JP2009063805A - 静電潜像現像用キャリアとそれを用いた現像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷電制御微粒子の分散性を高くし、導電性微粒子の添加量を少なくして、長期間に亘って帯電性と画像品質を高く保ちうる静電潜像現像用キャリアとそれを用いた現像方法を提供する。
【解決手段】少なくとも荷電制御微粒子および低抵抗微粒子を含有する樹脂被覆層を、キャリア芯材表面にもうけてなる静電潜像現像用キャリアにおいて、該樹脂被覆層の透過型電子顕微鏡による断面写真での荷電制御微粒子100個の形状係数(SF−1)における変動係数が16以下であり、該キャリアの抵抗値が1×107〜3×1010であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
【選択図】なし

Description

本発明は、静電潜像現像用キャリアとそれを用いた現像方法に関するものである。
従来、静電潜像現像法においては感光体や静電記録体上に種々の手段を用いて静電潜像を形成し、この静電潜像にトナーと呼ばれる着色粉体を付着させて、静電潜像を現像する方法が一般的に用いられている。
この現像に際しては多くの場合、キャリアと呼ばれる担体粒子をトナーと混合し、両者を相互に摩擦帯電させて、トナーに適当量の正または負の電荷を付与している。キャリアは、表面に被覆層を有する被覆キャリアと、表面に被覆層を有しない非被覆キャリアとに大別されるが、現像剤寿命や得られる画像品質を考慮した場合には、被覆キャリアのほうが優れていることから、種々のタイプの被覆キャリアが開発され、かつ実用化されている。
被覆キャリアに要求される特性は種々あるが、トナーに適正な帯電を安定して付与すること、その適正かつ安定な帯電付与能を長期にわたって維持することが求められる。この為には、キャリアが好適な電気的性質を有し、また、湿度や温度等の環境変化に対する耐性、及び耐衝撃性、耐摩擦性が高く、長期的に帯電性付与能が変化しないことが重要であり、種々の被覆キャリアが提案されている。
しかしながら、被覆キャリア(多くの場合、樹脂被覆キャリア)により現像剤の長寿命化が図れるという利点はあるが、樹脂被覆によりキャリアが高抵抗化され、現像時に現像電極としては働きにくくなる。その結果、30μm程度の細線の複写において、線幅方向の端部が濃く表現されることにより、線の太りが観察され、1200dpi(dpiとは2.54cm当たりの線数)相当の高画質原稿における細線が再現されないという問題が生じていたのである。
そこで、従来より、樹脂被覆キャリアの電気抵抗を小さくする技術として、被覆樹脂層中にカーボンブラック(例えば、特許文献1参照)、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物(例えば、特許文献2参照)等の導電性微粒子を分散させる技術が提案されている。
しかしながら、導電性微粒子は帯電付与能力に劣ることから、低抵抗化をはかって添加量を多くすると、キャリアとしての帯電付与能力が低下してしまい、トナーの帯電量が低下してしまって、長期使用することができないという問題を生じていた。
さらに、導電性微粒子を添加しても樹脂被覆層中に均一に分散できないと、キャリア間で帯電性のバラツキが起きてしまい、トナー帯電量のバラツキが観察される。それ故、画像濃度ムラ等により画質を低下させてしまっていたのである。
特開昭56−126843号公報 特開昭64−35561号公報
本発明は、キャリアの樹脂被覆層に導電性微粒子を添加することで、キャリアの低抵抗化を図りつつ、荷電制御微粒子の存在により帯電性も付与したキャリアとし、さらに低抵抗化、帯電性の安定化という観点から、荷電制御微粒子の形状の変動係数を制御することにより、画像における細線再現性、画像濃度安定性を達成したものである。
本発明の目的は、下記構成を採ることにより達成される。
(1)
キャリア芯材表面に樹脂被覆層を設けてなる静電潜像現像用キャリアにおいて、該樹脂被覆層は少なくとも荷電制御微粒子および導電性微粒子を含有してなり、キャリア芯材表面にもうけてなる該樹脂被覆層の透過型電子顕微鏡による断面写真において、荷電制御微粒子からなる粒子の形状係数(SF−1)の変動係数が16%以下であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(2)
(1)に記載の荷電制御微粒子の形状が扁平状であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(3)
