JP2009081712A - 情報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露出パネルを本体モジュールに対して容易に着脱可能としながらも、普段の使用中において露出パネルが本体モジュールから不用意に外れてしまうことのないようにする。
【解決手段】露出パネルPは、情報入力手段および情報出力手段が配設されたパネル本体12と、パネル本体12の周囲に一体に形成されたプレート枠13と、プレート枠13の前面側に着脱可能に覆着されるプレートカバー19とを有する。露出パネルPには、本体モジュールに係合する可動爪と、可動爪に連結されており、操作部28bが操作されることにより本体モジュールに可動爪を係合させる係合位置と当該係合を解除させる解除位置との間で移動する操作子28とが設けられる。操作部28bは、プレート枠13のうち、プレートカバー19を覆着した状態でプレートカバー19に覆われ、プレートカバー19を取り外した状態で露出する部位に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁に取り付けて使用される情報装置に関するものである。
従来から、この種の情報装置には、たとえば宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通信可能となるもの(インターホン親機)などがある(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に例示された情報装置は、壁内に器体の後部が埋め込まれた形で取り付けられる。なお、インターホン親機として用いる情報装置には、映像表示部を備え、カメラが設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラで撮像された映像を表示することができるものもある。
ところで、上述の情報装置では、電源回路等の内部回路や映像表示部等の情報出力手段が全て1つの器体に配設されており、そのため、情報装置の機能(たとえば映像表示部の画面サイズなど)を一部でも変更する場合には、情報装置全体を交換する必要がある。
これに対して、電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、本体モジュールの電源回路から電力供給を受ける情報出力手段を具備する露出パネルとに情報装置を分割し、露出パネルを本体モジュールとは別に交換可能とすることが考えられている。この構成では、本体モジュールを共通としておけば、露出パネルを交換することで情報装置の機能(たとえば映像表示部の画面サイズなど)を容易に変更することができる。
このように本体モジュールと露出パネルとに分割された情報装置においては、露出パネルと本体モジュールとの一方に設けた係止爪を他方に設けた係止孔に挿入し、係止爪の先端部を係止孔の開口周縁に係止させることで、露出パネルを本体モジュールに係着することが考えられる。
特開平6−291818号公報
しかし、上記構成の情報装置において、係止爪と係止孔との係合の強度を高く設計すると、本体モジュールに対して露出パネルを着脱する際に係止爪が破損し易いため、露出パネルの着脱を慎重に行う必要があり、露出パネルの交換には手間が掛かるという問題がある。一方、露出パネルを本体モジュールに対して容易に着脱できる程度に係止爪と係止孔との係合の強度を低く設計すると、情報装置の普段の使用中に、露出パネルに対して係止爪と係止孔との係合を解除する向きの力が作用することにより、露出パネルが不用意に本体モジュールから外れて落下する可能性があり、好ましくない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、露出パネルを本体モジュールに対して容易に着脱可能としながらも、普段の使用中において不用意に露出パネルが本体モジュールから外れてしまうことのない情報装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、露出パネルが、情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方が配設されたパネル本体と、パネル本体の周囲に一体に形成されたプレート枠と、プレート枠の前面側に着脱可能に覆着されるプレートカバーとを有し、露出パネルには、本体モジュールに設けた固定係止部に係合する可動係止部と、操作部の操作に応じて固定係止部に可動係止部を係合させる係合位置と当該係合を解除させる解除位置との間を移動する操作子とが設けられ、操作部が、プレート枠のうち、プレートカバーを覆着した状態でプレートカバーに覆われ、プレートカバーを取り外した状態で露出する部位に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、操作子の操作部は、プレート枠のうち、プレートカバーを覆着した状態でプレートカバーに覆われ、プレートカバーを取り外した状態で露出する部位に配置されているので、プレート枠にプレートカバーを覆着した状態では操作することができない。したがって、露出パネルを本体モジュールに対して着脱する際には、プレートカバーを取り外すことで操作部を操作可能として露出パネルを容易に着脱可能としながらも、情報装置の普段の使用中においては、プレートカバーを覆着しておくことで操作部の操作を禁止して、露出パネルが本体モジュールから不用意に外れてしまうことを回避できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記操作子が前記可動係止部と一体に形成されており、前記露出パネルが、操作子を前記係合位置側にばね付勢する付勢手段を具備することを特徴とする。
