JP2009083587A - 被取付体に貼着可能な成形品とその成形品に貼着される両面粘着テープ - Google Patents

被取付体に貼着可能な成形品とその成形品に貼着される両面粘着テープ Download PDF

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Abstract

【課題】成形品本体の裏面に両面粘着テープ本体と共に離型紙が凸となるように曲げられて貼着されたとしても両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が部分的に剥がれて浮き上がることを防止する。
【解決手段】両面粘着テープ本体31は、基材32と、粘着剤層33、34とからなる。離型紙40が被着された両面粘着テープ本体31は成形品本体21の裏面23の凸角縁26で離型紙側を凸として折り曲げられる。離型紙40が被着されていない側の粘着剤層34で成形品本体の裏面の第1及び第2貼着面24、25に連続して貼着される。凸角縁26に沿って折り曲げられた離型紙40には、同離型紙40の他の部分と比較して厚さが薄くかつ折り曲げ方向に伸ばされた延伸部248、又は凸角縁26に沿って部分的に切断された分離部42が予め形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明は被取付体に貼着可能な成形品とその成形品に貼着される両面粘着テープに関する。
従来、例えば、車体のドア開口まわりに取り付けられるウエザーストリップや、ドアの外面に取り付けられるサイドモール等の成形品本体の裏面に、両面粘着テープ本体がその一側の粘着剤層において貼着され、この両面粘着テープ本体の他側の粘着剤層に離型紙が被着されてなる成形品がある(例えば特許文献1を参照)。
このような成形品において、被取付体としての車体(ドア等も含む)の被取付面に成形品を取り付ける(固定する)場合、両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が剥離された状態で、粘着剤層で被取付面に貼着して固定する。
特開2002−219946号公報
ところで、成形品本体の裏面に凸角縁が設けられている場合、成形品本体の裏面に両面粘着テープ本体をその一側(成形品本体の裏面に対向する側)の粘着剤層で貼着すると、凸角縁に対応する部分において両面粘着テープ本体と共に離型紙が凸となるように曲げられる。その後、離型紙が自身の特性によって両面粘着テープ本体の他側の粘着剤層から部分的に剥がれて浮き上がることがある。
前記したように、両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が部分的に剥がれて浮き上がった状態で保管されたりあるいは運搬されると、両面粘着テープ本体の粘着剤層の離型紙が剥がれた部分において塵や埃等が付着することがある。塵や埃等が付着すると、粘着剤層の粘着力が低下し、被取付体に対する成形品の貼着不良をまねくという不具合が生じる。
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、成形品本体の裏面に凸角縁が設けられ、この成形品本体の裏面に両面粘着テープ本体と共に離型紙が凸となるように曲げられて貼着されたとしても両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が部分的に剥がれて浮き上がることを防止することができる被取付体に貼着可能な成形品と、この成形品に用いられる両面粘着テープを提供することである。
前記課題を解決するために、この発明の請求項1に係る被取付体に貼着可能な成形品は、ほぼ平板状の第1及び第2被取付面とが凹角をなして交差するように配置されている被取付体に、表裏両面を有する成型品本体の裏面に貼着された両面粘着テープ本体で貼着可能な成形品であって、
前記成形品は、成形品本体と、この成形品本体の裏面に貼着された両面粘着テープ本体と、この両面粘着テープ本体の前記被取付体側に剥離可能に被着された離型紙とからなり、
前記成形品本体は、所定形状の表面と、前記第1及び第2被取付面にそれぞれ対応する形状の第1及び第2貼着面と、これら第1及び第2貼着面の間に凸角縁を有する裏面とを備え、
前記両面粘着テープ本体は、所定の一定厚さのシート状の基材と、この基材の両面に剥離不能に設けられた粘着剤層とからなり、前記離型紙が被着された前記両面粘着テープ本体は前記成形品本体の裏面の前記凸角縁で前記離型紙側を凸として折り曲げられ、前記離型紙が被着されていない側の前記粘着剤層で前記第1及び第2貼着面に連続して前記成形品本体の裏面に貼着され、前記凸角縁に沿って折り曲げられた前記離型紙には、同離型紙の他の部分と比較して厚さが薄くかつ折り曲げ方向に伸ばされた延伸部、又は前記凸角縁に沿って部分的に切断された分離部が予め形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、成形品本体の裏面の凸角縁で離型紙側を凸として折り曲げられ、離型紙が被着されていない側の粘着剤層で成形品本体の裏面の第1及び第2貼着面に連続して両面粘着テープ本体が貼着されることによって成形品が構成される。
