JP2009088013A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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浩 岩田
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Abstract

【課題】意図する電気的特性を得ることができる。
【解決手段】半導体基板上に第1の絶縁層1、第2の絶縁層2、第3の絶縁層3の順番に積層する。次に、第3の絶縁層3の所定部位に第1の絶縁層1が露出する開口部4を形成する。次に、第3の絶縁層3をマスクにして開口部4から露出する第1の絶縁層1を、その一部が残るように選択的に除去する。また、第3の絶縁層3を剥離する。次に、開口部4から露出する第1の絶縁層1の残りを選択的に除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に、多層配線構造を備える半導体装置の製造方法に関する。
近年、半導体素子の高集積化とチップサイズの縮小化に伴い、配線の微細化および多層配線化が加速的に進められている。こうした多層配線を有するロジックデバイスにおいては、配線遅延がデバイス信号遅延の支配的要因の1つになりつつある。
デバイスの信号遅延は、配線抵抗値と配線容量値との積に比例しているため、配線遅延の改善のためには、配線抵抗値や配線容量値を小さくすることが重要である。
そこで、配線容量値を小さくするため、Cu(銅)配線を形成することが検討されている。Cuは加工が困難であるため、これを配線に適用する場合の好適な構造として、層間絶縁膜に形成した接続孔(ビア(Via)孔)および配線溝を、Cuの拡散防止および密着性の向上のために形成する下地膜(バリアメタル膜)を介してCuで充填してなる、いわゆるダマシン法が採用されることが多い。
このダマシン法は、溝のCuとビアのCuとを別個に形成するシングルダマシン法と、溝のCuとビアのCuとを同時に作るデュアルダマシン法とに分類される。
一方で、配線容量を軽減するために、より低い誘電率の膜である低誘電率材料膜を用いることが検討されている。
しかし、低誘電率材料からなる絶縁膜は変質しやすく、配線加工で誘電率が上昇しやすいという問題がある。なかでも配線溝形成のためのドライエッチング加工で、低誘電率材料が配線溝となる部位内に露出するときに、特にO2を含むガス系でプラズマを生成してエッチング加工を行った場合、低誘電率材料からなる絶縁膜の誘電率が大きく上昇する。
フォトレジスト除去はO2プラズマで灰化されるが、このレジスト除去時に配線溝開口部内に低誘電率材料からなる絶縁膜が露出すると、O2プラズマにより低誘電率材料からなる絶縁膜の誘電率を大きく上昇させてしまう。このため、低誘電率材料からなる絶縁膜に配線溝を形成するときのマスクは、フォトレジストマスクではなく、フォトレジストマスクのパターンを下地の絶縁膜に転写しレジストを除去した後に、そのパターンを転写した絶縁膜をマスクにして用いる、いわゆる絶縁膜ハードマスクを用いることがある。
さらに、微細化に伴いフォトレジストマスクには、一般的にArFレジストを使用することが多い。このArFレジストはエッチング耐性が少ない。そのためArFレジストをマスクにしてエッチング加工できる被加工膜の膜厚は薄くなければならない。
特に、配線溝のパターニングにおいて、さらなる微細化の要請から、解像能力を向上させるために、ArFレジストの薄膜化が必要になっており、加工できる被加工膜の膜厚はより薄くなってきている。これを解決する手段としても、ArFレジストマスクのパターンを下地の絶縁膜に転写してレジストを除去した後に、そのパターンを転写した絶縁膜をマスクにして用いる、絶縁膜ハードマスク方式は有効である。
絶縁膜ハードマスク方式は、例えば2層構造のハードマスクを用いる方法(例えば、特許文献1、2参照)と3層構造のハードマスクを用いる方法(例えば、特許文献1、3、4参照)とが知られている。
特開2001−351976号公報 特開2001−156170号公報 特開2001−77196号公報 特開2002−222860号公報
しかしながら、従来の絶縁膜ハードマスク方式を用いてエッチング加工を行う場合、配線溝の高さが配線溝の間隔に大きく依存してしまい、配線溝の間隔が狭くなると配線溝の高さが低くなるという問題があった。以下、具体例を用いて説明する。
図17は、従来の2層ハードマスク構造のエッチング加工例を示す図である。
図17(a)に示す2層ハードマスク構造では、トランジスタ層または接続孔層で構成される層81、SiCO層82、絶縁膜83、第1のハードマスク84、第2のハードマスク85がこの順番に積層されている。
2層ハードマスク構造をエッチング加工する場合、図17(b)に示すように、第2のハードマスク85をマスクにして、第1のハードマスク84をエッチングした後では、第2のハードマスク85の開口部の上端が約45°の傾斜になるように削れる(エッチングされる)ため、配線溝の間隔が狭い部分間の第2のハードマスク85が部位S1のような先鋭部を備える鋭部形状になる。一方、配線溝の間隔が広い部分間の第2のハードマスク85は、部位S2のような台形状になる。約45°の傾斜部ではスパッタ効果でエッチングレートが早いため、続くエッチング加工で部位S1が部位S2よりも早く削れる。その結果、図17(c)に示すエッチング加工後で、配線溝の間隔の狭い部分の配線溝の高さH1が配線溝の間隔の広い部分の配線溝の高さH2よりもかなり低く(例えば、20nm以上低く)なってしまう。
図18は、従来の3層ハードマスク構造のエッチング加工例を示す図である。
図18(a)に示す3層ハードマスク構造では、トランジスタ層または接続孔層で構成される層91、SiCO層92、絶縁膜93、第1のハードマスク94、第2のハードマスク95、第3のハードマスク96がこの順番に積層されている。
3層ハードマスク構造をエッチング加工する場合、図18(b)に示すように、第3のハードマスク96をマスクにして、第1のハードマスク94をエッチングした後では、第3のハードマスク96の開口部上端が約45°の傾斜になるように削れるため、配線溝の間隔が狭い部分の第3のハードマスク96が部位S3のような先鋭部を備える鋭部形状になる。一方、配線溝の間隔が広い部分間の第3のハードマスク96は、部位S4のような台形状になる。約45°の傾斜部ではスパッタ効果でエッチングレートが早いため、続くエッチング加工で部位S3が部位S4よりも早く削れる。その結果、図18(c)に示すエッチング加工後の形状においても図17と同様に、配線溝の間隔の狭い部分の配線溝の高さH3が広い部分の配線溝の高さH4よりもかなり低く(例えば、20nm以上低く)なってしまう。
このようにエッチング加工後に配線溝の間隔に依存して配線の高さが変わってしまうと、研磨のマージンが減少し、意図している電気的特性を得ることが困難であるという問題があった。
また、絶縁膜93に低誘電率材料を用いた場合、第3のハードマスク96を選択的に除去しているときに、絶縁膜93が露出すると、絶縁膜93を変質させてしまい、その結果、配線間容量を上昇させてしまうという問題がある。
図19は、絶縁膜に変質層が形成された場合を示す図である。
