JP3099078U - 眼鏡フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】細いレンズ装着フレームのときにも、つる同士の間の寸法が容易に変更できるようにする。
【解決手段】左右一対のL字状連結片3、4の一端が、レンズ装着フレーム1の背面側左右両端上部に設けられた略水平方向の溝16、17に嵌合され、溝16、17に設けたビス穴12、13にレンズ装着フレーム1の表面側から挿通したビス2が、L字状連結片3、4の前記一端に設けた長穴18、19を貫通して突出し、左右反転すると長穴18、19に対する左右方向の位置が左右反転前のときとずれる部位にビス穴23を有する長穴18、19の背面に位置するナット22のビス穴23に螺合してビス2により一体化するようにした眼鏡フレームであるので、ナット22の取り付け方を変えることにより、左右一対のつる6、7同士の間隔を変更することができる。
【選択図】   図2

Description

 本考案は、眼鏡のフレームに関するものである。
 レンズが装着される眼鏡のフレームにおいては、左右一対のつる同士の間の寸法が使用者の顔に合っていないと眼鏡がずり落ちそうになったり、逆に顔が強く挟まれて不快になる。そのため、例えば図7に示したように、左右一対のレンズL1、L2を取り付けるためのレンズ装着フレーム1に複数個の穴41を列設しておき(レンズ装着フレームの背面側にも前面側の穴41に対応する穴が複数個設けられている。)、つる6、7の先端部に設けた凸部42を適宜の穴41に嵌合して螺子により固定することで、左右一対のつる6、7同士の間の寸法調節を容易にする技術の提案がある(例えば、特許文献1参照。)。
 また、例えば図8に示したように、レンズ装着フレーム1の左右の上縁に設けた筒状細管43に、左右一対のつる6、7それぞれの端部からつる6、7の軸に対して内側略直角方向に屈曲しているL型屈曲部から延設されたスライディングバー44を出没可能に挿入し、スライディングバー44を筒状細管43から引き出して左右一対のつる6、7同士を離間させたときには、筒状細管43に内蔵したスプリングの弾性力によってスライディングバー44を筒状細管43内に引き込んで左右一対のつる6、7同士の間の寸法を狭めるようにした技術の提案もある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−186286号公報 特許平11−344687号公報
 しかし、特許文献1に提案された眼鏡フレームにおいては、レンズ装着フレームにつるを固定する溝を設けるためには、レンズ装着フレームを太くする必要があり、スマートさ、エレガントさが重視される最近の眼鏡フレームにはマッチし難いと云った問題点があった。また、つるが固定されていない部位の溝は露出しており、デザイン上の制約が大きいと云った問題点もあった。
 また、特許文献2に提案された眼鏡フレームにおいては、使用期間が長くなるとスプリングの弾性力が低下して左右一対のつるで顔を挟む力が弱まる、部品点数が多いために製造コストの増加を招く、などと云った問題点があった。
 そのため、つる同士の間の寸法が容易に変更できる構成を提供する際に、スマートさ、エレガントさを強調することが可能な細いレンズ装着フレームにも適用可能であり、さらに耐久性があって製造コストの上昇を招くことがない構成を提供する必要があり、それが解決すべき課題となっていた。
 本考案は、つる部材の一端がレンズ装着フレームの背面側左右両端上部に設けられた略水平方向の溝部に嵌合され、レンズ装着フレームの前記溝部に設けたビス穴にレンズ装着フレームの表面側から挿通したビスが、つる部材の前記一端に設けた長穴を貫通して突出し、左右反転すると前記長穴に対する左右方向の位置が左右反転前のときとずれる部位にビス穴を有する前記長穴の背面に位置するナット部材の前記ビス穴に螺合してビスによりレンズ装着フレームと左右一対のつる部材とが一体化されることを主要な特徴とする。
 本考案の眼鏡フレームは、つる同士の間の寸法調節が簡単に行えるため、つる同士の間の寸法が異なった多くのフレームを準備しておく必要はなく、したがって在庫量を減らすことができると云う特長がある。また、デザイン上の制約を受け難いと云う特長もある。