離型紙は、同離型紙の他の部分と比較して厚さが薄くかつ折り曲げ方向に伸ばされた延伸部、又は前記凸角縁に沿って部分的に切断された分離部が予め形成されており、この部分で成形品本体の裏面の凸角縁に沿って凸となるように曲げられている。このため、離型紙の延伸部、又は分離部で、折り曲げ方向に引張応力が残存するのを防止することができる。これにより、離型紙の復元力を減少させ、両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が部分的に剥がれて浮き上がることを防止することができる。
この結果、離型紙が不測に剥がれず、両面粘着テープ本体の粘着剤層に塵や埃等が付着する不具合を解消することができ、被取付体に対し成形品を貼着不良なく良好に貼着して固定することができる。
請求項2に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項1に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
離型紙の分離部は、離型紙を超えて両面粘着テープ本体の基材に及んで形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項1の効果に加えて、成形品本体の裏面の凸角縁に沿って離型紙及び両面粘着テープ本体を曲げやすくすることができる。
請求項3に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項1又は2に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
離型紙の分離部は、凸角縁に沿い所定の間隔を保って連続した線状に複数個形成され、前記複数個の隣り合う分離部間には離型紙が連続する連結部が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項1又は2の効果に加えて、離型紙の複数個の隣り合う分離部間に形成された連結部によって離型紙が連続しているため、両面粘着テープ本体の粘着剤層から一度の作業で離型紙を容易に剥離することができ、作業性に優れる。
請求項4に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項3に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
分離部の長さは、連結部の長さよりも長く形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項3の効果に加えて、連結部の長さよりも長い分離部で離型紙の折り曲げ方向に引張応力が残存するのをさらに防止することができ、これにより、離型紙の復元力を一層減少させることができ、離型紙の部分的な剥がれ防止に効果が大きい。
請求項5に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項1に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
薄肉の延伸部又は分離部は凸角縁に沿って互いにほぼ平行に複数条をなして形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項1の効果に加えて、離型紙の折り曲げ方向の引張応力の発生を複数条の延伸部、又は分離部で良好に防止することができるため、離型紙の復元力を減少させ、離型紙の部分的な剥がれをさらに効果的に防止することができる。
請求項6に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
離型紙の外形縁近傍の表面には、両面粘着テープ本体に対する離型紙の粘着力よりも大きい粘着力を有する粘着剤層を一部に設けたタブテープが貼着され、前記タブテープに外力を加えて前記離型紙を剥離可能としていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項1〜5のいずれか一項の効果に加えて、両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙を剥離する場合には、タブテープを把持した状態で、粘着剤層から離型紙が剥離する方向へタブテープに外力を加えることによって離型紙を容易に手早く剥離することができる。
請求項7に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項6に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
タブテープの粘着剤層の一部が離型紙の外形縁を超えて延び、この超えて延びた部分の前記粘着剤層の部分が両面粘着テープ本体の外形縁近くの成形品本体に貼着していることを特徴とする。
