JP2009080653A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009080653A
JP2009080653A JP2007249525A JP2007249525A JP2009080653A JP 2009080653 A JP2009080653 A JP 2009080653A JP 2007249525 A JP2007249525 A JP 2007249525A JP 2007249525 A JP2007249525 A JP 2007249525A JP 2009080653 A JP2009080653 A JP 2009080653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
supply voltage
internal power
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007249525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5040014B2 (ja
Inventor
Gen Morishita
玄 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2007249525A priority Critical patent/JP5040014B2/ja
Priority to TW097127969A priority patent/TW200931219A/zh
Priority to CNA2008101313703A priority patent/CN101398695A/zh
Priority to KR1020080087333A priority patent/KR20090031982A/ko
Priority to US12/206,907 priority patent/US7977932B2/en
Publication of JP2009080653A publication Critical patent/JP2009080653A/ja
Priority to US13/115,327 priority patent/US8154271B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5040014B2 publication Critical patent/JP5040014B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/462Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc as a function of the requirements of the load, e.g. delay, temperature, specific voltage/current characteristic
    • G05F1/465Internal voltage generators for integrated circuits, e.g. step down generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

【課題】安定した内部電源電圧を発生できるように、負荷電流の変動に対して高速応答するとともに、十分な駆動電流を供給できるレギュレータ回路を提供する。
【解決手段】レギュレータ回路30aは、基準電圧VREFと内部電源電圧VINTとの差を検知増幅するプリアンプ回路32aと、プリアンプ回路32aの出力の振幅を制限するクランプ回路34aと、振幅制限されたプリアンプ回路32aの出力を増幅するメインアンプ回路36aと、メインアンプ回路36aの出力に応じて、内部電源電圧VINTを出力するドライバ回路38とを含む。内部電源電圧VINTが急激に変動しても、クランプ回路34aの効果によって、レギュレータ回路30aが発振することはない。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特にメモリ回路やロジック回路などの負荷回路に内部電源電圧を供給する内部電圧発生回路に関する。
半導体集積回路装置に用いられる内部電圧発生回路では、負荷電流の変動によらず一定の内部電源電圧が生成されるような回路上の工夫が必要となる。
たとえば、特開2005−202781号公報(特許文献1)に開示される電圧レギュレータでは、第1の増幅器、第2の増幅器、P−MOSFETおよび位相補償用キャパシタによってメインループが形成され、第3の増幅器、直流成分カット用キャパシタおよびP−MOSFETによってサブループが形成される。第3の増幅器によるサブループによって、負荷電流が高速に上昇しても出力電圧の変動量を小さくできる。第2の増幅器は、第1の増幅器で増幅された信号のゲインをさらに上げたいときに用いられる。
また、特開2005−71067号公報(特許文献2)に開示される電圧発生回路は、縦続接続された2段の差動増幅回路を有する誤差増幅器と、縦続接続されたインバータ回路を有する制御回路とを含む。制御回路は、ドライバ用のPチャネルMOSFETのゲート電圧とインバータ回路の動作閾値電圧との高低関係に応じて、差動増幅回路の双方を駆動するか、あるいは後段の差動増幅回路のみを駆動するかを制御する。
したがって、内部回路の動作電流が大きい場合には、差動増幅回路が双方とも駆動されることによって誤差増幅器のゲインが高くなるため、内部回路の動作状態の変化に対する応答性を高めることができるとともに、内部回路への電流供給能力を向上することができる。また、内部回路の動作電流が小さい場合には差動増幅回路は駆動されないため、2段の差動増幅回路が常に駆動されている場合と比較すると、誤差増幅器における電流消費量を抑制することができる。
また、特開2005−316959号公報(特許文献3)に開示される定電圧回路は、直流利得を大きくした第1の誤差増幅器と、高速な応答特性を有する第2の誤差増幅器とを備える。出力電圧の変動に対して第1および第2の各誤差増幅器によって出力電圧制御トランジスタの動作制御を行なう。第1の誤差増幅器は、定電流源をなすNMOSトランジスタのドレイン電流ができるだけ小さくなるように設計される。また、第2の誤差増幅器は、定電流源をなすNMOSトランジスタのドレイン電流ができるだけ大きくなるように設計される。
特開2005−202781号公報 特開2005−71067号公報 特開2005−316959号公報
集積回路用の内部電圧発生回路では、内部回路で急激に消費電流が増加した場合でも、それに急峻に応答して大きな電流を内部回路に供給することによって、一定の内部電源電圧を保つことが要求される。さらに、近年では以下の事情から、より厳しい条件にまで対応可能なように、回路の高速応答性と高駆動能力が実現されなければならない。
第1には、最先端の半導体プロセスでは、微細化が進むに連れて電源電圧に占めるトランジスタのしきい値電圧の比率が上昇してきている点が挙げられる。たとえば、65nmプロセスを例に取ると、内部電源電圧1.0Vに対してPMOSとNMOSのしきい値電圧の和が、最も厳しい条件では0.8V以上になっている。このため、従来よりも高精度の内部電源電圧が必要とされる。
第2に、従来、マイクロプロセッサ、動画処理機能、メモリなどは、それぞれ別チップで構成されてシステムボード上で配線されていたのに対して、近年ではそれらの機能を同一チップに集積するSoC(システムオンチップ)が用いられるようになってきた点が挙げられる。SoCが採用される理由は、機器の小型化、配線の単純化、高速化、低消費電力化などのためである。
この点で、内部電源電圧を別のレギュレータチップで発生して供給するというこれまでの手法では、SoCに要求される内部電源電圧の精度を満たすことはできない。レギュレータチップからSoCまでの内部電源配線の配線抵抗による電圧降下や、内部電源配線のインダクタンス成分によるノイズの影響を受けるからである。
したがって、内部電圧発生回路をSoCにオンチップで搭載する必要がある。そして、オンチップで搭載可能なように、内部電圧発生回路を、従来よりも小型化する必要がある。さらに、SoCの低消費電力化のため、内部電圧発生回路に供給される外部電源電圧を、内部電源電圧と同程度まで低減する必要がある。
このような、高精度、回路の小型化、低電圧化という観点では、前述の先行技術文献に開示された技術では十分でない。
