JP2008091284A - 両面プリント配線板用コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

両面プリント配線板用コネクタ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストアップを抑えて製作でき、しかも部品の紛失を防止できるZIFタイプの両面プリント配線板用コネクタを得る。
【解決手段】両面に導体層を有する両面プリント配線板1を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジング6に配線板挿入通路7を設ける。このコネクタハウジング6内のコンタクト挿入溝8,10に挿入するコンタクト9,11は配線板挿入通路7の奥側でこの配線板挿入通路7に突出する接点部9a,11aを有する。コンタクト11が持つ接点部11a側のフリー端11cに接触してこのフリー端11cを操作することによりフリー端11cと一体の接点部11aをコンタクト9が持つ接点部9aに対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6に回動可能に組み込む。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばFPC(フレキシブルプリント回路)やFFC(フレキシブルフラットケーブル)等で、その板面の両面に導体が設けられている両面プリント配線板を接続する両面プリント配線板用コネクタ及びその製造方法に関する。
両面プリント配線板1として、例えば図16(A)(B)に示すように、長形の絶縁基板2の一方の面2aでその長手方向の端部側に幅方向に一定間隔で並列に端子導体3の群を導体層として設け、他方の面2bで各端子導体3の群の反対側の位置に接地導体4を導体層として設けたものがある。
このような両面プリント配線板1を接続する両面プリント配線板用コネクタは、両面プリント配線板1との接続をZIF(ゼロ イン フォース)で行えるようになっている。即ち、このZIF構造は、小さな挿入力で両面プリント配線板1を両面プリント配線板用コネクタ5に挿入し、挿入後に確実に電気的・機械的に接続できるようになっている。
その一種として、コネクタハウジングに設けた配線板挿入通路の上下方向の両側に上側コンタクトと下側コンタクトをそれぞれ配置し、ZIFのために上側コンタクト用スライド片と下側コンタクト用スライド片とを用い、これら上側コンタクト用スライド片と下側コンタクト用スライド片のいずれかを両面プリント配線板1に沿わせて配線板挿入通路に挿入し、上側コンタクトと下側コンタクトのいずれか一方の接点部に両面プリント配線板1の導体層を圧接させると共に、他方のコンタクトの接点部を一方のスライド片の両面プリント配線板1とは反対側の面に当接させる構造のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、このような両面プリント配線板用コネクタでは、上側コンタクト用スライド片と下側コンタクト用スライド片が必要になり、コスト高になると共に操作が面倒になる問題点がある。
両面プリント配線板1を接続するその他のZIF構造の両面プリント配線板用コネクタ5として、図17に示す横形構造のものもある。
この両面プリント配線板用コネクタ5は、両面プリント配線板1を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジング6を有する。このコネクタハウジング6には、その前面に開口させて両面プリント配線板1を挿入する幅で配線板挿入通路7が設けられている。この配線板挿入通路7の厚み方向の一方の側(下側)には、両面プリント配線板1の各端子導体3のピッチでコンタクト挿入溝8が設けられている。これらコンタクト挿入溝8には、一方のコンタクト9がそれぞれ挿入されて位置決めされている。一方のコンタクト9は、配線板挿入通路7の奥側でこの配線板挿入通路7に突出する接点部9aを有し、配線板挿入通路7の外側に突出した端部は端子部9bとなっている。コネクタハウジング6の前面に対して反対側の背面には、配線板挿入通路7の厚み方向に対して反対側(上側)には配線板挿入通路7の幅方向に、前述したコンタクト挿入溝8と同じピッチでコンタクト挿入溝10が上下に対応させて設けられている。これらコンタクト挿入溝10には、他方のコンタクト11がそれぞれ挿入されて位置決めされている。他方のコンタクト11は、配線板挿入通路7の奥側でこの配線板挿入通路7に突出する接点部11aを有し、配線板挿入通路7の外側に突出した端部は端子部11bとなっている。各コンタクト9,11の端子部9b,11bは、コネクタハウジング6の一方の側の面に平行に並べられ、図示しない被実装基板のパターン上に半田付け接続されるようになっている。
配線板挿入通路7には、絶縁体よりなる絶縁スライド片12の板状部12aが挿入されるようになっている。絶縁スライド片12は、板状部12aの基部が摘み部12bとなっている。絶縁スライド片12には、板状部12aの両面に臨むようにして折り返し形の接触片13がインサートモールドで支持されている。接触片13の両端は、摘み部12b内に埋め込まれている。
このような両面プリント配線板用コネクタ5は、両面プリント配線板1をその各端子導体3が下側即ちコンタクト9側を向くようにして配線板挿入通路7に挿入し(ZIFによる挿入)、その後から絶縁スライド片12の板状部12aをこの配線板挿入通路7に挿入する(この状態では、絶縁スライド片12の板状部12aの挿入により、厚み方向の両側への圧力が増して確実に電気的・機械的な接続状態になる。)。或いは、両面プリント配線板1をその各端子導体3が下側即ちコンタクト9側を向くようにし、その上に絶縁スライド片12の板状部12aを載せて、両者を一緒に配線板挿入通路7に挿入する。
このような挿入状態になると、両面プリント配線板1の各端子導体3が各コンタクト9の接点部9aに接触し、両面プリント配線板1の各端子導体3と各コンタクト9の端子部9bとが導通状態になり、両面プリント配線板1の接地導体4が折り返し形の接触片13を介してコンタクト11は、配線板挿入通路7の奥側でこの配線板挿入通路7に突出する接点部11aコンタクト11の接点部11aに接触し、両面プリント配線板1の接地導体4とコンタクト11の端子部11bとが導通状態になる。
特開2004−303693号公報
