JP7234745B2 - エレベーターのドア装置の状態を制御するドア制御システム - Google Patents

エレベーターのドア装置の状態を制御するドア制御システム Download PDF

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Description

この発明は、エレベーターのドア装置の状態を制御するドア制御システムに関する。
特許文献1は、エレベーターのドア装置を開示する。当該ドア装置によれば、磁力発生体の吸着力により、ドア装置の全閉状態を維持し得る。
特開昭58-138792号公報
しかしながら、特許文献1に記載のドア装置においては、ドア装置の全閉状態を解放するためには、磁力発生体の吸着力以上の力が必要となる。このため、ドア装置の消費電力が大きくなる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、ドア装置の全閉状態を確実に維持しつつ、ドア装置の全閉状態を容易に解放することができるエレベーターのドア制御システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターのドア制御システムは、エレベーターのドア装置の一対のドアパネルの一方において戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、前記一対のドアパネルの他方において戸当たりの側に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、を備え、前記第1戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、前記第2戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、前記駆動装置は、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを近づけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力を大きくし、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを遠ざけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力を小さくする
また、この発明に係るエレベーターのドア制御システムは、エレベーターのドア装置の一対のドアパネルの一方において戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、前記一対のドアパネルの他方において戸当たりの側に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、前記ドアパネルの下部に設けられた第1開閉用磁力発生体と、前記ドアパネルが案内される敷居の溝に設けられた複数の第2開閉用磁力発生体と、を備え、前記駆動装置は、前記複数の第2開閉用磁力発生体の磁界を変化させて前記第1開閉用磁力発生体と前記複数の第2開閉用磁力発生体との間に発生する磁力を変化させることにより前記ドアパネルを浮かせて開閉する。
この発明に係るエレベーターのドア制御システムは、エレベーターのドア装置のドアパネルにおいて戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記ドアパネルの戸当たりの側と対向する戸当たり柱に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、を備え、前記第1戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、前記第2戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、前記駆動装置は、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを近づけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力を大きくし、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを遠ざけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力を小さくする
また、この発明に係るエレベーターのドア制御システムは、エレベーターのドア装置のドアパネルにおいて戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記ドアパネルの戸当たりの側と対向する戸当たり柱に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、前記ドアパネルの下部に設けられた第1開閉用磁力発生体と、前記ドアパネルが案内される敷居の溝に設けられた複数の第2開閉用磁力発生体と、を備え、前記駆動装置は、前記複数の第2開閉用磁力発生体の磁界を変化させて前記第1開閉用磁力発生体と前記複数の第2開閉用磁力発生体との間に発生する磁力を変化させることにより前記ドアパネルを浮かせて開閉する。

これらの発明によれば、駆動装置は、ドア装置が全閉状態の際に第1戸閉用磁力発生体と第2戸閉用磁力発生体との間に発生する磁力によりドア装置の全閉状態を維持させる。駆動装置は、ドア装置が全閉状態から解放される際に第1戸閉用磁力発生体と第2戸閉用磁力発生体との間の磁力の発生を抑制する。このため、ドア装置の全閉状態を確実に維持しつつ、ドア装置の全閉状態を容易に解放することができる。
実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるエレベーターシステムの構成図である。 実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。 実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムの駆動装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。 実施の形態2におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるエレベーターシステムの構成図である。
図1のエレベーターシステムにおいて、昇降路1は、図示されない建築物の各階を貫く。機械室2は、昇降路1の直上に設けられる。複数の乗場3の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場3の各々は、昇降路1に対向する。
巻上機4は、機械室2に設けられる。主ロープ5は、巻上機4に巻き掛けられる。
かご6は、昇降路1の内部に設けられる。かご6は、主ロープ5の一側に支持される。釣合おもり7は、昇降路1の内部に設けられる。釣合おもり7は、主ロープ5の他側に支持される。
複数の乗場ドア装置8の各々は、複数の乗場3の各々の出入口に設けられる。かごドア装置9は、かご6の出入口に設けられる。ドア制御システム10は、かご6に設けられる。ドア制御システム10は、かごドア装置9に対応して設けられる。
制御装置11は、機械室2に設けられる。制御装置11は、エレベーターを全体的に制御し得るように設けられる。
監視装置12は、機械室2に設けられる。監視装置12は、制御装置11からの情報に基づいてエレベーターの状態を監視し得るように設けられる。
情報センター装置13は、エレベーターが設けられた建築物から離れた場所に設けられる。例えば、情報センター装置13は、エレベーターの保守会社に設けられる。情報センター装置13は、監視装置12からの情報に基づいてエレベーターの状態を把握し得るように設けられる。
次に、図2から図4を用いて、かごドア装置9とドア制御システム10とを説明する。
図2から図4は実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。
図2に示されるように、かごドア装置9は、一対のドアパネル9aと一対のドアハンガー9bとドアレール9cと複数組のドアローラ9dとを備える。
一対のドアパネル9aは、かご6の出入口を開閉し得るように設けられる。一対のドアハンガー9bの各々は、一対のドアパネル9aの各々の上部に設けられる。ドアレール9cは、かご6の出入口の直上に設けられる。第1組のドアローラ9dは、一対のドアパネル9aの一方の上部に設けられる。第1組のドアローラ9dは、ドアレール9cに支持される。第2組のドアローラ9dは、一対のドアパネル9aの他方の上部に設けられる。第2組のドアローラ9dは、ドアレール9cに支持される。
