JP2010265097A - エレベーター装置 - Google Patents

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【課題】簡単な構成で、エレベーターの戸開走行を確実に防止することができるエレベーター装置を提供する。
【解決手段】エレベーター昇降路1内を昇降するかご2と、かご2を懸架する主ロープ4と、主ロープ4が巻き掛けられた駆動綱車12、及び、かご2の着床時に動作して駆動綱車12の回動を阻止するブレーキ装置17を有する巻上機6と、かご2に回動自在に設けられたかご吊車7とを備えたエレベーター装置において、巻上機6に対してロープ停止装置13を設置することにより、かご2の着床時にこのロープ停止装置13を動作させて、駆動綱車12に巻き掛けられた主ロープ4が、駆動綱車12に対して移動することを阻止する。また、かご2にブレーキ装置14を設置し、かご2の着床時に動作させて、かご吊車7の回動を阻止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、トラクション式のエレベーター装置に関するものである。
トラクション式のエレベーター装置では、エレベーター巻上機の駆動綱車に巻き掛けられた主ロープが駆動綱車の回転に伴い移動することにより、かごが昇降路内を昇降する。即ち、主ロープと駆動綱車との間に発生する摩擦駆動力(トラクション能力)によって、かごが駆動される。
一方、エレベーターのかごが乗場に停止して乗客を乗降させる間は、駆動綱車に連動するブレーキディスクの回動をブレーキ装置によって阻止して、かごの走行(昇降)を防止している。このため、ブレーキ装置に備えられたブレーキシューが過度に摩耗したりしていると、ブレーキ装置が所定の静止保持能力を発揮することができず、エレベーターの戸(乗場戸及びかご戸)が開放した状態のまま、かごが下降或いは上昇してしまう恐れがあった。
このような事情に鑑み、トラクション式のエレベーター装置には、戸開走行を防止するための装置が備えられているものがある。
例えば、従来技術として、エレベーターの停止時に主ロープの移動を検出すると、かごに設けられている非常止め装置を動作させて、かごの走行を阻止するものが提案されている(特許文献1及び2参照)。
また、他の従来技術として、エレベーターの停止時に主ロープの移動を検出すると、新たに付加した制動手段によって主ロープを挟み込み、かごの走行を阻止するものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−211841号公報 特開2004−149231号公報 国際公開第2006/114872号公報
特許文献1乃至3に記載のものでは、エレベーターの停止時に主ロープが移動した時のみ、巻上機に備えられたブレーキ装置以外の装置を動作させている。このため、主ロープの移動量が所定値に達するまでは、戸開状態のままかごが走行してしまうとともに、主ロープの移動量を正確且つ確実に検出しなければならず、その検出装置の構成が複雑化するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、簡単な構成で、エレベーターの戸開走行を確実に防止することができるエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーター昇降路内を昇降するかごと、かごを懸架する主ロープと、主ロープが巻き掛けられた駆動綱車、及び、かごの着床時に動作して駆動綱車の回動を阻止する第1ブレーキ装置を有する巻上機と、を備えたエレベーター装置であって、巻上機に対して設けられ、かごの着床時に動作し、駆動綱車に巻き掛けられた主ロープが、駆動綱車に対して移動することを阻止するロープ停止装置と、かごに回動自在に設けられ、主ロープが巻き掛けられたかご吊車と、かごに設けられ、かごの着床時に動作して、かご吊車の回動を阻止する第2ブレーキ装置と、を備えたものである。
この発明に係るエレベーター装置は、エレベーター昇降路内を昇降するかごと、かごを懸架する主ロープと、主ロープが巻き掛けられた駆動綱車、及び、かごの着床時に動作して駆動綱車の回動を阻止する第1ブレーキ装置を有する巻上機と、を備えたエレベーター装置であって、巻上機に対して設けられ、かごの着床時に動作し、駆動綱車に巻き掛けられた主ロープが、駆動綱車に対して移動することを阻止するロープ停止装置と、昇降路の固定体に回動自在に設けられ、主ロープのうち、駆動綱車からかごに至る部分の一部が巻き掛けられたかご側返し車と、昇降路の固定体に設けられ、かごの着床時に動作して、かご側返し車の回動を阻止する第2ブレーキ装置と、を備えたものである。
