JP2009087841A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な電磁波ノイズ対策を可能とするとともに、信号線及びシールド線が接続対象物の表裏両面の一方の面に設けられたり、あるいは信号線が一方の面に設けられてシールド線が他方の面に設けられていたりしても、簡易な構造によって信号線及びシールド線に対して導電端子を接続可能とすることを可能とする。
【解決手段】導電端子としての信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13を、操作手段としてのアクチュエータ14の回動操作により弾性変位させて接続対象物Bの表裏両面のうちの所望の面に接触可能とするとともに、同じくアクチュエータ14の弾性変位によってシールド用コンタクト13を導電性シェル15のシェル接触部15d1に接続される構成を採用したものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)用配線板やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等を接続するために用いられる電気コネクタに関する。
この種の電気コネクタは、例えば下記の特許文献1に記載されているような構造を備えている。すなわち、図8に示されているように、絶縁ハウジング1の内部に挿入された接続対象物としてのフレキシブル回路基板(FFC又はFPC)Bには、当該フレキシブル回路基板Bの表裏両面(図示上下面)にシールド線及び信号線がそれぞれ形成されており、そのうちの裏面側(図示下面側)に設けられた信号線に対しては、上記絶縁ハウジング1の内部に装着されたコンタクト(導電端子)3の端子接触部3aが図示下面側から接触される構成になされている。
また、操作手段(アクチュエータ)4の回動操作によって下方側に弾性変位される構成になされた導電性シェル(シールド部材)5のシェル接触部5aが、上記フレキシブル回路基板(FFC又はFPC)Bの表面側(図示上面側)に設けられたシールド線に対して図示上面側から接触される構成になされている。
しかしながら、上述したように接続対象物としてのフレキシブル回路基板Bの図示下面側(裏面側)にコンタクト(導電端子)3が接触する一方、フレキシブル回路基板Bの図示上面側(表面側)に導電性シェル(シールド部材)5が接触するように構成された従来の電気コネクタにおいては、フレキシブル回路基板Bの表裏両面のいずれか一方の面のみに信号線及びシールド線の双方が形成されている場合には回路接続を行うことができないという問題がある。
特開2006−120429号公報
そこで本発明は、良好な電磁波ノイズ対策を可能とするとともに、信号線及びシールド線が接続対象物の表裏両面の一方の面のみに設けられていたり、あるいは信号線が一方の面に設けられてシールド線が他方の面に設けられていたりなどのように信号線及びシールド線の配置状況にかかわらず回路接続を可能とすることができるようにした電気コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、接続対象物を挿入可能に形成された絶縁ハウジングと、その絶縁ハウジング内に装着された複数の導電端子と、それらの各導電端子を前記接続対象物に接触させるように弾性変位させる操作手段と、前記絶縁ハウジングの少なくとも一部を覆うように装着された導電性シェルと、を備えた電気コネクタにおいて、前記導電端子は、前記操作手段による弾性変位によって前記接続対象物の表裏両面のうちの少なくとも一方の面に接触する端子接触部を備えているとともに、前記導電性シェルには、前記操作手段によって弾性変位された一部の導電端子が接触するシェル接触部が設けられた構成が採用されている。
このような構成を有する本発明によれば、操作手段により弾性変位される複数の導電端子に設けられた端子接触部が、接続対象物の表裏両面のうちの少なくとも一方の面に接触状態になされることから、信号線及びシールド線が接続対象物の一方の面のみに設けられていたり、あるいは信号線が接続対象物の一方の面に設けられてシールド線が他方の面に設けられていたりなどのような信号線及びシールド線の配置状況にかかわらず、導電端子の端子接触部を信号線及びシールド線に接触状態とすることが可能になるとともに、操作手段により弾性変位された一部の導電端子が導電性シェルのシェル接触部に接続されることからグランド回路が良好に形成されるようになっている。
