JP2009082071A - 魚釣用リール - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、クラッチ操作部材の操作を円滑かつ安定して行なえる魚釣用リールを得ることにある。
【解決手段】魚釣用リール(1)は、リール本体(2)の側板(4a, 4b)の間に支持されたスプール(10)を有する。側板(4b)とサイドカバー(5b)との間に、回転部材(29)とクラッチ機構(28)が収容されている。クラッチ機構(28)は、クラッチON位置とクラッチOFFとの間で移動可能なクラッチ部材(43)と、クラッチ部材(43)に連動するとともに側板(4b)の開口部(56)を通じて側板(4a, 4b)の間に導かれた連結部材(55)とを有する。側板(4a, 4b)の間に、連結部材(55)に連結されたクラッチ操作部材(60)が配置されている。側板(4b)のうちクラッチ操作部材(60)に対応する位置に保護部材(65)が設けられている。保護部材(65)は、側板(4b)とクラッチ操作部材(60)との間に介在される第1の保護壁部(66)と、開口部(56)内に入り込んで連結部材(55)を取り囲む筒状の第2の保護壁部(67)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リール本体の左右の側板の間に、クラッチ機構を操作するためのクラッチ操作部材を配置した魚釣用リールに関する。
両軸受タイプの魚釣用リールは、ハンドル操作に追従して回転するピニオンギヤとスプール軸との間でトルクの伝達を断続するクラッチ機構を搭載している。
クラッチ機構は、ピニオンギヤをスプール軸に係合させるクラッチON位置と、ピニオンギヤをスプール軸から切り離すクラッチOFF位置との間で移動可能なクラッチプレートを備えている。クラッチプレートは、クラッチレバーを指先で操作することで、クラッチON位置又はクラッチOFF位置に移動するようになっている。クラッチレバーは、実際に釣をしている時の操作性を考慮して、スプールの手前側に位置するようにリール本体の左右の側板の間に配置されている。
従来の魚釣用リールによると、クラッチ機構は、リール本体の一方の側板と、この側板を覆うサイドカバーとの間に収容されている。そのため、クラッチ機構のクラッチプレートとクラッチレバーとの間にリール本体の一方の側板が介在されており、この側板をクラッチプレートとクラッチレバーとの間を連動させる連結部材が貫通している。さらに、クラッチレバーの両端部は、リール本体の左右の側板に摺動可能に接したり、あるいは僅かな隙間を存して側板と向かい合っている。
ところで、実際の釣場においては、魚釣用リールは、特に海水、砂等の異物が付着し易い厳しい環境下で使用されることが多い。そのため、クラッチレバーの両端部と側板との間に異物が入り込んでしまうと、クラッチレバーを操作した時に、クラッチレバーと側板の摺動部が互いに摩耗したり、クラッチレバーおよび側板が傷付くのを避けられない。
この結果、クラッチレバーと側板との摺動部の摩擦抵抗が増大し、クラッチレバーの円滑な操作性が失われるといった不具合が生じてくる。
この対策として、リール本体の側板のうちクラッチレバーの移動領域に対応する位置に凹部を形成するとともに、この凹部に滑り部材を装着した魚釣用リールが知られている。滑り部材は、耐摩耗性および摺動性に優れた材料によって構成され、この滑り部材にクラッチレバーの両端部が摺動可能に密接している。例えば、特許文献1は、このような構成を有する魚釣用リールを開示している。
特許文献1によると、滑り部材の存在により、クラッチレバーの移動が円滑となるとともに、クラッチレバーと側板との間に釣糸が噛み込まれることもなく、クラッチレバーの操作性が良好となる。
登録実用新案公報第3022941号
