JP2005250064A - 眼鏡フレーム - Google Patents

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【課題】 従来のばね丁番と同一機能を持ち、しかもばね特性の設計の自由度がより高い眼鏡フレームが望まれている。
【解決手段】 本発明の眼鏡フレームは、モダンの反対側でテンプル20から分岐する弾性アーム21と、この弾性アーム21の末端に設けられたテンプル側丁番こま23と、鎧部11の末端部に設けられ、丁番ねじ28を介してテンプル側丁番こま23が回動自在に連結されるフロント側丁番こま24a,24bと、鎧部11に沿って延在し、基端部が鎧部11に連結されると共にテンプル20を開いた時にこのテンプル20の基端20aが当接する末端部を有する弾性受け部25とを具え、弾性アーム21はその末端とテンプル20との間隔が拡がるように弾性変形可能であり、弾性受け部25はその末端部と鎧部11との間隔が拡がるように弾性変形可能である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ばね丁番と同様な機能が組み込まれた眼鏡フレームに関する。
特に眼鏡レンズ自体の重量が重くなる高近視や高遠視を対象とした眼鏡フレームにおいては、眼鏡の着用時におけるずり落ちを防いで快適な掛け心地を得るため、開いた状態のテンプルにこれが閉じるような力を与えるばね丁番が組み込まれたものが知られている。このばね丁番は、テンプル側に一体的に接合される固定ケースと、丁番ねじを介してフロント側丁番に連結されるテンプル側丁番こまが設けられ、固定ケースに対して摺動自在に係合する可動ケースと、これら固定ケースと可動ケースとの間に収容される圧縮コイルばねとを具えている。
これに対し、特許文献1にはU字状に折り返した2本のばね性線材にてブラケット智を形成し、この折り返されたテンプル衝合部にテンプルの基端部を衝合させ、テンプルを開いた時にテンプル衝合部を弾性変形させることにより、テンプルが閉まるような反力を発生させるようにした眼鏡フレームが開示されている。
特開2001−290110号公報
従来のばね丁番は、コイルばねや高精度なあり加工などが必要な固定ケースおよび可動ケースが必要であり、その製造コストや部品コストが嵩む欠点を有する。
一方、特許文献1に開示されたものは、このような従来のばね丁番の欠点を解消するものであるが、ブラケット智をバネ性線材にて形成し、このブラケット智の弾性変形に伴う反力を利用しているため、ばね特性の設計の自由度が低く、大きな反力を発生させるためには、必然的にブラケット智が大きくなってしまう傾向がある。
このため、従来のばね丁番と同一機能を持ち、しかもばね特性の設計の自由度がより高い眼鏡フレームが望まれている。
本発明の第1の形態は、モダンの反対側でテンプルから分岐する弾性アームと、この弾性アームの末端に設けられたテンプル側丁番こまと、鎧部の末端部に設けられ、丁番ねじを介して前記テンプル側丁番こまが回動自在に連結されるフロント側丁番こまと、鎧部に沿って延在し、基端部が鎧部に連結されると共にテンプルを開いた時にこのテンプルの基端が当接する末端部を有する弾性受け部とを具え、前記弾性アームはその末端とテンプルとの間隔が拡がるようにテンプルに対して弾性変形可能であり、前記弾性受け部はその末端部と鎧部との間隔が拡がるように鎧部に対して弾性変形可能であることを特徴とする眼鏡フレームにある。
本発明においては、丁番ねじを中心としてテンプルを強く開くことにより、テンプルの基端が弾性受け部の末端部に押し当たり、弾性アームの末端、つまりテンプル側丁番こまがテンプルの基端部から離れるように弾性変形する一方、弾性受け部の末端も鎧部から離れるように弾性変形し、これらの弾性変形に伴う反力が眼鏡着用時の適度な保持力となる。
本発明の第1の形態による眼鏡フレームにおいて、テンプルに沿って弾性アームを延在させることができる。
弾性受け部の末端部からフロント側丁番こまを横切って鎧部の基端側へと延在し、弾性アームおよびテンプルの基端部が差し込まれる開口部をさらに具えることができる。
弾性受け部を鎧部の末端から内側にほぼ180度折り返した状態で鎧部と一体的に形成することができる。
