JP2009068577A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレッシャ部材を軸方向に移動させる際、スプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】クラッチハウジング2と、クラッチ部材4と、プレッシャ部材5と、バックトルクリミッタ用カムとを有し、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接又は離間により、入力部材に入力された回転力を出力部材に伝達し又は遮断し得る動力伝達装置において、クラッチ部材4に加えてプレッシャ部材5に被動側クラッチ板7をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板7のスプライン嵌合部を2分割構成とするとともに、これらスプライン嵌合部の離間部10からの被動側クラッチ板7の脱落を防止する被スプライン嵌合部7aを具備して成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、任意に入力部材の回転力を出力部材に伝達させ又は遮断させ得る動力伝達装置に関するものである。
一般に自動二輪車が具備する動力伝達装置は、エンジンの駆動力のミッション及び駆動輪への伝達又は遮断を任意に行わせるためのもので、エンジン側と連結された入力部材と、ミッション及び駆動輪側と連結された出力部材と、出力部材と連結されたクラッチ部材とを有しており、複数形成された駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板とを圧接させることにより動力の伝達を行い、離間(圧接力の解放)させることにより当該動力の伝達を遮断するよう構成されている。
例えば図9、10で示すように、ギア101が形成されたクラッチハウジング102と、出力部材としてのシャフト103と連結されたクラッチ部材104と、該クラッチ部材104の同図中右端側に取り付けられたプレッシャ部材105と、クラッチハウジング102側に連結された駆動側クラッチ板106及びクラッチ部材104側に連結された被動側クラッチ板107とから主に構成されている。
また、同図に示すように、クラッチ部材104に加えてプレッシャ部材105に被動側クラッチ板107をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板107のスプライン嵌合部を2分割構成とした動力伝達装置が提案されるに至っている。即ち、被動側クラッチ板107は、クラッチ部材104に形成されたスプライン嵌合部104aと、プレッシャ部材105に形成されたスプライン嵌合部105aとのそれぞれにスプライン嵌合して成るものであった。
而して、プレッシャ部材105を図中左方向へ移動させることにより、図9に示すように、駆動側クラッチ板106と被動側クラッチ板107とを圧接させて動力の伝達を行わせる一方、プレッシャ部材105を図中右方向へ移動させることにより、図10に示すように、駆動側クラッチ板106と被動側クラッチ板107とを離間(圧接力の解放)させて当該動力の伝達を遮断するよう構成されていた。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の動力伝達装置においては、クラッチ部材104に加えてプレッシャ部材105に被動側クラッチ板107をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板107のスプライン嵌合部を2分割構成としたので、プレッシャ部材105を図中右方向へ移動させることにより、駆動側クラッチ板106と被動側クラッチ板107とを離間させて当該動力の伝達を遮断する際、スプライン嵌合部の離間部110近傍に位置する被動側クラッチ板107が当該離間部110から脱落してしまう虞があった。
特に、プレッシャ部材105とクラッチ部材104とにそれぞれ勾配面を形成してカムを形成し、バックトルクが生じた際には、駆動側クラッチ板106及び被動側クラッチ板107の圧接が開放される方向にプレッシャ部材105を移動(リフト)させ当該バックトルクを吸収し得るバックトルクリミッタ用カムを具備したものにおいては、当該バックトルクリミッタ用カムによる移動(リフト)時に離間部110が大きくなってしまい、被動側クラッチ板107が脱落し易くなっているという問題が生じていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、プレッシャ部材を軸方向に移動させる際、スプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる動力伝達装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、入力部材の回転と共に回転し複数の駆動側クラッチ板が形成されたクラッチハウジングと、前記クラッチハウジングの駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板をスプライン嵌合させるとともに、出力部材と連結されたクラッチ部材と、前記クラッチ部材の軸方向に移動が可能とされつつ当該クラッチ部材に取り付けられ、クラッチ部材に対する軸方向への移動に伴い前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板とを圧接又は離間させ得るプレッシャ部材と、前記出力部材の回転が入力部材の回転数を上回ったときに前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との離間を行わせるバックトルクリミッタ用カムとを有し、前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との圧接又は離間により、入力部材に入力された回転力を出力部材に伝達し又は遮断し得る動力伝達装置において、前記クラッチ部材に加えて前記プレッシャ部材に前記被動側クラッチ板をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板のスプライン嵌合部を2分割構成とするとともに、これらスプライン嵌合部の離間部からの被動側クラッチ板の脱落を防止する脱落防止手段を具備して成ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の動力伝達装置において、前記脱落防止手段は、前記離間部近傍に位置する被動側クラッチ板を折り曲げ加工して形成された被スプライン嵌合部から成ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の動力伝達装置において、前記脱落防止手段は、他の駆動側クラッチ板より厚さ方向の寸法が大きく設定された前記離間部に位置する駆動側クラッチ板から成ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の動力伝達装置において、前記脱落防止手段は、前記クラッチ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部と、前記プレッシャ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部とを径方向に段違い形成し、これらスプライン嵌合部がオーバーラップ可能とされて成ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、スプライン嵌合部の離間部からの被動側クラッチ板の脱落を防止する脱落防止手段を具備して成るので、プレッシャ部材を軸方向に移動させる際、スプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる。
請求項2の発明によれば、脱落防止手段は、離間部近傍に位置する被動側クラッチ板を折り曲げ加工して形成された被スプライン嵌合部から成るので、簡易な構成で、スプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる。
請求項3の発明によれば、脱落防止手段は、他の駆動側クラッチ板より厚さ方向の寸法が大きく設定された離間部に位置する駆動側クラッチ板から成るので、簡易な構成で、且つより確実にスプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる。
請求項4の発明によれば、脱落防止手段は、クラッチ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部と、プレッシャ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部とを径方向に段違い形成し、これらスプライン嵌合部がオーバーラップ可能とされて成るので、より確実にスプライン嵌合部の離間部近傍に位置する被動側クラッチ板が当該離間部から脱落してしまうのを回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る動力伝達装置は、二輪車等の車両に配設されて任意にエンジンの駆動力をミッションや駆動輪側へ伝達し又は遮断するためのもので、図1、2に示すように、入力部材としてのギア1が形成されたクラッチハウジング2と、出力部材としてのシャフト3と連結されたクラッチ部材4と、該クラッチ部材4の同図中右端側に取り付けられたプレッシャ部材5と、クラッチハウジング2側に連結された駆動側クラッチ板6及びクラッチ部材4側に連結された被動側クラッチ板7とから主に構成されている。
ギア1は、エンジンから伝達された駆動力(回転力)が入力されるとシャフト3を中心として回転可能とされたもので、リベット8等によりクラッチハウジング2と連結されている。該クラッチハウジング2は、同図右端側が開口した円筒状のケース部材から成り、その内周壁からは複数の駆動側クラッチ板6が形成されている。かかる駆動側クラッチ板6のそれぞれは、略円環状に形成された板材から成るとともにクラッチハウジング2の回転と共に回転し、且つ、軸方向(同図中左右方向)に摺動し得るよう構成されている。
クラッチ部材4は、クラッチハウジング2内に配設された同図中右端側が開口した円筒状のケース部材から成るものである。かかるクラッチ部材4の略中央にはシャフト3が貫通しつつスプライン嵌合により連結されており、クラッチ部材4が回転するとシャフト3も回転するよう構成されている。また、クラッチ部材4の外周側面には、その軸方向(同図中左右方向)に延びるスプライン(スプライン嵌合部4a)が形成されており、該スプラインに被動側クラッチ板7が嵌め込まれて形成されている。
