一方、ハンディターミナル10側では、コ
ネクタ部13を介してパソコン20から通信情報(指示
情報)を受信すると(ステップS211)、表示部14
に指示情報を表示させるための指示画面情報が通信情報
における先頭の指示情報に基づいて生成され、指示画面
情報が表示部14に出力されることで、表示部14に最
初の指示情報が表示され(ステップS212:表示制御
手段に相当)、その後ステップS213に進む。
【0072】ステップS213において、操作部15か
らの入力データに基づいて欠品ボタン15cが押下され
たか否かが判定される。欠品ボタン15cが押下された
と判定された場合は(ステップS213でY)、ステッ
プS214に進む。そして、ステップS214(欠品情
報生成手段に相当)において、指示情報に基づいてEE
PROM12に欠品情報が生成され、ステップS222
に進む。
【0073】なお、この欠品情報を通信などによって在
庫管理装置等に送信するようにすれば、電線の欠品を管
理者等に認識させることができるため、速やかに電線の
補充を行うことができるため、電線の在庫管理における
メンテナンスを速やかに行うことができる。
【0074】また、ステップS213で欠品ボタン15
cが押下されていないと判定された場合は(ステップS
213でN)、ステップS215に進む。そして、ステ
ップS215において、操作部15からの入力データに
基づいて採集を指示した電線にバーコード(識別情報)
が有るか否かが判定される。
【0075】ステップS215でバーコードが存在しな
いと判定された場合は(ステップS215でN)、識別
情報を作業者等に入力させるために入力画面を表示部1
4に表示させるための入力画面情報がRAM11cに生
成され、入力画面情報が表示部14に出力されること
で、表示部14に入力画面が表示される(ステップS2
16)。そして、ステップS217において、入力画面
に応じた識別情報が操作部15を介してRAM11cに
取り込まれ、その後ステップS219に進む。なお、前
記タグにバーコードが存在しない場合は、作業者に識別
情報を入力させることから、この場合はステップS21
6及びS217が識別情報取込手段として機能すること
になる。
【0076】また、ステップS215でバーコードが存
在すると判定された場合は(ステップS215でY)、
ステップS218に進む。そして、ステップS218に
おいて、識別情報取込手段であるリーダ部16から入力
されたバーコード情報が識別情報としてRAM11cに
取り込まれ、その後ステップS219に進む。
【0077】ステップS219(判定手段に相当)にお
いて、RAM11cに取り込まれた識別情報と指示情報
とが比較され、この比較結果に基づいて識別情報が正し
いか否かが判定される。識別情報が正しくないと判定さ
れた場合は(ステップS219でN)、ステップS22
0に進む。
【0078】ステップS220(警報情報生成手段に相
当)において、表示部14にて作業者等に警報するため
の警報画面を表示させるための警報情報がRAM11c
に生成され、その後ステップS221に進む。そして、
ステップS221(警報情報出力手段に相当)におい
て、RAM11cの警報情報が表示部(警報手段に相
当)14に出力されることで、表示部14に警報画面が
表示され、その後ステップS213に戻り、一連の処理
を繰り返す。
【0079】なお、本実施の形態では、取り込んだ識別
情報が正しくないときに表示部14に警報画面を表示す
ることで、作業者等に誤った電線を取り込んだことを警
報しているため、作業者等に電線の取り違えを速やかに
気づかせることができる。また、警報表示と共に警報音
を発するようにすれば、より一層確実に電線の取り違え
を気づかせることができる。
【0080】また、ステップS219で識別情報が正し
いと判定された場合は(ステップS219でY)、ステ
ップS222に進む。そして、ステップS222(実績
情報生成手段に相当)において、正しいと判定された識
別情報に対応する指示情報が実績情報としてEEPRO
M12に収集され、その後ステップ223に進む。
【0081】ステップS223において、受信した通信
情報が有する全ての指示情報に基づく指示が終了したか
否かが判定される。全ての指示が終了していないと判定
された場合は(ステップS223でN)、ステップS2
24に進む。そして、ステップS224(表示制御手段
に相当)において、表示部14に指示情報を表示させる
ための指示画面情報が、次の指示として通信情報から抽
出された指示情報に基づいて生成され、指示画面情報が
