JP3688247B2 - フリーサイズ眼鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼鏡の改良、更に詳しくは、それぞれの使用者の瞳孔間距離や顔面の幅、頭部のサイズにピッタリと適合するように調節することができるフリーサイズ眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、眼鏡はフロント部分の略中央を鼻で支持し、かつ、フロント部分の両側から後方へ延長したテンプルの自由端側を使用者の耳殻に引っ掛けることによって、眼に対するレンズ位置の安定化を計っている。
【0003】
しかしながら、眼鏡の使用者によって瞳孔間距離や顔面および頭部の形状やサイズは微妙に異なるものであるし、また、同一人物であっても、顔面の幅や側頭部の長さが左右で異なる場合も多く、何れか一方側の耳に合った長さのテンプルでも、反対側の耳には合わなかったりするのである。そして、このような長さ不適合なテンプルは、眼鏡のレンズを安定化させる能力を充分に発揮できずレンズがずり落ちる原因になったり、あるいは、耳殻などに不要の痛みを引き起こす原因になったりするのである。
【0004】
また、特にテンプルを金属で作った場合などには、テンプルを手で屈曲して長さを調整するという方法を採ることもあったが、この方法では、調整できる長さの範囲に限界があるし、手作業のために誤差が生じやすく、微妙な調整が難しいという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の眼鏡に上記のような不満があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、それぞれの使用者の瞳孔間距離や顔面の幅、頭部のサイズにピッタリと適合するように調節することができるフリーサイズ眼鏡を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【0007】
即ち、本発明は、左右一対のリム1・1がブリッジ2により横方向に並立状態に接続されてフロント枠Fを形成し、このフロント枠Fの左右両側にはリム開閉部11を兼ねるエンドピース3・3が設けられ、これらエンドピース3の各々にテンプル4・4が接続されて構成された眼鏡であって、この両テンプル4は所要箇所で前部41と後部42に分割されて長さ調節自在に接続されており、
この両テンプル4は所要箇所で前部41と後部42に分割されて長さ調節自在に接続されており、かつ、この眼鏡には、前記リム1とブリッジ2との接続部5、フロント枠Fの左右のエンドピース3とテンプル4との接続部5、および前記両テンプル4における前部41と後部42との接続部5を少なくとも備えており、
これらの接続部5は何れも、プラグ部51とソケット部52とによるプラグ・ソケット継手構造にすると共に、前記各プラグ部51には差込方向に長いスロット53を形成し、これらプラグ部51の差込深さを調節してこのスロット 53 に沿ってソケット部52に上下方向に亙り穿孔した複数の止め孔Hから締着部材54のネジ部当該スロット 53 にそれぞれ挿入することにより、当該締着部材 54 が軸として回転するのを防止しつゝ、ソケット部 52 がプラグ部 51 を挟持して締着するように構成して、
当該締着部材 54 を緩めて各部材を自由に伸縮動作させることができる一方、締着部材 54 を挿通して螺合することにより各接合箇所を固定して、レンズの左右間隔とテンプルの挟着間隔、およびテンプルの長さを独立的に調節可能にするという技術的手段を採用した。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
【0010】
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図5に基いて説明する。図中、符号1で指示するものはリム、符号2で指示するものはブリッジ、符号3で指示するものはエンドピース、符号4で指示するものはテンプルである。
【0011】
しかして、本実施形態の眼鏡は、左右一対のリム1・1がブリッジ2により横方向に並立状態に接続されてフロント枠Fを形成しており、このフロント枠Fの左右両側にはリム開閉部11を兼ねるエンドピース3・3が設けられ、これらエンドピース3の各々にテンプル4・4が接続されて構成されている。
【0012】
また、符号5で指示するものは接続部であり、この接続部5は所要箇所で分割された各部材を長さ調節自在に接続するものであり、プラグ部51とソケット部52とによるプラグ・ソケット継手構造にする。
【0013】
なお、本実施形態では、接続部5は前記リム1とブリッジ2、フロント枠Fの左右のエンドピース3とテンプル4、および両テンプル4における前部41と後部42とを接続するために各部材に配設されている。
【0014】
また、前記各プラグ部51には差込方向に長いスロット53を形成し、これらプラグ部51の差込深さを調節してソケット部52に穿孔した止め孔Hから締着部材54を挿入してプラグ部51とソケット部52とを締結することによってレンズの左右間隔とテンプルの挟着間隔、およびテンプルの長さを独立的に調節できるのである。
【0015】
この際、接続部5の締着部材54としてネジ部材を採用し、この締着部材54をネジ部をスロット53に挿通し、ソケット部52がプラグ部51を挟持して締着するように構成することにより、締着部材54を緩めれば部材を自由に伸縮動作させることができ、また、締着部材54を挿通して螺合すれば、接合箇所を固定することができる。