図19に示す変質層93aの誘電率は、絶縁膜93の誘電率よりも高いために、この変質層93aが配線溝間に形成されると、配線間容量が上昇してしまい、意図する電気的特性を得ることができなくなる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、意図する電気的特性を得ることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の製造方法は、多層配線構造を備える半導体装置の製造方法である。この製造方法は、以下の工程を有する。
まず、図1(a)に示すように、半導体基板上に第1の絶縁層1、第2の絶縁層2、第3の絶縁層3の順番に積層する。次に、第3の絶縁層3の所定部位に第1の絶縁層1が露出する開口部4を形成する。
次に、図1(b)に示すように、第3の絶縁層3をマスクにして開口部4から露出する第1の絶縁層1を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する。また、第3の絶縁層3を剥離する。
次に、開口部4から露出する第1の絶縁層1の残りを選択的に除去する。
このような半導体装置の製造方法によれば、開口部4から露出する第1の絶縁層1が残っているうちに第3の絶縁層3が剥離される。その後、開口部4から露出する第1の絶縁層1の残りが選択的に除去される。
また、本発明では上記課題を解決するために、半導体基板上に第1の絶縁層、第2の絶縁層の順に積層する工程と、前記第2の絶縁層の所定部位に前記第1の絶縁層が露出する開口部を形成する工程と、前記第2の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する工程と、前記第2の絶縁層を剥離する工程と、前記第1の絶縁層の前記開口部以外の部位をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
このような半導体装置の製造方法によれば、開口部から露出する第1の絶縁層が残っているうちに第2の絶縁層が剥離される。その後、開口部から露出する第1の絶縁層の残りが選択的に除去される。
本発明は、開口部から露出する第1の絶縁層が残っているうちにマスクにした絶縁膜を剥離するようにしたので、マスクにした絶縁膜の形状に影響を受けることなくそれ以降の処理を行うことができる。これにより、配線溝の間隔にかかわらず配線溝の高さを揃えることができる。よって、意図する電気的特性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の概要について説明し、その後、実施の形態を説明する。
図1は、本発明の概要を示す図である。以下、図の紙面上、上側を「上」、下側を「下」と言う。
本発明の製造方法は、トランジスタ構造等が形成された基板8上に多層配線構造を製造する方法である。
まず、図1(a)に示すように、半導体基板上に第1の絶縁層1、第2の絶縁層2、第3の絶縁層3の順番に積層する。次に、第3の絶縁層3の所定部位に第1の絶縁層1が露出する開口部4を形成する。
なお、開口部4は、後に配線溝となる部分に形成されている。
また、第1の絶縁層1の下層には、層間膜6、バリア層7が設けられている。第1の絶縁層1、第2の絶縁層2、第3の絶縁層3は、それぞれハードマスクとして機能する。
次に、図1(b)に示すように、第3の絶縁層3をマスクにして開口部4から露出する第1の絶縁層1を、その一部が残るように(第1の絶縁層1の開口部4に対応する部位に凹部1aを形成するように)エッチングで選択的に除去し、また、第3の絶縁層3を剥離する。
ここで、第1の絶縁層1を、その一部が残るように選択的に除去しながら、第3の絶縁層3を剥離するのが好ましい。このようにすることで、製造の効率化を図ることができる。
次に、第2の絶縁層2をマスクにして開口部4から露出する第1の絶縁層1の残りを選択的に除去する。図1(c)では、層間膜6、バリア層7の開口部4に対応する部位も除去されている。これにより、配線溝9が形成される。
このようにすることで、配線溝9の間隔に依存しないで配線溝9の間隔の狭い部分の配線溝9の高さH5と広い部分の配線溝9の高さH6とを揃える(例えば、差が10nm以下)ことができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図2〜図4は、第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明するための図(縦断面図)である。
第1の実施の形態の半導体装置の製造方法は、例えば、トランジスタ構造が形成された基板上に多層配線構造を製造する方法である。
以下、本実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する。
<1>
まず、図2(a)に示すように、基板11を用意する。基板11は、トランジスタ等の素子を形成した半導体基板、または、配線溝の層間をつなぐコンタクトプラグを形成した基板である。
<2>
基板11の上に、エッチング耐性膜12を形成(成膜)する。エッチング耐性膜12の形成には、例えば、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法等を用いることができる。
エッチング耐性膜12は、配線の信頼性を向上させる機能を有するものであり、層間絶縁膜(例えば低誘電率(low−k)膜)パターニング用のハードマスク、low−k膜のエッチングを停止させるエッチストッパ、low−k膜の保護と下地への密着性の向上等の役割を果たす。
このエッチング耐性膜12の構成材料としては、例えば、SiCOH、SiCN、Sixy等が挙げられる。
エッチング耐性膜12の厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
<3>
エッチング耐性膜12の上に、絶縁膜13を形成する。絶縁膜13の形成には、例えば、塗布法、プラズマCVD法等を用いることができる。
絶縁膜13の構成材料としては、例えば、低誘電率(low−k)膜等の低誘電率材料、NCS(Nano-Clustering Silica)やMSQ(Methyl Silises Quioxane)等が挙げられる。
絶縁膜13の比誘電率は、特に限定されないが、1〜4程度であるのが好ましく、2〜3程度であるのがより好ましい。
また、絶縁膜13の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜1000nm程度であるのが好ましく、50〜500nm程度であるのがより好ましい。
<4>
絶縁膜13の上に、絶縁性を有する第1のハードマスク(第1の絶縁層)14を形成する。第1のハードマスク14の形成には、例えば、プラズマCVDを用いることができる。
第1のハードマスク14は、絶縁膜13の表面保護としての機能を有するものである。
第1のハードマスク14の構成材料としては、例えば、SiCOH、SiO2、SiCN、SiC、Sixy等が挙げられる。
第1のハードマスク14の厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
<5>
