JP2010205576A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れる構造のコネクタを提供する。
【解決手段】本目的は、接触部22と弾性部34と支点部32と接続部24を略クランク形状または/および略コ字形状に配置したコンタクト14、15とハウジング12と回動部材16とシェル17とを備えるコネクタ10において、長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所のコンタクト14、15の押受部20の一部を露出させるとともに露出させた押受部20若しくはシェル17に露出した押受部20とシェル17とが接触する接触手段を設け、回動部材16で前記コンタクト14、15の押受部20を押圧した際に、接触部22がFPC80のパターンに接触し、かつ、接触手段が押受部20若しくはシェル17に接触することによりFPC80とコンタクト14、15とシェル17と基板とを導通させることを特徴とするコネクタ10により達成できる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、携帯電話やノートパソコンやデジタルカメラ等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに関するもので、特にフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)を挿入した後に、回動部材を回動することにより、少なくとも1本のコンタクトがFPCの接触部と接触できると同時に前記コンタクトの一部がシェルと接触することにより、前記FPCと前記シェルと前記コンタクトと基板とを導通させる構造に関するものである。
コネクタは、少なくとも複数のコンタクトと該コンタクトが保持・配列されるハウジングと該ハウジングに装着され、回動することで前記コンタクトを弾性変形させてFPCと接触させる回動部材を備えている。前記コンタクトはFPCと接触する接触部と基板に接続する接続部を有している。前記ハウジングには、コンタクトが挿入される所要数の挿入孔が設けられるとともにFPCが挿入される嵌合口が設けられている。前記回動部材は前記コンタクトを弾性変形させる押圧部が設けられている。
本出願人が既に提案した、特許文献として、バックロックタイプのFPC用コネクタとしての特許文献1(特開2004−71160)とFPC用コネクタにシェルを被せた特許文献2(特表2007−517356)とバックロックタイプでグランド機構を持たせた特許文献3(特願2007−232441)を示す。
特許文献1の特開2004−71160の要約によると、各部位の強度や仕様等を損なうことなく、スライダー16でFPC40又はFFCを確実にコンタクト14の接触部22に押圧することができ、作業性がよく、ピッチの狭小化や低背位化が可能なコネクタを提供することを目的とし、本目的の低背位化は、コンタクト14の接触部22と接続部24との間に弾性部34と支点部32とを設けるとともに接触部22と弾性部34と支点部32と接続部24とを略クランク形状に配置し、かつ、接続部24と対向する位置に弾性部34から延設された押受部20を設け、スライダー16に長手方向に連設した押圧部36を設け、押圧部36がコンタクト14の接続部22と押受部20との間で回動自在にスライダー16をハウジング12に装着する構造のコネクタが開示されている。 特許文献2の特表2007−517356の要約によると、互に着脱可能に嵌合しうるプラグコネクタとレセプタクルコネクタとを有している電気コネクタで、プラグコネクタは、複数個の同軸ケーブルとFPC基板と、グランドバーとを有し、各同軸ケーブルは中心導体と、中心導体を覆う絶縁体と、この絶縁体を覆い外部導体としての編組と、編組を覆う外皮とを有し、FPC基板は、それぞれが同軸ケーブルの中心導体に接続されているランドと、グランドバーが接続されるランド部分を有し、グランドバーは、同軸ケーブルの編組と接触する本体部と、主要部と連続しているランド部分に接続する複数の固定部とを有する構造の電気コネクタが開示され、本電気コネクタはプラグコネクタの低背化と、ひいてはレセプタクルコネクタの低背化を達成するもので、グランドバーと同軸ケーブルとの誤接続を排除する目的である。 特許文献3の特願2007−232441の要約によると、FPCの表裏両面の間にグランド層を設けて、FPCの表裏面の中間にあるグランド層と部材が接触することによって、コネクタの小型化と同時に信号の高速伝送を可能にする構造のコネクタ装置を提供ことを目的とし、FPC80には表裏両面のグランドパターン83との間に信号パターン84と位相反転信号パターン85を配置し、表裏両面の間にグランド層86を配置し、所定の位置にグランド層86まで達する露出部87を設け、コネクタ10は2種類の第一コンタクト14・第二コンタクト15をハウジング12の同一の挿入孔38に各々のコンタクト14、15の接触部22が対向するように配置し、回動部材16が回動した際にパターン83、84、85に対応する第一コンタクト14と第二コンタクト15が接触し、所定の位置の部材17が凹部87内に入りグランド層86と接触する構造のコネクタ装置が開示されている。
近年、コネクタの小型化や低背化の要求に加えて、FPC用コネクタにシールドを追加してほしいという要求も年々増加し、さらには、シルードを持たせつつFPCとコンタクトを直に接触させグランドを共通化させてほしいという要求も出てきている。小型化や低背化のためには、特許文献1に示すような構造がよく、特許文献1の構造にシェルを被せ、シールドを持たせたものが特許文献2であり、特許文献1の構造を利用してFPCとのグランドを持たせたものが特許文献3である。
現在では、シールド(シェル)にバネ部を設け、バネ部を基板に接続しているコンタクトに接触する方式が用いられている。この方式では、シールド(シェル)の形状が複雑になり、加工が難しいと言った課題があった。さらに、ハウジングにスリットを設けて、シールド(シェル)のバネ部を嵌合口内にコンタクトと整列させているため、ハウジングの加工も難しくなってしまう。また、このようなシェル形状では、バネ部を設けるために結果的に孔が開いてしまい、シールド(遮蔽)効果が低下してしまうことに繋がる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れる構造のコネクタを提供せんとするものである。
