JP5162549B2 - 連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、眼鏡フレームのヨロイとテンプルとを連結する連結構造に関し、特に、従来のばね蝶番の代わりとなり、ソフトな装着感を与えることができる連結構造に関する。
一般的な眼鏡フレームは、ヨロイとテンプルとが蝶番によって連結されており、眼鏡を着用するときには、左右のテンプルが夫々フロント部に対して略90°開き、不使用のときには、左右のテンプルが夫々フロント部の裏側に重なるようにして、折り畳むことができる。
両テンプルを開いた状態で、両テンプル間の距離は、使用者の頭にフィットするように調整される。通常の蝶番を使用する場合には、テンプルの弾性によって少し頭を挟持するように調整されているが、テンプルの弾性だけでは十分な調整ができなかったり、経時的な変化に対応して再調整が必要となったりする。そこで、ばね蝶番と呼ばれる連結構造を使用して適当な挟持力に調整するとともに、長期にわたって安定した挟持力を作用させるようにしている。
比較的簡単なばね蝶番を備えた連結構造として、特許文献1に記載された連結構造がある。図8に示すように、特許文献1に記載された連結構造110は、ヨロイ130のコマ部171とテンプル150のコマ部172とを軸ねじ173によって連結し、蝶番を形成している。
ヨロイ130の端部には、収容孔181が穿設され、その開口縁部には雌ねじが刻設されている。収容孔181には、圧縮状態のコイルばね182と、拡径頭部184を備えたスライダー185が挿入されている。そして、雄ねじを刻設した筒状のストッパー186が収容孔181の雌ねじに螺着されている。
図8(1)は、テンプル150を開いた状態を示し、この状態で使用者の頭を少し挟持するように、スライダー185の長さが調整されている。図8(2)は、テンプル150をさらに拡開した状態を示し、コイルばね182が圧縮されてスライダー185に強い力が働き、テンプル150を図8(1)の状態に戻そうとする力が働いている。使用者は、図8(2)の状態で眼鏡を装着し、図8(1)に近い状態で使用することになる。したがって、テンプル150は、使用者の頭を適当な力で挟持することが可能であり、長期間にわたって安定して挟持力を持続させることができる。
しかしながら、ばね蝶番を用いる連結構造110は、構造が大きなものとなるために、眼鏡フレームの外観が損なわれ、使用対象となる眼鏡フレームが限定されるという欠点がある。また、構造が複雑であるために安価に製造することができないという欠点がある。さらに、構造が複雑であるために故障を起こしやすく、修理を行う際にも作業が困難となるという欠点がある。
特開平9−197351号公報
この発明が解決しようとする課題は、眼鏡フレームのヨロイとテンプルとを回動自在に連結する連結構造であって、使用者にソフトな着用感を与えるとともに簡単な構造で安価に製造することができる連結構造を提供することである。また、眼鏡フレームの外観を損なうことなく、デザインの幅を広げることができる連結構造を提供することである。
本発明の請求項1に係る連結構造は、一対のレンズを備える眼鏡フレームにおいて、ヨロイとテンプルとが蝶番で連結される連結構造であって、前記蝶番のコマ部が取付けられる前記ヨロイ及び前記テンプルの連結端部が、金属板材により形成されるとともに、外側に向かって略180°折り曲げられ、前記ヨロイ及び前記テンプルが、前記連結端部の近傍に切欠穴を備え、前記蝶番の両コマ部が、内側から前記各切欠穴を通って前記各連結端部に取付けられる手段を採用している。
本発明の連結構造は、蝶番のコマが取付けられるヨロイ及びテンプルの連結端部が、金属板材より形成されるとともに、略180°折り曲げられている。このため、ヨロイ及びテンプルの折り曲げられた部分に、大きく変形可能な弾力性を与えることができる。すなわち、ヨロイ及びテンプルは、折り曲げ部を中心に大きく変形させることができる。そして、ばね蝶番を使用した連結構造よりも「しなやかな感じ」を与えることができる。さらに、連結端部のユニークな形状と切欠穴との組み合わせにより、眼鏡フレームの新しいデザインを提供することができる。
本発明の連結構造を備える眼鏡フレームの一例を示す概略平面図である。 図1に示す眼鏡フレームの概略正面図である。 図1に示す眼鏡フレームの概略側面図である。 本発明の連結構造の一例を示し、(1)は概略平面図、(2)は(1)におけるA−A矢視概略側面図、(3)は(1)におけるB−B矢視概略側面図である。 図4に示す連結構造を構成するヨロイの連結端部とテンプルの連結端部とを示し、(1)は概略平面図、(2)は(1)におけるC−C矢視概略側面図、(3)は(1)におけるD−D矢視概略側面図である。 図4に示す連結構造を構成する蝶番を示し、(1)は概略平面図、(2)は(1)におけるE−E矢視概略立面図、(3)は(1)におけるF−F矢視概略側面図である。 本発明の連結構造を例示する説明図を示し、(1)は一方の連結端部が外側に向って折り曲げられる場合、(2)は一方の連結端部が内側に向って折り曲げられる場合、(3)は両方の連結端部が内側に向って折り曲げられる場合を示し、夫々の左図は蝶番が内側にある場合、右図は蝶番が外側にある場合である。 従来のばね蝶番の一例を示し、(1)は開いた状態における概略平面図、(2)は(1)の状態からさらに拡開した状態における概略平面図である。
