JP2012141359A - 眼鏡フレーム - Google Patents

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JP2012141359A
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Shunei Tanaka
俊英 田中
Shuji Abe
修治 安部
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Kowa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
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Abstract

【課題】組み立て作業が容易であり、しかも眼鏡装着時締め付けが強過ぎず、ほど良いフィット感が得られる眼鏡フレーム。
【解決手段】フロントフレームとテンプルとの蝶番連結部における弾性樹脂から成るテンプル側連結部に、フロントフレーム端部とテンプル端部の係止による標準拡開状態より広くテンプルが拡開したときに、フロントフレーム側連結部内面壁と当接して撓み、テンプルの拡開幅を吸収する弾性突出片を一体成形したことを特徴とする眼鏡フレーム。
【選択図】図2

Description

本発明は眼鏡フレーム、特に単純な構造により組立てが容易で、しかも眼鏡を装着したときに優れたフィット感が得られる眼鏡フレームに関する。
一般に、眼鏡フレームにおいては、側頭部に対する安定したテンプルの装着状態を得るために、フロントフレームとテンプルの蝶番連結部に、テンプルを拡開したときに、テンプルを内側方向に付勢させるバネ機構を設けることが多い(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来のバネ機構は、コイルバネや板バネと云う別部材を用いるものであったため、それら部材の装填のために蝶番連結部が複雑な構造となる結果、煩瑣な組立て作業が必要とならざるを得ない、と云う問題があった。また、別部材であるが故に、製造過程等でバネ部品が紛失し易いのも看過し得ない問題となっていた。
特開2008−281808号公報
本発明は、上記の如き従来の問題に鑑みてなされたものであり、別部材を用いることなく、すなわち単純な蝶番連結構造で、組立て作業が容易であり、しかも眼鏡装着時締め付けが強過ぎず、ほど良いフィット感が得られる眼鏡フレームを提供することを課題としている。
本発明者は、上記の課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、フロントフレームとテンプルの蝶番連結部におけるテンプル側連結部を弾性樹脂で構成し、かつ当該テンプル側連結部に弾性突出片を一体成形すれば、当該弾性突出片のバネ作用により極めて良い結果が得られることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、フロントフレームとテンプルとの蝶番連結部における弾性樹脂から成るテンプル側連結部に、フロントフレーム端部とテンプル端部の係止による標準拡開状態より広くテンプルが拡開したときに、フロントフレーム側連結部内面壁と当接して撓み、テンプルの拡開幅を吸収する弾性突出片を一体成形したことを特徴とする眼鏡フレームにより、上記課題を解決したものである。
本発明の眼鏡フレームは、バネとして機能する弾性突出片がテンプル側連結部に一体成形されているので、従来の如き別部材に比し蝶番連結部の構造が単純な構造で済む結果、煩瑣な組立て作業が不要となると共に、バネ部品の紛失の恐れもなくなる。
特に、テンプル側連結部に二股形状部を形成して実施すれば、当該二股形状部の弾性を利用して蝶番用軸を、単にフロントフレーム側連結部の蝶番用軸穴に回転自在に嵌挿すれば良いので、極めて容易に組立てることができる。
しかも、弾性突出片の撓み作用によりテンプルの拡開幅が吸収されるので、顔幅の大きい人が眼鏡を装着した場合でも締め付けが強過ぎず、ほど良いフィット感が得られる。
また、二股形状部の前端部を、フロントフレーム内面壁と摺接する円弧状周端面を有するカム形状に形成して実施すれば、テンプル開閉時にフロントフレーム内面壁と二股形状部の円弧状周端面との摺接作用並びにカム形状とのカム作用により、ほど良い係止効果が得られるので、眼鏡を外したときであってもテンプルのズレ動きが防止されブラブラすることがない。
本発明眼鏡フレームを用いた眼鏡の要部平面図。 本発明眼鏡フレームにおける蝶番連結部の内側面図。 本発明眼鏡フレームにおける二股形状部の斜視図。 図2のA−A線断面図。 本発明眼鏡フレームにおける二股形状部の前端部の拡大側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1において、Fは本発明眼鏡フレームで、テンプル10をフロントフレーム20に、蝶番機構で屈伸自在に連結することにより構成されている。尚、図1中Gは眼鏡フレームFに取り付けられたレンズである。
