JP2009063017A - 逆入力防止クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチを、ロック部の軸方向寸法を小さくして、コンパクトに設計できるようにすることである。
【解決手段】ロック手段を、静止部材としてのハウジング部材3の内径面と係合する係合面を外周に有するプレート状の一対のプレート係合子11aを、これらの板面を軸方向に向け、円周方向で互いに対向させて、出力側部材2に設けた円柱部9に回動自在に軸支して、ハウジング部材3に係合させる方向へ共通の弾性部材としてのねじりコイルばね14で付勢し、正逆両方向の逆入力トルクに対して、一対のプレート係合子11aのいずれか一方をハウジング部材3に係合させて、出力側部材2をハウジング部材3にロックするものとすることにより、正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチを、ロック部の軸方向寸法を小さくして、コンパクトに設計できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力側から出力側へのトルクは伝達するが、出力側から入力側への逆入力トルクの伝達は遮断する機能を有する逆入力防止クラッチに関する。
入力側から出力側へトルクを伝達する装置には、出力側から入力側への逆入力トルクの伝達を遮断する機能を要求されるものがある。例えば、車両用シートリフタでは、操作レバー等から入力されるトルクで座席シートを所定の高さ位置に移動させて停止したときに、座った人の体重や車体の上下動に伴う慣性力等による出力側からの逆入力トルクによって、座席シートの高さ位置が上下にずれないようにする逆入力遮断機能が要求される。
このような逆入力遮断機能を有するものとして、トルクが入力される入力側部材とトルクが出力される出力側部材を同軸上に対向させて配置し、さらに、出力側部材の回転を拘束する静止部材をこれらと同軸上に配置して、入力側部材から出力側部材へトルクを伝達するトルク伝達手段と、出力側部材からの逆入力トルクに対して、出力側部材を静止部材にロックするロック手段とを設けた逆入力防止クラッチが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたものでは、前記出力側部材を静止部材にロックするロック手段として、静止部材に設けた円周面と、出力側部材に設けたカム面とを対向させてこれらの間に楔隙間を形成し、この楔隙間に介在させた係合子としての複数のローラを、出力側部材のカム面と係合する方向に弾性部材で付勢して、出力側部材から逆入力トルクが作用したときに、転動するローラをカム面に係合させて、出力側部材を静止部材にロックする手段を採用し、正逆両方向の逆入力トルクに対して出力側部材をロックできるように、一対のローラを互いに反対方向でカム面と係合させるようにしている。
特開2002−266902号公報
特許文献1に記載された正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチは、出力側部材を静止部材にロックする係合子をローラとしているので、転動するローラが横方向へ倒れ込まないように、ローラの長さを確保する必要がある。このため、ローラによるロック部の軸方向寸法が大きくなり、コンパクトな設計が阻害される問題がある。
そこで、本発明の課題は、正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチを、ロック部の軸方向寸法を小さくして、コンパクトに設計できるようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、トルクが入力される入力側部材とトルクが出力される出力側部材を同軸上に対向させて配置し、さらに、前記出力側部材の回転を拘束する静止部材をこれらと同軸上に配置して、前記入力側部材から前記出力側部材へトルクを伝達するトルク伝達手段と、前記出力側部材からの逆入力トルクに対して、出力側部材を前記静止部材にロックするロック手段とを設けた逆入力防止クラッチにおいて、前記ロック手段を、前記静止部材と係合する係合面を外周に有するプレート状の一対のプレート係合子を、これらの板面を軸方向に向け、円周方向で互いに対向させて、前記出力側部材に、それぞれ軸直交面内で回動自在に支持して、これらの回動自在に支持した一対のプレート係合子を前記静止部材に係合させる方向へ弾性部材で付勢し、正逆両方向の前記逆入力トルクに対して、前記一対のプレート係合子のいずれか一方を前記静止部材に係合させて、前記出力側部材を静止部材にロックするものとした構成を採用した。