前記構成によると、請求項6の効果に加えて、タブテープの粘着剤層の一部が離型紙の外形縁を超えて延びて両面粘着テープ本体の外形縁近くの成形品本体に貼着することによって、離型紙の不測の剥がれをより一層良好に防止することができる。
請求項8に係る被取付体に貼着可能な成形品は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
成形品本体の裏面には、外周縁に沿って裏面から突出する外周凸縁が形成され、この外周凸縁の内周に両面粘着テープ本体の外形縁を位置させて前記両面粘着テープ本体が貼着されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項1〜7のいずれか一項の効果に加えて、成形品本体の裏面に両面粘着テープ本体を位置ずれすることなく良好に貼着することができる。
請求項9に係る両面粘着テープは、ほぼ平板状の第1及び第2被取付面とが凹角をなして交差するように配置されている被取付体に、所定形状の表面と、前記第1及び第2被取付面にそれぞれ対応する形状の第1及び第2貼着面とこれら第1及び第2貼着面の間に凸角縁が設けられた裏面との表裏両面を有する成型品本体の裏面を前記被取付体に貼着するための両面粘着テープであって、
前記両面粘着テープは、所定の一定厚さのシート状の基材とこの基材の両面に剥離不能に設けられた粘着剤層とを有する両面粘着テープ本体と、この両面粘着テープ本体の一方の面の粘着剤層に剥離可能に被着された離型紙と、他方の面の粘着剤層に剥離可能に被着されたシート状担体とからなり、少なくとも前記両面粘着テープ本体と前記離型紙の外形が前記成形品本体の前記第1及び第2貼着面を平板状に展開した形状に対応した形状に打ち抜かれて形成され、前記凸角縁に対応する部分の前記離型紙には、この離型紙の他の部分と比較して厚さが薄くかつ伸ばされた延伸部、又は前記凸角縁に対応する部分に沿って部分的に切断された分離部が予め形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、一方の粘着剤層に離型紙が被着された両面粘着テープ本体をシート状担体から剥離して成形品本体の裏面に貼着する際、離型紙は、その延伸部、又は分離部において、成形品本体の裏面の凸角縁に沿って凸となるように曲げられるが、この曲げ方向に引張応力が残存するのを延伸部又は分離部で防止することができる。これにより離型紙の復元力を減少させることができるため、成形品本体の裏面に両面粘着テープ本体を貼着した後に両面粘着テープ本体の粘着剤層から離型紙が部分的に剥がれて浮き上がることを防止することができる。
この結果、離型紙が不測に剥がれず、両面粘着テープ本体の粘着剤層に塵や埃等が付着する不具合を解消することができ、被取付体に対し成形品の貼着不良なく良好に貼着して固定することができる。
請求項10に係る両面粘着テープは、請求項9に記載の両面粘着テープであって、
離型紙の分離部は、離型紙を超えて両面粘着テープ本体の基材に及んで形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9の効果に加えて、成形品本体の裏面の凸角縁に沿って離型紙及び両面粘着テープ本体を曲げやすくすることができる。
請求項11に係る両面粘着テープは、請求項10に記載の両面粘着テープであって、
離型紙の分離部は、両面粘着テープ本体を超えてシート状担体まで及んで形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項10の効果に加えて、成形品本体の裏面の凸角縁に沿って離型紙及び両面粘着テープ本体をより一層曲げやすくすることができる。
請求項12に係る両面粘着テープは、請求項9〜11のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
離型紙の分離部は、凸角縁に対応する部分に沿い、所定の間隔を保って連続した線状に複数個形成され、前記複数個の分離部間には離型紙が連続する連結部が形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9〜11のいずれか一項の効果に加えて、離型紙の複数個の隣り合う分離部間に形成された連結部によって離型紙が連続しているため、両面粘着テープ本体の粘着剤層から一度の作業で離型紙を容易に剥離することができ、作業性に優れる。
請求項13に係る両面粘着テープは、請求項9〜12のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
分離部の長さは、連結部の長さよりも長く形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9〜12のいずれか一項の効果に加えて、連結部の長さよりも長い分離部で離型紙の折り曲げ方向に引張応力が残存するのをさらに防止することができ、これにより、離型紙の復元力を一層減少させすることができ、離型紙の部分的な剥がれ防止に効果が大きい。