この発明によれば、簡単な構成で、エレベーターの戸開走行を確実に防止することができるようになる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の構成図である。 図1に示す巻上機及びロープ停止装置の正面図である。 図1に示す巻上機及びロープ停止装置の平面図である。 図1に示すロープ停止装置の構成図である。 図1に示すエレベーターのかごの要部側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の回路構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の他の回路構成を示す図である。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の構成図である。
図1において、1はエレベーターの昇降路、2は昇降路1内を昇降するかご、3は昇降路1内をかご2とは互いに逆方向に昇降するつり合いおもり、4はかご2とつり合いおもり3とを釣瓶式に懸架する主ロープである。また、5は昇降路1の上方に設けられたエレベーター専用の機械室、6は機械室5に設置されたエレベーター巻上機、7はかご2の上部等に回動自在に設けられたかご吊車、8はかご2に装備された機器類や巻上機6の制御等、エレベーター全体の運行制御を司る制御盤である。なお、制御盤8は、巻上機6とともに、機械室5に設置されており、かご2の着床位置や乗客・荷物等の積載荷重に応じて、つり合いおもり3との負荷バランスを検出し、後述する制御手段22に対して負荷バランス情報を出力する機能も有している。
上記主ロープ4は、一端部及び他端部が、巻上機6等を支持する巻上機台9に弾性的に連結されている。そして、主ロープ4は、その一端部側から、つり合いおもり3の上部のつり合いおもり吊車10、そらせ車11、巻上機6の駆動綱車12、かご吊車7に順次巻き掛けられることにより、かご2とつり合いおもり3とを釣瓶式に懸架する。即ち、図1は、主ロープ4と駆動綱車12との間に発生する摩擦駆動力によってかご2を昇降(駆動)させるトラクション式のエレベーター装置を示している。
また、図1に示すエレベーター装置には、エレベーターの戸(乗場戸及びかご戸)が開放した状態のまま、かご2が走行してしまうことを防止するため、巻上機6に対してロープ停止装置13が、また、かご吊車7に対してブレーキ装置14が設けられている。
以下に、図2乃至図5も参照して、上記ロープ停止装置13とブレーキ装置14との構成について具体的に説明する。
図2は図1に示す巻上機及びロープ停止装置の正面図、図3は図1に示す巻上機及びロープ停止装置の平面図、図4は図1に示すロープ停止装置の構成図、図5は図1に示すエレベーターのかごの要部側面図である。
なお、図2及び図3には、減速機構としてウォームギアを備えた巻上機6を一例として示している。この巻上機6は、例えば、上記駆動綱車12と、駆動綱車12を駆動するためのモータ15と、上記ウォームギアが内蔵されたギア部16と、駆動綱車12の回動を阻止するためのブレーキ装置17とにより、その要部が構成される。
巻上機6に備えられた上記ブレーキ装置17は、昇降路1内においてかご2を静止保持するためのものである。即ち、ブレーキ装置17は、かご2がエレベーターの乗場に着床した時に動作することにより、駆動綱車12の回動を阻止して、かご2の走行(上昇及び下降)を防止する。なお、図2及び図3に示す巻上機6には、駆動綱車12に連動して回動するウォーム軸18に、ブレーキディスク19が設けられている。かかる場合、ブレーキ装置17は、ブレーキディスク19を挟み込むことによってウォーム軸18(即ち、駆動綱車12)の回動を阻止し、かご2を所定の高さで静止させる。
一方、ロープ停止装置13は、上記ブレーキ装置17の動作時に、主ロープ4が駆動綱車12に対して相対移動することを防止するためのものである。即ち、ロープ停止装置13は、かご2がエレベーターの乗場に着床した時に動作することにより、主ロープ4の駆動綱車12に対する移動を阻止するように機能する。具体的に、ロープ停止装置13は、上記機能を実現するため、楔20を有する楔機構部と、要時に楔20を受ける楔受け具21と、楔機構部を駆動するための駆動装置と、駆動装置を制御する制御手段22とが備えられている。
