JP2009086169A - 眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレーム - Google Patents

眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレーム Download PDF

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Abstract

【課題】板バネががたつくこと無く固定することができ、容易に板バネのみを交換することができる眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレームを提供する。
【解決手段】
眼鏡のテンプル連結構造1は、ヨロイ溝41が形成されたヨロイ4と、前記ヨロイ溝41に一部が収納されての壁部43に当接する板バネ6と、前記板バネ6に回動可能に連結されたテンプル5と、開口端がテーパー状に尖って形成された外径の袋ナット83と、前記袋ナット83に螺合したボルト81と、を備え、前記板バネ6は前記ヨロイ4に収納される部分に前記ボルト81に外嵌する係止孔61を有しており、前記板バネ6を前記ヨロイ溝41に収納したときに、前記係止孔61の軸は前記バネ止め孔42の軸よりも壁部43と反対側にずれて位置し、前記板バネ6は前記袋ナット83に当接して固定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレームに関し、詳しくは、簡単にがたつき無く連結することができる眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレームに関する。
眼鏡のフィット感を向上するために、弾性体を用いてテンプルが開いた状態から外方向へ僅かに押し開くことができるテンプル連結構造がある。特に近年では、簡単な構成とすることができ組み込みや修理を容易に行うことができる板バネを用いたテンプル連結構造が種々提案されている。このようなテンプル連結構造は、少なくとも板バネの一端をテンプル及びヨロイのいずれか一方に固定し、板バネの他端をテンプル又はヨロイのいずれか他方に当接又は固定している。そして、テンプルが開いた状態のときに更にテンプルを外方向に押し開くと、板バネが弾性変形して装着者の顔側面から頭部にかけてテンプルがフィットする構成である。
板バネをヨロイ又はテンプルに固定する方法としては、例えば図11に示すように、ヨロイ101に形成された空間102に板バネ103の一部を挿入し、板バネ103一端に形成されたネジ孔にネジ101を挿入して固定するもの(例えば特許文献1)が挙げられる。また、例えば図12に示すように、予めヨロイ101の端部に板バネ103を一体成形したもの(例えば特許文献2)が挙げられる。
特開2007−74540号公報 特開2006−217545号公報
しかし、ヨロイに設けられた空間に板バネを挿入してネジで固定する構成の場合、ネジで一箇所固定するだけであると、空間内で板バネがネジ軸と垂直方向にがたつく虞がある。一方、ネジで複数箇所固定する場合には、余分なスペースが必要となるので眼鏡フレームのデザインが制限される。また、テンプル又はヨロイの端部に板バネを一体成形した場合には、板バネが故障したような場合に板バネのみを取り替えることができないので、修理や部品交換が困難となる。
そこで、本発明は板バネががたつくこと無く固定することができ、容易に板バネのみを交換することができる眼鏡のテンプル連結構造及び眼鏡フレームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の眼鏡のテンプル連結構造は、レンズを嵌め込んだフロントフレームの両側に形成され、一方に開口したヨロイ溝がそれぞれ形成されたヨロイと、前記ヨロイ溝に一部が収納されて前記ヨロイ溝の奥の壁部に当接する板バネと、前記板バネに回動可能に連結されたテンプルと、開口端がテーパー状に尖って形成されており、前記ヨロイに形成されたバネ止め孔に挿入される前記バネ止め孔の内径と略同一の外径の袋ナットと、該袋ナットに螺合して、前記バネ止め孔に挿入されるボルトと、を備え、前記板バネは前記ヨロイに収納される部分に前記ボルトが挿通される係止孔を有しており、前記板バネを前記ヨロイ溝に収納したときに、前記係止孔の軸芯は前記バネ止め孔の軸芯よりも前記壁部と反対方向にずれて位置し、前記板バネは前記袋ナットに当接して固定されることを特徴としている。
