JP2009077263A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 患者に対して素早く応急処置を施すことが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】 地震が到来することを示す緊急信号を受信すると(S1ステップ)、ディスプレイに予想震度や地震の波が到達するまでの時間が表示され(S5ステップ)、続いて怪我、病気、妊婦といった、ユーザ或いはユーザの近くにいるけが人や患者の種別が表示される(S8ステップ)。ユーザが怪我を選択すると、怪我の度合いを複数の項目で表示し、ユーザが該当する項目を選択すると、選択された項目に対する応急処置方法が表示される(S12ステップ)。
【選択図】 図4

Description

本発明は、地震等の災害情報を受信可能な電子機器に関する。
日本は世界でも有数の地震多発地帯であり、1995年の阪神淡路大震災や2007年の能登半島地震といったマグニチュード5〜7クラスの大地震が発生している。このような地震による被害を最小限に食い止めることは大きな課題であり、国や企業等が対策に乗り出している。
例えば、気象庁は2007年10月に緊急地震速報を開始する予定である。この緊急地震速報では、震源近くで地震の初期微動をキャッチすると、位置、規模、ゆれの強さを自動的に計算し、主要動が始まる数秒から数十秒前に地震がくることを気象庁から報道機関を介して市民へ知らせるシステムである。
又、地震が来ることを報知する技術に関する特許出願もあり、例えば特許文献1には、地震計で算出された震度が所定値以上であると、震度を携帯電話に報知する技術が記載されている。
特開2003−294849号公報
この特許文献1に記載の技術では、地震に関する情報を携帯電話に報知することができるが、携帯電話側で地震に関する情報を報知している状態で、通話着信があるとどうなるかについては考慮されていない。仮に、地震に関する情報を報知している状態で通話着信があり、着信メロディーなどが鳴り地震に関する情報の報知が停止してしまえば、携帯電話のユーザがまもなく地震が来ることを知ることができない恐れがある。
本発明はこのような課題を解決するものであり、請求項1記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、通話着信の報知より、地震に関する情報の報知を優先することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を報知する第1報知手段と、通話着信の報知を行う第2報知手段と、前記第1報知手段が地震に関する情報を報知している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記第2報知手段による通話着信の報知を禁止することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を表示する表示手段と、通話着信音を出力する着信音出力手段と、前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段による地震に関する情報表示を維持すると共に、前記着信音出力手段による着信音の出力を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を表示する表示手段と、通話着信音を出力する着信音出力手段と、前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段による地震に関する情報表示を維持すると共に、前記着信音出力手段による着信音の出力を禁止することを特徴とする通信装置。
請求項5に記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報と着信の表示を行う表示手段と、前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段に着信に関する情報と着信の表示を同時に行うことを特徴とする通信装置。
請求項6に記載の発明は、地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報と着信の表示を行う表示手段と、前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段の表示領域を、着信に関する情報を表示する領域と、着信に関する情報を表示する領域とに分割して表示するように、前記表示手段が表示を切り替えることを特徴とする。
本発明では、地震に関する情報を報知している状態で通話着信があっても、地震に関する情報の報知が妨げられない為、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができる。
請求項1記載の発明では、通話着信の報知よりも地震に関する情報の報知を優先するため、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができる。
請求項2記載の発明では、地震に関する情報の報知を行っている際に通話着信があっても、通話着信の報知を禁止するため、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができる。