すなわち、ロック手段を、静止部材と係合する係合面を外周に有するプレート状の一対のプレート係合子を、これらの板面を軸方向に向け、円周方向で互いに対向させて、出力側部材に、それぞれ軸直交面内で回動自在に支持して、これらの回動自在に支持した一対のプレート係合子を静止部材に係合させる方向へ弾性部材で付勢し、正逆両方向の逆入力トルクに対して、一対のプレート係合子のいずれか一方を静止部材に係合させて、出力側部材を静止部材にロックするものとすることにより、正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチを、ロック部の軸方向寸法を小さくして、コンパクトに設計できるようにした。回動するプレート係合子は、その板面を軸方向に向けて容易に回動自在に支持することができ、軸方向寸法を小さくしても、転動するローラのように倒れ込むことはない。
前記一対のプレート係合子を、互いに離反させる方向に、共通の前記弾性部材で付勢することにより、一対のプレート係合子を付勢する弾性部材の個数を減らすことができる。
前記共通の弾性部材は、前記円周方向で対向させた一対のプレート係合子の間に装着したねじりコイルばねまたは屈曲板ばねとすることができる。
前記一対のプレート係合子を、円周方向に複数組配置することにより、出力側部材のロック能力を高めることができる。
前記トルク伝達手段を、前記入力側部材と前記出力側部材の互いの対向面のいずれか一方に、軸方向へ突出する柱状突出部を円周方向の複数箇所に設け、他方にこれらの柱状突出部が嵌まり込む連結孔を設けて、これらの柱状突出部と連結孔との係合によって、前記入力側部材から前記出力側部材へトルクを伝達するものとすることにより、簡単な構成でトルクを伝達することができる。
前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、前記出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、前記プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとすることにより、プレート係合子を容易に回動自在に支持できるとともに、その倒れ込みを防止することができる。
前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、前記出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、前記プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとし、前記トルク伝達手段の柱状突出部を前記出力側部材側に設け、前記連結孔を前記入力側部材側に設けて、前記柱状突出部の一部または全部を円柱部として、前記一対のプレート係合子を軸支する円柱部を兼ねるものとすることにより、トルク伝達部とロック部とをまとめて、よりコンパクトに設計することができる。
前記ロック手段によって前記静止部材に係合させた前記一対のプレート係合子の一方のロック側プレート係合子を、このロック側プレート係合子が前記出力側部材をさらにロックさせる方向に前記入力側部材からトルクが入力されたときに、前記静止部材から離脱する方向へ回動させ、前記出力側部材のロック状態を解除するロック解除手段を設けることにより、出力側部材のロック状態を容易に解除することができる。
前記ロック側プレート係合子が出力側部材をさらにロックさせる方向に入力側部材からトルクが入力されたときに、ロック側プレート係合子を静止部材から離脱する方向へ回動させる手段は、前記円柱部と連結孔との間に、円柱部が連結孔の中心に位置する中立状態で、両側に回転方向の隙間δ1がそれぞれ形成されるようにし、前記入力側部材の連結孔が設けられた外周側に軸方向へ突出する突起部を設け、前記一対のプレート係合子に、前記入力側部材の回転方向に延びて前記突起部が嵌まり込む長孔をそれぞれ設け、前記中立状態で、前記入力側部材の突起部と前記ロック側プレート係合子の長孔との間に、前記出力側部材をさらにロックさせる方向に入力されるトルクによる前記入力側部材の回転方向側で、前記円柱部と連結孔との間の隙間δ1よりも小さい隙間δ2が形成されるようにしたものとすることができる。
