JP2006351266A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は客先要求や基板の実装スペースや操作性や低背化等を考慮したコネクタを提供する。
【解決手段】本目的は接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部28を有する複数のコンタクト14、16と、該コンタクト14、16が配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング12と、前記コンタクト14、16の接触部28、28に前記接続対象物を接触させるための部材とを備えるコネクタ10において、前記ハウジング12の嵌合口20と直交するように前記コンタクト14、16を配置するとともに前記コンタクト14、16の接続部32を前記ハウジング12の幅方向両側若しくは片側に突出するように配置し、前記接続対象物を前記嵌合口20に挿入させた後に、前記部材を挿入若しくは回動させることで前記コンタクト14、16の接触28、28に前記接続対象物を接触させることにより達成できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モバイル機器等の電気・電子機器に使用されるコネクタに関するもので、特にフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)やフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC」という)等の接続対象物との安定した接続が得られ、片面実装が可能で実装の簡略化が図れる構造に関するものである。
携帯電話やCCDカメラ等に使用されるコネクタは、狭ピッチで極薄(所謂軽薄短小)であり、主にハウジングとコンタクトとスライダーとから構成され、ハウジングとスライダーとでFPC又はFFCを挟持する構造である。ハウジングとスライダーとでFPC又はFFCを保持する方法には、色々考えられるが、中でもハウジングにFPC又はFFCを挿入した後にスライダーを挿入しFPC又はFFCをコンタクトに押しつける構造のものが多い。
また、近年では、上述のスライダーに代えて、回動部材を使用して、コンタクトをFPC等の接続対象物に接触させる構造のものが増えてきている。このような構造の中にも、回動部材を接続対象物の挿入側で回動させるタイプ(フロント回動タイプ)と逆に挿入側と反対側で回動させるタイプ(バック回動タイプ)のものがある。
フロント回動タイプには特開2000−106238(特許文献1)があり、バック回動タイプには特開2003−297489(特許文献2)や特開平11−307198号(特許文献3)や特開2004−71160(特許文献4)などがある。また、本出願人はバック回動タイプとして、さらに、特願2004−233197(特許文献5)を提案している。
特開2000−106238の要約によると、ケーブルの芯数が多い場合でも操作力が小さくてすむケーブル用コネクタを提供することを目的とし、ケーブルの一面に対向する接触部とケーブルの反対面に対向する枢支部とを有するコンタクトと、ケーブルを接触部に圧接させるための操作子とを含み、操作子は、枢支部とケーブルとの間に位置するカム部と、枢支部が隙間をもって挿入された穴とを有し、枢支部はカム部に対応して凹部を有し、こうして操作子を枢支部に対しカム部を中心として回動自在なように係合させた構造のケーブル用コネクタが開示されている。ちなみに、特開2000−106238の特許請求の範囲には、請求項1として、ケーブルの一面に対向する接触部と該ケーブルの反対面に対向する枢支部とを有するコンタクトと、前記コンタクトを保持したインシュレータと、前記ケーブルを前記接触部に圧接させるための操作子とを含むケーブル用コネクタにおいて、前記操作子は、前記枢支部と前記ケーブルとの間に位置するカム部と、前記枢支部を隙間をもって挿入された穴とを有し、前記枢支部は前記カム部に対応して凹部を有し、これにより前記操作子を前記枢支部に対し前記カム部を中心として回動自在なように係合させる構造のケーブル用コネクタ。請求項2として、前記インシュレータは、ケーブルの非接続時に前記操作子と係合し前記カム部が前記接触部から離間した状態に前記操作子を保持する係止部を有する構造のケーブル用コネクタ。請求項3として、前記ケーブルは平板状ケーブルであり、前記インシュレータはケーブルの接続時に前記平板状ケーブルの側縁部を受け入れて板厚方向への移動を係止するケーブル係止溝を有する構造のケーブル用コネクタ。請求項4として、コンタクトの接触部に一面を対向させたケーブルの反対面を回転式の操作子により前記接触部に向けて押圧することで前記コンタクトと前記ケーブルとの接続を得るケーブル用コネクタにおいて、前記接触部に少なくとも2つのコンタクト側突起を設け、一方、前記操作子には前記コンタクト側突起間に対応する操作子側突起を設ける構造のケーブル用コネクタ。請求項5として、前記コンタクトは前記ケーブルの反対面に対向する枢支部を有し、前記操作子は前記枢支部と前記ケーブルとの間に位置するカム部を有し、前記カム部に前記操作子側突起を設ける構造のケーブル用コネクタ等が開示されている。 特開2003−297489の要約によると、アクチュエータを小さい操作力で操作でき、また、アクチュエータによるコンタクトの移動量を大きくして接続を確実に行うことができ、更に、低背のコネクタを提供することを目的とし、アクチュエータは、カム部と操作部を有し、前記両部の間に各コンタクトのばね部の先端付近が挿入脱出可能な逃げ溝を形成され、アクチュエータを支点を中心として90°右回転すると、カム部は各コンタクトのばね部と連結ばね部を弾性変形させ、すると、接触部の突起と接触部の突起との間で、FPCは挟圧され、したがって、FPCのパターンは、各コンタクトの端子部を介してプリント基板に接続され、インシュレータの天井部は、各コンタクトの接触部を被覆し、天井部の前面側の下部には、FPCをコネクタに挿入するためのガイド部が形成された構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2003−297489の特許請求の範囲には、請求項1として、コンタクトと、前記コンタクトを保持するインシュレータと、前記インシュレータに回転可能に取り付けられ、かつ、前記コンタクトを弾性変形させて接続対象物に接触させることができるアクチュエータとから構成されるコネクタにおいて、前記コンタクトは、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側に前記アクチュエータによる被作動部を、それぞれ有する第1のビームと、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側にプリント基板と接続する端子部を、それぞれ有する第2のビームと、前記第1のビームと前記第2のビームとを連結する連結ばね部とから構成され、前記インシュレータは、前記コンタクトの少なくとも一方の接触部を嵌合側から被覆する天井部を有し、前記天井部に前記接続対象物の挿入をガイドするガイド部が形成される構造のコネクタ。請求項2として、前記コンタクトの少なくとも一方の接触部は、前記連結ばね部の近傍に前記接続対象物に向かって傾斜する傾斜部を有する構造のコネクタ。請求項3として、前記アクチュエータは、操作部と、前記コンタクトの被作動部を作動するカム部と、前記操作部と前記カム部との間に位置する逃げ溝とを有し、前記接続対象物と前記コネクタとの接続前の状態では、前記被作動部が前記逃げ溝に挿入可能である構造のコネクタ。請求項4として、コンタクトと、前記コンタクトを保持するインシュレータと、前記インシュレータに回転可能に取り付けられ、かつ、前記コンタクトを弾性変形させて接続対象物に接触させることができるアクチュエータとから構成されるコネクタにおいて、前記コンタクトは、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側に前記アクチュエータによる被作動部を、それぞれ有する第1のビームと、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側にプリント基板と接続する端子部を、それぞれ有する第2のビームと、前記第1のビームと前記第2のビームとを連結する連結ばね部とから構成され、前記第1のビームの接触部は、前記接続対象物に向かって突出する第1の突起と第2の突起とを前記接続対象物の挿入方向に並んで有し、前記第2のビームの接触部は、前記接続対象物に向かって突出する第3の突起と第4の突起とを前記接続対象物の挿入方向に並んで有し、前記第3の突起が前記第1の突起と前記第2の突起との間に位置するか、又は、前記第1の突起が前記第3の突起と前記第4の突起との間に位置し、前記第1の突起と前記第2の突起、又は、前記第3の突起と前記第4の突起が、前記接続対象物と接触する接点となる構造のコネクタ等が開示されている。 