JP2009079486A - クランクシャフト支持構造 - Google Patents

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【課題】クランクシャフトのジャーナルを挿通したボールベアリングをアルミニウム合金製のクランクケースに設けた軸受け部で支持するクランクシャフト支持構造において、軸受け部の構造を簡素化した上で、エンジン熱間時における軸受け部とボールベアリングとの間のクリアランスの発生を効果的に抑える。
【解決手段】軸受け部53の内周側に鉄合金製のブッシュ54を設け、前記軸受け部53における前記ブッシュ54を外周側から支持するブッシュ支持層55の径方向の厚みbを、前記ブッシュ54の径方向の厚みaの1/3以下とした。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両等のレシプロエンジンにおけるクランクシャフト支持構造に関する。
従来、上記クランクシャフト支持構造において、アルミニウム合金製のクランクケースに一体的に鋳込んだ鋳鉄製ブッシュと、該鋳鉄製ブッシュ内に圧入した鋼製ブッシュとで、クランクシャフトのジャーナルを挿通するボールベアリングの外周を支持するものがある(例えば、特許文献1参照。)。これは、アルミニウム合金製のクランクケースが熱膨張した際に、軸受け部の内周と鉄合金製のボールベアリングの外周との間にクリアランスが発生することを抑えたものである。
特開2003−184648号公報
ところで、上記従来の構成においては、軸受け部の熱膨張率は若干小さくなるものの、二重のブッシュを有することで軸受け部の構造が複雑になり、かつ鋼製ブッシュの圧入工程も追加になってしまうという課題がある。また、軸受け部とボールベアリングとの間の熱膨張率の差は依然として存在しているので、前記クリアランスの発生が考えられる。
そこでこの発明は、クランクシャフトのジャーナルを挿通したボールベアリングをアルミニウム合金製のクランクケースに設けた軸受け部で支持するクランクシャフト支持構造において、軸受け部の構造を簡素化した上で、エンジン熱間時における軸受け部とボールベアリングとの間のクリアランスの発生を効果的に抑えることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、クランクシャフト(例えば実施例のクランクシャフト15)のジャーナル(例えば実施例のジャーナル42)を挿通したボールベアリング(例えば実施例のボールベアリング52)をアルミニウム合金製のクランクケース(例えば実施例のクランクケース16)に設けた軸受け部(例えば実施例の軸受け部53)で支持するクランクシャフト支持構造において、前記軸受け部の内周側に鉄合金製のブッシュ(例えば実施例のブッシュ54)を設け、前記軸受け部における前記ブッシュを外周側から支持するブッシュ支持層(例えば実施例のブッシュ支持層55)の径方向の厚み(例えば実施例の厚みb)を、前記ブッシュの径方向の厚み(例えば実施例の厚みa)の1/3以下としたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ブッシュの径方向の厚みを、該ブッシュの軸方向の厚み(例えば実施例の厚みc)よりも厚くしたことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、軸受け部における鉄合金製のブッシュが占める割合を大きくし、該軸受け部の熱膨張率を鉄合金の熱膨張率に効率よく近付けることができるため、エンジン熱間時におけるブッシュの内周面(ベアリング支持面)とボールベアリングの外周面(被支持面)との間のクリアランスの発生を効果的に抑え、該クリアランスに基づく振動や騒音の発生を防止することができる。
また、軸受け部には一重のブッシュのみを設ければよく、該軸受け部の構造及び加工工程の簡素化を図ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、ブッシュ支持層を薄肉にしたことによるブッシュ支持剛性の低下分を、ブッシュ自身の剛性で補うことができると共に、軸受け部におけるブッシュが占める割合をより大きくし、その熱膨張率を鉄合金の熱膨張率により効率よく近付けることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すスクータ型自動二輪車1は、車体フレーム2の前端部にヘッドパイプ3を備え、このヘッドパイプ3に前輪4を軸支するフロントフォーク5及び操向ハンドル6を操舵可能に支持する。車体フレーム2の後部には、自動二輪車1の原動機であるエンジン7を前部に、駆動輪である後輪8を後部にそれぞれ配置した一体のスイング式動力ユニット(以下、スイングユニットという)11が支持される。