したがって、本発明の目的は、高精度な内部電圧発生回路を搭載した半導体集積回路装置を提供することである。より具体的な本発明の目的は、低電圧下でも安定した内部電源電圧を発生できるように、負荷電流の変動に対して高速応答するとともに、十分な駆動電流を供給できる内部電圧発生回路を提供することである。さらに、回路の小型化が可能なように、なるべく簡単な構成でそれらの機能を実現することである。
本発明は、負荷回路と、前記負荷回路を駆動するための内部電源電圧を発生する内部電圧発生回路とを備える半導体集積回路装置である。そして、内部電圧発生回路は、基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、基準電圧を参照して内部電源電圧を生成するレギュレータ回路とを含む。ここで、レギュレータ回路は、内部電源電圧と基準電圧との差を検知増幅するプリアンプ回路と、プリアンプ回路からの出力の振幅を制限するクランプ回路と、クランプ回路によって制限されたプリアンプ回路の出力を増幅して、制御信号を生成するメインアンプ回路と、制御信号に応じて、内部電源電圧を生成するドライバ回路とを有する。
本発明によれば、基準電圧とフィードバックされた内部電源電圧との誤差が、プリアンプ回路およびメインアンプ回路の2段階で増幅される。したがって、負荷電流の変動に応じて、十分な駆動電流を素早く高精度に供給することができる。さらに、プリアンプ回路からの出力の振幅を制限するクランプ回路を設けるという簡単な回路構成によって、負荷電流が急激に変動する場合でも、安定な動作を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1として、半導体集積回路装置1の概略的な構成を示す平面図である。
図1を参照して、半導体集積回路装置1は、半導体基板2の主面上に形成されたメモリ回路3、ロジック回路4、およびアナログ回路5などの負荷回路と、内部電圧発生回路6とを含む。また、半導体基板2の主面上の周縁部にはボンディングパッド7が設けられている。
ロジック回路4は、CPU(Central Processing Unit)の他、画像処理、ネットワーク処理など用途に応じたさまざまな回路を含む。アナログ回路5は、アナログ・デジタル変換器、デジタル・アナログ変換器、インターフェイス回路、PLL/DLL(Phase/Delay Locked Loop)などの回路を含む。また、メモリ回路3は、ロジック回路4と隣接して配置され、ロジック回路4などから与えられたデータを保持する。さらに、メモリ回路3は、保持しているデータをロジック回路4などへ出力する。
内部電圧発生回路6は、各負荷回路3,4,5に隣接して配置され、負荷回路3,4,5の駆動に必要な内部電源電圧を生成する。生成された内部電源電圧は、電源配線9(図1の破線の矢印で表示する。)を介して各負荷回路3,4,5に供給される。内部電圧発生回路6の駆動に必要な外部電源電圧VDDは、ボンディングパッド7aから、電源配線8(図1の太い実線で表示する。)を介して内部電圧発生回路6に供給される。
図2は、図1に示す内部電圧発生回路6の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、内部電圧発生回路6は、定電流発生回路10と、基準電圧発生回路20と、複数のレギュレータ回路30とを含む。定電流発生回路10および基準電圧発生回路20は、集積回路のレイアウトに応じて、半導体集積回路装置1に少なくとも1つずつ設けられる。レギュレータ回路30は、各負荷回路3,4,5に応じた内部電源電圧を供給するために、半導体集積回路装置1に複数個設けられる。
定電流発生回路10は、外部電源電圧VDDによって駆動され、外部電源電圧VDDの変動によらない一定の電流iを生成する。そして、定電流発生回路10は、中間電圧ICONSTを基準電圧発生回路20に出力する。
基準電圧発生回路20は、後述するようにカレントミラーによって定電流発生回路10で生成された電流iをコピーする。コピーされた電流iは、複数の基準電圧VREF1,VREF2,VREF3に変換される。基準電圧VREF1,VREF2,VREF3は、それぞれアナログ回路5、メモリ回路3、CPUなどのロジック回路4に供給する内部電源電圧VINT1,VINT2,VINT3の目標値になる。
従来は、各負荷回路3,4,5に一律の内部電源電圧が供給されていた。これに対して、SoC用の内部電圧発生回路6は、各負荷回路3,4,5に適した内部電源電圧VINT1,VINT2,VINT3を生成して各負荷回路3,4,5に供給する。
具体的に、CPUなどのロジック回路4では、できるだけ消費電力を減らしたいので、最も低い内部電源電圧VINT3が用いられる。内部電源電圧VINT3は、たとえば、1.0ボルトである。また、メモリ回路3は、動作マージンを大きくとるために、MOSトランジスタの酸化膜信頼性の許す限り高い内部電源電圧VINT2で駆動される。内部電源電圧VINT2は、たとえば、1.05ボルトである。また、アナログ回路5については、あえて動作電圧を下げる必要はない。アナログ回路5に用いられる内部電源電圧VINT1は、たとえば、1.2ボルトに設定される。内部電圧発生回路6を駆動する外部電源電圧VDDは、これらの内部電源電圧VINT1〜VINT3から余裕を見て、たとえば、1.5ボルトに設定される。
図2の複数のレギュレータ回路30は、それぞれ、目標の基準電圧VREF1,VREF2,VREF3に等しくなるように、フィードバック制御によって内部電源電圧VINT1,VINT2,VINT3を出力する。負荷回路3,4,5の消費電流が急激に増加した場合には、レギュレータ回路30は、その変化に急峻に対応して大きな電流を負荷回路3,4,5に供給する。これによって、内部電源電圧VINT1,VINT2,VINT3の電圧ドロップをできるだけ少なくなるように制御する。なお、複数の基準電圧VREF1,VREF2,VREF3を総称するとき、または不特定のものを示すとき、基準電圧VREFと記載する。同様に、複数の内部電源電圧VINT1,VINT2,VINT3を総称するとき、または不特定のものを示すとき、内部電源電圧VINTと記載する。
図3は、図2に示す定電流発生回路10および基準電圧発生回路20の具体的な構成例を示す回路図である。
図3を参照して、定電流発生回路10は、抵抗素子R1と、PチャネルMOSトランジスタQ1,Q2と、NチャネルMOSトランジスタQ3,Q4とを含む。まず、これらの接続について説明する。
図3のMOSトランジスタQ1およびQ3は、この順序で、電源ノードVDDと接地ノードVssとの間に直列に接続される。また、抵抗素子R1、MOSトランジスタQ2およびQ4も、この順序で、電源ノードVDDと接地ノードVssとの間に直列接続される。MOSトランジスタQ1のゲートおよびドレインと、MOSトランジスタQ2のゲートは、ノードN1に接続される。MOSトランジスタQ3,Q4のゲートは、ともにMOSトランジスタQ4のドレインに接続される。
次に、定電流発生回路10の動作について説明する。図3で、MOSトランジスタQ3,Q4はカレントミラー回路を構成する。したがって、MOSトランジスタQ3およびQ4の形状および特性が等しい場合には、MOSトランジスタQ1,Q3に流れる電流iと、抵抗素子R1、MOSトランジスタQ2,Q4に流れる電流iは等しい。
この電流iは、抵抗素子R1に生じる電圧VR1を抵抗素子R1の抵抗値で割った値に等しい。そして、この電圧VR1は、MOSトランジスタQ1のゲート・ソース間電圧から、MOSトランジスタQ2のゲート・ソース間電圧を減じた値に等しい。この結果、電流iは、MOSトランジスタQ1,Q2のチャネル幅およびチャネル長、抵抗素子R1の抵抗値、ゲート容量、ならびにキャリア移動度によって決まる一定電流となる。したがって、電流iは、外部電源電圧VDDとは無関係に決まる。
図3の基準電圧発生回路20は、カレントミラーによって電流iをコピーするためのPチャネルMOSトランジスタQ5と、縦続接続された複数のPチャネルMOSトランジスタQ6〜Q10と、電流増幅バッファ回路26と、抵抗素子R2とを含む。ここで、電流増幅バッファ回路26は、PチャネルMOSトランジスタQ11,Q12と、NチャネルMOSトランジスタQ13〜Q15とを含む。まず、これらの接続について説明する。
基準電圧発生回路20のMOSトランジスタQ5は、電源ノードVDDとノードN2との間に接続され、そのゲートは、ノードN1に接続される。ノードN2と接地ノードVssとの間には、MOSトランジスタQ6〜Q10がこの順で直列に接続される。MOSトランジスタQ6〜Q10のゲートは接地ノードVssに接続される。