ドア制御システム10は、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bと一対の第1戸開用磁力発生体10cと一対の第2戸開用磁力発生体10dと一対の第1開閉用磁力発生体10eと複数の第2開閉用磁力発生体10fと駆動装置10gとを備える。
第1戸閉用磁力発生体10aは、一対のドアパネル9aの一方において戸当たりの側に設けられる。例えば、第1戸閉用磁力発生体10aは、電磁石である。第2戸閉用磁力発生体10bは、一対のドアパネル9aの他方において戸当たりの側に設けられる。例えば、第2戸閉用磁力発生体10bは、電磁石である。
一対の第1戸開用磁力発生体10cの一方は、一対のドアパネル9aの一方において戸袋の側に設けられる。例えば、一対の第1戸開用磁力発生体10cの一方は、電磁石である。一対の第1戸開用磁力発生体10cの他方は、一対のドアパネル9aの他方において戸袋の側に設けられる。例えば、一対の第1戸開用磁力発生体10cの他方は、電磁石である。
一対の第2戸開用磁力発生体10dの一方は、かごドア装置9が全開状態の際に一対のドアパネル9aの一方の戸袋の側と対向する位置に設けられる。例えば、一対の第2戸開用磁力発生体10dの一方は、電磁石である。一対の第2戸開用磁力発生体10dの他方は、かごドア装置9が全開状態の際に一対のドアパネル9aの他方の戸袋の側と対向する位置に設けられる。例えば、一対の第2戸開用磁力発生体10dの他方は、電磁石である。
一対の第1開閉用磁力発生体10eの一方は、一対のドアパネル9aの一方の下部に設けられる。例えば、一対の第1開閉用磁力発生体10eの一方は、電磁石である。一対の第1開閉用磁力発生体10eの他方は、一対のドアパネル9aの他方の下部に設けられる。例えば、一対の第1開閉用磁力発生体10eの他方は、電磁石である。
複数の第2開閉用磁力発生体10fの第1組は、一対のドアパネル9aを案内するかご敷居Aの溝の一側において水平方向に並んで設けられる。複数の第2開閉用磁力発生体10fの第2組は、かご敷居Aの溝の他側において水平方向に並んで設けられる。
駆動装置10gは、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bと一対の第1戸開用磁力発生体10cと一対の第2戸開用磁力発生体10dと一対の第1開閉用磁力発生体10eと複数の第2開閉用磁力発生体10fとを制御し得るように設けられる。
例えば、図2に示されるように、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態の際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを励磁する。その結果、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間においては、引き付け合う磁力が発生する。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態から解放される際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを消磁する。その結果、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間においては、磁力の発生が抑制される。
例えば、図3に示されるように、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態の際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを励磁する。その結果、第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間においては、引き付け合う磁力が発生する。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態から解放される際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを消磁する。その結果、第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間においては、磁力の発生が抑制される。
例えば、図4に示されるように、駆動装置10gは、複数の第2開閉用磁力発生体10fの磁界を変化させて第1開閉用磁力発生体10eと複数の第2開閉用磁力発生体10fとの間に発生する磁力を変化させる。その結果、一対のドアパネル9aは、浮いた状態で開閉する。この際の磁力の変化は、リニアモーターカーを走行させる際の磁力の変化と同様に制御されればよい。
以上で説明した実施の形態1によれば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態の際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間に発生する磁力によりかごドア装置9の全閉状態を維持させる。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態の際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを励磁する。このため、かごドア装置9の全閉状態をより確実に維持することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態から解放される際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間の磁力の発生を抑制する。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態から解放される際に第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを消磁する。このため、かごドア装置9の全閉状態を容易に解放することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態の際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間に発生する磁力によりかごドア装置9の全開状態を維持させる。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態の際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを励磁する。このため、かごドア装置9の全開状態をより確実に維持することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態から解放される際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間の磁力の発生を抑制する。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態から解放される際に第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを消磁する。このため、かごドア装置9の全開状態を容易に解放することができる。
また、駆動装置10gは、複数の第2開閉用磁力発生体10fの磁界を変化させて第1開閉用磁力発生体10eと複数の第2開閉用磁力発生体10fとの間に発生する磁力を変化させる。このため、かごドア装置9を容易に開閉することができる。
次に、図5を用いて、駆動装置10gの例を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベーターのドア制御システムの駆動装置のハードウェア構成図である。
駆動装置10gの各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、駆動装置10gの各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、駆動装置10gの各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、駆動装置10gの各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、駆動装置10gの各機能は、まとめて処理回路で実現される。
駆動装置10gの各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを制御する機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを制御する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで駆動装置10gの各機能を実現する。
実施の形態2.