表示部14に出力されることで、表示部14に次の指示
情報が表示され、その後ステップS213に戻り、全て
の指示が終了するまで一連の処理を繰り返す。
【0082】また、ステップS223で全ての指示が終
了したと判定された場合は(ステップS223でY)、
図12に示すステップS225に進む。そして、ステッ
プS225において、要求されたワイヤハーネスの製品
品番に必要な電線の採集が終了したことを示す終了情報
がRAM11cに生成され、この終了情報がコネクタ部
13に出力されることで、終了情報がパソコン20に送
信される。
【0083】一方、パソコン20側では、コネクタ20
hを介してハンディターミナル10から終了情報を受信
すると(ステップS121)、表示装置22に終了情報
を示す終了画面を表示させるための終了画面情報が終了
情報に基づいて生成され、終了画面情報が表示装置22
に出力されることで、表示装置22に終了画面が表示さ
れ(ステップS122)、その後ステップS123に進
む。
【0084】なお、本実施の形態では、この終了画面に
実績情報をハンディターミナル10から吸い上げること
を要求するボタンを表示するようになっており、このボ
タンが入力装置21によって選択されると、実績受信要
求が発生するようになっている。
【0085】ステップS123において、実績受信要求
が発生しているか否かを判定することで、実績受信要求
を受けているか否かが判定される。実績受信要求を受け
ていないと判定された場合は(ステップS123で
N)、この判定処理を繰り返すことで、実績受信要求の
発生を待つ。
【0086】なお、本実施の形態では、実績受信要求を
待つ形態となっているが、装置の仕様によっては種々異
なる実施の形態とすることができる。例えば、実績情報
の吸い上げが不要と指示されると、図11のステップS
111に戻り、次の製品番号の入力を待つようにしても
よい。また、実績情報をパソコン20に吸い上げる必要
がない場合は、ステップS122の処理によって終了情
報の表示が終了すると、上述したようにステップS11
1に戻るという実施の形態としてもよい。
【0087】また、ステップS123で実績受信要求を
受けていると判定された場合は(ステップS123で
Y)、ステップS124に進む。そして、ステップS1
24において、実績情報の送信をハンディターミナル1
0に要求するための実績送信要求がコネクタ20hに出
力されることで、実績送信要求がハンディターミナル1
0に送信される。
【0088】一方、ハンディターミナル10側では、コ
ネクタ部13を介してパソコン20から実績送信要求を
受信すると(ステップS231)、EEPROM12に
格納している実績情報がコネクタ部13に出力されるこ
とで、実績情報がパソコン20に送信される(ステップ
S232)。
【0089】一方、パソコン20側では、コネクタ20
hを介してハンディターミナル10から実績情報を受信
すると(ステップS131)、この受信した実績情報は
図6の実績情報ファイル(実績情報記憶手段)F4に追
加されて格納され(ステップS132)、その後ステッ
プS133に進む。
【0090】ステップS133において、受信した実績
情報に基づいて全ての指示情報で指示した電線が採集さ
せているかが解析され、この解析結果に基づいて欠品が
発生しているか否かが判定される。実績情報に全ての指
示情報に対応する判定結果が存在する、つまり、欠品が
発生していないと判定された場合は(ステップS133
でN)、図11のステップS111に戻り、次の製品品
番の入力を待つこととなる。一方、実績情報に全ての指
示情報に対応する判定結果が存在しない、つまり、欠品
が発生していると判定された場合は(ステップS133
でY)、ステップS134に進む。
【0091】ステップS134(欠品警報情報生成手段
に相当)において、電線の欠品が発生したことを、表示
装置22にて警報するための警報画面を表示するために
欠品警報情報がRAM20cに生成され、その後ステッ
プS135に進む。そして、ステップS135(欠品警
報情報出力手段に相当)において、欠品警報情報が表示
装置22に出力されることで、表示装置22に警報画面
が表示され、その後図11のステップS111に戻り、
次の製品品番の入力を待つこととなる。
【0092】なお、本実施の形態では、欠品警報情報を
表示装置22に出力する場合について説明しているが、
本発明はこれに限定するものではなく、種々異なる実施
の形態とすることができる。例えば、パソコン20の構