第1のハードマスク14の上に、絶縁性を有する第2のハードマスク(第2の絶縁層)15を形成する。第2のハードマスク15の形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
第2のハードマスク15の構成材料としては、例えば、SiO2、SiCOH、SiCN、SiC、Sixy等が挙げられる。
第2のハードマスク15の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜1000nm程度であるのが好ましく、50〜500nm程度であるのがより好ましい。
<6>
第2のハードマスク15の上に、絶縁性を有する第3のハードマスク(第3の絶縁層)16を形成する。第3のハードマスク16の形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
第3のハードマスク16の構成材料としては、例えば、SiCOH、SiC、SiCN、Sixy、SiO2等が挙げられる。
第3のハードマスク16の厚さ(平均)は、特に限定されないが、下地の第2のハードマスク15のエッチング時にハードマスクにして機能する膜厚であり、かつ、開口部に低誘電率材料からなる絶縁膜13が露出する前に、除去しやすい膜厚でなければならない。このため、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
<7>
第3のハードマスク16の上に、反射防止膜(BARC:Bottom Anti-Reflection Coating)17およびレジスト膜18を形成する。反射防止膜17およびレジスト膜18の形成には、例えば、塗布法を用いることができる。
反射防止膜17の構成材料としては、例えば、有機系膜等が挙げられる。
レジスト膜18としては、例えば、有機系感光性レジストである、ArFレーザー光で露光されるArFレジスト、KrFレーザー光で露光されるKrFレジスト等が挙げられる。
反射防止膜17の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜500nm程度であるのが好ましく、50〜100nm程度であるのがより好ましい。
レジスト膜18の厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
次いで、露光および現像を行って配線溝のパターンを有する(後に配線溝となる部位に)凹部181を形成する。ここで、図2(a)では、一番右のレジスト膜18の幅(配線溝の間隔)W1が、他のレジスト膜18の幅W2に比べて大きくなっている。
<8>
図2(b)に示すように、レジスト膜18をマスクにして、ドライエッチング法で反射防止膜17と第3のハードマスク16とを選択的にエッチングする。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CF4が10〜500sccm程度、CH22が0〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF(Radio Frequency)出力は、10〜1000W程度とするのが好ましい。また、印加磁場は、0〜2.0mT程度とするのが好ましい。
<9>
図3(a)に示すように、ドライエッチング法でレジスト膜18と反射防止膜17とを除去する。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、O2が10〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜1000W程度とするのが好ましい。
<10>
図3(b)に示すように、第3のハードマスク16をマスクにして、ドライエッチング法で第2のハードマスク15に開口部151を形成する。このときのエッチング条件は、第2のハードマスク15に対する第3のハードマスク16の選択比が15(第3のハードマスク16のエッチング量が第2のハードマスク15のエッチング量の15倍)以上であるのが好ましい。また、この処理におけるチャンバー内の雰囲気としては、C46が5〜100sccm程度、O2が1〜100sccm程度、Arが0〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
<11>
次に、第1のハードマスク14のエッチングを2ステップに分けて行う。
まず、1ステップ目のエッチングでは、配線溝となる部位に第1のハードマスク14の一部が残るように第1のハードマスク14を選択的に除去して凹部141を形成するとともに、第3のハードマスク16を剥離する。このため、第3のハードマスク16に対する第1のハードマスク14の選択比が0.1〜1.0であるのが好ましく、0.5以下であるのがより好ましい。また、第2のハードマスク15に対する第1のハードマスク14の選択比が3.0以上であるのが好ましく、10以上であるのがより好ましい。
また、第1のハードマスク14の1ステップ目のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CH22が1〜500sccm程度とするのが好ましく、10〜100sccm程度とするのがより好ましい。O2が1〜500sccm程度とするのが好ましく、1〜100sccm程度とするのがより好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましく、1〜10Pa程度とするのがより好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましく、100〜500W程度とするのがより好ましい。これらの条件を満たすことにより、図4(a)に示すように、配線溝の間隔が狭い部分間の第2のハードマスク15の上部152は、鋭部形状にならずに台形状になる。また、配線溝となる部位に絶縁膜13が露出する前に、第3のハードマスク16を容易に剥離することができる。
また、第3のハードマスク16をウェットエッチングで剥離してもよい。この場合、下地との選択比が10以上であるのが好ましく、40以上であるのがより好ましい。
次に、2ステップ目のエッチングでは、凹部141の底部(配線溝となる部位の残りの第1のハードマスク14)を除去する。2ステップ目のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CF4が1〜1000sccm程度とするのが好ましく、10〜500sccm程度とするのがより好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましく、1.0〜10Pa程度とするのがより好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましく、100〜500W程度とするのがより好ましい。このように、O2を含まないガス系でエッチングを行うことにより、図4(b)に示すように、低誘電率材料からなる絶縁膜13が配線溝となる部位に露出していても、第1のハードマスク14を確実に剥離することができ、また、絶縁膜13に変質層が形成されることを確実に防止することができる。
<12>