請求項3記載の発明では、地震に関する情報の表示を行っている際に通話着信があっても、この表示を維持すると共に通話着信の報知を着信音で報知する為、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができる。
請求項4記載の発明では、地震に関する情報の表示を行っている際に通話着信があっても、この表示を維持すると共に通話着信の報知を禁止する為、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができる。
請求項5記載の発明では、地震に関する情報の表示を行っている際に通話着信があると、地震に関する情報の表示と通話着信の表示を同時に行う為、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができるだけでなく、通話の着信があることも知ることが可能である。
請求項6記載の発明では、地震に関する情報の表示を行っている際に通話着信があると、地震に関する情報の表示と通話着信の表示を分割して行う為、通信装置のユーザは、地震に関する情報を確実に知ることができるだけでなく、通話の着信があることも知ることが可能である。
次に、本発明の一実施形態に係る通信装置(例えば、携帯電話装置)について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例装置の斜視図である。図1において、携帯電話装置10は、ディスプレイ42を有する第1の筐体と、テンキー48を有する第2の筐体とがヒンジ部を介して開閉可能に接続されている。
図2は、本実施例装置のブロック図を示している。図2に示すように、携帯電話装置10は、アンテナ16と接続された通信部12を備えている。この通信部12は、後述のベースバンド部14からの信号をアンテナ16を介して基地局へ発信し、あるいはアンテナ16を介して基地局からの電波を受信する。
また、通信部12は、ベースバンド部14と接続されている。ベースバンド部14は、CDMA処理回路18と、音声コーデック20と、を有している。ここで、CDMA処理回路18は、符号分割多元接続、スクランブル、誤り制御、タイミング検出を行う。また、音声コーデック20は、音声を圧縮(符号化)、伸張(復号化)したり、アナログとデジタルの変換を行ったり、内部の増幅回路(図示省略)により受話音量やマイクロホンの感度を変更する。尚、この通信部12やCDMA処理回路18は電子メールの送受信機能も備えている。
また、ベースバンド部14には、切替回路22が接続されている。この切替回路22には、増幅回路24を介して第1スピーカ26が接続されている。この第1スピーカ26は、増幅回路24で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第1スピーカ26は、ユーザの耳にあてて通話に使用される。
また、切替回路22には、増幅回路28を介してマイクロホン30が接続されている。このマイクロホン30は、通話に使用され、音声を電気信号に変換する。マイクロホン30により出力された電気信号は、増幅回路28で増幅されてベースバンド部14に出力される。
また、切替回路22には、増幅回路32を介して第2スピーカ34が接続されている。この第2スピーカ34は、増幅回路32で増幅されたベースバンド部14の電気信号を音声に変換する。この第2スピーカ34は、受話音を周囲の人にも聞かせるための拡声用のスピーカである。また、第2スピーカ34は、着信報知の鳴動や警告音の鳴動も行う。
切替回路22は、ベースバンド部14との接続を、第1スピーカ26用の増幅回路24とマイクロホン30用の増幅回路28側にするか、あるいは第2スピーカ34用の増幅回路32とマイクロホン30用の増幅回路28側にするかを切り替える。
また、携帯電話装置10は、GPSアンテナ56と接続されたGPS通信部58を備えている。GPS通信部58では、GPSアンテナ56がとらえた現在位置情報に関する電波(GPSデータ)を電気信号に変換処理して制御回路36に出力する。この制御回路36では、GPSデータに基づいて携帯電話装置10の現在位置情報が算出される。なお、制御回路36に出力された携帯電話装置10の現在位置情報は、RAM40に記憶される。
また、通信部12、ベースバンド部14、切替回路22及びGPS通信部58には、制御回路(制御部)36がそれぞれ接続されている。この制御回路36の制御により上述した切替回路22による切り替えが行われる。また、制御回路36によりベースバンド部14の音声コーデック20が制御され、音声コーデック20により第1スピーカ26及び第2スピーカ34の音量やマイクロホン30の感度が変更される。制御回路36は、ROM38と接続されており、ROM38に格納されているシステムプログラムに基づき各部を制御する。また、制御回路36は、制御回路36の動作に必要な所定の情報が記憶されているRAM40と接続されている。