この構成によれば、操作子は係合位置側にばね付勢されているので、情報装置に衝撃が加わることがあっても、可動係止部と本体モジュールとの係合は維持され、露出パネルが本体モジュールから外れにくいという利点がある。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記可動係止部が、1個の前記操作子に対して複数個連動していることを特徴とする。
この構成によれば、1個の操作子を操作するだけで複数個の可動係止部を同時に移動させることができ、したがって、複数個の可動係止部のそれぞれに個別に連結された複数個の操作子を同時に操作する場合に比べて、操作子の操作が容易になる。また、可動係止部ごとに個別に操作子を設ける場合に比べて部品点数を削減することができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記露出パネルが、前記操作子の一部が収容される収容空間を有し、収容空間の後壁には、操作子が挿入されることで操作子の移動をガイドするガイド溝が形成され、操作子が、収容空間の後壁におけるガイド溝の開口周縁に係止され前後方向への移動が規制されるガイド突起を有することを特徴とする。
この構成によれば、ガイド溝によって操作子の移動がガイドされるとともに、ガイド突起をガイド溝の開口周縁に係止させることによって前後方向への移動が規制されるので、操作子はパネル本体に対してがたつきにくくなり、操作子の操作性が向上する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明において、前記操作子が、前記本体モジュールの前面に沿う面内で一方向にスライドすることで前記係合位置と前記解除位置との間を移動し、前記操作部が、前記一方向の少なくとも一端面が、本体モジュールの前面に沿う断面を弧状とする凹曲面を成していることを特徴とする。
この構成によれば、操作部の前記一方向の両端面が平面の操作子に比べて、操作子を操作する際に操作者の指が操作部に掛かりやすくなり、操作子の操作性が向上する。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記操作子が、棒状であって長手方向の一端部が前記プレート枠と連続一体に形成されており、他端部で前記可動係止部を移動させることを特徴とする。
この構成によれば、操作子は、棒状であって長手方向の一端部が前記プレート枠と連続一体に形成されているので、プレート枠と別体の操作子を用いる場合に比べて部品点数を削減することができる。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明において、前記パネル本体と前記プレート枠とが、前記本体モジュールに前記露出パネルが装着された状態で本体モジュールの周囲の壁面にプレート枠を弾接させるように、可撓性を有する複数の支持片によって一体に連結されていることを特徴とする。
この構成によれば、露出パネルは、本体モジュールに装着された状態で、支持片を撓ませながら本体モジュールの周囲の壁面にプレート枠を弾接させるので、プレート枠と壁面との間に隙間が生じにくくなる。これにより、露出パネルと本体モジュールとの間に塵埃が入りやすくなったり、見映えが悪くなったりすることを防止できる。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明において、前記露出パネルが、前記本体モジュールに装着された状態で本体モジュールの周囲の壁面に前記プレート枠を当接させるものであって、プレート枠の背面側における壁面との当接部位が弾性材料から形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、プレート枠を壁面に当接させると、プレート枠における壁面との当接部位は壁面の形状に応じて弾性変形することで壁面に密着するから、壁面に多少の凹凸があってもプレート枠と壁面との間に隙間を生じることはない。これにより、露出パネルと本体モジュールとの間に塵埃が入りやすくなったり、見映えが悪くなったりすることを防止できる。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかの発明において、前記パネル本体と前記プレート枠とが、可撓性を有する複数の支持片によって一体に連結されており、パネル本体が、支持片に隣接する形で外周面から支持片の前方に突出する規制片を有することを特徴とする。
この構成によれば、パネル本体は、支持片に隣接する形で外周面から支持片の前方に突出する規制片を有するので、プレートカバーを取り外す際などにプレート枠が前方に引っ張られることがあっても、支持片が規制片に当接することでプレート枠の前方への移動量が規制されるので、プレート枠と壁面との間に隙間が生じにくくなる。