この後、図4(c)に示すように、第2のハードマスク15をマスクにしてドライエッチング法で絶縁膜13とエッチング耐性膜12とに配線溝を形成する。そのエッチング条件はO2を含まない条件であり、チャンバーの雰囲気としては、CF4が10〜500sccm程度、CHF3が0〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
以上説明したように、本実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、低誘電率材料で構成された絶縁膜13を用いた配線溝のエッチング加工において、第1のハードマスク14のエッチングを、2ステップにし、1ステップ目で(絶縁膜13がエッチング加工途中で露出する前に)、配線溝上端部に約45°の傾斜の削れがある第3のハードマスク16を選択的にエッチングで除去するようにしたので、図4(c)に示すエッチング加工後の形状で、配線溝の間隔の狭い部分の配線溝の高さと広い部分の配線溝の高さとの差を低減(例えば10nm以下)することができる。これにより、研磨等のマージンが減少することがなく、所望の電気的特性を得ることができる。
また、凹部141を形成し、絶縁膜13が露出しないようにしたので、絶縁膜13に変質層が形成されることを防止することができる。
また、2ステップ目で、O2を含まないガスを用いて凹部141を除去するようにしたので、絶縁膜13に変質層が形成されることを防止することができる。これにより、配線間容量の上昇を防止することができる。
また、本実施の形態では、配線溝となる部位に第1のハードマスク14の一部が残るように第1のハードマスク14を選択的に除去しながら第3のハードマスク16を剥離するようにしたので、半導体装置の製造の効率化を図ることができる。
なお、本発明はこれに限らず、第1のハードマスク14の一部が残るように第1のハードマスク14を選択的に除去する前に、第3のハードマスク16を剥離するようにしてもよいし、第1のハードマスク14の一部が残るように第1のハードマスク14を選択的に除去した後に、第3のハードマスク16を剥離するようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
次に、シングルダマシン法での単層レジストを用いた2層ハードマスク構造における第2の実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
以下、第2の実施の形態の半導体装置の製造方法について、前述した第1の実施の形態の半導体装置の製造方法との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図5〜図7は、第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明するための図(縦断面図)である。
<1>
第1の実施の形態の半導体装置の製造方法<1>〜<3>と同様に基板11上にエッチング耐性膜12および絶縁膜13を形成する。
<2>
絶縁膜13の上に、絶縁性を有する第1のハードマスク(第1の絶縁層)14aを形成する。第1のハードマスク14aの形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
第1のハードマスク14aの構成材料としては、例えば、SiCOH、SiO2、SiCN、SiC、Sixy等が挙げられる。
第1のハードマスク14aの厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
<3>
第1のハードマスク14aの上に、絶縁性を有する第2のハードマスク(第2の絶縁層)15aを形成する。第2のハードマスク15aの形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
第2のハードマスク15aの構成材料としては、例えば、SiO2、SiCOH、SiCN、SiC、Sixy等が挙げられる。
第2のハードマスク15aの厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜1000nm程度であるのが好ましく、50〜500nm程度であるのがより好ましい。
<4>
第2のハードマスク15aの上に、反射防止膜16aおよびレジスト膜17aを形成する。反射防止膜16aおよびレジスト膜17aの形成には、例えば、塗布法を用いることができる。
反射防止膜16aの構成材料としては、例えば、有機系膜等が挙げられる。
レジスト膜17aとしては、例えば、有機系感光性レジストである、ArFレーザー光で露光されるArFレジスト、KrFレーザー光で露光されるKrFレジスト等が挙げられる。
反射防止膜16aの厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
レジスト膜17aの厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
次いで、露光および現像を行って配線溝のパターンを有する開口部171を形成する。ここで、図5(a)では、一番右のレジスト膜17aの幅W3が、他のレジスト膜17aの幅W4に比べて大きくなっている。
<5>
図5(b)に示すように、レジスト膜17aをマスクにして、ドライエッチング法で反射防止膜16aと第2のハードマスク15aとを選択的にエッチングする。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CF4が10〜500sccm程度、CH22が0〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜1000W程度とするのが好ましい。また、印加磁場は、0〜2.0mT程度とするのが好ましい。
<6>
図6(a)に示すように、ドライエッチング法でレジスト膜17aと反射防止膜16aとを除去する。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、O2が10〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
<7>
図6(b)に示すように、第2のハードマスク15aをマスクにして、ドライエッチング法で第1のハードマスク14aに配線溝となる凹部141aを形成する。なお、本工程では、第1のハードマスク14aの膜厚が例えば200nm程度である場合、例えば180nm程度をエッチングで除去する。
このときのエッチング条件は、第2のハードマスク15aに対する第1のハードマスク14aの選択比が15以上であるのが好ましい。また、この処理におけるチャンバー内の雰囲気としては、C46が5〜100sccm程度、O2が1〜100sccm程度、Arが0〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
<8>