電流増幅バッファ回路26を構成するMOSトランジスタQ11およびQ13は、電源ノードVDDとノードN3との間にこの順で接続される。同様に、MOSトランジスタQ12およびQ14も、電源ノードVDDとノードN3との間にこの順で接続される。ノードN3と接地ノードVssには、MOSトランジスタQ15が設けられる。
ここで、MOSトランジスタQ11およびQ12のゲートは、ともにMOSトランジスタQ11のドレインに接続される。MOSトランジスタQ13のゲートはノードN2に接続される。MOSトランジスタQ14のゲートおよびドレインはノードN4に接続される。また、MOSトランジスタQ15のゲートにはバイアス電圧BIASLが与えられる。
抵抗素子R2は、ノードN4と接地ノードVssとの間に接続される。ノードN4から基準電圧VREF1が取り出され、抵抗素子R2に設けられるノードN5,N6から、抵抗素子R2に印加される電圧を分圧して、基準電圧VREF2,VREF3がそれぞれ取り出される。
このような構成の基準電圧発生回路20の動作について次に説明する。
図3のMOSトランジスタQ5は、MOSトランジスタQ1とカレントミラー回路を構成している。したがって、MOSトランジスタQ5の形状および特性がMOSトランジスタQ1と等しい場合、MOSトランジスタQ5には、MOSトランジスタQ1を流れる電流iと等しい一定電流が流れる。
この一定電流iを受けて、従属接続されたMOSトランジスタQ6〜Q10は、電流電圧変換を行って一定の基準電圧VREF0を生成する。すなわち、MOSトランジスタQ6〜Q9は、ロングチャネルトランジスタによって構成され、全体として抵抗値Rを有する抵抗素子22として機能する。また、ダイオード接続されたMOSトランジスタQ10は、閾値電圧Vthを有するダイオード素子24として機能する。したがって、基準電圧VREF0は、これらの電流i、抵抗値R、および閾値電圧Vthを用いて、
VREF0=i・R+Vth
に従って決定される。なお、定電流発生回路10によって生成される電流iの温度依存性は、抵抗素子22およびダイオード素子24によって調整される。したがって、基準電圧VREF0は、温度に依存しないほぼ一定の値になる。
電流増幅バッファ回路26は、差動増幅回路の反転入力端子と出力端子とが直結されたボルテージフォロア回路である。具体的には、MOSトランジスタQ13,Q14が差動増幅回路の入力段の差動対を構成し、MOSトランジスタQ11,Q12がカレントミラー回路を構成し、MOSトランジスタQ15が電流源を構成する。そして、MOSトランジスタQ13のゲートが正相入力端子(非反転入力端子)に対応し、MOSトランジスタQ14のゲートが逆相入力端子(反転入力端子)に対応し、MOSトランジスタQ14のドレインが出力端子に対応する。そして、MOSトランジスタQ14のゲートとドレインが接続される。ボルテージフォロア回路は、高い入力抵抗を低い出力抵抗に変換するインピーダンス変換回路として機能する。
この後、電流増幅バッファ回路26の出力が抵抗素子R2によって分圧されることによって、必要とする複数の基準電圧VREF1,VREF2,VREF3が得られる。得られた複数の基準電圧VREF1,VREF2,VREF3が、それぞれレギュレータ回路30に供給される。ここで、MOSトランジスタQ15を流れる電流I1は、抵抗素子R2を流れる電流I2よりも十分に大きく設定される。さらに、電流I2は、定電流発生回路10によって生成される電流iよりも大きくなる。
図4は、図2に示すレギュレータ回路30の構成を示すブロック図である。図4を参照して、レギュレータ回路30は、プリアンプ回路32と、クランプ回路34と、メインアンプ回路36と、ドライバ回路38とを含む。
図4のプリアンプ回路32は、内部電源電圧VINTと基準電圧VREFとの差を検知増幅する差動増幅回路として機能する。クランプ回路34は、プリアンプ回路32の出力の振幅を制限する。メインアンプ回路36は、クランプ回路34によって振幅が制限された出力信号SGを受けて、ドライバ回路38の出力を制御する制御信号PGATEを出力する。ドライバ回路38は、制御信号PGATEに応じて、内部電源電圧VINTを出力する。
このような実施の形態1のレギュレータ回路30の第1の特徴は、プリアンプ回路32とメインアンプ回路36とを用いて、2段階の信号増幅を行なっていることである。たとえば、比較例として、1段の差動増幅回路で内部電源電圧VINTと基準電圧VREFの差を増幅して、ドライバ回路38を駆動する場合を考察する。差動増幅回路は、電圧利得30dB(約30倍)程度の増幅率を持っているとする。そして、ドライバ回路38を十分に駆動するために、制御信号PGATEの電圧振幅として600mVが必要であるとする。この場合、差動増幅回路に入力される内部電源電圧VINTと基準電圧VREFとの電位差として20mVが必要になる。言い換えれば、20mVの内部電源電圧VINTの低下が生じないと、十分にドライバ回路38を動作できない。そこで、実施の形態1では、増幅回路を2段階の構成にして電圧利得を増やすことによって、内部電源電圧VINTと基準電圧VREFとの差が小さい場合でもドライバ回路38を十分に動作させる。好ましくは、プリアンプ回路32の利得はメインアンプ回路36の利得よりも大きくする。これによって、内部電源電圧VINTと基準電圧VREFとの電位差に対する感度を増加させることができる。
レギュレータ回路30の第2の特徴は、プリアンプ回路32とメインアンプ回路36との間にクランプ回路34が設けられていることである。プリアンプ回路32に入力される内部電源電圧VINTと基準電圧VREFとの電位差が大きすぎる場合は、プリアンプ回路32の出力として次段のメインアンプ回路36の入力レンジを越える出力が得られてしまう。このような、いわばレンジオーバーの状態になってしまうと、次段のメインアンプ回路36が正常に動作しなくなり、レギュレータ回路30が発振することになる。そこで、実施の形態1では、プリアンプ回路32の出力側にクランプ回路34を設けて、メインアンプ回路36に入力される入力信号SGの振幅を制限する。
なお、図4では、ドライバ回路38としてPチャネルMOSトランジスタが用いられ、そのゲートに制御信号PGATEが入力される場合を想定している。この場合には、プリアンプ回路32の正相入力端子に内部電源電圧VINTが入力され、逆相入力端子に基準電圧VREFが入力される。したがって、負荷回路の消費電流が増加して内部電源電圧VINTが低下すると、プリアンプ回路32の出力が減少するので、ドライバ回路38から出力される内部電源電圧VINTが増加することになる。この結果、内部電源電圧VINTが一定に保たれる。ドライバ回路38にNチャネルMOSトランジスタが用いられる場合は、プリアンプ回路32の逆相入力端子に内部電源電圧VINTが入力され、プリアンプ回路32の正相入力端子に基準電圧VREFが入力される。
図5は、図4の変形例として、レギュレータ回路30aの構成を示すブロック図である。図5のレギュレータ回路30aでは、図4のプリアンプ回路32に代えて、一対の差動出力端子を有する完全差動型増幅回路によってプリアンプ回路32aが構成される。さらに、図5のレギュレータ回路30aでは、図4のメインアンプ回路36に代えて、一対の差動入力端子を有する差動増幅回路によってメインアンプ回路36aが構成される。また、図5のレギュレータ回路30aでは、少なくとも内部電源電圧VINTと逆相の出力の振幅が制限されるように、クランプ回路34aが設けられる。したがって、図5のプリアンプ回路32aからの出力信号SGは、内部電源電圧VINTと同相の信号VREFDと、クランプ回路34aによって振幅制限された逆相の信号VINTDとを有する。そして、ドライバ回路38にPチャネルMOSトランジスタが用いられる場合には、図5に示すように、内部電源電圧VINTと同相の信号VREFDがメインアンプ回路36aの正相入力端子に供給され、逆相の信号VINTDがメインアンプ回路36aの逆相入力端子に入力される。ドライバ回路38にNチャネルMOSトランジスタが用いられる場合には、図5とは逆に、内部電源電圧VINTと同相の信号VREFDがメインアンプ回路36aの逆相入力端子に供給され、逆相の信号VINTDは、メインアンプ回路36aの正相入力端子に入力される。
図5のレギュレータ回路30aも、図4のレギュレータ回路30と同様に動作する。すなわち、図5では、負荷回路の消費電流が増加して内部電源電圧VINTが低下すると、プリアンプ回路32aの逆相の出力信号VINTDの出力電圧が増加する。このとき、内部電源電圧VINTの減少が急激な場合には、逆相の信号VINTDの電圧の増加がクランプ回路34aによって制限される。出力信号VINTDの増加によって、メインアンプ回路36aから出力される制御信号PGATEの出力電圧が減少するので、ドライバ回路38から供給される内部電源電圧VINTは増加する。こうして、内部電源電圧VINTが一定に保たれる。