本発明は、操作子の操作部が、プレートカバーを覆着した状態でプレートカバーに覆われ、プレートカバーを取り外した状態では露出する部位に配置されているので、プレートカバーを覆着した状態では操作子を操作することができない。したがって、プレートカバーを取り外すことで操作部を操作可能として露出パネルを容易に着脱可能としながらも、情報装置の普段の使用中においては、プレートカバーを覆着しておくことで操作部の操作を禁止すれば、露出パネルが本体モジュールから不用意に外れてしまうことはない。
以下の各実施形態では、宅内の壁に取り付けられ、宅外に設置された相手側装置としてのドアホン子器に対して信号線を用いて接続されることによりインターホンシステムを構築し、相手側装置との間で通信(通話)可能となるインターホン親機を情報装置の一例として、本発明の情報装置の構成を説明する。
この情報装置は映像表示部を備えており、来訪者を撮像するカメラ部が設けられた相手側装置に接続されることにより、相手側装置のカメラ部で撮像された映像を表示することができる。なお、相手側装置は、カメラ部の他、操作入力が可能な操作部と、スピーカおよびマイクロフォンを具備し情報装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部と、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部と、信号線が接続される端子部とを有している。
(実施形態1)
本実施形態の情報装置Aは、図2(a)に示すように、壁に固定される本体モジュールMと、本体モジュールMの前面側に着脱可能に覆着される露出パネルPとを備えている。露出パネルPは本体モジュールMに装着された状態で、コネクタ4,5によって本体モジュールMと電気的に接続される。以下では、情報装置Aを壁に取り付けた状態で正面から見た上下左右を上下左右として説明する。
本体モジュールMは、図2(b)に示すように、前面に矩形状の開口部を有する箱状に形成されたボディ1と、ボディ1の前面に覆着されるカバー2とで構成される器体3を備え、種々の電気部品が実装されている回路基板(図示せず)が器体3内に収納された構成を有する。さらに、本体モジュールMは、商用電源供給用の電源線が接続される電源端子部6と、信号線が接続される信号端子部7とを器体3の背面側に備えている。ボディ1とカバー2とは、カバー2の上下方向の各端部から後方に突出した結合片8に設けた孔に、ボディ1の上下方向の両端面における前端部に設けた結合爪9をそれぞれ係合させることにより結合される。
この本体モジュールMは、壁面からの器体3の突出量を小さく抑え、且つ、一般に普及している埋込型の配線器具との外観上の統一感を出すとともに、取り付けに用いる部材の低コスト化を図るために、壁内に設置された埋込型の配線器具用の埋込ボックスSB(図4参照)を用いて壁に取り付けられる。埋込ボックスSBは、前面開口の箱状に形成されており、壁面を構成する壁材W(図4参照)において埋込ボックスSBに対応する部分には、埋込ボックスSBの開口より小さい矩形状であって、埋込ボックスSBに設けた取付ねじ用のねじ孔(図示せず)を全て露出させる大きさの施工孔H1が開設される。本体モジュールMは、この施工孔H1を通して前方から埋込ボックスSBに取り付けられるのであって、器体3が後部を埋込ボックスSB内に収納可能な形状および寸法に形成されている。
すなわち、本体モジュールMのカバー2は、上下方向の各端面のそれぞれから互いに離れる向きに延設された一対の取付片10を連続一体に有する。一対の取付片10は、カバー2の左右方向の略全長に亘って形成される。各取付片10には、埋込ボックスSBに固定するための取付ねじ(図示せず)を挿通するボックス用孔11がそれぞれ複数個(ここでは2個)ずつ形成される。詳しくは後述するが、この取付片10は露出パネルPを装着するためにも用いられる。なお、本実施形態では、本体モジュールMの器体3は1連用の取付枠(埋込型の配線器具用に規格化されている単位寸法の配線器具を幅方向に3個並べて取付可能な取付枠)を2個まで取付可能な埋込ボックスSBに対応する大きさに形成されている。
露出パネルPは、本体モジュールMの前面側を覆うパネル本体12と、パネル本体12の周囲に一体に形成された矩形枠状のプレート枠13とを有する。パネル本体12は、パネルベース12a(図4参照)の前面側にパネルカバー12b(図4参照)が結合されることで薄箱状に形成されており、パネルベース12aとパネルカバー12bとの間に、種々の電気部品が実装されている回路基板(図示せず)等が収納された構成を有する。プレート枠13は、パネルベース12aの外周縁に後述の支持片34を介して連続一体に形成される。なお、ここでは、露出パネルPは、上下方向の寸法と左右方向の寸法とのいずれもが本体モジュールMより大きく設定されている。
パネル本体12の前壁(パネルカバー12b)の一部には透明な表示窓14が配設されており、露出パネルPは、液晶パネルからなる映像表示部15(図3参照)をパネル本体12内における表示窓14の後方に備えている。さらに、パネル本体12の前壁には、後方にスピーカ18aが配設されるスピーカ取付部16と、操作部17(図3参照)としてのスイッチ(図示せず)操作用の操作ハンドル17aと、後方にマイクロフォン18b(図3参照)が配設されるマイク用孔(図示せず)とが配設されている。なお、スピーカ18aおよびマイクロフォン18bは、図3に示すように相手側装置との通話時に音声の入出力を行う音声入出力部18を構成する。