図7(a)に示すように、第2のハードマスク15aをエッチングで剥離する。ここで、本工程においては、第1の実施の形態と同様に、絶縁膜13上に変質層が形成されることを防止するため、配線溝となる部位に絶縁膜13が露出しないようにエッチングする必要がある。従って、第1のハードマスク14aに対する第2のハードマスク15aの選択比は、3.0以上であるのが好ましく、10以上であるのがより好ましい。また、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CH22が1〜500sccm程度とするのが好ましく、10〜100sccm程度とするのがより好ましい。また、O2が1〜500sccm程度とするのが好ましく、10〜100sccm程度とするのがより好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましく、1.0〜10Pa程度とするのがより好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましく、100〜500W程度とするのがより好ましい。これらの条件を満たすことにより、配線溝となる部位に凹部141aより深い凹部142aが残り、絶縁膜13が露出することなく、第2のハードマスク15aを容易に剥離することができる。また、配線溝の間隔が狭い部分間の第2のハードマスク15aの上部は、鋭部形状にならずに台形状になる。
また、第2のハードマスク15aをウェットエッチングで剥離してもよい。この場合、下地との選択比が10以上であるのが好ましく、40以上であるのがより好ましい。
<9>
図7(b)に示すように、第1のハードマスク14aをマスクにして、ドライエッチング法で第1のハードマスク14aの凹部142a(配線溝となる部位の残りの第1のハードマスク14a)と絶縁膜13とエッチング耐性膜12とに配線溝を形成する。このエッチング条件は、第1の実施の形態と同様に、O2を含まない条件であり、チャンバーの雰囲気としては、CF4が10〜500sccm程度、CHF3が0〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
この第2の実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の実施の形態の半導体装置の製造方法と同様の効果が得られる。
<第3の実施の形態>
次に、シングルダマシン法でのトリレベルを用いた第3の実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
以下、第3の実施の形態の半導体装置の製造方法について、前述した第1の実施の形態および第2の実施の形態の半導体装置の製造方法との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8および図9は、第3の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。
図8(a)に示す絶縁膜21は、第1の実施の形態の半導体装置(3層ハードマスク構造)の第3のハードマスク16に該当し、また、第2の実施の形態の半導体装置(2層ハードマスク構造)の第2のハードマスク15aに該当する。つまりトリレベルが単層レジストと異なる点は、絶縁膜21より上の構造だけであり、そのためエッチング加工では下層樹脂膜22までの加工方法が異なるだけなので、本実施の形態では下層樹脂膜22までの加工方法を示し、絶縁膜21より下の構造とその加工については図示および説明を省略する。
<1>
絶縁膜21を形成する。
<2>
絶縁膜21上に下層樹脂膜22を形成する。下層樹脂膜22の形成には、例えば、プラズマCVD法を用いることができる。
下層樹脂膜22の構成材料としては、例えば、有機樹脂材料等が挙げられる。
下層樹脂膜22の厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
次に、下層樹脂膜22の上にSOG(Spin On Glass)膜23を形成する。SOG膜23の形成には、例えば、塗布法等を用いることができる。
SOG膜23は、下層樹脂膜22をエッチングする際にマスクにして用いるものである。
SOG膜23の構成材料としては、例えば、有機シリケートガラス、有機シロキサンポリマー等の無機膜が挙げられる。
SOG膜23の厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
次に、SOG膜23の上に、反射防止膜24およびレジスト膜25を形成する。反射防止膜24およびレジスト膜25の形成には、例えば、塗布法等を用いることができる。
反射防止膜24の構成材料としては、例えば、有機系膜等が挙げられる。
レジスト膜25の構成材料としては、例えば、有機系感光性レジストである、ArFレーザー光で露光されるArFレジスト、KrFレーザー光で露光されるKrFレジスト等が挙げられる。
反射防止膜24の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜500nm程度であるのが好ましく、50〜100nm程度であるのがより好ましい。
レジスト膜25の厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
次いで、露光および現像を行って配線溝のパターンを有する開口部251を形成する。
<3>
図8(b)に示すように、レジスト膜25をマスクにして、ドライエッチング法で反射防止膜24とSOG膜23とを選択的にエッチングする。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CF4が10〜500sccm程度、CH22が0〜100sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜1000W程度とするのが好ましい。また、印加磁場は、0〜2.0mT程度とするのが好ましい。
<4>
図9(a)に示すように、SOG膜23をマスクにして、下層樹脂膜22を選択的にエッチングし、同時に、レジスト膜25および反射防止膜24を除去する。
この場合、エッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、NH3が10〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。また、印加磁場は、0〜2.0mT程度とするのが好ましい。
<5>
図9(b)に示す絶縁膜21の加工方法とそれ以降の加工方法は、第1の実施の形態の半導体装置の第3のハードマスク16の加工方法または第2の実施の形態の半導体装置の第2のハードマスク15aの加工方法におけるそれ以降の加工方法と同様である。また、絶縁膜21のエッチング加工の過程でSOG膜23は剥離される。
この第3の実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の実施の形態および第2の実施の形態の半導体装置の製造方法と同様の効果が得られる。
<第4の実施の形態>
次に、デュアルダマシン法での単層レジストを用いた3層ハードマスク構造における第4の実施の形態の半導体装置の製造方法について述べる。ここでは予めビアホールを形成しておく先ビア方式について述べる。
以下、第4の実施の形態の半導体装置の製造方法について、前述した第1の実施の形態の半導体装置の製造方法との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図10〜図15は、第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を示す図(縦断面図)である。