図6は、図5に示すレギュレータ回路30aの詳細な構成を示す回路図である。
図6を参照して、プリアンプ回路32aは、基準電圧VREFと内部電源電圧VINTとの差を検知増幅するための差動増幅部33bと、差動増幅部33bの負荷トランジスタに定電流を供給するための定電流源部33aとを含む。
このうち、差動増幅部33bは、差動対を構成するNチャネルMOSトランジスタQ28,Q29と、低電圧カスコード接続された負荷トランジスタを構成するPチャネルMOSトランジスタQ24〜Q27と、定電流源を構成するNチャネルMOSトランジスタQ30とを有する。
これらのMOSトランジスタQ24〜Q30の接続について、MOSトランジスタQ24、Q25およびQ28は、電源ノードVDDとノードN14との間にこの順で直列に接続される。同様に、MOSトランジスタQ26、Q27およびQ29は、電源ノードVDDとノードN14との間にこの順で直列に接続される。MOSトランジスタQ30は、ノードN14と接地ノードVssとの間に接続される。
ここで、MOSトランジスタQ24,Q26のゲートは、ともにノードN15に接続され、MOSトランジスタQ25,27のゲートは、ともにノードN16に接続される。MOSトランジスタQ28のゲートには基準電圧VREFが供給され、そのドレインはノードN12に接続される。MOSトランジスタQ28から出力信号VREFDが出力される。MOSトランジスタQ29のゲートは、ノードN11に接続されて内部電源電圧VINTが供給され、そのドレインはノードN13に接続される。MOSトランジスタQ29のドレインから出力信号VINTDが出力される。また、MOSトランジスタQ30のゲートにはバイアス電圧BIAS1が供給されることによって、MOSトランジスタQ30を流れる電流が規定される。
また、図6の定電流源部33aは、電源ノードVDDとノードN15との間に直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタQ21およびQ22と、ノードN15と接地ノードVssとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタQ23とを有する。ここで、MOSトランジスタQ21のゲートはノードN15に接続され、MOSトランジスタQ22のゲートはノードN16に接続される。ノードN16にはバイアス電圧BIAS4が供給される。バイアス電圧BIAS4は、MOSトランジスタが飽和領域で動作する範囲でなるべく低い値に設定される。MOSトランジスタQ23のゲートには、バイアス電流BIAS3が供給されて、MOSトランジスタQ21〜Q23を流れる電流が規定される。
図6のプリアンプ回路32aでは、PチャネルMOSトランジスタQ24〜Q27がカスコード接続されることによって、電圧利得が向上するので、高感度の差動増幅回路が実現される。シミュレーションの結果、カスコード型の差動増幅回路であるプリアンプ回路32aは、電圧利得46dB(約200倍)を確保している。したがって、たとえば、ドライバ回路38を駆動するのに、メインアンプ回路36aの差動入力の電位差として20mVが必要であると仮定すると、プリアンプ回路32aの差動入力の電位差(基準電圧VREFと内部電源電圧VINTとの電位差)が0.1mVであれば、ドライバ回路38を駆動できることになる。このように、プリアンプ回路32aを設けることによって、基準電圧VREFと内部電源電圧VINTとの電位差の変化がわずかであっても、レギュレータ回路30aは、その変化に速やかに対応することができる。
図6のメインアンプ回路36aは、差動対を構成するNチャネルMOSトランジスタQ33,Q34と、カレントミラー回路を構成するPチャネルMOSトランジスタQ31,Q32と、定電流源を構成するNチャネルMOSトランジスタQ35とを含む。MOSトランジスタQ31およびQ33は、電源ノードVDDとノードN17との間にこの順で直列に接続される。同様に、MOSトランジスタQ32およびQ34は、電源ノードVDDとノードN17との間にこの順で直列に接続される。MOSトランジスタQ35は、ノードN17と接地ノードVssとの間に接続される。
ここで、MOSトランジスタQ31,Q32のゲートは、ともにMOSトランジスタQ31のドレインに接続される。MOSトランジスタQ33のゲートは、ノードN12に接続される。そして、MOSトランジスタQ33のゲートには、プリアンプ回路32aの出力信号VREFDが入力される。また、MOSトランジスタQ34のゲートはノードN13に接続され、そのドレインはノードN18に接続される。そして、MOSトランジスタQ34のゲートには、プリアンプ回路32aの出力信号VINTDが入力され、そのドレインから制御信号PGATEが出力される。
図6のドライバ回路38は、PチャネルMOSトランジスタQ39によって構成される。MOSトランジスタQ39のゲートはノードN18に接続され、そのソースは電源ノードVDDに接続され、そのドレインはノードN11に接続される。そして、MOSトランジスタQ39のゲートには制御信号PGATEが入力され、そのドレインから内部電源電圧VINTが出力される。
図6のクランプ回路34aは、電源ノードVDDとノードN19との間に直列に接続されるPチャネルMOSトランジスタQ36,Q37と、ノードN19と接地ノードVssとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタQ38と、ノードN19とノードN13との間に接続される容量素子C1とを含む。そして、MOSトランジスタQ36のゲートはノードN15に接続され、MOSトランジスタQ37のゲートはノードN16に接続される。MOSトランジスタQ37のゲートにはバイアス電圧BIAS4が印加される。MOSトランジスタQ38は、そのゲートとドレインが接続されることによって、ダイオード素子を構成する。
このように構成されるクランプ回路34aの動作は次のようになる。
負荷回路の消費電流が急激に増加したために、内部電源電圧VINTが急激に低下した場合、プリアンプ回路32aから出力される信号VINTDの電圧は急激に増加する。このとき、ノードN13の電位の上昇に伴い、容量素子C1を介して接続されるノードN19の電位も上昇することになる。しかし、ノードN19の電位が上昇すると、ダイオード接続されたMOSトランジスタQ38に流れる電流が一気に増加することになる。この結果、ノードN13の電位は、ある一定の値以下に制限されることになる。
次に、上述した図6のレギュレータ回路30aの動作を、比較例1,2と対比して説明する。
図7は、図6のレギュレータ回路30aの比較例1として、レギュレータ回路130aの構成を示す回路図である。図7のレギュレータ回路130aは、図6のレギュレータ回路30aから、プリアンプ回路32aとクランプ回路34aを取り除いたものである。また、図7において、MOSトランジスタQ33のゲートは、ノードN11に接続される。そして、MOSトランジスタQ33のゲートには、内部電源電圧VINTが入力される。さらに、図7のMOSトランジスタQ33のゲートには、基準電圧VREFが入力される。
また、図8は、図6のレギュレータ回路30aの比較例2として、レギュレータ回路130bの構成を示す回路図である。図8のレギュレータ回路130bは、図6のレギュレータ回路30bから、クランプ回路34aを取り除いたものである。図8の他の構成は、図6のレギュレータ回路30aと同様であるので、説明を繰り返さない。
図9は、負荷回路の消費電流が緩やかに増加した場合の、図6、図7のレギュレータ回路30a,130aにおける電圧波形を示すグラフである。図9において、横軸は時間を示し、縦軸は上から順に、負荷回路の消費電流、内部電源電圧VINT、および制御電圧PGATEのシミュレーション波形を示す。また、図9の実線Aは図6のレギュレータ回路30aの信号波形を示し、破線Bは図7のレギュレータ回路130aの信号波形を示す。
図9は、ゆっくりと消費電流が増加して内部電源電圧VINTが低下していった場合である。この場合、図7のレギュレータ回路130a(破線B)では、メインアンプ回路36aの入力感度(たとえば20mV)を超えるまで内部電源電圧VINTが低下しないと、メインアンプ回路36aが反応しない。これに対して、図6のレギュレータ回路30a(実線A)では、内部電源電圧VINTがわずかに低下しただけで、プリアンプ回路32aとメインアンプ回路36aが高感度かつ高速に動作する。この結果、図6のレギュレータ回路30a(実線A)では、内部電源電圧VINTの低下を生じるものの速やかに安定点(0.1mVの低下)まで回復する。