さらに、露出パネルPは、プレート枠13の前面の全域を覆う形でプレート枠13の前面側に覆着される矩形枠状のプレートカバー19(図1参照)を有し、プレートカバー19を係着する係着手段をプレート枠13に具備している。すなわち、プレート枠13は、プレートカバー19の背面の複数箇所に突設された係着爪20(図10参照)が挿入されることで当該係着爪20が係止する係着孔21を係着手段として具備している。係着孔21は、各係着爪20に対応する各位置にそれぞれ配置されており、ここでは、プレート枠13の左右両端部においては上下方向に3箇所ずつ、上端部においては左右方向に2箇所配置されている。プレート枠13の下端部においては、係着孔21に代えて係着爪20に係止する係着片22が形成される。なお、本実施形態では、壁面からのパネル本体12の前面の突出高さを壁面からのプレートカバー19の突出高さに揃えるように、露出パネルPの壁面からの突出量を設定している。
ここにおいて、情報装置Aの内部回路は、本体モジュールMと露出パネルPとに分割して設けられている。
すなわち、本体モジュールMは、図3に示すように、電源スイッチ部SWを介して電源端子部6に接続され内部回路に直流電源を供給する電源回路39(AC/DC電源部39aおよびDC/DC電源部39b)と、情報の授受を行う情報授受口としての信号端子部7に接続された外部インタフェース部40とを有している。電源スイッチSWは、露出パネルPの装着時にオンするように本体モジュールMの前面側に露出して配置される。
一方、露出パネルPは、図3に示すように、音声入出力部18や映像表示部15や操作部17等、電源回路39から電力供給を受け情報の入出力を行う手段(情報入力手段および情報出力手段)の他、音声入出力部18および映像表示部15と外部インタフェース部40とに接続され、音声信号や映像信号の入出力を行う信号処理部42と、操作部17からの操作入力を受け付けて内部回路の各部の動作を制御する全体制御部43とを備えている。信号処理部42は、音声信号を増幅するアンプを含む音声処理部44と、映像信号を復調する復調回路を含み映像表示部15に映像を表示する映像伝送処理部45とを有している。なお、本実施形態では、信号線に音声信号と映像信号とが多重化されて伝送されている。そのため、信号処理部42には、音声処理部44および映像伝送処理部45と外部インタフェース部40との間に挿入され、多重化された音声信号と映像信号とを分離する多重分離部42aが設けられている。
ところで、本体モジュールMと露出パネルPとのそれぞれには、互いに係合することで本体モジュールMに露出パネルPを装着する取付手段が設けられている。
本体モジュールMにおいては、図2(a)のように下側の取付片10の前面から突出した鉤片23と、上側の取付片10に設けた係止孔(固定係止部)24とが取付手段として設けられている。鉤片23は、取付片10の前面から前方に突出し、先端部が上方に延長されることによりL字状に形成されており、左右方向に複数個(ここでは2個)並設されている。係止孔24は、取付片10における一方のボックス用孔11の両側方に、それぞれ矩形状に開口する形で貫設されている。
露出パネルPにおいては、プレート枠13の下端縁であって各鉤片23に対応する位置にそれぞれ形成され、鉤片23の先端部と取付片10との間に上方から挿入されることで鉤片23に引っ掛かる引掛片25と、図2(b)のようにパネル本体12の背面側であって各係止孔24に対応する位置からそれぞれ後方に突出する可動爪(可動係止部)26とが取付手段として設けられている。可動爪26の先端部には、図4に示すように上方に凸となる係止部27が設けられており、係止部27は可動爪26の基端部側ほど可動爪26からの突出量が大きくなるように上面が傾斜している。
この構成により、露出パネルPの引掛片25を本体モジュールMの鉤片23に引っ掛けた状態で、鉤片23を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けることにより、露出パネルPの可動爪26を本体モジュールMの係止孔24に挿入し、取付片10の背面側において係止部27を係止孔24の開口周縁に係止させれば、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
ここにおいて、露出パネルPには、図4および図5に示すように可動爪26に連結されており、可動係止部としての可動爪26を固定係止部としての係止孔24に係合させる係合位置と当該係合を解除させる解除位置との間で本体モジュールMの前面に沿って上下方向に移動可能な操作子28が設けられている。すなわち、操作子28が係合位置にある状態では、可動爪26は図4のように係止部27が係止孔24の開口周縁に係止され、一方、操作子28を解除位置に移動させると、可動爪26は図4の位置よりも下方に移動することで係止孔24の開口周縁との係合が解除される。
操作子28は、図6に示すように矩形板状の胴部28aと、胴部28aの上端縁から上方に突出し且つ先端部が前方に屈曲された断面L字状の操作部28bと、胴部28aの下端縁における左右両端部から下方に突出した一対の脚部28cとで構成されており、各脚部28cの先端部がそれぞれ可動爪26に連結されている。そして、操作子28は、パネル本体12内部(ここでは映像表示部15の後方)に設けた収容空間29(図4参照)に、操作部28bをパネル本体12の上端縁から突出させる形で収容されている。ここで、プレート枠13において操作部28bに対応する部位には、図1(b)に示すように操作部28bを前方に露出させる形に操作窓30が開口しており、操作子28の操作部28bは、前記操作窓30内に配設されることでプレート枠13の前面側から操作可能となる。操作窓30はプレート枠13の上端部において一対の係着孔21の間に形成される。
