JP2007333069A - 逆入力遮断クラッチ - Google Patents

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光司 佐藤
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Abstract

【課題】 トルク伝達手段の簡素化によりコスト低減を実現する。
【解決手段】 入出力軸22,23と、固定外輪21と、固定外輪21と出力軸23間に係合離脱可能に設けられたローラ30a,30b、および、ローラ30a,30bを固定外輪21と出力軸23間に係合させる方向に付勢する弾性部材42からなり、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23をロックし、入力軸22からの回転トルクに対してロック状態を解除するロック手段44と、入出力軸22,23間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸22からの回転トルクを出力軸23に伝達するトルク伝達手段45とを備え、トルク伝達手段45は、出力軸23のローラ30a,30bとのカム面31a,31bに設けられ、ロック手段44によるロック解除時に弾性部材42a,42bの弾性力に抗して移動するローラ30a,30bをその移動方向に係止させる凸状段差46a,46bで構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力側からの入力トルクを出力側に伝達する一方、出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない機能を具備した逆入力遮断クラッチに関する。
例えば、駆動源からの入力トルクを出力側機構に伝達して所要の動作を行なう装置では、駆動源の停止時、出力側機構の位置が変動しないようにこれを保持する機能が求められる場合がある。電動シャッターを例にとると、駆動モータからの正方向または逆方向の入力トルクを出力側の開閉機構に入力して、シャッターの開閉動作を行なうが、その開閉動作の途中で何等かの事情(停電など)により駆動源が停止した場合、シャッターの自重下降による逆入力トルクが入力側に還流すると、入力側機器に損傷が生じる可能性がある。そのため、シャッターの位置を保持し、シャッターからの逆入力トルクを入力側に還流させない機能を持った機構が必要になる。
このような出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない機能を具備した機構の一つに逆入力遮断クラッチがある(例えば、特許文献1参照)。
従来の逆入力遮断クラッチは、図6および図7に示すように静止状態にある固定外輪1に入力軸2と出力軸3を転がり軸受4,5を介して正逆回転自在に支承した構造を具備する。入力軸2には、軸中心から径方向外側へずれた位置にピン8が軸方向に突設され、出力軸3には、入力軸2と対向する端面に径方向に沿う凹溝7が形成されている。前述したピン8の先端を出力軸3と対向する端面から突出させて、出力軸3の端面に形成された凹溝7に嵌入させることにより、入力軸2からの回転トルクを出力軸3に伝達可能としている。
一方、入力軸2の出力軸側端部には径方向外側へ拡径したフランジ部2aが一体的に形成され、そのフランジ部2aの外周から軸方向に沿って出力軸側へ延びる複数(図では四つ)の柱部2bが円周方向等間隔に形成されている。この円周方向に隣接する柱部2b間の空間は、軸方向の一方に向かって開口したポケット9を構成し、各ポケット9に一対のローラ10a,10bがそれぞれ配される。なお、図7の符号14は、入力軸2と出力軸3および転がり軸受5との間に配設され、ポケット9内に収容されたローラ10a,10bの軸方向移動を規制する間座である。
出力軸3の入力軸側外周には、前述した入力軸2の柱部2a間に位置するポケット9と対応させて複数対(図では四対)のカム面11a,11bが円周方向等間隔に形成されている。この出力軸3のカム面11a,11bと固定外輪1の内周面との間に、複数対(図では四対)のローラ10a,10bがそれぞれ配されて入力軸2の柱部2a間に形成されたポケット9に収容される。この出力軸3のカム面11a,11bと固定外輪1の内周面との間で楔隙間が形成されている。一対のローラ10a,10bのうち、一方のローラ10aは一対のカム面11a,11bのうちの一方のカム面11aに位置し、他方のローラ10bは他方のカム面11bに位置するように配されている。
一対のローラ10a,10b間にはN字状をなす一対の弾性部材12a,12bが介挿され、それぞれの弾性部材12a,12bが一対のローラ10a,10bを互いに離間させる方向に弾性的に押圧する。また、入力軸2からのトルク伝達時に一方のローラ10aに作用する弾性部材12aの押圧力と他方のローラ10bに作用する弾性部材12bの押圧力とを独立させる仕切部材としての遮蔽板13を一対のローラ10a,10b間に配設し、その遮蔽板13の両面に弾性部材12a,12bをそれぞれ固着している。