特許文献1の構成の場合、クラッチレバーのうち滑り部材と向かい合う箇所は、滑り部材によって保護される。しかしながら、クラッチレバーとクラッチプレートとの間に跨る連結部材は、側板に開けた長孔状の開口部を貫通しており、この連結部材が僅かな隙間を存して開口部の内面と直接向かい合っている。
そのため、例えばクラッチレバーを操作する時の力の入り具合、寸法公差に基づく連結部材の振れあるいはクラッチ部材をクラッチON位置又はクラッチOFF位置に保持するスプリングの付勢力の影響を受けて、連結部材が側板の開口部の内面に接触する虞があり得る。したがって、クラッチレバーを繰り返し操作した時に、連結部材および開口部の内面の双方が傷付いたり、摩耗するのを否めない。
特にリール本体の側板は、軽量化を図るためにアルミニウム合金やマグネシウム合金のような卑金属材料により形成されているのに対し、機械的強度や耐久性が要求される連結部材は、ステンレス鋼のような貴金属材料で形成されることが多い。
このため、リール本体の側板と連結部材との間の電位差が大きくなるので、例えば側板の開口部の内面に傷が付くと、この傷の部分から電気的腐食が進行するのを避けることができず、クラッチレバーの作動性の低下を招く要因となる。
本発明の目的は、クラッチ操作部材の操作を円滑かつ安定して行なうことができ、使い易い魚釣用リールを得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る魚釣用リールは、
左右の側板を有するリール本体と、上記リール本体の側板の間に回転自在に支持されたスプール軸を有するスプールと、上記リール本体の一方の側板と、この側板を覆うサイドカバーとの間に収容され、ハンドル操作に追従して回転する回転部材と、上記一方の側板と上記サイドカバーとの間に収容され、上記回転部材を上記スプール軸に係合させるクラッチON位置と、上記スプール軸に対する上記回転部材の係合を解除するクラッチOFFとの間で移動可能なクラッチ部材と、上記クラッチ部材に連動するとともに上記一方の側板に開けた開口部を通じて上記リール本体の側板の間に導かれた連結部材と、を有するクラッチ機構と、上記リール本体の側板の間に配置され、上記クラッチ機構の連結部材に連結されて上記クラッチ部材を上記クラッチON位置又はクラッチOFF位置のいずれかに切り換えるクラッチ操作部材と、を含み、
上記リール本体の一方の側板のうち上記クラッチ操作部材に対応する位置に保護部材を設け、この保護部材は、上記一方の側板と上記クラッチ操作部材との間に介在される第1の保護壁部と、上記一方の側板の開口部内に入り込んで上記連結部材を取り囲む筒状の第2の保護壁部とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、リール本体の側板とクラッチ操作部材およびリール本体の側板と連結部材とが直接的に接触することがないように、側板、クラッチ操作部材および連結部材の全てを保護部材で保護することができ、これら各構成要素の摩耗、損傷および腐食を確実に防止できる。
したがって、クラッチ操作部材の操作を円滑かつ安定して行なうことができ、クラッチ機構の操作性が向上する。
以下発明の実施の形態を、図1ないし図7に基づいて説明する。
図1は、両軸受タイプの魚釣用リール1を開示している。魚釣用リール1は、リール本体2を備えている。リール本体2は、リール脚3を介して図示しない釣竿のリールシートに固定される。
リール本体2は、軽量化を図るために例えばアルミニウム合金あるいはマグネシウム合金のような卑金属材料により構成されている。リール本体2は、フレームとしての左右の側板4a,4bと、左右のサイドカバー5a,5bとを備えている。側板4a,4bは、クロス部材6を介して連結されているとともに、魚釣用リール1の幅方向に間隔を存して向かい合っている。
左側のサイドカバー5aは、左側の側板4aにねじ止め、嵌合等の公知の手段により固定されている。サイドカバー5aは、側板4aを左側方から覆うとともに、この側板4aとの間に第1のギヤ室7を形成している。
