JP2007255605A - 逆入力遮断クラッチの取付構造 - Google Patents

逆入力遮断クラッチの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007255605A
JP2007255605A JP2006081350A JP2006081350A JP2007255605A JP 2007255605 A JP2007255605 A JP 2007255605A JP 2006081350 A JP2006081350 A JP 2006081350A JP 2006081350 A JP2006081350 A JP 2006081350A JP 2007255605 A JP2007255605 A JP 2007255605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
input
output shaft
fixed outer
reverse input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006081350A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ikeda
良則 池田
Koji Sato
光司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2006081350A priority Critical patent/JP2007255605A/ja
Publication of JP2007255605A publication Critical patent/JP2007255605A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】 簡便な手段により逆入力遮断クラッチの小型化および寸法管理を容易にする。
【解決手段】 回転が拘束される固定外輪21に入力軸22および出力軸23を正逆回転自在に収容し、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23をロックすると共に、入力軸22からの入力トルクに対してロック状態を解除してその入力トルクを出力軸23に伝達する逆入力遮断クラッチ20をハウジング40内に格納する逆入力遮断クラッチ20の取付構造であって、固定外輪21の軸方向開口端部に切欠き凹部43を一体的に形成すると共に、ハウジング40の凹所41の底部周縁に突部44を形成し、固定外輪21の切欠き凹部43にハウジング40の突部44を嵌合させることにより、逆入力遮断クラッチ20をハウジング40に対して回り止めする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力側からの入力トルクを出力側に伝達する一方、出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない機能を具備した機械式回転クラッチの一種である逆入力遮断クラッチのハウジングへの取付構造に関する。
自動車や各種産業機械などに組み込まれる機械式回転クラッチとして、入力側からの入力トルクを出力側に伝達する一方、出力側からの逆入力トルクをロックして入力側に還流させない機能を具備した逆入力遮断クラッチがある(例えば、特許文献1参照)。
自動車に組み込まれた車輪操舵装置では、この逆入力遮断クラッチを用いて、モータからの回転力をボールねじ軸に伝達し、そのボールねじ軸を直動させることで、車輪との連結ロッドを進退させて車輪を操舵する一方、車輪からの外力を受けた場合にはモータへの逆入力トルクを遮断するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
図7および図8は、自動車用の車輪操舵装置に用いられる逆入力遮断クラッチを例示したものであり、その逆入力遮断クラッチ8をハウジング9に組み付けた取付構造を示す。
逆入力遮断クラッチ8は、回転が拘束される固定外輪1と、固定外輪1の内周に先端部が挿入され、回転トルクが入力される入力軸2と、固定外輪1の内周に入力軸2と対向する状態で挿入され、回転トルクが出力される出力軸3と、出力軸3からの逆入力トルクに対して出力軸3と固定外輪1とをロックし、入力軸2からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段4と、入力軸2と出力軸3との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸2からの入力トルクを出力軸3に伝達するトルク伝達手段5とを備え、固定外輪1に入力軸2と出力軸3を転がり軸受6,7を介して正逆回転自在に支承した構造を具備する(特許文献1参照)。
