JP2009067517A - エレベータの乗場戸閉装置 - Google Patents

エレベータの乗場戸閉装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で乗場戸閉動作の不良を防止するエレベータの乗場戸閉装置を提供する。
【解決手段】カゴ戸に設けられた係合用ガイド1と、乗場戸2に設けられ、乗場戸2の戸開時に係合用ガイド1に把持される一方、乗場戸2の全閉直前に係合用ガイド1による把持から開放されて乗場戸2に対して移動する係合子6と、係合子6と連動して移動する第一の接点14と、乗場戸2の全閉直前に係合子6が係合用ガイド1の把持から開放された場合に、係合子6と連動して移動した第一の接点14と接触する第二の接点15と、乗場戸2の戸当り部の一方に設けられ、第一の接点14及び第二の接点15が接触した場合に励磁され、励磁により発生させた電磁力で戸当たり部の他方と互いに引き寄せ合って乗場戸2を全閉させる電磁石17を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、風圧などによる乗場戸閉動作の不良を防止するエレベータの乗場戸閉装置に関するものである。
エレベータの乗場戸は、電動機で駆動するカゴ戸の係合用ガイドに把持されて開閉する。エレベータの戸閉時の全閉直前において、乗場戸は、カゴ戸の係合用ガイドによる把持から開放される。そして、乗場戸は、通常、慣性力、オモリ、バネによる付勢力により全閉する。しかし、昇降路と乗場ホールの圧力差により、乗場戸に風圧が加わることがある。この風圧は、乗場戸の戸閉抵抗を大きくする。この戸開抵抗により、乗場戸が全閉しない状態となることがある。
かかる問題を解消するため、オモリの追加やバネの強化による乗場戸の戸閉力の増加により対処していた。しかし、カゴ戸の電動機の容量上、増加できる戸閉力は限定される。このため、当該対処を施しても、乗場戸の戸閉を確実にする効果が不十分な場合があった。
そこで、かかる問題を解消するさらなる手段として、風圧が大きい場合にのみ、電磁力による戸閉方向の力を付勢するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の解決手段として、カゴ戸が全閉した後、一定時間内に乗場戸が自閉しない場合にのみ、電磁力による戸閉方向の力を付勢するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−36046号公報 特開平10−310351号公報
しかし、特許文献1記載のものは、風圧を測定する装置を含めたシステムを組む必要がある。このため、大きなコストアップとなるという問題があった。
また、特許文献2記載のものは、エレベータの制御装置を含めたシステムを組む必要がある。このため、エレベータの据付け後に当該対策が必要になった場合に適用するのは、非常に困難であるという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、簡素な構成で乗場戸閉動作の不良を防止するエレベータの乗場戸閉装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの乗場戸閉装置は、カゴ戸に設けられた係合用ガイドと、乗場戸に設けられ、前記乗場戸の戸開時に前記係合用ガイドに把持される一方、前記乗場戸の全閉直前に前記係合用ガイドによる把持から開放されて前記乗場戸に対して移動する係合子と、前記係合子と連動して移動する第一の接点と、前記乗場戸の全閉直前に前記係合子が前記係合用ガイドの把持から開放された場合に、前記係合子と連動して移動した前記第一の接点と接触する第二の接点と、前記乗場戸の戸当り部の一方に設けられ、前記第一の接点及び前記第二の接点が接触した場合に励磁され、励磁により発生させた電磁力で前記戸当たり部の他方と互いに引き寄せ合って前記乗場戸を全閉させる電磁石とを備えたものである。