成に通信装置を設けて、欠品警報情報を通信装置に出力
することで、通信装置を介して電線在庫管理装置に欠品
警報情報を送信し、電線在庫管理装置にて欠品警報情報
に基づいて電線の手配を要求する手配情報を生成し、こ
の手配情報に基づいて電線の手配を行う実施の形態とす
ることもできる。
【0093】以上説明したように、構成情報ファイル
(構成情報記憶手段)F2にワイヤハーネスを構成する
電線を示す構成情報が複数記憶され、位置情報ファイル
(位置情報記憶手段)F3に電線が収容される電線収容
体の位置を示す位置情報が電線情報に関連付けられて記
憶される。そして、指示の対象となるワイヤハーネスに
対応する構成情報とこの構成情報に関連付けられた位置
情報が、パソコン20のCPU(抽出手段)20aによ
って構成情報ファイルF2及び位置情報ファイルF3か
らそれぞれ抽出される。
【0094】そして、この構成情報及び位置情報に基づ
いて、電線収容体から電線を採集する採集順番を指示す
るための指示情報がパソコン20のCPU(指示情報生
成手段)20aによって生成され、この指示情報を表示
部14に表示させる制御がハンディターミナル10のC
PU(表示制御手段)11aによって行われる。そし
て、指示情報によって電線が採集されて電線側のバーコ
ード(識別情報)がリーダ部(識別情報取込手段)16
によって取り込まれると、この識別情報に基づいて指示
情報にて指示した電線が採集されたか否かがハンディタ
ーミナル10のCPU(判定手段)11aによって判定
される。
【0095】よって、電線情報とそれに対応する位置情
報を関連付けて記憶し、電線情報と位置情報に基づいて
指示情報を生成し、この生成した指示情報に基づいて電
線を採集する順番を指示しているので、電線収容体の位
置の変更等が生じても位置情報を変更することで容易に
対応することができる。また、電線収容体には検出部を
設ける必要がなくなるため、電線の品番の増加に容易に
対応することができる。さらに、指示情報に基づいて指
示した電線が採集されたか否かを判定するので、作業者
が誤った電線を採集したことを検出することができるた
め、誤った電線の採集を阻止することができる。従っ
て、電線収容体の位置の移動に容易に対応でき、かつ指
示した電線を正確に採集させることができる電線採集判
定装置を提供することができる。
【0096】また、電線の採集を行うために電線収容体
を巡回する距離が最短となる順番になるように電線を採
集する採集順番を定めて指示情報を生成しているため、
この指示情報に基づいて電線の採集を指示することで、
作業者は電線収容体を巡回する距離が最短で電線を採集
することができる。
【0097】さらに、採集する電線はその種類毎に指示
され、指示した電線が採集されるまで次の指示を行わな
いため、正確に電線の採集を行うことができる。そし
て、指示した電線が採集されないと、表示部(警報手
段)14にて警報を行うので、作業者は速やかに誤った
電線を採集したことを認識することができる。
【0098】また、採集した電線が指示した電線か否か
を判定した判定結果を実績情報として実績情報ファイル
F4に記憶しておき、全ての指示情報に対応する実績情
報が存在していないと、欠品が生じていると判定するこ
とができるため、欠品を検出した時に欠品警報情報を生
成して表示装置22に出力することで、電線の欠品を管
理者等に警報することができる。よって、実績情報に基
づいて欠品警報情報を自動的に生成して出力すること
で、この出力に応じて欠品となっている電線の補充等の
メンテナンスを行うことができる。
【0099】なお、以上の説明からも明らかなように、
上述した本実施の形態では、ハンディターミナル10の
CPU11aが、表示制御手段、判定手段、警報情報生
成手段、欠品情報生成手段、並びに、欠品情報出力手段
として機能し、また、パソコン20のCPU20aが抽
出手段、指示情報生成手段、欠品警報情報生成手段、並
びに、欠品警報情報出力手段として機能している。
【0100】さらに、上述した本実施の形態では、構成
情報記憶手段に相当する構成情報ファイルF2、位置情
報記憶手段に相当する位置情報ファイルF3、実績情報
記憶手段に相当する実績情報ファイルF4をパソコン2
0の記憶装置20dに記憶していることからも明らかな
ように、記憶装置20dが構成情報記憶手段、位置情報
記憶手段、並びに実績情報記憶手段として記憶してい
る。
【0101】また、上述した本実施の形態では、作業者
に対する指示と採集した電線の確認を行う機能をハンデ