請求項14に係る両面粘着テープは、請求項9に記載の両面粘着テープであって、
薄肉の延伸部又は分離部は凸角縁に対応する部分に沿って互いにほぼ平行に複数条をなして形成されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9の効果に加えて、離型紙の折り曲げ方向に引張応力の発生を複数条の延伸部、又は分離部で良好に防止することができるため、離型紙の復元力を減少させ、離型紙の部分的な剥がれをさらに効果的に防止することができる。
請求項15に係る両面粘着テープは、請求項9〜14のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
一方の粘着剤層の面に離型紙が被着された同一外形の複数個の両面粘着テープ本体が所定間隔を保って一枚のシート状担体の上に配置されていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9〜14のいずれか一項の効果に加えて、複数の成形品本体の裏面に、順次に両面粘着テープ本体を貼り付ける際に、一枚のシート状担体の上に所定間隔を保って配置されている複数の両面粘着テープ本体を順次に剥離して各成形品本体の裏面に貼り付けることができ、作業性に優れる。
請求項16に係る両面粘着テープは、請求項9〜14のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
シート状担体は、離型紙及び両面粘着テープ本体と共に、同じ外形状で打ち抜かれていることを特徴とする。
前記構成によると、請求項9〜14のいずれか一項の効果に加えて、同じ外形状で打ち抜かれた離型紙及び両面粘着テープ本体及びシート状担体によって両面粘着テープが独立した単品で構成されるため、取り扱いが容易となる。
この発明を実施するための最良の形態について実施例にしたがって説明する。
〔実施例1〕
この発明の実施例1を図1〜図8にしたがって説明する。
図1はこの発明の実施例1に係る被取付体に貼着可能な成形品が車体の所定位置に取り付けられた状態を示す説明図である。図2は取付状態にある成形品を拡大して示す正面図である。図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。図4は取付前の成形品を示す背面図である。図5は両面粘着テープの展開状態を示す正面図である。図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。図7は図5のVII−VII線に沿う断面図である。図8は車体の所定位置に成形品を取り付ける直前の状態を示す説明図である。
図1〜図3に示すように、この実施例1においては、車体(図1ではフロントフェンダパネル)を被取付体10として、この被取付体10に貼着可能な成形品(図1ではボディサイドモール)20を例示するものであり、被取付体10には、ほぼ平板状の第1被取付面12と第2被取付面13とが凹角をなして交差するように配置されている。
すなわち、第1被取付面12と第2被取付面13との間には凹角部14が形成され、この凹角部14によって第1被取付面12と第2被取付面13とが一体に連続している。
また、第1及び第2被取付面12、13のうち、少なくとも一方の被取付面(図3では第2被取付面13)には、成形品20を位置決めするための単数又は複数の位置決め孔15が貫設されている。
成形品20は、成形品本体21と、この成形品本体21の裏面に貼着された両面粘着テープ本体31と、この両面粘着テープ本体31の被取付体10側に剥離可能に被着された離型紙40とからなる(図8参照)。
成形品本体21は、例えば、合成樹脂材よりなり、所定形状(図では湾曲状)の表面22と、被取付体10の第1及び第2被取付面12、13にそれぞれ対応する形状の第1及び第2貼着面24、25と、これら第1及び第2貼着面24、25の間に凸角縁26を有する裏面23とを備えると共に、内部に中空部21aが形成されている。
さらに、成形品本体21の裏面の外周縁に沿って環状をなす外周凸縁27が、両面粘着テープ本体31の厚さよりも若干低い所定高さで突出形成されている。
また、成形品本体21の裏面23には、被取付体10の位置決め孔15に嵌挿されて位置決めされる単数又は複数の位置決め凸部28が突設されている。
図5〜図7に示すように、両面粘着テープ30は、両面粘着テープ本体31と、離型紙40と、シート状担体としての台紙35(以下「台紙」という)とからなる。
両面粘着テープ本体31は、発砲ウレタン等よって所定の一定厚さのシート状に形成された基材32と、この基材32の両面に剥離不能に設けられた粘着剤層33、34とからなる。そして、両面粘着テープ本体31は、一方の粘着剤層33にポリエチレン等の熱可塑性樹脂シートよりなる薄肉状の離型紙40が剥離可能に被着され、他方の粘着剤層34を介して紙や樹脂シート等よりなる台紙35に剥離可能に貼着されている。
また、両面粘着テープ30は、少なくとも両面粘着テープ本体31と離型紙40の外形が成形品本体21の第1及び第2貼着面24、25を平板状に展開した形状に対応した形状に打ち抜かれて形成されている。