この発明は、カゴ戸に設けられた係合用ガイドと、乗場戸に設けられ、前記乗場戸の戸開時に前記係合用ガイドに把持される一方、前記乗場戸の全閉直前に前記係合用ガイドによる把持から開放されて前記乗場戸に対して移動する係合子と、前記係合子と連動して移動する第一の接点と、前記乗場戸の全閉直前に前記係合子が前記係合用ガイドの把持から開放された場合に、前記係合子と連動して移動した前記第一の接点と接触する第二の接点と、前記乗場戸の戸当り部の一方に設けられ、前記第一の接点及び前記第二の接点が接触した場合に励磁され、励磁により発生させた電磁力で前記戸当たり部の他方と互いに引き寄せ合って前記乗場戸を全閉させる電磁石とを備える構成としたことで、乗場戸閉動作の不良を防止することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部ブロック図である。図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、戸閉中の乗場戸の係合子がカゴ戸の係合用ガイドに把持されている状態を示す図である。図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイドによる把持が解除された後でもカゴ戸の移動に追従している状態を示す図である。図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイドによる把持が解除された後にカゴ戸に追従せずに、第一の接点と第二の接点が接触した状態を示す図である。
図1は所定階のエレベータの乗場戸を、昇降路(図示せず)側から見た図である。一般に、昇降路内を昇降するカゴ(図示せず)には、カゴ戸(図示せず)が設けられる。このカゴ戸は、電動機(図示せず)によりカゴの出入口を開閉する。また、カゴ戸裏面の戸当り側には、一対の係合用ガイド1が鉛直方向に延設される。この係合用ガイド1は、カゴ戸の全閉時に互いに間を隔てて配置される。ここで、戸当り側に配置される係合用ガイド1の一方は、カゴ戸に締結される。一方、反戸当り側に配置される係合用ガイド1の他方は、カゴ戸に対して戸開閉方向に移動可能に配置される。そして、この係合用ガイド1の他方は、カゴ戸が全閉位置から戸開方向へ移動した直後に、戸当り方向に移動するものである。
一方、各階の乗場には、乗場戸2が設けられる。実施の形態1においては、乗場戸2は中央開き戸である。この乗場戸2は、ドアハンガー3に吊り下げられる。このドアハンガー3は、ドアレール4に対して水平方向に移動可能に設けられる。このドアレール4は、乗場出入口5上部の昇降路側に水平方向に延設される。ここで、ドアハンガー3の一方の戸当り側には、上下一対の係合子6が設けられる。これらの係合子6は、取付部材7の上下端に軸支される。そして、この取付部材7の中心が、軸8を介してドアハンガー3に軸支される。この係合子6は、上部係合子6が戸当り側かつ下方へ移動するようにバネ(図示せず)等により常時付勢される。そして、係合子6は、カゴが所定階に到着した場合に、係合用ガイド1の間に配置される。その後、カゴ戸が全閉位置から戸開方向へ移動する場合に、上部係合子6が、付勢力に抗して反戸当り側かつ上方へ移動した状態で係合用ガイド1に把持される。即ち、係合子6は、係合用ガイド1による把持及び把持の開放に応じて軸8を中心として所定量、回転移動する。そして、係合子6を係合用ガイド1に把持された乗場戸2は、電動機に駆動されるカゴ戸と連動して戸開する。
また、取付部材7中央には、戸当り側へ突出する可動側インターロック9が連結される。この可動側インターロック9の戸当り側には、下方へ突出する係合部(ラッチ)が設けられる。この係合部上面には、さらに戸当り側へ突出する可動接点10が設けられる。一方、乗場出入口5上部中央には、固定側インターロック11が設けられる。この固定側インターロック11の可動側インターロック9対向側端部には、上方へ突出する係合部が設けられる。この固定側インターロック11の反可動側インターロック9側上方には、錠スイッチ12が設けられる。
ここで、係合子6は、カゴ戸及び乗場戸2の戸閉時の全閉直前に、係合用ガイド1による把持から開放される。当該開放に連動して、可動側インターロック9が、固定側インターロック11との係合方向に回転移動する。そして、可動側インターロック9の係合部が、固定側インターロック11の係合部と完全に係合する場合は、可動接点10と錠スイッチ12が接触する。この接触により、エレベータの戸閉が確認される。
この発明においては、さらに、取付部材7中央に、反戸当り側へ突出する接点支持部材13が設けられる。この接点支持部材13上面の反戸当り側には、第一の接点14が設けられる。この第一の接点14の上方には、第二の接点15が設けられる。この第二の接点15は、励磁用スイッチ16の構成部品である。この励磁用スイッチ16は、ドアハンガー3に締結される。