ィターミナル10で実現することで、装置本体を作業者
が携帯可能なようにしている。その結果、作業者等が装
置本体を携帯した状態で電線の採集を行うことができる
ので、指示に応じて電線を採集する毎にその場で正しい
電線を採集したか否かを判定することができる。従っ
て、作業者等に装置本体を携帯させることで、指示した
電線をより一層確実に採集させることができる。
【0102】しかしながら、本発明はこれに限定するも
のではなく、パソコン20側の機能も全てハンディター
ミナル10に設けて、ハンディターミナル10で指示情
報の生成して採集された電線の判定を行うようにすれ
ば、電線採集判定装置をハンディターミナル10のみで
実現することもできる。
【0103】また、本実施の形態では、電線採集判定装
置をハンディターミナル10とパソコン20によって構
成したため、ハンディターミナル10に構成情報と位置
情報を抽出する抽出手段、この抽出した構成情報と位置
情報に基づいて指示情報を生成する手段としてコンピュ
ータを機能させるためのプログラムとして指示情報生成
プログラムをパソコンの記憶装置20dに記憶させた
が、ハンディターミナル10のみで電線採集判定装置を
実現させる場合は、例えば指示情報生成プログラムが電
線採集判定プログラムに併合されて、ROM11bに記
憶されることとなる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の電線採集判定装置によれば、電線情報とそれに
対応する位置情報を関連付けて記憶し、電線情報と位置
情報に基づいて指示情報を生成し、この生成した指示情
報に基づいて電線を採集する順番を指示しているので、
電線収容体の位置の変更等が生じても位置情報を変更す
ることで容易に対応することができる。また、電線収容
体には検出部を設ける必要がなくなるため、電線の品番
の増加に容易に対応することができる。さらに、指示情
報に基づいて指示した電線が採集されたか否かを判定す
るので、作業者が誤った電線を採集したことを検出する
ことができるため、誤った電線の採集を阻止することが
できる。従って、電線採集判定装置によって電線収容体
の位置の移動に容易に対応でき、かつ指示した電線を正
確に採集させることができるという効果を奏する。
【0105】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、電線の採集を行うために電
線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の少なく
とも一方が最短となる順番になるように電線を採集する
採集順番を定めて指示情報を生成しているため、この指
示情報に基づいて電線の採集を指示することで、作業者
は電線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の少
なくとも一方が最短で電線を採集することができる。従
って、指示情報に基づいて電線の採集順番を指示するこ
とで、作業者は効率よく電線の採集を行うことができる
という効果を奏する。
【0106】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加え、採集する電線はその
種類毎に指示され、指示した電線が採集されるまで次の
指示を行わないため、正確に電線の採集を行うことがで
きる。従って、指示した電線をより一層正確に作業者に
採集させることができるという効果を奏する。
【0107】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の何れかに記載の発明の効果に加え、指示した電線
が採集されないと、警報手段14bが警報するので、作
業者は速やかに誤った電線を採集したことを認識するこ
とができる。従って、誤った電線の採集を確実に防止す
ることができるという効果を奏する。
【0108】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の何れかに記載の発明の効果に加え、作業者や在庫
管理装置等からの入力によって指示した電線が電線収容
体に存在しないことを認識すると欠品情報を生成し、こ
の欠品情報を表示装置、通信装置等に出力することで、
電線の欠品を管理者等に認識させることができる。従っ
て、欠品情報の出力に応じて欠品となっている電線の補
充等のメンテナンスを行うことができるという効果を奏
する。
【0109】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5の何れかに記載の発明の効果に加え、採集した電線