この逆入力遮断クラッチ8が組み付けられるハウジング9は、固定外輪1が収納配置される凹所10が形成され、その凹所10の底部に、入力軸2が挿入配置される貫通孔11が連通して形成されている。逆入力遮断クラッチ8は、固定外輪1がハウジング9の凹所開口側から挿入され、その凹所10に固定外輪1を嵌入させると共に、貫通孔11に挿入配置された入力軸2の先端を車輪操舵装置のモータ装着部(図示せず)に連結する。
このようにしてハウジング9に収納配置された逆入力遮断クラッチ8は、固定外輪1がキー構造でもってハウジング9に回り止めされている。つまり、固定外輪1の外径面開口部の一箇所にキー溝12を形成すると共に、ハウジング9の内径面開口部の対応箇所にキー溝13を形成し、両者のキー溝12,13を位置合わせした状態で、二つのキー溝12,13からなる凹陥部にキー14を嵌入させることにより、固定外輪1をハウジング9に回り止めしている。
特開2003−343601号公報 特開2003−81106号公報
ところで、前述した逆入力遮断クラッチ8の取付構造では、固定外輪1がキー14によりハウジング9に回り止めされた構造を採用していることから、固定外輪1の外径面開口部およびハウジング9の内径面開口部にキー溝12,13を加工する必要がある。
このようなキー構造を採用した場合、固定外輪1のキー溝底と内径面との肉厚t、およびハウジング9のキー溝底と外径面との肉厚tは、キー14の取付部の破損や割れを防止するためにある程度の量が必要となってくる。
固定外輪1およびハウジング9のキー溝12,13における肉厚t,tを確保することは、逆入力遮断クラッチ8およびハウジング9の大径化に繋がり、近年の小型化設計には不利な構造となっている。
また、キー14の取付部のガタツキをなくすためには、固定外輪1およびハウジング9のキー溝12,13にキー14を圧入することが望ましいが、そのためには固定外輪1およびハウジング9のキー溝12,13とキー14を高精度に仕上げるか、あるいはキー溝12,13とキー14の調整作業が必要であり、その結果、工数が増加し、作業性も悪いという問題があった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、簡便な手段により、逆入力遮断クラッチの小型化および寸法管理を容易にし得る逆入力遮断クラッチの取付構造を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、回転が拘束される固定外輪に入力軸および出力軸を正逆回転自在に収容し、出力軸からの逆入力トルクに対して出力軸をロックすると共に、入力軸からの入力トルクに対してロック状態を解除してその入力トルクを出力軸に伝達する逆入力遮断クラッチをハウジング内に収納配置した逆入力遮断クラッチの取付構造であって、固定外輪の軸方向開口端部に切欠き凹部を一体的に形成すると共に、ハウジング内の切欠き凹部と対応する部位に突部を形成し、固定外輪の切欠き凹部にハウジングの突部を嵌合させることにより、逆入力遮断クラッチをハウジングに対して回り止めしたことを特徴とする。
本発明に係る逆入力遮断クラッチの取付構造では、固定外輪の軸方向開口端部に切欠き凹部を一体的に形成したことにより、従来のキー構造におけるキーと固定外輪のキー溝間の寸法管理が不要となり、固定外輪の肉厚を容易に確保することができ、その結果、固定外輪の外径を容易に小さくすることができる。また、この固定外輪の小型化により、ハウジングの小型化も可能となる。
なお、固定外輪の切欠き凹部は、固定外輪の外径面と内径面との間で貫通するように形成されていることが望ましい。このようにすれば、固定外輪の切欠き凹部とハウジングの突部との嵌合構造において、固定外輪およびハウジングの径方向(厚み方向)での寸法管理が不要となり、それら切欠き凹部および突部の形成が容易となる。
また、固定外輪の切欠き凹部は、冷間圧造やプレス等の塑性加工により形成されていることが望ましい。このように、切欠き凹部を塑性加工により形成すれば、塑性加工による固定外輪の変形が少なくて済み、その加工も容易となる。
前述の逆入力遮断クラッチとしては、回転トルクが入力される入力軸と、回転トルクが出力される出力軸と、回転が拘束される固定外輪と、その固定外輪と出力軸との間に係合離脱可能に設けられた複数対の係合子、および各対の係合子間に配設されて両側の係合子をそれぞれ固定外輪と出力軸に係合させる方向に付勢する弾性部材からなり、出力軸からの逆入力トルクに対して出力軸をロックし、入力軸からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段と、入力軸と出力軸との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸からの入力トルクを出力軸に伝達するトルク伝達手段とを主要部とした構成が適用可能である。また、前述の係合子としては、ローラあるいはスプラグのいずれであってもよい。
