JP5292324B2 - 携帯通信機器 - Google Patents

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本発明は、緊急情報を発信する携帯通信機器に関する。
従来、緊急情報通知に関する技術が知られている。特許文献1には、親機からの電波が予め設定された時間受信不可の場合に、予め電話帳に登録されている電話番号の優先度の高い順に発信を行う技術が掲載されている。
特開2007−129378号公報
ここで、一度緊急情報通知が成功した後、緊急情報の受信者が何らかの理由により緊急事態への対処が出来なくなることが起こり得る。このような場合、緊急事態に対して実際に対処できる者に緊急発信を行うことが求められる。しかしながら、従来の技術では、このような場合に対応することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、緊急事態に対して実際に対処できる者に適切に緊急発信を行うことができる携帯通信機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、自機の位置情報を取得する取得部と、通信先を複数記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された一の通信先に緊急発信を行い、前記緊急発信が受信されたことを示す受信信号を当該一の通信先から受信可能な通信部と、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外である場合には、前記緊急発信が成功したことを示す受信信号を一の通信先から受信するまで、前記通信先を切り替えて、前記記憶部に記憶されている通信先への緊急発信を順次行い、前記一の通信先から前記受信信号を受信した後で、かつ、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外である場合に、当該一の通信先から前記緊急発信に対応した対処が不可能である旨を示す対処不可信号を受信したら、前記通信部により前記記憶部に記憶されている通信先への緊急発信を新たに行う制御部と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記制御部は、前記対処不可信号を、当該一の通信先との通話中に受信することが好ましい。
また、前記制御部は、前記対処不可信号と共に、当該一の通信先により指定された緊急発信先の情報を受信したら、前記緊急発信先に新たな緊急発信を行うことが好ましい。
また、前記記憶部は、前記通信先への発信順序を記憶した通信先リストを記憶しており、前記制御部は、当該一の通信先による緊急発信先の指定がない場合に、前記通信先リストにおいて、当該一の通信先の次の発信順序に設定されている通信先に緊急発信を行うことが好ましい。
また、前記制御部は、一の通信先への緊急発信が成功したら当該一の通信先を緊急通信先として登録し、当該一の通信先からの対処不可信号を受信したら、当該通信先に対する緊急通信先の登録を消去し、他の通信先へ自動で緊急発信を行うことが好ましい。
また、前記制御部は、新たな緊急発信を行った先の他の通信先から前記受信信号を受信したら、当該他の通信先を緊急通信先として登録することが好ましい。
また、前記制御部は、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲内であることを検出した後、再度、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外であることを検出したら、登録された前記緊急通信先に最初に緊急発信をすることが好ましい。
また、前記制御部は、位置情報緊急発信後に、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲内となったら、前記対処不可信号を発した通信先に設定された範囲内にいることを通知することが好ましい。
本発明にかかる携帯通信機器は、緊急事態に対して実際に対処できる者に適切に緊急発信を行うことができるという効果を奏する。
携帯通信機器の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶される通信先テーブルの一例を示す図である。 携帯通信機器の動作の一例を示すフロー図である。 携帯通信機器の動作の一例を示すフロー図である。 携帯通信機器の動作の一例を示すフロー図である。 携帯通信機器と他の端末との間の通信シーケンスの一例を示す図である。 携帯通信機器の動作の一例を示すフロー図である。 携帯通信機器と通信する他の端末の表示画面の一例を示す図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、携帯通信機器として携帯電話機を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)、防犯用通信機器等に対しても本発明は適用できる。