請求項2に記載の眼鏡のテンプル連結構造は、一端がテーパー状に尖った円筒状であって、前記ボルトが挿通されるワッシャーを更に備え、前記ヨロイには2つのヨロイ溝が形成されるとともに、前記2つのヨロイ溝にそれぞれ前記板バネの一部が収納され、前記板バネを前記2つのヨロイ溝にそれぞれ収納したときに、各板バネに形成された係止孔の軸芯は前記バネ止め孔の軸芯よりも前記壁部と反対方向にずれて位置し、前記2枚の板バネは前記袋ナットと前記ワッシャーとで挟着されることを特徴としている。
請求項3に記載の眼鏡のテンプル連結構造は、前記板バネは、前記ヨロイ溝に収納されて前記ヨロイにネジ固定される係止孔を有する基部と、前記基部から延びるとともに前記ヨロイ溝奥の壁部に当接する当接部と、前記基部から延びて前記テンプルの端部に回動可能に連結されるとともに所定範囲で弾性変形可能な弾性部と、により構成され、前記弾性部は、眼鏡の外側方向に弾性変形した状態で、その先端が前記当接部の先端に掛止されることを特徴としている。
請求項4に記載の眼鏡フレームは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の眼鏡のテンプル連結構造を用いたことを特徴としている。
本発明の請求項1によると、袋ナットの外径はバネ止め孔の内径と略同一であるので、袋ナットをバネ止め孔に挿入したときに袋ナットの軸芯とバネ止め孔の軸芯はほぼ同一となる。そして、係止孔の軸芯はバネ止め孔の軸芯よりも壁部と反対方向にずれて位置しているので、バネ止め孔に挿入された袋ナットはテーパー状に尖った端部の壁部方向側が係止孔に当接する。したがって、袋ナットにボルトを螺合させて板バネを挟持するとき袋ナットのボルト方向への力は係止孔の壁部方向の力に変換される。したがって、板バネは、ヨロイ溝の奥の壁部に当接されているので、このような係止孔の壁部方向の力により、板バネはより強固に壁部に当接されることとなり、板バネがヨロイに強固に固定されることになる。したがって、板バネがヨロイに対してがたつくことを抑制することができる。
請求項2によると、ヨロイに2つの溝が形成されるとともに、2つの溝にそれぞれ板バネの一部が収納され、2枚の板バネはボルトに螺合する袋ナットとボルトが挿通されるワッシャーとにより挟着される。係止孔の軸芯はバネ止め孔の軸芯よりも壁部と反対方向にずれて位置しているので、バネ止め孔に挿入された袋ナット及びワッシャーはテーパー状に尖った端部の壁部方向が係止孔に当接する。したがって、袋ナット及びワッシャーにボルトを螺合させて板バネを挟持するとき袋ナットのボルト方向への力は係止孔の眼鏡の壁部方向の力に変換される。板バネは、ヨロイ溝の奥の壁部に当接されているので、このような係止孔の壁部方向の力により、板バネはより強固に壁部に当接されて、ヨロイに強固に固定されることになる。したがって、板バネがヨロイに対してがたつくことを抑制することができる。
本願の請求項3に記載の発明によると、板バネは基部と当接部と弾性部とにより構成されており、基部に設けられた係止孔でヨロイにネジ固定されるとともに、当接部がヨロイ溝奥の壁部に当接する。このように弾性変形する弾性部とは別に当接部を設けたことで、眼鏡のテンプルを押し広げて板バネを弾性変形させたときでも、当接部がヨロイ溝奥の壁部に当接した状態を保つことができるので、板バネがヨロイに対してがたつくことを更に抑制できる。
また、弾性部は、眼鏡の外側方向に弾性変形した状態でその先端が前記当接部の先端に掛止されるので、弾性部には常に眼鏡の内側方向への復元力が維持されたまま当接部先端に掛止されることとなる。このように構成されることで、弾性部に眼鏡の外側方向への所定未満の弱い力が加わったとしても内側方向への復元力があるので外側方向に弾性変形することはない。そして、弾性部は、内側方向への復元力以上の力が外側方向に加わった場合のみ弾性変形することができる。したがって、板バネが不必要に弾性変形することを防ぐことができ、テンプルが不必要に揺れることを防ぐことができる。
本願の請求項4に記載のメガネフレームは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の眼鏡テンプル連結構造を用いているので、上述のいずれかの効果を有する眼鏡フレームとすることができる。
