JP3193712U - メガネフレーム - Google Patents

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智長 大下
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Abstract

【課題】フロントとテンプルとをねじを用いずに回動自在に連結し、テンプルの回動がスムーズなメガネフレームを提供する。
【解決手段】フロントとテンプル120とを回動自在に連結する連結部材150を有し、テンプル120は、テンプル本体部を有し、テンプル本体部は、連結部材150を保持するテンプル120を閉じる方向に凸の保持部が設けられる板バネ部123を有し、フロントは、連結部材150が保持部に保持された状態で連結部材150のうちテンプル本体部よりもテンプル120を閉じる方向側の部分で連結部材150を固定する突起部112であって、テンプル120を閉じる方向に回動する際、テンプル本体部に当接して連結部材150を介して板バネ部123を弾性変形させる突起部112を有する。
【選択図】図5

Description

本考案は、メガネフレームに関するものである。
一般にメガネフレームは、フロントと、フロントに対して回動自在なテンプルとで構成される。特許文献1に示すように、テンプルはねじの中心軸などを回動中心として回動自在に設けられるが、テンプルを頻繁に回動させるとねじが緩んでしまい、テンプルがガタついてしまう場合がある。その都度、緩んだねじを締める等メンテナンスが必要となる。また、ねじは経年劣化しやすく、寿命が短い。さらに、ねじを用いてフロントとテンプルを連結するには、ドライバー等の工具が必要であり、メガネフレームの組立てに手間がかかる。
特開2014−59495号公報
そこで、本考案の目的は、フロントとテンプルとをねじを用いずに回動自在に連結し、かつテンプルの回動がスムーズなメガネフレームを提供することにある。
本考案は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本考案の眼鏡フレームは、
フロントと、前記フロントに対して回動自在に設けられるテンプルとを有するメガネフレームにおいて、
前記フロントと前記テンプルを回動自在に連結する連結部材を有し、
前記テンプルは、テンプル本体部を有し、
前記テンプル本体部は、前記連結部材を保持する前記テンプルを閉じる方向に凸の保持部が設けられる板バネ部を有し、
前記フロントは、前記連結部材が前記保持部に保持された状態で前記連結部材のうち前記テンプル本体部よりも前記テンプルを閉じる方向側の部分で前記連結部材を固定する固定部であって、前記テンプルを閉じる方向に回動する際、前記テンプル本体部に当接して前記連結部材を介して前記板バネ部を弾性変形させる固定部を有することを特徴とする。
この構成によると、フロントとテンプルとが連結部材により回動自在に連結され、ねじを用いることなく容易にメガネフレームを組み立てることが可能となる。また、ねじを用いないため、緩んだねじを締める等のメンテナンスが不要である。また、テンプルを閉じる方向に回動する際、テンプル本体部の板バネ部が弾性変形することより、テンプルを閉じる方向に抗する方向に力が働く。そのため、テンプルを閉じた状態から開く場合、板バネ部の弾性力により、テンプルがスムーズに開くこととなる。また、テンプルは板バネ部の弾性力が働かない位置まで開くこととなり、常に同じ位置まで開くこととなる。すなわち、テンプルを開いた時のフロントに対するテンプルの位置が安定する。
連結部材はテンプルの回動中心方向における端面に溝を有し、固定部はその溝に嵌ることで連結部材を固定するとよい。このように、フロントの固定部が連結部材の溝に嵌るこ
とで、ねじを用いず、フロントと連結部材とを容易に固定することができる。
連結部材は、周面に環状溝を有する円柱形状であって、保持部は、環状溝に嵌ることで、連結部材を保持するとよい。このような構成にすることで、保持部による連結部材の保持状態が安定する。
テンプルは、テンプルを開いた展開位置から、板バネ部を弾性変形させつつさらに開く方向に回動可能であるとよい。このような構成にすることで、ユーザがメガネを掛けた際、テンプルを閉じる方向に板バネ部による弾性力が働くこととなり、適度な圧力で顔が締め付けられることとなり、掛け心地がよい。
以上説明したように、本考案によれば、フロントとテンプルとをねじを用いずに回動自在に連結し、かつテンプルの回動がスムーズなメガネフレームを提供することができる。
本実施例のメガネフレームの構成を示す図であって、テンプルが展開位置にある状態を示す図 フロントとテンプルとを連結部材を用いて連結した状態を示す図 フロントとテンプルとを連結部材を用いて連結した状態を示す斜視図 智と連結部材を示す斜視図 テンプルの回動と、その際に作用する板バネによる弾性力について説明する図 テンプルを展開位置からさらに開いた場合の効果について説明するための図
以下、図面を参照して、この考案を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(本実施例)
まず、図1〜図4を参照して、本考案の実施例(以下、本実施例)に係るメガネフレームの全体構成について説明する。ここで、以下、テンプルが折り畳まれた位置を折り畳み位置、使用者がメガネを着用する際のテンプルが開いた位置を展開位置と定義する。
図1は、本実施例に係るメガネフレームの構成を示す図であって、テンプルが展開位置にある状態を示す図である。図1(a)はテンプルが展開位置にあるメガネフレームを上側から見た図であり、図1(b)はテンプルが展開位置にあるメガネフレームを左側から見た図である。図2は、本実施例に係るメガネフレームにおける、フロントとテンプルとを連結部材を用いて連結した状態を示す図である。図2(a)は、図1(a)の連結構造を示す部分を拡大した拡大図であり。図2(b)は、図1(b)の連結構造を示す部分を拡大した拡大図である。図3は、本実施例に係るメガネフレームにおける、フロントとテンプルとを連結部材を用いて連結した状態を示す斜視図である。図4は、智と連結部材を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施例に係るメガネフレーム100は、フロント110と、テンプル120とを有している。テンプル120は、フロント110に対して回動可能に設けられている。フロント110は、レンズ113の周りを囲む左右一対のリム部(レンズ枠体)111と、リム部111の両端部にそれぞれ設けられる一対の智112と、を備える
枠体である。
図2(b)に示すように、テンプル120は、金属等から成るテンプル本体部121と、テンプル本体部121の長手方向に沿ってテンプル本体部121に設けられる2本のスリット122aと、スリット122aよりもテンプル120の基端側に設けられる孔部122bと、を有する。そして、テンプル120は、スリット122aと孔部122bが設けられることにより形成される板バネ部123を有する。図3に示すように、板バネ部123は、テンプル本体部123の自由端側から基端側(図2中の右側から左側)へ延びており、その先端部にテンプル120を閉じる方向に向けて凸になるように湾曲する保持部123aを有する。