しかしながら、このような構造の両面プリント配線板用コネクタ5では、接触片13がインサートモールドで支持された絶縁スライド片12を用いるので、これら絶縁スライド片12及び接触片13は携帯電話等の利用分野では寸法が非常に小さく、接触片13付き絶縁スライド片12の製作コストが高くなり、両面プリント配線板用コネクタ5のコストアップを招く問題点がある。また、接触片13付き絶縁スライド片12はコネクタハウジング6とは別部品となり、この接触片13付き絶縁スライド片12を紛失し易い問題点がある。
本発明の目的は、コストアップを抑えて製作でき、しかも部品の紛失を防止できるZIFタイプの両面プリント配線板用コネクタ及びその製造方法を提供することにある。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1の発明は、両面に導体層を有する両面プリント配線板を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジングを有し、前記コネクタハウジングにはその一面に開口させて前記両面プリント配線板を挿入する幅で配線板挿入通路が設けられ、前記配線板挿入通路の厚み方向の一方の側には前記両面プリント配線板の各端子導体のピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には一方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記コンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有し、前記コネクタハウジングの前面に対して反対側の背面には前記配線板挿入通路の厚み方向の他方の側には前記配線板挿入通路の幅方向に所定ピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には他方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記他方のコンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有する両面プリント配線板用コネクタであって、
前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトが持つ前記接点部側のフリー端に接触して前記フリー端を操作することにより前記フリー端と一体の前記接点部を他方の前記コンタクトが持つ前記接点部に対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具が前記コネクタハウジングに回動可能に組み込まれていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、前記接点部離間・接近操作具は、少なくとも操作部が一方の対向面の間隔より他方の対向面の間隔の大きい構造の操作軸と、該操作軸を回転操作する操作子とを備え、前記操作軸が前記コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成に加え、前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸は、前記コネクタハウジングの前記溝に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける前記接点部側の前記フリー端により前記溝からの脱出を押さえられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1の構成に加え、前記配線板挿入通路は、該コネクタを取り付ける被実装基板に対して平行する向きに設けられた横形構造になっていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2の構成に加え、前記配線板挿入通路は、該コネクタを取り付ける被実装基板に対して直交する向きに設けられた縦形構造になっていることを特徴とする。
請求項6の発明は、両面に導体層を有する両面プリント配線板を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジングを有し、前記コネクタハウジングにはその一面に開口させて前記両面プリント配線板を挿入する幅で配線板挿入通路が設けられ、前記配線板挿入通路の厚み方向の一方の側には前記両面プリント配線板の各端子導体のピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には一方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記コンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有し、前記コネクタハウジングの前面に対して反対側の背面には前記配線板挿入通路の厚み方向の他方の側には前記配線板挿入通路の幅方向に所定ピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には他方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記他方のコンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有する両面プリント配線板用コネクタで、
前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトが持つ前記接点部側のフリー端に接触して前記フリー端を操作することにより前記フリー端と一体の前記接点部を他方の前記コンタクトが持つ前記接点部に対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具が前記コネクタハウジングに回動可能に組み込まれており、
前記接点部離間・接近操作具は、操作軸と、該操作軸を回転操作する操作子とを備え、前記操作軸が前記コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれており、
前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸は、前記コネクタハウジングの前記溝に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける前記接点部側の前記フリー端により前記溝からの脱出を押さえられている構造の両面プリント配線板用コネクタの製造方法であって、