RAM40には、点数表と応急処置のデータが格納されている(図3参照)。具体的には、点数表とは、怪我や病気等の度合いと点数とが対応付けたものであり、例えば、意識がないか或いは出血多量の怪我の場合には100点の点数が、意識があるが外傷がひどい場合には80点が、意識があり出血が少量の場合には60点が、対応付けられている。一方、応急処置のデータは、例えば意識ない場合の応急処置方法や、出血多量の際の応急処置方法などの説明データが格納されており、各項目(怪我、病気、妊婦)の点数に対応した応急処置方法の説明データが格納されている。尚、この説明データは文章でも良いし音声データでも良いし動画や静止画等でも良い。
又、RAM40には、地図情報と病院の位置や電話番号等の情報が格納されており、更に、病院と点数が対応付けられて格納されている。例えば、救急の患者を受け入れ即手術或いは手当て可能な救急病院は、図3に示す100点または80点に対応付けられ、直ちに手術はできないが手当てが可能な病院は、図3に示す60点に対応付けられ、あまり設備の整っておらず、簡単な診察や手当てが可能な個人病院等は図3に示す40点や20点に対応付けられている。
制御回路36には、入力部44が接続されている。この入力部44は、電話番号等の入力を行うテンキー48と、通話の開始を操作する通話キー50と、通話の終了を操作する切キー52と、各種機能の設定を行う機能キー54と、電源キー64と、を有している。
また、制御回路36には、ディスプレイ42のバックライトである照明部46が接続されている。
次に本実施携帯に係る携帯電話装置10の動作について説明する。
図4と図5は本実施例装置の動作を示すフロー図である。図4のS1ステップにおいて、制御回路36は、通信部12から緊急信号を受信したことを示す信号を検出するとS2ステップへ処理を進める。尚、ここでいう緊急信号とは、例えば、地震によるゆれが発生するまでの時間や、震度等の情報である。
S2ステップでは、制御回路36は、ディスプレイ42に地震が来ることを示す情報を表示する。例えば、図6に示すように、予想震度(例えば、震度5弱)と揺れが到達するまでの時間(例えば、到達まであと20秒)が表示される。また、制御回路36は、ディスプレイ42に地震に関する情報を表示すると共に、予想される震度や揺れが到達するまでの予想時間を音声によりスピーカ34から報知する。この時、制御回路36はアンプ32のゲインを最大にすることにより最大音量で報知する。
尚、予想される震度やゆれが到達する時刻を算出する方法としては、例えば特開2003−66152号公報に記載されている算出方法が挙げられる。尚、予想震度等を算出する方法はこれに限定されず、他の方法を用いても良い。
S3ステップでは、制御回路36は、入力部44からS2ステップにおける報知を停止させる為の操作があると判定すると、S4ステップへ処理を進め、そうでなければ、S2ステップにおける報知をキー操作があるまで継続させる。
尚、ディスプレイ42に地震が来ることを示す情報を表示している間に電話着信がある時には、できるだけ地震が来ることの報知を優先させることが好ましい。このため、地震が来ることの報知を行っている際に着信があっても着信報知を行わない構成にしても良い。より具体的には、制御回路36がディスプレイ42に地震が来ることの報知を行っている状態で、通信部12から着信があることを示す信号を検出すると、スピーカ34から着信音が鳴動されることを禁止すると共に、ディプレイ42の地震報知を継続させるようにする。
又、制御回路36がディスプレイ42に地震が来ることの報知を行っている状態で、通信部12から着信があることを示す信号を検出すると、スピーカ34から通話着信音を鳴動すると共に、ディプレイ42の地震報知を継続させるように構成しても良い。これにより、地震報知と通話着信の両方をユーザに報知できる。
更に、制御回路36がディスプレイ42に地震が来ることの報知を行っている状態で、通信部12から着信があることを示す信号を検出すると、ディプレイ42の半分の領域に着信があることを示すメッセージを表示させ、残りの半分に地震報知を継続させるように構成しても良い。これにより、地震報知と通話着信の両方をユーザに報知できる。
S4ステップでは、制御回路36は、S2ステップにおける音声による報知を停止し、S5ステップへ処理を進める。
S5ステップでは、制御回路36は、ディスプレイ42に図7に示すような画面を表示させる。具体的には、予想震度と揺れが発生するまでの予想時間の他に、複数の項目、例えば、救急、避難場所、最新情報等の項目を表示させる。これらの項目を具体的に説明すると、まず救急は、病院等の連絡先や現在位置からのルート等を表示する為の項目であり、非難場所は、現在位置から最も近い避難場所までのルートを表示する為の項目であり、最新情報は、現在の被害状況や渋滞情況等を表示する為の項目である。
S6ステップで、制御回路36は、入力部44から救急の項目が選択されたことを示す信号を検出すると、S8ステップへ処理を進め、それ以外の項目が選択されたことを示す信号を検出すると、S7ステップへ処理を進める。
S7ステップでは、制御回路36は、選択された項目に対応する処理を行なう。この処理に関しては後ほど具体的に説明する。