すなわち、出力側部材をさらにロックさせる方向に入力されるトルクによって入力側部材が中立状態から回転するときに、まず、隙間δ2の小さい入力側部材の突起部がロック側プレート係合子の長孔の内面に当たり、ロック側プレート係合子を静止部材から離脱する方向へ倒伏するように回動させて、ロック状態を解除するようにし、こののち、入力側部材の連結孔の内面が出力側部材の円柱部に当たって、入力側部材からのトルクが出力側部材へ伝達されるようにした。なお、入力側部材から反対向きのトルクが入力される場合は、入力側部材の突起部はロック側プレート係合子の長孔の内面に当たらず、入力側部材の連結孔の内面が出力側部材の円柱部に当たったときに、ロック側プレート係合子が出力側部材のロック状態を解除する方向へ自然に回動し、トルクが出力側部材へ伝達される。また、一方のプレート係合子と逆向きの逆入力トルクで出力側部材をロックする他方のプレート係合子は、上述した反対向きのトルクが入力側部材から入力される場合に、上記ロック側プレート係合子として、同じメカニズムで静止部材から離脱する方向へ倒伏するように回動される。
前記一対のプレート係合子を軸支する円柱部に可撓性を付与することにより、過大な逆入力トルクが発生したときに、円柱部を撓ませてプレート係合子の係合面を静止部材から逃がすようにし、トルクリミッタ機能を持たせることができる。
前記静止部材を、前記入力側部材と前記出力側部材とを、少なくともこれらの対向部を含んで内包する円筒状のハウジング部材とすることにより、別途のハウジングを不要とすることができる。
前記プレート係合子は、前記円筒状のハウジング部材とした静止部材の内径面に係合させるとよい。
前記ハウジング部材の内部にグリースを充填することにより、ハウジング部材の内部に設けたトルク伝達部やロック部における摩耗や焼き付きを防止することができる。
前記ハウジング部材の内部を密封する密封手段を設けることにより、ハウジング部材の内部に設けたトルク伝達部やロック部への異物の侵入やグリースの漏洩を防止することができる。
前記ハウジング部材に、前記入力側部材または前記出力側部材が嵌挿される中心孔と、固定部位へ固定されるフランジとを有する固定プレートを取り付けることにより、逆入力防止クラッチを容易に固定することができる。
前記固定プレートを前記ハウジング部材の一端側に取り付け、前記ハウジング部材の他端側に内向きのフランジを設け、前記固定プレートの中心孔の内径面と、前記内向きのフランジの内径面との一方に前記入力側部材の軸受部を設け、他方に前記出力側部材の軸受部を設けることにより、別途の軸受部を設けることなく、入力側部材と出力側部材を支持することができる。
前記逆入力防止クラッチは、車両用シートリフタに組み込まれ、前記入力側部材がシートリフタの操作レバーに連結され、前記出力側部材がシートリフタの昇降用回転部材に連結されるものに好適である。
本発明の逆入力防止クラッチは、ロック手段を、静止部材と係合する係合面を外周に有するプレート状の一対のプレート係合子を、これらの板面を軸方向に向け、円周方向で互いに対向させて、出力側部材に、それぞれ軸直交面内で回動自在に支持して、これらの回動自在に支持した一対のプレート係合子を静止部材に係合させる方向へ弾性部材で付勢し、正逆両方向の逆入力トルクに対して、一対のプレート係合子のいずれか一方を静止部材に係合させて、出力側部材を静止部材にロックするものとしたので、正逆両方向の逆入力トルクを遮断する逆入力防止クラッチを、ロック部の軸方向寸法を小さくして、コンパクトに設計することができる。
前記一対のプレート係合子を、互いに離反させる方向に、共通の弾性部材で付勢することにより、一対のプレート係合子を付勢する弾性部材の個数を減らすことができる。
前記一対のプレート係合子を、円周方向に複数組配置することにより、出力側部材のロック能力を高めることができる。
前記トルク伝達手段を、入力側部材と出力側部材の互いの対向面のいずれか一方に、軸方向へ突出する柱状突出部を円周方向の複数箇所に設け、他方にこれらの柱状突出部が嵌まり込む連結孔を設けて、これらの柱状突出部と連結孔との係合によって、入力側部材から出力側部材へトルクを伝達するものとすることにより、簡単な構成でトルクを伝達することができる。
前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとすることにより、プレート係合子を容易に回動自在に支持できるとともに、その倒れ込みを防止することができる。
前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとし、トルク伝達手段の柱状突出部を出力側部材側に設け、連結孔を入力側部材側に設けて、柱状突出部の一部または全部を円柱部として、一対のプレート係合子を軸支する円柱部を兼ねるものとすることにより、トルク伝達部とロック部とをまとめて、よりコンパクトに設計することができる。
前記ロック手段によって静止部材に係合させた一対のプレート係合子の一方のロック側プレート係合子を、このロック側プレート係合子が出力側部材をさらにロックさせる方向に入力側部材からトルクが入力されたときに、静止部材から離脱する方向へ回動させ、出力側部材のロック状態を解除するロック解除手段を設けることにより、出力側部材のロック状態を容易に解除することができる。