(1)に記載の静電潜像現像用キャリアの抵抗値が1×107〜3×1010であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
(4)
(1)記載の静電潜像現像用キャリアを用いて2成分現像することを特徴とする現像方法。
本発明により、荷電制御微粒子の分散性を高くし、導電性微粒子の添加量を少なくして、長期間に亘って帯電性と画像品質を高く保つことが出来る静電潜像現像用キャリアと、それを用いた現像方法を提供することが出来る。
まず、キャリアの樹脂被覆層中の荷電制御微粒子の働きについて説明する。
キャリアの樹脂被覆層中に、荷電制御微粒子を付与することによって、被覆層中における導電性微粒子同士が接近し、少量の導電性微粒子の添加でも、キャリアの低抵抗化が達成できるため、キャリアの低抵抗化と帯電付与性の両立が可能となった。
低抵抗化が達成できた理由としては、詳細なメカニズムは解明されていないが、概ね以下のように推定している。
樹脂層に導電性微粒子を分散したとき、図1のように導電性微粒子により導通経路を構成することでキャリアの低抵抗化が図れる。樹脂層を厚く設定する場合、導通経路を構成するためにはより多量の導電性微粒子が必要になる。即ち、樹脂層を厚く設定するほど分散させる導電性微粒子量が増加するため、低帯電化してしまうのである。
そこで、少量の導電性微粒子の添加量でも、低抵抗化を図るために、被覆樹脂中に荷電制御微粒子を存在させることにより、1)〜2)の現象が生じたものと推定している。
1)荷電制御微粒子の表面に導電性微粒子が付着し、荷電制御微粒子の形状に沿った導通経路が形成される(図2)
2)荷電制御微粒子が存在することで導電性微粒子の存在可能な空間が減少し、その結果、導電性微粒子の接触確率が増加し、導通経路が形成される(図3)。
即ち、荷電制御微粒子の存在により、導電性微粒子の導通経路が増加するため、少量の導電性微粒子でキャリアの低抵抗化が図れると共に帯電量の確保も可能となったものと推定している。
本発明は、キャリアの樹脂被覆樹脂中の荷電制御微粒子の存在状態を、形状係数(SF−1)の変動係数が16%以下とすることによって、導電性微粒子の低抵抗化と、帯電性の安定性を向上させたものである。
理由としては、荷電制御微粒子の形状係数(SF−1)の変動係数を16%以下と、均一に揃えることにより、導電性微粒子と荷電制御微粒子の添加量が同じ条件であっても、導電性微粒子による導通経路が形成されやすくなったものと考えている。
図4(a)は、荷電制御微粒子のSF−1の変動係数が16%を超える状態の模式図であり、荷電制御微粒子が会合して樹脂層表面付近に偏って存在してしまっているため、導電性微粒子による導通経路の確保が困難となっていることがわかる。
図4(b)は、荷電制御微粒子のSF−1の変動係数が16%以下の模式図であり、荷電制御微粒子がほぼ一次粒径で樹脂被覆層中に均一に分散しており、導電性微粒子による導通経路の確保がなされやすい状態であることがわかる。
尚、形状係数(SF−1)の変動係数の調整方法としては、キャリア樹脂被覆層中の添加剤のコート処理順を検討することにより、荷電制御微粒子の被覆層中における分散性の向上を図ることにより調整することが出来る。
本発明者らは、キャリア芯材粒子表面に荷電制御微粒子を加えた樹脂を固着させる際、キャリア芯材粒子と荷電制御剤を前もって撹拌混合することにより、同時に加えたときよりも荷電制御微粒子の樹脂被覆層中の分散状態が良好になることを見出し、これによりキャリアの帯電性が長期間にわたり安定な樹脂被覆層設計を可能にすることが出来ることを見いだした。
(導電性微粒子)
本発明に係る導電性微粒子は、カーボンブラック、酸化亜鉛、及び酸化スズからなる化合物群から選ばれる化合物の少なくとも1種の化合物を構成成分とする。
樹脂層中の導電性微粒子の添加量としては、樹脂100質量部に対しカーボンブラックは2〜40質量部、酸化亜鉛なら2〜150質量部、酸化スズでは2〜200質量部が好ましい。中でもカーボンブラック(C.B.)が好ましい。
数平均一次粒子径Daとは導電性微粒子の個々の粒子径のことであり、凝集した粒径を示すものではない。Daとしては5〜150nmが好ましい。
(荷電制御微粒子)
荷電制御微粒子とは、トナーに対して逆帯電性を示す微粒子となるものである。トナーが負帯電性である場合には、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化スズ、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、アジン化合物からなる化合物群から選ばれる化合物の少なくとも1種の化合物をさすと考えてよい。特に水酸化マグネシウム、酸化マグネシウムが好ましい。