 つる同士の間の寸法が簡単に変更できるようにして在庫量の削減を図ると云う目的を、最小の部品点数で、また、デザイン上の制約を受け難い構成で実現した。
 図1は、左右一対のレンズL1、L2が装着された状態の本考案の眼鏡フレーム100の説明図であって、(A)はレンズL1、L2の側から見たときの説明図、(B)は眼鏡フレーム100の側から見たときの説明図である(本考案において左右とは眼鏡装着者の側から見たときの方向である)。
 図1から分かるように、眼鏡フレーム100は、前面側に左右一対のレンズL1、L2が装着されるレンズ装着フレーム1と、レンズ装着フレーム1の左右両端部分にビス2を用いて一端が連結される左右一対のL字状連結片3、4と、L字状連結片3、4の他端に蝶番5を介して屈曲可能に前端部分が連結される左右一対のつる6、7とからなる。
 したがって、蝶番5により屈曲可能に連結されたL字状連結片3とつる6、L字状連結片4とつる7が、課題を解決するための手段で云うL字状部を備えた左右一対のつる部材であり、つる6、7は蝶番5の部位から装着フレーム1の側に折り畳むことができる。
 レンズ装着フレーム1の左右両端部はそれぞれ上下に分岐し、それぞれの終端部にはビス穴が開設されている。すなわち、レンズ装着フレーム1の左上方に延設された左上フレーム8の終端部にはビス穴12が設けられ、右上方に延設された右上フレーム9の終端部にはビス穴13が設けられ、左下方に延設された左下フレーム10の終端部にはビス穴14が設けられ、右下方に延設された右下フレーム11の終端部にはビス穴15が設けられている。レンズ装着フレーム1に対しL字状連結片3と4とは左右対称に連結されているので、レンズ装着フレーム1とL字状連結片3との連結を例に挙げて説明する。
 左上フレーム8のビス穴12が開設されている部分の背面側には、L字状連結片3の一端が嵌合される溝16が水平方向に設けられている。一方、その溝16に嵌合されているL字状連結片3の一端には長穴18が設けられている。また、L字状連結片3の長穴18が設けられている部分の背面側は部分的に削除され、その削除部20に左右反転しても嵌合可能に設けたナット22が嵌め込まれている。内面に雌螺子が形成されたナット22のビス穴23は、ナット22の左右方向の中心からずれた位置に開設されている。
 したがって、レンズ装着フレーム1の左上フレーム8の溝16にL字状連結片3の長穴18が設けられている端部を嵌め込み、ビス2の螺子部をレンズ装着フレーム1の表面側からビス穴12と長穴18とに挿通し、図2に示したようにビス穴23を左側にして削除部20に嵌入したナット22のビス穴23に螺合させると、L字状連結片3の他端に蝶番5により連結されたつる6はレンズ装着フレーム1に接近した状態で装着されるが、図3に示したようにビス穴23を右側にして削除部20に嵌入したナット22のビス穴23に螺合させると、つる6はレンズ装着フレーム1に離間した状態で装着される。
 眼鏡フレーム100に左右一対のレンズL1、L2を装着する工程を説明すると、眼鏡購入者に対する検眼により左右一対のレンズL1、L2の所要離間寸法を決定し、左右一対のレンズL1、L2それぞれの所要部位にビス穴を2個づつ開設する。
 そして、左右一対のレンズL1、L2それぞれの背面側に、ビス2が抜き取られたレンズ装着フレーム1の前面側を当てがい、左側のレンズL1の上側のビス穴24から左上フレーム8のビス穴12、L字状連結片3の長穴18を貫いて突出したビス2の螺子部をナット22のビス穴23に螺合させて締め付けると共に、レンズL1の下側のビス穴26、左下フレーム10のビス穴14を貫いて突出した他のビス2の螺子部をナット28に螺合させて締め付けることで、レンズL1がレンズ装着フレーム1の左側に装着されると共に、左側のつる6もレンズ装着フレーム1に装着される。右側のレンズL2、つる7も、左側のレンズL1、つる6と同様にして、レンズ装着フレーム1の右側に装着される。
 なお、ナット22は図6に示したように、前面側にL字状連結片3の長穴18、L字状連結片4の長穴19(図示せず)に嵌合可能な突出部22Aを設け、その突出部22Aの部分にビス穴23を設けることも可能である。