また本発明では、前記導電端子が、信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトからなり、それらの両コンタクトの前記端子接触部が、前記接続対象物の表裏両面のいずれかに形成された信号線又はシールド線に接触可能となるように配置される構成を採用することが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、信号線及びシールド線が接続対象物の表裏両面の双方又はいずれか一方の面に設けられていても、それらの信号線及びシールド線に対して信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトの各々が適宜に接触されるようになっている。
また本発明では、前記信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトが同一の形状を有する構成になされているとともに、これらの信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトが前記接続対象物に形成された信号線又はシールド線に対応した適宜の位置に配置された構成を採用することが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、信号伝送用コンタクトとシールド用コンタクトとを区別することなく製造することが可能となるため、コンタクトの生産性が向上されることとなるとともに、シェル接触部の形成位置を変更するだけでシールド線の配置が異なる接続対象物に対応することが可能となる。
また本発明では、前記信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトは、前記絶縁ハウジング内に固定された固定ビームと、前記操作手段によって弾性変位される可動ビームとを有する構成を採用することが可能である。
このような構成を有する本発明によれば、操作手段によって弾性変位される可動ビームが変位されることにより固定ビームとの間に接続対象物が挟持されることから、接続対象物の挟持機構が簡易な構成になされる。
以上述べたように本発明にかかる電気コネクタは、導電端子を操作手段により弾性変位させて接続対象物の表裏両面のうちの所望の面に接触可能とするとともに、同じく操作手段の弾性変位によって一部の導電端子を導電性シェルのシェル接触部に接続される構成を採用したものであるから、信号線及びシールド線が接続対象物の表裏両面の一方の面に設けられていたり、あるいは信号線が接続対象物の一方の面に設けられてシールド線が他方の面に設けられていたりしても、それらの信号線及びシールド線に対して導電端子を接続可能とすることができる。また、グランド接続状態を安定的に維持することができることから絶縁ハウジングを導電性シェルにて覆うことで良好な電磁波ノイズ対策を施すことが可能となり、電気コネクタの有用性を大幅に高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7に示されている本発明の一実施形態にかかる電気コネクタ10は、細長状に延在する中空状の絶縁ハウジング11を備えており、その絶縁ハウジング11の内部に、金属製部材から形成された2種類の導電端子としての信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13が、上記絶縁ハウジング11の幅方向(長手方向)に沿って適宜の間隔で配置されている。
すなわち、上記絶縁ハウジング11は、フレキシブル・プリンテッド・サーキット(FPC)用配線板やフレキシブル・フラット・ケーブル(FFC)等からなる接続対象物Bが挿入されるコネクタ前端側(図5の左端側)にFPC挿入口11aを備えているとともに、その反対側のコネクタ後端側(図5の右端側)に、後述する操作手段としてのアクチュエータ14の取付けを行うための操作口11bを備えている。
このとき、上述した2種類の導電端子としての両コンタクト12,13は、コネクタ後端側の前記操作口11bから前方側(図示左方側)に向かって挿入されることにより装着されており、前記接続対象物Bの表裏両面のいずれかに形成された信号伝送用導電路(信号線)及びシールド用導電路(シールド線)に対応した位置にそれぞれ配置されている。これらの信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13は、互いに同一の形状を有する構成になされていることから、以下の説明においてはシールド用コンタクト13についての説明を行い、信号伝送用コンタクト12については形状的な説明は省略し、異なる接続関係についてのみ説明することとする。