上記楔機構部には、図4に示すように、駆動綱車12の1つの綱溝に巻き掛けられた主ロープ4に対して、それぞれ一対の楔20a及び20bが設けられている。この楔20a及び20bは、駆動綱車12に巻き掛けられた主ロープ4に近接するように設けられており、主ロープ4に接触する接触位置と、主ロープ4に接触しない非接触位置とに配置可能に構成されている。
具体的に、楔機構部は、駆動綱車12の上方に設けられた軸23と、軸23から両側方に突出する腕24と、各腕24の先端部に設けられた上記楔20とにより、その要部が構成される。軸23は、その軸方向が駆動綱車12の回動軸に対して平行に配置され、駆動綱車12の上方において駆動綱車12を横切るように配置されている。そして、腕24は、この軸23から、平面視駆動綱車12の各綱溝に沿うように突設されており、各先端部に楔20(楔20a或いは20b)が設けられている。
上記構成を有する楔機構部では、軸23が一側(図4のA方向)に回転することにより、1つの綱溝に巻き掛けられた主ロープ4に対する一方の楔20aが、下方向に移動して接触位置に配置される。この時、他方の楔20bは、上方向に移動して、非接触位置に配置される。また、軸23が他側(上記A方向とは逆方向)に回転することにより、楔20bが下方向に移動して接触位置に配置され、楔20aが上方向に移動して非接触位置に配置される。なお、軸23の角度が適切に調整されて楔20a及び20bが同じ高さに配置されると、楔20a及び20bは、双方とも主ロープ4に接触しない非接触位置に配置される。
そして、楔20が接触位置に配置されている時に主ロープ4の移動が生じると、楔受け具21の内部で楔20が下方に付勢され、楔20が主ロープ4に押し付けられる。即ち、楔20と駆動綱車12の綱溝とによって主ロープ4を挟み込む楔効果により、駆動綱車12に対する主ロープ4の移動を阻止する。
なお、本実施の形態では、軸23の両側にそれぞれ楔受け具21を配置したものを示しているが、図3においては、一方の楔受け具21の図示を省略している。
また、上記駆動装置は、楔20を上記接触位置と非接触位置とに切り換えて配置する機能を有している。この駆動装置は、例えば、モータ25と、モータ25の出力軸及び軸23とに巻き掛けられた駆動ベルト26とにより構成され、上記制御手段22により、その動作が制御される。即ち、制御手段22は、かご2の走行時、モータ25の出力を制御して、楔20(楔20a及び20b)を非接触位置に配置する。また、制御手段22は、かご2がエレベーターの乗場に着床すると、制御盤8から出力された上記負荷バランス情報に応じて、かご2の移動を阻止する方向に軸23を回転させ、楔20a或いは20bを接触位置に配置する。なお、制御手段22は、かご2が停止している間に乗客の乗降や荷物の積み降ろしによって、かご2とつり合いおもり3との負荷バランスが変動した場合は、その都度軸23を反転させて、楔20a或いは20bを接触位置に配置する。
一方、かご2に設けられたブレーキ装置14は、上記ブレーキ装置17の動作時に、かご吊車7が回動することを防止するためのものである。即ち、ブレーキ装置14は、かご2がエレベーターの乗場に着床した時に動作することにより、かご吊車7の回動を阻止するように機能する。
具体的に、ブレーキ装置14は、上記機能を実現するため、かご吊車7に連動するブレーキディスク27、ブレーキパッド等を有する制動部28、制動部28を動作させるためのアーマチャー29、制御手段30を備えている。即ち、上記構成のブレーキ装置14は、かご2の走行時、制御手段30によってアーマチャー29を制御することにより、ブレーキディスク27を解放して、かご吊車7を回動可能な状態にする。一方、かご2がエレベーターの乗場に着床すると、制動部28によってブレーキディスク27を挟み込むことにより、ブレーキディスク27を固定して、かご吊車7の回動を阻止する。
なお、図5では、かご吊車7が支持腕31を介してかご2の上梁32に固定され、このかご吊車7の配置に合わせて、ブレーキ装置14がかご2の上部に設置されたものを示している。しかし、これは構成の一例を単に示したものであり、例えば、かご吊車7が、かご2の下部に設けられたものであっても構わない。かかる場合、ブレーキ装置14は、かご吊車7の配置に合わせて、かご2の下部に配置される。