この実施例1では、台紙35においても、離型紙40及び両面粘着テープ本体31と共に、同じ外形状で打ち抜かれている。
さらに、打ち抜きと同時に、両面粘着テープ30には、成形品本体21の裏面23の位置決め凸部28に対応する位置において位置決め凸部28よりも大きい貫通孔38が貫設されている。
図2と図3に示すように、一方の粘着剤層33に離型紙40が被着された両面粘着テープ本体31は、台紙35から剥離されて粘着剤層34を露出した状態で、成形品本体21の裏面23の凸角縁26で離型紙40側を凸として折り曲げられると共に、他方の粘着剤層34で成形品本体21の裏面23の第1及び第2貼着面24、25に連続して貼着される。
成形品本体21の裏面23の第1及び第2貼着面24、25の間の凸角縁26に沿って折り曲げられた離型紙40の曲げ部分には、凸角縁26に沿って部分的に切断された分離部42が予め形成されている。
離型紙40の分離部42は、この離型紙40を超えて両面粘着テープ本体31の基材32に及んで形成されることが望ましく、さらに、両面粘着テープ本体31を超えて台紙35まで及んで形成されることがより一層望ましい。
また、離型紙40の分離部42は、凸角縁26に対応する部分に沿い、所定の間隔を保って連続した線状に複数個形成され、複数個の分離部42間には離型紙40が連続する連結部43が形成されている。
また、分離部42の長さは、連結部43の長さよりも長く形成されることが望ましい。
図4と図5に示すように、離型紙40の外形縁近傍の表面には、両面粘着テープ本体31に対する離型紙40の粘着力よりも大きい粘着力を有する粘着剤層51を一側面の一部に設けた帯状のタブテープ50がその粘着剤層51で貼着されており、タブテープ50に外力を加えて離型紙40を剥離可能としている。
また、タブテープ50の粘着剤層51の一部が離型紙40の外形縁を超えて延び、この超えて延びた部分の粘着剤層51の部分が両面粘着テープ本体31の外形縁近くに位置する成形品本体21の一部(外周突縁27)に貼着している。
上述したように構成されるこの実施例1において、成形品本体21の裏面23に両面粘着テープ本体31を貼着して成形品20を構成する場合、予め、台紙35から両面粘着テープ30の主体部をなす両面粘着テープ本体31が剥離される。
次に、成形品本体21の裏面23の凸角縁26で離型紙40側を凸として折り曲げられると共に、離型紙40が被着されていない側(台紙35が剥離された側)の粘着剤層34で成形品本体21の裏面23の第1及び第2貼着面24、25に連続して両面粘着テープ本体31が貼着されることによって成形品20が構成される。
離型紙40には、凸角縁26に沿って部分的に切断された分離部42が予め形成されるため、離型紙40は、その分離部42において、成形品本体21の凸角縁26に沿って凸となるように円滑に曲げられる。このため、離型紙40の分離部42で、折り曲げ方向に引張応力が残存するのを防止することができる。これにより、離型紙40の復元力を減少させ、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から離型紙40が部分的に剥がれて浮き上がることを防止することができる。
この結果、離型紙40が不測に剥がれず、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33に塵や埃等が付着する不具合を解消することができ、被取付体10に対し成形品20を貼着不良なく良好に貼着して固定することができる。
また、離型紙40の分離部42がこの離型紙40を超えて両面粘着テープ本体31の基材32に及んで形成される場合には、成形品本体21の凸角縁26に沿って離型紙40及び両面粘着テープ本体31を曲げやすくすることができる。
さらに、離型紙40の分離部42が両面粘着テープ本体31を超えて台紙35まで及んで形成される場合には、成形品本体21の凸角縁26に沿って離型紙40及び両面粘着テープ本体31をより一層曲げやすくすることができる。
図7に示すように、離型紙40の連結部43の長さよりも長い分離部42で離型紙40の折り曲げ方向に引張応力が残存するのをさらに防止することができ、これにより、離型紙40の復元力を一層減少させることができ、離型紙40の部分的な剥がれ防止に効果が大きい。
また、図8に示すように、成形品本体21の裏面23の外周突縁27の内周縁27aに両面粘着テープ本体31の外形縁を位置させて両面粘着テープ本体31を位置ずれすることなく良好に貼着することができる。
前記したように構成された成形品20を被取付体10の第1及び第2被取付面12、13に貼着する場合、先ず、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から離型紙40を剥離した後、図3に示すように、被取付体10の位置決め孔15に成形品本体21の裏面23の位置決め凸部28を嵌挿して位置決めする。引き続いて、成形品本体21及び両面粘着テープ本体31と共に、粘着剤層33を被取付体10の第1及び第2被取付面12、13に押圧することによって、被取付体10の第1及び第2被取付面12、13に成形品20を粘着剤層33で貼着して固定する。