蝶番連結部30におけるテンプル10側連結部には、図2に示されているように、弾性樹脂から成る二股形状部11が形成され、その二股形状部11の両前端外壁部には蝶番用軸12が突設されていると共に、その二股形状部11の内股部には弾性突出片13が二股形状部11に一体成形されている。
この弾性突出片13は、フロントフレーム20側連結部内面壁20b方向に突出した状態で形成され、フロントフレーム端部20aとテンプル端部10aの係止による標準拡開状態より広くテンプル10が拡開したときに、フロントフレーム20側連結部内面壁20bと当接して撓み、テンプル10の拡開幅を吸収するようになっている。
当該弾性突出片13の形状や個数は、上記のバネ作用を奏し得るものであれば特に限定されないが、図3及び図4に示すように、板状のものを一対二股形状部11の内股部に対向形成するのが簡易な構造でほど良いバネ作用を得る上で好ましい。
当該二股形状部11の前端部は、図5に示すように、フロントフレーム側20側連結部内面壁20bと摺接する円弧状周端面14を有するカム形状に形成されている。尚、当該周端面14の円弧状は、なだらかな円弧状とするのが望ましい。
当該二股形状部11、従ってまた弾性突出片13の材質としては弾性を付与し得るものであれば特に限定されないが、例えば「グリルアミド(登録商標)TR90」(スイス EMS Chemie AG製)等の超弾性樹脂を用いるのが好ましい。
また、フロントフレーム20側連結部には、図2及び図4に示すように、前記の二股形状部11を収容する凹所21が形成されていると共に、その内側壁部には前記の蝶番軸12を回転自在に軸支する蝶番軸用穴22が一対対向形成されている。
当該フロントフレーム20側連結部の材質も特に限定されないが、前記の二股形状部11と同一材質とするのが好ましい。
次に、上記の実施の形態に係る眼鏡フレームの作動について説明する。
まず、図1に示すように、フロントフレーム端部20aとテンプル端部10aの係止による標準拡開状態においては、弾性突出片13がフロントフレーム20側連結部内面壁20bと当接しないので、何らバネ作用は奏されない。
他方、例えば当該標準拡開状態より顔幅が大きい人が眼鏡を装着した場合等においては、図4に示すように、弾性突出片13がフロントフレーム20側連結部内面壁20bと当接して撓むので、テンプル10が標準拡開状態より広く拡開しても当該拡開幅が吸収される結果、締め付けが強過ぎず、ほど良いフィット感が得られる。
また、眼鏡を外した場合やテンプル10を折り畳む場合には、二股形状部11の前端部の円弧状周端面14がフロントフレーム20側連結部内面壁20bと摺接すると共に、当該二股形状部11の前端部がカム形状となっているので、テンプル10のズレ動きが防止され、当該標準拡開状態や屈曲状態が安定に保持される。
F:眼鏡フレーム
G:レンズ
10:テンプル
10a:端部
11:二股形状部
12:蝶番用軸
13:弾性突出片
14:円弧状周端面
20:フロントフレーム
20a:端部
20b:内面壁
21:凹所
22:蝶番軸用穴

Claims (4)

  1. フロントフレームとテンプルとの蝶番連結部における弾性樹脂から成るテンプル側連結部に、フロントフレーム端部とテンプル端部の係止による標準拡開状態より広くテンプルが拡開したときに、フロントフレーム側連結部内面壁と当接して撓み、テンプルの拡開幅を吸収する弾性突出片を一体成形したことを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記テンプル側連結部が、前端外側壁部に蝶番用軸を突設した二股形状部を備えていると共に、前記フロントフレーム側連結部が、内側壁部に蝶番用軸穴を形成した二股形状部収容凹所を備えていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記弾性突出片が、二股形状部の内股部に一体成形されていることを特徴とする請求項2記載の眼鏡フレーム。
  4. 前記二股形状部の前端部が、フロントフレーム側連結部内面壁と摺接する円弧状周端面を有するカム形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の眼鏡フレーム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014052396A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Nakanishi Opt:Kk 眼鏡フレームのテンプル連結構造
JP2014052477A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Onaga Megane:Kk メガネフレームのツル継手構造
KR101892848B1 (ko) * 2017-02-27 2018-10-04 이상윤 안경테와 안경다리의 연결구조체

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