前記一対のプレート係合子を軸支する円柱部に可撓性を付与することにより、過大な逆入力トルクが発生したときに、円柱部を撓ませてプレート係合子の係合面を静止部材から逃がすようにし、トルクリミッタ機能を持たせることができる。
前記静止部材を、入力側部材と出力側部材とを、少なくともこれらの対向部を含んで内包する円筒状のハウジング部材とすることにより、別途のハウジングを不要とすることができる。
前記ハウジング部材の内部にグリースを充填することにより、ハウジング部材の内部に設けたトルク伝達部やロック部における摩耗や焼き付きを防止することができる。
前記ハウジング部材の内部を密封する密封手段を設けることにより、ハウジング部材の内部に設けたトルク伝達部やロック部への異物の侵入やグリースの漏洩を防止することができる。
前記ハウジング部材に、入力側部材または出力側部材が嵌挿される中心孔と、固定部位へ固定されるフランジとを有する固定プレートを取り付けることにより、逆入力防止クラッチを容易に固定することができる。
前記固定プレートをハウジング部材の一端側に取り付け、ハウジング部材の他端側に内向きのフランジを設け、固定プレートの中心孔の内径面と、内向きのフランジの内径面との一方に入力側部材の軸受部を設け、他方に出力側部材の軸受部を設けることにより、別途の軸受部を設けることなく、入力側部材と出力側部材を支持することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この逆入力防止クラッチCは、図1および図2に示すように、トルクが入力される入力側部材1とトルクが出力される出力側部材2を同軸上に対向させて配置し、さらに、出力側部材2の回転を拘束する静止部材として、これらの対向部を内包する円筒状のハウジング部材3を同軸上に配置したものであり、ハウジング部材3の入力側部材1側には、入力側部材1が嵌挿される中心孔と、固定部位へ固定されるフランジ4aとを有する固定プレート4が取り付けられ、ハウジング部材3の出力側部材2には内向きのフランジ3aが設けられて、固定プレート4の中心孔の内径面とハウジング部材3のフランジ3aの内径面が、それぞれ入力側部材1と出力側部材2を回転自在に支持する軸受部とされている。
前記ハウジング部材3の入力側部材1側の端部には、円周方向で対向する一対の切欠き3bが設けられ、この一対の切欠き3bを有する端部が、固定プレート4に設けられた一対の円弧状孔4bに嵌め込まれて、ハウジング部材3の外径面に装着された止め輪5によって、固定プレート4がハウジング部材3に抜け止め固定されている。固定プレート4のフランジ4aには、固定部位への固定用のボルト孔6が設けられている。
前記入力側部材1と出力側部材2は、それぞれ軸部1a、2aとフランジ部1b、2bとからなり、これらのフランジ部1b、2bが互いに対向するように配置され、各軸部1a、2aの外径面に、それぞれ入力側と出力側へ連結用のスプライン7a、7bが設けられている。
また、前記入力側部材1と出力側部材2の各フランジ部1b、2bの外側面には、それぞれ固定プレート4とハウジング部材3のフランジ3aの内側面との間をシールするOリング8a、8bが装着され、後述する一対のプレート係合子11a、11bによるロック部とトルク伝達部を設けたハウジング部材3の内部が密封されている。各Oリング8a、8bで密封されたハウジング部材3の内部にはグリースが充填され、ロック部やトルク伝達部での摩耗や焼き付きを防止するようになっている。
図1および図3に示すように、前記出力側部材2のフランジ部2bには、対向する入力側部材1のフランジ部1b側へ軸方向に突出する円柱部9が90°の位相で4箇所に設けられ、これらの各円柱部9入力側部材1のフランジ部1bに設けられた連結孔10に嵌挿されて、入力側部材1から出力側部材2へトルクを伝達するトルク伝達部が形成されるとともに、隣接する2本ずつの円柱部9に、2組の一対のプレート状のプレート係合子11a、11bが、板面を軸方向に向けて回動自在に軸支されている。各組のプレート係合子11a、11bは、円周方向で対向するように、その外周に軸支点を中心とする輪郭が変化し、静止部材としてのハウジング部材3の内径面に互いに反対向きに係合する係合面12a、12bが設けられている。各プレート係合子11a、11bは、対向する入力側部材1のフランジ部1bによって、軸方向移動と板面の傾きを規制されている。