前記コネクタハウジングの前記溝に前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸を回転自在に嵌め込み、
しかる後、前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトを前記コネクタハウジングの前記コンタクト挿入溝に嵌め込み、前記コンタクトの前記接点部側の前記フリー端により前記操作軸の前記溝からの脱出を押さえることを特徴とする。
本発明の両面プリント配線板用コネクタでは、両コンタクトのいずれか一方のコンタクトが持つ接点部側のフリー端に接触してこのフリー端を操作することによりこのフリー端と一体の接点部を他方のコンタクトが持つ接点部に対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具がコネクタハウジングに回動可能に組み込まれているので、製作が難しい部品が不要になって、コストアップを抑えて製作でき、また部品がコネクタハウジングに組み込まれていて、部品の紛失を防止できるZIFタイプの両面プリント配線板用コネクタを得ることができる。
接点部離間・接近操作具として、少なくとも操作部の外形が一方の対向面の間隔より他方の対向面の間隔の大きい構造の操作軸と、操作軸を回転操作する操作子とを備え、操作軸が前記コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれている構造のものを用いると、操作子の操作により操作軸を回転して操作部を回転することにより、この操作部によってコンタクトが持つ接点部側のフリー端を、このフリー端と一体の接点部を他方のコンタクトが持つ接点部に対して離間する位置に移動する操作と、逆に接近する位置に移動する操作とを容易に行わせることができる。
接点部離間・接近操作具の操作軸が、コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける接点部側のフリー端により溝からの脱出を押さえられていると、接点部離間・接近操作具がコネクタハウジングから離脱するのを防止することができる。
配線板挿入通路が、当該コネクタを取り付ける被実装基板に対して平行する向きに設けられた横形構造になっていると、当該コネクタを被実装基板に平行に取り付けることができる。
配線板挿入通路が、当該コネクタを取り付ける被実装基板に対して直交する向きに設けられた縦形構造になっていると、当該コネクタを被実装基板に対して直交する向きで取り付けることができる。
本発明の両面プリント配線板用コネクタの製造方法では、コネクタハウジングの溝に接点部離間・接近操作具の操作軸を回転自在に嵌め込み、しかる後、両コンタクトのいずれか一方のコンタクトをコネクタハウジングのコンタクト挿入溝に嵌め込み、コンタクトの接点部側のフリー端により操作軸の溝からの脱出を押さえるので、組立の順序により接点部離間・接近操作具がコネクタハウジングから離脱するのを防止することができる。
次に、本発明に係る両面プリント配線板用コネクタを実施するための最良の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、前述した図16(A)(B)及び図17と対応する部分には、同一符号を用いて示している。
図1(A)(B)乃至図7(A)〜(C)は本例で用いる両面プリント配線板と本発明に係る横形構造の両面プリント配線板用コネクタの一例を示したもので、図1(A)(B)は本例で用いる両面プリント配線板の表面図及び裏面図、図2(A)(B)は本例の両面プリント配線板用コネクタで接点部離間・接近操作具を寝かせた状態と立ち上げた状態の各縦断面図、図3(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタの平面図、正面図及び左側面図、図4(A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いるコネクタハウジングの平面図、正面図、背面図、底面図及び縦断面図、図5(A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる接点部離間・接近操作具の平面図、正面図、背面図、底面図及び縦断面図、図6(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のコンタクトの平面図、正面図及び右側面図、図7(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のコンタクトの正面図、底面図及び右側面図である。
本発明で接点部離間・接近操作具を寝かせるとは、コネクタハウジングの配線板挿入通路に対して接点部離間・接近操作具を平行に向ける操作をいう。
図1(A)(B)に示す本例で用いる両面プリント配線板1は、前述した図16(A)(B)と同様の構造であり、ただ絶縁基板2の幅方向の両側に表面と裏面の誤挿入を防止する突起2c,2dが設けられている。即ち、突起2cの突出長さが例えば0.8mmで、突起2dの突出長さ0.5mmより長くなっている。
図2(A)(B)、図3(A)〜(C)及び図4(A)〜(E)に示す本例の横形構造の両面プリント配線板用コネクタ5で用いるコネクタハウジング6は、基本的には前述した図17と同様の構造となっている。本例のコネクタハウジング6は、図4(A)に示す平面図から明らかなように、後述する接点部離間・接近操作具の操作軸を嵌める溝14がこのコネクタハウジング6の後部側で上面に開口して設けられている。また、このコネクタハウジング6には、図4(B)に示す正面図から明らかなように、配線板挿入通路7の幅方向の両側に、両面プリント配線板1の表面と裏面とをどちらを上向きにして挿入するかを規定する誤挿入防止溝15a,15bが設けられている。本例では、誤挿入防止溝15aの幅が誤挿入防止溝15bの幅より広く、誤挿入防止溝15aが左側で、誤挿入防止溝15bが右側となるように設けられている。このため本例では、両面プリント配線板1がその接地導体4の面を上向きにして配線板挿入通路7に挿入するようになっている。また、このコネクタハウジング6の上面には、その上に被せられる後述する接点部離間・接近操作具のずれ止めのために複数のずれ止め突起16が幅方向に所定の間隔で突設されている。