特開平11−307198号の要約によると、複数の端子を接続し、FPC等を保持するプリント配線板用コネクターの操作性、保持性能を向上することを目的とし、ハウジングに、FPC等が差し込まれる挿入溝を設け、複数のコンタクトを、接触部を挿入溝に対して突出後退自在に、並列して設け、操作部材を、接続位置と解除位置とに回動自在に設け、操作部材に、複数のカムを設け、操作部材が接続位置のとき、コンタクトが、カムに被操作部を押圧されて接触部を挿入溝に突出させ、FPC等の端子に圧接して、端子を接続すると共にFPC等を保持し、操作部材が解除位置のとき、一部のコンタクトが、カムに被操作部を押圧されて接触部を挿入溝に対して僅かに突出させ、FPC等に当接して、FPC等を仮保持し、残りのコンタクトは、接触部を挿入溝に対して後退させる構造のプリント配線板用コネクターが開示されている。 ちなみに、特開平11−307198号の特許請求の範囲には、請求項1として、複数のコンタクトが並列して設けられ、FPC等の複数の端子を一括して接続するプリント配線板用コネクターにおいて、前記FPC等が差し込まれる挿入溝を有するハウジングを備え、前記コンタクトは、前記挿入溝に対して突出後退自在に配置され、操作部材が、接続位置と解除位置とに移動自在に設けられ、前記操作部材が前記接続位置のとき、前記コンタクトは、前記操作部材に押圧されて前記挿入溝に突出し、前記FPC等の前記端子に圧接して、前記端子と接続すると共に前記FPC等を保持し、前記操作部材が前記解除位置のとき、一部の前記コンタクトは、前記挿入溝に対して僅かに突出し、前記FPC等に当接して、前記FPC等を仮保持し、残りの前記コンタクトは、前記挿入溝に対して後退するように構成される構造のプリント配線板用コネクター。請求項2として、複数のコネクターは、同一形状に形成され、操作部材には、複数のカムが、接続位置のとき、前記コンタクトを押圧して挿入溝に対して突出させ、解除位置のとき、一部の前記コンタクトを押圧して前記挿入溝に対して僅かに突出させ、残りの前記コンタクトを前記挿入溝に対して後退させるように設けられる構造のプリント配線板用コネクター等が開示されている。 特開2004−71160の要約によると、各部位の強度や仕様等を損なうことなく、スライダーでFPC又はFFCを確実にコンタクトの接触部に押圧することができ、作業性がよく、ピッチの狭小化や低背位化が可能なコネクタを提供することを目的とし、コンタクトの接触部と接続部との間に弾性部と支点部とを設けるとともに接触部と弾性部と支点部と接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、接続部と対向する位置に弾性部から延設された押受部を設け、スライダーに長手方向に連設した押圧部を設け、押圧部がコンタクトの接続部と押受部との間で回動自在にスライダーをハウジングに装着する構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2004−71160の特許請求の範囲には、請求項1として、フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)と着脱自在に嵌合するコネクタであって、該フレキシブルプリント基板又は前記フレキシブルフラットケーブルと接触する接触部を有する所要数のコンタクトと、このコンタクトが保持・固定されるとともに前記フレキシブルプリント基板又は前記フレキシブルフラットケーブルが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記フレキシブルプリント基板(FPC)又は前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)を前記コンタクトに押圧するスライダーとを備えるコネクタにおいて、前記コンタクトの接触部と接続部との間に弾性部と支点部とを設けるとともに前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記接続部と対向する位置に前記弾性部から延設された押受部を設け、前記スライダーに長手方向に連設した押圧部を設け、該押圧部が前記コンタクトの接続部と押受部との間で回動自在に前記スライダーを前記ハウジングに装着する構造のコネクタ。請求項2として、フレキシブルプリント基板(FPC)又はフレキシブルフラットケーブル(FFC)と着脱自在に嵌合するコネクタであって、該フレキシブルプリント基板又は前記フレキシブルフラットケーブルと接触する接触部を有する所要数のコンタクトと、このコンタクトが保持・固定されるとともに前記フレキシブルプリント基板又は前記フレキシブルフラットケーブルが挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記フレキシブルプリント基板(FPC)又は前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)を前記コンタクトに押圧するスライダーとを備えるコネクタにおいて、2種類のコンタクトを千鳥に配置し、一方のコンタクトには、接触部と接続部との間に弾性部と支点部とを設けるとともに前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、かつ、前記接続部と対向する位置に前記弾性部から延設された押受部を設け、もう一方のコンタクトには、接触部と接続部との間に弾性部と支点部とを設けるとともに前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略コ字状に配置し、かつ、前記弾性部から接触部と反対方向に延設された押受部を設け、前記スライダーに長手方向に連設した押圧部を設け、該押圧部が一方のコンタクトの接続部と押受部との間及びもう一方のコンタクトの押受部と前記ハウジングとの間で回動自在に前記スライダーを前記ハウジングに装着する構造のコネクタ。請求項3として、前記スライダーの押圧部が一方の前記コンタクトの接続部と押受部との間で回動すると、前記押受部が押圧部によって押し上げられることで前記支点部を支点にし、前記弾性部が前記接触部側に傾くことによって、前記接触部が前記フレキシブルプリント基板(FPC)又は前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)側に押圧される構造のコネクタ。請求項4として、一方若しくはもう一方の前記コンタクトの押受部の先端に突出部を設け、前記スライダーの押圧部が一方の前記コンタクトの接続部方向へ移動しないようにする構造のコネクタ。請求項5として、前記スライダーの押圧部の形状を細長形状にする構造のコネクタ。請求項6として、前記スライダーには、所要数の前記コンタクトの突出部と係合する係止孔を設け、該係止孔を別個独立にする構造のコネクタ。請求項7として、前記押圧部の細長形状を、楕円形にする構造のコネクタ。請求項8として、一方の前記コンタクトの支点部から延設した方向にも前記フレキシブルプリント基板(FPC)又は前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)と接触する接触部を設ける構造のコネクタ。請求項9として、もう一方のコンタクトの前記支点部から接続部と反対方向に延設された延設部を設け、前記スライダーの押圧部が延設部と押受部との間で回動自在に前記スライダーを前記ハウジングに装着する構造のコネクタ。請求項10として、もう一方の前記コンタクトの支点部と接続部との間にも前記フレキシブルプリント基板(FPC)又は前記フレキシブルフラットケーブル(FFC)と接触する接触部を設ける構造のコネクタ等が開示されている。 