が指示した電線か否かを判定した判定結果を実績情報と
して記憶しておき、全ての指示情報に対応する実績情報
が存在していないと、欠品が生じていると判定すること
ができるため、欠品を検出した時に欠品警報情報を生成
して例えば表示装置、通信装置等に出力することで、電
線の欠品を管理者等に警報することができる。従って、
実績情報に基づいて欠品警報情報を自動的に生成して出
力することで、この出力に応じて欠品となっている電線
の補充等のメンテナンスを行うことができるという効果
を奏する。
【0110】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜6の何れかに記載の発明の効果に加え、作業者等が装
置本体を携帯した状態で電線の採集を行うことができる
ので、指示に応じて電線を採集する毎にその場で正しい
電線を採集したか否かを判定することができる。従っ
て、作業者等に装置本体を携帯させることで、指示した
電線をより一層確実に採集させることができるという効
果を奏する。
【0111】以上説明したように請求項8に記載した本
発明の電線採集判定プログラムを記憶したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータは電線
情報とそれに対応する位置情報を関連付けて記憶された
電線情報と位置情報に基づいて指示情報を生成し、この
生成した指示情報に基づいて電線を採集する順番を指示
しているので、電線収容体の位置の変更等が生じても位
置情報を変更することで容易に対応することができる。
また、電線収容体には検出部を設ける必要がなくなるた
め、電線の品番の増加に容易に対応することができる。
さらに、コンピュータは指示情報に基づいて指示した電
線が採集されたか否かを判定するので、作業者が誤った
電線を採集したことを検出することができるため、誤っ
た電線の採集を阻止することができる。従って、コンピ
ュータによって電線収容体の位置の移動に容易に対応で
き、かつ指示した電線を正確に採集させることができる
という効果を奏する。
【0112】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の発明の効果に加え、コンピュータは電線の採集
を行うために電線収容体を巡回する距離及び巡回に要す
る時間の少なくとも一方が最短となる順番になるように
電線を採集する採集順番を定めて指示情報を生成するた
め、この指示情報に基づいて電線の採集を指示すること
で、作業者は電線収容体を巡回する距離及び巡回に要す
る時間の少なくとも一方が最短で電線を採集することが
できる。従って、コンピュータによって指示情報に基づ
いて電線の採集順番を指示することで、作業者に効率よ
く電線の採集を行わせることができるという効果を奏す
る。
【0113】請求項10に記載の発明によれば、請求項
8又は9に記載の発明の効果に加え、コンピュータは採
集する電線の種類毎に指示を行い、この指示した電線が
採集されるまで次の指示を行わないため、正確に電線の
採集を行うことができる。従って、コンピュータによっ
て指示した電線をより一層正確に作業者に採集させるこ
とができるという効果を奏する。
【0114】以上説明したように請求項11に記載した
本発明の電線採集判定プログラムを記憶したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータは電
線情報とこの電線情報に関連付けられた位置情報とに基
づいて生成された指示情報に基づいて電線を採集する順
番を指示しているので、電線収容体の位置の変更等が生
じても位置情報を変更することで容易に対応することが
できる。また、電線収容体には検出部を設ける必要がな
くなるため、電線の品番の増加に容易に対応することが
できる。さらに、コンピュータは指示情報に基づいて指
示した電線が採集されたか否かを判定するので、作業者
が誤った電線を採集したことを検出することができるた
め、誤った電線の採集を阻止することができる。従っ
て、コンピュータによって電線収容体の位置の移動に容
易に対応でき、かつ指示した電線を正確に採集させるこ
とができるという効果を奏する。
【0115】請求項12に記載の発明によれば、請求項
8〜11の何れかに記載の発明の効果に加え、コンピュ
ータは指示した電線が採集されていないと判定すると警
報手段14bに警報させるので、作業者は速やかに誤っ
た電線を採集したことを認識することができる。従っ