図10は、負荷回路の消費電流が急激に増加した場合の、図6〜図8のレギュレータ回路30a,130a,130bにおける電圧波形を示すグラフである。図10において、横軸は時間を示し、縦軸は上から順に、負荷回路の消費電流、内部電源電圧VINT、制御電圧PGATE、出力電圧VINTDのシミュレーション波形を示す。また、図10の実線Aは図6のレギュレータ回路30aの信号波形を示し、破線Bは図7のレギュレータ回路130aの信号波形を示し、一点鎖線Cは図8のレギュレータ回路130bの信号波形を示す。
図10を参照して、負荷回路の消費電流が大電流であり、かつ急激に増加する場合、図7のレギュレータ回路130a(図10の破線B)は、急激な変化に対してしばらく対応できないため、内部電源電圧VINTの大きな電圧降下が生じる。そして少し時間が経った後、内部電源電圧VINTは安定点(たとえば20mVの低下)に回復する。
これに対して、図8のレギュレータ回路130b(図10の一点鎖線C)では、クランプ回路34aがないので、内部電源電圧VINTの急激な低下に反応したプリアンプ回路32aが、まず大きく出力電圧VINTDを変化させる。プリアンプ回路32aの出力電圧VINTDが大きく揺らぎすぎてしまうため、次段のメインアンプ回路36aが飽和領域動作を外れ大幅に動く。そして最終段のドライバ回路38を通して、本来必要な量以上に過充電が負荷回路に行われる。これにより、内部電源電圧VINTの急激な電圧上昇が生じてしまい、今度はその結果がフィードバックされて、プリアンプ回路32aが急激に充電を止める方向に働く。したがって、今度はドライバ回路38からの給電が不足する。この結果、図10の一点鎖線Cで示すように、発振動作が生じる。
図6のレギュレータ回路30a(図10の実線A)では、クランプ回路34aによって発振動作が防止される。すなわち、内部電源電圧VINTの急激な低下によってプリアンプ回路32aの出力電圧VINTDが大きく変化しようとしても、クランプ回路34aの容量素子C1とダイオード(ダイオード接続されたMOSトランジスタQ38)の働きによって、瞬時に出力電圧VINTDがクランプされて、出力電圧VINTDの振幅が制限される。このようなクランプ回路34aの働きにより、内部電源電圧VINTの微小な変化に対してプリアンプ回路32aは高感度動作を維持するとともに、内部電源電圧VINTの大きく変化した場合には、次段のメインアンプ回路36aを過飽和から守ることができる。
このように、本発明の実施の形態1のレギュレータ回路30,30aによれば、緩やかな電流消費に対しても、急激な大電流消費に対しても、内部電源電圧VINTの低下の少ない高感度内部電圧発生回路を実現することができる。
[実施の形態2]
図11は、本発明の実施の形態2として、レギュレータ回路30bの構成を示す回路図である。図11を参照して、実施の形態2のレギュレータ回路30bは、図6のクランプ回路34aが設けられていない点で、図6のレギュレータ回路30aと異なる。さらに、レギュレータ回路30bは、図6のメインアンプ回路36aに代えて、NチャネルMOSトランジスタQ33,Q34のゲートとボディ(バックゲート)とを接続したメインアンプ回路36bを有する。図11の他の構成は図6と同様であるので、説明は繰り返さない。なお、MOSトランジスタQ33およびQ34の両方のゲートとボディとを接続する理由は、差動対であるMOSトランジスタQ33,Q34の特性を等しくするためである。
図12は、図11のMOSトランジスタQ33,Q34の構造を示す断面図である。図12では、P型基板40にNウェル41が設けられ、Nウェル41の内側にPウェル42が設けられている。NチャネルMOSトランジスタQ33,Q34は、このようにして下地基板と電気的に分離されたPウェル42の領域に設けられる。
図12を参照して、NチャネルMOSトランジスタQ33,Q34は、N型にドープされたソース領域およびドレイン領域43,44と、ソース領域およびドレイン領域43,44の間のチャネル領域と、チャネル領域にゲート絶縁膜47を挟んで対向して設けられたゲート46と、Pウェル42とのコンタクト領域45とを含む。そして、ゲート46とコンタクト領域45とが電気的に接続される。
図11、図12を参照して、内部回路の消費電流が急激に増加することによって、プリアンプ回路32aの出力電圧VINTDが過大に増加した場合、MOSトランジスタQ34のゲート46に注入された正電荷は、MOSトランジスタQ34のバックゲート側(Pウェル42)にそのまま伝わる。そして、Pウェル42およびソース43によって構成されるPN接合を介して、注入された正電荷はノードN17に排出される。このとき、NチャネルMOSトランジスタQ34のゲート46とソース43との間には、MOSトランジスタQ34の閾値電圧α以上の電圧は印加されない。この閾値電圧αは、プリアンプ回路32aから供給される電荷量Qinと、PN接合を介して接地ノードVssに排出される電荷量Qoutとの兼ね合いによって決まる値である。
ここで、プリアンプ回路32aから供給される電荷量Qinは、MOSトランジスタQ34のゲート容量および寄生容量に依存するので、出力電圧VINTDに比例する。一方、PN接合を介して接地ノードVssに排出される電荷量Qoutはexp(VINTD)に比例する。したがって、プリアンプ回路32aが大きな出力電圧VINTDを出力すればするほど、電荷の排出効果は大きくなり、この結果として、電圧クランプ効果が大きくなる。これに対して、メインアンプ回路36bが、微弱な出力電圧VINTDを検知している場合にはクランプ効果は効かず、高精度の出力電圧VINTDの検知が可能となる。
このように実施の形態2のレギュレータ回路30bでは、入力される電圧値の自動調整が可能なメインアンプ回路36bを搭載することで、実施の形態1よりも効率よく電圧クランプを行なうことができる。また、レギュレータ回路30bは、容量素子C1を設ける実施の形態1のレギュレータ回路30aよりも、レギュレータ回路の面積を低減することができる。この結果、半導体集積回路装置のチップ面積が削減でき、製造コストも削減できる。
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3は、SOI(silicon on insulator)基板に好適な構造を有するレギュレータ回路30cを提供するものである。
図13は、本発明の実施の形態3として、レギュレータ回路30cの構成を示す回路図である。図13のレギュレータ回路30cは、図11に示すメインアンプ回路36bのNチャネルMOSトランジスタQ33,34に代えて、ゲート・ボディ直結部56を有するMOSトランジスタQ33a,Q34bを用いている点で、図11の場合と異なる。図13の他の構成は図6および図11と同様であるので、説明は繰り返さない。
図14は、図13のMOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を模式的に示す斜視図である。また、図15は、図14を正面視した場合の、MOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を示す断面図である。また、図16は、図14を側面視した場合の、MOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を示す断面図である。
図14〜図16を参照して、MOSトランジスタQ33a,Q34aは、図示を省略したSOI基板上に形成され、P型のボディ領域50とN型のソース領域およびドレイン領域51,52と、ゲート絶縁膜54を介して設けられたポリシリコンからなるゲート53とを含む。また、MOSトランジスタQ33a,Q34aは、部分分離と呼ばれるボディ領域50の延長部50aを有する。このボディ領域50の延長部50aと隣接するMOSトランジスタの延長部50aとの間の領域57は、二酸化珪素からなる絶縁膜55によって完全分離される。ゲート・ボディ直結部56は、ゲート53と延長部50aとの間に設けられ、両者を電気的に接続する。
図17は、図13に示すメインアンプ回路36cの等価回路図である。
図17を参照して、図13〜図16に示すゲート・ボディ直結部56を有するMOSトランジスタQ33a,Q34aは、MOSトランジスタQ33,Q34のゲートとソースとの間に、順方向に接続されたダイオードD1,D2がそれぞれ付加された構成と等価である。ダイオードD1,D2を構成するPN接合は、図14〜図16のP型のボディ領域50とN型のソース領域51とによって形成される。