両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から離型紙40を剥離する際、離型紙40の複数個の隣り合う分離部42間の連結部43によって離型紙40が分断されることなく連続しているため、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から一度の作業で離型紙40を容易に剥離することができ、作業性に優れる。
また、この実施例1において、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から離型紙40を剥離する場合には、タブテープ50を把持した状態で、粘着剤層33から離型紙40が剥離する方向へタブテープ50に外力を加えることによって離型紙40を容易に手早く剥離することができる(図8参照)。
また、離型紙40を剥離する前において、タブテープ50の粘着剤層51の一部が離型紙40の外形縁を超えて延びて両面粘着テープ本体31の外形縁近くの成形品本体21のの裏面23、すなわち、外周突縁27に貼着することによって、離型紙40の不測の剥がれをより一層良好に防止することができる。また、離型紙40及び両面粘着テープ本体31及び台紙35が同じ外形状で打ち抜かれることによって、両面粘着テープ30が独立した単品で構成されるため、取り扱いが容易となる。
〔実施例2〕
次に、この発明の実施例2を図9と図10にしたがって説明する。
図9はこの発明の実施例2に係る両面粘着テープを示し、一枚の台紙上に所定間隔を保って複数の両面粘着テープ本体が配置された状態を示す説明図である。図10は図9のX−X線に沿う断面図である。
図9と図10に示すように、この実施例2においては、一枚の長尺又は大型の台紙135上に同一外形の複数個の両面粘着テープ本体31が所定間隔を保って配置され、複数個の両面粘着テープ本体31の一方の粘着剤層33の面に離型紙40が被着されることによって両面粘着テープ130が構成されている。
また、この実施例2の両面粘着テープ130は、次のようにして製造することができる。
まず、一枚の長尺又は大型の台紙135上にこれと同じ大きさの両面粘着テープ本体素材が被着され、さらにこの両面粘着テープ本体素材の一方の粘着剤層素材の面に離型紙素材が被着されたものを用意する。
次に、台紙135を打ち抜くことなく離型紙素材側からこの離型紙素材及び両面粘着テープ本体素材を所望とする形状にトムソン刃等で打ち抜き、これと同時に連結部43を残して複数の分離部42を線状に形成する。その後、離型紙素材及び両面粘着テープ本体素材の不要部分を台紙135から剥がして取り除くことによって、図9と図10に示すように、一枚の長尺又は大型の台紙135上に同一外形の複数個の両面粘着テープ本体31及び離型紙40を備えた両面粘着テープ130が容易に製造される。
この実施例2のその他の構成は実施例1と同様に構成されるため、その説明は省略する。
したがって、この実施例2に係る両面粘着テープ130によると、複数の成形品本体の裏面に、順次に両面粘着テープ本体31を貼り付ける際に、一枚の台紙135上に所定間隔を保って配置されている複数の両面粘着テープ本体31を順次に台紙135から剥離して各成形品本体の裏面に貼り付けることができ、作業性に優れる。
〔実施例3〕
次に、この発明の実施例3を図11〜図13にしたがって説明する。
図11はこの発明の実施例3に係る被取付体に貼着可能な成形品に用いられる両面粘着テープを示す正面図である。図12は図11のXII−XII線に沿う両面粘着テープの断面図である。図13は両面粘着テープの離型紙に薄肉状の延伸部が形成される工程を示す説明図である。
図11と図12に示すように、この実施例3においては、両面粘着テープ230が両面粘着テープ本体31と、離型紙240と、台紙35とからなり、成形品本体の裏面の凸角縁に沿って折り曲げられる両面粘着テープ本体31の一方の面の粘着剤層33に剥離可能に貼着された熱可塑性樹脂シート(例えばポリエチレンシート)よりなる離型紙240の所定部分(成形品本体の裏面の凸角縁に対応する部分)に、同離型紙240の他の部分と比較して厚さが薄くかつ折り曲げ方向に伸ばされた薄肉状の延伸部248が形成されている。
例えば、図13に示すように、両面粘着テープ230の台紙35を下向きにし、離型紙240を上向きにした状態において、加熱された押圧刃60の線状の刃先61を離型紙240の所定位置に押し当てながら発砲ウレタン等よりなる両面粘着テープ本体31の基材32を弾性圧縮させて離型紙240の押し当て部分を押し伸ばすことによって薄肉状をなす延伸部248が形成される。
この薄肉状の延伸部248の肉厚Bは、他の部分の肉厚Aと比較して数分の一程度に薄く形成される。
この実施例3のその他の構成は実施例1と同様にして構成されるため、その説明は省略する。