樹脂層中の荷電制御微粒子の添加量としては、樹脂100質量部に対し10〜80質量部が好ましく、更には10〜50質量部が好ましい。また、数平均一次粒子径Dbとは、荷電制御微粒子1個の粒子径のことであり、凝集した粒子径を示すものではない。Dbとしては50〜2000nmが好ましい。
また、荷電制御微粒子の形状としては、扁平状であることが好ましい。扁平状とは、観察視野で形状の異なる粒子であり、投影面積が最大となる面積における最大径Dと、最大径に対する垂線として最も長い箇所をさす厚みHの比、D/H(扁平定数)が3〜20となる形状のものである。
荷電制御微粒子の形状が、扁平状であると、荷電制御微粒子の凝集がしにくくなるが、これは樹脂被覆層中における分散性が向上するためであろう。
扁平形状のH,Dの測定方法としては、下記の手法により測定されるものである。
まず、ビーカーに、現像剤、少量の中性洗剤、純水を添加してよくなじませ、ビーカー底に磁石を当てながら上澄み液を捨てる。さらに、純水を添加し上澄み液を捨てることで、トナーおよび中性洗剤を除くことで、キャリアのみを分離する。40℃にて乾燥し、キャリア単体を得る。
次に、現像剤よりトナーと分離したキャリア2gを20mlのガラス瓶に投入し、さらにメチルエチルケトン15ml投入し、ウェーブロータで10分間攪拌し、溶媒にて樹脂被覆層を溶解させる。磁石を用いて溶媒とキャリア芯材を分離する。
得られた溶媒を遠心分離機にかけて、樹脂被覆層中に含まれていた無機粒子を沈降または浮上させて分離し、乾燥後、無機粒子単体を得る。
得られた無機粒子を走査型顕微鏡にて5,000倍にて観察し、荷電制御微粒子1個についての最大径Dと厚みHを測定しD/Hを算出する。この操作を100個の荷電制御微粒子について実施し、その平均値を荷電制御微粒子のD/Hとする。
(荷電制御微粒子の形状係数(SF−1)における変動係数)
本発明の樹脂被覆層中の荷電制御微粒子の形状係数(SF−1)は、以下の方法により算出されるものである。
集束イオンビーム試料作成装置(SMI2050 エスエスアイ ナノテクノロジー(株)製)にてキャリア薄片を作製し、その後、その薄片の断面を透過型電子顕微鏡(JEM−2010F 日本電子(株)製)にて5000倍の視野で写真を撮影し、この写真をスキャナーにより取り込み、画像処理解析装置LUZEX AP((株)ニレコ製)を用いて、荷電制御微粒子の形状係数SF−1を測定した。測定数は100個とし、写真1視野で足りない場合には測定数100になるまで視野数を増加させるものとする。
測定データは、樹脂被覆層中に存在する状態の荷電制御微粒子の存在粒子径(凝集状態のものも含む)を測定するものとする。
なお、形状係数(SF−1)の算出式は下記式から算出される。
形状係数=((最大径/2)2×π)/投影面積×100
(式中、最大径とは、荷電制御微粒子の平面上への投影像を2本の平行線ではさんだとき、その平行線の間隔が最大となる粒子の幅をいう。また、投影面積とは、トナー粒子の平面上への投影像の面積をいう。)
SF−1の値としては、160〜200が好ましい。
又、本発明の形状係数の変動係数は下記式から算出される。
変動係数=〔S1/K〕×100(%)
(式中、S1は100個の荷電制御微粒子の形状係数の標準偏差を示し、Kは形状係数の平均値を示す。)
(静電潜像現像用キャリアの抵抗値)
本発明に用いる静電潜像現像用キャリア(以下、単にキャリアともいう)の抵抗値は、1×107〜3×1010Ωcmであり、より好ましくは2×108〜1×1010Ωcmである。
キャリア抵抗値の測定
キャリア抵抗とは、磁気ブラシによる現像条件下に動的に測定される抵抗である。感光体ドラムと同寸法のアルミ製電極ドラムを感光体ドラムに置き換え、現像スリーブ上に粒子を供給して磁気ブラシを形成させ、この磁気ブラシを電極ドラムと摺擦させ、このスリーブとドラムとの間に電圧(500V)を印加して両者間に流れる電流を測定することにより、キャリア粒子の抵抗値を下記式により求めた。
DVR(Ωcm)=(V/I)×(N×L/Dsd)
DVR:キャリア抵抗(Ωcm)
V:現像スリーブとドラム間の電圧(V)
I:測定電流値(A)
N:現像ニップ幅(cm)
L:現像スリーブ長(cm)
Dsd:現像スリーブとドラム間最近接距離(cm)
本発明においては、V=500V、N=1cm、L=6cm、Dsd=0.06cmにて測定を行うものとする。
(キャリア芯材(磁性体粒子))
本発明で用いられる磁性体粒子としては、鉄粉、マグネタイト、各種フェライト系粒子またはそれらを樹脂中に分散したものを挙げることができる。好ましくはマグネタイトや各種フェライト系粒子である。フェライトとしては、銅、亜鉛、ニッケル、マンガン等の重金属を含有するフェライトやアルカリ金属及び/またはアルカリ土類金属を含有する軽金属フェライトが好ましい。