図12に示す実施の形態2のレギュレータ回路30bでは、ゲートとボディを直結するためにPウェル42(バックゲート)の分離が必要であった。このため、実施の形態2では、ノイズ安定性の劣化が生じ、また、ウェルによる分離のために余分な面積を必要とした。これに対して、実施の形態3のレギュレータ回路30cでは、SOI構造の特徴を生かして、ゲート・ボティ直結部56を有するMOSトランジスタを用いることによって、面積ペナルティおよびノイズの影響を極力減らす工夫がなされている。SOI構造ではそもそも基板が絶縁層で分離されているため、ウェルを分ける必要はない。さらにはバックゲートに薄くP型半導体層を残した部分分離方式を用いることで、トランジスタ単体レベルでのゲートとボディの直結が可能となる。こうして実施の形態3では、SOI構造の特徴を生かした回路構成を採用することで、バルクデバイス以上の低ノイズのレギュレータ回路30cを実現することが可能となる。
[実施の形態4]
図18は、本発明の実施の形態4として、レギュレータ回路30dの構成を示す回路図である。図18のレギュレータ回路30dは、内部電源電圧VINTが入力されるノードN11と、内部電源電圧VINTと同相の信号が出力されるノードN12との間に容量素子C2がさらに設けられている点で、図13のレギュレータ回路30cと異なる。図18の他の構成は、図6,図11,図13と同様であるので、説明は繰り返さない。
ここで、容量素子C2は、図6のレギュレータ回路30aおよび図11のレギュレータ回路30bの、ノードN11とノードN12との間に設けることもできる。図18では、代表例として、図13のレギュレータ回路30cの場合を示している。
図18を参照して、容量素子C2の容量値は、レギュレータ回路30dに接続される負荷回路の総容量に比べると無視できる程度の容量値である。容量素子C2は、レギュレータ回路30dの高速化と安定動作化のために挿入されている。
容量素子C2が用いられない図13のレギュレータ回路30cでは、負荷回路の消費電流の増加によって内部電源電圧VINTが低下した場合、プリアンプ回路32aは、実際に差動増幅部33bに流れる電流変化を検知してから動作を開始することになる。このため不可避にトランジスタ素子の応答時間が、系の反応遅延時間として加算されてしまう。
一方、図18に示すように、2段階増幅のアンプにおいて、容量素子C2を1段目のプリアンプ回路32aの入出力端子間に並列に挿入することで、内部電源電圧VINTの低下を直接、容量素子C2の容量結合としてプリアンプ回路32aの出力に伝達することができる。容量結合は瞬時に行われるため、事実上、プリアンプ回路32aの一段分遅延をなくして高速に反応することができる。さらに過飽和を引き起こす大きな電圧低下が内部電源電圧VINTに生じた場合でも、プリアンプ回路32aの急峻な出力電圧VINTDの変化を容量素子C2を介して過渡的に制限することができる。この結果、実施の形態4のレギュレータ回路30dは、系の発振を低減させる効果も併せ持つ。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1として、半導体集積回路装置1の概略的な構成を示す平面図である。 図1に示す内部電圧発生回路6の構成を示すブロック図である。 図2に示す定電流発生回路10および基準電圧発生回路20の具体的な構成例を示す回路図である。 図2に示すレギュレータ回路30の構成を示すブロック図である。 図4の変形例として、レギュレータ回路30aの構成を示すブロック図である。 図5に示すレギュレータ回路30aの詳細な構成を示す回路図である。 図6のレギュレータ回路30aの比較例1として、レギュレータ回路130aの構成を示す回路図である。 図6のレギュレータ回路30aの比較例2として、レギュレータ回路130bの構成を示す回路図である。 負荷回路の消費電流が緩やかに増加した場合の、図6、図7のレギュレータ回路30a,130aにおける電圧波形を示すグラフである。 負荷回路の消費電流が急激に増加した場合の、図6〜図8のレギュレータ回路30a,130a,130bにおける電圧波形を示すグラフである。 本発明の実施の形態2として、レギュレータ回路30bの構成を示す回路図である。 図11のMOSトランジスタQ33,Q34の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態3として、レギュレータ回路30cの構成を示す回路図である。 図13のMOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を模式的に示す斜視図である。 図14を正面視した場合の、MOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を示す断面図である。 図14を側面視した場合の、MOSトランジスタQ33a,Q34aの構造を示す断面図である。 図13に示すメインアンプ回路36cの等価回路図である。 本発明の実施の形態4として、レギュレータ回路30dの構成を示す回路図である。
符号の説明
1 半導体集積回路装置、3 メモリ回路、4 ロジック回路、5 アナログ回路、10 定電流発生回路、20 基準電圧発生回路、30,30a〜30d レギュレータ回路、32,32a プリアンプ回路、33a 定電流源部、33b 差動増幅部、34,34a クランプ回路、36,36a〜36c メインアンプ回路、38 ドライバ回路、46,53 ゲート、50,50a ボディ、C1,C2 容量素子、PGATE 制御電圧(制御信号)、Q MOSトランジスタ、VDD 外部電源電圧、VINT 内部電源電圧、VREF 基準電圧。

Claims (9)

  1. 負荷回路と、
    前記負荷回路を駆動するための内部電源電圧を発生する内部電圧発生回路とを備え、
    前記内部電圧発生回路は、
    基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
    前記基準電圧を参照して内部電源電圧を生成するレギュレータ回路とを含み、
    前記レギュレータ回路は、
    前記内部電源電圧と前記基準電圧との差を検知増幅するプリアンプ回路と、
    前記プリアンプ回路の出力の振幅を制限するクランプ回路と、
    前記クランプ回路によって制限された前記プリアンプ回路の出力を増幅して、制御信号を生成するメインアンプ回路と、
    前記制御信号に応じて、前記内部電源電圧を生成するドライバ回路とを有する、半導体集積回路装置。
  2. 前記クランプ回路は、
    前記プリアンプ回路の出力端子に一端が接続された第1の容量素子と、
    前記第1の容量素子の他端に接続され、前記第1の容量素子に蓄積された電荷を放電させる整流素子とを含む、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記整流素子は、前記第1の容量素子の他端から接地ノードに向かう向きが順方向になるように接続される、請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記メインアンプ回路の入力段はMOSトランジスタによって構成され、
    前記クランプ回路は、前記メインアンプ回路の入力段を構成するMOSトランジスタのゲートとボディとを接続することによって形成される、請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記メインアンプ回路の入力段を構成するMOSトランジスタは、下地基板と電気的に分離されたウェルに形成される、請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記メインアンプ回路の入力段を構成するMOSトランジスタは、SOI基板上に形成される、請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記プリアンプ回路は、前記内部電源電圧と同相および逆相の一対の信号を出力する完全差動型増幅回路を含み、
    前記レギュレータ回路は、前記内部電源電圧を入力する前記プリアンプ回路の入力端子と、前記内部電源電圧と同相の信号を出力する前記プリアンプ回路の出力端子との間に接続された第2の容量素子をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記プリアンプ回路は、カスコード型の差動増幅回路を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記プリアンプ回路の利得は、前記メインアンプ回路の利得よりも大きい、請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