本発明の第2の形態は、モダンの反対側のテンプルの基端部に設けられたテンプル側丁番こまと、フロントから分岐して鎧部側に延在する弾性アームと、この弾性アームの末端に設けられ、丁番ねじを介して前記テンプル側丁番こまが回動自在に連結されるフロント側丁番こまと、テンプルの基端部に沿って延在し、基端部がテンプルに連結されると共にテンプルを開いた時に鎧部の末端が当接する末端部を有する弾性受け部とを具え、前記弾性アームはその末端と鎧部との間隔が拡がるように鎧部に対して弾性変形可能であり、前記弾性受け部はその末端部とテンプルとの間隔が拡がるようにテンプルに対して弾性変形可能であることを特徴とする眼鏡フレームにある。
本発明においては、丁番ねじを中心としてテンプルを強く開くことにより、弾性受け部の末端部が鎧部の末端に押し当たり、弾性受け部の末端がテンプルの基端部から離れるように弾性変形する一方、弾性アームの末端、つまりフロント側丁番こまが鎧部の末端部から離れるように弾性変形し、これらの弾性変形に伴う反力が眼鏡着用時の適度な保持力となる。
本発明の第2の形態による眼鏡フレームにおいて、弾性受け部の末端部からテンプル側丁番こまを横切ってテンプルの基端部へと延在し、弾性アームおよび鎧部の末端部が差し込まれる開口部をさらに具えることができる。
弾性受け部をテンプルの末端から内側にほぼ180度折り返した状態でテンプルと一体的に形成することができる。
本発明の第1および第2の形態による眼鏡フレームにおいて、弾性受け部よりも弾性アームの弾性変形量の方を大きく設定することが有効である。
本発明の第1の形態の眼鏡フレームによると、テンプルから分岐して末端にテンプル側丁番こまを設けた弾性アームと、丁番ねじを介してテンプル側丁番こまが回動自在に連結されるフロント側丁番こまを末端部に設けた鎧部に沿って延在し、基端部が鎧部に連結されると共にテンプルを開いた時にこのテンプルの基端が当接する末端部を有する弾性受け部とを具え、弾性アームはその末端とテンプルとの間隔が拡がるように弾性変形可能であり、弾性受け部はその末端部と鎧部との間隔が拡がるように弾性変形可能であるので、従来のばね丁番のようなコイルばねや高精度な加工を必要とするばねケースを用いずとも、弾性アームおよび弾性受け部の2つの部材の弾性変形に伴う反力を眼鏡着用時の保持力して利用することができ、眼鏡のずり落ちをなくして良好な掛け心地を得ることができる。
弾性受け部の末端部からフロント側丁番こまを横切って鎧部の基端側へと延在し、弾性アームおよびテンプルの基端部が差し込まれる開口部を形成した場合、テンプルの基端部や弾性アームを細身かつコンパクトに形成することが可能であり、眼鏡フレームに特異なデザイン的効果を与えることができる。
弾性受け部を鎧部の末端から内側にほぼ180度折り返した状態で鎧部と一体的に形成した場合、弾性受け部を極めて容易に成形することができ、眼鏡フレームの製造コストの上昇を抑えることが可能となる。
本発明の第2の形態の眼鏡フレームによると、フロントから分岐して鎧部側に延在し、末端にフロント側丁番こまを設けた弾性アームと、丁番ねじを介してフロント側丁番こまに回動自在に連結されるテンプル側丁番こまが設けられたテンプルの基端部に沿って延在し、基端部がテンプルに連結されると共にこのテンプルを開いた時に鎧部の末端が当接する末端部を有する弾性受け部とを具え、弾性アームはその末端と鎧部との間隔が拡がるように弾性変形可能であり、弾性受け部はその末端部とテンプルとの間隔が拡がるように弾性変形可能であるので、従来のばね丁番のようなコイルばねや高精度な加工を必要とするばねケースを用いずとも、弾性アームおよび弾性受け部の2つの部材の弾性変形に伴う反力を眼鏡着用時の保持力して利用することができ、眼鏡のずり落ちをなくして良好な掛け心地を得ることができる。
弾性受け部の末端部からテンプル側丁番こまを横切ってテンプルの基端部へと延在し、弾性アームおよび鎧部の末端部が差し込まれる開口部を形成した場合、鎧部の基端部や弾性アームを細身かつコンパクトに形成することが可能であり、眼鏡フレームに特異なデザイン的効果を与えることができる。
弾性受け部をテンプルの末端から内側にほぼ180度折り返した状態でテンプルと一体的に形成した場合、弾性受け部を極めて容易に成形することができ、眼鏡フレームの製造コストの上昇を抑えることが可能となる。