図6と図7とは実施の形態2におけるエレベーターのドア制御システムが適用されるかごの出入口の周辺の正面図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、第1戸閉用磁力発生体10aは、永久磁石である。第1戸閉用磁力発生体10aは、一対のドアパネル9aの一方の下部に設けられる。第2戸閉用磁力発生体10bは、永久磁石である。第2戸閉用磁力発生体は、一対のドアパネル9aの他方の下部に設けられる。
一対の第1戸開用磁力発生体10cの一方は、永久磁石である。一対の第1戸開用磁力発生体10cの一方は、一対のドアパネル9aの一方の下部に設けられる。一対の第1戸開用磁力発生体10cの他方は、永久磁石である。一対の第1戸開用磁力発生体10cの他方は、一対のドアパネル9aの他方の下部に設けられる。
一対の第2戸開用磁力発生体10dの一方は、永久磁石である。一対の第2戸開用磁力発生体10dの一方は、一対の戸袋の一方の下部に設けられる。一対の第2戸開用磁力発生体10dの他方は、永久磁石である。一対の第2戸開用磁力発生体10dの他方は、一対の戸袋の他方の下部に設けられる。
ドア制御システム10は、第1戸閉用駆動体10hと第2戸閉用駆動体10iと一対の第1戸開用駆動体10jと一対の第2戸開用駆動体10kとを備える。
第1戸閉用駆動体10hは、一対のドアパネル9aの一方の下部に設けられる。第2戸閉用駆動体10iは、一対のドアパネル9aの他方の下部に設けられる。
一対の第1戸開用駆動体10jの一方は、一対のドアパネル9aの一方の下部に設けられる。一対の第1戸開用駆動体10jの他方は、一対のドアパネル9aの他方の下部に設けられる。
一対の第2戸開用駆動体10kの一方は、一対の戸袋の一方の下部に設けられる。一対の第2戸開用駆動体10kの他方は、一対の戸袋の他方の下部に設けられる。
実施の形態2において、駆動装置10gは、第1戸閉用駆動体10hと第2戸開用駆動体10kと一対の第1戸開用駆動体10jと一対の第2戸開用駆動体10kとを制御する。
例えば、図6に示されるように、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態の際に第1戸閉用駆動体10hおよび第2戸閉用駆動体10iの少なくとも一方を駆動することによりばね等の作用で第1戸閉用磁力発生体10aおよび第2戸閉用磁力発生体10bの少なくとも一方を移動させて第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを近づける。その結果、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間に磁力が大きくなる。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態から解放される際に第1戸閉用駆動体10hおよび第2戸閉用駆動体10iの少なくとも一方を駆動することによりばね等の作用で第1戸閉用磁力発生体10aおよび第2戸閉用磁力発生体10bの少なくとも一方を移動させて第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを遠ざける。その結果、第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとの間の磁力を小さくする。
例えば、図7に示されるように、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態の際に第1戸開用駆動体10jおよび第2戸開用駆動体10kの少なくとも一方を駆動することによりばね等の作用で第1戸開用磁力発生体10cおよび第2戸開用磁力発生体10dの少なくとも一方を移動させて第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを近づける。その結果、第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間に磁力が大きくなる。例えば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態から解放される際に第1戸開用駆動体10jおよび第2戸開用駆動体10kの少なくとも一方を駆動することによりばね等の作用で第1戸開用磁力発生体10cおよび第2戸開用磁力発生体10dの少なくとも一方を移動させて第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを遠ざける。その結果、第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとの間の磁力が小さくなる。
以上で説明した実施の形態2によれば、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態の際に第1戸閉用磁力発生体10aおよび第2戸閉用磁力発生体10bの少なくとも一方を移動させて第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを近づける。このため、かごドア装置9の全閉状態をより確実に維持することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全閉状態から解放される際に第1戸閉用磁力発生体10aおよび第2戸閉用磁力発生体10bの少なくとも一方を移動させて第1戸閉用磁力発生体10aと第2戸閉用磁力発生体10bとを遠ざける。このため、かごドア装置9の全閉状態を容易に解放することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態の際に第1戸開用磁力発生体10cおよび第2戸開用磁力発生体10dの少なくとも一方を移動させて第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを近づける。このため、かごドア装置9の全開状態をより確実に維持することができる。