より具体的には、クラッチ部材4に形成されたスプラインは、その外周側面における略全周に亘って一体的に形成された凹凸形状にて構成されており、スプラインを構成する凹溝に被動側クラッチ板7が嵌合することにより、被動側クラッチ板7のクラッチ部材4に対する軸方向の移動を許容しつつ回転方向の移動が規制され、当該クラッチ部材4と共に回転し得るよう構成されているのである。
かかる被動側クラッチ板7(後述のプレッシャ部材5にスプライン嵌合された被動側クラッチ板7含む)は、駆動側クラッチ板6と交互に積層形成されており、隣接する各クラッチ板6、7が圧接又は離間可能なようになっている。即ち、両クラッチ板6、7は、クラッチ部材4の軸方向への摺動が許容されており、図1に示すように、プレッシャ部材5にて同図中左方向へ押圧されると圧接され、クラッチハウジング2の回転力がクラッチ部材4及びシャフト3に伝達される状態となり、図2に示すように、プレッシャ部材5による押圧を解除すると離間してクラッチ部材4がクラッチハウジング2の回転に追従しなくなって停止し、シャフト3への回転力の伝達がなされなくなるのである。
尚、ここでいう両クラッチ板6、7の離間とは、当該両クラッチ板6、7間にクリアランスを生じた状態である必要はなく、物理的なクリアランスが生じていなくても、圧接力が解除されてクラッチ部材4がクラッチハウジング2の回転に追従しなくなった状態(即ち、駆動側クラッチ板6が被動側クラッチ板7上を摺動する状態)をも含むものとする。
プレッシャ部材5は、クラッチ部材4の開口(同図中右端)を塞ぐ位置に配設されたもので、クラッチスプリングSにより同図中左方向へ常時付勢されている。一方、プレッシャ部材5の縁部の面は、積層状態の駆動側クラッチ板6のうちプレッシャ部材5に最も近いもの(同図中最右部のもの)と当接しており、クラッチスプリングSの付勢力を得た当該プレッシャ部材5が最右部の駆動側クラッチ板6を押圧することにより、両クラッチ板6と7とが圧接するようになっている。従って、クラッチハウジング2とクラッチ部材4とは常時連結された状態となり、ギア1に回転力が入力されるとシャフト3を回転させ得るようになっている。
然るに、シャフト3の内部には、その軸方向に延びるプッシュロッド9が配設されており、運転者が図示しない操作手段を操作することにより当該プッシュロッド9を同図中右方向へ突出させ、プレッシャ部材5をクラッチスプリングSの付勢力に抗して右方向へ移動させることができるようになっている。プレッシャ部材5が右方向へ移動すると、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接力が解かれ、離間状態となってギア1及びクラッチハウジング2へ入力された回転力がクラッチ部材4及びシャフト3へ伝達されず遮断されることとなる。プレッシャ部材5は、クラッチ部材4に対する軸方向への移動に伴い駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを圧接又は離間させることができるよう構成されているのである。
ところで、クラッチ部材4及びプレッシャ部材5には、互いに対峙して当接、離間し得るカム面4b、5bがそれぞれ形成されており、かかるカム面4b、5bが圧接アシスト用カム及びバックトルクリミッタ用カムを成している。そして、ギア1及びクラッチハウジング2に入力された回転力が、クラッチ部材4を介してシャフト3に伝達され得る状態となったときに、プレッシャ部材5には回転力が付与され、圧接アシスト用カムの作用により、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との圧接力を増加させる方向の力が発生するようになっている。
一方、シャフト3の回転がギア1及びクラッチハウジング2の回転数を上回ってバックトルクが生じた際には、バックトルクリミッタ用カムの作用により、プレッシャ部材5を移動させて駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7との離間を行わせるようになっている。これにより、バックトルクによる動力伝達装置や動力源(エンジン側)に対する不具合を回避することができる。
ここで、本実施形態においては、クラッチ部材4に加えてプレッシャ部材5に被動側クラッチ板7をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板7のスプライン嵌合部を2分割構成(クラッチ部材4側のスプライン嵌合部4a、及びプレッシャ部材5側のスプライン嵌合部5aの2分割構成)とするとともに、これらスプライン嵌合部4a、5aの離間部10からの被動側クラッチ板7の脱落を防止する脱落防止手段(7a)を具備して成る。
本実施形態に係る脱落防止手段は、離間部10近傍に位置する被動側クラッチ板7(具体的には、スプライン嵌合部4aにおける離間部10に最も近い位置の被動側クラッチ板7と、スプライン嵌合部5aにおける離間部10に最も近い位置の被動側クラッチ板7)を互いに逆向きに折り曲げ加工して形成された被スプライン嵌合部7aから成る。この被スプライン嵌合部7aは、図示の如く、クラッチ部材4及びプレッシャ部材5との嵌合端面を折り返す如くU字状に折り曲げ加工して成るものである。