以下、本発明に係る眼鏡のテンプル連結構造1及び眼鏡フレーム2の最良の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
眼鏡フレーム2は、図1に示すように、眼鏡の前面であるフロントフレーム3と、フロントフレーム3の両端にフロントフレーム3と一体に形成されるヨロイ4と、フロントフレーム3に折り畳み可能なテンプル5と、ヨロイ4にテンプルを連結する板バネ6と、を含む構成である。
フロントフレーム3は、例えばアセテート等の合成樹脂により形成されており、その両端にはヨロイ4が一体形成されている。なお、フロントフレーム3の材質は合成樹脂に限られるものではなく、例えばチタン等の金属で形成されても良い。ヨロイ4は、図2に示すように、内側に開口する2本のヨロイ溝41が形成されており、このヨロイ溝41には板バネ6が一部をテンプル5側に突出させた状態で収納される。また、図示されていないがヨロイ4下側には板バネ6をネジ固定することができるように、バネ止め孔42が開けられている。
なお、本実施形態において、内側とは眼鏡を装着したときに眼鏡の装着者側となる方向をいい、外側とは眼鏡を装着したときに眼鏡の装着者と反対側となる方向をいう。
テンプル5は、フロントフレーム3と同様に例えばアセテート等の合成樹脂で形成された長尺の部材であり、連結側端部に設けられた突片51が連結軸7に外嵌して板バネ6に回動可能に係着することができる。なお、テンプル5の材質は合成樹脂に限られるものではなく、例えばチタン等の金属で形成されても良い。板バネ6は、図3に示すように、係止孔61が設けられた基部62と、基部62から伸びておりヨロイ溝41に収納されたときにヨロイ溝41の奥の壁部43に当接する当接部63と、基部62から延びる平面視略Z字状の弾性部64とを具備する。この弾性部64の先端には、当接部63の先端に形成された被掛止部65に掛止される掛止部66が形成されている。また、弾性部64の先端寄りには連結軸7が挿通される軸孔67が設けられている。
この板バネ6を製作するときには、図3(A)に示すように、被掛止部65に掛止部66は掛止されていない状態で製作される。このときには板バネ6は殆ど弾性変形していない。そして、この板バネ6を用いてヨロイ4にテンプル5を連結させるときには、図3(B)に示すように、被掛止部65に掛止部66を掛止させる。これにより弾性部64は、当接部63方向にやや弾性変形された状態を維持される。開いた状態のテンプル5を更に外側方向に押し広げたときには、図3(C)に示すように、弾性部64が弾性変形して当接部63との間の間隙及び弾性部64内の間隙が狭まって、テンプル5を軸支する連結軸7の位置が外側方向に移動する。なおこのとき、当接部63は殆ど弾性変形していない。
このように掛止部66に被掛止部65を掛止させることで、弾性部64は掛止部66の移動にともなって外側方向に弾性変形した状態を維持する。そして、弾性部64の復元力により掛止部66は内側方向に力がかかった状態で被掛止部65に掛止される。このように掛止部66は被掛止部65に掛止されることで、内側方向に力が加わっても内側方向に移動することなくその状態を維持する。また、常に内側方向に力が加わっているので、外側方向に所定未満の小さな力が加わった場合にも外側方向に移動することなくその状態を維持する。したがって、少しの力が加わっただけでは板バネ6は弾性変形せずそのままの状態を維持するので、テンプル5が不必要に揺れることを防ぐことを抑制できる。
テンプル5に対して外側方向の所定以上の大きな力が加わった場合には、弾性部64が弾性変形して掛止部66及び連結軸7が外側方向に移動する。したがって、テンプル5を外側方向に押し広げることができる。このとき当接部63は殆ど弾性変形しないので、ヨロイ溝41の奥の壁部43に当接した状態を維持することとなる。このように当接部63がヨロイ溝41の奥の壁部43に当接した状態を維持することで、板バネ6がヨロイ4に対してがたつくことを抑制することができる。
次に、ヨロイ4に板バネ6を固定する構造について図4から図6を参照しつつ説明する。なお、図5は、板バネ6をヨロイ4に固定する構造を説明する斜視図であるが、説明の都合上ヨロイ4の構成を省略している。ヨロイ4に板バネ6を固定するときには、ボルト81と、ボルト81が挿通されるワッシャー82と、ボルト81に螺合される袋ナット83と、を用いる。ボルト81は、ヨロイ4に下側から掘られたバネ止め孔42に挿入できる大きさであり、ワッシャー82に嵌挿した状態で袋ナット83と螺合できる長さのものである。また、ワッシャー82はバネ止め孔42の内周面の径よりやや小さな外径の円筒状の部材であって、一端側がテーパー状に尖っている。袋ナット83は、ワッシャー82とほぼ同じ外径であって、内周面にボルト81と螺合する雌ネジを有し、開口端がテーパー状に尖って形成されている。