また、駆動装置10gは、かごドア装置9が全開状態から解放される際に第1戸開用磁力発生体10cおよび第2戸開用磁力発生体10dの少なくとも一方を移動させて第1戸開用磁力発生体10cと第2戸開用磁力発生体10dとを遠ざける。かごドア装置9の全開状態を容易に解放することができる。
なお、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10を片開き式のかごドア装置9に適用してもよい。この場合、かごドア装置9のドアパネルの戸当たりの側に第1戸閉用磁力発生体10aを設ければよい。かごドア装置9が全閉状態の際にドアパネルの戸当たりの側と対向する戸当たり柱に第2戸閉用磁力発生体10bを設ければよい。この場合も、かごドア装置9の状態を容易に制御することができる。
また、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10を乗場ドア装置8に適用してもよい。この場合も、乗場ドア装置8の状態を容易に制御することができる。
また、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10においてハンガー機構を用いなくてもよい。この場合、乗場ドア装置8およびかごドア装置9の部品点数を減らすことができる。
また、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10を連動ロープで駆動する乗場ドア装置8およびかごドア装置9に適用してもよい。この場合、連動ロープが切れても、乗場ドア装置8およびかごドア装置9の全閉状態をより確実に維持することができる。
なお、連動ロープの切断を検出する機能を設け、連動ロープの切断が検出されていないときは、対応するドア装置の全閉状態を維持する動作をせずに、連動ロープの切断が検出された際にはじめて、対応するドア装置の全閉状態を維持する動作を行うようにしてもよい。この場合、消費電力を抑制しつつ、必要時に乗場ドア装置8およびかごドア装置9の全閉状態を確実に維持することができる。
また、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10をインターロックで前閉状態を維持する乗場ドア装置8およびかごドア装置9に適用してもよい。この場合、乗場ドア装置8およびかごドア装置9の全閉状態をより確実に維持することができる。
この際、インターロックの状態によって開閉するスイッチの信号と実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10による乗場ドア装置8およびかごドア装置9との開閉信号とが異なる状態を示している場合、異常と判定してもよい。この場合、乗場ドア装置8およびかごドア装置9の安全性をより確実に確保することができる。
また、実施の形態1または実施の形態2のドア制御システム10を機械室2がないエレベーターの他、油圧式エレベーター、巻胴式エレベーター、リニアモーター式エレベーター等に適用してもよい。これらの場合も、乗場ドア装置8およびかごドア装置9の状態を容易に制御することができる。
1 昇降路、 2 機械室、 3 乗場、 4 巻上機、 5 主ロープ、 6 かご、 7 釣合おもり、 8 乗場ドア装置、 9 かごドア装置、 10 ドア制御システム、 10a 第1戸閉用磁力発生体、 10b 第2戸閉用磁力発生体、 10c 第1戸開用磁力発生体、 10d 第2戸開用磁力発生体、 10e 第1開閉用磁力発生体、 10f 第2開閉用磁力発生体、 10g 駆動装置、 10h 第1戸閉用駆動体、 10i 第2戸閉用駆動体、 10j 第1戸開用駆動体、 10k 第2戸開用駆動体、 11 制御装置、 12 監視装置、 13 情報センター装置、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (8)

  1. エレベーターのドア装置の一対のドアパネルの一方において戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、
    前記一対のドアパネルの他方において戸当たりの側に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、
    を備え
    前記第1戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記第2戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記駆動装置は、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを近づけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力を大きくし、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを遠ざけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力を小さくするエレベーターのドア制御システム。
  2. エレベーターのドア装置のドアパネルにおいて戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記ドアパネルの戸当たりの側と対向する戸当たり柱に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、
    を備え
    前記第1戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記第2戸閉用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記駆動装置は、前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを近づけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力を大きくし、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体とを遠ざけることにより前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力を小さくするエレベーターのドア制御システム。