JP2007249525A 2007-09-26 2007-09-26 半導体集積回路装置 Expired - Fee Related JP5040014B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249525A JP5040014B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 半導体集積回路装置
TW097127969A TW200931219A (en) 2007-09-26 2008-07-23 Semiconductor integrated circuit device
CNA2008101313703A CN101398695A (zh) 2007-09-26 2008-08-11 半导体集成电路器件
KR1020080087333A KR20090031982A (ko) 2007-09-26 2008-09-04 반도체 집적 회로 장치
US12/206,907 US7977932B2 (en) 2007-09-26 2008-09-09 Semiconductor integrated circuit device
US13/115,327 US8154271B2 (en) 2007-09-26 2011-05-25 Semiconductor integrated circuit device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007249525A JP5040014B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 半導体集積回路装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009080653A true JP2009080653A (ja) 2009-04-16
JP5040014B2 JP5040014B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40470930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007249525A Expired - Fee Related JP5040014B2 (ja) 2007-09-26 2007-09-26 半導体集積回路装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7977932B2 (ja)
JP (1) JP5040014B2 (ja)
KR (1) KR20090031982A (ja)
CN (1) CN101398695A (ja)
TW (1) TW200931219A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022689A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Ricoh Co Ltd ローパスフィルタ回路、そのローパスフィルタ回路を使用した定電圧回路及び半導体装置
EP3471247A1 (en) 2017-10-10 2019-04-17 Renesas Electronics Corporation Power circuit
JP2021040419A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 株式会社東芝 Dc−dcコンバータ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2471305A (en) * 2009-06-25 2010-12-29 St Microelectronics Supply voltage independent quick recovery regulator clamp
US9489989B2 (en) * 2010-06-22 2016-11-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Voltage regulators, memory circuits, and operating methods thereof
US8368367B2 (en) * 2010-12-14 2013-02-05 Elite Semiconductor Memory Technology Inc. Voltage divider circuit and voltage regulator
JP2012170020A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Seiko Instruments Inc 内部電源電圧生成回路
JP5751221B2 (ja) * 2012-08-06 2015-07-22 株式会社デンソー 駆動対象スイッチング素子の駆動装置
JP2014067240A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Renesas Electronics Corp 半導体装置
KR20140145814A (ko) * 2013-06-14 2014-12-24 에스케이하이닉스 주식회사 기준전압 생성기 및 그를 포함하는 저전압용 내부전원 생성장치
US10348288B2 (en) * 2015-05-20 2019-07-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Differential output circuit
KR20160141341A (ko) 2015-05-31 2016-12-08 유지원 쇼핑카트
CN111629463B (zh) * 2020-06-12 2022-06-17 深圳昂瑞微电子技术有限公司 一种振荡电路
CN113467565A (zh) * 2021-07-08 2021-10-01 海宁奕斯伟集成电路设计有限公司 驱动系统、驱动方法、计算机系统和可读介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248114A (ja) * 1985-04-25 1986-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定電圧電源装置
JPH01276076A (ja) * 1988-04-28 1989-11-06 Toyo Electric Mfg Co Ltd 回転電機の巻線の絶縁診断方法
JPH11101999A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 For A Co Ltd リニアセンサカメラ装置
JP2005071067A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Renesas Technology Corp 電圧発生回路
JP2006270864A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toshiba Corp 増幅器
JP2006338665A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Micrel Inc 負饋還増幅器システムの開ループ利得における付加的位相余裕の付与

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519657A (en) * 1993-09-30 1996-05-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device having a redundant memory array and a testing method thereof
CN1136529C (zh) * 1994-05-31 2004-01-28 夏普株式会社 信号放大器和图像显示装置
JP3725911B2 (ja) * 1994-06-02 2005-12-14 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