すなわち、前記シールド用コンタクト13は、上述した接続対象物Bの挿入方向(図5及び図7の右方向)に沿って延在する一対の細長状ビーム部材からなる可動ビーム13a及び固定ビーム13bを有している。これらの可動ビーム13aと固定ビーム13bとは、上述した絶縁ハウジング11の内部空間において図示上下に適宜の間隔をなして互いに対向するように配置されており、それら両ビーム13a,13bの延在方向における略中央部分どうしが、図示において略鉛直方向に延在する細幅板状の連結支柱部13cにより一体的に連結されている。このように上記可動ビーム13aは、前記固定ビーム13bに対して弾性的な可撓性を有する連結支柱部13cを介して接合されていることから、その連結支柱部13cの図形中心又はその近傍を回動中心として上記可動ビーム13aの先端部分が図示上下方向に揺動される構成になされている。
一方、上記固定ビーム13bは、前記絶縁ハウジング11の底部内壁面に沿って不動状態となるように取り付けられている。この固定ビーム13bのコネクタ前方側(図示左方側)における先端部分には、上述した接続対象物Bの図示下面側に形成されたシールド用導電路(図示省略)に接続される端子接触凸部13b1が図示上向きの突状をなすように設けられている。また、その固定ビーム13bのコネクタ後端側部分(図5及び図7の右端側部分)には、図示を省略した印刷配線基板上に形成された導電路に半田接続される接続端子部13b2が設けられている。なお、上述したように固定ビーム13bは、基本的に不動状態になされているものであるが、接続対象物Bの挿入を容易化する等のために先端部分を弾性変位可能に構成することが可能である。
一方、前記可動ビーム13aのコネクタ前端側部分(図示左端側部分)には、前記接続対象物Bの図示上面側に形成されたシールド用導電路(図示省略)に接続される端子接触凸部13a1が図示下向きの突状をなすように設けられている。この端子接触凸部13a1は、上述した固定ビーム13b側の端子接触凸部13b1の直上位置に配置されており、これらの端子接触凸部13a1,13b1どうしの間に前記接続対象物Bが上下方向に挟み込まれるようにして挟持される構成になされている。なお、これら可動ビーム13aの端子接触凸部13a1と固定ビーム13b側の端子接触凸部13b1とは、互いの位置をコネクタ前方側(図示左方側)或いはコネクタ後方側(図示右方側)にずらして配置することも可能である。
さらに、上述した可動ビーム13aのコネクタ後端側部分(図5,図7の右端側部分)には、そのコネクタ後端部分に配置された操作手段としてのアクチュエータ14の押圧カム部14aが作用する被作動部13a2が設けられており、上記アクチュエータ14に対して回動操作力が付与されたときに前記押圧カム部14aが回動することによって上記被作動部13a2が上下動されるようになっている。
すなわち、上記アクチュエータ14は、絶縁ハウジング11の幅方向(長手方向)に沿って細長状に延在する板状部材から構成されており、その延在長手方向の両端面から外方に向かって突出するように設けられた回動軸部14a1,14a1が、前記絶縁ハウジング11の幅方向(長手方向)両端部分に設けられた一対の軸受部11d,11dに回動自在に支持される構成になされている。これによって上記アクチュエータ14は、その基端部分(図7の下端部分)を中心として回動可能に支持されている。そして、そのアクチュエータ14の揺動側(図7の上端部分)に設けられた開閉操作部14bに対して適宜の回動操作力が付与されることによって、図1〜図5のようにほぼ水平に倒された状態の「挟持位置」と、図6及び図7のようにほぼ直立した状態の「解除位置」との間で回動操作される構成になされている。
また、前記押圧カム部14aは、上述した回動軸部14a1から半径方向外方に張り出すように設けられており、その回動軸部14a1に対応して、上述した可動ビーム13aの被作動部13a2に回動軸受部13a3が形成されている。この可動ビーム13aに設けられた回動軸受部13a3は、側面略半円状をなすように切り欠き形成されており、当該回動軸受部13a3の内部側に上述した押圧カム部14aの回動軸部14a1が滑動自在に装着されて回動可能に保持された構成になされている。
一方、上記押圧カム部14aの外周面(図5の下端面)は、前述した固定ビーム13bの後端部分(図5及び図7の右端部分)に対して上方側から圧接するように配置されており、上述したようにしてアクチュエータ14が回動操作されたときに当該押圧カム部14aの外周面の形状に従って上記可動ビーム13aが次のように図示上下方向に揺動されるようになっている。
すなわち、上述したようにアクチュエータ14の開閉操作部14bを作業者が手で把持しながら「解除位置」(図6及び図7参照)から「挟持位置」(図1及び図5参照)に向かって押し倒すように回動操作が行われると、前記押圧カム部14aの回転半径が増大するように変化するように構成されており、その押圧カム部14aの径変化に従って前記可動ビーム13aの後端側に設けられた被作動部13a2が図示上方側に持ち上げられるように変位し、それによって上記被作動部13a2と反対側(コネクタ前端側)の端子接触凸部13a1が下方に押し下げられていく構成になされている。