さらに、本実施例に係るメガネフレーム100は、フロント110とテンプル120とを連結する連結部材150を有している。図4に示すように、連結部材150は、円柱形状であって、その周面に環状の溝(以下、環状溝)150aを有し、上面と下面(テンプルの回動軸方向の端面)に直線状の溝(以下、直線溝)150bをそれぞれ有している。連結部材150は樹脂等から成る。
また、図4に示すように、智112は、その端部の上下からそれぞれ延びる固定部としての突起部112aを有している。突起部112aは、連結部材150の直線溝150bに嵌合可能に構成される。突起部112aが直線溝150bに嵌った状態でそれらの間には摩擦力が働き、突起部112aは直線溝150bからスムーズに抜けない構成となっている。
<連結構造>
さらに、連結部材150を用いた、フロント110とテンプル120を連結する構造について説明する。まず、連結部材150をテンプル本体部121に設けられる板バネ部123に保持させる。具体的には、板バネ部123の先端の保持部123aを連結部材150の環状溝150aに嵌める。この際、連結部材150の直線溝150bがテンプル本体部121よりも内側にくるようにする。
そして、連結部材150が板バネ部123の保持部123aに嵌って保持された状態で智112の突起部112aを連結部材150の直線溝150bに嵌める。これにより、連結部材150は、テンプル本体部121よりもテンプル120を閉じる方向側の部分で突起部121aと固定される。このように組み立てることで、テンプル120とフロント110とが連結部材150を介して連結される。フロント110に対して連結されたテンプル120は、円柱形状の連結部材150の軸中心を回動中心として、フロント110に対して回動自在である。このように、本実施例の構成においては、ねじ等を用いることなくテンプル120をフロントに対して回動自在に連結することができるため、テンプル120を頻繁に回動させてもねじの緩みに対するメンテナンスが不要である。
<板バネ部の作用>
次に、図5を参照して、テンプルを回動させる際の板バネ部123の作用について説明する。図5は、フロントに対して回動するテンプルを示す図である。図5(a)はテンプルが展開位置にある状態を示し、図5(c)はテンプルが折り畳み位置にある状態を示し、図5(b)はテンプルが展開位置から折り畳み位置に移動する途中の状態を示す図である。テンプル120は、連結部材150の軸中心を回動中心として回動自在である。そして、テンプル120が回動する際、智112の突起部112aの先端部112bがテンプル120の本体部121に当接し、テンプル120の回動に伴い本体部121に摺動するように構成されている。智112の突起部112aは、テンプル120を閉じる方向に回動する際、テンプル本体部121に当接して連結部材150を介して板バネ部123を弾
性変形させるよう構成されている。以下、板バネ部123の弾性変形と、弾性変形により発生する弾性力について詳細を説明する。
図5(a)に示す展開位置にあるテンプル120を折り畳む方向(図中矢印R方向)に回動させると、テンプル本体部121に対する連結部材150の位置が折り畳む方向に変位する。連結部材150の位置の変位に伴い、板バネ部123が弾性変形して折り畳む方向に向けて曲がる。弾性変形した板バネ部123は、曲げられた方向と逆方向に向けて弾性力を発生する。この弾性力により、折り畳む方向と逆方向、すなわちテンプル120を展開する方向(図中矢印r方向)に回動させる方向に力が働く。
ここで、智112の突起部112aの先端部112bは、テンプル120に当接するように設けられている。そして、テンプル120をフロント110(智112)に対して回動させる際、突起部112aとテンプル120との間には摩擦力が発生する。図5(a)に示す状態から折り畳む方向に回動して図5(b)に示す位置にきたテンプルは、板バネ部123の弾性力によりテンプル120を展開する方向(矢印r方向)に回動させる力が、突起部112aとテンプル120との間に働く静止摩擦力よりも大きい場合、図5(a)の状態に戻る。
板バネ部123の弾性力によりテンプル120を展開する方向(矢印r方向)に回動させる力が、突起部112aとテンプル120との間に働く静止摩擦力よりも小さい場合、テンプル120は図5(b)に示す状態の位置を維持する。
図5(b)に示す状態から、さらにテンプル120を折り畳む方向に回動すると、図5(c)に示す状態となる。この状態においては、板バネ部123の弾性力は働いているが、突起部112aが弾性力に抗する方向でテンプル本体部121に突き当たっており、テンプル120は回動せず図5(c)に示す状態を維持する。図5(c)に示す状態からさらにテンプル120を折り畳み方向Rに回動させた場合、テンプル120の自由端側がフロント110に当たることでそれ以上は折り畳み方向Rに回動できない。このようにこれ以上折り畳み方向Rに回動できない位置がテンプル120の折り畳み位置である。
次に、折り畳み位置から展開位置にテンプル120が回動する際の板バネ部123の作用について説明する。すなわち、図5(c)に示す状態から、図5(b)に示す状態を経て、図5(a)に示す状態となる場合の板バネ部123の作用について説明する。
上述したように、テンプル120を折り畳む方向に曲がった状態の板バネ部123は、テンプル120を展開する方向(矢印r方向)に回動させる力を発生する。したがって、図5(b)に示すように、折り畳み位置から一定以上、テンプル120が展開した際に、使用者がそれ以上テンプル120を開く方向に力を加えなくとも、板バネ部123の弾性力によりテンプル120は図5(a)に示す展開位置へと移動する。テンプル120は板バネ部123の弾性力が働かない位置まで開くこととなり、常に同じ位置まで開くこととなる。すなわち、テンプル120を開いた時のフロント110に対するテンプル120の位置が安定する。
さらに、図6を参照して、本実施例の他の効果について説明する。図6は、テンプルを展開位置からさらに開いた場合の効果について説明するための図である。図6(a)は、テンプル120を開いた展開位置にある状態を示す図である。図6(b)は、展開位置からさらにテンプルを開く方向に回動させた際の状態を示す図である。図6(b)に示すように、本実施例においては、展開位置からテンプル120を閉じる方向と逆方向(図中矢印S方向)にある程度拡げることが可能に構成されている。そして、そのようにテンプル120を拡げる際、板バネ部123が弾性変形をする。板バネ部123による弾性力は、
テンプル120を開く方向と逆方向、すなわちテンプル120を閉じる方向に働く。したがって、ユーザがメガネを掛けた際、テンプル120によって顔が適度な圧力で締め付けられることとなり、掛け心地が良い。
なお、本実施例においては、智112の突起部112aが連結部材150の直線溝150bに嵌合することで、智112と連結部材150とが固定される構成について説明したが、智112と連結部材150とが固定される構成であればこれに限られるものではない。
100 メガネフレーム
110 フロント
111 リム
112 智
112a 突起部(固定部)
113 レンズ
120 テンプル
121 テンプル本体部
122a スリッド
122b 孔部
123 板バネ部
123a 保持部
150 連結部材
150a 環状溝
150b 直線溝