スイングユニット11の前部下側は、リンク部材12を介して車体フレーム2の後部下側に上下揺動可能に支持される。一方、スイングユニット11の後端部は、緩衝装置であるリアクッション13を介して車体フレーム2の後端部に支持される。スイングユニット11は、前記リンク部材12周りをピボットとして後輪8と共に上下に揺動可能であり、所謂ユニットスイング式のリアサスペンションを構成する。
スイングユニット11は、その前部のエンジン7と後部左側の動力伝達機構14とを一体に設けてなる。
エンジン7は、そのクランクシャフト15の回転軸線(クランク軸線)C1を左右方向(車幅方向)に沿わせた水冷四ストロークOHC単気筒エンジンであり、クランクケース16の前端部からシリンダ17を前方に向けて略水平に(詳細にはやや前上がりに傾斜させて)突出させてなる。なお、図1中符号C2はシリンダ17の軸線(シリンダ軸線)を示す。
図2を参照し、クランクケース16は、左右方向に直交する分割面を境に左右ケース半体18,19に分割構成される。
クランクケース16の左ケース半体18には、その後部左側から左方に張り出した後に後方に延出する左ケース本体21が一体形成される。左ケース本体21は、その左側に取り付く左ケースカバー22と共に動力伝達機構14における伝動ケース23を構成する。
伝動ケース23内には、前記動力伝達機構14におけるベルト式無段変速機構24が収容され、該ベルト式無段変速機構24のドライブプーリ25が、クランクシャフト15の左側部上に同軸支持される。なお、伝動ケース23内におけるベルト式無段変速機構24の車幅方向外側には、キックスタータ装置26が配設される。また、ドライブプーリ25の左側には、伝動ケース23内への冷却風導入用のファン25aが設けられる。
一方、クランクケース16の右ケース半体19の右側には、ラジエータ27を支持する右ケースカバー28が取り付けられる。右ケースカバー28の内側には、自動二輪車1の発電機であるジェネレータ29がクランクシャフト15と同軸に設けられる。ジェネレータ29の右側に位置するアウタロータ29aは、クランクシャフト15の右側部上に一体回転可能に支持される。アウタロータ29aの右側には、その右方に隣接する前記ラジエータ27への冷却風供給用のファン29bが設けられる。アウタロータ29aは右方に開放するカップ状をなし、該アウタロータ29aの内側には右ケース半体19が支持するステータコイル29cが配置される。
エンジン7のシリンダ17は、クランクケース16の前端部に直接取り付けられるシリンダ本体31と、該シリンダ本体31の前端部に取り付けられるシリンダヘッド32と、該シリンダヘッド32の前端部に取り付けられるヘッドカバー33とを有してなる。
シリンダ本体31内には燃焼室34を画定するピストン35が往復動可能に嵌装され、該ピストン35にはピストンピン35aを介してコンロッド36の小端部が揺動可能に連結され、該コンロッド36の大端部にはクランクシャフト15のクランクピン37がローラベアリング38を介して回動可能に連結される。なお、図中符号39は燃焼室34内に臨む点火プラグを示す。
クランクシャフト15は、前記クランクピン37を支持する左右クランクウェブ41と、該左右クランクウェブ41から左右外側に突出する左右ジャーナル42と、該左右ジャーナル42からさらに左右外側に延出する左右支持軸43とを一体的に有してなる。クランクシャフト15は、左右のクランクウェブ41、ジャーナル42及び支持軸43をそれぞれ一体化した左右分割体を構成し、該左右分割体をクランクピン37を介して一体に結合した組み立て式とされる。
右支持軸43の基端側には、シリンダヘッド32内のカムシャフト44駆動用のドライブスプロケット45が同軸に設けられる。
カムシャフト44は、シリンダヘッド32内においてクランクシャフト15と平行に配置され、その左右側部がシリンダヘッド32に回転自在に支持される。カムシャフト44の左端にはドリブンスプロケット46が同軸に取り付けられ、該ドリブンスプロケット46と前記ドライブスプロケット45とにカムチェーン47が巻き掛けられる。シリンダ17の右側には、カムチェーン47を収容するカムチェーン室47aが設けられる。
そして、クランクシャフト15と連係してカムシャフト44が回転駆動すると、シリンダヘッド32内に支持された吸排気バルブが駆動して吸排気ポートを開閉させる(何れも不図示)。