図2(A)に示すように、このようなコネクタハウジング6の一方の側(下側)のコンタクト挿入溝8には、前述したと同様に前面側から一方のコンタクト9がそれぞれ挿入されて位置決めされている。またコネクタハウジング6の反対側(上側)コンタクト挿入溝10には、背面側から他方のコンタクト11がそれぞれ挿入されて位置決めされている。これらコンタクト9,11の接点部9a,11aは配線板挿入通路7に突出されている。接点部9aは凹形、接点部11aは凸形となっている。
図2(A)(B)、図3(A)〜(C)及び図5(A)〜(E)に示すように、このような両面プリント配線板用コネクタ5では、両コンタクト9,11のいずれか一方のコンタクト(本例では、コンタクト11)が持つ接点部11a側のフリー端11cに接触してこのフリー端11cを操作することによりフリー端11cと一体の接点部11aを他方のコンタクト(本例では、コンタクト9)が持つ接点部9aに対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6に回動可能に組み込まれている。
接点部離間・接近操作具17は、少なくとも操作部18aが一方の対向面18aaの間隔より他方の対向面18abの間隔の大きいほぼ楕円形(或いは長円形)構造の操作軸18と、この操作軸18を回転操作する操作子19とを備え、操作軸18の両端の部分がコネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれている。操作子19は、コネクタハウジング6の上面に被さる板状部19aと、この板状部19aの後部の幅方向の両側から下面側に突設されて操作軸18の長手方向の両端を一体に支持しているブラケット部19bと、板状部19aの前面の中央側で下向きに突設された前面上部覆い部19cと、この前面上部覆い部19cの幅方向の両側に設けられた前面端部覆い部19dとを備えている。板状部19aの下面には、コネクタハウジング6の上面に設けられている各ずれ止め突起16に嵌るずれ止め凹部19eがそれぞれ設けられている。操作部18aの対向面の間隔が狭い対向面18aaは、板状部19aと平行になっている。操作部18aの対向面の間隔が狭い対向面18aaには、板状部19aに対向する面に他方の各コンタクト11が嵌る逃がし溝18bがそれぞれ設けられている。
このような接点部離間・接近操作具17は、両面プリント配線板1の接続状態或いは待機状態では図2(A)に示すように板状部19aがコネクタハウジング6の上面に被さり、操作軸18の断面円形の部分がコネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける接点部11a側のフリー端11cにより溝14からの脱出が押さえられている。
図6(A)〜(C)に示すように、一方のコンタクト9は端子部9bに連設されている部分は固定片部9cとなっており、この固定片部9cと接点部9aとはU字状の弾性折り返し部9dで一体に連結されている。このような一方のコンタクト9は、多数本が平行に並べられ、連結帯(キャリア)で連結されて製造されるようになっている。固定片部9cは、その幅方向の両側面に複数の凹凸部が設けられている。このように連結帯で連結された各コンタクト9は、各コンタクト挿入溝8に一括して挿入され、各固定片部9cが各コンタクト挿入溝8の下側部分にそれぞれ圧入されて固定された状態で連結帯が切り離されるようになっている。
図7(A)〜(C)に示すように、他方のコンタクト11は端子部11bに連設されている部分はクランク形の立ち上がり部11dとなっており、立ち上がり部11dの端部で端子部11bと平行で逆向きに延びる固定片部11eとなっており、固定片部11eと接点部11aとの間はU字状の弾性折り返し部11fで一体に連結され、接点部11aの先端はフリー端11cとなっている。このような他方のコンタクト11は、多数本が平行に並べられ、各端子部11bの箇所で連結帯(キャリア)にて連結されて製造されるようになっている。このように連結帯で連結された各コンタクト11は、各コンタクト挿入溝10に一括して挿入され、各固定片部11eが各コンタクト挿入溝10の上側部分にそれぞれ圧入されて固定された状態で端子部11bから連結帯が切り離されるようになっている。
各コンタクト9,11の端子部9b,11bは、コネクタハウジング6の下面側で図示しない被実装基板に搭載され、電気的・機械的に接続されるようになっている。
コネクタハウジング6の上面に、接点部離間・接近操作具17における操作子19の板状部19aが被さった状態で、接点部離間・接近操作具17はコネクタハウジング6に、このコネクタハウジング6の底面の幅方向の両端に支持された逆U字状のロック部材20と、操作子19の幅方向の両端に支持された突起よりなるロック部材21との咬み合いによりロックされるようになっている。
このような構造の両面プリント配線板用コネクタ5の製造方法は、次のようにして行う。
(a)コネクタハウジング6の一方の各コンタクト挿入溝8に、前方から一方のコンタクト9をそれぞれ挿入する。
(b)コネクタハウジング6の溝14に、接点部離間・接近操作具17の操作軸18の断面円形の部分を嵌め込む。接点部離間・接近操作具17は、その板状部19aをコネクタハウジング6の上面に被せて、操作部18aの間隔が狭い対向面18aaを倒して寝かせておく。
(c)コネクタハウジング6の他方の各コンタクト挿入溝10に、後方から他方のコンタクト11をそれぞれ挿入し、このコンタクト11の接点部11a側のフリー端11cにより操作軸18の溝14からの脱出を押さえる。
次に、このような構造の両面プリント配線板用コネクタ5の操作について説明する。
まず、ロック部材20とロック部材21との咬み合いを外し、図2(A)から図2(B)に示すように、操作軸18を回転中心として回転し、接点部離間・接近操作具17を起こして立ち上げる。この操作軸18の回転により操作部18aは、図2(A)に示すように、その対向面の間隔が狭い対向面18aaが寝ていた状態から、図2(B)に示すように、立ち上がる。このため、図2(A)に示すように、この対向面の間隔が狭い対向面18aaの一方に接触している接点部11a側のフリー端11cは、図2(B)に示すように、操作部18aが立ち上がることにより他方の対向面の間隔の大きい対向面18abの一方に接触する状態になって、持ち上げられる。このフリー端11cの持ち上げによって、他方のコンタクト11の接点部11aが一方のコンタクト9の接点部9aから離れる。即ち、接点部11aと接点部9aとの間隔が開く。この状態になれば、間隔が開いた接点部11aと接点部9aとの間に、両面プリント配線板1を小さな挿入力で挿入することができる。即ち、ZIFで両面プリント配線板1を接点部11aと接点部9aとの間に挿入することができる。この場合には、両面プリント配線板1はその端子導体3側の面を下にして接点部11aと接点部9aとの間に挿入する。