磁性体粒子径としては、体積平均粒径で10〜100μm、好ましくは20〜80μmである。更にキャリア自体が有する磁化特性としては、飽和磁化で2.5×10-5〜15.0×10-5Wb・m/kgが好ましい。
なお、磁性体粒子の体積平均粒径は、湿式分散器を備えてなるレーザー回折式粒度分布測定装置「HELOS」(シンパテック社製)により測定される体積基準の平均粒径である。飽和磁化は、「直流磁化特性自動記録装置3257−35」(横河電気株式会社製)により測定される。
(樹脂層)
本発明の静電荷像現像用キャリアの被覆層形成に好適な樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリエチレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル、ポリビリケトン等のポリビニル及びポリビニリデン系樹脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体やスチレン−アクリル酸共重合体等の共重合体;オルガノシロキサン結合からなるシリコーン樹脂またはその変成樹脂(例えば、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン等による変成樹脂);ポリテトラクロルエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロルトリフルロルエチレン等のフッ素樹脂;ポリアミド;ポリエステル;ポリウレタン;ポリカーボネート;尿素−ホルムアルデヒド樹脂等のアミノ樹脂;エポキシ樹脂等である。
樹脂層の平均厚さhは、キャリアの耐久性と低抵抗化の両立の観点より50〜4000nmが好ましく、更には200〜3000nmが好ましい。
樹脂層の平均厚さhは、以下の方法により算出される値である。
集束イオンビーム試料作成装置(SMI2050 エスエスアイナノテクノロジー(株)製)にてキャリア薄片を作製し、その後、その薄片の断面を透過型電子顕微鏡(JEM−2010F 日本電子(株)製)にて5000倍の視野で観察し、その視野における最大膜厚となる部分と最小膜厚となる部分の平均値を樹脂層の平均厚さhとした。
また、上記のキャリア薄片を観察した方法により透過型電子顕微鏡(JEM−2010F 日本電子(株)製)にて5000倍の視野で観察することにより、キャリア樹脂層中に存在する導電性微粒子の数平均一次粒子径Da、荷電制御微粒子の数平均一次粒子径Dbを算出することもできる。算出にあたっては、透過型電子顕微鏡による写真をスキャナーにより取り込み、画像処理解析装置LUZEX AP((株)ニレコ製)を用いて、Da、Dbを水平方向フェレ径「FERE H」にて測定した。なお、Da、Dbの測定数は各50個とし、写真1視野で足りない場合には、測定数50になるまで視野数を増加させるものとする。
(キャリアの製造方法)
本発明における、樹脂被覆キャリアは乾式コート法によって作製される。この方法は、被覆しようとする粒子の表面に樹脂粒子を付着させ、その後、機械的衝撃力を加えて、被覆しようとする粒子の表面に付着した樹脂粒子を溶融あるいは軟化させて固着し、被膜を作製する方法が好ましい。芯材、樹脂、導電性微粒子および荷電制御剤粒子を非加熱下、もしくは加熱下で機械的衝撃力が付与できる高速撹拌混合機を用い、高速撹拌して当該混合物に衝撃力を繰り返して付与し、磁性体粒子の表面に溶解あるいは軟化させて固着したキャリアを作製するのである。加熱する場合は60〜125℃が好ましい。加熱温度が過大になると、キャリア同士の凝集が発生しやすくなるためである。
更に本発明者らは粒子表面に荷電制御微粒子を加えた樹脂を固着させる際、キャリアコア粒子と荷電制御剤を前もって攪拌混合することにより、同時に加えたときよりも荷電制御微粒子の樹脂被覆層中の分散状態が良好になることを見出し、キャリアの帯電性が長期間にわたり安定な樹脂被覆層設計を可能にすることが出来ることを見出した。
樹脂と荷電制御剤と導電性微粒子の3つをキャリアコア粒子と混合する際において、まずキャリアコア粒子と荷電制御剤を混合撹拌機に入れ、5分〜10分攪拌するのが好ましい。この時間内であると荷電制御微粒子が十分に破砕され性能を発揮する。十分にほぐすためには攪拌羽の周速は20〜60m/s必要である。次に導電性微粒子および樹脂を投入する。
(現像剤)
本発明に係る現像剤に使用されるトナーは、体積基準におけるメディアン径(D50)で3〜8μmが好ましく、4〜7μmがより好ましい。
体積基準におけるメディアン径(D50)の測定は、以下のようにして行う。