て、コンピュータによって誤った電線の採集を確実に防
止させることができるという効果を奏する。
【0116】請求項13に記載の発明によれば、請求項
8〜12の何れかに記載の発明の効果に加え、コンピュ
ータは作業者や在庫管理装置等の外部からの入力によっ
て指示した電線が電線収容体に存在しないことを認識す
ると欠品情報を生成し、この欠品情報を表示装置、通信
装置等に出力することで、電線の欠品を管理者等に認識
させることができる。従って、コンピュータによって欠
品情報の出力に応じて欠品となっている電線の補充等の
メンテナンスに貢献することができるという効果を奏す
る。
【0117】請求項14に記載の発明によれば、請求項
8〜13の何れかに記載の発明の効果に加え、コンピュ
ータは採集した電線が指示した電線か否かを判定した判
定結果を示す実績情報に全ての指示情報に対応する実績
情報が存在していないと、欠品が生じていると判定して
欠品警報情報を生成し、この欠品警報情報を例えば表示
装置、通信装置等に出力するので、電線の欠品を管理者
等に警報することができる。従って、コンピュータによ
って実績情報に基づいて欠品警報情報を自動的に生成し
て出力することで、この出力に応じて欠品となっている
電線の補充等のメンテナンスに貢献することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線採集判定装置の基本構成を示す図
である。
【図2】本発明に係る電線採集判定装置の概略構成を示
す構成図である。
【図3】図2のハンディターミナルの概略構成を示す構
成図である。
【図4】電線側に設けられる識別情報の一例を説明する
ための図である。
【図5】図2のパソコンの概略構成を示す構成図であ
る。
【図6】図5の記憶装置に記憶するファイルを説明する
ための図である。
【図7】構成情報の一例を説明するための図である。
【図8】位置情報の一例を説明するための図である。
【図9】電線収容体が設けられる工場における位置の概
念の一例を説明するための図である。
【図10】指示情報の一例を説明するための図である。
【図11】電線採集判定装置の処理概要の一部を示した
フローチャートである。
【図12】電線採集判定装置の処理概要の他の一部を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
11a1 表示制御手段(ハンディターミナルのC
PU) 11a2 判定手段(ハンディターミナルのCP
U) 11a3 警報情報生成手段(ハンディターミナル
のCPU) 11a4 欠品情報生成手段(ハンディターミナル
のCPU) 11a5 欠品情報出力手段(ハンディターミナル
のCPU) 14a 表示部(ハンディターミナルの表示部) 14b 警報手段(ハンディターミナルの表示
部) 20a1 抽出手段(パソコンのCPU) 20a2 指示情報生成手段(パソコンのCPU) 20a3 欠品警報情報生成手段(パソコンのCP
U) 20a4 欠品警報情報出力手段(パソコンのCP
U) 20d1 構成情報記憶手段(パソコンの記憶装
置) 20d2 位置情報記憶手段(パソコンの記憶装
置) 20d3 実績情報記憶手段(パソコンの記憶装
置)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を種類毎に収容している複数の電線
    収容体から、ワイヤハーネスの製造に用いる前記電線の
    採集を指示し、該指示した前記電線が採集されたか否か
    を判定する電線採集判定装置であって、 前記ワイヤハーネスを構成する前記電線を示す構成情報
    を複数記憶する構成情報記憶手段と、 前記電線が収容される前記電線収容体の位置を示す位置
    情報を前記構成情報に関連付けて記憶する位置情報記憶
    手段と、 前記指示の対象となる前記ワイヤハーネスに対応する前
    記構成情報と該構成情報に関連付けられた前記位置情報
    を、前記構成情報記憶手段及び前記位置情報記憶手段か
    らそれぞれ抽出する抽出手段と、 前記抽出手段が抽出した前記構成情報及び前記位置情報
    に基づいて、前記電線収容体から前記電線を採集する採
    集順番を指示するための指示情報を生成する指示情報生
    成手段と、 前記指示情報生成手段が生成した前記指示情報を表示部
    に表示させる制御を行う表示制御手段と、 前記指示情報の表示に応じて採集された前記電線側の識
    別情報を取り込む識別情報取込手段と、 前記識別情報取込手段が取り込んだ前記識別情報に基づ