しかる後、図2(A)に示すように、操作軸18を回転中心として回転し、接点部離間・接近操作具17を寝かせ、ロック部材20とロック部材21とを咬み合わせる。この操作により、操作部18aの間隔が狭い対向面18aaが寝て、その一方の対向面18aaに接点部11a側のフリー端11cが接触する状態になり、接点部11aと接点部9aとの間隔が狭くなって、両面プリント配線板1が接点部11aと接点部9aとで挟持される。その結果、両面プリント配線板1の各端子導体3が各コンタクト9の接点部9aに電気的に接触し、両面プリント配線板1の接地導体4が各コンタクト11の接点部11aに電気的に接触する。
このような両面プリント配線板用コネクタ5では、両コンタクト9,11のいずれか一方のコンタクト、本例ではコンタクト11が持つ接点部11a側のフリー端11cに接触してこのフリー端11cを操作することによりこのフリー端11cと一体の接点部11aを他方のコンタクト9が持つ接点部9aに対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6に回動可能に組み込まれているので、製作が難しい部品が不要になって、コストアップを抑えて製作でき、また部品がコネクタハウジング6に組み込まれていて、部品の紛失を防止できるZIFタイプの両面プリント配線板用コネクタ5を得ることができる。
また、接点部離間・接近操作具17として、少なくとも操作部18aの外形が一方の対向面18aaの間隔より他方の対向面18abの間隔の大きい構造の操作軸18と、操作軸18を回転操作する操作子19とを備え、操作軸18がコネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれている構造のものを用いるので、操作子19の操作により操作軸18を回転して操作部18aを回転することにより、この操作部18aによって本例ではコンタクト11が持つ接点部11a側のフリー端11cを、このフリー端11cと一体の接点部11aを他方のコンタクト9が持つ接点部9aに対して離間する位置に移動する操作と、逆に接近する位置に移動する操作とを容易に行わせることができる。
また、接点部離間・接近操作具17の操作軸18が、コネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける接点部11a側のフリー端11cにより溝14からの脱出を押さえられているので、接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6から離脱するのを防止することができる。
さらに、配線板挿入通路7が、当該コネクタ5を取り付ける図示しない被実装基板に対して平行する向きに設けられた横形構造になっているので、当該コネクタ5を被実装基板に平行に取り付けることができる。
一方、本例の両面プリント配線板用コネクタの製造方法では、コネクタハウジング6の溝14に接点部離間・接近操作具17の操作軸18を回転自在に嵌め込み、しかる後、両コンタクト9,11のいずれか一方のコンタクト、本例ではコンタクト11をコネクタハウジング6のコンタクト挿入溝10に嵌め込み、コンタクト11の接点部11a側のフリー端11cにより操作軸18の溝14からの脱出を押さえるので、組立の順序により接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6から離脱するのを防止することができる。
図8(A)(B)乃至図15(A)〜(C)は本発明に係る縦形構造の両面プリント配線板用コネクタの一例を示したもので、図8(A)(B)は本例の両面プリント配線板用コネクタで接点部離間・接近操作具を寝かせた状態と立ち上げた状態の各縦断面図、図9(A)(B)は本例の両面プリント配線板用コネクタの平面図及び正面図、図10(A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いるコネクタハウジングの平面図、正面図、底面図、平面図のX−X線断面図及びY−Y線断面図、図11(A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる接点部離間・接近操作具の平面図、正面図、底面図、左側面図及び縦断面図、図12(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のコンタクトの平面図、正面図及び右側面図、図13(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のコンタクトの平面図、正面図及び右側面図、図14(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のロック部材の平面図、正面図及び左側面図、図15(A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のロック部材の平面図、背面図及び右側面図である。
本例の縦形構造の両面プリント配線板用コネクタは、前述した横形構造の両面プリント配線板用コネクタと対応する部分に同一符号を付けて示している。
本例で用いる両面プリント配線板1は、前述した横形構造で用いた図1(A)(B)と同じものなので、図示は省略する。