本目的は、請求項1記載のコネクタのように、少なくとも一方面側に平面状のパターンが形成されたフレキシブルプリント基板(FPC)が着脱自在に嵌合するコネクタであって、前記FPCと接触する接触部、および基板に接続する接続部を有するとともに前記接触部と前記接続部との間に弾性部と支点部とを設け、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部を略クランク形状または/および略コ字形状に配置し、かつ、略クランク形状に配置した前記コンタクトは前記接続部と対向する位置に前記弾性部から延設された押受部を設け、略コ字状に配置した前記コンタクトは前記弾性部から前記接触部と反対方向に延設された押受部を設けた所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持・固定されるとともに前記FPCが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記嵌合口の反対側に、前記FPCに前記コンタクトを押圧する回動部材と、前記ハウジングを覆うシェルとを備え、前記接触部が、前記FPCの少なくとも上面と接触するコネクタにおいて、前記シェルの長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所を前記コンタクトの押受部側に突出させ、長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所の、前記コンタクトの押受部若しくは前記シェルのどちらか一方若しくは両方に前記押受部と前記シェルとが接触する接触手段を設け、前記回動部材で前記コンタクトの押受部を押圧した際に、前記接触部が前記FPCのパターンに接触し、かつ、前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することにより前記FPCと前記コンタクトと前記シェルと前記基板とを導通させることを特徴とするコネクタにより達成できる。
請求項2記載のコネクタは、前記回動部材には、長手方向に連設した押圧部を設け、該押圧部が前記コンタクトの押受部に作用する(押受部を押圧する)ように回動すると、前記押受部が前記押圧部によって押し上げられることで前記支点部を支点にし、前記弾性部が前記FPC上面に接触する前記接触部側に傾くことによって、前記接触部が前記FPC側に押圧され、かつ、前記押受部が押し上げられることで前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することを特徴とする請求項1記載のコネクタにある。
また、請求項3記載のコネクタは、前記コンタクトの押受部の一部を露出するためにスリットを設け、かつ、前記接触手段として、露出した前記押受部若しくは前記シェルに凸部や弾性片を設けることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタにある。
さらに、請求項4記載のコネクタは、略クランク形状に配置された前記コンタクト若しくは略コ字形状に配置された前記コンタクトのいずれか1つを単列に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタにある。
請求項5記載のコネクタは、略クランク形状に配置された前記コンタクトと略コ字形状に配置された前記コンタクトを交互に千鳥に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタにある。
また、請求項6記載のコネクタは、前記押受部の先端に突出部を設け、前記回動部材の押圧部の形状を細長形状にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5記載のコネクタにある。
さらに、請求項7記載のコネクタは、前記回動部材には、所要数の前記コンタクトの押受部が入る係止孔を設け、該係止孔を別個独立にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5、6記載のコネクタにある。
さらにまた、請求項8記載のコネクタは、前記押圧部の細長形状を、楕円形にすることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載のコネクタにある。
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタによると、次のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載のコネクタのように、少なくとも一方面側に平面状のパターンが形成されたフレキシブルプリント基板(FPC)が着脱自在に嵌合するコネクタであって、前記FPCと接触する接触部、および基板に接続する接続部を有するとともに前記接触部と前記接続部との間に弾性部と支点部とを設け、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部を略クランク形状または/および略コ字形状に配置し、かつ、略クランク形状に配置した前記コンタクトは前記接続部と対向する位置に前記弾性部から延設された押受部を設け、略コ字状に配置した前記コンタクトは前記弾性部から前記接触部と反対方向に延設された押受部を設けた所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持・固定されるとともに前記FPCが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記嵌合口の反対側に、前記FPCに前記コンタクトを押圧する回動部材と、前記ハウジングを覆うシェルとを備え、前記接触部が、前記FPCの少なくとも上面と接触するコネクタにおいて、前記シェルの長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所を前記コンタクトの押受部側に突出させ、長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所の、前記コンタクトの押受部若しくは前記シェルのどちらか一方若しくは両方に前記押受部と前記シェルとが接触する接触手段を設け、前記回動部材で前記コンタクトの押受部を押圧した際に、前記接触部が前記FPCのパターンに接触し、かつ、前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することにより前記FPCと前記コンタクトと前記シェルと前記基板とを導通させることを特徴とするコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(2)請求項2記載のコネクターは、前記回動部材には、長手方向に連設した押圧部を設け、該押圧部が前記コンタクトの押受部に作用する(押受部を押圧する)ように回動すると、前記押受部が前記押圧部によって押し上げられることで前記支点部を支点にし、前記弾性部が前記FPC上面に接触する前記接触部側に傾くことによって、前記接触部が前記FPC側に押圧され、かつ、前記押受部が押し上げられることで前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することを特徴とする請求項1記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(3)請求項3記載のコネクタは、前記接触手段として、露出した前記押受部若しくは前記シェルに凸部や弾性片を設けることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(4)請求項4記載のコネクタは、略クランク形状に配置された前記コンタクト若しくは略コ字形状に配置された前記コンタクトのいずれか1つを単列に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(5)請求項5記載のコネクタは、略クランク形状に配置された前記コンタクトと略コ字形状に配置された前記コンタクトを交互に千鳥に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがないし、狭ピッチ化ができる。