S8ステップでは、制御回路36は、ディスプレイ42を制御することにより先ず図8(a)に示すように、救急に対応する3つの項目(怪我、病気、妊婦)を表示する。そして、入力部42からカーソル100を移動する指示入力があればカーソル100を移動するように表示させ、続いて入力部44から決定を指示する入力があればカーソル100の位置する項目が決定される。例えば、図8(a)では、カーソル100の位置する項目である「怪我」が選択される。続いて、制御回路36は、ディスプレイ42を制御することにより図8(b)に示すように、「怪我」に対応する複数の項目1〜5を表示する。尚、これら5つの項目は、図3に示す、RAM40に格納されている怪我に対応する複数の項目である。具体的に説明すると、1〜5の順に怪我の程度が低くなっており、1が最も重度の怪我であることを示している。1は、怪我人の意識がないか又は出血多量を示しており、2は、意識があるが外傷がひどいことを示しており、3は、意識があり出血少量であることを示し、4は、意識があり外傷が軽度のものであり且つ出血少量であることを示し、5は、意識があり緊急を要しないことを示している。制御回路36は、図8(b)の表示をディスプレイ42に表示している状態で、入力部42からカーソル100を移動する指示入力があればカーソル100を移動するように表示させ、続いて入力部44から決定を指示する入力があればカーソル100の位置する項目が決定される。本実施例では、例えば、図9(b)の1「意識なし又は出血多量」が選択されたとする。
S9ステップでは、制御回路36は、S8ステップで選択された項目に対する点数をRAM40から読み出し、制御回路36の図示せぬバッファメモリに一時的に格納する。尚、本実施例では、図8(b)の1「意識なし又は出血多量」に対応する100点が格納される。
S10ステップでは、制御回路36は、GPS通信部58を制御することにより現在位置のGPS情報を受信する。尚、本実施例では、現在位置の計算は端末側で行っているが、現在位置の計算をサーバー側で行わせ、サーバー側で計算した位置情報を受信する構成としても良い。
続くS11ステップでは、制御回路36は、RAM40に格納されている地図情報と前記S10ステップで受信した現在位置情報を照らし合わし、まずディスプレイ42に、近辺の病院の位置と現在位置を地図表示する。又、前記S9ステップで算出し一時的にバッファメモリに格納した点数に対応する病院も表示し、ユーザの現在位置から選択された病院までのルート(例えば最短ルートであるが、現在工事中の道路等の情報をサーバーから受信可能であれば、その情報を加味したルート)を表示する。尚、その表示形態は図9に示している。
また、本実施例では、100点に対応する直ちに手術可能な病院、即ち緊急病院が選択される。図9の地図では、ユーザ(黒丸で示す位置に存在する)から最も近い位置にある緊急病院である中央病院までのルートが表示される。
S12ステップでは、前記S8ステップで選択された項目に対応する救急処置方法が表示される。具体的には、制御回路36は、S8ステップで選択された項目(例えば、「意識なし又は出血多量」)に対応する救急処置方法のデータをRAM40から読み込んでディスプレイ42に表示する。例えば、人口呼吸法や心臓マッサージの方法、止血方法等、選択された項目に対応する救急処置方法が、文章や画像、音声等で解説される。
S13ステップでは、制御回路36は、入力部44から発呼操作があると判定すると、S14ステップへ処理を進める。
S14ステップでは、制御回路36は、現在表示されている最寄の病院(本実施例では、中央病院)の電話番号をRAM40から読取り、通信部12を制御することによりダイヤル発信する。
図5に示すS15ステップでは、制御回路36は、入力部44から病院の再検索指示があると判定すると、S18ステップへ処理を進め、そうでなければS16ステップへ処理を進める。
S16ステップでは、制御回路36は、入力部44から停止操作があると判定すると、S17ステップへ進み、ディスプレイ42の表示をクリアし、図4のS1ステップへ処理を戻す。一方、停止操作がないと判定すると、S22ステップで、制御回路36が、通信部12から緊急信号を受信したことを示す信号を検出すると、S23ステップへ処理を進める。
S23ステップでは、制御回路36は、S2ステップと同様に緊急報知の処理を行なう。
S18ステップでは、制御回路36は、前記S9ステップで算出した点数に対応した病院のうち、次に近い病院を検索し、現在位置から検索した病院までのルートをディスプレイ42に表示させる。尚、現在位置から検索した病院までのルートの表示方法は、前記S11ステップと同様な方法で行われる為、説明を省略する。
S19ステップでは、制御回路36は、S12ステップと同様に選択された項目に対応した救急処置方法を表示する。
続くS20ステップでは、制御回路36は、現在表示されている病院への発呼操作があると判定すると、S21ステップへ処理を進め表示されている病院へ発呼動作を行う。一方、そうでなければ、S15ステップへ処理を戻す。尚、S20〜S21ステップの動作はS13〜S14ステップの動作と同様な処理である為説明を省略する。
次に、図4のS7ステップにおける他の処理について詳細に説明する。図10は、S7ステップの処理を説明するフロー図である。先ず、S71ステップにおいて、制御回路36は、入力部44から図7に示す非難場所を選択する操作があると判定すると、S72ステップへ処理を進める。