前記各組のプレート係合子11a、11bは、これらの間で出力側部材2のフランジ部2bに設けられたピン状突起13に装着された共通の弾性部材としてのねじりコイルばね14で、互いに離反して、それぞれの係合面12a、12bがハウジング部材3の内径面と係合する方向へ付勢されている。したがって、逆入力トルクによって、出力側部材2が正逆いずれかの方向に回転しようとすると、各対のプレート係合子11a、11bのいずれか一方がハウジング部材3の内径面と係合して、出力側部材2をハウジング部材3にロックし、入力側部材1への正逆両方向への逆入力トルクの伝達を遮断する。
図3に示すように、前記各円柱部9と連結孔10の間には、円柱部9が連結孔10の中心に位置する中立状態で、両側に回転方向の隙間δ1がそれぞれ形成されるようになっている。また、連結孔10が設けられた入力側部材1のフランジ部1bの外周側には、円柱状の突起部15が90°の位相で4箇所に設けられ、各プレート係合子11a、11bには、これらの突起部15が嵌まり込み、入力側部材1の回転方向に延びる長孔16a、16bがそれぞれ設けられており、各プレート係合子11aの長孔16aに嵌まり込んだ突起部15の時計回り側と、各プレート係合子11bの長孔16bに嵌まり込んだ突起部15の反時計回り側とには、それぞれ中立状態で、隙間δ1よりも小さい回転方向の隙間δ2が形成されるようになっている。これらの隙間δ2の反対側には、十分に大きな隙間が形成されている。
前記各プレート係合子11aがハウジング部材3の内径面と係合した状態で、図4に示すように、入力側部材1が中立状態から入力トルクによって一点鎖線で示す時計回りに回転すると、突起部15と長孔16aの隙間δ2がなくなって、入力側部材1の突起部15が各プレート係合子11aの長孔16aの内面に当たり、各プレート係合子11aが時計回り方向へ倒伏するように回動して、プレート係合子11aによるロックが解除される。こののち、さらに入力側部材1が時計回りに回転すると、前記隙間δ1がなくなって、入力側部材1の各連結孔10の内面が出力側部材2の各円柱部9に当たり、入力トルクが出力側部材2へ伝達される。なお、プレート係合子11bは、時計回りの回転ではハウジング部材3と係合しない。
図示は省略するが、前記各プレート係合子11bがハウジング部材3の内径面と係合した状態で、入力側部材1が中立状態から入力トルクによって反時計回りに回転するときは、突起部15と長孔16bの隙間δ2がなくなって、入力側部材1の突起部15の当たりによって、各プレート係合子11bが反時計回り方向へ倒伏するように回動して、プレート係合子11bによるロックが解除される。こののち、さらに入力側部材1が反時計回りに回転すると、同様に隙間δ1がなくなって、入力側部材1の各連結孔10の内面が出力側部材2の各円柱部9に当たり、入力トルクが出力側部材2へ伝達される。
図5および図6は、それぞれ前記ハウジング部材3と固定プレート4の変形例を示す。図5の変形例は、ハウジング部材3の内向きのフランジ3aと反対側に外向きのフランジ3cを設け、このフランジ3cに固定プレート4を溶接で取り付けたものである。その他の部分は、実施形態のものと同じであり、固定プレート4の中心孔の内径面とハウジング部材3のフランジ3aの内径面が、それぞれ入力側部材1と出力側部材2の軸受部とされるとともに、入力側部材1と出力側部材2の各フランジ部1b、2bの外側面に装着されたOリング8a、8bで固定プレート4とフランジ3aの内側面との間がシールされ、ロック部とトルク伝達部を設けたハウジング部材3の内部が密封されている。
図6の変形例は、ハウジング部材3に同様の外向きのフランジ3cを設けて、このフランジ3cに固定プレート4をリベット17で取り付け、固定プレート4とハウジング部材3のフランジ3aの内周に、それぞれ円筒部18a、18bを設けたものであり、これらの円筒部18a、18bがそれぞれ入力側部材1と出力側部材2の軸受部とされるとともに、入力側部材1と出力側部材2の外周面に装着されたOリング8a、8bで各円筒部18a、18bとの間がシールされ、ロック部とトルク伝達部を設けたハウジング部材3の内部が密封されている。
図7(a)、(b)は、上述した逆入力防止クラッチCを組み込んだ車両用シートリフタの例を示す。このシートリフタは、シートスライドアジャスタ21のスライド部材21aにリンク部材22a、22bの一端がそれぞれ回動自在に枢着され、リンク部材22aの他端はリンク部材22cを介して、着座シート23の支点23aの回りに揺動可能に取り付けられたセクターギヤ24に回動自在に枢着され、リンク部材22bの他端は着座シート23に直接回動自在に枢着されており、セクターギヤ24は、着座シート23に取り付けられた回転部材としてのピニオンギヤ25と噛み合っている。逆入力防止クラッチCはピニオンギヤ25と同軸上に配設されて、出力側部材2がピニオンギヤ25に連結され、入力側部材1に操作レバー26が連結されている。