そして、上記アクチュエータ14が最終の回動位置である「挟持位置」まで回動しきったときに(図1及び図5参照)、上述した可動ビーム13aの端子接触凸部13a1と、固定ビーム13b側の端子接触凸部13b1との間に接続対象物Bが挟持されることとなり、その接続対象物Bに形成されたシールド用導電路(図示省略)に対して上記端子接触凸部13a1及び端子接触凸部13b1が圧接されて両者が電気的に接続されるようになっている。
なお、上述したアクチュエータ14の回動操作によって信号伝送用コンタクト12においても同様な動作が実行される構成になされているが、その信号伝送用コンタクト12の場合には、接続対象物Bに形成された信号伝送用導電路(図示省略)に対して信号伝送用コンタクト12が接続されることとなる。
一方、上述した絶縁ハウジング11の一部を覆うようにして、折曲板状部材から形成された導電性シェル15が装着されている。この導電性シェル15は、上記絶縁ハウジング11の図示上面部分から長手方向の両端面を覆うように配置されている。そして、その長手方向の両端面から同方向の外方に向かって突出するように設けられたホールドダウン15a,15aが、図示を省略した印刷配線基板上に形成された導電路に半田接続される構成になされている。
この導電性シェル15の図示上面部分の略中央領域には、前記絶縁ハウジング11側に嵌合される一対の圧入爪15b,15bが切り起しにより設けられており、それら一対の圧入爪15b,15bが絶縁ハウジング11側に設けられた固定穴内に圧入されるようになっている。また、この導電性シェル15の長手方向における両端面には、前記絶縁ハウジング11側に嵌合される一対の係止穴部15c,15cがそれぞれ貫通形成されており、それらの各係止穴部15cに対して上記絶縁ハウジング11側に設けられた係合突部11cがそれぞれ嵌合されることによって、上記導電性シェル15が絶縁ハウジング11側に固定される構成になされている。なお、上記導電性シェル15の上面部に設けられた圧入爪15bは、電磁波ノイズ対策に影響がなければ、当該導電性シェル15の他の部位に設けることも可能である。
さらに、上記導電性シェル15の図示上面部分におけるコネクタ後端縁部分(図5及び図7の右端部分)には、複数のシェルバネ15dが切り起しにより形成されている。それらの各シェルバネ15dは、前述したシールド用コンタクト13の直上位置に配置されており、コネクタ内部側の斜め下方に向かって片持ち状に延出するように形成されている。また、それらの各シェルバネ15dの延出側先端部分には、上反り状をなすように折り曲げ形成されたシェル接触部15d1がそれぞれ設けられている。
そして、前述したようにアクチュエータ14が最終回動位置である「挟持位置」まで回動操作されたときに(図1及び図5参照)、前記シールド用コンタクト13の後端側部分の上縁が下方側から上方に押し上げることによって前記各シェルバネ15dのシェル接触部15d1に対して下方側から圧接されるようになっている。
なお、上記各シェルバネ15dは、前述した信号伝送用コンタクト12が設けられている位置の直上位置には配置されていない。従って、アクチュエータ14が「挟持位置」まで回動しても前記各シェルバネ15dに対して信号伝送用コンタクト12が接触することはない。
このような構成を有する本実施形態によれば、アクチュエータ14の回動操作によって信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクトの双方が接続対象物Bを表裏両面から挟み込むようにして接触状態になされる。従って、信号伝送用導電路及びシールド用導電路が接続対象物Bの表裏両面のいずれの面に設けられていても、それに合わせて信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13を適宜に配置することによって両コンタクト12,13に設けられた端子接触凸部13b1,12b1の双方が、接続対象物Bのシールド用導電路及び信号用導電路にそれぞれ接続されるようになっている。
また、同じくアクチュエータ14の回動操作により、シールド用コンタクト13の後端部分が導電性シェル15のシェル接触部15d1に圧接するように接続されることから、それによってグランド回路が良好に形成され、グランド接続状態が安定して維持されるようになっている。