「コールターマルチサイザーIII」(ベックマン・コールター社製)に、データ処理用のコンピュータシステム(ベックマン・コールター社製)を接続した装置を用いて測定、算出する。測定手段としては、トナー0.02gを界面活性剤溶液20g(トナーの分散を目的として、例えば、界面活性剤を含む中性洗剤を純水で10倍希釈した界面活性剤溶液)で馴染ませた後、超音波分散を1分間行い、トナー分散液を作製する。このトナー分散液をサンプルスタンド内のISOTONII(ベックマン・コールター社製)の入ったビーカーに、測定濃度5〜10質量%になるまでピペットにて注入する。この濃度範囲にすることにより、再現性のある測定値が得られる。測定機において、測定粒子カウント数を25000個、アパーチャー径を50μmにし、測定範囲である1〜30μmの範囲を256分割して各頻度値を算出する。体積積算分率が大きい方から50%の粒子径を体積基準におけるメディアン径とする。
(画像形成装置)
図5は本発明の画像形成装置の一例を示す概略図である。
図5に示すように、この画像形成装置1はタンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙手段と搬送手段とトナーカートリッジ5Y、5M、5C、5K、本発明である定着装置10、及び操作部91等から構成されている。
イエロー色の画像を形成する画像形成ユニット9Yは、像担持体(以下、感光体と称す)1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像装置4Y、転写手段7Y、クリーニング手段8Yを有する。
マゼンタ色の画像を形成する画像形成ユニット9Mは、感光体1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像装置4M、転写手段7M、クリーニング手段8Mを有する。
シアン色の画像を形成する画像形成ユニット9Cは、感光体1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像装置4C、転写手段7C、クリーニング手段8Cを有する。
黒色画像を形成する画像形成ユニット9Kは、感光体1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像装置4K、転写手段7K、クリーニング手段8Kを有する。
中間転写体6は、複数のローラ6A、6B、6Cに巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成ユニット9Y、9M、9C、9Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C、7Kにより逐次1次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
給紙手段である給紙カセット20内に収容された用紙Pは、給紙ローラ21により一枚ずつ給紙され、レジストローラ22を経て、転写手段7Aに搬送され、用紙P上に前記カラー画像が2次転写される。
カラー画像が転写された前記用紙Pは、本発明の定着装置である定着装置10により定着処理され、搬送手段である搬送ローラ23、24を経て、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
次に、具体的な実施態様を基に、更に本発明につき更に説明するが、無論本発明の態様はこれらにより限定されるものではない。
(キャリアの作製)
〔フェライトコア粒子(キャリア芯材)の準備〕
体積平均径が60μm、飽和磁化が10.7×10-5Wb・m/kgのMn−Mgフェライト粒子を準備した。
(キャリア1の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.5質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
3)水酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:80nm、D/H=3)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
尚、D/Hは前記した方法で測定した。
以上の材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子と水酸化マグネシウムを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートおよびカーボンブラックを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂が被覆されたキャリア1を得た。