図7(b)に矢印で示すように、前記操作レバー26を反時計回りに回動操作すると、その入力トルクが入力側部材1と出力側部材2を介してピニオンギヤ25に伝達され、ピニオンギヤ25が反時計回りに回転する。そして、ピニオンギヤ25と噛み合うセクターギヤ24が時計回りに揺動して、リンク部材22aの他端をリンク部材22cを介して引っ張る。その結果、各リンク部材22a、22bが起立する側へ回動して、着座シート23の座面が高くなる。操作レバー26を時計回りに回動操作したときは、各リンク部材22a、22bが倒伏する側へ回動して、着座シート23の座面が低くなる。
このように着座シート23の高さを調整した後、人の体重や車体の上下動に伴う慣性力等によって、着座シート23が上下動しようとする逆入力トルクが、リンク部材22b、22c、セクターギヤ24およびピニオンギヤ25を介して出力側部材2に作用しても、上述したように、出力側部材2は正逆両方向の逆入力トルクに対してハウジング部材3にロックされるので、着座シート23が上下にずれることはない。
上述した実施形態では、互いに対向させた一対のプレート係合子を円周方向に2組配置したが、一対のプレート係合子は1組または3組以上配置してもよい。また、一対のプレート係合子を、両者の間で出力側部材のピン状突起に装着された共通の弾性部材としてのねじりコイルばねで、互いに離反させるように付勢したが、屈曲板ばね等の他の弾性部材で付勢することもでき、一対のプレート係合子は、例えば、これらを軸支する円柱部に装着した個別のねじりコイルばねで付勢することもできる。さらに、一対のプレート係合子を出力側部材の入力側部材と対向する側に支持したが、プレート係合子を入力側部材と反対側に支持して、静止部材と係合させるようにすることもできる。
逆入力防止クラッチの実施形態を示す縦断正面図 図1の入力側部材側からの側面図 図1のIII−III線に沿った断面図 図3のプレート係合子によるロックが解除される状態を説明する断面図 図1のハウジング部材と固定プレートの変形例を示す一部省略縦断正面図 図1のハウジング部材と固定プレートの変形例を示す一部省略縦断正面図 aは図1の逆入力防止クラッチを組み込んだ車両用シートリフタの例を示す概念側面図、bはaの要部拡大側面図
符号の説明
C 逆入力防止クラッチ
1 入力側部材
2 出力側部材
1a、2a 軸部
1b、2b フランジ部
3 ハウジング部材
3a フランジ
3b 切欠き
3c フランジ
4 固定プレート
4a フランジ
4b 円弧状孔
5 止め輪
6 ボルト孔
7a、7b スプライン
8a、8b Oリング
9 円柱部
10 連結孔
11a、11b プレート係合子
12a、12b 係合面
13 ピン状突起
14 ねじりコイルばね
15 突起部
16a、16b 長孔
17 リベット
18a、18b 円筒部
21 シートスライドアジャスタ
21a スライド部材
22a、22b、22c リンク部材
23 着座シート
23a 支点
24 セクターギヤ
25 ピニオンギヤ
26 操作レバー

Claims (17)

  1. トルクが入力される入力側部材とトルクが出力される出力側部材を同軸上に対向させて配置し、さらに、前記出力側部材の回転を拘束する静止部材をこれらと同軸上に配置して、前記入力側部材から前記出力側部材へトルクを伝達するトルク伝達手段と、前記出力側部材からの逆入力トルクに対して、出力側部材を前記静止部材にロックするロック手段とを設けた逆入力防止クラッチにおいて、前記ロック手段を、前記静止部材と係合する係合面を外周に有するプレート状の一対のプレート係合子を、これらの板面を軸方向に向け、円周方向で互いに対向させて、前記出力側部材に、それぞれ軸直交面内で回動自在に支持して、これらの回動自在に支持した一対のプレート係合子を前記静止部材に係合させる方向へ弾性部材で付勢し、正逆両方向の前記逆入力トルクに対して、前記一対のプレート係合子のいずれか一方を前記静止部材に係合させて、前記出力側部材を静止部材にロックするものとしたことを特徴とする逆入力防止クラッチ。
  2. 前記一対のプレート係合子を、互いに離反させる方向に、共通の前記弾性部材で付勢した請求項1に記載の逆入力防止クラッチ。
  3. 前記共通の弾性部材を、前記円周方向で対向させた一対のプレート係合子の間に装着したねじりコイルばねまたは屈曲板ばねとした請求項2に記載の逆入力防止クラッチ。