(6)請求項6記載のコネクタは、前記押受部の先端に突出部を設け、前記回動部材の押圧部の形状を細長形状にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがないし、回動部材の膨れを防止することができる。
(7)請求項7記載のコネクタは、前記回動部材には、所要数の前記コンタクトの押受部が入る係止孔を設け、該係止孔を別個独立にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5、6記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(8)請求項8記載のコネクタは、前記押圧部の細長形状を、楕円形にすることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載のコネクタにしているので、簡便な構造でFPCとコンタクトとシェルと基板との導通が図れ、シェルやハウジングの加工も容易で、グランド用と信号用のコンタクトの共用化も図れ、グランドの位置や数量を任意に設定することもでき、本発明のシェル構造ではシールド(遮蔽)効果が低下することがない。
(A) 2種類のコンタクトが千鳥に配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図である。(B) 2種類のコンタクトが千鳥に配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。 (A) 略クランク形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図である。(B) 略クランク形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。 (A) 略コ字形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図である。(B) 略コ字形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。 (A) 略クランク形状に配置されたコンタクトの斜視図である。(B) 略クランク形状に配置されたグランド用のコンタクトの斜視図である。(C) 略コ字形状に配置されたコンタクトの斜視図である。(D) 略コ字形状に配置されたグランド用のコンタクトの斜視図である。 (A) 凸部が設けられたコンタクトの斜視図である。(B) 弾性片が設けられたコンタクトの斜視図である。(C) (B)とは別の弾性片が設けられたコンタクトの斜視図である。(D) 両端に平板状の弾性片が設けられたシェルの斜視図である。(E) 両端に湾曲形状の弾性片が設けられたシェルの斜視図である。(F) 両端に2つの湾曲形状の弾性片が設けられたシェルの斜視図である。(G) 両端の湾曲形状部に凸部が設けられたシェルの斜視図である。 (A) 嵌合方向からみた2種類のコンタクトが千鳥配置されるハウジングの斜視図である。(B) 略クランク形状のコンタクトが配置されるハウジングの斜視図である。(C) 略コ字形状のコンタクトが配置されるハウジングの斜視図である。 (A) 嵌合方向からみた回動部材の斜視図である。(B) 接続方向からみた回動部材の斜視図である。 (A) 嵌合方向からみたシェルの斜視図である。(B) 接続方向からみたシェルの斜視図である。 (A) コンタクトに凸部形状、シェルに湾曲形状の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図である。(B) コンタクトに凸部形状、シェルに板状片の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図である。(C) シェルに湾曲形状の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図である。 回動部材の押圧部の回転を説明する図面である。 (A) 図4(A)とは別の略クランク形状に配置されたコンタクトの斜視図である。(B) 図4(C)とは別の略コ字形状に配置されたコンタクトの斜視図である。
本発明の特徴は、請求項1記載のコネクタ10は、少なくとも一方面側に平面状のパターン83、84が形成されたFPC80が着脱自在に嵌合するコネクタ10であって、前記FPC80と接触する接触部22、および基板に接続する接続部24を有するとともに前記接触部22と前記接続部24との間に弾性部34と支点部32とを設け、前記接触部22と前記弾性部34と前記支点部32と前記接続部24を略クランク形状または/および略コ字形状に配置し、かつ、略クランク形状に配置した前記コンタクト15は前記接続部24と対向する位置に前記弾性部34から延設された押受部20を設け、略コ字状に配置した前記コンタクト14は前記弾性部34から前記接触部22と反対方向に延設された押受部20を設けた所要数のコンタクト14、15と、該コンタクト14、15が保持・固定されるとともに前記FPC80が挿入される嵌合口18を有するハウジング12と、前記嵌合口18の反対側に、前記FPC80に前記コンタクト14、15を押圧する回動部材16と、前記ハウジング12を覆うシェル17とを備え、前記接触部22が、前記FPC80の少なくとも上面と接触するコネクタ10において、前記シェル17の長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所を前記コンタクト14、15の押受部20、20側に突出させ、長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所の、前記コンタクト14、15の押受部20若しくは前記シェル17のどちらか一方若しくは両方に前記押受部20と前記シェル17とが接触する接触手段を設け、前記回動部材16で前記コンタクト14、15の押受部20を押圧した際に、前記接触部22が前記FPC80のパターンに接触し、かつ、前記接触手段が前記押受部20若しくは前記シェル17に接触することにより前記FPC80と前記コンタクト14、15と前記シェル17と前記基板とを導通させることを特徴とするコネクタ10である。
つまり、任意の位置の前記コンタクト14、15の押受部20の一部を露出させ、前記コンタクト14、15若しくは前記シェル17に接触手段を設け、前記回動部材16が回動した際に、前記コンタクト14、15の作用を用いて、前記FPC80と前記コンタクト14、15と前記シェル17と前記基板とが導通する構造にしたものである。前記接触手段としては、凸部131、171や弾性片132、172等が考えられる。