  3. 前記ドアパネルの戸袋の側に設けられた第1戸開用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全開状態の際に前記ドアパネルの戸袋の側と対向する位置に設けられた第2戸開用磁力発生体と、
    を備え、
    前記駆動装置は、前記ドア装置が全開状態の際に前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全開状態を維持させ、前記ドア装置が全開状態から解放される際に前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸用磁力発生体との間の吸着力の発生を抑制する請求項1または請求項2に記載のエレベーターのドア制御システム。
  4. 前記第1戸開用磁力発生体は、電磁石であり、
    前記第2戸開用磁力発生体は、電磁石であり、
    前記駆動装置は、前記ドア装置が全開状態の際に前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体とを励磁することにより前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体との間に吸着力を発生させ、前記ドア装置が全開状態から解放される際に前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体とを消磁することにより前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体との間の吸着力の発生を抑制する請求項に記載のエレベーターのドア制御システム。
  5. 前記第1戸用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記第2戸用磁力発生体は、永久磁石であり、
    前記駆動装置は、前記ドア装置が全開状態の際に前記第1戸開用磁力発生体および前記第2戸開用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体とを近づけることにより前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体との間に発生する吸着力を大きくし、前記ドア装置が全開状態から解放される際に前記第1戸開用磁力発生体および前記第2戸開用磁力発生体の少なくとも一方を移動させて前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体とを遠ざけることにより前記第1戸開用磁力発生体と前記第2戸開用磁力発生体との間の吸着力を小さくする請求項に記載のエレベーターのドア制御システム。
  6. 前記ドアパネルの下部に設けられた第1開閉用磁力発生体と、
    前記ドアパネルが案内される敷居の溝に設けられた複数の第2開閉用磁力発生体と、
    を備え、
    前記駆動装置は、前記複数の第2開閉用磁力発生体の磁界を変化させて前記第1開閉用磁力発生体と前記複数の第2開閉用磁力発生体との間に発生する磁力を変化させることにより前記ドアパネルを浮かせて開閉する請求項1から請求項のいずれか一項に記載のエレベーターのドア制御システム。
  7. エレベーターのドア装置の一対のドアパネルの一方において戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、
    前記一対のドアパネルの他方において戸当たりの側に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、
    前記ドアパネルの下部に設けられた第1開閉用磁力発生体と、
    前記ドアパネルが案内される敷居の溝に設けられた複数の第2開閉用磁力発生体と、
    を備え、
    前記駆動装置は、前記複数の第2開閉用磁力発生体の磁界を変化させて前記第1開閉用磁力発生体と前記複数の第2開閉用磁力発生体との間に発生する磁力を変化させることにより前記ドアパネルを浮かせて開閉するエレベーターのドア制御システム。
  8. エレベーターのドア装置のドアパネルにおいて戸当たりの側に設けられた第1戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記ドアパネルの戸当たりの側と対向する戸当たり柱に設けられた第2戸閉用磁力発生体と、
    前記ドア装置が全閉状態の際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間に発生する吸着力により前記ドア装置の全閉状態が維持されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御し、前記ドア装置が全閉状態から解放される際に前記第1戸閉用磁力発生体と前記第2戸閉用磁力発生体との間の吸着力の発生が抑制されるように前記第1戸閉用磁力発生体および前記第2戸閉用磁力発生体の少なくとも一方を制御する駆動装置と、
    前記ドアパネルの下部に設けられた第1開閉用磁力発生体と、
    前記ドアパネルが案内される敷居の溝に設けられた複数の第2開閉用磁力発生体と、
    を備え、
    前記駆動装置は、前記複数の第2開閉用磁力発生体の磁界を変化させて前記第1開閉用磁力発生体と前記複数の第2開閉用磁力発生体との間に発生する磁力を変化させることにより前記ドアパネルを浮かせて開閉するエレベーターのドア制御システム。
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