<1>
まず、ビアホールの形成について述べる。
トランジスタ等の素子を形成した半導体基板(図示せず)上に層間絶縁膜(図示せず)を形成し、この層間絶縁膜中にコンタクトプラグを形成する。
<2>
図10(a)に示すように、層間絶縁膜上にさらに絶縁膜31を形成し、絶縁膜31にCuからなる配線31aを埋め込み、これらの上にエッチング耐性膜32を形成する。
このエッチング耐性膜32の構成材料としては、例えば、SiCOH、SiCN、Sixy等が挙げられる。
エッチング耐性膜32の厚さ(平均)は、特に限定されないが、5〜500nm程度であるのが好ましく、10〜100nm程度であるのがより好ましい。
<3>
エッチング耐性膜32の上に、絶縁膜33を形成する。絶縁膜33の形成には、例えば、塗布法等を用いることができる。
絶縁膜33の構成材料としては、例えば、低誘電率(low−k)膜等の低誘電率材料、NCSやMSQ等が挙げられる。
絶縁膜33の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜1000nm程度であるのが好ましく、50〜500nm程度であるのがより好ましい。
<4>
絶縁膜33上に第1のハードマスク34を形成し、第1のハードマスク34上に第2のハードマスク35を形成し、第2のハードマスク35上に第3のハードマスク36を形成し、第3のハードマスク36上に反射防止膜37およびレジスト膜38を形成する。なお、各要素の構成材料および厚さは、それぞれ第1の実施の形態にて説明したものと同様であるため、その説明を省略する。
次いで露光および現像を行って、ビアホールのパターンを有する開口部381を形成する。
<5>
図10(b)に示すように、レジスト膜38をマスクとし、反射防止膜37、第3のハードマスク36、第2のハードマスク35、第1のハードマスク34、絶縁膜33を選択的にエッチングする。
第3のハードマスク36のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CH22が5〜500sccm程度、O2が5〜500sccm程度、Arが0〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
また、第2のハードマスク35のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、C46が5〜100sccm程度、O2が5〜100sccm程度、Arが0〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
また、第1のハードマスク34のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CH22が5〜500sccm程度、O2が5〜500sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
また、絶縁膜33のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、CF4が5〜500sccm程度、CH22が5〜500sccm程度、N2が5〜500sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
<6>
図11(a)に示すように、反射防止膜37およびレジスト膜38を剥離することによってビアホール40を形成する。
この場合、反射防止膜37およびレジスト膜38の剥離におけるチャンバーの雰囲気としては、O2が10〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
次に、配線溝の形成とビアホール40の下層配線とのコンタクトとを同時に形成する方法について図12を参照にして述べる。
<7>
図12(a)に示すように、ビアホール40に埋め込むように、第3のハードマスク36上に樹脂41を塗布法により塗布する。
第3のハードマスク36上に塗布する樹脂41の厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
<8>
図12(b)に示すように、O2プラズマを用いて樹脂41の表層をエッチバックし、樹脂41をビアホール40内のみに残す。
樹脂41のエッチング条件におけるチャンバーの雰囲気としては、O2が10〜1000sccm程度とするのが好ましい。また、チャンバー内の圧力は、0.1〜100Pa程度とするのが好ましい。また、RF出力は、10〜5000W程度とするのが好ましい。
<9>
図13(a)に示すように、第3のハードマスク36上に反射防止膜42とレジスト膜43とを順次形成し、フォトリソグラフィーによりレジスト膜43にビアホール40の形成位置と整合するように配線溝のパターンを有する開口部431を形成する。
反射防止膜42の構成材料としては、例えば、有機系膜等が挙げられる。
レジスト膜43の構成材料としては、例えば、有機系感光性レジストである、ArFレーザー光で露光されるArFレジスト、KrFレーザー光で露光されるKrFレジスト等が挙げられる。
反射防止膜42の厚さ(平均)は、特に限定されないが、10〜500nm程度であるのが好ましく、50〜100nm程度であるのがより好ましい。
また、レジスト膜43の厚さ(平均)は、特に限定されないが、50〜1000nm程度であるのが好ましく、100〜500nm程度であるのがより好ましい。
なお、トリレベルを使用する場合は、上記<6>、<7>を行わず、第3の実施の形態にて述べた方法と同様の方法でトリレベルを形成して、開口部431を形成する。
<10>
図13(b)に示すように、レジスト膜43をマスクにして、ドライエッチング法で反射防止膜42と第3のハードマスク36とを選択的にエッチングする。
反射防止膜42および第3のハードマスク36のエッチング条件は、第1の実施の形態の<8>と同様である。
<11>
図14(a)に示すように、レジスト膜43と反射防止膜42とをドライエッチング法で除去する。
レジスト膜43および反射防止膜42のエッチング条件は、第1の実施の形態の<9>と同様である。
<12>
図14(b)に示すように、第3のハードマスク36をマスクにして、ドライエッチング法で、第2のハードマスク35に配線溝351を形成する。このときのエッチング条件は、第1の実施の形態の<10>と同様である。
また、このときビアホール40の底部はエッチング耐性膜32に到達する。
<13>
続く、第1のハードマスク34のエッチングは、2ステップに分けて行う。1ステップ目のエッチングでは、図15(a)に示すように、配線溝351に続く配線溝341に絶縁膜33の上部331が露出する前に、第3のハードマスク36を剥離する必要がある。これらの要求から1ステップ目のエッチング条件は、第1の実施の形態の<11>と同様である。
さらに第1のハードマスク34の2ステップ目のエッチングでは配線溝341に絶縁膜33の上部331が露出するために、O2を含まないガス系で行う必要があり、そのエッチング条件は、第1の実施の形態の<11>と同様である。
また、このときビアホール40の底部は絶縁膜31の配線31aに到達する。
<14>