図に基づいて、本発明の電気コネクタの一実施例を説明する。
図1(A)は2種類のコンタクトが千鳥に配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図であり、(B)は2種類のコンタクトが千鳥に配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。図2(A)は略クランク形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図であり、(B)は略クランク形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。図3(A)は略コ字形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た斜視図であり、(B)は略コ字形状に配置されたコンタクトが配置されたコネクタを嵌合方向から見た断面斜視図である。図4(A)は略クランク形状に配置されたコンタクトの斜視図であり、(B)は略クランク形状に配置されたグランド用のコンタクトの斜視図であり、(C)は略コ字形状に配置されたコンタクトの斜視図であり、(D)は略コ字形状に配置されたグランド用のコンタクトの斜視図である。図5(A)は凸部が設けられたコンタクトの斜視図であり、(B)は弾性片が設けられたコンタクトの斜視図であり、(C)は(B)とは別の弾性片が設けられたコンタクトの斜視図であり、(D)は両端に平板状の弾性片が設けられたシェルの斜視図であり、(E)は両端に湾曲形状の弾性片が設けられたシェルの斜視図であり、(F)は両端に2つの湾曲形状の弾性片が設けられたシェルの斜視図であり、(G)は両端の湾曲形状部に凸部が設けられたシェルの斜視図である。図6(A)は嵌合方向からみた2種類のコンタクトが千鳥配置されるハウジングの斜視図であり、(B)は略クランク形状のコンタクトが配置されるハウジングの斜視図であり、(C)は略コ字形状のコンタクトが配置されるハウジングの斜視図である。図7(A)は嵌合方向からみた回動部材の斜視図であり、(B)は接続方向からみた回動部材の斜視図である。図8(A)は嵌合方向からみたシェルの斜視図であり、(B)は接続方向からみたシェルの斜視図である。図9(A)はコンタクトに凸部形状、シェルに湾曲形状の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図であり、(B)はコンタクトに凸部形状、シェルに板状片の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図であり、(C)はシェルに湾曲形状の接触手段が設けられ、コンタクトとシェルと基板が導通している状態の断面図である。図10は回動部材の押圧部の回転を説明する図面である。図11(A)は図4(A)とは別の略クランク形状に配置されたコンタクトの斜視図であり、(B)は図4(C)とは別の略コ字形状に配置されたコンタクトの斜視図である。
本発明のコネクタは、少なくともコンタクト(1種類もしくは2種類)とグランド用のコンタクトとハウジングと回動部材とシェルを備えている。
まず、前記FPC80について説明する。前記FPC80には、少なくともコンタクト14、15の接触部22と接触する平面状のパターン83、84と該パターン83、84から回路へ繋がる導体部88とを備えている。本実施例では前記FPC80のパターン83,84は表面に配置されている。前記FPC80を用いることで、振動等でも安定した接続状態を保持でき、フレキシビリティをも持つことができる。
次に、最初のコネクタ10として、2種類のコンタクト14、15が千鳥に配置されたコネクタ10について説明する。図に基づいて本発明のコネクタの構成部品について説明する。まず、コンタクト14、15について説明する。2種類の第一コンタクト15及び第二コンタクト14ともに金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。2種類の前記コンタクト14、15の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本実施例では、2種類の前記コンタクト(第一コンタクト15、第二コンタクト14)は前記ハウジング12の挿入孔38にそれぞれ交互に千鳥に挿入されるとともに、前記第一コンタクト15は嵌合口18と反対側から挿入され、前記第二コンタクト14は嵌合口18側から挿入されている。
前記第一コンタクト15は、少なくとも一方端に接触部22と他方端に押受部20とを有する第一片19と、他方端に接続部24を有する第二片21と、前記第一片19と前記第二片21の一方端を連結する弾性連結部31(支点部32と弾性部34とからなる)とを備えている。前記弾性連結部31は本実施例では支点部32と弾性部34に分けることができる。つまり、前記第一コンタクト15は、図4(A)のように略逆倒H字形状をしており、一端側に前記FPC80と接触する接触部22と他端側に前記回動部材16により押圧される押受部20と該押受部20の先端に内側に突出した突出部26と有する第一片19と、一端側に前記支点部32より前記接触部22と対向するように延設された延設部44(該延設部44の先端に前記接触部22と対向する第2の接触部22を設けてもよい(図示のごとく))と他端側に基板と接続する接続部24とを有する第ニ片21と、前記第一片19のほぼ中央付近と前記第ニ片21の前記支点部32とを連結する弾性部34(前記支点部32と前記弾性部34を合わせて弾性連結部31)と、前記第一コンタクト15の弾性連結部31付近の前記第二片21の近傍に固定部42とを備えている。前記第一片19の前記接触部22と前記弾性部34と前記支点部32と前記接続部24とを略クランク形状に配置されている。
前記固定部42は、前記第一コンタクト15の弾性連結部31付近の前記第二片21の近傍に設けている。つまり、前記支点部32付近の下側に設けることで、前記第一コンタクト15の接触部22や弾性連結部31(支点部32と弾性部34を含んだ部分)が上に持ち上げる(反る)ことを防いでいる。前記固定部42は図4のように、断面略倒U字形状にし、前記ハウジング12を挟み込むように固定されている。前記固定部42の位置や大きさとしては、このような役割や保持力等を考慮して適宜設計する。
前記接触部22は、前記FPC80と接触し易いように凸部形状にしており、前記接続部24は本実施例では図4(A)のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。