上述した構成により、図1(a)に示すように露出パネルPの前面側にプレート枠13の前面を覆うプレートカバー19が装着された状態では、操作子28の操作部28bはプレートカバー19で覆われて操作不能となり、一方、図1(b)に示すように露出パネルPからプレートカバー19を取り外した状態では、操作子28の操作部28bはプレート枠13の操作窓30を通して操作可能となる。要するに、露出パネルPの着脱を行う際には、プレートカバー19を外すことで露出パネルPを容易に着脱可能としながらも、情報装置Aの普段の使用中においては、プレートカバー19を装着しておくことで、操作部28bの操作が禁止され、露出パネルPが本体モジュールMから不用意に外れてしまうことはない。
しかも、可動爪26は、1個の操作子28に設けた一対の脚部28cにそれぞれ連結されているから、1個の操作子28の操作部28bを操作するだけで、複数個(ここでは2個)の可動爪26を同時に移動させることができる。したがって、複数個の可動爪26にそれぞれ連結された複数個の操作子28を同時に操作する場合に比べて、露出パネルPを取り外す際の操作子28の操作が容易になるという利点がある。
さらに、可動爪26は、図4に示すように本体モジュールMの取付片10の背面から後方に突出することになるものの、本実施形態では、可動爪26が挿通される係止孔24は、取付片10における取付ねじ用のボックス用孔11の両側方に貫設されているため、可動爪26が壁材Wに干渉することはない。つまり、壁材Wにおいて埋込ボックスSBに対応する部分には、埋込ボックスSBに設けた取付ねじ用のねじ孔を全て露出させる大きさの施工孔H1が開設されているので、可動爪26において取付片10の背面から後方に突出した部分は施工孔H1内に収まることとなり、壁材Wに干渉することはない。
ところで、本実施形態では、操作子28を係合位置側に付勢する付勢手段としてのコイルばね31を露出パネルPに具備している。コイルばね31は、操作子28の胴部28aに形成された複数本(ここでは3本)のスリット28d内にそれぞれ配設され、スリット28dの上端面に突設されたばね保持片28eが一端部(上端部)に挿入されることで操作子28に保持される。コイルばね31の他端部(下端部)はパネル本体12の収容空間29内に設けたばね保持部32(図4参照)に保持される。しかして、操作子28は、コイルばね31のばね力によって係合位置にばね付勢され、コイルばね31のばね力に抗して操作部28bが下方に押操作されることで解除位置に移動する。
これにより、露出パネルPを本体モジュールMに装着する際には、露出パネルPの可動爪26を本体モジュールMの係止孔24に挿入するだけで、コイルばね31のばね力によって操作子28が係合位置に付勢され、可動爪26の係止部27が係止孔24の開口周縁に係止することとなる。また、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では、情報装置Aに衝撃が加わることがあっても、操作子28は係合位置に付勢されているので、可動爪26と本体モジュールMとの係合は維持され、露出パネルPが本体モジュールMから外れにくいという利点がある。
また、本実施形態では、パネル本体12における収容空間29の後壁(パネルベース12a)に、図5に示すように操作子28の脚部28cが挿入されることで操作子28の上下方向への移動をガイドするガイド溝33が開口している。ガイド溝33は収容空間29の後壁を厚み方向に貫通している。ここで、操作子28の各脚部28cは、図6に示すようにそれぞれの前端部から左右両側方に突設された第1のガイド突起28fを有しており、ガイド溝33に挿入された状態で、第1のガイド突起28fを収容空間29の後壁の前面側でガイド溝33の開口周縁に係止させることにより、後方向への移動が規制される。さらに、各脚部28cは、それぞれの後端部から左右両側方に突設された第2のガイド突起28gを有しており、ガイド溝33に挿入された状態で、第2のガイド突起28gを収容空間29の後壁の背面側でガイド溝33の開口周縁に係止させることにより、前方向への移動が規制される。
要するに、操作子28は、各脚部28cをそれぞれガイド溝33に挿入することによって上下方向への移動がガイドされるとともに、第1および第2のガイド突起28f,28gをガイド溝33の開口周縁に係止させることによって前後方向への移動が規制されるので、パネル本体12に対する操作子28のがたつきがなくなり、操作子28の操作性が向上する。なお、操作子28の可動範囲は、胴部28aの上端面あるいは下端面が収容空間29の内面に当接することによって係合位置と解除位置との間に制限される(図4参照)。
さらにまた、操作子28は、図7に示すように、操作部28bの移動方向(ここでは上下方向)の少なくとも一端面(ここでは上端面)が、本体モジュールMの前面に沿う断面を弧状とする凹曲面を成すものであってもよい。図7の形状の操作部28bを採用した操作子28においては、操作部28bの上下両端面が平面の操作子28に比べて、操作部28bを操作する際に操作者の指が操作部28bに掛かりやすくなり、したがって、操作子28の操作性が向上するという利点がある。なお、ここでは操作子28はコイルばね31によって上方にばね付勢されているため、操作部28bは下方に押操作されるのみであるから、操作部28bの上端面のみに凹曲面を形成しているが、操作部28bの上下両端面に凹曲面を形成してもよい。