このとき特に本実施形態においては、信号伝送用コンタクト12とシールド用コンタクト13とが同一の形状を有する構成になされていることから、信号伝送用コンタクト12とシールド用コンタクト13とを区別することなく製造することが可能となり、コンタクトの生産性が向上される。また、このように同一の形状の信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13を使用していることから、例えば導電性シェル15を異なる形状のものに交換することなどによって上記シェル接触部15d1の形成位置を変更するだけで、シールド線の配置が異なる接続対象物に対応することが可能となる。
また本実施形態においては、絶縁ハウジング11内に挿入された接続対象物Bに対するコンタクトの挟持機構が、固定ビーム13bと可動ビーム13aとを備えた簡易な構成になされていることから、装置全体の構造が簡易化されることとなり、それによってコネクタ全体の低背化が可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
例えば上述した実施形態においては、導電端子である信号伝送用コンタクト12及びシールド用コンタクト13のそれぞれを接続対象物Bの表裏両面に接触させる構成が採用されているが、接続対象物における信号線及びシールド線の配置状況に対応して導電端子を接続対象物のいずれか一方の面のみに接触させるなどのように、接続対象物の表裏両面の少なくとも一方の面に導電端子を接触させる構成を採用することが可能である。
さらに本発明は、FPCやFFC以外の多種多様な接続対象物Bを挿入する電気コネクタに対しても同様に適用することが可能である。
本発明は、各種電気機器に使用する多種多様な電気コネクタに対して広く適用することが可能である。
本発明の一実施形態にかかる電気コネクタのアクチュエータ挟持状態を表した外観斜視説明図である。 図1に示された電気コネクタを表した平面説明図である。 図1及び図2に示された電気コネクタの正面説明図である。 図1及び図2に示された電気コネクタの側面説明図である。 図1〜図4に示された電気コネクタにおけるシールド用コンタクトの形状を表した横断面説明図である。 図1〜図5に示された本発明の一実施形態にかかる電気コネクタのアクチュエータ解除状態を表した外観斜視説明図である。 図6に示された電気コネクタにおけるシールド用コンタクトの形状を表した横断面説明図である。 一般の電気コネクタにおけるアクチュエータ挟持状態を表した横断面説明図である。
符号の説明
10 電気コネクタ
11 絶縁ハウジング
12 信号伝送用コンタクト(導電端子)
13 シールド用コンタクト(導電端子)
13a 可動ビーム
13a1 端子接触凸部
13a2 被作動部
13a3 回動軸受部
13b 固定ビーム
13b1 端子接触凸部
13c 連結支柱部
14 アクチュエータ(操作手段)
14a 押圧カム部
14a1 回動軸部
15 導電性シェル
15d シェルバネ
15d1 シェル接触部
B 接続対象物

Claims (4)

  1. 接続対象物を挿入可能に形成された絶縁ハウジングと、その絶縁ハウジング内に装着された複数の導電端子と、それらの各導電端子を前記接続対象物に接触させるように弾性変位させる操作手段と、前記絶縁ハウジングの少なくとも一部を覆うように装着された導電性シェルと、を備えた電気コネクタにおいて、
    前記導電端子は、前記操作手段による弾性変位によって前記接続対象物の表裏両面のうちの少なくとも一方の面に接触する端子接触部を備えているとともに、
    前記導電性シェルには、前記操作手段によって弾性変位された一部の導電端子が接触するシェル接触部が設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記導電端子が、信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトからなり、
    それらの両コンタクトの各端子接触部が、前記接続対象物の表裏両面のいずれかに形成された信号線又はシールド線に接触可能に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトが、互いに同一の形状を有する構成になされているとともに、
    これらの信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトが、前記接続対象物に形成された信号線又はシールド線に対応して前記絶縁ハウジング内の適宜の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 前記信号伝送用コンタクト及びシールド用コンタクトは、前記絶縁ハウジング内に固定された固定ビームと、前記操作手段によって弾性変位される可動ビームと、を有していることを特徴とする請求項1記載の1記載の電気コネクタ。
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