したがって、この実施例3に係る両面粘着テープ230によると、離型紙240は、薄肉状をなす延伸部248で成形品本体の裏面の凸角縁に沿って凸となるように曲げられている。このため、離型紙240の延伸部248で、折り曲げ方向に引張応力が残存するのを防止することができる。これにより、離型紙240の復元力を減少させ、両面粘着テープ本体31の粘着剤層33から離型紙240が部分的に剥がれて浮き上がることを防止することができる。
なお、この発明は前記実施例1〜3に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することもできる。
例えば、実施例1の離型紙40の分離部42、又は、実施例3の離型紙240の薄肉状の延伸部248は、成形品本体21の凸角縁26に沿って互いにほぼ平行に複数条をなして形成されることが望ましい。この場合、離型紙40(240)の折り曲げ方向への引張応力の発生を複数条の分離部42又は薄肉状の延伸部248で良好に防止することができるため、離型紙40(240)の復元力を減少させ、離型紙40(240)の部分的な剥がれをさらに効果的に防止することができる。
この実施例1に係る被取付体に貼着可能な成形品が車体の所定位置に取り付けられた状態を示す説明図である。 同じく取付状態にある成形品を拡大して示す正面図である。 同じく図2のIII−III線に沿う断面図である。 同じく取付前の成形品を示す背面図である。 同じく両面粘着テープの展開状態を示す正面図である 同じく図5のVI−VI線に沿う断面図である。 同じく図5のVII−VII線に沿う断面図である。 同じく車体の所定位置に成形品を取り付ける直前の状態を示す説明図である。 この実施例2に係る両面粘着テープを示し、一枚の台紙上に所定間隔を保って複数の両面粘着テープ本体が配置された状態を示す説明図である。 同じく図9のX−X線に沿う断面図である。 この実施例3に係る被取付体に貼着可能な成形品に用いられる両面粘着テープを示す正面図である。 同じく図11のXII−XII線に沿う両面粘着テープの断面図である。 同じく両面粘着テープの離型紙に薄肉状の延伸部が形成される工程を示す説明図である。
符号の説明
10 被取付体
12 第1被取付面
13 第2被取付面
14 凹角部
20 成形品
21 成形品本体
22 表面
23 裏面
24 第1貼着面
25 第2貼着面
26 凸角縁
27 外周突縁
30、130、230 両面粘着テープ
31 両面粘着テープ本体
32 基材
33、34 粘着剤層
35、135 台紙
40 離型紙
42 分離部
43 連結部
50 タブテープ
51 粘着剤層
248 延伸部

Claims (16)

  1. ほぼ平板状の第1及び第2被取付面とが凹角をなして交差するように配置されている被取付体に、表裏両面を有する成型品本体の裏面に貼着された両面粘着テープ本体で貼着可能な成形品であって、
    前記成形品は、成形品本体と、この成形品本体の裏面に貼着された両面粘着テープ本体と、この両面粘着テープ本体の前記被取付体側に剥離可能に被着された離型紙とからなり、
    前記成形品本体は、所定形状の表面と、前記第1及び第2被取付面にそれぞれ対応する形状の第1及び第2貼着面と、これら第1及び第2貼着面の間に凸角縁を有する裏面とを備え、
    前記両面粘着テープ本体は、所定の一定厚さのシート状の基材と、この基材の両面に剥離不能に設けられた粘着剤層とからなり、前記離型紙が被着された前記両面粘着テープ本体は前記成形品本体の裏面の前記凸角縁で前記離型紙側を凸として折り曲げられ、前記離型紙が被着されていない側の前記粘着剤層で前記第1及び第2貼着面に連続して前記成形品本体の裏面に貼着され、前記凸角縁に沿って折り曲げられた前記離型紙には、同離型紙の他の部分と比較して厚さが薄くかつ折り曲げ方向に伸ばされた延伸部、又は前記凸角縁に沿って部分的に切断された分離部が予め形成されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  2. 請求項1に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    離型紙の分離部は、離型紙を超えて両面粘着テープ本体の基材に及んで形成されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  3. 請求項1又は2に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    離型紙の分離部は、凸角縁に沿い所定の間隔を保って連続した線状に複数個形成され、前記複数個の隣り合う分離部間には離型紙が連続する連結部が形成されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  4. 請求項3に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    分離部の長さは、連結部の長さよりも長く形成されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  5. 