【0016】
本実施形態における特徴としては、例えば、テンプルの自由端側を使用者の耳殻に引っ掛かる接触位置などを調節する場合には、テンプルの長さだけを独立的に調節できるので、耳殻へのフィット具合を適合せしめることができ、同様にしてブリッジ部分を調節すれば鼻へのフィット具合を適合せしめることができることから、全体として最善に高精度な調節ができるのである。
【0017】
『第2実施形態』
次に、本発明の第2実施形態を図6および図7に基いて説明する。本実施形態は、接続部5のソケット部52には、スロット53に沿って複数の止め孔Hが穿孔されており、複数の締着部材54を挿通してプラグ部51とソケット部52とを締結するものであり、本実施形態では2箇所に設ける。
【0018】
本実施形態のように構成することにより、プラグ部51およびソケット部52が締着部材54を軸として回転することがなく、より安定した伸縮操作ができる。そして、図6に示すようにして短縮する一方、図7に示すようにして伸長せしめることによって第1実施形態と同様に伸縮操作をすることができる。
【0019】
本発明は概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、接続部5の締着部材54は締め緩めが自在であれば、ネジ部材に限らず、他の部材を使用することもできる。また、複数の止め孔Hは3箇所以上穿孔して締着部材54を配設してもよい。更にまた、接続部5の配設箇所は自由に変更することができるし、図示しないが、接続部を伸長した場合に隙間が見えないようにカバー部材を配設することもでき、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
【0020】
【発明の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本発明においては、眼鏡の各部材において、スロットに締着部材を挿通してプラグ部とソケット部とによるプラグ・ソケット継手構造にした接続部を配設し、レンズの左右間隔とテンプルの挟着間隔、およびテンプルの長さを独立的に調節可能にしたことによって、着用者の頭部に高精度に適合させることができ、掛け心地が格段に良くなる。
【0021】
また、一つ製品の対応するサイズの範囲が広いことから、種々のサイズ毎の製品を作る必要がなく、製品の生産に無駄がなくてコストダウンを図ることも可能であることから、産業上における利用価値は頗る高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の眼鏡を表わす全体斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態のエンドピースに配設した接続部を短縮した状態を表わす側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態のエンドピースに配設した接続部を伸長した状態を表わす側面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態のエンドピースに配設した接続部を短縮した状態を表わす上面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態のエンドピースに配設した接続部を表わす分解斜視図である。
【図6】 本発明の第2実施形態のエンドピースおよびテンプルに配設した接続部を短縮した状態を表わす上面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態のエンドピースおよびテンプルに配設した接続部を伸長した状態を表わす上面図である。
【符号の説明】
1 リム
11 リム開閉部
2 ブリッジ
3 エンドピース
4 テンプル
41 前部
42 後部
5 接続部
51 プラグ部
52 ソケット部
53 スロット
54 締着部材
F フロント枠
H 止め孔

Claims (1)

  1. 左右一対のリム1・1がブリッジ2により横方向に並立状態に接続されてフロント枠Fを形成し、このフロント枠Fの左右両側にはリム開閉部11を兼ねるエンドピース3・3が設けられ、これらエンドピース3の各々にテンプル4・4が接続されて構成された眼鏡であって、
    この両テンプル4は所要箇所で前部41と後部42に分割されて長さ調節自在に接続されており、かつ、この眼鏡には、前記リム1とブリッジ2との接続部5、フロント枠Fの左右のエンドピース3とテンプル4との接続部5、および前記両テンプル4における前部41と後部42との接続部5を少なくとも備えており、
    これらの接続部5は何れも、プラグ部51とソケット部52とによるプラグ・ソケット継手構造にすると共に、前記各プラグ部51には差込方向に長いスロット53を形成し、これらプラグ部51の差込深さを調節してこのスロット 53 に沿ってソケット部52に上下方向に亙り穿孔した複数の止め孔Hから締着部材54のネジ部当該スロット 53 にそれぞれ挿入することにより、当該締着部材 54 が軸として回転するのを防止しつゝ、ソケット部 52 がプラグ部 51 を挟持して締着するように構成して、
    当該締着部材 54 を緩めて各部材を自由に伸縮動作させることができる一方、締着部材 54 を挿通して螺合することにより各接合箇所を固定して、レンズの左右間隔とテンプルの挟着間隔、およびテンプルの長さを独立的に調節可能にしたことを特徴とするフリーサイズ眼鏡。
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