図15(b)に示すように、第2のハードマスク35をマスクにして、ドライエッチング法で絶縁膜33とエッチング耐性膜32とに配線溝341に続く配線溝を形成する。そのエッチング条件はO2を含まない条件であり、第1の実施の形態の<12>と同様である。
この第4の実施の形態の半導体装置の製造方法によれば、第1の実施の形態の半導体装置の製造方法と同様の効果が得られる。
以上、本発明の半導体装置の製造方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよく、絶縁膜のハードマスクを使用していれば、シングルダマシン加工およびデュアルダマシン加工の双方で適用可能であり、さらにトリレベルマスクおよび単層レジストマスク双方で適用可能であり、2層構造のハードマスクおよび3層構造のハードマスクで適用可能である。例えば、デュアルダマシン法での2層構造ハードマスク方式についても、前述した各実施の形態から容易に想到(実現)することができる。
<実施例>
次に、本発明の具体的実施例について説明する。
以下、シングルダマシン−単層レジスト−3層構造を用いた場合の実施例を示す。
(実施例)
−1− 基板の形成
基板に、トランジスタ等の素子を形成した半導体基板または、配線溝の層間をつなぐコンタクトプラグを形成した。
−2− エッチング耐性膜の形成
基板上に、SiCOHからなるエッチング耐性膜を形成した。エッチング耐性膜12の厚さは、10nmとした。
−3− 絶縁膜の形成
塗布法を用いて、エッチング耐性膜上に多孔質の低誘電率(low−k)膜からなる絶縁膜を形成した。絶縁膜の厚さは、150nmとした。
−4− 第1のハードマスクの形成
プラズマCVD法を用いて、絶縁膜上にSiCOHからなる第1のハードマスクを形成した。第1のハードマスクの厚さは、50nmとした。
−5− 第2のハードマスクの形成
プラズマCVD法を用いて、第1のハードマスク上にSiO2からなる第2のハードマスクを形成した。第2のハードマスクの厚さは、200nmとした。
−6− 第3のハードマスクの形成
プラズマCVD法を用いて第2のハードマスク上にSiCOからなる第3のハードマスクを形成した。第3のハードマスクの厚さは、50nmとした。
−7− 反射防止膜およびレジスト膜の形成
塗布法を用いて第3のハードマスク上に反射防止膜および有機系感光性ArFレジスト膜を形成した。反射防止膜の厚さは、100nmとした。また、有機系感光性ArFレジスト膜の厚さは、200nmとした。
−8− 開口の形成
反射防止膜および有機系感光性ArFレジスト膜の露光および現像を行って配線溝のパターンをもつ開口を形成した。配線溝の間隔の狭い部分のレジスト膜の幅は、50nm、配線溝の間隔の広い部分のレジスト膜の幅は、500nmとした。
−9− 反射防止膜および第3のハードマスクのエッチング
ドライエッチング法を用い有機系感光性ArFレジスト膜をマスクにして、反射防止膜と第3のハードマスクとをエッチングした。このときのエッチング条件は、CF4:100sccm、CH22:10sccm、チャンバー内圧力:10Pa、RF出力:200W、印加磁場:1.5mTとした。
−10− 有機系感光性ArFレジスト膜と反射防止膜の除去
有機系感光性ArFレジスト膜と反射防止膜とをドライエッチング法で除去した。このときのエッチング条件は、O2:500sccm、チャンバー内圧力:10Pa、RF出力:500Wとした。
−11− 配線溝の形成
第3のハードマスクをマスクにして、ドライエッチング法で第2のハードマスクに配線溝を形成した。このときのエッチング条件は、C46:10sccm、O2:10sccm、Ar:500sccm、チャンバー内圧力:1.0Pa、RF出力:2000Wとした。
−12− 第1のハードマスクのエッチング
第1のハードマスクのエッチングを、2ステップに分けて行った。1ステップ目のエッチング条件は、CH22:50sccm、O2:30sccm、チャンバー内圧力:1.0Pa、RF出力:500Wとした。2ステップ目のエッチング条件は、CF4:100sccm、チャンバー内圧力:10Pa、RF出力:500Wとした。
−13− 配線溝の形成
第2のハードマスクをマスクにしてドライエッチング法で絶縁膜とエッチング耐性膜とに配線溝を形成した。そのエッチング条件は、CF4:100sccm、CHF3:100sccm、チャンバー内圧力:100Pa、RF出力:500Wとした。
(比較例)
−1− 基板の形成から、−11− 配線溝の形成までは、実施例と同様にして行った。
その後、第1のハードマスクのエッチングは、1ステップで行った。エッチング条件は、CF4:100sccm、チャンバー内圧力:10Pa、RF出力:500Wとした。
ここで、第1のハードマスクのエッチング後で、第3のハードマスクは剥離されなかった。
その後、第3のハードマスクと第2のハードマスクとをマスクにしてドライエッチング法で絶縁膜とエッチング耐性膜とに配線溝を形成した。そのエッチング条件は、CF4:100sccm、CHF3:100sccm、チャンバー内圧力:100Pa、RF出力:500Wとした。
(評価)
図16は、評価結果を示す図である。
図16から明らかなように、実施例で製造した半導体装置は、エッチング加工後の形状で、配線溝の間隔の狭い部分の配線溝の高さHaと広い部分の配線溝の高さHbとの差を10nm以下にすることができたのに対し、比較例で製造した半導体装置は、高さHaと高さHbとの差が20nm以上になってしまうという結果が得られた。これは、比較例では、第1のハードマスクのエッチング後に、第3のハードマスクが剥離されないためであると考えられる。
(付記1) 半導体基板上に第1の絶縁層、第2の絶縁層、第3の絶縁層の順に積層する工程と、
前記第3の絶縁層の所定部位に前記第1の絶縁層が露出する開口部を形成する工程と、
前記第3の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する工程と、
前記第3の絶縁層を剥離する工程と、
前記開口部から露出する前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 前記第1の絶縁層は、比誘電率が1〜4の低誘電率材料で構成された絶縁膜上に積層されていることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 前記第3の絶縁層の所定部位に前記第2の絶縁層が露出する開口部が形成された構造体に対し、前記第3の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第2の絶縁層を選択的に除去して前記第1の絶縁層が露出する開口部が形成された前記構造体を用意することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第3の絶縁層に対する前記第1の絶縁層の選択比が0.1〜1.0であることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第2の絶縁層に対する前記第1の絶縁層の選択比が3.0以上であることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する条件は、O2を含まないガスを用いたドライエッチングであることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記7) 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去しながら、前記第3の絶縁層を剥離することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去する前に、前記第3の絶縁層を選択的に剥離することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記9) 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去した後に、前記第3の絶縁層を選択的に剥離することを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記10) 前記第3の絶縁層を剥離する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第3の絶縁層に対する前記第2の絶縁層の選択比が3.0以上であることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記11) 前記第3の絶縁層を剥離する条件は、ウェットエッチングであり、前記第2の絶縁層との選択比が40以上であることを特徴とする付記7ないし9のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記12) 半導体基板上に第1の絶縁層、第2の絶縁層の順に積層する工程と、
前記第2の絶縁層の所定部位に前記第1の絶縁層が露出する開口部を形成する工程と、
前記第2の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する工程と、
前記第2の絶縁層を剥離する工程と、
前記第1の絶縁層の前記開口部以外の部位をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記13) 前記第2の絶縁層を剥離する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第1の絶縁層に対する前記第2の絶縁層の選択比が3.0以上であることを特徴とする付記12記載の半導体装置の製造方法。
(付記14) 前記第2の絶縁層を剥離する条件は、ウェットエッチングであり、前記第1の絶縁層との選択比が40以上であることを特徴とする付記12記載の半導体装置の製造方法。
本発明の概要を示す図である。 第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第2の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第3の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第3の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 第4の実施の形態の半導体装置の製造方法を説明する図(縦断面図)である。 評価結果を示す図である。 従来の2層ハードマスク構造のエッチング加工例を示す図である。 従来の3層ハードマスク構造のエッチング加工例を示す図である。 絶縁膜に変質層が形成された場合を示す図である。
符号の説明
1 第1の絶縁層
1a、141、141a、142a、181 凹部
2 第2の絶縁層
3 第3の絶縁層
4、151、171、251、381、431 開口部
5 構造体
6 層間膜
7 バリア層
8 基板
9、341、351 配線溝
11 基板
12、32 エッチング耐性膜
13、21、31、33 絶縁膜
14、14a、34 第1のハードマスク
15、15a、35 第2のハードマスク
16、36 第3のハードマスク
16a、17、24、37、42 反射防止膜
17a、18、25、38、43 レジスト膜
22 下層樹脂膜
23 SOG膜
31a 配線
40 ビアホール
41 樹脂
152、331 上部
W1、W2、W3、W4 幅

Claims (6)

  1. 半導体基板上に第1の絶縁層、第2の絶縁層、第3の絶縁層の順に積層する工程と、
    前記第3の絶縁層の所定部位に前記第1の絶縁層が露出する開口部を形成する工程と、
    前記第3の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する工程と、
    前記第3の絶縁層を剥離する工程と、
    前記開口部から露出する前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第3の絶縁層の所定部位に前記第2の絶縁層が露出する開口部が形成された構造体に対し、前記第3の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第2の絶縁層を選択的に除去して前記第1の絶縁層が露出する開口部が形成された前記構造体を用意することを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1の絶縁層を、その一部が残るように選択的に除去する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第3の絶縁層に対する前記第1の絶縁層の選択比が0.1〜1.0であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第3の絶縁層を剥離する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第3の絶縁層に対する前記第2の絶縁層の選択比が3.0以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板上に第1の絶縁層、第2の絶縁層の順に積層する工程と、
    前記第2の絶縁層の所定部位に前記第1の絶縁層が露出する開口部を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層を、その一部が残るようにエッチングで選択的に除去する工程と、
    前記第2の絶縁層を剥離する工程と、
    前記第1の絶縁層の前記開口部以外の部位をマスクにして前記開口部から露出する前記第1の絶縁層の残りを選択的に除去する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2の絶縁層を剥離する条件は、O2を含むガスを用いたドライエッチングであり、前記第1の絶縁層に対する前記第2の絶縁層の選択比が3.0以上であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
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JP2013021073A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Fujitsu Ltd 電子デバイス及びその製造方法

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