上記実施形態によれば、被スプライン嵌合部7aが形成されているため、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを離間させて当該動力の伝達を遮断する際やバックトルクリミッタ用カムの作用が生じる際など、プレッシャ部材を軸方向に移動させる際(即ち、図1の状態から図2の状態へと移行した際)、離間部10の離間寸法が大きくなっても、スプライン嵌合部4a、5aの離間部10近傍に位置する被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができる。
また、上記被スプライン嵌合部7aに代えて、図3、4に示すように、クラッチ部材4及びプレッシャ部材5との嵌合端面を略L字状に折り曲げ加工して成る被スプライン嵌合部7a’としてもよい。即ち、スプライン嵌合部4aにおける離間部10に最も近い位置の被動側クラッチ板7と、スプライン嵌合部5aにおける離間部10に最も近い位置の被動側クラッチ板7とを互いに逆向きにそれぞれ折り曲げ加工して被スプライン嵌合部7a或いは7a’とすれば、簡易な構成で、スプライン嵌合部4a、5aの離間部10近傍に位置する被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができるのである。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る動力伝達装置は、第1の実施形態のものと同様、二輪車等の車両に配設されて任意にエンジンの駆動力をミッションや駆動輪側へ伝達し又は遮断するためのもので、図5、6に示すように、入力部材としてのギア1が形成されたクラッチハウジング2と、出力部材としてのシャフト3と連結されたクラッチ部材4と、該クラッチ部材4の同図中右端側に取り付けられたプレッシャ部材5と、クラッチハウジング2側に連結された駆動側クラッチ板6及びクラッチ部材4側に連結された被動側クラッチ板7とから主に構成されている。尚、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る脱落防止手段は、他の駆動側クラッチ板6より厚さ方向の寸法が大きく設定された離間部10に位置する駆動側クラッチ板6aから成る。即ち、離間部10に対応する位置の駆動側クラッチ板6aを他より厚く形成させることにより、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを離間させて当該動力の伝達を遮断する際やバックトルクリミッタ用カムの作用が生じる際など、プレッシャ部材を軸方向に移動させる際(即ち、図5の状態から図6の状態へと移行した際)、離間部10の離間寸法が大きくなっても、被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができるのである。本実施形態によれば、簡易な構成で、且つより確実にスプライン嵌合部4a、5aの離間部10近傍に位置する被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係る動力伝達装置は、第1、2の実施形態のものと同様、二輪車等の車両に配設されて任意にエンジンの駆動力をミッションや駆動輪側へ伝達し又は遮断するためのもので、図7、8に示すように、入力部材としてのギア1が形成されたクラッチハウジング2と、出力部材としてのシャフト3と連結されたクラッチ部材4と、該クラッチ部材4の同図中右端側に取り付けられたプレッシャ部材5と、クラッチハウジング2側に連結された駆動側クラッチ板6及びクラッチ部材4側に連結された被動側クラッチ板7とから主に構成されている。尚、第1、2の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態に係る脱落防止手段は、クラッチ部材4側の被動側クラッチ板7のスプライン嵌合部4aと、プレッシャ部材5側の被動側クラッチ板7のスプライン嵌合部5aとを径方向(同図中上下方向)に段違い形成し、これらスプライン嵌合部4a、5aがオーバーラップ可能とされて成る。即ち、スプライン嵌合部4aと5aとを図示の如く段違い形成してオーバーラップ可能(図7参照)とすることにより、駆動側クラッチ板6と被動側クラッチ板7とを離間させて当該動力の伝達を遮断する際やバックトルクリミッタ用カムの作用が生じる際など、プレッシャ部材を軸方向に移動させる際(即ち、図7の状態から図8の状態へと移行した際)、被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができるのである。本実施形態によれば、より確実にスプライン嵌合部4a、5aの離間部10近傍に位置する被動側クラッチ板7が当該離間部10から脱落してしまうのを回避することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばバックトルクリミッタ用カムのみが形成されたものであってもよい。即ち、上記実施形態においては、バックトルクリミッタ用カムに加え、入力部材に入力された回転力が出力部材に伝達され得る状態となったときに駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との圧接力を増加させるための圧接アシスト用カムが形成されているが、バックトルクリミッタ用カムを具備していれば足りるのである。尚、本発明の動力伝達装置は、二輪車の他、自動車、3輪又は4輪バギー、或いは汎用機等種々の多板クラッチ型の動力伝達装置に適用することができる。