以上のような構成を用いてヨロイ4に板バネ6を固定するときには、図6によく表れているように、まず、バネ止め孔42に袋ナット83を袋ナット83の開口していない側の端部から挿入する。そして、袋ナット83が挿入された状態で、ヨロイ4に形成された2つのヨロイ溝41にそれぞれ板バネ6を挿入し、板バネ6の当接部63をヨロイ溝41の奥の壁部43に当接させる。ここで、板バネ6の係止孔61は当接部63をヨロイ溝41の奥の壁部43に当接させたときに、その軸芯がヨロイ4のバネ止め孔42の軸芯よりもやや眼鏡内側方向にずれて位置するように形成されている。すなわち、係止孔61の軸芯はバネ止め孔42の軸芯よりも壁部43と反対方向にずれるように形成されている。次に、ワッシャー82を尖った端部からバネ止め孔42に挿入する。そしてボルト81をバネ止め孔42に挿入し、ワッシャー82及び2つの板バネ6の係止孔61を嵌挿させつつ袋ナット83に螺合させる。
このようにボルト81を袋ナット83に螺合させたときに、袋ナット83及びワッシャー82の尖った端部は互いに対向し、ボルト81を更に締めると袋ナット83及びワッシャー82は互いに近づく方向に移動する。したがって、袋ナット83に螺合したボルト81を更に締めると、袋ナット83とワッシャー82との間に挟まれている2枚の板バネ6のそれぞれの係止孔61に袋ナット83又はワッシャー82が当接する。係止孔61はバネ止め孔42に対して内側方向にずれているので、袋ナット83及びワッシャー82のテーパー状に尖った端部の眼鏡外方向側がバネ止め孔42に当接される。そして、ボルト81を更に締めようとすると、袋ナット83及びワッシャー82の双方が互いに接近する方向に力が加わり、それぞれの係止孔61に当接する部分を介して板バネ6に眼鏡外方向側の力が加わる。したがって、板バネ6の当接部63はヨロイ4のヨロイ溝41の奥の壁部43に押し付けられるので、板バネ6をがたつくことなくヨロイ4に固定することができる。
次に、以上のような眼鏡を装着するときの眼鏡のテンプル連結構造の動きについて、図7から図9を参照しつつ説明する。板バネ6の弾性部64に形成された軸孔67とテンプル5の突片51に設けられた図示しない回動孔とには、互いに整合した状態で連結軸7が挿入されており、テンプル5は板バネ6に対して回動可能となっている。ここで、テンプル5は開いた状態及び閉じた状態のときに板バネ6と当接するように形成されており、テンプル5の板バネ6に対する回動範囲を例えば90度に規制している。
まず、両側の閉じられた状態のテンプル5をそれぞれ回動範囲で開く。そして、更に板バネ6を弾性変形させてテンプル5を外側に押し広げる。このとき板バネ6の当接部63はヨロイ4のヨロイ溝41の奥の壁部43に当接しているので、当接部63は弾性変形せずに壁部43に押し付けられる。そして、弾性部64が弾性変形してテンプル5と連結している連結軸7を外方向に移動させることで、テンプル5を外側方向に押し広げる。弾性部64が外側方向に弾性変形すると弾性部64の先端に形成された掛止部66がヨロイ4と当接するので、弾性部64は掛止部66が被掛止部65に掛止された状態からヨロイ4と当接する状態の範囲で弾性変形する。このように弾性部64の変形範囲が限られているので、板バネ6が塑性変形することを防ぐことができる。そして、テンプル5を押し広げた状態で眼鏡をかけると、板バネ6の復元力により眼鏡装着者の顔側面から頭部にテンプル5がフィットする。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本実施形態においては、ヨロイ4のヨロイ溝41が2つ形成されておりそれぞれのヨロイ溝41に板バネ6を収納する構成であった。このように2つの板バネを用いてヨロイ4とテンプル5を連結することで、テンプルが開閉方向以外に揺れることを抑制する顕著な効果を有するものであるが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、例えばヨロイ4に2以上のヨロイ溝41を形成するスペースがない場合には、図10に示すように、ヨロイ4にヨロイ溝41を1つのみ形成し板バネ6を収納する構成とすることもできる。この場合には、ボルト81を端部がテーパー状に尖ったワッシャー82に挿通させなくても、袋ナット83のテーパー状に尖った端部で、板バネ6の係止孔61を固定することができる。なお、このときボルトは、平たい円筒状の座金84に挿通しておくことで、ナットに容易に締着することができる。