  4. 前記一対のプレート係合子を、円周方向に複数組配置した請求項1乃至3のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  5. 前記トルク伝達手段を、前記入力側部材と前記出力側部材の互いの対向面のいずれか一方に、軸方向へ突出する柱状突出部を円周方向の複数箇所に設け、他方にこれらの柱状突出部が嵌まり込む連結孔を設けて、これらの柱状突出部と連結孔との係合によって、前記入力側部材から前記出力側部材へトルクを伝達するものとした請求項1乃至4のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  6. 前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、前記出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、前記プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとした請求項1乃至5のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  7. 前記一対のプレート係合子の板面を軸方向に向けて軸直交面内で回動自在に支持する手段を、前記出力側部材に設けた軸方向に突出する円柱部に、前記プレート係合子を板面と直交する孔で軸支するものとし、前記トルク伝達手段の柱状突出部を前記出力側部材側に設け、前記連結孔を前記入力側部材側に設けて、前記柱状突出部の一部または全部を円柱部として、前記一対のプレート係合子を軸支する円柱部を兼ねるものとした請求項5に記載の逆入力防止クラッチ。
  8. 前記ロック手段によって前記静止部材に係合させた前記一対のプレート係合子の一方のロック側プレート係合子を、このロック側プレート係合子が前記出力側部材をさらにロックさせる方向に前記入力側部材からトルクが入力されたときに、前記静止部材から離脱する方向へ回動させ、前記出力側部材のロック状態を解除するロック解除手段を設けた請求項7に記載の逆入力防止クラッチ。
  9. 前記ロック側プレート係合子が出力側部材をさらにロックさせる方向に入力側部材からトルクが入力されたときに、ロック側プレート係合子を静止部材から離脱する方向へ回動させる手段を、前記円柱部と連結孔との間に、円柱部が連結孔の中心に位置する中立状態で、両側に回転方向の隙間δ1がそれぞれ形成されるようにし、前記入力側部材の連結孔が設けられた外周側に軸方向へ突出する突起部を設け、前記一対のプレート係合子に、前記入力側部材の回転方向に延びて前記突起部が嵌まり込む長孔をそれぞれ設け、前記中立状態で、前記入力側部材の突起部と前記ロック側プレート係合子の長孔との間に、前記出力側部材をさらにロックさせる方向に入力されるトルクによる前記入力側部材の回転方向側で、前記円柱部と連結孔との間の隙間δ1よりも小さい隙間δ2が形成されるようにしたものとした請求項8に記載の逆入力防止クラッチ。
  10. 前記一対のプレート係合子を軸支する円柱部に可撓性を付与した請求項6乃至9のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  11. 前記静止部材を、前記入力側部材と前記出力側部材とを、少なくともこれらの対向部を含んで内包する円筒状のハウジング部材とした請求項1乃至10のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  12. 前記プレート係合子を、前記ハウジング部材とした静止部材の内径面に係合させるようにした請求項11に記載の逆入力防止クラッチ。
  13. 前記ハウジング部材の内部にグリースを充填した請求項11または12に記載の逆入力防止クラッチ。
  14. 前記ハウジング部材の内部を密封する密封手段を設けた請求項11乃至13のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  15. 前記ハウジング部材に、前記入力側部材または前記出力側部材が嵌挿される中心孔と、固定部位へ固定されるフランジとを有する固定プレートを取り付けた請求項11乃至14のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
  16. 前記固定プレートを前記ハウジング部材の一端側に取り付け、前記ハウジング部材の他端側に内向きのフランジを設け、前記固定プレートの中心孔の内径面と、前記内向きのフランジの内径面との一方に前記入力側部材の軸受部を設け、他方に前記出力側部材の軸受部を設けた請求項15に記載の逆入力防止クラッチ。
  17. 前記逆入力防止クラッチが車両用シートリフタに組み込まれ、前記入力側部材がシートリフタの操作レバーに連結され、前記出力側部材がシートリフタの昇降用回転部材に連結されたものである請求項1乃至16のいずれかに記載の逆入力防止クラッチ。
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