本発明による眼鏡フレームの実施形態について、図1〜図7を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態のみに限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも当然応用することができる。
本発明による眼鏡フレームの一実施形態の外観を図1に示し、その平面形状を図2に示し、その丁番の部分の外観を分解状態で図3に示す。すなわち、本実施形態における眼鏡フレームは、いわゆるふちなし枠タイプのワンポイントメタルフレームに分類されるものであるが、フロント側丁番こまが設けられる鎧(すなわち智)部およびテンプル側丁番こまが設けられるテンプルの基端部が高機械的強度で弾性率の高い材料(特に金属製のばね材料が好ましい)であれば、それ以外の眼鏡フレームの部分の構成はどのようなタイプのものでも構わない。
左右両端部が鎧部11となったほぼ直線状をなすブローバー12の中央部、つまりブリッジ相当部分には、左右一対の雌ねじ筒13が相隔てて接合されており、これら雌ねじ筒13にそれぞれねじ込まれる左右一対の固定ねじ14により、左右一対のレンズ止め15を突設したブレース板16が雌ねじ筒13を介してブローバー12の中央部に固定されている。周知の方法によって左右の眼鏡レンズLがそれぞれ固定される左右のレンズ止め15には、パッド足17の基端部がそれぞれ接合され、これらパッド足17の末端にはパッド18がそれぞれ取り付けられている。
末端部にモダン19が装着されたテンプル20の基端側には、このテンプル20から分岐し、テンプル20の基端部に沿って延在する弾性アーム21が形成されており、この弾性アーム21の末端とテンプル20との間隔が拡がるように、弾性アーム21はテンプル20に対して弾性変形可能である。この弾性アーム21の末端には軸穴22を有するテンプル側丁番こま23が形成されている。本実施形態におけるテンプル20の基端部は、テンプル側丁番こま23を囲むように内側に湾曲した状態となっている。
一方、末端部に上下一対のフロント側丁番こま24a,24bが接合された鎧部11の末端部には、この鎧部11の末端部に沿って延在する弾性受け部25が一体的に形成されており、この弾性受け部25は鎧部11の末端部から所定の曲率半径にて内側にほぼ180度折り返された状態となっている。一対のフロント側丁番こま24a,24bよりも鎧部11の基端側から弾性受け部25の末端25aに至る開口部26が一対のフロント側丁番こま24a,24bの間を通るように形成されているため、鎧部11はこの開口部26の存在によってその途中から上下2つの部分に分かれた状態となり、この上下2つの部分がそのまま弾性受け部25に続き、弾性受け部25の末端25aが鎧部11との対向方向に沿って弾性変形し易くなっている。
鎧部11に位置する開口部26には、テンプル20の基端部が挿通可能であり、また鎧部11の末端とこれに続く弾性受け部25との接続部分である折り返し部分27に位置する開口部26には、弾性アーム21が挿通可能である。弾性アーム21の末端のテンプル側丁番こま23を鎧部11の一対のフロント側丁番こま24a,24bの間に整列させて差し込んだ状態において、丁番ねじ28が上部フロント側丁番こま24aに形成された軸穴29からテンプル側丁番こま23の軸穴22を介して下部フロント側丁番こま24bの雌ねじ穴30にねじ込まれ、ブローバー12の鎧部11に対してテンプル20が回動可能に連結された状態となる。
従って、テンプル20を閉じた状態においては、テンプル20の屈曲した基端20aが鎧部11の末端とこれに続く弾性受け部25との折り返し部分27の開口部26に収容された状態となり、鎧部11から外側にこれが突出しないように配慮している。また、テンプル20を開いた状態においては、その基端20aが弾性受け部25の末端25aに当接してその開位置が規定されるようになっている。
テンプル20を強く開いた状態における一方の丁番の部分の平面形状を拡大して図4に示す。この図4から明らかなように、弾性アーム21の末端、つまりテンプル側丁番こま23がテンプル20の基端部から遠ざかるような弾性アーム21の弾性変形および弾性受け部25の末端25aが鎧部11から遠ざかるような弾性受け部25の弾性変形を伴い、テンプル20をさらに開いた状態にすることができる。この場合、弾性受け部25よりも弾性アーム21の弾性変形量の方が多くなるように、弾性アーム21および弾性受け部25の剛性を適切に設定することが望ましい。