まず、携帯通信機器の機能の概略構成を説明する。図1は、携帯通信機器の一実施形態の機能の概略構成を示すブロック図である。携帯通信機器10は、無線通信機能を備えた携帯電話機である。図1に示すように携帯通信機器10は、制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、音声処理部30と、表示部32と、位置情報取得部34と、を有する。
制御部22は、携帯通信機器10の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、携帯通信機器10の各種の処理が、操作部28の操作や携帯通信機器10の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、制御部22は、複数のプログラム(アプリケーション、ソフトウェア)を並列で実行することができる。
記憶部24には、制御部22での処理に利用されるアプリケーションのプログラムやデータが保存されている。具体的には、アプリケーションのプログラムとして、インターネット通信を行うアプリケーションのプログラムや、メールの送受信を行うアプリケーションのプログラム、音声データの再生を行うアプリケーションプログラム、発信、着信、通話処理を行うアプリケーションのプログラム、ワンセグ放送処理を行うアプリケーションのプログラム等が保存されている。また、データとしては、画像データ、音声データ、文字変換のための辞書データ、アドレス帳データ等が記憶されている。
また、記憶部24には、緊急時に緊急発信する通信先の端末の電話番号を含む通信先テーブルが記憶されている。図2は、通信先テーブルの一例を示す図である。子どもの場合、この通信先テーブルでは、8人分の電話番号が格納されており、優先順位「1」として母親の端末の電話番号が、優先順位「2」として父親の端末の電話番号が、優先順位「3」として姉の電話番号が、優先順位「8」として祖父の端末の電話番号が、それぞれ格納されている。緊急時には、この通信先テーブル内の優先順位に従って、緊急情報の通信先の端末が選択される。なお、通信先テーブルは、ユーザによって作成、更新が可能である。
再び図1を参照すると、通信部26は、アンテナ26aを有し、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。
操作部28は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられた操作キー13と専用キー14とで構成され、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示として制御部22へ入力される。
音声処理部30は、マイク15に入力される音声信号やレシーバ16から出力される音声信号の処理を実行する。すなわち、音声処理部30は、マイク15から入力される音声を増幅し、AD変換(Analog Digital変換)を実行した後さらに符号化等の信号処理を施して、ディジタルの音声データに変換して制御部22へ出力する。また、制御部22から送られる音声データに対して復号化、DA変換(Digital Analog変換)、増幅等の処理を施してアナログの音声信号に変換してから、レシーバ16へ出力する。
表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネルなどで構成された表示パネルを備え、制御部22から供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像を表示パネルに表示させる。
位置情報取得部34は、例えば、GPS(Global Positioning System)モジュール等であり、携帯通信機器10の位置情報を取得して、制御部22に出力する。
次に、図3及び図4を用いて携帯通信機器10の動作、具体的には、緊急情報発信制御動作について説明する。図3は、緊急情報発信制御における携帯通信機器10の処理を示すフロー図であり、図4は、緊急発信サブルーチンを示すフロー図である。
まず、制御部22は、ステップS12として、迷子の状態になったか、つまり、位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された範囲外であるか否かを判定する。制御部22は、位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された範囲外ではない(No)と判定したら、処理をステップS12で待機させる。
制御部22は、ステップS12で位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された範囲外である(Yes)と判定したら、ステップS14として、変数iを1に設定する。その後、制御部22は、ステップS16として、緊急発信サブルーチンを実行する。
次に図4を用いて緊急発信サブルーチンについて説明する。まず、制御部22は、ステップS22として、通信先テーブルからi番目の電話番号を読み出して、緊急発信の通信先に設定する。
次に、制御部22は、ステップS24として、通信部26によりステップS22で設定した通信先に緊急発信し、ステップS26として、通信先を記憶部24内の発信実行者一覧に登録する。
次に、制御部22は、ステップS28として、通信先への緊急発信が成功したか、つまり、緊急発信が受信されたことを示す受信信号を受信したか否かを判定する。
制御部22は、ステップS28で通信先への緊急発信が成功した(Yes)と判定したら、ステップS30として、緊急発信が成功した通信先を緊急発信成功先として記憶部24に記憶(登録)し、緊急発信サブルーチン処理を終了する。
制御部22は、ステップS28で通信先への緊急発信が成功しなかった(No)と判定したら、ステップS32として、変数iの値が通信先テーブルの登録者数(本例では8)と等しいか否かを判定する。
制御部22は、ステップS32で変数iの値が通信先テーブルの登録者数と等しくない(No)と判定したら、変数iをi+1に設定し(変数iをインクリメントし)、処理をステップS22に進める。
制御部22は、ステップS32で変数iの値が通信先テーブルの登録者数と等しい(Yes)と判定したら、変数iを1に設定し、処理をステップS22に進める。
以上の処理により、携帯通信機器10は、緊急発信が成功するまで通信先テーブル内の優先順位順に通信先を順次選択し、緊急発信を行うことができる。
次に、図5を用いて携帯通信機器10の動作、具体的には、緊急発信成功先(図3のステップS30で登録)からのキャンセル受け付け制御動作について説明する。なお、このキャンセル受け付け制御動作は、緊急発信が成功した後も、迷子の状態(予め設定された範囲外に位置する状態)が継続している際に、実行される。図5は、緊急発信成功先からのキャンセル受け付け制御における携帯通信機器10の処理を示すフロー図である。
まず、制御部22は、ステップS42として、通信部26により着信を受け付け、ステップS44として、緊急発信が成功してから一定時間以内の緊急発信成功先からの着信であるか否かを判定する。制御部22は、ステップS44で緊急発信成功先からの着信ではない(No)と判定したら、処理を終了する。
制御部22は、ステップS44で緊急発信成功先からの着信である(Yes)と判定したら、ステップS46として、通話が終了したか否かを判定する。制御部22は、ステップS46で通話が終了していない(No)と判定したら、通話が終了するまで処理をステップS46で待機させる。
制御部22は、ステップS46で通話が終了した(Yes)と判定したら、ステップS48として、通話中に緊急発信成功先から緊急発信に対応した対処が不可能である旨を示す対処不可信号を受け取ったか否かを判定する。制御部22は、ステップS48で対処不可信号を受け取っていない(No)と判定したら、処理を終了する。なお、対処不可信号として、キー操作によるキートーン音や、音声が例示される。
制御部22は、ステップS48で対処不可信号を受け取った(Yes)と判定したら、ステップS50として、緊急発信成功先の登録を消去する。
次に、制御部22は、ステップS52として、通話中に緊急発信成功先から新たな緊急通信先の指定(優先順位を表す数値の指定)があったか否かを判定する。
制御部22は、ステップS52で緊急発信成功先から新たな緊急通信先の指定があった(Yes)と判定したら、ステップS54として、変数iを指定された値に設定する。
制御部22は、ステップS52で緊急発信成功先から新たな緊急通信先の指定がなかった(No)と判定したら、ステップS56として、変数iを緊急発信成功先の優先順位値+1に設定する(変数iをインクリメントする)。
制御部22は、ステップS54またはステップS56で変数iの値を設定したら、ステップS58として、変数iの値が通信先テーブルの登録者数(本例では8)より大きいか否かを判定する。
制御部22は、ステップS58で変数iの値が通信先テーブルの登録者数より大きい(Yes)と判定したら、ステップS60として、変数iを1に設定する。
制御部22は、ステップS58で変数iの値が通信先テーブルの登録者数より大きくない(No)と判定したら、またはステップS60で変数iを1に設定したら、ステップS62として、緊急発信サブルーチン処理(図4参照)を実行する。
以上の処理により、携帯通信機器10は、緊急発信成功先から緊急対処が不可能である旨を受け付けることができるとともに、通信先テーブルに登録されている他の者に緊急発信を行うことができ、緊急発信成功先から新たな緊急通信先の指定を受け付けることができる。
次に、図6を用いて、図3〜図5のフロー図によって実現される、携帯通信機器10(緊急発信者の端末)と通信先テーブルに登録されている登録者の端末との間の通信シーケンスの例について説明する。図6は、緊急発信者の端末と通信先テーブルに登録されている登録者の端末との間の通信シーケンスの例を示す図である。
まず、緊急発信者Aの端末は、ステップS72として、通信先テーブルに登録されている優先順位「1」の登録者(登録者1)の端末に緊急発信を行うが、応答がないので、ステップS74として、優先順位「2」の登録者(登録者2)の端末に緊急発信を行う。登録者2の端末は、ステップS76として、留守番電話での応答を行い、緊急発信の受信信号を送信しない。
緊急発信者Aの端末は、ステップS78として、優先順位「3」の登録者(登録者3)の端末に緊急発信を行う。登録者3の端末は、ステップS80として、登録者3の操作に基づき、通話での応答を行い、緊急発信の受信信号を送信する。緊急発信者Aの端末は、緊急発信の受信信号を受信すると、ステップS82として、登録者3を緊急発信成功先として記憶する。
その後、登録者3に何らかの事情が発生し、緊急事態に対処できなくなると、登録者3の端末は、ステップS84として、登録者3の操作に基づき、緊急発信者Aの端末に発信し、対処不可信号及び次の送信先を優先順位「8」の登録者(登録者8)に指定する信号を緊急発信者Aの端末に送信する。緊急発信者Aの端末は、ステップS86として、それらの信号を受信し、緊急発信成功先の登録を消去する。
緊急発信者Aの端末は、ステップS88として、登録者8の端末に緊急発信を行う。登録者8の端末は、ステップS90として、登録者8の操作に基づき、通話での応答を行い、緊急発信の受信信号を送信する。緊急発信者Aの端末は、緊急発信の受信信号を受信すると、ステップS92として、登録者8を緊急発信成功先として記憶する。
このように、携帯通信機器10は、緊急発信成功先から対処不可信号を受け付けることができるとともに、緊急発信成功先から新たな緊急通信先の指定を受け付けることができる。これにより、迷子の対象者が操作を行うことなく他の者に通知を行うことができる。また、迷子が放置されることを抑制することができる。
次に、図7を用いて携帯通信機器10の動作、具体的には、緊急事態が解消した(迷子の状態ではなくなった)場合の制御動作について説明する。図7は、緊急事態が解消した場合の制御における携帯通信機器10の処理を示すフロー図である。
まず、制御部22は、ステップS102として、迷子の状態が解消したか、つまり、位置情報取得部34により取得された位置が予め設定された領域内であるか否かを判定する。制御部22は、ステップS102で位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された領域内ではない(No)と判定したら、位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された領域内になるまで処理をステップS102で待機させる。
制御部22は、ステップS102で位置情報取得部34によって取得された位置が予め設定された領域内である(Yes)と判定したら、ステップS104として、変数iを1に設定する。
制御部22は、ステップS106として、記憶部24内の発信実行者一覧(図4のステップS26で登録)からi番目を読み出して通信先に設定し、ステップS108として、迷子の状態が解消した、つまり、緊急事態が解決した旨の連絡を発信する。緊急事態が解決した旨の連絡は、電子メールで行うようにしても良いし、特殊な着信履歴が残る発信で行うようにしても良い。図8は、緊急事態が解決した旨の連絡を受信した端末の表示画面の一例を示す図である。図8に示すように、緊急事態が解決した旨の連絡は、「**が救出されました!」等の特殊な着信履歴が残る発信で行うようにしても良い。
制御部22は、ステップS110として、発信実行者一覧に含まれる通信先の全てに緊急事態が解決した旨の連絡を送ったか否かを判定する。制御部22は、ステップS110で発信実行者一覧に含まれる通信先の全てに緊急事態が解決した旨の連絡を送っていない(No)と判定したら、ステップS112として、変数iをi+1に設定し(変数iをインクリメントし)、処理をステップS106に進める。
制御部22は、ステップS110で発信実行者一覧に含まれる通信先の全てに緊急事態が解決した旨の連絡を送った(Yes)と判定したら、処理を終了する。なお、対処不可信号を発した通話先に対してのみ、緊急事態が解決した旨の連絡をしても良い。
以上の処理により、発信実行者一覧に含まれる通信先、つまり、緊急情報が発信された通信先は、緊急事態が解決した旨の連絡を受け取ることができる。これにより、緊急情報が発信された通信先の登録者は、緊急事態が解決した旨を知ることができる。
なお、この後、携帯通信機器10が設定された範囲外に再び移動した場合には、緊急発信成功先(図4のステップS30で登録)として登録されている登録者が対処可能である可能性が高いので、携帯通信機器10は、緊急通信成功先として登録されている通信先に最初に緊急発信をするようにすると好適である。なお、緊急事態が解決した後から携帯通信機器10が設定された範囲外に再び移動するまでの時間によって設定を変えることとしても良い。例えば、2時間未満の場合には、緊急発信成功先として登録されている登録者が対処可能である可能性が高いので、携帯通信機器10は、緊急通信成功先として登録されている通信先に最初に緊急発信をするようにし、2時間以上経過している場合には、登録者の状況が変わっていることが考えられるので、携帯通信機器10は、優先順位「1」として登録されている者の端末に最初に緊急発信をするようにしてもよい。このように時間に応じて切り替えることで、状況の変化に対応することができる。つまり、時間が経過すると買い物、仕事で対応できなかった者が対応可能になっていることが考えられ、時間によって設定を変えることで、そのような状況の変化に対応することができる。
なお、本実施形態では、緊急事態として迷子を例に挙げて説明したが、これに限定されず、老人の徘徊等にも利用できる。
以上のように、本発明にかかる携帯通信機器は、緊急情報を発信するのに有用である。
10 携帯通信機器
13 操作キー
14 専用キー
15 マイク
16 レシーバ
22 制御部
24 記憶部
26 通信部
26a アンテナ
28 操作部
30 音声処理部
32 表示部
34 位置情報取得部

Claims (8)

  1. 自機の位置情報を取得する取得部と、
    通信先を複数記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された一の通信先に緊急発信を行い、前記緊急発信が受信されたことを示す受信信号を当該一の通信先から受信可能な通信部と、
    前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外である場合には、前記緊急発信が成功したことを示す受信信号を一の通信先から受信するまで、前記通信先を切り替えて、前記記憶部に記憶されている通信先への緊急発信を順次行い、
    前記一の通信先から前記受信信号を受信した後で、かつ、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外である場合に、当該一の通信先から前記緊急発信に対応した対処が不可能である旨を示す対処不可信号を受信したら、前記通信部により前記記憶部に記憶されている通信先への緊急発信を新たに行う制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯通信機器。
  2. 前記制御部は、前記対処不可信号を、当該一の通信先との通話中に受信することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信機器。
  3. 前記制御部は、前記対処不可信号と共に、当該一の通信先により指定された緊急発信先の情報を受信したら、前記緊急発信先に新たな緊急発信を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯通信機器。
  4. 前記記憶部は、前記通信先への発信順序を記憶した通信先リストを記憶しており、
    前記制御部は、当該一の通信先による緊急発信先の指定がない場合に、前記通信先リストにおいて、当該一の通信先の次の発信順序に設定されている通信先に緊急発信を行うことを特徴とする請求項3に記載の携帯通信機器。
  5. 前記制御部は、一の通信先への緊急発信が成功したら当該一の通信先を緊急通信先として登録し、
    当該一の通信先からの対処不可信号を受信したら、当該通信先に対する緊急通信先の登録を消去し、他の通信先へ自動で緊急発信を行うことを特徴とする請求項3または4に携帯通信機器。
  6. 前記制御部は、新たな緊急発信を行った先の他の通信先から前記受信信号を受信したら、当該他の通信先を緊急通信先として登録することを特徴とする請求項5に記載の携帯通信機器。
  7. 前記制御部は、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲内であることを検出した後、再度、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲外であることを検出したら、登録された前記緊急通信先に最初に緊急発信をすることを特徴とする請求項5または6に記載の携帯通信機器。
  8. 前記制御部は、位置情報緊急発信後に、前記取得部で取得した位置情報が設定された範囲内となったら、前記対処不可信号を発した通信先に設定された範囲内にいることを通知することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯通信機器。
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