特願2004−233197の要約によると、コネクタの小型化や低背化が図れ簡単な操作や小さな操作力で安定した接続が得られ接続対象物がコジられても接続不良に繋がらないコネクタを提供することを目的とし、コンタクトは一端側に接続対象物と接触する接触部と他端側に回動部材により押圧される押受部と押受部の先端に内側に突出した突出部と有する第一片と一端側に基板と接続する接続部と他端側に支点部を有する第ニ片と第一片と支点部とを連結する弾性部とを備え接触部と弾性部と支点部と接続部とを略クランク形状に配置し、ハウジングは少なくとも両端側には接続対象物が上方向にコジられた際の天井部の浮き上がりを防止する防止壁が形成され、回動部材は操作部と押圧部と突出部と係止孔とを備え押圧部が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をする構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特願2004−233197の特許請求の範囲には、請求項1として、接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記コンタクトを弾性変形させて前記接続対象物に押圧する回動部材とを備えるコネクタにおいて、前記コンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部と該押受部の先端に内側に突出した突出部とを有する第一片と、一端側に支点部と他端側に基板と接続する接続部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記支点部とを連結する弾性部とを備え、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、前記ハウジングは、前記コンタクトの接触部を被覆する天井部を備え、該天井部の少なくとも両端側には前記接続対象物が上方向にコジられた際の前記天井部の浮き上がりを防止する防止壁が形成され、前記回動部材は、回動させるための操作部と長手方向に連設した押圧部と前記押受部が挿入でき前記突出部と係合する別個独立の係止孔とを備え、前記押圧部が前記コンタクトの接続部と押受部との間で回動するように前記ハウジングに装着するとともに前記押圧部が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をすることを特徴とするコネクタ。請求項2として、接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記コンタクトを弾性変形させて前記接続対象物に押圧する回動部材とを備えるコネクタにおいて、2種類のコンタクトを千鳥に配置し、一方の前記コンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に支点部と他端側に基板と接続する接続部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記支点部とを連結する弾性部とを備え、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略クランク形状に配置し、もう一方のコンタクトは、一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に基板と接続する接続部と他端側に支点部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記支点部とを連結する弾性部とを備え、前記接触部と前記弾性部と前記支点部と前記接続部とを略コ字状に配置するとともに少なくとも一方又はもう一方のコンタクトの押受部の先端に内側に突出した突出部を設け、前記ハウジングは、前記コンタクトの接触部を被覆する天井部を備え、該天井部の少なくとも両端側には前記接続対象物が上方向にコジられた際の前記天井部の浮き上がりを防止する防止壁が形成され、前記回動部材は、回動させるための操作部と長手方向に連設した押圧部と前記押受部が挿入でき前記突出部と係合する別個独立の係止孔とを備え、前記押圧部が一方の前記コンタクトの接続部と押受部との間及びもう一方のコンタクトの押受部と前記ハウジングとの間で回動するように前記ハウジングに装着するとともに前記押圧部が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をすることを特徴とするコネクタ。請求項3として、前記接続対象物を前記コネクタに接続する場合に、前記接続対象物と前記コネクタとの接続前の状態では前記押圧部の下端側が前記押受部の突出部と接続部、ハウジング若しくは延設部との間に位置し、第ニに前記操作部を回動させると前記押圧部が嵌合口と反対方向に移動し下端が前記押受部の突出部と接続部、ハウジング若しくは延設部との間に挟持され、第三に前記操作部をさらに回動させると第ニの位置で前記押圧部が押圧部の中心を回転軸として回動し、第四に前記操作部をさらに回動させると第三の位置で前記押圧部が押圧部の中心を回転軸として回動し前記押圧部が前記押受部と前記接続部、ハウジング若しくは延設部との間でほぼ垂直になり回転軸が前記突出部に接した上端側に移動し、最後に前記操作部をさらに回動させると第四の位置で前記押圧部が前記突出部に接した上端側を中心に回動し前記押圧部を前記突出部に係合させることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。請求項4として、前記天井部のほぼ中央部付近にも前記接続対象物が上方向にコジられた際の前記天井部の浮き上がりを防止する防止壁を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載のコネクタ。請求項5として、前記コンタクト及び一方の前記コンタクトの支点部から前記接触部と対向する方向に突出する延設部を設けることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。請求項6として、もう一方の前記コンタクトの前記支点部から前記押受部と対向する方向に突出する延設部を設け、前記回動部材の押圧部が延設部と押受部との間で回動するように前記回動部材を前記ハウジングに装着することを特徴とする請求項2記載のコネクタ。請求項7として、前記コンタクトと一方の前記コンタクトの延設部及びもう一方の前記コンタクトの支点部と接続部との間にも前記接続対象物と接触する接触部を設けることを特徴とする請求項2、4又は5記載のコネクタ。請求項8として、前記ハウジングには前記嵌合口側に前記接続対象物を誘う凹部を設け、もう一方のコンタクトの接続部が前記凹部から突出しないように配置することを特徴とする請求項2又は3載のコネクタ。請求項9として、前記接続対象物に係止部を設け、該係止部と係合する係合部を有するとともに前記コンタクト、一方の前記コンタクト若しくはもう一方の前記コンタクトと同一構造にしたロック部材を使用することを特徴とする請求項1から8項のうちいずれか1項記載のコネクタ。請求項10として、前記コンタクトと一方の前記コンタクトの延設部及びもう一方の前記コンタクトの支点部と接続部との間に設ける前記接触部に弾性を持たせることを特徴とする請求項7記載のコネクタ。請求項11として、前記ハウジングに、前記コンタクト及び一方の前記コンタクトの接続部に対応した位置に係止部を設け、前記コンタクト及び一方の前記コンタクトの接続部に前記係止部と係合する斜めの係合部を設け、前記コンタクト及び一方の前記コンタクトの延設部は前記ハウジングに保持されないことを特徴とする請求項9又は10記載のコネクタ。請求項12として、前記コンタクト及び一方の前記コンタクトを、前記ハウジングに嵌合口と反対側より挿入していくと、前記係合部に前記係止部が係合し始めた段階では前記コンタクトの接触部は前記ハウジングの挿入孔と略平行状態であるが、さらに挿入されると前記コンタクトは斜めに傾き前記接触部は前記挿入孔の上壁と接し、挿入が完了すると斜めの前記凹部により前記接触部が前記挿入孔と平行状態に戻ることを特徴とした請求項11記載のコネクタ等が開示されている。
各々のタイプのコネクタには、それぞれ利点と欠点がある。たとえば、上述したようなフロントロックタイプでは、コネクタの小型化や狭ピッチ化や奥行き方向の小スペース化(3mm程度)は可能であるが、低背化(1mm程度が限度)や仕様等によって生じる上下接点要求や接続対象物を上方向にコジられた場合の接続安定性・保持力や接続対象物がガイドし難いといった難点があった。また、上述したバックロックタイプでは、コネクタの小型化や狭ピッチ化や低背化(0.65mm程度)や仕様等によって生じる上下接点要求や接続対象物を上方向にコジられた場合の接続安定性・保持力の向上や接続対象物がガイドし易いという利点はあるが、奥行き方向の小スペース化は3.5mm程度までしか出来ないといった難点があった。