右側のサイドカバー5bは、右側の側板4bにねじ止め、嵌合等の公知に手段により固定されている。サイドカバー5bは、側板4bを右側方から覆うとともに、この側板4bとの間に第2のギヤ室8を形成している。
リール本体2は、スプール10を支持している。スプール10は、側板4a,4bの間に架け渡されるスプール軸11を有している。スプール軸11の一端は、側板4aを貫通するとともに、サイドカバー5aに軸受12を介して回転自在に支持されている。スプール軸11の他端は、他の軸受13を介して側板4bに回転自在に支持されている。スプール軸11は、スプール10と一体的に回転するようになっている。
図1に示すように、スプール10は、釣糸を巻き付ける巻胴部10aと、巻胴部10aの両端に位置する一対のフランジ部10b,10cとを有している。巻胴部10aの左端に位置するフランジ部10bは、左側の側板4aと隣り合っている。この側板4aにフランジ部10bの外周縁を取り囲むリング状の凸部14が形成されている。巻胴部10aの右端に位置するフランジ部10cは、右側の側板4bと隣り合っている。この側板4bにフランジ部10cの外周縁を取り囲むリング状の凸部15が形成されている。
スプール10の前方にレベルワインド機構17が配置されている。レベルワインド機構17は、側板4a,4bの間に跨る筒体18と、この筒体18の内側に挿通されたウォーム軸19と、釣糸を通すガイド部材20とを備えている。
ウォーム軸19は、外周面にトラバース溝21を有するとともに、その一端が第1のギヤ室7に導入されている。ウォーム軸19の一端にアイドルギヤ22が固定されている。アイドルギヤ22は、中間ギヤ23を介してスプール軸11の一端に固定した第1の駆動ギヤ24と噛み合っている。この噛み合いにより、ウォーム軸19は、スプール軸11に追従して回転するようになっている。
ガイド部材20は、筒体18の外周面の上に左右方向に摺動可能に支持されている。ガイド部材20は、ウォーム軸19が回転した時に、トラバース溝21の動きに追従してスプール10の軸方向に直線的に往復動するようになっている。
図1に示すように、リール本体2の第2のギヤ室8にピニオン軸26、ハンドル軸27およびクラッチ機構28が収容されている。ピニオン軸26は、スプール軸11と同軸状に配置されている。ピニオン軸26の外周面上にピニオンギヤ29が嵌挿されている。ピニオンギヤ29は、回転部材の一例であって、その一端が側板4bに装着された軸受30に回転自在かつ軸方向に移動可能に支持されている。ピニオンギヤ29の他端は、サイドカバー5bに装着された他の軸受31に回転自在かつ軸方向に移動可能に支持されている。
ピニオンギヤ29は、クラッチON位置とクラッチOFF位置との間でピニオン軸26の軸方向に移動可能となっている。クラッチON位置では、ピニオンギヤ29の一端がスプール軸11に係合し、ピニオンギヤ29とスプール軸11とが一体的に回転する。クラッチOFF位置では、ピニオンギヤ29の一端がスプール軸11から機械的に切り離され、スプール軸11に対するピニオンギヤ29の係合が解除される。
ハンドル軸27は、スプール10の右側においてピニオン軸26と平行に配置されている。ハンドル軸27は、サイドカバー5bに形成した円筒状のボス部32を貫通しており、その先端部27aがリール本体2の外方に突出している。
ハンドル軸27の先端部27aに釣糸を巻き取る際に手で操作するハンドル35が取り付けられている。さらに、ハンドル軸27とボス部32との間には、釣糸を巻き取る方向へのハンドル軸27の回転を許容する図示しない一方向クラッチが介在されている。
ハンドル軸27の外周面上にクラッチ復帰用ギヤ36および第2の駆動ギヤ37が支持されている。クラッチ復帰用ギヤ36は、第2のギヤ室8に位置するとともに、ハンドル軸27と一体に回転するように、ハンドル軸27に固定されている。
第2の駆動ギヤ37は、ハンドル軸27に対し回転自在であるとともに、第2のギヤ室8の内部で常時ピニオンギヤ29と噛み合っている。第2の駆動ギヤ37は、サイドカバー5bに向けて開口するボス部38を有している。ボス部38の内側にドラグ機構39が収容されている。
ドラグ機構39は、釣糸に一定限度以上の荷重が加わった時にスプール10を空転させるためのものである。ドラグ機構39は、第2の駆動ギヤ37と一緒に回転する複数の金属ワッシャと、ハンドル軸27と一緒に回転する複数の金属ワッシャとを交互に並べて配置するとともに、これら隣り合う金属ワッシャの間にライニング材を介在させた構成となっている。
さらに、サイドカバー5bのボス部32とハンドル35との間にスタードラグ40が配置されている。スタードラグ40は、ハンドル軸27の外周面の上に回転可能にねじ込まれている。スタードラグ40を手で回してサイドカバー5bに近づく方向に移動させると、スタードラグ40が金属ワッシャおよびライニング材を第2の駆動ギヤ37との間で挟み込む。これにより、スタードラグ40の変位量に応じてハンドル軸27と第2の駆動ギヤ37との間に生じる制動力が変化し、スプール10が釣糸を繰り出す方向に逆転する時のドラグ力が定まる。
第2のギヤ室8に収容された上記クラッチ機構28は、ピニオンギヤ29をクラッチON位置とクラッチOFF位置との間で移動させることで、ピニオンギヤ29のトルクをスプール軸11に伝えたり、ピニオンギヤ29からスプール軸11へのトルクの伝達を遮断するためのものである。
図1および図3に示すように、クラッチ機構28は、クラッチカム42、クラッチ部材の一例であるクラッチプレート43および復帰用作動片44を備えている。クラッチカム42は、側板4bに支持されているとともに、ピニオン軸26を中心として一定の角度範囲に亘って回動可能となっている。
さらに、クラッチカム42は、一対のフェースカム部45a,45bを有している。フェースカム部45a,45bは、クラッチカム42から側板4bとは反対側に向けて突出している。
図3に示すように、側板4bに一対のガイド軸46a,46bが設けられている。ガイド軸46a,46bは、ピニオン軸26を間に挟んでこのピニオン軸26と平行に配置されているとともに、側板4bから第2のギヤ室8に向けて突出している。
上記クラッチプレート43は、その両端部がガイド軸46a,46bに摺動可能に支持されている。ピニオン軸26およびピニオンギヤ29は、クラッチプレート43の中間部を貫通しており、クラッチプレート43の中間部がピニオンギヤ29の外周面に形成した嵌合溝29aに係合している。そのため、クラッチプレート43は、ピニオンギヤ29と一緒にピニオン軸26の軸方向に移動するようになっている。
クラッチプレート43は、図示しないクラッチスプリングにより常にクラッチカム42の方向に付勢されている。この付勢により、クラッチプレート43がクラッチカム42のフェースカム部45a,45bに押し付けられている。
そのため、クラッチカム42を回動させると、フェースカム部45a,45bの形状に応じてクラッチプレート43がピニオンギヤ29と一緒にピニオン軸26の軸方向にスライドする。
言い換えると、クラッチカム42は、ピニオンギヤ29をクラッチON位置に移動させる第1の回動位置と、ピニオンギヤ29をクラッチOFF位置に移動させる第2の回動位置との間で回動可能となっている。図3は、クラッチカム42が第1の回動位置に回動された状態を示している。この第1の位置からクラッチカム42を半時計回り方向に所定の角度回動させた位置が第2の回動位置となる。
図3に示すように、クラッチ機構28は、ピニオンギヤ29をクラッチON位置およびクラッチOFF位置に振り分け付勢保持するためのホールドスプリング48を備えている。ホールドスプリング48は、ねじりコイルスプリングであり、その一端がクラッチカム42に連結されているとともに、他端が側板4bに連結されている。
ホールドスプリング48は、図3に示すようにクラッチカム42が第1の回動位置にある時に、図中矢印S1で示すようにクラッチカム42を時計回り方向に弾性的に付勢している。同様に、ホールドスプリング48は、クラッチカム42が第2の回動位置にある時に、図中矢印S2で示すようにクラッチカム42を反時計回り方向に付勢している。
一方、クラッチ機構28の復帰用作動片44は、一方のガイド軸46bに揺動可能に支持されて、上記クラッチ復帰用ギヤ36と隣り合っている。復帰用作動片44は、クラッチ復帰用ギヤ36の外周に向けて突出する係合爪49を有している。復帰用作動片44は、係合爪49が常にクラッチ復帰用ギヤ36に係合する方向に復帰スプリング50によって付勢されている。
図3に示すように、クラッチカム42に作動規制部52が一体に形成されている。作動規制部52は、ピニオン軸26を中心とする円弧状の軌跡に対して所定の角度傾斜したカム形状をなしている。具体的には、作動規制部52は、その一端52aから他端52bの方向に進むに従い、クラッチカム42の回動中心までの距離が短くなるように形成されている。
復帰用作動片44に作動規制部52に突き当たる当接部53が形成されている。当接部53は、クラッチカム42が第1の回動位置にある時に、復帰スプリング50の付勢力により作動規制部52の一端52aに接している。この当接部53は、クラッチカム42が第1の回動位置から第2の回動位置に向けて回動を開始した時に、作動規制部52の一端52aから他端52bに向けて摺動変位する。さらに、当接部53は、クラッチカム42が第2の回動位置に達した時点で、作動規制部52の他端52bから外れるようになっている。
図2および図3に示すように、クラッチカム42の外周縁部に連結部材55が一体に形成されている。連結部材55は、クラッチカム42と直交する方向に延びる帯状をなしている。連結部材55を含むクラッチカム42は、機械的強度および耐久性等を考慮して、例えばステンレス鋼のような貴金属材料により構成されている。
連結部材55は、スプール10の手元側に位置するように、リール本体2の右側の側板4bを貫通して左右の側板4a,4bの間に導かれている。そのため、側板4bには、連結部材55が貫通する開口部56が形成されており、この開口部56は、クラッチカム42の回動範囲に対応するような長孔状の開口形状を有している。さらに、リール本体2の左側の側板4aには、凹部57が形成されている。凹部57は、開口部56と向かい合うとともに、開口部56に対応するような長孔状の開口形状を有している。
図1および図2に示すように、連結部材55にクラッチ操作部材60が取り付けられている。クラッチ操作部材60は、釣人が手の指先で押圧するものであり、例えばアルムニウム合金のような金属材料で構成されている。クラッチ操作部材60は、連結部材60を完全に包囲するとともに、リール本体2の左右の側板4a,4bの間に跨るように水平に延びている。
このようなクラッチ操作部材60は、クラッチカム42を第1の回動位置に切り換える第1の操作位置と、クラッチカム42を第2の回動位置に切り換える第2の操作位置との間でリール本体2の上下方向に移動可能となっている。
図4に示すように、クラッチ操作部材60の右端部60aは、右側の側板4bおよびこの側板4bからフランジ部10cの外周縁を取り囲むように突出するリング状の凸部15と向かい合っている。同様に、クラッチ操作部材60の左端部60bは、左側の側板4aおよびこの側板4aからフランジ部10bの外周縁を取り囲むように突出するリング状の凸部14と向かい合っている。さらに、本実施の形態では、クラッチ操作部材60の左端部60bに側板4aの開口部56内に入り込むガイド凸部61が形成されている。
図1および図2に示すように、リール本体2の右側の側板4bに保護部材65が取り付けられている。保護部材65は、例えば耐摩耗性および摺動性に優れたポリアセタール樹脂やABS樹脂のような合成樹脂材料にて構成されている。
図6および図7は、保護部材65の全体形状を示している。保護部材65は、第1ないし第3の保護壁部66,67,68を有している。第1の保護壁部66は、右側の側板4bとクラッチ操作部材60の右端部60aとの間に介在されている。第1の保護壁部66は、クラッチ操作部材60の右端部60aの移動方向に沿って円弧状に湾曲する板状をなしているとともに、クラッチ操作部材60の右端部60aの移動範囲を全てカバーする大きさを有している。このような第1の保護壁部66の中央部には、側板4bの開口部56に対応する長孔状の貫通孔69が形成されている。
第2の保護壁部67は、第1の保護壁部66の貫通孔69の開口縁から側板4bの開口部56に向けて突出している。第2の保護壁部67は、開口部56に嵌合するような中空の筒状をなしており、開口部56の内面を全面的に覆っている。言い換えると、第2の保護壁部67は、開口部56の内面と連結部材55との間に介在されて、連結部材55を取り囲んでいる。
第3の保護壁部68は、第1の保護壁部66のうち側板4bの凸部15と向かい合う縁部から起立している。第3の保護壁部68は、凸部15とクラッチ操作部材60の右端部60aとの間に介在されている。第3の保護壁部68は、クラッチ操作部材60の右端部60aの移動方向に沿って円弧状に湾曲する板状をなしているとともに、クラッチ操作部材60の右端部60aの移動範囲を全てカバーする大きさを有している。
本実施の形態の保護部材65は、例えば第2の保護壁部67を側板4bの開口部56に嵌め込むことで側板4bに保持されており、この保護部材65の第1および第3の保護壁部66,68にクラッチ操作部材60の右端部60aが摺動可能に接触もしくは僅かな隙間を存して向かい合っている。側板4bに対する保護部材65の保持の仕方は、嵌め込みに限らず、例えば接着あるいはねじ止めにより側板4bに保持するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、左側の側板4aに他の保護部材71が取り付けられている。保護部材71は、上記保護部材65と対称な形状であるとともに、この保護部材65と同様の構成を有している。
具体的には、保護部材71は、左側の側板4aとクラッチ操作部材60の左端部60bとの間に介在される第1の保護壁部72と、側板4aの凹部57に嵌合される中空筒状の第2の保護壁部73と、側板4aの凸部14とクラッチ操作部材60の左端部60bとの間に介在される第3の保護壁部74とを備えている。クラッチ操作部材60の左端部60bから突出するガイド凸部61は、第2の保護壁部73の内側に挿入されている。
そのため、第2の保護壁部73は、凹部57の内面とガイド凸部61の間に介在されて、ガイド凸部61を取り囲んでいる。
なお、他の保護部材71は、上記保護部材65と同様に、嵌め込み、接着あるいはねじ止め等の手段により側板4aに保持することができる。
クラッチ操作部材60が第1の操作位置にある状態では、クラッチカム42はホールドスプリング48により第1の回動位置に保持されている。そのため、ピニオンギヤ29は、クラッチプレート43と一緒にクラッチON位置に移動されて、スプール軸11に係合している。
さらに、クラッチカム42がクラッチON位置にある状態では、復帰用作動片44は、復帰スプリング50によって反時計回り方向に付勢されて、その当接部53が作動規制部52の一端52aに当接した状態に維持される。このため、復帰用作動片44の係合爪49は、ハンドル軸27上のクラッチ復帰用ギヤ36から離脱している。
したがって、ハンドル35を介してハンドル軸27を回転させることができ、このハンドル軸27の回転に伴うトルクは、ドラグ機構39から第2の駆動ギヤ37およびピニオンギヤ29を介してスプール軸11に伝わる。よって、スプール10が釣糸を巻き取る方向に回転する。
それとともに、スプール軸11に伝わったトルクは、第1の駆動ギヤ24、中間ギヤ23およびアイドルギヤ22を介してレベルワインド機構17のウォーム軸19に伝わり、このウォーム軸19が回転する。この結果、ガイド部材20がトラバース溝21の動きに追従してスプール10の軸方向に直線的に往復移動を繰り返し、釣糸がスプール10の巻胴部10aの上に均等に巻き取られる。