シリンダヘッド32の右方には、エンジン各部に冷却水を循環させるウォータポンプ48がカムシャフト44と同軸かつ一体回転可能に設けられる。ウォータポンプ48の冷却水吸入口(又は吐出口)は、ラジエータ27の冷却水導出口(又は導入口)に冷却水ホース48aを介して接続される。シリンダヘッド32及びシリンダ本体31上部の内側には、ウォータポンプ48からの冷却水を流すウォータジャケット49が適宜形成される。
前記ドライブスプロケット45の直ぐ左側には、不図示のオイルポンプ駆動用のドライブギヤ45aが設けられる。前記オイルポンプは例えばクランクケース16の下部内側に位置し、該オイルポンプから吐出されたエンジンオイルが、クランクピン37等を通じてコンロッド36周辺に供給されると共に、シリンダ本体31及びシリンダヘッド32等を通じてカムシャフト44周辺に供給される。
そして、クランクケース16(左右ケース半体18,19)におけるクランク軸線C1と略直交する左右側壁51には、クランクシャフト15の左右ジャーナル42を左右ボールベアリング52を介して支持する左右軸受け部53がそれぞれ設けられる。
左右軸受け部53は、左右側壁51にクランク軸線C1中心に形成された貫通孔の周囲を、左右ボールベアリング52支持用に軸方向で厚肉(幅広)に形成すると共に、該厚肉部分の内周側を左右ブッシュ54で構成してなる。
ここで、クランクケース16(左右ケース半体18,19)は、(例えばJIS5302等の)アルミニウム合金を素材とした例えば鋳造品とされ、クランクシャフト15は、(例えばJIS4051等の)鉄合金を素材とした例えば鍛造品とされる。クランクケース16(アルミニウム合金)の熱膨張率としての線膨張係数は概ね2.4×10−5/Kであり、クランクシャフト15(鉄合金)の熱膨張率としての線膨張係数は概ね1.2×10−5/Kである。
また、左右ボールベアリング52のアウタレース及びインナレースは、(例えばJIS4805等の)クランクシャフト15と同等の熱膨張率を有する鉄合金からなり、左右ブッシュ54は、(例えばJIS5502等の)同じくクランクシャフト15と同等の熱膨張率を有する鉄合金からなる。
左右ブッシュ54はクランク軸線C1を中心とした環状のもので、その周方向と直交する断面形状が、概ねクランク軸線C1と平行な二辺及びクランク軸線C1と直交する二辺を有する略方形状とされる。左右ブッシュ54の内周側には、左右ボールベアリング52のアウタレースが圧入保持され、左右ボールベアリング52の内周側には、左右ジャーナル42が挿通保持される。
図3(a)を参照し、左右ブッシュ54は、アルミニウム合金製の鋳造品であるクランクケース16(左右ケース半体18,19)の成型時にインサートされることで、その外周側及び左右外側を支持された状態でクランクケース16に一体的に保持される。以下、左右軸受け部53の前記厚肉部分における左右ブッシュ54を外周側から支持する部位(アルミニウム合金層)をブッシュ支持層55とする。なお、図3(a)は左軸受け部53を示すが、本図に示す構成は特に記載が無ければ右軸受け部53も同様に有するものとする。
また、左右軸受け部53の前記厚肉部分における左右外側の部位は、左右ブッシュ54を左右外側から支持する左右ブッシュ外側支持部56とされ、該左右ブッシュ外側支持部56の内周側(先端側)の部位は、左右ボールベアリング52のアウタレースの左右外側を支持する左右ベアリング外側支持部57とされる。
左右軸受け部53は、クランクケース16内のエンジンオイル用の油路形成等の都合上、左右非対称とされる。例えば右軸受け部53においては、右側壁51内に形成された油路59(図2参照)に連なる油路が右ブッシュ54に適宜形成され、該右ブッシュ54からクランクピン37側にエンジンオイルを供給可能としている。
ところで、アルミニウム合金製のブッシュ支持層55が鉄合金製のブッシュ54よりも厚いような場合には、ブッシュ支持層55の熱膨張に引きずられてブッシュ54が過大に膨張することとなり、軸受け部53全体の熱膨張率がアルミニウム合金の熱膨張率に近付いてしまう。このため、エンジン熱間時には、軸受け部53(ブッシュ54)の内周面が鉄合金製のボールベアリング52の外周面よりも大きく拡径し、これらの間にクリアランスが発生することがあった。
これに対し、上記軸受け部53においては、図3(a)に示すように、ブッシュ支持層55の径方向の厚みbをブッシュ54の径方向の厚みaよりも薄く(具体的には1/3以下に)しており、該軸受け部53におけるブッシュ54が占める割合を増やし、該軸受け部53全体の熱膨張率を鉄合金の熱膨張率に近付けている。なお、ブッシュ支持層55を切り欠いた構成としてもよい。