前記支点部32と前記弾性部34と前記押受部20とは、前記FPC80が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC80が前記ハウジング12の嵌合口18内に挿入された後に、前記回動部材16の押圧部36が前記第一コンタクト15の接続部24と押受部20との間で回動すると、前記押受部20が前記押圧部36によって押し上げられることで前記第一コンタクト15の支点部32を支点にし、前記第一コンタクト15の弾性部34が前記接触部22側に傾くことによって、前記接触部22が前記FPC80に押圧される。前記支点部32と前記弾性部34と前記押受部20の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
また、前記第一コンタクト15の押受部20の先端に突出部26を設け、前記回動部材16の押圧部36を前記第一コンタクト15の押受部20と接続部24との間で回動させるときは前記回動部材16の回動に対する反発力が強い為に、前記回動部材16の中央部が図1(A)の矢印「イ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにしている。前記突出部26の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、前記回動部材16の押圧部36が引っ掛かる程度に適宜設計する。さらに、前記突出部26の役割としては、前記回動部材16の回動が終了し、接続対象物と前記コンタクト14、15が接触している際に、前記回動部材16の押圧部36が倒れないように保持することも兼ねている。
図11(A)のように、前記支点部32から前記接続部24と反対方向(嵌合口18方向)に延設した延設部44を設けなくてもよい。つまり、略倒h形状にし、前記第二片21は一方端を前記支点部32とし、他方端を前記接続部24とする。また、第一片19は一方端を前記接触部22とし、他方端を前記押受部20とする。さらに、第一片19のほぼ中央部分と前記支点部32を前記弾性部34で連結する。
前記第二コンタクト14は、少なくとも一方端に接触部221と他方端に押受部201とを有する第一片191と、一方端に接続部241を有する第二片211と、前記第一片191と前記第二片211の他方端を連結する弾性連結部311(支点部321と弾性部341とからなる)とを備えている。前記弾性連結部311は本実施例では支点部321と弾性部341に分けることができる。つまり、前記第二コンタクト14は、図4(C)のように略逆倒H字形状をしており、一端側に前記FPC80と接触する接触部221と他端側に前記回動部材16により押圧される押受部201と該押受部201の先端に内側に突出した突出部261と有する第一片191と、一方端側に基板に接続する前記接続部241と他方端側に前記支点部321より前記押受部201と対向するように延設された延設部441とを有する第ニ片211と、前記第一片191のほぼ中央付近と前記第ニ片211の前記支点部321とを連結する弾性部341(前記支点部321と前記弾性部341を合わせて弾性連結部311)と、前記第二コンタクト14の弾性連結部311付近の前記第二片211の近傍に固定部421とを備えている。前記第一片191の前記接触部221と前記弾性部341と前記支点部321と前記接続部241とを略コ字形状に配置されている。
前記固定部421は、前記第二コンタクト14の弾性連結部311付近の前記第二片211の近傍に設けている。つまり、前記支点部321付近の下側に設けることで、前記第二コンタクト14の接触部221や弾性連結部311(支点部321と弾性部341を含んだ部分)が上に持ち上げる(反る)ことを防いでいる。前記固定部421は図4のように、断面略倒U字形状にし、前記ハウジング12を挟み込むように固定されている。前記固定部421の位置や大きさとしては、このような役割や保持力等を考慮して適宜設計する。
前記接触部221は、前記FPC80と接触し易いように凸部形状にしており、前記接続部241は本実施例では図4(C)のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。
前記支点部321と前記弾性部341と前記押受部201とは、前記FPC80が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC80が前記ハウジング12の嵌合口18内に挿入された後に、前記回動部材16の押圧部36が前記第二コンタクト14の延設部441と押受部201との間で回動すると、前記押受部201が前記押圧部36によって押し上げられることで前記第二コンタクト14の支点部321を支点にし、前記第二コンタクト14の弾性部341が前記接触部221側に傾くことによって、前記接触部221が前記FPC80に押圧される。前記支点部321と前記弾性部341と前記押受部201の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
また、前記第二コンタクト14の押受部201の先端に突出部261を設け、前記回動部材16の押圧部36を前記第二コンタクト14の押受部201と延設部441との間で回動させるときは前記回動部材16の回動に対する反発力が強い為に、前記回動部材16の中央部が図1(A)の矢印「イ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにしている。前記突出部261の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、前記回動部材16の押圧部36が引っ掛かる程度に適宜設計する。さらに、前記突出部261の役割としては、前記回動部材16の回動が終了し、接続対象物と前記コンタクト14が接触している際に、前記回動部材16の押圧部36が倒れないように保持することも兼ねている。
図11(B)のように、前記支点部321から前記接続部241と反対方向(嵌合口18の反対方向)に延設した延設部441を設けなくてもよい。つまり、略倒h形状にし、前記第二片211は一方端を前記接続部241とし、他方端を前記支点部321とする。また、第一片191は一方端を前記接触部221とし、他方端を前記押受部201とする。さらに、第一片191のほぼ中央部分と前記支点部321を前記弾性部341で連結する。
ここで、前記シェル17との接触手段を、前記コンタクト側に設けた場合のグランド用コンタクト13について説明する。前記グランド用コンタクト13も金属製であり、その材質は上記で説明した第一コンタクト15や第二コンタクト14と同様である。前記グランド用コンタクト13は、長手ピッチ方向の任意の位置に、配置することで、前記シェル17と接触させ、しいては前記シェル17と前記グランド用コンタクト13と基板と前記FPC80とを導通させるものであり、前記第一コンタクト15または/及び前記第二コンタクト14に接触手段を設けたものである。そのため、前記第一コンタクト15と前記第二コンタクト15との相違点について説明する。つまり、前記第一コンタクト15と前記第二コンタクト14の押受部20、201に接触手段を設けたものである。本実施例では、金型費や管理費等を考慮して、前記第一コンタクト15及び前記第二コンタクト14とそれぞれのグランドコンタクト13、13は、全てに接触手段(凸部131)を設けた同一構造にしている。また、接触手段を、前記グランド用コンタクト13と前記シェル17の両方に設けている。さらに、グランド用コンタクト13の形状も、略倒H形状でも、略倒h形状のどちらであってもよい。