S72ステップでは、制御回路36は、GPS通信部58を用いて現在位置情報を取得し、取得した現在位置から最も近い避難場所の情報をROM38から読み込み、S73ステップにおいて、避難場所をディスプレイ42に表示する。
S74ステップでは、制御回路36は、入力部44から最新情報を選択する入力があると判定すると、S75ステップへ処理を進め、そうでなければ処理を終了する。
S75ステップでは、制御回路36は、通信部12を制御することにより、最新の被害状況や交通情況などの情報を受信し、ディスプレイ42に表示させる。
以上説明したように、本実施例装置では、ユーザ或いはユーザの近くにいる怪我人や病人の重症度合いを点数化し、その点数に応じて最も適した病院を自動的に選択し、その病院までのルートを表示するだけでなく、その病院まで簡単な操作で発呼を行うことが可能である為、重症な怪我人にできるだけ早く手当てを受けさせることが可能である。
又、多くのユーザがこのシステムを使用することにより、重症な患者は緊急病院や総合病院へ集中的に運び、軽度な患者は個人が経営する病院などへ集中的に運ぶことが可能である為、軽度な患者が多数緊急病院に運び込まれることにより、重症な患者を即座に手当てできないといった事態を回避することが可能である。
尚、本実施例では携帯電話装置において実施したが、例えば、カーナビゲーションシステムやPHS(Personal Handyphone System)等の通信装置にも適用可能である。
又、本実施例装置では、地図情報をRAM40から読み込む構成としたが、地図情報を特定のサーバーからダウンロードする構成や、現在位置を表示する際に、現在位置とその周辺の病院を含んだ地図情報のみをサーバーからダウンロードする構成としても良い。
本発明を適用してなる実施例装置の斜視図である。 本実施例装置のブロック図である。 RAM40に格納された情報を示す図である。 本実施例装置の動作を示すフロー図である。 本実施例装置の動作を示すフロー図である。 ディスプレイ42の表示形態を示す図である。 ディスプレイ42の表示形態を示す図である。 ディスプレイ42の表示形態を示す図である。 ディスプレイ42の表示形態を示す図である。 本実施例装置の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10 携帯電話装置
12 通信部
34 第2スピーカ(ブザー)
36 制御回路
40 RAM
42 ディスプレイ
44 入力部
58 GPS通信部

Claims (6)

  1. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    通話着信の報知より、地震に関する情報の報知を優先することを特徴とする通信装置。
  2. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を報知する第1報知手段と、通話着信の報知を行う第2報知手段と、
    前記第1報知手段が地震に関する情報を報知している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記第2報知手段による通話着信の報知を禁止することを特徴とする通信装置。
  3. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を表示する表示手段と、通話着信音を出力する着信音出力手段と、
    前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段による地震に関する情報表示を維持すると共に、前記着信音出力手段による着信音の出力を行うことを特徴とする通信装置。
  4. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報を表示する表示手段と、通話着信音を出力する着信音出力手段と、
    前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段による地震に関する情報表示を維持すると共に、前記着信音出力手段による着信音の出力を禁止することを特徴とする通信装置。
  5. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報と着信の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段に着信に関する情報と着信の表示を同時に行うことを特徴とする通信装置。
  6. 地震が到来することを報知する為の緊急信号を受信すると、地震に関する情報を報知する通信装置であり、
    前記緊急信号と通話着信信号を受信する受信手段と、地震に関する情報と着信の表示を行う表示手段と、
    前記表示手段が地震に関する情報を表示している状態で、前記受信手段が通話着信信号を受信すると、前記表示手段の表示領域を、着信に関する情報を表示する領域と、着信に関する情報を表示する領域とに分割して表示するように、前記表示手段が表示を切り替えることを特徴とする通信装置。
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