    いて、前記指示情報生成手段が生成した前記指示情報の
    示す前記電線が採集されたか否かを判定する判定手段
    と、 を備えることを特徴とする電線採集判定装置。
  2. 【請求項2】 前記指示情報生成手段は、前記抽出した
    複数の前記位置情報に基づいて、前記採集を行うために
    前記電線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の
    少なくとも一方が最短となるように前記採集順番を定め
    ることを特徴とする請求項1に記載の電線採集判定装
    置。
  3. 【請求項3】 前記指示情報生成手段は、採集する前記
    電線の種類毎に対応して前記指示情報を生成し、 前記表示制御手段は、前記判定手段にて前記電線が採集
    されたと判定されると、次の前記指示情報を表示させる
    ように前記制御を行うことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の電線採集判定装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段にて前記電線が採集されて
    いないと判定すると、誤った前記電線を採集したことを
    警報するための警報情報を生成する警報情報生成手段
    と、 前記警報情報生成手段が生成した前記警報情報に基づい
    た前記警報を行う警報手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の電線採集判定装置。
  5. 【請求項5】 前記指示情報によって指示された前記電
    線が前記電線収容体に存在しないときに、外部からの入
    力に応じて前記電線が欠品であることを示す欠品情報を
    生成する欠品情報生成手段と、 前記欠品情報生成手段が生成した前記欠品情報を出力す
    る欠品情報出力手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載の電線採集判定装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段が判定した判定結果を、前
    記採集した前記電線の実績を示す実績情報として記憶す
    る実績情報記憶手段と、 前記実績情報記憶手段が記憶している前記実績情報に全
    ての前記指示情報に対応する前記判定結果が存在してい
    ないと判定すると、前記電線の欠品が発生したことを警
    報するための欠品警報情報を生成する欠品警報情報生成
    手段と、 前記欠品警報情報生成手段が生成した前記欠品警報情報
    を出力する欠品警報情報出力手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の電線採集判定装置。
  7. 【請求項7】 装置本体を携帯可能な機器として形成し
    たことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の電線
    採集判定装置。
  8. 【請求項8】 電線を種類毎に収容している複数の電線
    収容体から、ワイヤハーネスの製造に用いる前記電線の
    採集を指示し、該指示した前記電線が採集されたか否か
    をコンピュータに判定させるための電線採集判定プログ
    ラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体で
    あって、 前記ワイヤハーネスを構成する前記電線を示す複数の構
    成情報の中から、前記指示の対象となる前記ワイヤハー
    ネスに対応する前記構成情報と、該構成情報に関連付け
    られた前記電線が収容される前記電線収容体の位置を示
    す位置情報を抽出する抽出手段、 前記抽出手段が抽出した前記構成情報及び前記位置情報
    に基づいて、前記電線収容体から前記電線を採集する採
    集順番を指示するための指示情報を生成する指示情報生
    成手段、 前記指示情報生成手段が生成した前記指示情報を表示部
    に表示させる制御を行う表示制御手段、 前記指示情報の表示に応じて採集された前記電線側の識
    別情報を取り込む識別情報取込手段、 前記識別情報取込手段が取り込んだ前記識別情報に基づ
    いて、前記指示情報生成手段が生成した前記指示情報の