この逆入力遮断クラッチでは、図8に拡大して示す中立状態で、出力軸3に時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材12aの弾性力により反時計方向(回転方向後方)のローラ10aがその方向の楔隙間と係合して、出力軸3が固定外輪1に対して時計方向にロックされる。逆に、出力軸3に反時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材12bの弾性力により時計方向(回転方向後方)のローラ10bがその方向の楔隙間と係合して、出力軸3が固定外輪1に対して反時計方向にロックされる。従って、出力軸3からの逆入力トルクは、一対のローラ10a,10bによって正逆両回転方向にロックされる。
一方、入力軸2に回転トルクが入力されて例えば時計方向に回動すると、図9に拡大して示すように、まず、入力軸2の反時計方向(回転方向後方)の柱部2bがその方向(回転方向後方)のローラ10aと接触して、これを一方の弾性部材12aの弾性力に抗して時計方向(回転方向前方)に押圧する。これにより、反時計方向(回転方向後方)のローラ10aがその方向の楔隙間から離脱して、出力軸3のロック状態が解除されてその出力軸3が時計方向に回動可能となる。
入力軸2がさらに時計方向が回動すると、図10に拡大して示すように、入力軸2のピン8が出力軸3の凹溝7の壁面に当接することにより、入力軸2からの時計方向の回転トルクがピン8と凹溝7との接触部分を介して出力軸3に伝達され、出力軸3が時計方向に回動する。この時、時計方向(回転方向前方)のローラ10bは、その方向の楔隙間と係合せず、出力軸3のカム面11bと固定外輪1の内周面に接触した状態で空転する。
入力軸2に反時計方向の回転トルクが入力された場合は、前述とは逆の動作で出力軸3が反時計方向に回動する。従って、入力軸2からの正逆両回転方向の回転トルクは、ピン8と凹溝7との接触部分を介して出力軸3に伝達され、出力軸3が正逆両回転方向に回動する。
特開2003−343601号公報
ところで、前述した逆入力遮断クラッチでは、入力軸2から入力される回転トルクを、その入力軸2に取り付けられたピン8を介して出力軸3に伝達する構造となっている。このトルク伝達手段では、入力軸2の出力軸3と対向する端面に孔15を設け、その孔15にピン8を圧入して軸方向に突出させることが必要で、また、出力軸3の入力軸2と対向する端面には径方向に沿う凹溝7を形成することが必要である。
このように、入力軸2に孔15を形成する加工や出力軸3に凹溝7を形成する加工が必要で、これら加工によるコストアップを招き、また、ピン8により部品点数の増加も招くという問題があった。さらに、これらピン8および凹溝7の形成位置は、出力軸3のカム面11a,11bに対する角度位相を考慮することも必要であり、これらの要素も加味した上での加工が煩雑になるという問題もあった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、トルク伝達手段の簡素化によりコスト低減を実現し得る逆入力遮断クラッチを提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明の逆入力遮断クラッチは、回転トルクが入力される入力側部材と、回転トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束される静止側部材と、その静止側部材と出力側部材との間に係合離脱可能に設けられた複数対の係合子、および各対の係合子間に配設されて両側の係合子をそれぞれ静止側部材と出力側部材に係合させる方向に付勢する弾性部材とからなり、出力側部材からの逆入力トルクに対して出力側部材をロックし、入力側部材からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段と、入力側部材と出力側部材との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力側部材からの入力トルクを出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備え、トルク伝達手段は、出力側部材の係合子との接触面でその係合子の弾性部材側部位に設けられ、ロック手段によるロック解除時に弾性部材の弾性力に抗して接触面上を移動する係合子をその移動方向に係止させる係止部で構成したことを特徴とする。
この係止部としては、出力側部材の外径面に形成されたカム面にそのカム面から隆起するように設けられた凸状段差が好適である。なお、前述した出力側部材の係合子との接触面は、出力側部材の外径面に形成されたカム面を意味する。
本発明の逆入力遮断クラッチでは、出力側部材の係合子との接触面でその係合子の弾性部材側部位に設けられ、ロック手段によるロック解除時に弾性部材の弾性力に抗して接触面上を移動する係合子をその移動方向に係止させる係止部でトルク伝達手段を構成している。これにより、入力側部材からの回転トルクが入力されてロック手段によるロック状態が解除されると、弾性部材の弾性力に抗して移動する係合子は、出力側部材の係合子との接触面に設けられた係止部で係止される。この係合子の係止部との接触により、入力側部材からの回転トルクは、係合子を介して出力側部材に直接的に伝達される。その結果、ピンと凹溝からなる従来のトルク伝達手段を採用しないことから、ピンが不要となり、孔加工や凹溝加工も不要となる。