このように、弾性アーム21および弾性受け部25にそれぞれ弾性変形が与えられるように、テンプル20を開いた状態で眼鏡Gを着用することにより、これらの弾性変形に伴う反力が適度な保持力となり、眼鏡Gのずり落ちをなくして良好な掛け心地を得ることができる。
開口部26を鎧部11および弾性受け部25に開口部26を形成することは必須ではなく、本実施形態では上下一対の丁番こまを鎧部11に設けたことに伴うデザイン上の要請によるものである。例えば、上下一対のテンプル側丁番こまをテンプル20の基端部に設けた場合、開口部26を鎧部11および弾性受け部25に形成する必要性は全くなくなる。また、本実施形態では弾性アーム21をテンプル20に設けると共に弾性受け部25を鎧部11に設けるようにしたが、これらの関係を逆に設定することも当然可能である。
このような本発明による眼鏡フレームの別な実施形態の平面形状を図5に示し、その丁番の部分の外観を分解状態で図6に示し、テンプルを強く開いた状態における丁番の部分の平面形状を図7に拡大して示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、鎧部11に続くブローバー12の末端部の内側には、このブローバー12から分岐し、鎧部11に沿って延在する弾性アーム21が形成されており、この弾性アーム21の末端と鎧部11の末端部との間隔が拡がるように、弾性アーム21は鎧部11に対して弾性変形可能である。この弾性アーム21の末端には軸穴22を有するフロント側丁番こま24が形成されている。本実施形態における鎧部11の末端部は、フロント側丁番こま24を囲むように内側に湾曲した状態となっている。
上述したように、本実施形態では弾性アーム21をブローバー12の末端部から分岐させるようにしたが、眼鏡フレームの形式によっては、鎧部11の基端部や眼鏡レンズLを保持するリムの一部から弾性アーム21を分岐させるようにしても何ら問題はない。
一方、上下一対のテンプル側丁番こま23a,23bが接合されたテンプル20の基端部には、このテンプル20の基端部に沿って延在する弾性受け部25が一体的に形成されており、この弾性受け部25はテンプル20の基端部から所定の曲率半径にて内側にほぼ180度折り返された状態となっている。一対のテンプル側丁番こま23a,23bよりもテンプル20の末端側から弾性受け部25の末端25aに至る開口部26が一対のテンプル側丁番こま23a,23bの間を通るように形成されているため、テンプル20の基端部側は、この開口部26の存在によって上下2つの部分に分かれた状態となり、この上下2つの部分がそのまま弾性受け部25に続き、弾性受け部25の末端25aがテンプル20との対向方向に沿って弾性変形し易くなっている。
テンプル20の基端部に位置する開口部26には、鎧部11の末端部が挿通可能であり、またテンプル20の基端とこれに続く弾性受け部25との接続部分である折り返し部分27に位置する開口部26には、弾性アーム21が挿通可能である。弾性アーム21の末端のフロント側丁番こま24をテンプル20の一対のテンプル側丁番こま23a,23bの間に整列させて差し込んだ状態において、丁番ねじ28が上部テンプル側丁番こま23aに形成された軸穴29からフロント側丁番こま24の軸穴22を介して下部テンプル側丁番こま23bの雌ねじ穴30にねじ込まれ、ブローバー12の鎧部11に対してテンプル20が回動可能に連結された状態となる。
従って、テンプル20を閉じた状態においては、テンプル20の基端とこれに続く弾性受け部25との接続部分である折り返し部分27が鎧部11の屈曲した末端部と重なり合った状態となり、鎧部11から外側に突起物がないように配慮している。また、テンプル20を開いた状態においては、弾性受け部25の末端25aが鎧部11の末端11aに当接してその開位置が規定されるようになっている。
この状態からテンプル20を強く開くと、弾性アーム21の末端、つまりフロント側丁番こま24が鎧部11から遠ざかるような弾性アーム21の弾性変形および弾性受け部25の末端25aがテンプル20の基端部から遠ざかるような弾性受け部25の弾性変形に伴う反力がテンプル20に作用する。この場合、弾性受け部25よりも弾性アーム21の弾性変形量の方が多くなるように、弾性アーム21および弾性受け部25の剛性を適切に設定することが望ましい。