次に、図6を参照し、上記構成を有するエレベーター装置の動作について説明する。図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の回路構成を示す図である。図6において、33は巻上機6のブレーキ装置17を動作させるためのブレーキ回路、34はブレーキ装置17の動作によって付勢されるリレー、35はリレー34の常開接点、36は上記ブレーキ装置14を動作させるためのブレーキ回路、37はロープ停止装置13を動作させるためのロープ停止回路である。
上記構成を有するエレベーター装置では、上述したように、かご2の走行時、ブレーキディスク19及び27は解放され、楔20は全て非接触位置に配置されている。かかる状態からかご2が乗場に停止すると、先ず、ブレーキ回路33によってブレーキ装置17が動作され、ブレーキディスク19(即ち、駆動綱車12)の回動が阻止される。また、このブレーキ装置17の動作によってリレー34が付勢され、常開接点35が閉成される。これにより、ブレーキ装置17が動作してから極僅かな所定時間(例えば、数msec)経過後に、ブレーキ回路36によってブレーキ装置14が動作され、ブレーキディスク27(即ち、かご吊車7)の回動が阻止される。また、ロープ停止回路37により、ブレーキ装置14と同時にロープ停止装置13が動作され、楔20が接触位置に配置される。
なお、かご2の走行を再開する場合は、その直前にブレーキディスク19及び27が解放され、且つ、全ての楔20が非接触位置に配置される。
また、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベーター装置の他の回路構成を示す図であり、ブレーキ装置14を動作させるためのブレーキ回路36を、ブレーキ装置17を動作させるためのブレーキ回路33から独立して構成した場合を示したものである。図7において、33aはブレーキ回路33と同様の構成を有するブレーキ回路、38はタイマーである。
上記構成を有するエレベーター装置では、かご2が乗場に停止すると、先ず、ブレーキ回路33によってブレーキ装置17が動作され、ブレーキディスク19(即ち、駆動綱車12)の回動が阻止される。また、ブレーキ回路33aはブレーキ回路33と同じ構成であるため、ブレーキ装置17が動作してからタイマー38による所定時間経過後に、ブレーキ装置14とロープ停止装置13とが動作する。
かかる構成であれば、ブレーキ回路33によるブレーキ装置17の動作の可否とは無関係に、ブレーキ装置14及びロープ停止装置13を動作させることが可能となり、ブレーキ回路33の故障等によって、ブレーキ装置14及び17とロープ停止装置13との全てが動作しなくなるといった不具合を無くすことができるようになる。
この発明の実施の形態1によれば、簡単な構成により、エレベーターの戸開走行を確実に防止できるようになる。即ち、エレベーターのかご2が乗場に停止して乗客を乗降させる間は、巻上機6のブレーキ装置17に加え、ロープ停止装置13とブレーキ装置14とによって、かご2を確実に静止保持できる。このため、巻上機6のブレーキ装置17に備えられたブレーキシュー(図示せず)が過度に磨耗したりしていた場合であっても、所定の静止保持能力を発揮することができる。
また、ブレーキ装置17及び14の動作タイミングをずらすことにより、主ロープ4等に過度な負荷を掛けることなく、所定の静止保持能力を得ることができる。なお、本実施の形態では、ブレーキ装置17が動作した後にブレーキ装置14(及びロープ停止装置13)を動作させているが、この順序を反対にして、ブレーキ装置14の動作後にブレーキ装置17を動作させるように構成しても良い。
また、ロープ停止装置13を装備するための巻上機6は、機械室5以外の場所に設置されていても構わない。但し、機械室5に設置されている巻上機6は、駆動綱車12が露出したタイプのものが多いため、ロープ停止装置13を装備し易く、適用が容易といった利点がある。
また、本実施の形態では、ブレーキ装置14によってかご吊車7の回動を阻止するものについて説明したが、主ロープ4がかご側返し車(図示せず)に巻き掛けられている場合は、上記構成のブレーキ装置14を昇降路1の固定体(例えば、昇降路梁やガイドレール)に設置し、かご2の着床時に、このブレーキ装置14によってかご側返し車の回動を阻止するように構成しても良い。なお、上記かご側返し車とは、主ロープ4のうち、駆動綱車12からかご2に至る部分の一部が巻き掛けられた定滑車のことである。このかご側返し車は、主ロープ4の配置等に合わせて、昇降路1の固定体に回動自在に設けられる。