また、乗場戸2の一方の戸当り部内上方には、電磁石17が設けられる。さらに、乗場戸2の他方の戸当り部内上方には、鉄片18が設けられる。この鉄片18は、電磁石17の対向位置に配置される。ここで、励磁用スイッチ16及び電磁石17は電源19を介して接続される(図2参照)。この電源19は、エレベータの運行に用いる電源とは別に用意されるものである。励磁用スイッチ16は、第一の接点14と第二の接点15が接触すると動作する。そして、励磁用スイッチ16が動作すると、電磁石17が通電される。通電された電磁石17は、いわゆる励磁された状態となる。励磁された電磁石17は、電磁力を発生させる。この電磁力により、鉄片18が引き寄せられる。これにより、乗場戸2は、互いの戸当り部を引き寄せ合って全閉する。
次に、図3〜図5を用いて、エレベータの戸閉動作をより詳細に説明する。まず、カゴ戸が全開状態から戸閉方向へ駆動される。このとき、係合用ガイド1は、係合子6を把持した状態を維持している(図3参照)。そして、カゴ戸及び乗場戸2の全閉直前に、係合子6が、係合用ガイド1による把持から開放される。当該開放直後には、乗場戸2に慣性力が働いている。従って、乗場戸2は、カゴ戸に追従して戸閉方向に移動する。即ち、上部係合子6は、当該開放直後は、係合用ガイド1の一方に移動を規制される(図4参照)。
そして、次第に、乗場戸2に働く慣性力が小さくなる。これにより、乗場戸2は、カゴ戸よりも戸閉の進行が遅れる。即ち、係合子6は、係合用ガイド1の一方よりも反戸当り側に配置される。これにより、係合子6の移動規制が解除される。従って、軸を中心として、上部係合子6が戸当り側かつ下方へ回転移動する。この係合子6の回転に連動して第一の接点14も上方へ移動する。上方へ移動した第一の接点14は、第二の接点15と接触する(図5参照)。第一の接点14及び第二の接点15の接触により励磁用スイッチ16が動作する。励磁用スイッチ16の動作により、電磁石17が励磁される。電磁石17の励磁で発生した電磁力により、電磁石17及び鉄片18が互いに引き寄せ合う。この引き寄せ合う力により、乗場戸2が全閉する。
以上で説明した実施の形態1によれば、簡素な構成で乗場戸2に戸閉方向の付勢力を加えることができる。このため、確実に風圧等による乗場戸閉動作の不良を防止できる。また、カゴ戸の駆動機の容量を大きくする必要もない。さらに、電磁石17は、エレベータの運行に用いる電源とは別の電源19により励磁される。このため、エレベータ据付け後に、風圧等による乗場戸閉動作の不良の対策を要することとなっても、容易に乗場戸閉装置を後付けできる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1における乗場戸2は、中央開き戸であった。一方、実施の形態2における乗場戸2は、片側開き戸である。また、実施の形態1では、乗場戸2の戸当り部の一方に電磁石17が設けられ、戸当り部の他方に鉄片18が設けられていた。一方、実施の形態2では、乗場戸2の戸当り部内上方に、電磁石20が設けられる。さらに、三方枠の縦枠21の戸当り部内上方に、鉄片22が設けられる。なお、電磁石20と鉄片22を逆に配置しても構わない。
以上で説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、片側開き式の乗場戸2の場合は、中央開き式の乗場戸2よりも電磁石20及び鉄片22が近接したときに、乗場戸閉装置が動作することになる。従って、より確実に乗場戸2に戸閉方向の付勢力を加えることができる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。なお、実施の形態2と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3においては、オモリ23が、高速の乗場戸2内の反戸当り側でオモリガイド24に収納されている。このオモリ23上部には、ワイヤ25の一端が繋がれる。このワイヤ25は、適宜、ローラ26等により方向を変える。そして、ワイヤ25の他端は、戸当り側から高速の乗場戸を吊るすドアハンガー3に連結される。これにより、乗場戸2には、オモリ23の自重で戸閉方向の荷重が付勢される。
そして、オモリガイド24下端に、電磁石26が設けられる。この電磁石26は、オモリ23下部の対向部となる。また、電磁石26は、実施の形態1及び2と同様、励磁用スイッチ16とともに電源(図7においては図示せず)に接続される。一方、オモリ23下部に、鉄片27が設けられる。なお、電磁石26と鉄片27を逆に配置しても構わない。
上記構成の乗場戸閉装置においては、乗場戸2の全閉直前に第一の接点14及び第二の接点15の接触により励磁用スイッチ16が動作する。励磁用スイッチ16の動作により、電磁石17が励磁される。電磁石26の励磁で発生した電磁力により、電磁石26及び鉄片27が互いに引き寄せ合うことにより、オモリ24が引き下げられる。そして、オモリ24が引き下げられることにより、乗場戸2が全閉する。