クラッチ操作部材60を手の指先で第1の操作位置から第2の操作位置に向けて押し下げると、クラッチカム42がピニオン軸26を中心に反時計回り方向に回動する。この回動により、クラッチカム42の作動規制部52は、ピニオン軸26を中心とする円弧状の軌跡に対して、所定の角度だけ傾斜した状態を維持しつつ、クラッチカム42と一緒に移動する。
作動規制部52の移動に伴い、この作動規制部52の一端52aに接している復帰用作動片44の当接部53は、作動規制部52の一端52aから他端52bに向けて相対的に摺動変位する。作動規制部52は、一端52aから他端52bの方向に進むに従いクラッチカム42の回動中心までの距離が短くなっている。
このため、復帰用作動片44の当接部53が作動規制部52の一端52aから他端52bに向けて摺動変位すると、復帰用作動片44は、復帰スプリング50の付勢力に抗してガイド軸46bを中心に時計回り方向に揺動する。この揺動により、復帰用作動片44の係合爪49がクラッチ復帰用ギヤ36から遠ざかる。それとともに、復帰スプリング50が伸長されて、復帰用作動片44に加わる付勢力が増大する。
クラッチ操作部材60の押し下げ動作に伴って、クラッチカム42が第2の回動位置に達すると、復帰用作動片44の当接部53が作動規制部52の他端52bから離脱する。この結果、復帰用作動片44が復帰スプリング50に引張られて、ガイド軸46bを中心に反時計回り方向に一気に揺動する。これにより、復帰用作動片44の係合爪49がクラッチ復帰用ギヤ36に対し噛合可能となるように、このクラッチ復帰用ギヤ36の回転軌跡内に臨む。
さらに、クラッチカム42が第2の回動位置に達すると、クラッチカム42のフェースカム部45a,45bがクラッチスプリングの付勢力に抗してクラッチプレート43をクラッチカム42から離間する方向に押圧する。
そのため、ピニオンギヤ29がクラッチプレート43と一緒にクラッチON位置からクラッチOFF位置にスライドされて、スプール軸11に対するピニオンギヤ29の係合が解除される。この結果、ピニオンギヤ29からスプール軸11へのトルクの伝達が遮断され、スプール10がフリーとなる。
このような魚釣用リール1によると、リール本体2の側板4bに取り付けられた保護部材65は、クラッチ操作部材60の右端部60aと側板4bおよび凸部15とが直接的に接触することがないように、第1および第3の保護壁部66,68で側板4bから凸部15に至る領域を覆っている。
加えて、保護部材65の第2の保護壁部67は、クラッチ操作部材60を支持する連結部材55が側板4bの開口部56の内面に直接的に接触することがないように、連結部材55を開口部56の内側で取り囲んでいる。
この結果、側板4b、連結部材55およびクラッチ操作部材60の全てを保護部材65で保護することができ、クラッチ機構28の操作に伴う側板4b、連結部材55およびクラッチ操作部材60の摩耗、損傷および腐食の発生を確実に防止することができる。
さらに、本実施の形態では、リール本体2の左側の側板4aにも他の保護部材71が取り付けられ、この保護部材71は、クラッチ操作部材60の左端部60bと側板4aおよび凸部14とが直接的に接触することがないように、第1および第3の保護壁部72,74で側板4aから凸部14に至る領域を覆っている。
さらに、保護部材71の第2の保護壁部73は、クラッチ操作部材60のガイド凸部61が側板4aの凹部57の内面に直接的に接触することがないように、ガイド凸部61を凹部57の内側で取り囲んでいる。
そのため、側板4a、連結部材55およびガイド凸部61の全てを保護部材71で保護することができ、クラッチ機構28の操作に伴う側板4a、クラッチ操作部材60およびガイド凸部61の摩耗、損傷および腐食の発生を確実に防止することができる。