ここで、図3(b)の曲線Jは、ブッシュ支持層55の径方向の厚みbをブッシュ54の径方向の厚みaで割った比率b/aに対する軸受け部53全体の線膨張係数の変化を示したものである。なお、前記曲線Jは、前記比率b/aを異ならせて得た前記線膨張係数の複数の実測値から求められる。また、図中直線Aはアルミニウム合金の線膨張係数を、直線Fは鉄合金の線膨張係数をそれぞれ示す。
図3(b)の記載から、ブッシュ支持層55の径方向の厚みbが減少すると共にブッシュ54の径方向の厚みaが増加することで(前記比率b/aが減少することで)、軸受け部53全体の線膨張係数が減少して鉄合金のそれに近付くことが分かる。また、前記比率が1/3以下となる範囲では、軸受け部53全体の線膨張係数の減少の割合が大きくなることが分かる。すなわち、前記比率b/aを1/3以下とすれば、軸受け部53全体の線膨張係数を鉄合金のそれに効率よく近付けることができる。
また、図3(a)を参照し、上記軸受け部53においては、ブッシュ54の軸方向の厚みcが、その径方向の厚みaと略同一となるように(詳細には径方向の厚みaが軸方向の厚みcよりもやや厚くなるように)設定される。この結果、ブッシュ54における前記周方向と直交する断面形状が略正方形状とされ、ブッシュ支持層55を薄肉としたことによるブッシュ支持剛性の低下分がブッシュ54自身の剛性でバランスよく確保される。
以上説明したように、上記実施例におけるクランクシャフト支持構造は、クランクシャフト15のジャーナル42を挿通したボールベアリング52をアルミニウム合金製のクランクケース16に設けた軸受け部53で支持するものであって、前記軸受け部53の内周側に鉄合金製のブッシュ54を設け、前記軸受け部53における前記ブッシュ54を外周側から支持するブッシュ支持層55の径方向の厚みbを、前記ブッシュ54の径方向の厚みaの1/3以下としたものである。
この構成によれば、軸受け部53における鉄合金製のブッシュ54が占める割合を大きくし、該軸受け部53の熱膨張率を鉄合金の熱膨張率に効率よく近付けることができるため、エンジン熱間時におけるブッシュ54の内周面(ベアリング支持面)とボールベアリング52の外周面(被支持面)との間のクリアランスの発生を効果的に抑え、該クリアランスに基づく振動や騒音の発生を防止することができる。
また、軸受け部53には一重のブッシュ54のみを設ければよく、該軸受け部53の構造及び加工工程の簡素化を図ることができる。
また、上記クランクシャフト支持構造においては、前記ブッシュ54の径方向の厚みaを、該ブッシュ54の軸方向の厚みcよりも厚くしたことで、ブッシュ支持層55を薄肉にしたことによるブッシュ支持剛性の低下分を、ブッシュ54自身の剛性で補うことができると共に、軸受け部53におけるブッシュ54が占める割合をより大きくし、該軸受け部53の熱膨張率を鉄合金の熱膨張率により効率よく近付けることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば自動二輪車に限らず、三輪又は四輪等の各種車両や、航空機及び船舶等の各種輸送機器にも適用可能であり、さらにはクランクシャフトを有するレシプロエンジン全般に適用可能である。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、エンジン気筒数やその配置等を含め、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のエンジンのクランク軸線に沿う展開断面図である。 (a)は図2における軸受け部の拡大図、(b)は前記軸受け部の寸法変更に伴う線膨張係数の変化を示すグラフである。
符号の説明
15 クランクシャフト
16 クランクケース
42 ジャーナル
52 ボールベアリング
53 軸受け部
54 ブッシュ
55 ブッシュ支持層
a ブッシュの径方向の厚み
b ブッシュ支持層の径方向の厚み
c ブッシュの軸方向の厚み

Claims (2)

  1. クランクシャフトのジャーナルを挿通したボールベアリングをアルミニウム合金製のクランクケースに設けた軸受け部で支持するクランクシャフト支持構造において、
    前記軸受け部の内周側に鉄合金製のブッシュを設け、前記軸受け部における前記ブッシュを外周側から支持するブッシュ支持層の径方向の厚みを、前記ブッシュの径方向の厚みの1/3以下としたことを特徴とするクランクシャフト支持構造。
  2. 前記ブッシュの径方向の厚みを、該ブッシュの軸方向の厚みよりも厚くしたことを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフト支持構造。
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