ところで、本実施形態では、露出パネルPは本体モジュールに装着された状態で、図4に示すように本体モジュールMの周囲の壁面にプレート枠13を当接させている。そのため、プレート枠13と壁面との間に隙間が生じると、露出パネルPと本体モジュールMとの間に塵埃が入りやすくなったり、見映えが悪くなったりする問題がある。そこで、本実施形態では以下の構成を採用することにより、プレート枠13と壁面との間に隙間が生じることを防止している。
すなわち、パネル本体12とプレート枠13とは、可撓性を有する複数の支持片34によって一体に連結されており、パネル本体12とプレート枠13との間には、支持片34を設けた部位を除いて隙間が形成される。支持片34は、図8に示すようにプレート枠13における各係着孔21付近にそれぞれ形成されており、プレート枠13やパネル本体12に比べて薄く形成されることで可撓性が付与されている。ここで、露出パネルPは、本体モジュールMから取り外された状態でプレート枠13の背面がパネル本体12の背面よりも後方に位置する(図9に破線で示す)ように、プレート枠13とパネル本体12とを支持片34で連結している。これにより、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では、図9に示すように本体モジュールMの周囲の壁面にプレート枠13の背面が弾接することになる。したがって、露出パネルPを本体モジュールMに装着した状態では、プレート枠13と壁面との間に隙間が生じにくくなる。
さらに、プレート枠13の背面側における壁面との当接部位は、弾性材料(たとえば合成ゴム)から形成されている。したがって、プレート枠13を壁面に弾接させると、プレート枠13における壁面との当接部位は壁面の形状に応じて弾性変形することで壁面に密着する。そのため、壁面に多少の凹凸があってもプレート枠13と壁面との間に隙間を生じることはない。
さらにまた、パネル本体12の外周面において支持片34に対応する各部位には、図8に示すように、支持片34の変形量を規制する規制片35が突設されている。規制片35は、図10に示すように支持片34に隣接する形で支持片34の前方に突出している。これにより、プレートカバー19をプレート枠13から外す際などに、プレートカバー19の係着爪20が係着孔21の開口周縁に引っ掛かってプレート枠13が前方に引っ張られることがあっても、支持片34の前面が規制片35の背面に当接することでプレート枠13の前方への移動が規制されるので、プレート枠13と壁面との間に隙間が生じにくくなる。
なお、本実施形態では可動爪26が操作子28に連結された構成を例示したが、可動爪26は、操作子28の操作部28bの操作に応じて本体モジュールMに係合する位置と当該係合を解除する位置との間を移動するものであればよく、操作子28と別体に形成されていてもよい。
また、本実施形態では本体モジュールMに固定係止部として係止孔24を形成し、露出パネルPには可動係止部として可動爪26を設ける例を示したが、この構成に限るものではなく、係止孔24に代えて係止爪を固定係止部として本体モジュールMに設け、可動爪26に代えて係止孔24を可動係止部として露出パネルPに設けることにより、可動係止部を固定係止部に係合させる構成としてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の情報装置Aは、図11に示すように操作子28が棒状であって長手方向の一端部がプレート枠13と連続一体に形成されている点が実施形態1の情報装置Aと相違する。
すなわち、本実施形態では、プレート枠13において上下方向に直交する形で配設された周壁の一部に、厚み方向(上下方向)に貫通するコ字状のスリット孔36を形成し、当該スリット孔36に囲まれた部分を操作子28として用いている。操作子28の先端部の下面側には可動爪26が連結されており、操作子28の先端部の上面には、プレートカバー19を外した状態でプレート枠13の前面側から操作可能な操作部28bが形成される。なお、この操作部28bは、指で直接操作されるのではなく、適当な治具(たとえばマイナスドライバの先端部等)で押操作される。
この構成により、操作子28は基端部を撓ませながら先端部を上下方向に移動させることができ、操作子28の先端部に連結された可動爪26は操作子28の移動に伴って上下方向に移動する。したがって、操作子28の操作部28bが操作されていない状態では、図11のように可動爪26が本体モジュールMに係合することとなり、操作子28の操作部28bを下方に押操作すれば、可動爪26が下方に移動して前記係合が解除される。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の情報装置Aは、図12に示すように本体モジュールMの下側の取付片10に対し、鉤片23に代えて引掛孔37を形成するとともに、露出パネルPのプレート枠13の下端部には、引掛片25に代えて引掛孔37に挿入される引掛突起38を突設してある点が実施形態1の情報装置Aと相違する。