    示す前記電線が採集されたか否かを判定する判定手段、 としてコンピュータを機能させるための電線採集判定プ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  9. 【請求項9】 前記指示情報生成手段を、前記抽出した
    複数の前記位置情報に基づいて、前記採集を行うために
    前記電線収容体を巡回する距離及び巡回に要する時間の
    少なくとも一方が最短となるように前記採集順番を定め
    る手段としてコンピュータを機能させるための電線採集
    判定プログラムを記憶した請求項8に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記指示情報生成手段を、採集する前
    記電線の種類毎に対応して前記指示情報を生成する手
    段、 前記表示制御手段を、前記判定手段にて前記電線が採集
    されたと判定すると、次の前記指示情報を表示させるよ
    うに前記制御を行う手段としてコンピュータを機能させ
    るための電線採集判定プログラムを記憶した請求項8又
    は9に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  11. 【請求項11】 電線を種類毎に収容している複数の電
    線収容体から、ワイヤハーネスの製造に用いる前記電線
    の採集を指示し、該指示した前記電線が採集されたか否
    かをコンピュータに判定させるための電線採集判定プロ
    グラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
    であって、 前記ワイヤハーネスを構成する前記電線を示す複数の構
    成情報の中から、前記指示の対象となる前記ワイヤハー
    ネスに対応する前記構成情報と、該構成情報に関連付け
    られた前記電線が収容される前記電線収容体の位置を示
    す位置情報とが抽出され、該抽出された前記構成情報及
    び前記位置情報に基づいて前記電線収容体から前記電線
    を採集する採集順番を指示するために生成された指示情
    報を、表示部に表示させる制御を行う表示制御手段、 前記指示情報の表示に応じて採集された前記電線側の識
    別情報を取り込む識別情報取込手段、 前記識別情報取込手段が取り込んだ前記識別情報に基づ
    いて、前記指示情報の示す前記電線が採集されたか否か
    を判定する判定手段、 としてコンピュータを機能させるための電線採集判定プ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記判定手段にて前記電線が採集され
    ていないと判定すると、誤った前記電線を採集したこと
    を警報するための警報情報を生成する警報情報生成手
    段、 前記警報情報生成手段が生成した前記警報情報に基づい
    た前記警報を行う警報手段、 としてさらにコンピュータを機能させるための電線採集
    判定プログラムを記憶した請求項8〜11の何れかに記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記指示情報によって指示された前記
    電線が前記電線収容体に存在しないときに、外部からの
    入力に応じて前記電線が欠品であることを示す欠品情報
    を生成する欠品情報生成手段、 前記欠品情報生成手段が生成した前記欠品情報を出力す
    る欠品情報出力手段、 としてさらにコンピュータを機能させるための電線採集
    判定プログラムを記憶した請求項8〜12の何れかに記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記判定手段が判定した判定結果を前
    記採集した前記電線の実績として示す実績情報に、全て
    の前記指示情報に対応する前記判定結果が存在していな
    いと判定すると、前記電線の欠品が発生したことを警報
    するための欠品警報情報を生成する欠品警報情報生成手
    段、 前記欠品警報情報生成手段が生成した前記欠品警報情報
    を出力する欠品警報情報出力手段、 としてさらにコンピュータを機能させるための電線採集
    判定プログラムを記憶した請求項8〜13の何れかに記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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