本実施形態においても、弾性アーム21および弾性受け部25にそれぞれ弾性変形が与えられるように、テンプル20を開いた状態で眼鏡Gを着用することにより、これらの弾性変形に伴う反力が適度な保持力となり、眼鏡Gのずり落ちをなくして良好な掛け心地を得ることができる。
本発明による眼鏡フレームの一実施形態の外観を表す立体投影図である。 図1に示した実施形態の平面図である。 図1に示した実施形態における丁番の部分の外観を分解状態で表す立体投影図である。 図2における一方の丁番の部分を拡大した平面図であり、テンプルを強く開いた状態を示している。 本発明による眼鏡フレームの他の実施形態の平面図である。 図5に示した実施形態における丁番の部分の外観を分解状態で表す立体投影図である。 図5に示した実施形態における一方のばね丁番の部分の拡大平面図であり、テンプルを強く開いた状態を示している。
符号の説明
G 眼鏡
L 眼鏡レンズ
11 鎧部
11a 末端
12 ブローバー
13 雌ねじ筒
14 固定ねじ
15 レンズ止め
16 ブレース板
17 パッド足
18 パッド
19 モダン
20 テンプル
20a 基端
21 弾性アーム
22 軸穴
23 テンプル側丁番こま
23a 上部テンプル側丁番こま
23b 下部テンプル側丁番こま
24 フロント側丁番こま
24a 上部フロント側丁番こま
24b 下部フロント側丁番こま
25 弾性受け部
25a 末端
26 開口部
27 折り返し部分
28 丁番ねじ
29 軸穴
30 雌ねじ穴

Claims (6)

  1. モダンの反対側でテンプルから分岐する弾性アームと、
    この弾性アームの末端に設けられたテンプル側丁番こまと、
    鎧部の末端部に設けられ、丁番ねじを介して前記テンプル側丁番こまが回動自在に連結されるフロント側丁番こまと、
    鎧部に沿って延在し、基端部が鎧部に連結されると共にテンプルを開いた時にこのテンプルの基端が当接する末端部を有する弾性受け部と
    を具え、前記弾性アームはその末端とテンプルとの間隔が拡がるようにテンプルに対して弾性変形可能であり、前記弾性受け部はその末端部と鎧部との間隔が拡がるように鎧部に対して弾性変形可能であることを特徴とする眼鏡フレーム。
  2. 前記弾性受け部の末端部から前記フロント側丁番こまを横切って鎧部の基端側へと延在し、前記弾性アームおよびテンプルの基端部が差し込まれる開口部をさらに具えていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡フレーム。
  3. 前記弾性受け部は、鎧部の末端から内側にほぼ180度折り返された状態となって鎧部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の眼鏡フレーム。
  4. モダンの反対側のテンプルの基端部に設けられたテンプル側丁番こまと、
    フロントから分岐して鎧部側に延在する弾性アームと、
    この弾性アームの末端に設けられ、丁番ねじを介して前記テンプル側丁番こまが回動自在に連結されるフロント側丁番こまと、
    テンプルの基端部に沿って延在し、基端部がテンプルに連結されると共にこのテンプルを開いた時に鎧部の末端が当接する末端部を有する弾性受け部と
    を具え、前記弾性アームはその末端と鎧部との間隔が拡がるように鎧部に対して弾性変形可能であり、前記弾性受け部はその末端部とテンプルとの間隔が拡がるようにテンプルに対して弾性変形可能であることを特徴とする眼鏡フレーム。
  5. 前記弾性受け部の末端部から前記テンプル側丁番こまを横切ってテンプルの基端部へと延在し、前記弾性アームおよび鎧部の末端部が差し込まれる開口部をさらに具えていることを特徴とする請求項4に記載の眼鏡フレーム。
  6. 前記弾性受け部は、テンプルの末端から内側にほぼ180度折り返された状態となってテンプルと一体的に形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の眼鏡フレーム。
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