上記のような特許文献1〜5は、いずれにせよ回動部材を嵌合側若しくは嵌合側の反対側で、かつ、コネクタ実装側で回動させることで、FPC等の接続対象物にコンタクトを接触させる構造のもので、基板の上面若しくは下面のコネクタ実装側に搭載されるものである。客先要求や基板の実装スペースの問題から前記コンタクトの接続部を前記嵌合口と直交する方向に突出したいという要求、また、客先要求や基板の実装スペースや操作性の問題からコネクタ実装の反対側で前記接続対象物を前記コンタクトへ接触させる操作を行いたいという要求がなされた。
さらに、客先の仕様や基板の実装スペース上から上記特許文献1〜5の構造のコネクタでも基板の側面側に取付られることが多いが、客先の仕様によっては基板の片面側にのみ部品を搭載した場合に、特許文献1〜5のコネクタでは0.9mm(コネクタの実装高さ)以下の低背化をすることが出来ず、かつ、回動部材の操作がし難いということがあった。
また、特許文献1〜5のような構造のものでは、基板の側面に取付られた際にFPC等の接続対象物がコジられた場合のコネクタの保持力が弱く、コネクタが外れてしまうと言った問題点もあった。
さらに、基板に実装した際の奥行き方向の寸法を3mm以内にしたいという客先からの課題提起がなされた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、客先要求や基板の実装スペースや操作性や低背化等を考慮したコネクタを提供せんとするものである。
上記目的は、接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部28を有する複数のコンタクト14、16と、該コンタクト14、16が配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング12と、前記コンタクト14、16の接触部28、28に前記接続対象物を接触させるための部材とを備えるコネクタ10において、前記ハウジング12の嵌合口20と直交するように前記コンタクト14、16を配置するとともに前記コンタクト14、16の接続部32を前記ハウジング12の幅方向両側若しくは片側に突出するように配置し、前記接続対象物を前記嵌合口20に挿入させた後に、前記部材を挿入若しくは回動させることで前記コンタクト14、16の接触28、28に前記接続対象物を接触させることにより達成できる。
前記部材として、前記接続対象物を前記嵌合口20に挿入させた後に、挿入するスライダー若しくは回動する回動部材18を用いて前記コンタクト14、16の接触部28、28に前記接続対象物を接触させる。
また、前記回動部材18は少なくとも回動させるための操作部42と前記コンタクト14、16を弾性変形させる押圧部44と前記コンタクト14、16の一部が挿入できる別個独立の係止孔46とを備え、前記回動部材18は前記コンタクト14、16の配置に対応するように配置するとともに前記回動部材18をコネクタ10の基板実装側若しくコネクタ10の基板実装の反対側で回動させることで前記コンタクト14、16の接触部28、18を前記接続対象物に接触させる。
さらに、前記回動部材18は幅方向に対向するように2つ配置されるとともに前記操作部42をコネクタ10の基板実装の反対側で回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させる。
基板80の側面に取付られる場合には、前記基板80に切欠き部82を設け、前記コネクタ10を該切欠き部82に落とし込むように接続させる。
また、前記コンタクト14、16は略H形状にし、前記基板80に奥行き3mm以下の切欠き部82を設け、前記コネクタ10を該切欠き部82に落とし込むように接続させる。
さらに、前記コンタクト14、16は一端側に前記接続対象物と接触する接触部28と他端側に前記回動部材18により押圧される押受部30とを有する第一片24と、一端側に前記接続対象物と接触するもう一つの接触部28と他端側に基板80と接続する接続部32とを有する第ニ片26と、前記第一片24と前記第二片26とを連結する連結部34とを備え、前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間に前記回動部材18の押圧部44が回動できる保持手段を設け、前記回動部材18は回動させるための操作部42と長手方向に連設するとともに前記コンタクト14、16を弾性変形させる押圧部44と前記押受部30が挿入できる別個独立の係止孔46とを備え、前記押圧部44が前記コンタクト14、16の前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回動するように前記ハウジング12に装着するとともに前記押圧部44が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をし、前記操作部42を前記ハウジング12の嵌合口20方向と直角方向で前記コンタクト14、16の接続部32と反対方向に回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させる。
前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26に前記押受部30方向に突出する突起部40を設けるとともに前記第一片24の前記押受部30に前記突起部40方向に突出する凸部38を設け、該凸部38と前記突起部40とを互い違いに配置し、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に保持する。
前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26の突起部40と連結部34との間に前記押受部30方向に突出する凸41を設ける。
また、前記凸部38及び前記突起部40を設けるコンタクト14、16と、前記凸41を設けるコンタク14、16とを、千鳥に配置する。
さらに、前記第一片24の押受部30先端に突出部を設ける。
前記凸部38と前記突起40と前記凸41の配置を、略三角形にする。
前記接続対象物を前記コネクタ10に接続する場合に、前記接続対象物と前記コネクタ10との接続前の状態では前記回動部材18の押圧部44の下端68が前記凸41に接した状態にあり、第二に前記操作部42を回動させると前記押圧部44の下端68が前記凸41に接した状態で下端68側のRの中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がやや傾斜した状態になり、第三にさらに回動させると第二の状態から前記下端68が前記接続部32方向に幾分移動し前記押圧部44の中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がほぼ垂直な状態になり、第四にさらに回動させると第三の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38側に移動し前記押圧部44が垂直な状態になり、第五にさらに回動させると第四の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38に接触した状態になり、最後に第五の状態からさらに回動させると前記押圧部44は前記上端66のRの中心を回転軸64として前記回動部材18を前記ハウジング12の嵌合口20方向に対して対向する方向に回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させ、前記回動部材18の軸と前記ハウジング12の軸受けにクリアランスを持たせることでコンパクトな回転を可能にする。
また、前記コンタクト14、16の接続部32若しくは接触部28、28を千鳥に配置する。
本コネクタの作用としては、前記FPC70又はFFC等の接続対象物が前記ハウジング12の嵌合口20内に挿入された後に、前記部材を挿入若しくは回転させることによって、前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させている。例えば、前記部材として、回動部材18を用いる場合には、前記FPC70又はFFC等の接続対象物が前記ハウジング12の嵌合口20内に挿入された後に、前記回動部材18の押圧部44が前記コンタクト14、16の前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回動すると、前記押受部30が押圧部44によって押し上げられることで前記コンタクト14、16の連結部34を支点にし、前記コンタクト14、16の連結部34が上側の前記接触部28、28側に傾くことによって、前記接触部28、28が前記FPC70又はFFC等の接続対象物側に押圧される。