接触手段としては、図5のようなものを挙げることができる。(A)としては、前記押受部202に凸部131を設けたものであり、(B)は前記押受部202に弾性片132を設けたもので、(C)は(B)とは別の形状の弾性片132を設けたものである。
前記押受部202に設けられた接触手段(凸部131や弾性片132等)は、上述した前記支点部322と前記弾性部342と前記押受部202の作用によって、前記シェル17に接触する。つまり、前記FPC80が前記ハウジング12の嵌合口18内に挿入された後に、前記回動部材16の押圧部36が前記グランド用コンタクト13の接続部242(若しくは延設部442)と押受部202との間で回動すると、前記押受部202が前記押圧部36によって押し上げられることで、前記接触手段(凸部131や弾性片132等)が前記シェル17に接触する。前記接触手段は、このような作用を利用したもので、前記シェル17と接触できればいかなるものでもよいが、コンタクト14、15の加工性や接触安定性や簡便性等を考慮して、形状や大きさ等を適宜設計している。(B)と(C)の違いは、(B)が面接触であるのに対し、(C)は弾性片132を湾曲させることで線接触にしている。如何なる形状にしろ、前記シェル17と接触できればよい。
次に、回動部材16について説明する。この回動部材16は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記回動部材16は主に操作部37とハウジング12に回動可能に装着される軸28部分と前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14や前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202を押圧する押圧部36と前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14の突出部26、261が係合する係止孔30とを備えている。前記軸28は、回動部材16を回動するための支点であり、ハウジング12の長手方向両側に回動部材16が回動可能に適宜装着されている。また、長手方向両側には、前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202を押圧した際に回動部材16が高さ(図面の上)方向に持ち上がらないようにするためにハウジング12と係合するロック部が設けられている。ロック部の形状や大きさ等は、ハウジング12に係合できれば如何なるものでもよく、上述の役割やコネクタの大きさや強度等を考慮して適宜設計する。
前記押圧部36は、前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202に押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にすることが望ましく、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、図1(A)のように回動部材16を矢印「ロ」方向に回動させ、前記第一コンタクト15の接続部24と押受部20の間や前記第二コンタクト15の押受部201と延設部441の間及び前記グランド用コンタクト13の押受部202と接続部242(または延設部442)との間で回転させることで、前記押圧部36の大きさの変化により前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202が持ち上げられ、FPC80に前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の接触部22側を押し付けている。前記押圧部36の形状としては、前記第一コンタクト15の接続部24と押受部20の間や前記第二コンタクト14の押受部201と延設部441の間及び前記グランド用コンタクト13の押受部202と接続部242(または延設部442)との間で回転でき、長軸と短軸といった大きさの違いにより前記第一コンタクト15や第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202を押し上げられれば、如何なるものでもよい。
また、前記回動部材16を回動した際に、前記回動部材16の回動に対する反発力が強く、前記回動部材16の中央部が図1(A)の矢印「イ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにする為に、前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14の突出部26、261が係合する係止孔30が別個独立に設けられている。前記係止孔30を別個独立に設けることで、前記回動部材16の強度アップや回動時の変形を防止している。
次に、ハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記ハウジング12には、所要数のコンタクト14、15が装着される挿入孔38が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
長手方向両側には、前記回動部材16の軸が回動可能に装着される軸受部が設けられている。この軸受部の形状や大きさは、回動部材16の軸が回動できるように装着されていれば如何なるものでもよく、この役割やハウジング12の強度や大きさ等を考慮して適宜設計する。なお、長手方向両側には、前記回動部材16のロック部に対応した位置に係止部が設けられている。
前記ハウジング12は、前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の第一片19、191、192の接触部22を被覆する天井部23を備え、少なくとも両端側には前記接続対象物が上方向にコジられた際の前記天井部23の浮き上がりを防止する防止壁55が形成されている。該防止壁55とは嵌合口18の先端部分をテーパー形状にすることなく、エッジ形状にしたもののことである。本実施例では、嵌合口18の両端側のみに防止壁を形成した。前記防止壁55を形成することによりFPC80等の接続対象物をガイドする作用・効果は果たさなくなっている。
本出願人は、前記防止壁55の効果について確認した。前記コネクタ10にFPC80を挿入した状態で、前記FPC80をコネクタ10に対して、垂直に前記FPC80を引張試験機で引張った。(使用状態で上方向にコジられた場合と同様の状態になる。)その結果を、下記の表1及びグラフ1に示す。表1及びグラフ1に示す保持力の現す意味は、垂直方向に前記FPC80を引っ張った場合の前記コンタクト15と前記FPC80との接触が遮断したときの力である。ここでいう従来品とは防止壁55を設けないで、嵌合口18の天井部23の全てをテーパー形状にしたものであり、改良品1(両端のみ)とは天井部23の嵌合口18の両側に防止壁55を設けたもの(即ち、両側部分だけテーパー形状になっていないもの)であり、改良品2(全体)とは天井部23全てに防止壁55を設けたものである。
Figure 2010205576
Figure 2010205576
グラフ1
表1及びグラフ1(表2)から、平均でみると、18芯では改良品1(両端のみ)で8.4N、改良品2(全体)で8.9N、27芯では改良品1で8.9N、改良品2で9.0N程度保持力(接触が遮断するまでの力)がアップし、保持力が従来に比べ改良品1及び改良品2でも約2倍になった。この結果からも防止壁55を嵌合口18の両端部分だけ及び全体にに設けるとこのような保持力(接触が遮断するまでの力)のアップに繋がることがはっきりした。即ち、前記防止壁55を嵌合口18の両端部分だけ及び全体に設けることで、コジられた場合の接触安定性を意味する保持力が約2倍に上昇した。これは、コジリに対する接触安定性が増したことを意味している。また、前記防止壁55を両端部分にだけ設けたものと全体に設けた場合の保持力(接触が遮断するまでの力)を比較するとあまり大差がないことも判る。改善比率では18芯で220.3%、27芯で197.2%と良くなっている。改善比率とは、改良品を従来品で割った値である。前記防止壁55を設ける数及び位置としては、少なくとも嵌合口18の天井部23の両端側のみに防止壁55を形成した場合と天井部23の全体に防止壁55を形成した場合との保持力(接触が遮断するまでの力)が大差ないことやコジられた場合のFPC80等の接続対象物の傷つき防止(破損)を考慮すると、できる限り少ない箇所がよい。本実施例では、両端部分にのみ設けたが、バランスを考えると両端と中央の3箇所に形成することが望ましい。コジられた場合のFPC等の接続対象物の傷つき防止(破損)をするためには、コジられた際に接続対象物と接しないように適宜設計するば良く、テーパーやC面取りやR形状や一段凹部にすること等が考えられるが、コネクタのデザイン性や材料費等を考慮するとテーパー形状がよい。嵌合口18内への誘い込みについては、前記FPC80を前記第二コンタクト14の接続部241に斜め上方からぶつけるように挿入すれば、嵌合口18の天井部23をテーパー形状にしなくても十分に誘い込みが可能である。
ここで、図10に基づいて、前記回動部材16の押圧部36の移動及び回動の仕方について説明する。ここでは、第一コンタクト15で回動する場合を例にとった部分的な図面である。
図10(A)は前記接続対象物と前記コネクタ10との接続前の状態で、前記押圧部36の下端側が前記押受部20の突出部26と接続部24との間に位置する。
図10(B)のように、前記操作部37を回動(図面の時計回り方向)させると前記押圧部36が嵌合口18と反対方向に移動し、前記押圧部36の下端54が前記押受部20の突出部26と接続部24との間に挟持される。
図10(C)のように、前記操作部37をさらに回動させると(B)の位置で前記押圧部36が押圧部36の中心を回転軸として回動する。
図10(D)のように、前記操作部37をさらに回動させると(C)の位置で前記押圧部36が押圧部36の中心を回転軸として回動し、前記押圧部36が前記押受部20と前記接続部24との間でほぼ垂直になり回転軸が前記突出部26に接した上端52側に移動する。
図10(E)のように、前記操作部37をさらに回動させると(D)の位置で前記押圧部36が前記突出部26に接した上端52側を中心に回動し、前記押圧部36を前記突出部26に引っ掛かった状態に係合させる。
即ち、前記押圧部36は最初は移動し、その後回動し、さらに回動を続けると回転軸が変化して、省スペース間でコンパクトな回動(回転)を行なうものである。
つまり、本発明のコネクタ10では、前記FPC80等の接続対象物を嵌合口18内に挿入する際に挿入力の掛からない(所謂、ゼロ・インサーション・フォース(ZIF))構造で、前記回動部材16の押圧部36をより前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の突出部26、261、262側で回動させる(より突出部26、261、262側で前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の押受部20、201、202を押し上げる)ことで小さな力で前記回動部材16をロックできる構造で、かつ、前記回動部材16の押圧部36でより前記第一コンタクト15や前記第二コンタクト14及び前記グランド用コンタクト13の突出部26、261、262側の押受部20、201、202を押し上げることで高い接触力を得られる構造になっている。
最後に、シェル17について説明する。前記シェル17は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記シェル17の材質としては、シールド特性やバネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記シェル17は少なくとも前記ハウジング12への固定手段58と本体部56を備えており、前記本体部56は少なくとも露出された押受部20、201、202を覆う構造にあってもよい。前記固定手段58としては、圧入や引っ掛けや溶着などを挙げられる。本実施例では、長手ピッチ方向の両端を部分的に延設して、略垂直に折曲げて、折り曲げた部分に圧入代を設けた圧入によって固定している。
ここで、前記グランド用コンタクト13との接触手段を、前記シェル17側に設けた場合について説明する。前記接触手段は、前記シェル17の長手ピッチ方向の任意の位置に、配置することで、前記グランドコンタクト13と接触させ、しいては前記シェル17と前記グランド用コンタクト13と基板と前記FPC80とを導通させるものであり、前記シェル17に接触手段を設けたものである。
接触手段としては、図5のようなものを挙げることができる。本実施例では、接触手段を、前記グランド用コンタクト13と前記シェル17の両方に設けている。図5(D)は両端に平板状の弾性片を設けたもので、(E)は両端に湾曲形状の弾性片が設けられたもので、(F)は両端に2つの湾曲形状の弾性片が設けられたもので(つまり、1本ごとに接触する構造)、(G)は両端の湾曲形状部に凸部が設けられたものである。前記接触手段は、前記シェル17と前記グランド用コンタクト13のどちらか一方か、両方に設けたものであってもよい。前記グランド用コンタクト13側にのみ接触手段を設ける場合、図4(A)、(C)のような別の前記第一コンタクト15と前記第二コンタクト14とし、それぞれのコンタクト13、14、15の押受部20、201、202を覆った構造にしている。前記シェル17のみ、若しくは前記グランド用コンタクト13と前記シェル17の両方に設ける場合、前記シェル17の本体部の任意の位置を、少なくとも前記押受部20、201、202方向に突出させる構造にしている。
前記シェル17に設けられた接触手段(凸部171や弾性片172等)は、上述したグランド用コンタクト13の前記支点部322と前記弾性部342と前記押受部202の作用によって、前記グランド用コンタクト13に接触する。つまり、前記FPC80が前記ハウジング12の嵌合口18内に挿入された後に、前記回動部材16の押圧部36が前記グランド用コンタクト13の押受部202と接続部242(もしくは延設部442)との間で回動すると、前記押受部202が前記押圧部36によって押し上げられることで、前記接触手段(凸部171や弾性片172等)が前記グランド用コンタクト13の押受部202に接触する。前記接触手段は、このような作用を利用したもので、前記グランド用コンタクト13と接触できればいかなるものでもよいが、シェル17の加工性や接触安定性や簡便性等を考慮して、形状や大きさ等を適宜設計している。
2番目に、図2のように、図4(A)の接触部22と弾性部34と支点部32と接続部24とが略クランク形状に配置されたコンタクト15が嵌合口18の反対側から挿入されて、単列に配置されたコネクタ101について説明する。このコネクタ101は、上述した第一コンタクト15のみを使用したもので、その他は、上述したものと同じである。すなわち、前記ハウジング12の挿入孔38が第一コンタクト15に対応するだけになっただけである。
最後に、図3のように、図4(C)の接触部22と弾性部341と支点部321と接続部241とが略コ字形状に配置されたコンタクト14が嵌合口18側から挿入されて、単列に配置されたコネクタ102について説明する。このコネクタ102は、上述した第二コンタクト14のみを使用したもので、その他は、上述したものと同じである。すなわち、前記ハウジング12の挿入孔38が第二コンタクト14に対応するだけになっただけである。
本発明の活用例としては、携帯電話やノートパソコンやデジタルカメラ等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに活用され、特に、FPCを挿入した後に、回動部材を回動することにより、少なくとも1本のコンタクトがFPCの接触部と接触できると同時に前記コンタクトの一部がシェルと接触することにより、前記FPCと前記シェルと前記コンタクトと基板とを導通させる構造を有したコネクタである。
10、101、102 コネクタ
12、121、122 ハウジング
13 グランド用コンタクト
131 凸部
132 弾性片
14 第二コンタクト
15 第一コンタクト
16 回動部材
17 シェル
171 凸部
172 弾性片
18 嵌合口
19、191、192 第一片
20、201、202 押受部
21、211、211 第二片
22、221、222 接触部
23 天井部
24、241、242 接続部
26、261、262 突出部
28 軸
30 係止孔
31、311、312 弾性連結部
32、321、322 支点部
34、341、342 弾性部
36 押圧部
37 操作部
38 挿入孔
42、421、422 固定部
44、441、442 延設部
50 回転軸
52 上端
54 下端
55 防止壁
56 本体部
58 固定手段
80 FPC
83 グランドパターン
84 信号パターン
88 導体部

Claims (8)

  1. 少なくとも一方面側に平面状のパターンが形成されたフレキシブルプリント基板(FPC)が着脱自在に嵌合するコネクタであって、
    前記FPCと接触する接触部、および基板に接続する接続部を有するとともに前記接触部と前記接続部との間に弾性部と支点部とを設け、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部を略クランク形状または/および略コ字形状に配置し、かつ、略クランク形状に配置した前記コンタクトは前記接続部と対向する位置に前記弾性部から延設された押受部を設け、略コ字状に配置した前記コンタクトは前記弾性部から前記接触部と反対方向に延設された押受部を設けた所要数のコンタクトと、該コンタクトが保持・固定されるとともに前記FPCが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記嵌合口の反対側に、前記FPCに前記コンタクトを押圧する回動部材と、前記ハウジングを覆うシェルとを備え、前記接触部が、前記FPCの少なくとも上面と接触するコネクタにおいて、
    前記シェルの長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所を前記コンタクトの押受部側に突出させ、
    長手ピッチ方向の任意の位置の少なくとも1箇所の、前記コンタクトの押受部若しくは前記シェルのどちらか一方若しくは両方に前記押受部と前記シェルとが接触する接触手段を設け、
    前記回動部材で前記コンタクトの押受部を押圧した際に、前記接触部が前記FPCのパターンに接触し、かつ、前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することにより前記FPCと前記コンタクトと前記シェルと前記基板とを導通させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記回動部材には、長手方向に連設した押圧部を設け、該押圧部が前記コンタクトの押受部に作用する(押受部を押圧する)ように回動すると、前記押受部が前記押圧部によって押し上げられることで前記支点部を支点にし、前記弾性部が前記FPC上面に接触する前記接触部側に傾くことによって、前記接触部が前記FPC側に押圧され、かつ、前記押受部が押し上げられることで前記接触手段が前記押受部若しくは前記シェルに接触することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記接触手段として、露出した前記押受部若しくは前記シェルに凸部や弾性片を設けることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
  4. 略クランク形状に配置された前記コンタクト若しくは略コ字形状に配置された前記コンタクトのいずれか1つを単列に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 略クランク形状に配置された前記コンタクトと略コ字形状に配置された前記コンタクトを交互に千鳥に配置することを特徴とする請求項1から3項のうちいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 前記押受部の先端に突出部を設け、前記回動部材の押圧部の形状を細長形状にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5記載のコネクタ。
  7. 前記回動部材には、所要数の前記コンタクトの押受部が入る係止孔を設け、該係止孔を別個独立にすることを特徴とする請求項1、2,3または4、5、6記載のコネクタ。
  8. 前記押圧部の細長形状を、楕円形にすることを特徴とする請求項1から7項のうちいずれか1項記載のコネクタ。
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