以上で説明した実施の形態3によれば、実施の形態2と同様の効果が得られる。また、ワイヤ25の長さを変更することにより、電磁石26と鉄片27の距離を調整できる。このため、容易に乗場戸に加える戸閉方向の付勢力を変更することができる。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイド1による把持が解除された後にカゴ戸に追従せずに、第一の接点14と第二の接点15が接触した状態を示す図である。図9はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸が全閉した状態を示す図である。図10はこの発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態4は、実施の形態1に消磁用スイッチ28及びカム29を付加したものである。ここで、消磁用スイッチ28は乗場出入口5上部中央に設けられる。この消磁用スイッチ28には、ハウジング28aから反戸当り側へ突出するシャフト28bが設けられる。このシャフト28bの戸当り側端部は、ハウジング28a内に配置される。また、シャフト28bは、フランジ28cにより水平方向に移動量を規制される。
さらに、シャフト28bは、押バネ28dを貫通している。そして、この押バネ28dによりシャフト28bの戸当り側フランジ28cが反戸当り側へ常時付勢される。加えて、シャフト28bの戸当り側端部には、上方に突出する接点28eが設けられる。この接点28eの反戸当り側には、板バネ接点28fが設けられる。この板バネ接点28fは、ハウジング28a上面に基部を設けて下方へ延びるものである。一方、カム29は、ドアハンガー3に締結される。このカム29は、消磁用スイッチ28のシャフト28bの反戸当り側端部と対向する。
上記構成の消磁用スイッチ28においては、乗場戸2の全閉時以外の場合は、シャフト28bが、押バネ28eの付勢力により戸当り側フランジ28cの反戸当り側端面がハウジング28aに当接する状態となる。このとき、接点28eと板バネ接点28fは接触した状態を維持している。一方、乗場戸2の全閉時には、シャフト28bの反戸当り側端部がカム29に当接する。これにより、シャフト28bが、押バネ28dの付勢力に抗してカム29とともに戸閉方向に移動する。そして、当該移動により、接点28eと板バネ接点28fの接触が開放される。
この消磁用スイッチ28は、励磁用スイッチ16、電磁石17とともに直列で電源19に接続される(図10参照)。従って、乗場戸2が全閉時に接点28eと板バネ接点28fの接触が開放された場合は、電磁石17への通電が遮断される。これにより、電磁石17に消磁される。即ち、電磁石17による電磁力が消滅する。
以上で説明した実施の形態4によれば、乗場戸2が全閉して戸閉方向への荷重が不要となった場合には、電磁石17は消磁される。これにより、無駄な電力消費を抑制できる。なお、押バネ28dの付勢力は、電磁石17による電磁力をよりも遥かに小さく設定される。従って、消磁用スイッチ28とカム29の接触により乗場戸2の戸閉が阻害されることはない。
なお、実施の形態1〜実施の形態4においては、電磁石17等と引き寄せ合うものを鉄片18等とした。しかし、鉄片18等を、当該電磁石17等と引き寄せ合う別の電磁石に替えてもよい。また、励磁用スイッチ16の第一の接点14及び第二の接点15、消磁用スイッチ28の接点28e及び板バネ接点28fは、電気的な接点でも機械的な接点のいずれでも構わない。これらの接点が機械的なものの場合は、励磁用スイッチ16等に、これらの接点14等の接触及び接触の開放に追従して、電気的な接触及び接触の開放を行う接点を設ければよい。