ここで、引掛孔37の下面の前端部には上方に突出するリブ37aが形成されている。引掛突起38は、図13に示すように露出パネルPの背面から後方に突出し先端部が下方に延設された形に形成されており、引掛孔37内のリブ37aに先端部を係止させることにより引掛孔37から抜け止めされる。
この構成によれば、本体モジュールMに設けた引掛孔37に露出パネルPに設けた引掛突起38を挿入した状態で、引掛突起38を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けることにより、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
本実施形態の情報装置Aは、露出パネルPの下端部が回転軸によって本体モジュールMに枢支される構成とした点が実施形態1の情報装置Aと相違する。
本実施形態では、図14(a)に示すように本体モジュールMの下端部に、左右方向に沿って配置される回転軸46を設けるとともに、露出パネルPの下端部に、回転軸46が挿通される軸受部47を設けてある。軸受部47は、図14(b)のようにプレート枠13の背面から後方に突出し先端部が二股に分割されているものであって、分割された先端部の間隔を広げた状態で先端部同士の間を通して回転軸46が導入される。
この構成によれば、本体モジュールMの回転軸46を露出パネルPの軸受部47に軸支させた状態で、回転軸46を支点部として本体モジュールMの前面の下辺周りで露出パネルPを回転させるように露出パネルPの上端部を本体モジュールM側に押し付けることにより、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
また、本実施形態の他の構成例として、図15(a)に示すように、本体モジュールMの回転軸46を一端が取付片10に保持された形に形成し、露出パネルの軸受部47を前記回転軸46が他端側から挿入される円筒状に形成したものが考えられる。図15(a)の例では、回転軸46と軸受部47とを左右方向に2つずつ並設してある。この構成では、各軸受部47の開口からそれぞれ回転軸46が挿入されるように露出パネルPを左右方向にスライドさせることにより、図15(b)に示すように回転軸46を軸受部47に導入して、露出パネルPを本体モジュールMに枢支させることができる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態5)
本実施形態の情報装置Aは、図16(b)に示すように本体モジュールMの下側の取付片10に鉤片23に代えて係止孔24を形成するとともに、露出パネルPには引掛片25に代えて可動爪26を突設してある点が実施形態1の情報装置Aと相違する。
すなわち、本実施形態では、本体モジュールMの上下両端部において、可動爪と係止孔との組み合わせによる結合方式を採用している。そのため、図16(a)に示すように、露出パネルPには、操作部28bをプレート枠13の上端部から前面側に露出させる操作子28に加えて、操作部28bをプレート枠13の下端部から前面側に露出させる操作子28が設けられている。ここで、下側の操作子28は下方の可動爪26に連結されており、この可動爪26の先端部には下方に凸となる係止部27が設けられている。そのため、下側の操作子28においては、上方に移動するように操作されることで可動爪26と本体モジュールMとの係合を解除する。
本実施形態の構成によれば、露出パネルPを本体モジュールMに装着する際には、露出パネルPを本体モジュールM側に押し付けることにより、露出パネルPの全ての可動爪26を本体モジュールMの各係止孔24に挿入し、取付片10の背面側において全ての可動爪26の係止部27を係止孔24の開口周縁に係止させれば、露出パネルPが本体モジュールMに装着されることとなる。
また、露出パネルPを本体モジュールMから取り外す際には、プレートカバー19をプレート枠13から取り外してから上側の操作子28の操作部28bを下方に押操作するとともに下側の操作子28の操作部28bを上方に押操作し、両操作子28を解除位置に移動させることにより全ての可動爪26と本体モジュールMとの係合を解除した状態で露出パネルPを前方に移動させれば、露出パネルPが本体モジュールMから外れることとなる。つまり、露出パネルPを外す際には、両操作子28の操作部28bに手を掛けた状態から露出パネルPを持ち替える必要がないので、露出パネルPを持ち替える際に露出パネルPを落とすなどの施工ミスを回避でき、露出パネルPの脱着作業が簡単になる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
ところで、上記各実施形態では、本体モジュールMを埋込型とした情報装置Aについて説明したが、本体モジュールMは埋込型に限るものではなく、図17に示すように壁面に背面を対向させる形で壁に固定される本体モジュールMを備えた情報装置Aに本発明を適用してもよい。
また、上記各実施形態では、相手側装置との間で通信可能となるインターホン親機としての情報装置Aに本発明を適用する例を示したが、この例に限るものではなく、たとえば太陽光発電の発電量等の情報を監視して表示する装置など、種々の情報装置に本発明を適用することができる。