また、本実施形態においてはヨロイ溝41はヨロイ4の内側を開口し、ヨロイ4の外側に壁部43が形成される構成であるが、本発明の実施形態はこれに限定されるものではなく、例えばヨロイ溝41がヨロイ4の外側を開口し、ヨロイ4の内側には壁部43が形成される構成であってもよい。この場合、板バネ6が壁部43に当接したとき、板バネ6の係止孔61はバネ止め孔42に対して外側にずれるように構成すればよい。
本発明は、眼鏡のヨロイ4とテンプル5とを連結する構造及び眼鏡フレーム2に好適に適用することができる。
眼鏡フレームを示す正面図及び平面図。 眼鏡のテンプル連結構造を示す部分斜視図及びその一部拡大図。 板バネの構成及び弾性変形を示す平面図。 眼鏡のテンプル連結構造の構成を示す分解部分斜視図。 板バネをヨロイに固定する構造を示す一部省略斜視図。 板バネをヨロイに固定する構造を示す断面図。 眼鏡のテンプルを展開する状態を示す図。 眼鏡を装着するときの板バネ及びテンプルの動きを示す図。 眼鏡を装着するときの板バネの動きを説明する拡大断面図。 ヨロイ溝が1つのみ形成されたときの板バネをヨロイに固定する構造を示す断面図。 眼鏡のテンプル連結構造の従来例を示す図。 眼鏡のテンプル連結構造の他の従来例を示す図。
符号の説明
1 テンプルの連結構造
2 眼鏡フレーム
4 ヨロイ
5 テンプル
6 板バネ
41 ヨロイ溝
42 バネ止め孔
43 壁部
61 係止孔
62 基部
63 当接部
64 弾性部
81 ボルト
82 ワッシャー
83 袋ナット

Claims (4)

  1. レンズを嵌め込んだフロントフレームの両側に形成され、一方に開口したヨロイ溝がそれぞれ形成されたヨロイと、
    前記ヨロイ溝に一部が収納されて前記ヨロイ溝の奥の壁部に当接する板バネと、
    前記板バネに回動可能に連結されたテンプルと、
    開口端がテーパー状に尖って形成されており、前記ヨロイに形成されたバネ止め孔に挿入される前記バネ止め孔の内径と略同一の外径の袋ナットと、
    該袋ナットに螺合して、前記バネ止め孔に挿入されるボルトと、を備え、
    前記板バネは前記ヨロイに収納される部分に前記ボルトが挿通される係止孔を有しており、
    前記板バネを前記ヨロイ溝に収納したときに、前記係止孔の軸芯は前記バネ止め孔の軸芯よりも前記壁部と反対方向にずれて位置し、前記板バネは前記袋ナットに当接して固定されることを特徴とする眼鏡のテンプル連結構造。
  2. 一端がテーパー状に尖った円筒状であって、前記ボルトが挿通されるワッシャーを更に備え、
    前記ヨロイには2つのヨロイ溝が形成されるとともに、前記2つのヨロイ溝にそれぞれ前記板バネの一部が収納され、
    前記板バネを前記2つのヨロイ溝にそれぞれ収納したときに、各板バネに形成された係止孔の軸芯は前記バネ止め孔の軸芯よりも前記壁部と反対方向にずれて位置し、前記2枚の板バネは前記袋ナットと前記ワッシャーとで挟着されることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡のテンプル連結構造。
  3. 前記板バネは、前記ヨロイ溝に収納されて前記ヨロイにネジ固定される係止孔を有する基部と、前記基部から延びるとともに前記ヨロイ溝奥の壁部に当接する当接部と、前記基部から延びて前記テンプルの端部に回動可能に連結されるとともに所定範囲で弾性変形可能な弾性部と、により構成され、
    前記弾性部は、眼鏡の外側方向に弾性変形した状態で、その先端が前記当接部の先端に掛止されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼鏡のテンプル連結構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の眼鏡のテンプル連結構造を用いたことを特徴とする眼鏡フレーム。
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