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部ブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、戸閉中の乗場戸の係合子がカゴ戸の係合用ガイドに把持されている状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイドによる把持が解除された後でもカゴ戸の移動に追従している状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイドによる把持が解除された後にカゴ戸に追従せずに、第一の接点と第二の接点が接触した状態を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータの乗場戸閉装置が利用される乗場戸全体を示す正面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸がカゴ戸の係合用ガイドによる把持が解除された後にカゴ戸に追従せずに、第一の接点と第二の接点が接触した状態を示す図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部拡大図であって、乗場戸が全閉した状態を示す図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータの乗場戸閉装置の要部ブロック図である。
符号の説明
1 係合用ガイド
2 乗場戸
3 ドアハンガー
4 ドアレール
5 乗場出入口
6 係合子
7 取付部材
8 軸
9 可動側インターロック
10 可動接点
11 固定側インターロック
12 錠スイッチ
13 接点支持部材
14 第一の接点
15 第二の接点
16 励磁用スイッチ
17 電磁石
18 鉄片
19 電源
20 電磁石
21 三方枠の縦枠
22 鉄片
23 オモリ
24 オモリガイド
25 ワイヤ
26 電磁石
27 鉄片
28 消磁用スイッチ
28a ハウジング
28b シャフト
28c フランジ
28d 押バネ
28e 接点
28f 板バネ接点
29 カム

Claims (5)

  1. カゴ戸に設けられた係合用ガイドと、
    乗場戸に設けられ、前記乗場戸の戸開時に前記係合用ガイドに把持される一方、前記乗場戸の全閉直前に前記係合用ガイドによる把持から開放されて前記乗場戸に対して移動する係合子と、
    前記係合子に設けられ、前記係合子と連動して移動する第一の接点と、
    前記乗場戸の全閉直前に前記係合子が前記係合用ガイドの把持から開放された場合に、前記係合子と連動して移動した前記第一の接点と接触する第二の接点と、
    前記乗場戸の戸当り部の一方に設けられ、前記第一の接点及び前記第二の接点が接触した場合に励磁され、励磁により発生させた電磁力で前記戸当たり部の他方と互いに引き寄せ合って前記乗場戸を全閉させる電磁石と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの乗場戸閉装置。
  2. カゴ戸に設けられた係合用ガイドと、
    乗場戸に設けられ、前記乗場戸の戸開時に前記係合用ガイドに把持される一方、前記乗場戸の全閉直前に前記係合用ガイドによる把持から開放されて前記乗場戸に対して移動する係合子と、
    自重により、前記乗場戸に戸閉方向の荷重を付勢しているオモリと、
    前記係合子に設けられ、前記係合子と連動して移動する第一の接点と、
    前記乗場戸の全閉直前に前記係合子が前記係合用ガイドの把持から開放された場合に、前記係合子と連動して移動した前記第一の接点と接触する第二の接点と、
    前記オモリ及び前記オモリ下部の対向部の一方に設けられ、前記第一の接点及び前記第二の接点が接触した場合に励磁され、励磁により発生させた電磁力で前記オモリ及び前記オモリ下部の対向部の他方と互いに引き寄せ合って前記オモリを引き下げ、前記乗場戸を全閉させる電磁石と、
    を備えたことを特徴とするエレベータの乗場戸閉装置。
  3. 係合子は、可動側インターロックと連結され、
    第一の接点は、前記可動側インターロックとも連動して移動し、
    第二の接点は、乗場戸の全閉直前に前記可動側インターロックが乗場の出入口との係合方向に移動した場合に、第一の接点と接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの乗場戸閉装置。
  4. エレベータの運行に用いる電源とは、別の電源を備え、
    電磁石は、前記別の電源により通電されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの乗場戸閉装置。
  5. 乗場戸が全閉した場合に開放される消磁用スイッチを備え、
    電磁石は、前記乗場戸が全閉して前記消磁用スイッチが開放された場合に、通電が遮断されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの乗場戸閉装置。
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