本発明によれば、出力側部材の係合子との接触面でその係合子の弾性部材側部位に設けられ、ロック手段によるロック解除時に弾性部材の弾性力に抗して接触面上を移動する係合子をその移動方向に係止させる係止部でトルク伝達手段を構成したことにより、入力側部材からの回転トルクの伝達時、その入力側部材からの回転トルクを係合子を介して出力側部材に直接的に伝達することができる。その結果、従来のトルク伝達手段であるピンおよび凹溝が不要となることから、孔や溝の加工が不要となり、部品点数の削減が図れ、コスト低減が実現容易となって安価な逆入力遮断クラッチを提供することができる。
本発明に係る逆入力遮断クラッチの実施形態を以下に詳述する。図1および図2は本発明の実施形態における逆入力遮断クラッチの全体構成を示す。
この実施形態の逆入力遮断クラッチは、図1および図2に示すように回転が拘束される静止側部材としての固定外輪21と、固定外輪21の内周に先端部が挿入され、回転トルクが入力される入力側部材としての入力軸22と、固定外輪21の内周に入力軸22と対向する状態で挿入され、回転トルクが出力される出力側部材としての出力軸23と、その固定外輪21と出力軸23との間に係合離脱可能に設けられた複数対(図では四対)の係合子としてのローラ30a,30b、および各対のローラ30a,30b間に配設されて両側のローラ30a,30bを固定外輪21と出力軸23間に係合させる方向に付勢する複数対(図では四対)の弾性部材42a,42bとからなり、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23と固定外輪21とをロックし、入力軸22からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段44と、入力軸22と出力軸23との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸22からの入力トルクを出力軸23に伝達するトルク伝達手段45と、各対のローラ30a,30bのうち、一方のローラ30aに作用する弾性部材42aの押圧力と他方のローラ30bに作用する弾性部材42bの押圧力を独立させる仕切部材としての遮蔽板43とを備え、固定外輪21に入力軸22と出力軸23を転がり軸受24,25を介して正逆回転自在に支承した構造を具備する。
ロック手段44の構造は以下のとおりである。入力軸22の出力軸側端部には径方向外側へ拡径したフランジ部22aが一体的に形成され、そのフランジ部22aの外周から軸方向に沿って出力軸側へ延びる複数(図では四つ)の柱部22bが円周方向等間隔に形成されている。この円周方向に隣接する柱部22b間の空間は、軸方向の一方に向かって開口したポケット29を構成し、各ポケット29に一対のローラ30a,30bがそれぞれ配される。図2の符号34は、入力軸22と出力軸23および転がり軸受25との間に配設され、ポケット29内に収容されたローラ30a,30bの軸方向移動を規制する間座である。
出力軸23の入力軸側外周には、前述した入力軸22の柱部22b間に位置するポケット29と対応させて複数対(図では四対)のカム面31a,31bが円周方向等間隔に形成されている。この出力軸23のカム面31a,31bと固定外輪21の内周面との間に、複数対(図では四対)のローラ30a,30bがそれぞれ配されて入力軸22の柱部22b間に形成されたポケット29に収容される。この出力軸23のカム面31a,31bと固定外輪21の内周面との間で楔隙間が形成されている。一対のローラ30a,30bのうち、一方のローラ30aは一対のカム面31a,31bのうちの一方のカム面31aに位置し、他方のローラ30bは他方のカム面31bに位置するように配されている。それぞれのカム面31a,31bは、ローラ30a,30bとの接触面となっている。
出力軸23の入力軸側外周に形成された一対のカム面31a,31bには、トルク伝達手段45が設けられている。このトルク伝達手段45は、それぞれのカム面31a,31bの弾性部材側部位にそのカム面31a,31bから隆起するように設けられた係止部としての凸状段差46a,46bで構成されている。この凸状段差46a,46bは、入力軸22からの回転トルクが入力されてロック手段44によりロック状態が解除された時に弾性部材42a,42bに抗してカム面31a,31b上を移動するローラ30a,30bをその移動方向に係止させる。この凸状段差46a,46bには、ローラ30a,30bを確実に係止させるため、ローラ30a,30bの外径と同一の曲率半径を有する曲面部47a,47bが形成されている。
一対のローラ30a,30b間にはN字状をなす一対の弾性部材42a,42bが介挿され、それぞれの弾性部材42a,42bが一対のローラ30a,30bを互いに離間させる方向に弾性的に押圧する。また、入力軸22からのトルク伝達時に一方のローラ30aに作用する弾性部材42aの押圧力と他方のローラ30bに作用する弾性部材42bの押圧力とを独立させる仕切部材としての遮蔽板43を一対のローラ30a,30b間に配設し、その遮蔽板43の両面に弾性部材42a,42bをそれぞれ固着している。
この逆入力遮断クラッチでは、図3に拡大して示す中立状態で、出力軸23に時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材42aの弾性力により反時計方向(回転方向後方)のローラ30aがその方向の楔隙間と係合して、出力軸23が固定外輪21に対して時計方向にロックされる。逆に、出力軸23に反時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材42bの弾性力により時計方向(回転方向後方)のローラ30bがその方向の楔隙間と係合して、出力軸23が固定外輪21に対して反時計方向にロックされる。従って、出力軸23からの逆入力トルクは、一対のローラ30a,30bによって正逆両回転方向にロックされる。
一方、入力軸22に回転トルクが入力されて例えば時計方向に回動すると、図4に拡大して示すように、まず、入力軸22の反時計方向(回転方向後方)の柱部22bがその方向(回転方向後方)のローラ30aと接触して、これを一方の弾性部材42aの弾性力に抗して時計方向(回転方向前方)に押圧する。これにより、反時計方向(回転方向後方)のローラ30aがその方向の楔隙間から離脱して、出力軸23のロック状態が解除されてその出力軸23が時計方向に回動可能となる。
入力軸22がさらに時計方向が回動すると、図5に拡大して示すように、ローラ30aが楔隙間から完全に離脱して、出力軸23のカム面31a上を移動するローラ30aが凸状段差46aの曲面部47aに接触する。この状態では、入力軸22の柱部22bとローラ30aが接触し、かつ、そのローラ30aが凸状段差46aの曲面部47aに接触しているため、ローラ30aが凸状段差46aの曲面部47aで係止される。その結果、入力軸22からの時計方向の回転トルクがローラ30aと凸状段差46aの曲面部47aとの接触部分を介して出力軸23に伝達され、出力軸23が時計方向に回動する。この時、時計方向(回転方向前方)のローラ30bは、その方向の楔隙間と係合せず、出力軸23のカム面31bと固定外輪21の内周面に接触した状態で空転する。
入力軸22に反時計方向の回転トルクが入力された場合は、前述とは逆の動作で出力軸23が反時計方向に回動する。従って、入力軸22からの正逆両回転方向の回転トルクは、ローラ30a,30bと凸状段差46a,46bの曲面部47a,47bとの接触部分を介して出力軸23に伝達され、出力軸23が正逆両回転方向に回動する。
この逆入力遮断クラッチでは、入力軸22からの正逆両回転方向の回転トルクが、ローラ30a,30bと凸状段差46a,46bの曲面部47a,47bとの接触部分を介して直接的に出力軸23に伝達されることから、ピン8と凹溝7(図6および図7参照)からなる従来のトルク伝達手段を採用しないことから、ピンが不要となり、孔加工や凹溝加工も不要となる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る逆入力遮断クラッチの実施形態で、図2のB−B線に沿う断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1の中立状態を示す要部拡大断面図である。 入力軸から回転トルクが入力されたロック解除開始時の状態を示す要部拡大断面図である。 入力軸から回転トルクが入力されたロック解除後の状態を示す要部拡大断面図である。 逆入力遮断クラッチの従来例で、図7のD−D線に沿う断面図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。 図6の中立状態を示す要部拡大断面図である。 入力軸から回転トルクが入力されたロック解除開始時の状態を示す要部拡大断面図である。 入力軸から回転トルクが入力されたロック解除後の状態を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
21 静止側部材(固定外輪)
22 入力側部材(入力軸)
23 出力側部材(出力軸)
30a,30b 係合子(ローラ)
42a,42b 弾性部材
44 ロック手段
45 トルク伝達手段
46a,46b 係止部(凸状段差)

Claims (2)

  1. 回転トルクが入力される入力側部材と、回転トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束される静止側部材と、その静止側部材と前記出力側部材との間に係合離脱可能に設けられた複数対の係合子、および各対の係合子間に配設されて両側の係合子をそれぞれ静止側部材と出力側部材に係合させる方向に付勢する弾性部材とからなり、出力側部材からの逆入力トルクに対して出力側部材をロックし、入力側部材からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段と、前記入力側部材と出力側部材との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力側部材からの入力トルクを出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備えた逆入力遮断クラッチであって、
    前記トルク伝達手段は、出力側部材の係合子との接触面でその係合子の弾性部材側部位に設けられ、ロック手段によるロック解除時に弾性部材の弾性力に抗して前記接触面上を移動する係合子をその移動方向に係止させる係止部で構成したことを特徴とする逆入力遮断クラッチ。
  2. 前記係止部は、出力側部材の外径面に形成されたカム面にそのカム面から隆起するように設けられた凸状段差である請求項1に記載の逆入力遮断クラッチ。
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