図8(A)(B)、図9(A)(B)及び図10(A)〜(E)に示す本例の縦形構造の両面プリント配線板用コネクタ5で用いるコネクタハウジング6は、基本的には前述した横形構造のものと同様の構造となっている。本例のコネクタハウジング6は、図10(B)に示す平面図から明らかなように、後述する接点部離間・接近操作具の操作軸を嵌める溝14がこのコネクタハウジング6の後部側で上面に開口して設けられている。また、このコネクタハウジング6には、配線板挿入通路7の幅方向の両側に、両面プリント配線板1の表面と裏面とをどちらを正面に向けて挿入するかを規定する誤挿入防止溝15a,15bが設けられている。本例でも、誤挿入防止溝15aの幅が誤挿入防止溝15bの幅より広くなっている。本例では、誤挿入防止溝15aが右側で、誤挿入防止溝15bが左側となるように設けられている。このため本例では、両面プリント配線板1がその端子導体3の面を正面に向けて配線板挿入通路7に挿入するようになっている。また、このコネクタハウジング6の上面には、後述する接点部離間・接近操作具が寝かせられている状態でこの後述する接点部離間・接近操作具をロックするロック部材を挿入するロック部材挿入孔22,23が平板状孔として形成されている。これらロック部材挿入孔22,23は、コネクタハウジング6の平面図に開口している孔部の下の部分より正面に向かって広く形成されている。
図8(A)に示すように、このようなコネクタハウジング6の一方の側(正面側)のコンタクト挿入溝8には、底面側から一方のコンタクト9がそれぞれ挿入されて位置決めされている。またコネクタハウジング6の反対側(背面側)コンタクト挿入溝10には、底面側から他方のコンタクト11がそれぞれ挿入されて位置決めされている。これらコンタクト9,11の接点部9a,11aは配線板挿入通路7に突出されている。この例でも、接点部9aは凹形、接点部11aは凸形となっている。
図8(A)(B)、図9(A)(B)及び図11(A)〜(E)に示すように、この両面プリント配線板用コネクタ5では、両コンタクト9,11のいずれか一方のコンタクト(本例では、コンタクト11)が持つ接点部11a側のフリー端11cに接触してこのフリー端11cを操作することによりフリー端11cと一体の接点部11aを他方のコンタクト(本例では、コンタクト9)が持つ接点部9aに対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具17がコネクタハウジング6に回動可能に組み込まれている。
接点部離間・接近操作具17は、少なくとも操作部18aが一方の対向面18aaの間隔より他方の対向面18abの間隔の大きいほぼ楕円形(或いは長円形)構造の操作軸18と、この操作軸18を回転操作する操作子19とを備え、操作軸18の両端の部分がコネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれている。操作子19は、図8(A)でコネクタハウジング6の背面に被さる板状部19aと、この板状部19aの幅方向の両側から正面側に突設されて操作軸18の長手方向の両端を一体に支持しているブラケット部19bと、板状部19aの他端の中央側で正面側に突設された前面上部覆い部19cと、この前面上部覆い部19cの幅方向の両側に設けられた前面端部覆い部19dとを備えている。操作部18aの対向面の間隔が狭い対向面18aaは、板状部19aと平行になっている。操作部18aの対向面の間隔が狭い対向面18aaには、板状部19aに対向する面に他方の各コンタクト11が嵌る逃がし溝18bがそれぞれ設けられている。
このような接点部離間・接近操作具17は、両面プリント配線板1の接続状態或いは待機状態では図8(A)に示すように板状部19aがコネクタハウジング6の背面に被さり、操作軸18の両端部分がコネクタハウジング6の溝14に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける接点部11a側のフリー端11cにより溝14からの脱出が押さえられている。
図12(A)〜(C)に示すように、一方のコンタクト9は図6(A)〜(C)とほぼ同様に形成されている。
図13(A)〜(C)に示すように、他方のコンタクト11は端子部11bに連設されている部分は固定片部11eとなっており、この固定片部11eの先は一体のS字状をなすダブルの弾性折り返し部11fとなっており、この弾性折り返し部11fの先は一体の接点部11aとなっており、この接点部11aの先は一体の立ち上がり部11dとなっており、この立ち上がり部11dの先は固定片部11eと同一方向のフリー端11cとなっている。本例では、固定片部11eの先の弾性折り返し部11fと接点部11aと立ち上がり部11dとフリー端11cとの部分は、固定片部11eに2列に突設された構造になっている。端子部11bの両側に連結片が連設され、この連結片で隣のコンタクト11が、連結帯(キャリア)にて連結されて製造されるようになっている。このように連結帯で連結された各コンタクト11も、各コンタクト挿入溝10に一括して挿入され、各固定片部11eが各コンタクト挿入溝10の入口側部分にそれぞれ圧入されて固定された状態で固定片部11eから連結帯が切り離されるようになっている。
コネクタハウジング6に対して接点部離間・接近操作具17が、図8(A)に示すように寝かされた状態でこの接点部離間・接近操作具17が後ろ向きに起こされないように、図14(A)〜(C)及び図15(A)〜(C)に示すロック部材24,25が用いられている。これらロック部材24,25は、ハウジング6の外に突出するハウジング外突出板部24a,25aと、その下に連設されていてハウジング6のロック部材挿入孔22,23に入れられて固定されるハウジング内固定板部24b,25bと、ハウジング外突出板部24a,25aの板面から片側に打ち出されたロック突起24c,25cと、ハウジング内固定板部24b,25bの下部にロック突起24c,25cの突出方向とは逆向きに直交する向きで連設された支え板部24d,25dを備えた構造になっている。これらロック部材24,25は、支え板部24d,25dのところで連結帯24e,25eで連結されて製造されるようになっている。このようなロック部材24,25は、ハウジング外突出板部24a,25aに対してハウジング内固定板部24b,25bの突出方向が左右逆になっている。かかる構造のロック部材24,25は、ハウジング6の底部側からロック部材挿入孔22,23にロック部材24,25を挿入し、ハウジング外突出板部24a,25aをハウジング6の外に突き出し、ハウジング内固定板部24b,25bの外周の突起でロック部材挿入孔22,23内に固定する。接点部離間・接近操作具17の操作子19には、この接点部離間・接近操作具17を配線板挿入通路7に沿って寝かせたときにロック突起24c,25cを乗り越えてこれらロック突起24c,25cに係止されるロック部材21,21が設けられている。