 ナット22を図6に示した構造に構成したときには、ナット22を削除部20、21に嵌め込んだときに(削除部21は図示せず)、突出部22Aが長穴18、19に嵌め込まれて、ビス2によりレンズ装着フレーム1、L字状連結片3、4、ナット22を一体化したときに、ナット22の移動(回転)が阻止されてフレーム全体の部材強度が上がると云った利点がある。
 また、左右反転してL字状連結片3の削除部20、L字状連結片4の削除部21に嵌め込むことが可能なナット22には、ビス穴23を複数個設けることも可能である。例えば、ナット22の図6(B)に示した寸法部位に2個のビス穴23を設けることにより、つる6、7の装着幅を、2mm間隔で4通りの寸法選択が可能になる。
 なお、ナット22は、L字状連結片3の削除部20、L字状連結片4の削除部21の部分に挿脱可能に嵌入させるための部材と、その背面側に設けてビス2の螺子部が螺合する螺子部材(市販の廉価なナットが使用できる)とに分離して設けることも可能である。
 また、ナット22に設けるビス穴23は、背面側を開口させずに設けることも可能である。
 本考案は、つる6、7がレンズ装着フレーム1の側に屈曲できないタイプ、すなわち蝶番5を備えないタイプの眼鏡フレームにも適用することができる。
眼鏡フレームの説明図であって、(A)は装着されたレンズ側から見たときの説明図、(B)は眼鏡フレーム側から見たときの説明図である。 つる同士を接近させてレンズを装着する工程を示す説明図であって、(A)はレンズ装着前を示す説明図、(B)はレンズ装着後を示す説明図である。 つる同士を離間させてレンズを装着する工程を示す説明図であって、(A)はレンズ装着前を示す説明図、(B)はレンズ装着後を示す説明図である。 左右一対のレンズとレンズ装着フレームとの位置関係を示す説明図であって、(A)は背面側から見た説明図、(B)は上方から見た説明図である。 L字状連結片の要部を示す説明図であって、(A)は上方から見た説明図、(B)は正面から見た説明図である。 ナットの他の形状例を示す説明図であって、(A)は斜視説明図、(B)は正面から見た説明図、(C)は上方から見た説明図、(D)は側方から見た説明図である。 従来技術を示す説明図である。 他の従来技術を示す説明図である。
符号の説明
 1 レンズ装着フレーム
 2 ビス
 3、4 L字状連結片
 5 蝶番
 6、7 つる
 8 左上フレーム
 9 右上フレーム
 10 左下フレーム
 11 右下フレーム
 12、13、14、15 ビス穴
 16、17 溝
 18、19 長穴
 20、21 削除部
 22 ナット
 22A 突出部
 23〜27 ビス穴
 28 ナット
 41 穴
 42 凸部
 43 筒状細管
 44 スライディングバー
 100 眼鏡フレーム
 L1、L2 レンズ

Claims (3)

  1.  前面側に左右一対のレンズが装着されるレンズ装着フレームと、レンズ装着フレームの左右両端部分にビスを用いて一端が連結されるL字状部を備えた左右一対のつる部材とからなる眼鏡フレームにおいて、つる部材の一端がレンズ装着フレームの背面側左右両端上部に設けられた略水平方向の溝部に嵌合され、レンズ装着フレームの前記溝部に設けたビス穴にレンズ装着フレームの表面側から挿通したビスが、つる部材の前記一端に設けた長穴を貫通して突出し、左右反転すると前記長穴に対する左右方向の位置が左右反転前のときとずれる部位にビス穴を有する前記長穴の背面に位置するナット部材の前記ビス穴に螺合してビスによりレンズ装着フレームと左右一対のつる部材とが一体化されることを特徴とする眼鏡フレーム。
  2.  ナット部材の前面につる部材の前記一端に設けた長穴に嵌合する突出部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム。
  3.  ナット部材に複数個のビス穴が設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡フレーム。
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