クラッチ部材に加えてプレッシャ部材に被動側クラッチ板をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板のスプライン嵌合部を2分割構成とするとともに、これらスプライン嵌合部の離間部からの被動側クラッチ板の脱落を防止する脱落防止手段を具備して成る動力伝達装置であれば、他の機能を付加したもの、或いは外観形状等が異なるものにも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト前)を示す縦断面図 同動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト後)を示す縦断面図 本発明の他の実施形態に係る動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト前)を示す縦断面図 同動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト後)を示す縦断面図 本発明の第2の実施形態に係る動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト前)を示す縦断面図 同動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト後)を示す縦断面図 本発明の第3の実施形態に係る動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト前)を示す縦断面図 同動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト後)を示す縦断面図 従来の動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト前)を示す縦断面図 同動力伝達装置(プレッシャ部材のリフト後)を示す縦断面図
符号の説明
1 ギア(入力部材)
2 クラッチハウジング
3 シャフト(出力部材)
4 クラッチ部材
4a スプライン嵌合部
5 プレッシャ部材
5a スプライン嵌合部
7a、7a’ 被スプライン嵌合部(脱落防止手段)
6 駆動側クラッチ板
6a 駆動側クラッチ板(脱落防止手段)
7 被動側クラッチ板
8 リベット
9 プッシュロッド
10 離間部

Claims (4)

  1. 入力部材の回転と共に回転し複数の駆動側クラッチ板が形成されたクラッチハウジングと、
    前記クラッチハウジングの駆動側クラッチ板と交互に形成された複数の被動側クラッチ板をスプライン嵌合させるとともに、出力部材と連結されたクラッチ部材と、
    前記クラッチ部材の軸方向に移動が可能とされつつ当該クラッチ部材に取り付けられ、クラッチ部材に対する軸方向への移動に伴い前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板とを圧接又は離間させ得るプレッシャ部材と、
    前記出力部材の回転が入力部材の回転数を上回ったときに前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との離間を行わせるバックトルクリミッタ用カムと、
    を有し、前記駆動側クラッチ板と被動側クラッチ板との圧接又は離間により、入力部材に入力された回転力を出力部材に伝達し又は遮断し得る動力伝達装置において、
    前記クラッチ部材に加えて前記プレッシャ部材に前記被動側クラッチ板をスプライン嵌合させて当該被動側クラッチ板のスプライン嵌合部を2分割構成とするとともに、これらスプライン嵌合部の離間部からの被動側クラッチ板の脱落を防止する脱落防止手段を具備して成ることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記脱落防止手段は、前記離間部近傍に位置する被動側クラッチ板を折り曲げ加工して形成された被スプライン嵌合部から成ることを特徴とする請求項1記載の動力伝達装置。
  3. 前記脱落防止手段は、他の駆動側クラッチ板より厚さ方向の寸法が大きく設定された前記離間部に位置する駆動側クラッチ板から成ることを特徴とする請求項1記載の動力伝達装置。
  4. 前記脱落防止手段は、前記クラッチ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部と、前記プレッシャ部材側の被動側クラッチ板のスプライン嵌合部とを径方向に段違い形成し、これらスプライン嵌合部がオーバーラップ可能とされて成ることを特徴とする請求項1記載の動力伝達装置。
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