以上の説明から明らかなように、本発明のコネクタ10によると、次のような優れた効果が得られる。
(1)接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部28を有する複数のコンタクト14、16と、該コンタクト14、16が配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口20を有するハウジング12と、前記コンタクト14、16の接触部28、28に前記接続対象物を接触させるための部材とを備えるコネクタ10において、前記ハウジング12の嵌合口20と直交するように前記コンタクト14、16を配置するとともに前記コンタクト14、16の接続部32を前記ハウジング12の幅方向両側若しくは片側に突出するように配置し、前記接続対象物を前記嵌合口20に挿入させた後に、前記部材を挿入若しくは回動させることで前記コンタクト14、16の接触28、28に前記接続対象物を接触させているので、客先要求の基板実装スペースに対応することができ、操作も簡単で、基板占有面積(特に奥行き方向を3mm以下)を小さくすることができる。
(2)前記部材として、前記接続対象物を前記嵌合口20に挿入させた後に、挿入するスライダー若しくは回動する回動部材18を用いて前記コンタクト14、16の接触部28、28に前記接続対象物を接触させているので、前記部材の操作が簡単で、基板占有面積(特に奥行き方向を3mm以下)を小さくすることができる。
(3)前記回動部材18は少なくとも回動させるための操作部42と前記コンタクト14、16を弾性変形させる押圧部44と前記コンタクト14、16の一部が挿入できる別個独立の係止孔46とを備え、前記回動部材18は前記コンタクト14、16の配置に対応するように配置するとともに前記回動部材18をコネクタ10の基板実装側若しくコネクタ10の基板実装の反対側で回動させることで前記コンタクト14、16の接触部28、18を前記接続対象物に接触さているので、客先要求や要求の基板実装スペースに対応することができ、操作も簡単で、基板占有面積(特に奥行き方向を3mm以下)を小さくすることができる。
(4)前記回動部材18は幅方向に対向するように2つ配置されるとともに前記操作部42をコネクタ10の基板実装の反対側で回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させているので、客先要求や要求の基板実装スペースに対応することができ、操作も簡単で、高密度化も可能で、基板占有面積(特に奥行き方向を3mm以下)を小さくすることができる。
(5)基板80の側面に取付られる場合には、前記基板80に切欠き部82を設け、前記コネクタ10を該切欠き部82に落とし込むように接続させているので、部材の操作も簡単で、0.9mm程度の低背化が可能で、基板占有面積(特に奥行き方向)が小さくできる。
(6)前記コンタクト14、16は略H形状にし、前記基板80に奥行き3mm以下の切欠き部82を設け、前記コネクタ10を該切欠き部82に落とし込むように接続しているので、基板占有面積(特に奥行き方向)が小さくできる。
(7)前記コンタクト14、16は一端側に前記接続対象物と接触する接触部28と他端側に前記回動部材18により押圧される押受部30とを有する第一片24と、一端側に前記接続対象物と接触するもう一つの接触部28と他端側に基板80と接続する接続部32とを有する第ニ片26と、前記第一片24と前記第二片26とを連結する連結部34とを備え、前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間に前記回動部材18の押圧部44が回動できる保持手段を設け、前記回動部材18は回動させるための操作部42と長手方向に連設するとともに前記コンタクト14、16を弾性変形させる押圧部44と前記押受部30が挿入できる別個独立の係止孔46とを備え、前記押圧部44が前記コンタクト14、16の前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回動するように前記ハウジング12に装着するとともに前記押圧部44が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をし、前記操作部42を前記ハウジング12の嵌合口20方向と直角方向で前記コンタクト14、16の接続部32と反対方向に回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させているので、回動部材18の操作も簡単で、0.9mm程度の低背化が可能で、基板占有面積(特に奥行き方向)が小さくできる。
(8)前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26に前記押受部30方向に突出する突起部40を設けるとともに前記第一片24の前記押受部30に前記突起部40方向に突出する凸部38を設け、該凸部38と前記突起部40とを互い違いに配置し、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に保持しているので、前記回動部材18の安定した回転が得られ、かつ、前記回動部材18を嵌合側方向に回転させているため基板占有面積(奥行き方向が3.0mmになる)が小さくなる。
(9)前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26の突起部40と連結部34との間に前記押受部30方向に突出する凸41を設けているので、前記回動部材18の安定した回転が得られ、かつ、前記回動部材18を嵌合側方向に回転させているため基板占有面積(奥行き方向が3.0mmになる)が小さくなる。
(10)前記凸部38及び前記突起部40を設けるコンタクト14、16と、前記凸41を設けるコンタク14、16とを、千鳥に配置しているので、狭ピッチ化も可能で、前記回動部材18の安定した回転が得られ、かつ、前記回動部材18を嵌合側方向に回転させているため基板占有面積(奥行き方向が3.0mmになる)が小さくなる。
(11)前記第一片24の押受部30先端に突出部を設けているので、前記回動部材18の回動に対する反発力に対しても、前記ハウジング12の中央部が嵌合口20方向に膨れてしまうことを防ぐことができる。
(12)前記凸部38と前記突起40と前記凸41の配置を、略三角形にしているので、前記回動部18の押圧部44を回動自在に保持することができる。
(13)前記接続対象物を前記コネクタ10に接続する場合に、前記接続対象物と前記コネクタ10との接続前の状態では前記回動部材18の押圧部44の下端68が前記凸41に接した状態にあり、第二に前記操作部42を回動させると前記押圧部44の下端68が前記凸41に接した状態で下端68側のRの中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がやや傾斜した状態になり、第三にさらに回動させると第二の状態から前記下端68が前記接続部32方向に幾分移動し前記押圧部44の中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がほぼ垂直な状態になり、第四にさらに回動させると第三の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38側に移動し前記押圧部44が垂直な状態になり、第五にさらに回動させると第四の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38に接触した状態になり、最後に第五の状態からさらに回動させると前記押圧部44は前記上端66のRの中心を回転軸64として前記回動部材18を前記ハウジング12の嵌合口20方向に対して対向する方向に回動することで前記コンタクト14、16の接触部28、28を前記接続対象物に接触させ、前記回動部材18の軸と前記ハウジング12の軸受けにクリアランスを持たせることでコンパクトな回転を可能にしているので、前記回動部材18の押圧部44は一定の回転軸を決めずに回転しているためコンパクトな回転をすることができ、コネクタ10の低背化にも繋がる。