JP3839873B2 (ja) * 1996-07-03 2006-11-01 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路装置
JP4074697B2 (ja) * 1997-11-28 2008-04-09 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
JPH11288588A (ja) * 1998-04-02 1999-10-19 Mitsubishi Electric Corp 半導体回路装置
US6434134B1 (en) * 1998-12-11 2002-08-13 Lucent Technologies, Inc. Dynamic address assignment for wireless devices accessing packet-based wired networks
US6246221B1 (en) * 2000-09-20 2001-06-12 Texas Instruments Incorporated PMOS low drop-out voltage regulator using non-inverting variable gain stage
JP2002258956A (ja) 2001-02-27 2002-09-13 Toshiba Corp 電圧制御回路
KR100399437B1 (ko) * 2001-06-29 2003-09-29 주식회사 하이닉스반도체 내부 전원전압 발생장치
KR100393226B1 (ko) * 2001-07-04 2003-07-31 삼성전자주식회사 온도변화에 따라 내부 기준전압 값을 조절할 수 있는 내부기준전압 생성회로 및 이를 구비하는 내부 공급전압생성회로
JP2003283321A (ja) * 2002-03-27 2003-10-03 Mitsubishi Electric Corp 内部電源電位発生回路
JP2005202781A (ja) 2004-01-16 2005-07-28 Artlogic Inc 電圧レギュレータ
JP4667914B2 (ja) 2004-03-29 2011-04-13 株式会社リコー 定電圧回路
US7368896B2 (en) * 2004-03-29 2008-05-06 Ricoh Company, Ltd. Voltage regulator with plural error amplifiers
KR101056737B1 (ko) * 2004-09-20 2011-08-16 삼성전자주식회사 내부 전원 전압을 발생하는 장치

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248114A (ja) * 1985-04-25 1986-11-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 定電圧電源装置
JPH01276076A (ja) * 1988-04-28 1989-11-06 Toyo Electric Mfg Co Ltd 回転電機の巻線の絶縁診断方法
JPH11101999A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 For A Co Ltd リニアセンサカメラ装置
JP2005071067A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Renesas Technology Corp 電圧発生回路
JP2006270864A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toshiba Corp 増幅器
JP2006338665A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Micrel Inc 負饋還増幅器システムの開ループ利得における付加的位相余裕の付与

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011022689A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Ricoh Co Ltd ローパスフィルタ回路、そのローパスフィルタ回路を使用した定電圧回路及び半導体装置
EP3471247A1 (en) 2017-10-10 2019-04-17 Renesas Electronics Corporation Power circuit
KR20190040458A (ko) 2017-10-10 2019-04-18 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 전원 회로
US10599172B2 (en) 2017-10-10 2020-03-24 Renesas Electronics Corporation Power circuit
JP2021040419A (ja) * 2019-09-03 2021-03-11 株式会社東芝 Dc−dcコンバータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5040014B2 (ja) 2012-10-03
KR20090031982A (ko) 2009-03-31
CN101398695A (zh) 2009-04-01
US20090079407A1 (en) 2009-03-26
US8154271B2 (en) 2012-04-10
US7977932B2 (en) 2011-07-12
TW200931219A (en) 2009-07-16
US20110221419A1 (en) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5040014B2 (ja) 半導体集積回路装置
US20060082419A1 (en) Oscillation apparatus capable of compensating for fluctuation of oscillation frequency
US8217698B2 (en) Clock integrated circuit
US5446396A (en) Voltage comparator with hysteresis
JPH11231951A (ja) 内部電圧発生回路
JPH04291608A (ja) 電源回路
US10637476B2 (en) Clock integrated circuit
US20080068046A1 (en) Sense amplifiers with high voltage swing
US20110175593A1 (en) Bandgap voltage reference circuit and integrated circuit incorporating the same
JP2724872B2 (ja) 半導体集積回路用入力回路
US7262638B2 (en) Current sense amplifier
US20160226457A1 (en) Implementing enhanced bias configuration for cmos inverter based optical transimpedance amplifier
US10845838B2 (en) Reference voltage generation circuit and semiconductor device
EP1563507B1 (en) Cascode amplifier circuit for producing a fast, stable and accurate bit line voltage
US5710516A (en) Input logic signal buffer circuits
JP4280672B2 (ja) 半導体集積回路
US8896379B2 (en) Error amplifier having cascode current source using body biasing
JP2001229676A (ja) 集積回路
JP4032448B2 (ja) データ判定回路
JPH0956066A (ja) 半導体回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5040014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees