JP5451935B1 - 眼鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】
下向き傾斜の鼻パッドを省略した眼鏡を、浮いた状態で長時間安定して保持するために、モダン1,1を実装感の良い形状にすることを課題としている。
【解決手段】
レンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、このモダン1,1を耳殻7,7の外側の耳の付け根の形状に沿わせるとともに、左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持し、その後、耳朶5,5の裏側の付け根に沿って下方に延設して前方に湾曲させ、この終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が耳朶5,5に当接し、この耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する前記保持体9,9より大きく、耳朶5,5の裏面に当接する挟持ストッパー28,28が設けられている構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズ部、フロントフレームが浮いた状態で安定して掛けられる眼鏡に関する。
従来の眼鏡は、レンズ部の重量が前方下向き傾斜の鼻パッドに押圧として掛かるように成されていて、この鼻パッドとへ字状のモダンとが互いに引き合うようにして固定されている。そのためレンズ部の重量が鼻の両側の柔らかい皮膚面を押圧し、この眼鏡を長期間掛けた場合、鼻パッドが当接した部分は変色して跡が残る。そこで、出願人は鼻パッドが顔に触れずに浮いた状態でかけることができる眼鏡を開発し、先に「耳つぼメガネ」特許第4824838号を取得している。この「耳つぼメガネ」のモダンを折り畳めるように取り付けた「折り畳めるモダンを取り付けた眼鏡」特許第5199509号も取得している。また、特許第5199511号は、眼鏡を顔面に安定させるためにブリッジ20又はフロントフレーム4の延在方向に対して、直角に又は上向きに傾斜して、パッド本体1,1又は一体型パッド3,3を設け、このパッド本体1,1又は一体型パッド3,3のパッドが、顔面に僅かに当接している。
特許第5199511号 特許第5199509号 特許第4824838号 特願2013−101947 特願2013−126188 実開平6−55121
特許文献1は、出願人が先に取得している発明の名称「眼鏡」特許第5199511号であり、下向き傾斜の鼻パッド17を省略して形成されているレンズ部6又はフロントフレーム4と、このレンズ部6又はフロントフレーム4の両脇のヨロイとを介して、延長されているテンプル10の後に、モダン7が耳殻13の外側の形状に沿わせて延長されており、その終端部は耳朶14を避けるように前方に湾曲されており、このモダン7の終端部の最後尾には、メガネを固定するための保持体15が設けられていて、この保持体15が耳珠16の表裏面に当接した形状に成されていて、テンプル10に連結部材11を介するか、介せずして、モダン7を固定するか、又は折り畳めるモダン7を取り付けた眼鏡であって、眼鏡のレンズフレーム5,5又はレンズ6,6の内側上方角近傍又はブリッジ20又はフロントフレーム4に、パッド本体1,1付アーム2,2又は一体型パッド3,3が接合され、このパッド本体1,1又は一体型パッド3,3が、鼻根8に平行な方向に当接するように又は鼻根8の前方斜め上向きの位置に当接されるように、ブリッジ20又はフロントフレーム4の延在方向に対して、直角に又は上向きに傾斜して設けられていることで、眼鏡を顔面に安定させるように成されている。
特許文献2は、出願人が先に取得している発明の名称「折り畳めるモダン」特許第5199509号であり、鼻パッド無しメガネのテンプル3、3の端部に、連結部材9、9を固定又は摺動自在に取り付け、この連結部材9,9に、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具6,6の下方端が取り付けられ、この連結部材9,9に、耳殻4,4の外側の形状に沿わせて延長したモダン1,1が、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲されていて、このモダン1,1の終端部の最後尾に、メガネを固定するための保持体2,2が、耳の耳珠7,7の表裏面に当接するように取り付けられ、このモダン1,1の上方端が、回動自在に軸支されていて、前記テンプル3,3に折り重なる方向に、折り畳めるように成されている。
特許文献3は、出願人が先に取得している発明の名称「耳つぼメガネ」特許第4824838号であり、鼻パッドを取り外し、レンズ部11,11が浮いた状態でかけることができるメガネである。一個又は二個のレンズがパッドを省略して形成されているレンズ部11,11と、このレンズ部11,11の両脇のヨロイ2,2とを介して、延長されているテンプル4,4の後に、モダン3,3が結合されているメガネであって、前記モダン3,3が耳殻20,20の外側の形状に沿わせて延長されており、その終端部は耳朶5,5を避けるように前方に湾曲されており、このモダン3,3の終端部の最後尾には、メガネを固定するための保持体7,7が設けられていて、この保持体7,7が耳珠1,1の表裏面に当接した形状に成されている。
特許文献4の特願2013−101947は出願人が先に出願している。ブリッジ16を介して、下向き傾斜の鼻パッドを省略して形成されているレンズ部3,3又はフロントフレーム4と、このレンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイとを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具6,6の下方端を、前記モダン1,1の上端に取り付け、耳殻7,7の外側の形状に沿わせて延長した前記モダン1,1が、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲され、このモダン1,1の最終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が耳朶5,5に当接するように成されていて、この耳朶5,5の裏側の前記モダン1,1に、ストッパー28,28が設けられている構成である。
特許文献5の特願2013−126188は出願人が先に出願している。ブリッジ16を介して、下向き傾斜の鼻パッドを省略して形成されているレンズ部3,3又はフロントフレーム4と、このレンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイとを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、このモダン1,1に、耳殻7,7の外側の形状に沿わせるとともに、その終端が耳朶5,5を避けるように前方に湾曲され、このモダン1,1の最終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が前記耳朶5,5に当接し、この耳朶5,5の裏面の前記モダン1,1の位置に、前記保持体9,9と協働して挟持ストッパー28,28が設けられている構成である。
特許文献6は、ゴム管(1)にひもや鎖(2)をつけ、ひもや鎖(2)の先に耳挟み部(3)をつけたイヤリング式眼鏡どめである。これは鼻パッドを取り付けた眼鏡に使用したと思われる。眼鏡が浮いた状態であれば、眼鏡の重量によってひもや鎖(2)は上方に引っ張られ、耳朶は上方に引き寄せられて変形して、レンズ部は下方にずれ落ちて鼻に接することになる。
本発明は、メガネを安定して固定するために、左右のモダン1,1が左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持している。モダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9を耳朶5,5に当接させ、この耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する挟持ストッパー28,28を設けている点が、上記の特許文献との相違点であり、対比説明のできる文献ではありません。
下向き傾斜の鼻パッドを省略した眼鏡を、浮いた状態で長時間安定して保持するために、モダン1,1を実装感の良い形状にすることを課題としている。
レンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、このモダン1,1を耳殻7,7の外側の耳の付け根の形状に沿わせるとともに、左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持し、その後、耳朶5,5の裏側の付け根に沿って下方に延設して前方に湾曲させ、この終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が耳朶5,5に当接し、この耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する前記保持体9,9より大きく、耳朶5,5の裏面に当接する挟持ストッパー28,28が設けられている構成である。
本発明1の効果として、テンプル2,2の後に取り付けた左右のモダン1,1を耳殻7,7の外側の耳の付け根の形状に沿わせるとともに、左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持している。その後、耳朶5,5の裏側の付け根に沿って下方に延設して前方に湾曲させ、この終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する挟持ストッパー28,28が、モダン1,1に設けられているので、この耳朶5,5が押さえられることはなく、重いレンズ部3,3又は重いフロントフレーム4であっても顔面に触れずに浮いた状態で安定して掛けることができる。
本発明2の効果として、レンズ部3,3又はフロントフレーム4にディスプレイ14を設けることによって、ウエァラブル機器15の機能を備えた眼鏡として、使用することができる。
本発明3の効果として、モダン1,1の上端に、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具6,6の下方端を取り付けることにより、レンズ部3,3又はフロントフレーム4が下がることを阻止して、浮いた状態を保持する補助的な役割をしている。
本発明4の効果として、モダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9と協働する挟持ストッパー28,28が、バネ30,30で付勢されているので、適宜の強さで耳朶5,5を挟持して保持できる。眼鏡の着脱時には保持体9.9を外側に広げることが可能であり便利である。
本発明5の効果として、テンプル2,2の後又はモダン1,1の上端又はテンプル2,2とモダン1,1との間に、固定体29,29を取り付けている。固定体29,29の大きさ、形状を変え摺動可能に設けることにより、上下前後方向に微調整が可能である。眼鏡が後方にずれることを防止している。
本発明6の効果として、モダン1,1をテンプル2,2に折り重なる方向に、折り畳むことにより、従来のメガネと同じサイズになる。コンパクトにして便利に使用することができる。
本発明7の効果として、レンズ部3,3又はフロントフレーム4の内側上方角近傍又はブリッジ16に、鼻根22に平行な方向に当接するように又は鼻根22の前方斜め上向きの位置に当接するように、パッド本体17,17付アーム18,18又は一体型パッド19,19を、ブリッジ16又はフロントフレーム4の延在方向に対して直角に又は上向きに傾斜して設けることにより、眼鏡が浮いた状態で鼻根22に僅かに接触して、眼鏡を前後方向、左右方向にずれない様に支持することができる。眼鏡が顔面の中央に位置していることを確認できる。
本発明8の効果として、テンプル2,2又はモダン1,1及び/又はパッド本体17,17付アーム18,18又は一体型パッド19,19に調整機構8,8を取り付け、視力矯正の為に、レンズ部3,3と目との間の角膜頂点間距離を、正確に調整して決めることができる。
本発明9の効果として、モダン1,1の終端から接続部材21、21を上方に延設して、耳の耳珠10,10を包み込むように形成した耳珠当接体20,20を取り付け、この耳珠当接体20,20に天然鉱石,突起部を設けることにより、耳つぼを刺激し気の流れをスムーズにして、メガネを掛けている間に耳つぼ効果が得られる。また、接続部材21,21に補聴器11,11,イヤホーン12,12を取り付けることにより、メガネと補聴器11,11,イヤホーン12,12を同時に使用することができる。ピアスやイヤリングの代わりに、モダン1,1,保持体9,9に装飾品13,13を取り付けてお洒落を楽しむことができる。前方から見た場合、装飾品13,13は保持体9,9,モダン1,1を隠しファッション性に優れた眼鏡になる。
本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図、後面図、斜視図である。 本発明1の実施の形態の一例を示す後面図である。 本発明2の実施の形態の一例を示す斜視図、側面図である。 本発明3の実施の形態の一例を示す斜視図、後面図、斜視図である。 本発明4の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明5の実施の形態の一例を示す側面図である。 本発明6の実施の形態の一例を示す側面図、正面図である。 本発明7の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明7の実施の形態の一例を示す平面図、斜視図である。 本発明8の実施の形態の一例を示す説明図、側面図である。 本発明8の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明9の実施の形態の一例を示す斜視図である。 本発明9の実施の形態の一例を示す斜視図、説明図である。
本発明は、レンズ部3,3、フロントフレーム4が浮いた状態で安定して眼鏡を掛けるために、モダン1,1の形状は、耳殻7,7の外側の耳の付け根の形状に沿わせて延設させるとともに、左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持させ、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲させ、このモダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する挟持ストッパー28,28を設けている。眼鏡のレンズ部3,3側を前方とし、モダン1,1側を後方としている。以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
そこで、本発明の請求項1記載の眼鏡(以下、本発明1と言う)は、ブリッジ16を介して、鼻パッドを省略して形成されているレンズ部3,3又はフロントフレーム4と、このレンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイとを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、このモダン1,1を耳殻7,7の外側の付け根の形状に沿わせるとともに、このモダン1,1で左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32が挟持されていて、その後、耳朶5,5の裏側の付け根に沿って下方に延設して前方に湾曲され、この終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が前記耳朶5,5に当接するように成されていて、前記耳朶5,5の裏面の前記モダン1,1の位置に、前記保持体9,9と協働して前記耳朶5,5を挟持する前記保持体9,9より大きく、耳朶5,5の裏面に当接する挟持ストッパー28,28が設けられていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第1a図は、本発明1の保持体9,9と挟持ストッパー28,28を取り付けた眼鏡の斜視図であり、第2b図は、本発明1の眼鏡を掛けている人の後面図であり、第3c図は、本発明1のモダン1,1に、耳朶5,5の裏面に当接する挟持ストッパー28,28を取り付けた拡大図である。本発明1の眼鏡の保持体9,9が当接している耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、保持体9,9と協働して耳朶5,5を挟持する挟持ストッパー28,28が設けられていることを示している。
耳朶5,5は、一般的にピアスをする位置と言う認識があり、痛みを感じにくい場所でもあり、耳の下方にある耳朶5,5は柔らかく浮いた状態であり、耳朶5,5の裏面と頭側の間には隙間が存在している。保持体9,9を当接して押されても耳朶5,5が動かないようにするには、左右乳様突起32,32を挟持している左右モダン1,1の耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、挟持ストッッパー28,28を取り付け、この挟持ストッパー28,28が耳朶5,5の裏面に当接して、耳朶5,5、に当接している保持体9,9と挟持することにより、モダン1,1全体で眼鏡を保持することができる。挟持ストッパー28,28の形状は、人によって耳朶5,5の形状は異なり限定しない。挟持ストッパー28,28の材質は、保持体9,モダン1と同様である。
本発明で言う眼鏡は,老眼鏡,度付きメガネ,TV・映画用3Dメガネ,伊達メガネ,サングラス,風防メガネ,カメラを取り付けたメガネ,拡大鏡を入れたメガネ,ライトを取り付けたメガネ,度数調整可能な液体レンズメガネ,剣道用メガネ,ウェアラブル機器15を取り付けたメガネ,スクリーンに表示される画像を観察するための画像観察用メガネ,拡張現実(AR)機能を備えたメガネ,ヘッドバンドを取り付けた手術用メガネなどである。
テンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、耳殻7,7の外側の形状に沿わせて延長したモダン1,1が、耳朶5,5の裏側の付け根に沿って下方に延長して、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲していることは、テンプル2,2の弾性による押圧をモダン1,1全体に分散することができる。そして、耳朶5,5の付け根に沿ってモダン1,1を掛けるように前方に湾曲させて、終端に取り付けた保持体9,9を、顔の側面近傍の耳朶5,5に当接させている。この保持体9,9が耳朶5,5を僅かに押さえる程度であっても、眼鏡を保持することができる。
第2a図は、本発明1のモダン1,1が挟持している側頭骨31,31と乳様突起32,32及び耳の耳殻7,外耳孔33の位置を示す頭蓋骨の斜視図である。耳殻7,7の上方に側頭骨31,31が位置し、耳殻7,7及び耳朶5,5の後方に乳様突起32,32が位置する。耳殻7,7の付け根の全周縁にモダン1,1を当接させて挟持することによって、しっかりと眼鏡を固定することができる。
モダン1,1及び保持体9,9の材質は、シリコン、CP、ポリエステル、アセテート、PVC、ポリアミド、ニュクレル、形状記憶樹脂、スポンジ、ベータプラスチックなどである。
耳朶5,5は、一般的にピアスやイヤリングをする位置と言う認識があり、保持体9,9が適宜の強さで当接することには問題ない。保持体9,9の形状は、耳朶5,5と同様の色、形状にすることにより目立ちにくくできる。デザインによりピアスをしているように見える。髪の毛の多い人の場合、耳全体が髪の毛で隠されるので、どのような方法で眼鏡を支持して、浮かしているか分からない。下向き傾斜の鼻パッドを省略しているので、第図1aで示しているように、レンズ部3,3、ブリッジ16がスッキリしてファッション性が向上する。
本発明の請求項2記載の眼鏡(以下、本発明2と言う)は、請求項1記載の眼鏡であって、この眼鏡の前記レンズ部3,3又は前記フロントフレーム4にディスプレイ14が設けられていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第3a図は、本発明1の眼鏡のフロントフレーム4にディスプレイ14を取り付けたメガネタイプのウェアラブル機器15の斜視図であり、第3b図は、ウェアラブル機器15を取り付けた眼鏡を掛けている人の側面図である。下向き傾斜の鼻パッドを省略して形成されているフロントフレーム4の両脇のヨロイを介して、延長されているテンプル2,2の後にモダン1,1を取り付け、耳殻7,7の付け根の形状に沿わせて延長したモダン1,1が、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲され、このモダン1,1の終端に保持体9,9を取り付け、この保持体9,9が耳朶5,5に当接するように成されていて、この耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に、本発明1の挟持ストッパー28,28が設けられていることを示している。
ウエァラブル機器15は現在開発中であり、軽薄短小に改良されるが、従来の下向き傾斜の鼻パッドのメガネタイプに取り付けた場合は、ウエァラブル機器15の重量がレンズ部3,3,フロントフレーム4にかかり、鼻根22への負担が非常に大きい。しかし、本発明1の眼鏡型のフロントフレーム4にウエァラブル機器15を取り付けることにより、モダン1,1を耳朶5,5の下端に掛けるようにして、終端に取り付けた保持体9,9を、耳朶5,5の表面に当接する。耳朶5,5が動かないように、耳朶5,5の裏側のモダン1,1に挟持ストッッパー28,28を取り付けることにより、保持体9,9と挟持ストッパー28,28で耳朶5,5を挟み、モダン1,1全体でウエァラブル機器15を保持することができる。耳朶5,5は痛みを感じにくい場所であり、ウエァラブル機器15を保持する眼鏡として適している。
ウェアラブル機器15とは、カメラ,マイク,スピーカー,インターネット接続を備え、音声操作でARメガネをかけて手ぶらで歩きながら、スケジュールや天気予報、交通情報を調べたり、目的地へのルートを確認したり、友人とメールやビデオ通話で連絡を取り合ったり、ユーザーの健康状態を知らせてくれたり、日常生活の中で目にしている情報をディスプレイ14上に表示することができる。ウェアラブルコンピューターは、出力デバイスであるディスプレイ14を目の近くに付けるため、メガネのような形状をしている。
本発明の請求項3記載の眼鏡(以下、本発明3と言う)は、前記モダン1,1の上端に、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具6,6の下方端が取り付けられていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第4a図は、本発明3の固定具6,6の下端をモダン1,1の上端に取り付けた眼鏡の斜視図であり、第4b図は、本発明3の眼鏡を掛けている人の後面図であり、第4c図は、本発明3のモダン1,1を耳殻7,7の外側の形状に沿わせ、耳朶5,5を避けるように前方に湾曲させ、この終端に保持体9,9を取り付けた拡大図である。
固定具6,6は頭の形状に沿って斜め上方に延設し、先端部が頭側に沿って、僅かに内側に湾曲することにより、レンズ部3,3が下がることを止め、浮いた状態を保持する補助的な役割をしている。
本発明の請求項4記載の眼鏡(以下、本発明4と言う)は、前記モダン1,1の終端に取り付けた前記保持体9,9と前記挟持ストッパー28,28が、前記耳朶5,5を挟持するようにバネ30,30で付勢されていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第5a図は、本発明4の保持体9,9と挟持ストッパー28,28が、耳朶5,5をバネ30,30で付勢していることを示す斜視図であり、第5b図は、本発明4のバネ30,30を取り付けたモダン1,1の斜視図である。耳朶5,5に当接した保持体9,9と協働する挟持ストッパー28,28がバネ30,30で付勢されることにより、耳朶5,5を確実に挟持できる。バネ30,30を適宜の強さに調整することも可能であり、眼鏡を固定する役割をしている。バネ30,30は弾力性を有するプラスチックでも良い。
実施の形態の一例として、第5c図は、本発明4のバネ30,30が耳朶5,5を付勢している保持体9,9を外側に引いて、耳朶5,5に当接している保持体9,9を耳朶5,5から離したことを示す斜視図であり、第5d図は、本発明4のバネ30,30で耳朶5,5を付勢している保持体9,9を、外側に開いた状態を示すモダン1,1の斜視図である。このような構成により、保持体9,9を僅かに動かして簡単に眼鏡を着脱することができる。
本発明の請求項5記載の眼鏡(以下、本発明5と言う)は、前記テンプル2,2の後又は前記モダン1,1の上端に、前記テンプル2,2の前後への移動を阻止する固定体29,29が取り付けられていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第6a図は、本発明5の固定体29,29をテンプル2,2に取り付け、耳にかけていることを示す側面図であり、第6b図は、本発明5の固定体29,29を取り付けたモダン1,1の側面図である。固定体29,29を左右方向に摺動可能に設けることができる。固定体29,29は眼鏡の微妙な位置の調整が可能であり、適宜の位置に固定体29,29を固定することにより、眼鏡のレンズ部3,3が前後方向に移動することを阻止している。角膜頂点間距離が固定され安定して眼鏡が保持されることになる。耳殻7,7の上端の形状が円弧状であり、固定体29,29の位置を後方に移動させることにより、レンズ部3,3は上方に微妙に移動する。固定体29,29の形状を下方に突出させることにより、上下方向の調整も可能である。
実施の形態の一例として、第6c図は、本発明5の固定体29,29をモダン1,1に取り付け、耳にかけていることを示す側面図であり、第6d図は、本発明5の固定体29,29を取り付けたモダン1,1の側面図である。固定体29,29を左右方向に摺動可能に設けることができる。耳殻7,7の上端前方端に位置するように、固定体29,29を耳殻7,7に引っかかるようにしている。固定体29,29は小さな部品であるが、その作用効果は大きく、着脱時には影響なく簡単に使用することができる。
本発明の請求項6記載の眼鏡(以下、本発明6と言う)は、前記モダン1,1の上端が、前記テンプル2,2の後に挿入した連結部材25,25の後又はテンプル2,2の後に回動自在に軸支されていて、前記モダン1,1が前記テンプル2,2に折り重なる方向に、折り畳めるように成されていることを特徴としている。
「テンプルに折り畳めるモダンを取り付けた眼鏡」とは、出願人が先に取得している特許第5199509号、発明の名称「折り畳めるモダン」である。この特許は特許第4824838号の「耳つぼメガネ」のテンプルの端部に、連結部材を固定又は摺動自在に取り付け、この連結部材に、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具の下方端が取り付けられ、モダンの上方端が、回動自在に軸支されていて、テンプルに折り重なる方向に、折り畳めるように成されている構成である。
実施の形態の一例として、第7a図は、本発明のテンプル2,2の後に連結部材25,25を設け、この連結部材25,25に取り付けた軸24,24によって、モダン1,1を回動自在にした眼鏡の側面図である。連結部材25,25を摺動可能にテンプル2,2に挿入してネジ止めすることにより、角膜頂点間距離の調整に利用することもできる。第7b図は、本発明のモダン1,1を、略90度テンプル2,2に折り重なる方向に折り畳んだ側面図であり、第7c図は、モダン1,1をテンプル2,2に折り重なる方向に折り畳んだテンプル2,2を、内側のレンズ部3,3側に折り畳んだ状態を示す正面図である。
かかる構成により、眼鏡を仕舞う時、左右のテンプル2,2を内側に閉じて、モダン1,1を上方に押し上げ、テンプル2,2に折り重なる方向に略90度に曲げて折り畳むことにより、眼鏡はスリムになって従来のメガネケースに収まる。第7a図のようにモダン1,1が開いている時は、連結部材25,25の軸24,24の部分において弾性的に係合し、その展開状態が保持されている。
実施の形態の一例として、本発明の眼鏡の形状として、レンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイを介して、延長されているテンプル2,2は折り畳めるようになっているが、レンズ部3,3又はフロントフレーム4の両脇のヨロイを取り付けずに一体成型して製作することもできる。
本発明の請求項7記載の眼鏡(以下、本発明7と言う)は、前記レンズ部3,3又は前記フロントフレーム4又は前記ブリッジ16に、パッド本体17,17付アーム18,18又は一体型パッド19,19が接合され、このパッド本体17,17付アーム18,18又は一体型パッド19,19が、鼻根22に平行な方向に当接するように又は鼻根22の前方斜め上向きの位置に当接されるように、ブリッジ16又はフロントフレーム4の延在方向に対して直角に又は上向きに傾斜して設けられていることを特徴としている。
先に出願人は発明の名称「眼鏡」特許第5199511号を取得している。特許第4824838号の「耳つぼメガネ」は、眼鏡のレンズフレーム5,5又はレンズ6,6又はブリッジ20又はフロントフレーム4に、パッド本体1,1付アーム2,2又は一体型パッド3,3が接合され、このパッド本体1,1又は一体型パッド3,3が、鼻根8に平行な方向に当接するように又は鼻根8の前方斜め上向きの位置に当接されるように、ブリッジ20又はフロントフレーム4の延在方向に対して、直角に又は上向きに傾斜して設けられていることで、眼鏡を顔面に安定させるように成されている構成である。
実施の形態の一例として、第8a図は本発明7のパッド本体17,17付アーム18,18を取り付けた眼鏡の拡大図である。眼鏡のブリッジ16の両端にアーム18,18の一方端を取り付け、このアーム18,18の他方端にパッド本体17,17を取り付けたことを示している。このパッド本体17,17の内側表面は鉛直状に形成され、鼻根22に鉛直状に当接するので、皮膚に接する部分の形状は凹面になっている。
実施の形態の一例として、第8b図は本発明7の一体型パッド19,19をブリッジ16に取り付けた眼鏡の拡大図である。眼鏡のブリッジ16の内側にY字状の一体型パッド19,19の一方端を取り付け、この一体型パッド19,19の他方端の形状がパッド形状に成されていることを示している。このパッドの形状はメガネをかけた時、このパッドに接することにより、メガネの位置が顔の中心になっていることを確かめる役割をしている。
実施の形態の一例として、第9a図は本発明7の眼鏡を掛けている人の平面図である。眼鏡のブリッジ16に、Y字形の一体型パッド19が接合され、この一体型パッド19が、鼻根22に鉛直に鼻根22を挟んで当接することにより、左右方向と後方向にずれないので、眼鏡を顔面に安定させて掛けられることを示している。
実施の形態の一例として、第9b図は本発明7のパッド本体17,17付アーム18,18を取り付けた本発明2のメガネタイプのウェアラブル機器15を掛けている人の斜視図である。眼鏡型のフロントフレーム4に、パッド本体17,17付アーム18,18が接合され、このパッド本体17,17付アーム18,18が、鼻根22を上向きに挟んで当接することにより、左右方向と後方向にずれない様に支持し、ウェアラブル機器15を顔面に浮いた状態で安定させて掛けられることを示している。
本発明7のパッド本体17,17の表面を構成する曲面は、鼻根22の表面にほぼ合致した曲率の曲面に形成している。メガネを顔に装着した時、パッド本体17,17を皮膚に押し当てメガネが顔の所定の位置に保持される。パッド本体17,17の表面は、鼻根22の表面にほぼ合致した曲面に形成されているので、メガネからの荷重が掛かることはない。鼻根22の表面にパッド本体17,17の跡が付くようなことはなく、快適な装着感が得られる。
本発明7のパッド本体17,17に取り付けられているアーム18,18を、柔らかい材質、線径の細い材料で形成し、パッド本体17,17に加わるレンズ部3,3からの動きに応じて弾性変形するようにできる。眼鏡を顔に装着した時に、レンズ部3,3からの荷重を感じることはなく、両アーム18,18が僅かに弾性変形することにより、両パッド本体17,17が鼻の側面に強く当たることは防止され、長時間に渡って快適な装着性が得られる。
本発明の請求項8記載の眼鏡(以下、本発明8と言う)は、前記テンプル2,2又は前記モダン1,1及び/又はパッド本体17,17付アーム18,18又は一体型パッド19,19に、角膜頂点間距離が調整可能な調整機構8,8が設けられていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第10a図,第10b図は、本発明8の調整機構8,8をモダン1,1に設けた説明図である。モダン1,1の上端に設けた連結部材25,25にテンプル2,2を摺動自在に挿入し、適宜の位置でネジ26,26を締めて固定できることを示している。第10c図は、本発明8の調整機構8,8をテンプル2,2の前に設けた側面図である。テンプル2,2の前方に設けた連結部材25,25にテンプル2,2を摺動自在に挿入し、適宜の位置でネジ26,26を締めて固定できることを示している。角膜頂点間距離を調整することは、眼鏡の装用者にとって最も重要なことであり、レンズの性能に大きく影響する。
実施の形態の一例として、第11a図は本発明8のパッド本体17,17付アーム18,18をレンズフレーム23,23の内側上端に取り付けたことを示す拡大図である。アーム18,18の略中間が内側に湾曲されている。この湾曲の大きさを調整してパッド本体17,17を装用者の顔面の正しい位置に当接することによって、鏡を見ずに眼鏡の中心を顔の中心に位置決めできる。
実施の形態の一例として、第11b図は本発明8の一体型パッド19をブリッジ16に調整可能に取り付けた拡大図である。ネジ26付筒体27をブリッジ16に接合し、そのネジ26付筒体27の空孔部に一体型パッド19を挿入し、適宜の位置でネジ26を締めて前後方向の調整ができる。また、一体型パッド19のY字部を曲げることによって、メガネフレーム23,23を装用者の顔の正しい角膜頂点間距離の位置に保持できる。
本発明の請求項9記載の眼鏡(以下、本発明9と言う)は、前記モダン1,1に、耳珠当接体20,20,補聴器11,11,イヤホーン12,12,装飾品13,13の少なくとも一つが取り付け可能となっていることを特徴としている。
実施の形態の一例として、第12a図は、本発明9の耳珠当接体20,20が、モダン1,1に取り付けた保持体9,9から接続部材21,21を介して、耳珠10,10に当接している斜視図である。耳つぼの飢点を刺激して、耳つぼのダイエット効果がある。第12b図は、本発明9の骨伝導式のイヤホーン12,12が、モダン1,1に取り付けた保持体9,9から接続部材21,21を介して側頭に当接している斜視図である。
実施の形態の一例として、第12c図は、本発明9の補聴器11,11又はイヤホーン12,12を、モダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9から、接続部材21,21を介して取り付けた斜視図である。第12d図は本発明9の装飾品13,13を、モダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9に取り付けた斜視図である。この装飾品13,13によりモダン1,1の外観から見える部分を隠すことができる。イヤリング,ピアスの代わりにイヤーポイントとして装飾品13,13を保持体9,9、モダン1,1に取り付けてお洒落を楽しむことができる。
実施の形態の一例として、第13a図は、本発明の保持体9,9を着脱可能にするために方形にしたモダン1,1の終端を、方形の穴を設けた保持体9,9に差し込んで固定していることを示している。第13b図は、本発明の保持体9,9をモダン1,1から抜いたことを示している。第13c図は、本発明9の装飾品13,13を着脱可能にして取り付けていることを示している。第13d図は、本発明の保持体9,9に2個のピン穴34,34を設け、本発明9の装飾品13,13に2本のピン35,35を取り付けたことを示している。
実施の形態の一例として、一個の保持体9に2個のピン穴34,34を取り付け、多種類の装飾品13の裏面に2本のピン35,35を設け、このピン35,35を差し込むことにより、簡単に交換することができる。保持体9,9と装飾品13,13を一体にして製作することも可能である。耳朶5,5の裏面のモダン1,1の位置に取り付けた本発明1の保持体9,9、挟持ストッパー28,28により、本発明9の耳珠当接体20,20、骨伝導式のイヤホーン12,12、補聴器11,11、装飾品13,13、イヤホーン12,12を保持体9,9に接続しても安定して眼鏡を固定することができる。
以上のように、本発明の眼鏡は、前方下向き傾斜の鼻パッドを取り除き、テンプル2,2の後に回動自在に設けたモダン1,1を、折り畳めることでコンパクトとなる。モダン1,1に取り付けた装飾品13,13により、前方から見た場合、保持体9,9、モダン1,1は隠れるので、ファッション性に優れた眼鏡である。左右側頭骨31,31及び左右乳様突起32,32を挟持させ、モダン1,1の終端に取り付けた保持体9,9と協働する挟持ストッパー28,28を設けることにより、長期間眼鏡を掛けていても確実に固定され、鼻の横に跡が付いたり、皮膚の色が変色したりする事がない。実装感が良く、浮いた状態で安定して掛けることができる眼鏡として適している。
1 モダン
2 テンプル
3 レンズ部
4 フロントフレーム
5 耳朶
6 固定具
7 耳殻
8 調整機構
9 保持体
10 耳珠
11 補聴器
12 イヤホーン
13 装飾品
14 ディスプレイ
15 ウェアラブル機器
16 ブリッジ
17 パッド本体
18 アーム
19 一体型パッド
20 耳珠当接体
21 接続部材
22 鼻根
23 レンズフレーム
24 軸
25 連結部材
26 ネジ
27 筒体
28 挟持ストッパー
29 固定体
30 バネ
31 側頭骨
32 乳様突起
33 外耳孔
34 ピン穴
35 ピン

Claims (9)

  1. ブリッジ(16)を介して、下向き傾斜の鼻パッドを省略して形成されているレンズ部(3,3)又はフロントフレーム(4)と、このレンズ部(3,3)又はフロントフレーム(4)の両脇のヨロイとを介して、延長されているテンプル(2,2)の後にモダン(1,1)を取り付け、このモダン(1,1)を耳殻(7,7)の外側の付け根の形状に沿わせるとともに、左右側頭骨(31,31)及び左右乳様突起(32,32)が挟持されていて、その後、耳朶(5,5)の裏側の付け根に沿って下方に延設して前方に湾曲され、この終端に保持体(9,9)を取り付け、この保持体(9,9)が前記耳朶(5,5)に当接するように成されていて、前記耳朶(5,5)の裏面の前記モダン(1,1)の位置に、前記保持体(9,9)と協働して前記耳朶(5,5)を挟持する前記保持体(9,9)より大きく、耳朶(5,5)の裏面に当接する挟持ストッパー(28,28)が設けられていることを特徴とする眼鏡。
  2. 請求項1記載の眼鏡であって、この眼鏡の前記レンズ部(3,3)又は前記フロントフレーム(4)にディスプレイ(14)が設けられていることを特徴とする眼鏡。
  3. 前記モダン(1,1)の上端に、頭の形状に沿って斜め上方に延設した固定具(6,6)の下方端が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の眼鏡。
  4. 前記モダン(1,1)の終端に取り付けた前記保持体(9,9)と前記挟持ストッパー(28,28)が、前記耳朶(5,5)を挟持するようにバネ(30,30)で付勢されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の眼鏡。
  5. 前記テンプル(2,2)の後又は前記モダン(1,1)の上端に、前記テンプル(2,2)の前後への移動を阻止する固定体(29,29)が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の眼鏡。
  6. 前記モダン(1,1)の上端が、前記テンプル(2,2)の後に挿入した連結部材(25,25)の後又は前記テンプル(2,2)の後に回動自在に軸支されていて、前記モダン(1,1)が前記テンプル(2,2)に折り重なる方向に、折り畳めるように成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の眼鏡。
  7. 前記レンズ部(3,3)の内側上方角近傍又は前記フロントフレーム(4)又は前記ブリッジ(16)に、パッド本体(17,17)付アーム(18,18)又は一体型パッド(19,19)が接合され、このパッド本体(17,17)付アーム(18,18)又は一体型パッド(19,19)が、鼻根(22)に平行な方向に当接するように又は鼻根(22)の前方斜め上向きの位置に当接されるように、ブリッジ(16)又はフロントフレーム(4)の延在方向に対して直角に又は上向きに傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の眼鏡。
  8. 前記テンプル(2,2)又は前記モダン(1,1)及び/又はパッド本体(17,17)付アーム(18,18)又は一体型パッド(19,19)に、角膜頂点間距離が調整可能な調整機構(8,8)が設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の眼鏡。
  9. 前記モダン(1,1)に、耳珠当接体(20,20),補聴器(11,11),イヤホーン(12,12),装飾品(13,13)の少なくとも一つが取り付け可能となっていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の眼鏡。
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