(14)前記コンタクト14、16の接続部32若しくは接触部28、28を千鳥に配置しているので、狭ピッチ化が可能になる。
本実施例では、接続対象物をコンタクトの接触部に押し付ける部材として、回動部材を用いたもので、基板の端面に接続し、コネクタの実装面と反対側で回動部材を操作するコネクタについて説明する。
図1から図9に基づいて、本発明のコネクタの一実施例について説明する。図1(A)は回動部材が開いた状態の嵌合口上方側からみた本発明のコネクタの斜視図であり、(B)は回動部材が開いた状態の嵌合口下方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。図2(A)は基板に実装され、回動部材が開いた状態の嵌合口上方側からみた本発明のコネクタの斜視図であり、(B)は基板に実装され、回動部材が開いた状態の嵌合口下方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。図3(A)は基板の実装され、FPCが挿入された状態の嵌合口上方側よりみた本発明のコネクタの斜視図であり、(B)は基板の実装され、FPCが挿入された状態の嵌合口下方側よりみた本発明のコネクタの斜視図である。図4(A)は回動上方側よりみた回動部材の斜視図であり、(B)は回動下方側よりみた回動部材の斜視図である。図5(A)は一方のコンタクトの斜視図であり、(B)はもう一方のコンタクトの斜視図である。図6(A)は嵌合口上方側よりみたハウジングの斜視図であり、(B)は嵌合口の反対下方側よりみたハウジングの斜視図である。図7(A)はハウジングへの係合方向からみた回動部材をハウジングに回動可能に固定するための固定部材の斜視図であり、(B)はハウジングへの係合と反対方向からみた回動部材をハウジングに回動可能に固定するための固定部材の斜視図である。図8(A)はFPCが挿入されない状態の一方のコンタクト部分で断面した本発明のコネクタの断面図であり、(B)はFPCが挿入されない状態のもう一方のコンタクト部分で断面した本発明のコネクタの断面図である。図9は回動部材が回動する場合の押圧部と回転軸の移動を説明する説明図である。
本発明のコネクタ10は、主にハウジング12と2つの回動部材18、18と2種類のコンタクト14、16と固定部材19を備えている。
構成部品を説明する前に、基板について説明する。前記コネクタ10の実装面側には複数種の他の部品が実装されており、実装面側には前記コネクタ10を半田付けするためのランドが設けられ、該ランドと前記部品とはパターンによって接続されている。前記基板には前記コネクタを落とし込むように接続するための切欠き部が設けられている。該切欠き部の大きさはコネクタの仕様(ピッチや芯数)によって決まるが、本実施例では奥行き方向を3mm以下にしている。回動部材の操作性や大きさ及び仕様等を考慮して、幅寸法は8.4mmにしている。
図に基づいて本発明のコネクタの構成部品について説明する。
まず、2種類のコンタクト14、16について説明する。このコンタクト14、16は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクトの材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
最初に、一方の前記コンタクト14について説明する。
前記コンタクト14は、図5のように略逆H字形状(接続部を除いて)をしており、一端側に前記接続対象物と接触する接触部28と他端側に前記回動部材18により押圧される押受部30とを有する第一片24と、一端側にもう一つの接触部28と他端側に基板80と接続する接続部32とを有する第二片26と、第一片24と第二片26とを連結する連結部34と、前記ハウジング12に保持するための固定部36と、前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間に前記回動部材18の押圧部44が回動できる保持手段とを備えている。
前記接触部28、28は、FPC70又はFFC等の接続対象物と接触し易いように凸部形状にしており、前記接続部32は本実施例では図5のように表面実装タイプ(SMT)にしているが、ディップタイプでも良い。前記接続部32は略L字形状をし、前記基板80のランドにほぼ垂直に固定されている。
前記連結34と前記押受部30とは、前記FPC70又はFFC等の接続対象物が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC70又はFFC等の接続対象物が前記ハウジング12の嵌合口20内に挿入された後に、前記回動部材18の押圧部44が前記コンタクト14の前記押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回動すると、前記押受部30が押圧部44によって押し上げられることで前記コンタクト14の連結部34の下端を支点にし、前記コンタクト14の前記連結部34の上端が前記第一片24の前記接触部28側に傾くことによって、前記接触部28が前記FPC70又はFFC等の接続対象物側に押圧される。前記連結部34と前記押受部30の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26に前記押受部30方向に突出する突起部40を設けるとともに前記第一片24の前記押受部30に前記突起部40方向に突出する凸部38を設け、該凸部38と前記突起部40とを互い違いに配置し、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に保持している。前記凸部38と前記突起部40の大きさや形状は、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に保持できれば如何なるものでもよく、回動自在に保持できるように適宜設計している。本実施例では、前記凸部38及び前記突起部40の形状は断面略三角形にし、大きさは0.08mm程度にした。
また、前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクト14、16おきに、前記第二片26の突起部40と連結部34との間に前記押受部30方向に突出する凸41(図示せず)を設けてもよい。前記凸41の大きさや形状も、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に保持できれば如何なるものでもよく、回動自在に保持できるように適宜設計している。前記凸41を設けた場合、前記凸部38と前記突起部40と前記凸41とを、略三角形に配置することが望ましい。このように配置することで、前記回動部材18の押圧部44を回動自在に安定して保持することができる。
さらに、前記凸部38及び前記突起部40を設けるコンタクト14と、前記凸41(図示せず)を設けるコンタク16とを、千鳥に配置してもよい。
前記コンタクト14、16の両方かいずれか一方の前記押受部30の先端に内側に突出した突出部(図示せず)を設けた方がよい。回動部材18の押圧部44をコンタクト14、16の押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回動させるときは回動部材18の回動に対する反発力が強い為に、回動部材18の中央部が図2(A)の矢印「ロ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにしている。前記突出部の大きさは、このような役割を果たすことが出来れば如何なる大きさでもよく、回動部材18の押圧部44が引っ掛かる程度に適宜設計する。
さらに、前記突出部の役割としては、前記回動部材18の回動が終了し、接続対象物と前記コンタクト14、16が接触している際に、前記回動部材18の押圧部44が倒れないように保持することも兼ねている。
次に、もう一方のコンタクト16について説明する。ここでは、一方の前記コンタクト14との相違点についてのみ説明する。形状的には同一形状をしている。違いは、前記連結部34から前記接触部28、28までの距離と、前記連結部34から前記接続部32までの距離である。即ち、一方の前記コンタクト14の前記連結部34から前記接触部28、28までの距離に対し、もう一方の前記コンタクト16の前記連結部34から前記接触部28、28までの距離の方が0.6mm程度長くなっている。また、一方の前記コンタクト14の前記連結部34から前記接続部32までの距離に対し、もう一方の前記コンタクト16の前記連結部34から前記接続部32までの距離の方が0.8mm程度短くなっている。