図1〜3は、本発明の連結構造10を備える眼鏡フレーム20の一例を示し、図1は平面図、図2は正面図、図3は側面図である。一対のレンズ21、21を備える眼鏡フレーム20は、ヨロイ30とテンプル50とが蝶番70で回動自在に連結される連結構造10を備えている。
図4は、連結構造10が組立てられた状態を詳細に示し、図5は、ヨロイ30及びテンプル50を詳細に示し、図6は、蝶番70を詳細に示している。ヨロイ30の連結端部31は、金属板材により形成されるとともに略180°折り曲げられて形成され、ここに蝶番70のコマ部71が取付けられている。また、テンプル50の連結端部51は、金属板材により形成されるとともに略180°折り曲げられて形成され、ここに蝶番70のコマ部72が取付けられている。コマ部71とコマ部72とは軸ねじ73によって連結されている。
ヨロイ30の連結端部31又はテンプル50の連結端部51は、金属板材より形成されて略180°折り曲げられることにより、折り曲げられた部分に大きく変形可能な弾力性(ソフトな弾力性)を備えることができる。このとき、フロント部22又はテンプル50の他の部分は、剛性の高い状態に維持することもできるし、或いはある程度の弾力性を持たせることもできる。
そして、弾力性と剛性とをほどよく調和させることによって、眼鏡フレーム20の使用者に「しなやかな感じ」を与えることができる。弾力性と剛性の調整は、ヨロイ30又はテンプル50の幅を広くすることにより剛性を増すことができる。また、連結端部31、51の近傍の幅を狭くすることにより軟らかさを増すことができる。幅を狭くする代わりに、切欠穴を設けることも有効である。
上記の連結構造10では、ヨロイ30及びテンプル50の両方において、略180°折り曲げられた連結端部31、51が形成されている。しかし、用いる金属板材を適宜選択することにより、ヨロイ30又はテンプル50の一方のみに、略180°折り曲げられた連結端部31、51を形成することもできる。
また、連結構造10では、略180°折り曲げられた連結端部31、51は、何れも外側に向かって折り曲げられている。しかし、連結端部31、51は、内側に向かって折り曲げることも可能である。
また、連結構造10では、連結端部31の近傍には切欠穴32が設けられ、連結端部51の近傍には切欠穴52が設けられている。そして、蝶番70のコマ部71は切欠穴32を通って連結端部31にロウ付けされている。蝶番70のコマ部72は切欠穴52を通って連結端部51にロウ付けされている。しかし、これらの形態は適宜変更することができる。
さらに、連結構造10では、蝶番70の取付け位置は、ヨロイ30及びテンプル50の内側となっている。しかし、蝶番70の取付け位置をヨロイ30及びテンプル50の外側とすることもできる。
図7は、本発明のバリエーションの例を示している。すなわち、(1)は一方の連結端部が外側に向って折り曲げられる場合であり、左図は蝶番が内側にある場合、右図は蝶番が外側にある場合を示している。(2)は一方の連結端部が内側に向って折り曲げられる場合であり、左図は蝶番が内側にある場合、右図は蝶番が外側にある場合を示している。(3)は両方の連結端部が内側に向って折り曲げられる場合であり、左図は蝶番が内側にある場合、右図は蝶番が外側にある場合を示している。
これらのバリエーションと共に、連結端部31、51の形状や切欠穴32、52の形状などを変化させることにより、本発明の連結構造は、さらに豊富なバリエーションを備えることになる。したがって、眼鏡フレームの新しいデザインを提供することができる。
さらに、本発明の連結構造は、従来の蝶番を用いる連結構造において、金属板材を折り曲げる作業が追加されるだけであり、極めて簡単に実施することができる。したがって、安価な連結構造を提供することができる。
10、110 連結構造
20 眼鏡フレーム
21 レンズ
22 フロント部
30、130 ヨロイ
31、51 連結端部
32、52 切欠穴
50、150 テンプル
70 蝶番
71、72、171、172 コマ部
73、173 軸ねじ
181 収容孔
182 コイルばね
184 拡径頭部
185 スライダー
186 ストッパー

Claims (1)

  1. 一対のレンズを備える眼鏡フレームにおいて、ヨロイとテンプルとが蝶番で連結される連結構造であって、
    前記蝶番のコマ部が取付けられる前記ヨロイ及び前記テンプルの連結端部が、金属板材により形成されるとともに、外側に向かって略180°折り曲げられ
    前記ヨロイ及び前記テンプルが、前記連結端部の近傍に切欠穴を備え、
    前記蝶番の両コマ部が、内側から前記各切欠穴を通って前記各連結端部に取付けられることを特徴とする連結構造。
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