各コンタクト9,11の端子部9b,11bは、コネクタハウジング6の下面側の図示しない被実装基板に搭載されて電気的・機械的に接続されるようになっている。
このような構造の両面プリント配線板用コネクタ5の製造方法は、次のようにして行う。
(a)コネクタハウジング6の一方の各コンタクト挿入溝8に、底部から一方のコンタクト9をそれぞれ挿入する。
(b)コネクタハウジング6の溝14に、接点部離間・接近操作具17の操作軸18の断面円形の部分を嵌め込む。接点部離間・接近操作具17は、その板状部19aをコネクタハウジング6の背面に被せて、操作部18aの間隔が狭い対向面18aaを倒して寝かせておく。
(c)コネクタハウジング6の他方の各コンタクト挿入溝10に、底部から他方のコンタクト11をそれぞれ挿入し、このコンタクト11の接点部11a側のフリー端11cにより操作軸18の溝14からの脱出を押さえる。
次に、このような構造の両面プリント配線板用コネクタ5の操作について説明する。
まず、ロック突起24c,25cからロック部材21,21の咬み合いを外し、図8(A)から図8(B)に示すように、操作軸18を回転中心として回転し、接点部離間・接近操作具17を起こしてコネクタハウジング6の背面側に立ち上げる。この操作軸18の回転により操作部18aは、図8(A)に示すように寝ていた状態から、図8(B)に示すように立ち上がる。このため、図8(A)に示すように、この対向面の間隔が狭い対向面18aaの一方に接触している接点部11a側のフリー端11cは、図8(B)に示すように、操作部18aが立ち上がることにより他方の対向面の間隔の大きい対向面18abの一方に接触する状態になって、持ち上げられる。このフリー端11cの持ち上げによって、他方のコンタクト11の接点部11aが一方のコンタクト9の接点部9aから離れる。即ち、接点部11aと接点部9aとの間隔が開く。この状態になれば、間隔が開いた接点部11aと接点部9aとの間に、両面プリント配線板1を小さな挿入力で挿入することができる。即ち、ZIFで両面プリント配線板1を接点部11aと接点部9aとの間に挿入することができる。この場合には、両面プリント配線板1はその端子導体3側の面を正面に向けて接点部11aと接点部9aとの間に挿入する。
しかる後、図8(A)に示すように、操作軸18を回転中心として回転し、接点部離間・接近操作具17を寝かせ、ロック突起24c,25cを乗り越えてロック部材21,21を移動させ、ロック部材21,21をロック突起24c,25cに係止させる。この操作により、操作部18aの間隔が狭い対向面18aaが寝て、その一方の対向面18aaに接点部11a側のフリー端11cが接触する状態になり、接点部11aと接点部9aとの間隔が狭くなって、両面プリント配線板1が接点部11aと接点部9aとで挟持される。その結果、両面プリント配線板1の各端子導体3が各コンタクト9の接点部9aに電気的に接触し、両面プリント配線板1の接地導体4が各コンタクト11の接点部11aに電気的に接触する。
このような両面プリント配線板用コネクタ5でも、前述した例と同様の効果を得ることができる。
(A)(B)は本発明で用いる両面プリント配線板の表面図及び裏面図である。 (A)(B)は本発明の一例の両面プリント配線板用コネクタで接点部離間・接近操作具を寝かせた状態と立ち上げた状態の各縦断面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタの平面図、正面図及び左側面図である。 (A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いるコネクタハウジングの平面図、正面図、背面図、底面図及び縦断面図である。 (A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる接点部離間・接近操作具の平面図、正面図、背面図、底面図及び縦断面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のコンタクトの正面図、平面図及び右側面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のコンタクトの正面図、右側面図及び底面図である。 (A)(B)は本発明の両面プリント配線板用コネクタの他の例で接点部離間・接近操作具を寝かせた状態と立ち上げた状態の各縦断面図である。 (A)(B)は本例の両面プリント配線板用コネクタの平面図及び正面図である。 (A)〜(F)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いるコネクタハウジングの平面図、正面図、底面図、平面図のX−X線断面図及びY−Y線断面図である。 (A)〜(E)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる接点部離間・接近操作具の平面図、正面図、底面図、左側面図及び縦断面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のコンタクトの平面図、正面図及び右側面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のコンタクトの平面図、正面図及び右側面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる一方のロック部材の平面図、正面図及び左側面図である。 (A)〜(C)は本例の両面プリント配線板用コネクタで用いる他方のロック部材の平面図、背面図及び右側面図である。 従来の両面プリント配線板用コネクタで用いる両面プリント配線板の表面図及び裏面図である。 従来の両面プリント配線板用コネクタの縦断面図である。
符号の説明
1 両面プリント配線板
2 絶縁基板
2a 一方の面
2b 他方の面
2c,2d 突起
3 端子導体
4 接地導体
5 両面プリント配線板用コネクタ
6 コネクタハウジング
7 配線板挿入通路
8 コンタクト挿入溝
9 一方のコンタクト
9a 接点部
9b 端子部
9c 固定片部
9d 弾性折り返し部
10 コンタクト挿入溝
11 他方のコンタクト
11a 接点部
11b 端子部
11c フリー端
11d 立ち上がり部
11e 固定片部
11f 弾性折り返し部
12 絶縁スライド片
12a 板状部
12b 摘み部
13 接触片
14 溝
15a,15b 誤挿入防止溝