この結果、クラッチ操作部材60の操作を円滑かつ安定して行なうことができ、クラッチ機構28のクラッチプレート43をクラッチON位置およびクラッチOFF位置に確実に操作することができる。
よって、クラッチ機構28の操作性に優れた使い易い魚釣用リール1を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る魚釣用リールの断面図。 本発明の実施の形態において、クラッチ操作部材、連結部材、側板および保護部材の位置関係を断面で示す魚釣用リールの背面図。 本発明の実施の形態において、クラッチカムが第1の回動位置に保持された状態を示すクラッチ機構の側面図。 図1のA部を拡大して示す断面図。 図3のB部を拡大して示す断面図。 本発明の実施の形態に係る保護部材の斜視図。 (A)は、本発明の実施の形態に係る保護部材の側面図。(B)は、図7の(A)の矢印C方向から見た保護部材の正面図。
符号の説明
2…リール本体、4a,4b…側板、5b…サイドカバー、10…スプール、11…スプール軸、28…クラッチ機構、29…回転部材(ピニオンギヤ)、43…クラッチ部材(クラッチプレート)、55…連結部材、56…開口部、60…クラッチ操作部材、65…保護部材、66…第1の保護壁部、67…第2の保護壁部。

Claims (5)

  1. 左右の側板を有するリール本体と、
    上記リール本体の側板の間に回転自在に支持されたスプール軸を有するスプールと、
    上記リール本体の一方の側板と、この側板を覆うサイドカバーとの間に収容され、ハンドル操作に追従して回転する回転部材と、
    上記一方の側板と上記サイドカバーとの間に収容され、上記回転部材を上記スプール軸に係合させるクラッチON位置と、上記スプール軸に対する上記回転部材の係合を解除するクラッチOFFとの間で移動可能なクラッチ部材と、上記クラッチ部材に連動するとともに上記一方の側板に開けた開口部を通じて上記リール本体の側板の間に導かれた連結部材と、を有するクラッチ機構と、
    上記リール本体の側板の間に配置され、上記クラッチ機構の連結部材に連結されたクラッチ操作部材と、を含み、
    上記クラッチ操作部材を人為的に操作することで、上記クラッチ部材を上記クラッチON位置又はクラッチOFF位置のいずれかに切り換える魚釣用リールであって、
    上記リール本体の一方の側板のうち上記クラッチ操作部材に対応する位置に保護部材を取り付け、この保護部材は、上記一方の側板と上記クラッチ操作部材との間に介在される第1の保護壁部と、上記一方の側板の開口部内に入り込んで上記連結部材を取り囲む筒状の第2の保護壁部とを備えていることを特徴とする魚釣用リール。
  2. 請求項1の記載において、上記スプールは、上記リール本体の一方の側板と隣り合うフランジ部を有し、上記リール本体の一方の側板は、上記フランジ部の外周縁部を取り囲むとともに、上記クラッチ操作部材と向かい合うリング状の凸部を有し、上記保護部材は、上記凸部と上記クラッチ操作部材との間に介在される第3の保護壁部をさらに備えていることを特徴とする魚釣用リール。
  3. 請求項2の記載において、上記クラッチ操作部材は、上記クラッチ部材をクラッチON位置に切り換える第1の操作位置と、上記クラッチ部材をクラッチOFF位置に切り換える第2の操作位置との間で移動可能であり、上記保護部材の第1および第3の保護壁部は、上記クラッチ操作部材の移動範囲をカバーする大きさを有することを特徴とする魚釣用リール。
  4. 請求項1の記載において、上記保護部材は、上記第2の保護壁部を上記側板の開口部に嵌合させることで、上記リール本体に保持されていることを特徴とする魚釣用リール。
  5. 請求項1の記載において、上記リール本体と上記クラッチ機構の連結部材とは、互いに異なる金属材料で構成されていることを特徴とする魚釣用リール。
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