次に、回動部材18について説明する。この回動部材18は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。該回動部材18は主に操作部42とハウジング12に回動可能に装着される軸48部分と前記コンタクト14、16の押受部30を押圧する押圧部44と前記コンタクト14、16の押受部30の先端が係合する係止孔46とを備えている。前記軸48は、回動部材18を回動するための支点であり、ハウジング12の長手方向両側に回動部材18が回動可能に適宜装着されている。
前記押圧部44は、コンタクト14、16の押受部30に押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にすることが望ましく、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、図1(A)のように回動部材18を矢印「イ」方向に回動させ、コンタクト14、16の押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回転させることで、押圧部44の大きさの変化によりコンタクト14、16の押受部30が持ち上げられ、FPC70又はFFC等の接続対象物にコンタクト14、16の接触部28側を押し付けている。前記押圧部44の形状としては、コンタクト14、16の押受部30と前記押受部30に対向する第二片26との間で回転でき、長軸と短軸といった大きさの違いにより前記コンタクト14、16の押受部30を押し上げられれば、如何なるものでもよい。
また、前記回動部材18を回動した際に、回動部材18の回動に対する反発力が強く、回動部材18の中央部が図2(A)の矢印「ロ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにする為に、前記コンタクト14、16の突出部(図示せず)が係合する係止孔46が別個独立に設けられている。前記係止孔46を別個独立に設けることで、回動部材18の強度アップや回動時の変形を防止している。
本実施例では、前記回動部材18は断面略L字形状をしており、前記回動部材18は幅方向に対向するように2つ配置されるとともに前記操作部42をコネクタ10の基板実装の反対側で回動操作している。
次に、ハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記ハウジング12には、所要数のコンタクト14、16が装着される挿入孔22が幅方向両側に設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。
また、幅方向両側の所定の位置には、前記回動部材18を回動可能に固定するための固定部材19を取付る取付部分が形成されている。該取付部分の大きさや形状は、前記回動部材が回動でき、コネクタ10の小型化を考慮しながら適宜設計している。本実施例では、別部品である固定部材19を用いて、前記回動部材18を前記ハウジング12に回動可能に固定する構造にしたが、前記回動部材18が回動できれば前記ハウジング12に前記回動部材18の軸48に対応する軸受け部を設けて固定する構造であってもよい。
前記ハウジング12には、前記FPC70を挿入するための嵌合口20が形成されている。前記嵌合口20は4方向全てが壁によって形成され、前記コンタクト14、16を前記挿入孔22に挿入すると、前記コンタクト14、16の接触部28、28の先端が前記嵌合口20内の突出する構造になっている。
次に、図7に基づいて固定部材19について説明する。前記固定部材19は前記回動部材18を前記ハウジング12に回動可能に固定するためのものであり、このようなことを満足すれば金属であっても電気絶縁性のプラスチックであってもよい。金属製であれば、公知技術のプレス加工によって製作され、その材質としては、寸法安定性やバネ性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。電気絶縁性のプラスチックであれば、公知技術の射出成形によって製作され、その材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。本実施例では、強度や組立性を考慮して、ステンレス(SUS)製にしている。前記固定部材19は主に板状片72と連結片74と弾性片76とを備えている。前記固定部材19は略コ字形状をしており、2つの前記板状片72は前記連結片74によって連結され、前記板状片72の付近にスリットにより分割された弾性を有する弾性片76が設けられている。2つの前記弾性片76間の寸法は、2つの前記板状片72間の寸法より0.2mm程度狭くし、2つの前記弾性片76とで前記回動部材18を挟持することで前記回動部材18を保持している。前記回動部材18が開いた状態では、前記回動部材18の軸48が前記弾性片76に引っ掛かることで、前記コンタクト14、16の接続部32の突出している側に抜けないようになっている。前記回動部材18の軸48は前記板状片72に接した状態であり、その接した状態で前記軸48が回動可能になっている。前記固定部材19は圧入や溶着や弾性力による引っ掛けなどによって前記ハウジング12に固定されている。
ここで、図9に基づいて、前記回動部材18の押圧部44の移動及び回動の仕方について説明する。
図9(A)は前記接続対象物と前記コネクタ10との接続前の状態で、前記回動部材18の押圧部44の下端68が前記凸41に接した状態にある。
図9(B)のように、前記操作部42を回動(図面の時計回り方向)させると前記押圧部44の下端58が前記凸41に接した状態で下端68側のRの中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がやや傾斜した状態になる。
図9(C)のように、前記操作部42をさらに回動させると(B)の状態から前記下端68が前記接続部32方向に幾分移動し前記押圧部44の中心を回転軸64として回動し前記押圧部44がほぼ垂直な状態になる。
図9(D)のように、前記操作部42をさらに回動させると(C)の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38側に移動し前記押圧部44が垂直な状態になる。
図9(E)のように、(D)の状態から更に前記下端68が前記接続部32側に移動し前記押圧部44の上端66が前記凸部38に接触した状態になる。
図9(F)のように、(E)の状態からさらに回動させると前記押圧部44は前記上端66のRの中心を回転軸64として回動し、前記ハウジング12の嵌合口20方向に対して対向する方向に回動することで前記コンタクト14の接触部32を前記接続対象物に接触する。
即ち、前記押圧部44は最初は移動し、その後回動し、さらに回動を続けると回転軸64が変化して、省スペース間でコンパクトな回動(回転)を行なうものである。
つまり、本発明のコネクタ10では、前記FPC70等の接続対象物を嵌合口20内に挿入する際に挿入力の掛からない(所謂、ゼロ・インサーション・フォース(ZIF))構造で、前記回動部材18の押圧部44をより前記コンタクト14、16の突出部39側で回動させる(より突出部39側で前記コンタクト14、16の押受部30を押し上げる)ことで小さな力で前記回動部材18をロックできる構造で、かつ、前記回動部材18の押圧部44でより前記コンタクト14、16の突出部39側の押受部30を押し上げることで高い接触力を得られる構造になっている。
最後に、コネクタ10の基板80への取付けについて説明する。近年の低背要求に対応するために、図3のように、基板80に切欠き部82を設け、前記コネクタ10を該切欠き部82に落とし込むように取付けようにする。このようにすることで、基板80とコネクタとを含めた全体の低背化に繋がることになる。つまり、基板80の厚さ分の低背が可能になり、0.4mmの基板であれば、コネクタの高さが1.0mmあっても、基板80を含めた高さは0.6mm程度にすることができる。基板80の切欠き部82の大きさはコネクタ10の大きさや基板80の強度や取付け位置等を考慮して適宜設計する。
本発明の活用例としては、モバイル機器等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに活用され、特にFPCやFFC等の接続対象物との安定した接続が得られ、片面実装が可能で実装の簡略化が図れる構造に関するものである。