本発明の実施形態1の構成を示し、(a)はプレートカバーを装着した状態の斜視図、(b)はプレートカバーを外した状態の斜視図である。 同上の構成を示し、(a)は前面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。 同上の構成を示す概略ブロック図である。 同上の要部を示す断面図である。 同上の構成を示す背面側から見た斜視図である。 同上の操作子を示す斜視図である。 同上の他の構成の要部を示す斜視図である。 同上の露出パネルを示す斜視図である。 同上の壁に取り付けた状態を示す上面図である。 同上の要部を示す一部破断斜視図である。 本発明の実施形態2の構成を示す要部の概略斜視図である。 本発明の実施形態3の構成を示す要部の断面図である。 同上の露出パネルの要部を示す背面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態4の構成を示し、(a)は要部の斜視図、(b)は(a)のX−X断面図である。 同上の他の構成を示し、(a)は露出パネルを装着前の要部の斜視図、(b)は露出パネルを装着後の要部の斜視図である。 本発明の実施形態5の構成を示し、(a)は前面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。 同上の他の構成例を示し、(a)は前面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
符号の説明
12 パネル本体
13 プレート枠
19 プレートカバー
24 係止孔(固定係止部)
26 可動爪(可動係止部)
28 操作子
28b 操作部
28f 第1のガイド突起
28g 第2のガイド突起
29 収容空間
31 コイルばね(付勢手段)
33 ガイド溝
34 支持片
35 規制片
39 電源回路
A 情報装置
M 本体モジュール
P 露出パネル

Claims (9)

  1. 電源回路および情報の授受を行う情報口を具備し壁に固定される本体モジュールと、本体モジュールの前面側に着脱可能に覆着され、前記電源回路から電力供給を受ける情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方を具備する露出パネルとを備え、露出パネルは、情報入力手段および情報出力手段の少なくとも一方が配設されたパネル本体と、パネル本体の周囲に一体に形成されたプレート枠と、プレート枠の前面側に着脱可能に覆着されるプレートカバーとを有し、露出パネルには、本体モジュールに設けた固定係止部に係合する可動係止部と、操作部の操作に応じて固定係止部に可動係止部を係合させる係合位置と当該係合を解除させる解除位置との間を移動する操作子とが設けられ、操作部は、プレート枠のうち、プレートカバーを覆着した状態でプレートカバーに覆われ、プレートカバーを取り外した状態で露出する部位に配置されていることを特徴とする情報装置。
  2. 前記操作子は前記可動係止部と一体に形成されており、前記露出パネルは、操作子を前記係合位置側にばね付勢する付勢手段を具備することを特徴とする請求項1記載の情報装置。
  3. 前記可動係止部は、1個の前記操作子に対して複数個連動していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報装置。
  4. 前記露出パネルは、前記操作子の一部が収容される収容空間を有し、収容空間の後壁には、操作子が挿入されることで操作子の移動をガイドするガイド溝が形成され、操作子は、収容空間の後壁におけるガイド溝の開口周縁に係止され前後方向への移動が規制されるガイド突起を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の情報装置。
  5. 前記操作子は、前記本体モジュールの前面に沿う面内で一方向にスライドすることで前記係合位置と前記解除位置との間を移動し、前記操作部は、前記一方向の少なくとも一端面が、本体モジュールの前面に沿う断面を弧状とする凹曲面を成していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の情報装置。
  6. 前記操作子は、棒状であって長手方向の一端部が前記プレート枠と連続一体に形成されており、他端部で前記可動係止部を移動させることを特徴とする請求項1記載の情報装置。
  7. 前記パネル本体と前記プレート枠とは、前記本体モジュールに前記露出パネルが装着された状態で本体モジュールの周囲の壁面にプレート枠を弾接させるように、可撓性を有する複数の支持片によって一体に連結されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の情報装置。
  8. 前記露出パネルは、前記本体モジュールに装着された状態で本体モジュールの周囲の壁面に前記プレート枠を当接させるものであって、プレート枠の背面側における壁面との当接部位が弾性材料から形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の情報装置。
  9. 前記パネル本体と前記プレート枠とは、可撓性を有する複数の支持片によって一体に連結されており、パネル本体は、支持片に隣接する形で外周面から支持片の前方に突出する規制片を有することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の情報装置。
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