Claims (4)

  1. フロントと、前記フロントに対して回動自在に設けられるテンプルとを有するメガネフレームにおいて、
    前記フロントと前記テンプルとを回動自在に連結する連結部材を有し、
    前記テンプルは、テンプル本体部を有し、
    前記テンプル本体部は、前記連結部材を保持する前記テンプルを閉じる方向に凸の保持部が設けられる板バネ部を有し、
    前記フロントは、前記連結部材が前記保持部に保持された状態で前記連結部材のうち前記テンプル本体部よりも前記テンプルを閉じる方向側の部分で前記連結部材を固定する固定部であって、前記テンプルを閉じる方向に回動する際、前記テンプル本体部に当接して前記連結部材を介して前記板バネ部を弾性変形させる固定部を有することを特徴とするメガネフレーム。
  2. 前記連結部材は、前記テンプルの回動軸方向における端面に溝を有し、
    前記固定部は、前記溝に嵌ることで前記連結部材を固定することを特徴とする請求項1に記載のメガネフレーム。
  3. 前記連結部材は、周面に環状溝を有する円柱形状であって、
    前記保持部は、前記環状溝に嵌ることで、前記連結部材を保持することを特徴とする請求項1又は2に記載のメガネフレーム。
  4. 前記テンプルは、前記テンプルを開いた展開位置から、前記板バネ部を弾性変形させつつさらに開く方向に回動可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のメガネフレーム。
JP2014004168U 2014-08-05 メガネフレーム Active JP3193712U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102566429B1 (ko) * 2022-12-30 2023-08-11 임성민 안경테의 탄성 힌지조립체

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