(A) 回動部材が開いた状態の嵌合口上方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。(B) 回動部材が開いた状態の嵌合口下方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。 (A) 基板に実装され、回動部材が開いた状態の嵌合口上方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。(B) 基板に実装され、回動部材が開いた状態の嵌合口下方側からみた本発明のコネクタの斜視図である。 (A) 基板の実装され、FPCが挿入された状態の嵌合口上方側よりみた本発明のコネクタの斜視図である。(B) 基板の実装され、FPCが挿入された状態の嵌合口下方側よりみた本発明のコネクタの斜視図である。 (A) 回動上方側よりみた回動部材の斜視図である。(B) 回動下方側よりみた回動部材の斜視図である。 (A) 一方のコンタクトの斜視図である。(B) もう一方のコンタクトの斜視図である。 (A) 嵌合口上方側よりみたハウジングの斜視図である。(B) 嵌合口の反対下方側よりみたハウジングの斜視図である。 (A) ハウジングへの係合方向からみた回動部材をハウジングに回動可能に固定するための固定部材の斜視図である。(B) ハウジングへの係合と反対方向からみた回動部材をハウジングに回動可能に固定するための固定部材の斜視図である。 (A) FPCが挿入されない状態の一方のコンタクト部分で断面した本発明のコネクタの断面図である。(B) FPCが挿入されない状態のもう一方のコンタクト部分で断面した本発明のコネクタの断面図である。 回動部材が回動する場合の押圧部と回転軸の移動を説明する説明図である。
符号の説明
10 コネクタ
12 ハウジング
14、16 コンタクト
18 回動部材
19 固定部材
20 嵌合口
22 挿入孔
24 第一片
26 第二片
28 接触部
30 押受部
32 接続部
34 連結部
36 固定部
38 凸部
39 突出部
40 突起部
41 凸
42 操作部
44 押圧部
46 係止孔
48 軸
64 回転軸
66 上端
68 下端
70 FPC
72 板状片
74 連結片
76 弾性片
80 基板
82 切欠き部

Claims (14)

  1. 接続対象物と接触する少なくとも1個の接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが配列・保持されるとともに前記接続対象物が挿入される嵌合口を有するハウジングと、前記コンタクトの接触部に前記接続対象物を接触させるための部材とを備えるコネクタにおいて、
    前記ハウジングの嵌合口と直交するように前記コンタクトを配置するとともに前記コンタクトの接続部を前記ハウジングの幅方向両側若しくは片側に突出するように配置し、前記接続対象物を前記嵌合口に挿入させた後に、前記部材を挿入若しくは回動させることで前記コンタクトの接触部に前記接続対象物を接触させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記部材として、前記接続対象物を前記嵌合口に挿入させた後に、挿入するスライダー若しくは回動する回動部材を用いて前記コンタクトの接触部に前記接続対象物を接触させることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記回動部材は少なくとも回動させるための操作部と前記コンタクトを弾性変形させる押圧部と前記コンタクトの一部が挿入できる別個独立の係止孔とを備え、前記回動部材は前記コンタクトの配置に対応するように配置するとともに前記回動部材をコネクタの基板実装側若しくコネクタの基板実装の反対側で回動させることで前記コンタクトの接触部を前記接続対象物に接触させることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
  4. 前記回動部材は幅方向に対向するように2つ配置されるとともに前記操作部をコネクタの基板実装の反対側で回動することで前記コンタクトの接触部を前記接続対象物に接触させることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 基板の側面に取付られる場合には、前記基板に切欠き部を設け、前記コネクタを該切欠き部に落とし込むように接続することを特徴とする請求項2、3または4記載のコネクタ。
  6. 前記コンタクトは略H形状にし、前記基板に奥行き3mm以下の切欠き部を設け、前記コネクタを該切欠き部に落とし込むように接続することを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記コンタクトは一端側に前記接続対象物と接触する接触部と他端側に前記回動部材により押圧される押受部とを有する第一片と、一端側に前記接続対象物と接触するもう一つの接触部と他端側に基板と接続する接続部とを有する第ニ片と、前記第一片と前記第二片とを連結する連結部とを備え、前記押受部と前記押受部に対向する第二片との間に前記回動部材の押圧部が回動できる保持手段を設け、
    前記回動部材は回動させるための操作部と長手方向に連設するとともに前記コンタクトを弾性変形させる押圧部と前記押受部が挿入できる別個独立の係止孔とを備え、前記押圧部が前記コンタクトの前記押受部と前記押受部に対向する第二片との間で回動するように前記ハウジングに装着するとともに前記押圧部が回動する時は回転軸が移動してコンパクトな回転をし、前記操作部を前記ハウジングの嵌合口方向と直角方向で前記コンタクトの接続部と反対方向に回動することで前記コンタクトの接触部を前記接続対象物に接触させることを特徴とする請求項1から4又は5記載のコネクタ。
  8. 前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクトおきに、前記第二片に前記押受部方向に突出する突起部を設けるとともに前記第一片の前記押受部に前記突起部方向に突出する凸部を設け、該凸部と前記突起部とを互い違いに配置し、前記回動部材の押圧部を回動自在に保持することを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  9. 前記保持手段として、少なくとも一つのコンタクトおきに、前記第二片の突起部と連結部との間に前記押受部方向に突出する凸を設けることを特徴とする請求項7記載のコネクタ。
  10. 前記凸部及び前記突起部を設けるコンタクトと、前記凸を設けるコンタクトとを、千鳥に配置することを特徴とする請求項8又は9記載のコネクタ。
  11. 前記第一片の押受部先端に突出部を設けることを特徴とする請求項8、9又は10記載のコネクタ。
  12. 前記凸部と前記突起部と前記凸の配置を、略三角形にすることを特徴とする請求項8、9又は10記載のコネクタ。
  13. 前記接続対象物を前記コネクタに接続する場合に、前記接続対象物と前記コネクタとの接続前の状態では前記回動部材の押圧部の下端が前記凸に接した状態にあり、第二に前記操作部を回動させると前記押圧部の下端が前記凸に接した状態で下端側のRの中心を回転軸として回動し前記押圧部がやや傾斜した状態になり、第三にさらに回動させると第二の状態から前記下端が前記接続部方向に幾分移動し前記押圧部の中心を回転軸として回動し前記押圧部がほぼ垂直な状態になり、第四にさらに回動させると第三の状態から更に前記下端が前記接続部側に移動し前記押圧部の上端が前記凸部側に移動し前記押圧部が垂直な状態になり、第五にさらに回動させると第四の状態から更に前記下端が前記接続部側に移動し前記押圧部の上端が前記凸部に接触した状態になり、最後に第五の状態からさらに回動させると前記押圧部は前記上端のRの中心を回転軸として前記回動部材を前記ハウジングの嵌合口方向に回動することで前記コンタクトの接触部を前記接続対象物に接触させ、前記回動部材の軸と前記ハウジングの軸受けにクリアランスを持たせることでコンパクトな回転を可能にすることを特徴とする請求項8、9、10又は11、12項記載のコネクタ。
  14. 前記コンタクトの接続部若しくは接触部を千鳥に配置することを特徴とする請求項1〜13項のうちいずれか1項記載のコネクタ。
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