1 昇降路、 2 かご、 3 つり合いおもり、 4 主ロープ、 5 機械室、
6 巻上機、 7 かご吊車、 8 制御盤、 9 巻上機台、
10 つり合いおもり吊車、 11 そらせ車、 12 駆動綱車、
13 ロープ停止装置、 14 ブレーキ装置、 15 モータ、 16 ギア部、
17 ブレーキ装置、 18 ウォーム軸、 19 ブレーキディスク、 20 楔、
20a 楔、 20b 楔、 21 楔受け具、 22 制御手段、 23 軸、
24 腕、 25 モータ、 26 駆動ベルト、 27 ブレーキディスク、
28 制動部、 29 アーマチャー、 30 制御手段、 31 支持腕、
32 上梁、 33 ブレーキ回路、 33a ブレーキ回路、 34 リレー、
35 常開接点、 36 ブレーキ回路、 37 ロープ停止回路、 38 タイマー

Claims (6)

  1. エレベーター昇降路内を昇降するかごと、
    前記かごを懸架する主ロープと、
    前記主ロープが巻き掛けられた駆動綱車、及び、前記かごの着床時に動作して前記駆動綱車の回動を阻止する第1ブレーキ装置を有する巻上機と、
    を備えたエレベーター装置であって、
    前記巻上機に対して設けられ、前記かごの着床時に動作し、前記駆動綱車に巻き掛けられた前記主ロープが、前記駆動綱車に対して移動することを阻止するロープ停止装置と、
    前記かごに回動自在に設けられ、前記主ロープが巻き掛けられたかご吊車と、
    前記かごに設けられ、前記かごの着床時に動作して、前記かご吊車の回動を阻止する第2ブレーキ装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. エレベーター昇降路内を昇降するかごと、
    前記かごを懸架する主ロープと、
    前記主ロープが巻き掛けられた駆動綱車、及び、前記かごの着床時に動作して前記駆動綱車の回動を阻止する第1ブレーキ装置を有する巻上機と、
    を備えたエレベーター装置であって、
    前記巻上機に対して設けられ、前記かごの着床時に動作し、前記駆動綱車に巻き掛けられた前記主ロープが、前記駆動綱車に対して移動することを阻止するロープ停止装置と、
    前記昇降路の固定体に回動自在に設けられ、前記主ロープのうち、前記駆動綱車から前記かごに至る部分の一部が巻き掛けられたかご側返し車と、
    前記昇降路の固定体に設けられ、前記かごの着床時に動作して、前記かご側返し車の回動を阻止する第2ブレーキ装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 前記ロープ停止装置及び前記第2ブレーキ装置は、前記かごの着床時、前記第1ブレーキ装置が動作した後に動作することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記第1ブレーキ装置を動作させるための第1ブレーキ回路と、
    前記第2ブレーキ装置を動作させるための第2ブレーキ回路と、
    を備え、
    前記第2ブレーキ回路は、前記第1ブレーキ回路から独立して構成され、前記第1ブレーキ回路による前記第1ブレーキ装置の動作の可否とは無関係に、前記第2ブレーキ装置を動作させることを特徴とする請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. 前記ロープ停止装置は、
    前記駆動綱車に巻き掛けられた前記主ロープに近接して設けられ、前記主ロープに接触する接触位置と前記主ロープに接触しない非接触位置とに配置可能な楔と、
    前記楔が前記接触位置に配置された状態で前記主ロープが移動することにより、前記楔を前記主ロープに押し付けて、前記駆動綱車に対する前記主ロープの移動を阻止する楔受け具と、
    前記楔を前記接触位置及び前記非接触位置に配置する駆動装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のエレベーター装置。
  6. 前記昇降路の上方に、エレベーター専用の機械室が備えられ、
    前記巻上機は、前記機械室に設置された
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のエレベーター装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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