16 ずれ止め突起
17 接点部離間・接近操作具
18 操作軸
18a 操作部
18aa 一方の対向面
18ab 他方の対向面
18b 逃がし溝
19 操作子
19a 板状部
19b ブラケット部
19c 前面上部覆い部
19d 前面端部覆い部
19e ずれ止め凹部
20 ロック部材
21 ロック部材
22,23 ロック部材挿入孔
24,25 ロック部材
24a,25a ハウジング外突出板部
24b,25b ハウジング内固定板部
24c,25c ロック突起

Claims (6)

  1. 両面に導体層を有する両面プリント配線板を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジングを有し、前記コネクタハウジングにはその一面に開口させて前記両面プリント配線板を挿入する幅で配線板挿入通路が設けられ、前記配線板挿入通路の厚み方向の一方の側には前記両面プリント配線板の各端子導体のピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には一方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記コンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有し、前記コネクタハウジングの前面に対して反対側の背面には前記配線板挿入通路の厚み方向の他方の側には前記配線板挿入通路の幅方向に所定ピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には他方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記他方のコンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有する両面プリント配線板用コネクタであって、
    前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトが持つ前記接点部側のフリー端に接触して前記フリー端を操作することにより前記フリー端と一体の前記接点部を他方の前記コンタクトが持つ前記接点部に対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具が前記コネクタハウジングに回動可能に組み込まれていることを特徴とする両面プリント配線板用コネクタ。
  2. 前記接点部離間・接近操作具は、少なくとも操作部が一方の対向面の間隔より他方の対向面の間隔の大きい構造の操作軸と、該操作軸を回転操作する操作子とを備え、前記操作軸が前記コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の両面プリント配線板用コネクタ。
  3. 前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸は、前記コネクタハウジングの前記溝に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける前記接点部側の前記フリー端により前記溝からの脱出を押さえられていることを特徴とする請求項2に記載の両面プリント配線板用コネクタ。
  4. 前記配線板挿入通路は、該コネクタを取り付ける被実装基板に対して平行する向きに設けられた横形構造になっていることを特徴とする請求項1に記載の両面プリント配線板用コネクタ。
  5. 前記配線板挿入通路は、該コネクタを取り付ける被実装基板に対して直交する向きに設けられた縦形構造になっていることを特徴とする請求項1に記載の両面プリント配線板用コネクタ。
  6. 両面に導体層を有する両面プリント配線板を挿入できる幅と奥行きを有するコネクタハウジングを有し、前記コネクタハウジングにはその一面に開口させて前記両面プリント配線板を挿入する幅で配線板挿入通路が設けられ、前記配線板挿入通路の厚み方向の一方の側には前記両面プリント配線板の各端子導体のピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には一方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記コンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有し、前記コネクタハウジングの前面に対して反対側の背面には前記配線板挿入通路の厚み方向の他方の側には前記配線板挿入通路の幅方向に所定ピッチでコンタクト挿入溝が設けられ、これらコンタクト挿入溝には他方のコンタクトがそれぞれ挿入されて位置決めされ、前記他方のコンタクトは前記配線板挿入通路の奥側でこの配線板挿入通路に突出する接点部を有する両面プリント配線板用コネクタで、
    前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトが持つ前記接点部側のフリー端に接触して前記フリー端を操作することにより前記フリー端と一体の前記接点部を他方の前記コンタクトが持つ前記接点部に対して離間する位置に移動する操作と逆に接近する位置に移動する操作とを行う接点部離間・接近操作具が前記コネクタハウジングに回動可能に組み込まれており、
    前記接点部離間・接近操作具は、操作軸と、該操作軸を回転操作する操作子とを備え、前記操作軸が前記コネクタハウジングの溝に回転自在に嵌め込まれており、
    前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸は、前記コネクタハウジングの前記溝に回転自在に嵌め込まれた状態で、操作を受ける前記接点部側の前記フリー端により前記溝からの脱出を押さえられている構造の両面プリント配線板用コネクタの製造方法であって、
    前記コネクタハウジングの前記溝に前記接点部離間・接近操作具の前記操作軸を回転自在に嵌め込み、
    しかる後、前記両コンタクトのいずれか一方の前記コンタクトを前記コネクタハウジングの前記コンタクト挿入溝に嵌め込み、前記コンタクトの前記接点部側の前記フリー端により前記操作軸の前記溝からの脱出を押さえることを特徴とする両面プリント配線板用コネクタの製造方法。
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