請求項1に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    薄肉の延伸部又は分離部は凸角縁に沿って互いにほぼ平行に複数条をなして形成されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    離型紙の外形縁近傍の表面には、両面粘着テープ本体に対する離型紙の粘着力よりも大きい粘着力を有する粘着剤層を一部に設けたタブテープが貼着され、前記タブテープに外力を加えて前記離型紙を剥離可能としていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  7. 請求項6に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    タブテープの粘着剤層の一部が離型紙の外形縁を超えて延び、この超えて延びた部分の前記粘着剤層の部分が両面粘着テープ本体の外形縁近くの成形品本体に貼着していることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の被取付体に貼着可能な成形品であって、
    成形品本体の裏面には、外周縁に沿って裏面から突出する外周凸縁が形成され、この外周凸縁の内周に両面粘着テープ本体の外形縁を位置させて前記両面粘着テープ本体が貼着されていることを特徴とする被取付体に貼着可能な成形品。
  9. ほぼ平板状の第1及び第2被取付面とが凹角をなして交差するように配置されている被取付体に、所定形状の表面と、前記第1及び第2被取付面にそれぞれ対応する形状の第1及び第2貼着面とこれら第1及び第2貼着面の間に凸角縁が設けられた裏面との表裏両面を有する成型品本体の裏面を前記被取付体に貼着するための両面粘着テープであって、
    前記両面粘着テープは、所定の一定厚さのシート状の基材とこの基材の両面に剥離不能に設けられた粘着剤層とを有する両面粘着テープ本体と、この両面粘着テープ本体の一方の面の粘着剤層に剥離可能に被着された離型紙と、他方の面の粘着剤層に剥離可能に被着されたシート状担体とからなり、少なくとも前記両面粘着テープ本体と前記離型紙の外形が前記成形品本体の前記第1及び第2貼着面を平板状に展開した形状に対応した形状に打ち抜かれて形成され、前記凸角縁に対応する部分の前記離型紙には、この離型紙の他の部分と比較して厚さが薄くかつ伸ばされた延伸部、又は前記凸角縁に対応する部分に沿って部分的に切断された分離部が予め形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  10. 請求項9に記載の両面粘着テープであって、
    離型紙の分離部は、離型紙を超えて両面粘着テープ本体の基材に及んで形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  11. 請求項10に記載の両面粘着テープであって、
    離型紙の分離部は、両面粘着テープ本体を超えてシート状担体まで及んで形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  12. 請求項9〜11のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
    離型紙の分離部は、凸角縁に対応する部分に沿い、所定の間隔を保って連続した線状に複数個形成され、前記複数個の分離部間には離型紙が連続する連結部が形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  13. 請求項9〜12のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
    分離部の長さは、連結部の長さよりも長く形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  14. 請求項9に記載の両面粘着テープであって、
    薄肉の延伸部又は分離部は凸角縁に対応する部分に沿って互いにほぼ平行に複数条をなして形成されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  15. 請求項9〜14のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
    一方の粘着剤層の面に離型紙が被着された同一外形の複数個の両面粘着テープ本体が所定間隔を保って一枚のシート状担体の上に配置されていることを特徴とする両面粘着テープ。
  16. 請求項9〜14のいずれか一項に記載の両面粘着テープであって、
    シート状担体は、離型紙及び両面粘着テープ本体と共に、同じ外形状で打ち抜かれていることを特徴とする両面粘着テープ。
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