(キャリア2の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:90nm、形状D/H=20)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子と酸化マグネシウムを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートおよびカーボンブラックを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア2を得た。
(キャリア3の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:60nm、形状D/H=2)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子と酸化マグネシウムを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートおよびカーボンブラックを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア3を得た。
(キャリア4の作製)
キャリア1の作製において、水酸化マグネシウムをチタン酸ストロンチウム(数平均一次粒子径:500nm、D/H=10)に変更する他は同様にして、キャリア4を作製した。
(キャリア5の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.5質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
3)水酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:60nm、D/H=3)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
上記材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子とカーボンブラックを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートおよび水酸化マグネシウムを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア5を得た。
(キャリア6の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.5質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
3)水酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:60nm、D/H=3)0.525質量部(共重合体粒子に対して、15質量部)
上記材料のすべてを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア6を得た。
(キャリア7の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:90nm、D/H=20)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子とカーボンブラックを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートおよび酸化マグネシウムを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア7を得た。
(キャリア8の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:90nm、形状D/H=20)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のすべてを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア8を得た。
(キャリア9の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:90nm、形状D/H=20)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子とカーボンブラックと酸化マグネシウムを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらに、スチレン/メチルメタクリレートを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア9を得た。
(キャリア10の作製)
前記Mn−Mgフェライト粒子1100質量部と
1)スチレン/メチルメタクリレート(共重合比2/8)の共重合体微粒子を3.8質量部
2)カーボンブラック(数平均一次粒子径:30nm)0.38質量部(共重合体粒子に対して、10質量部)
3)酸化マグネシウム(数平均一次粒子径:90nm、形状D/H=20)0.95質量部(共重合体粒子に対して、25質量部)
以上材料のうち、Mn−Mgフェライト粒子と酸化マグネシウムとスチレン/メチルメタクリレートを撹拌羽根つき高速混合機に投入し、50℃以下で5分間混合した。さらにカーボンブラックを添加し、120℃で60分混合して機械的衝撃力の作用でフェライトコア粒子の表面層に樹脂層を形成し、樹脂層が被覆されたキャリア10を得た。
Figure 2009063805
〔現像剤1〜10の作製〕
上記で作製したキャリア1〜10を各100質量部と、黒色トナー(特開2003−345065号公報の実施例1に記載の静電荷現像用黒色トナー1に準じて作製)6質量部とをV型混合機で混合し、現像剤1〜10を作製した。なお、黒色トナーは体積基準におけるメディアン径(D50)が6.5μmの重合法により作製したものを用いた。
〔評価〕
画像評価はプリント画像電子写真方式を採用する市販の複合機「bizhub Pro C500」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)の改造機を使用して、A4版上質紙(64g/m2)に黒色トナーにて画素率が10%の画像(文字画像が7%、人物顔写真、ベタ白画像、30%ハーフトーン黒画像がそれぞれ1/4等分にあるオリジナル画像)を出力した。初期、50万枚出力後の画質評価を行った。
(帯電量計測)
実写試験終了前後の現像剤を用いて、トナーの帯電量を、帯電量測定装置「ブローオフ式TB−200」(東芝社製)により測定した。
実写試験終了前後での帯電量の差が4μC/g以下であれば合格レベルである。
(細線再現性評価)
細線再現性は、初期および500kc(×1000コピー)実写試験終了時の出力された30μmの細線の画像について、光学顕微鏡(ニコン社製NX−FUR)により観察し、原稿の30μmと比較してその太さの増加分を(%)で表した。
7%以下であれば、合格レベルである。
(画質評価)
画質評価は、500kc実写試験終了時の30%ハーフトーン印刷サンプル画像において、その画質を目視にて評価した。
判断基準は以下の通りである。
○:粒状性が良くムラが見られない。
△:粒状性がやや悪くムラもやや見られる。
×:粒状性が悪くムラが見られる。
Figure 2009063805
本発明内の実施例1〜4はいずれも良好な特性であるが、本発明外の比較例1〜6は少なくとも何れかの特性に問題があることわかる。
導電性微粒子により導通経路を構成することでキャリアの低抵抗化がなされる様子を説明する模式図。 導電性微粒子により導通経路を構成することでキャリアの低抵抗化がなされる様子を説明する模式図。 導電性微粒子により導通経路を構成することでキャリアの低抵抗化がなされる様子を説明する模式図。 荷電制御微粒子のSF−1の変動係数が16%を超える状態、超えない状態を説明する模式図。 本発明に係る画像形成装置の構成を示す概略図。
符号の説明
1 画像形成装置
9Y、9M、9C、9K 画像形成ユニット
6 中間転写体
10 定着装置
20 給紙カセット
30 導電性微粒子
40 荷電制御微粒子
P 転写材

Claims (4)

  1. キャリア芯材表面に樹脂被覆層を設けてなる静電潜像現像用キャリアにおいて、該樹脂被覆層は少なくとも荷電制御微粒子および導電性微粒子を含有してなり、キャリア芯材表面にもうけてなる該樹脂被覆層の透過型電子顕微鏡による断面写真において、荷電制御微粒子からなる粒子の形状係数(SF−1)の変動係数が16%以下であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
  2. 請求項1に記載の荷電制御微粒子の形状が扁平状であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
  3. 請求項1に記載の静電潜像現像用キャリアの抵抗値が1×107〜3×1010であることを特徴とする静電潜像現像用キャリア。
  4. 請求項1記載の静電潜像現像用キャリアを用いて2成分現像することを特徴とする現像方法。
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