本発明によれば、固定外輪の軸方向開口端部に切欠き凹部を一体的に形成すると共に、ハウジング内の切欠き凹部と対応する部位に突部を形成し、固定外輪の切欠き凹部にハウジングの突部を嵌合させることにより、逆入力遮断クラッチをハウジングに対して回り止めしたことにより、固定外輪の外径の小型化が容易となり、ひいては、ハウジングの小型化も可能となる。その結果、逆入力遮断クラッチのコンパクトな取付構造が実現できる。また、従来のキー構造よりも寸法管理が容易となり、固定外輪の切欠き凹部の一体成形と相まって、生産性の向上が図れる。
図1および図2は、自動車用の車輪操舵装置に用いられる逆入力遮断クラッチ20を例示したものであり、その逆入力遮断クラッチ20をハウジング40に組み付けた取付構造の実施形態を示す。
この実施形態における逆入力遮断クラッチ20は、回転が拘束される固定外輪21と、固定外輪21の内周に先端部が挿入され、回転トルクが入力される入力軸22と、固定外輪21の内周に入力軸22と対向する状態で挿入され、回転トルクが出力される出力軸23と、その固定外輪21と出力軸23との間に係合離脱可能に設けられた複数対(図では四対)のローラ28a,28b、および各対のローラ28a,28b間に配設されて両側のローラ28a,28bを固定外輪21と出力軸23間に係合させる方向に付勢する弾性部材29a,29bからなり、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23と固定外輪21とをロックし、入力軸22からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段24と、入力軸22と出力軸23との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸22からの入力トルクを出力軸23に伝達するトルク伝達手段25と、各対のローラ28a,28bのうち、一方のローラ28aに作用する弾性部材29aの押圧力と他方のローラ28bに作用する弾性部材29bの押圧力を独立させる遮蔽板30とを備え、固定外輪21に入力軸22と出力軸23を転がり軸受26,27を介して正逆回転自在に支承した構造を具備する。
トルク伝達手段25の構造は次のとおりである。入力軸22には、軸中心から径方向外側へずれた位置にピン31が軸方向に突設され、出力軸23には、入力軸22と対向する端面に径方向に沿う凹溝32が形成されている。前述したピン31の先端を出力軸23と対向する端面から突出させて、出力軸23の端面に形成された凹溝32に嵌入させることにより、入力軸22からの回転トルクを出力軸23に伝達可能としている。
一方、ロック手段24の構造は以下のとおりである。入力軸22の出力軸側端部には径方向外側へ拡径したフランジ部22aが一体的に形成され、そのフランジ部22aの外周から軸方向の出力軸側へ連続して延びる複数(図では四つ)の柱部22bが円周方向等間隔に形成されている。この円周方向に隣接する柱部22b間の空間は、軸方向の一方に向かって開口したポケット33を構成し、各ポケット33に一対のローラ28a,28bがそれぞれ配される。図1の符号34は、入力軸22と出力軸23および転がり軸受27との間に配設され、ポケット33内に収容されたローラ28a,28bの軸方向移動を規制する間座である。
出力軸23の入力軸側外周には、前述した入力軸22の柱部22b間に位置するポケット33と対応させて複数対(図では四対)のカム面35a,35bが円周方向等間隔に形成されている。この出力軸23のカム面35a,35bと固定外輪21の内周面との間に、複数対(図では四対)のローラ28a,28bがそれぞれ配され、入力軸22の柱部22b間に形成されたポケット33に収容される。一対のローラ28a,28bのうち、一方のローラ28aは一対のカム面35a,35bのうちの一方のカム面35aに位置し、他方のローラ28bは他方のカム面35bに位置するように配されている。
一対のローラ28a,28b間には略N字状をなす一対の弾性部材29a,29bが介挿され、それぞれの弾性部材29a,29bが一対のローラ28a,28bを互いに離間させる方向に弾性的に押圧する。また、入力軸22からのトルク伝達時に一方のローラ28aに作用する弾性部材29aの押圧力と他方のローラ28bに作用する弾性部材29bの押圧力とを独立させる遮蔽板30を一対のローラ28a,28b間に配設し、その遮蔽板30の両面に弾性部材29a,29bをそれぞれ固着している。
この逆入力遮断クラッチでは、図5に拡大して示す中立状態で、出力軸23に時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材29aの弾性力により反時計方向(回転方向後方)のローラ28aがその方向の楔隙間と係合して、出力軸23が固定外輪21に対して時計方向にロックされる。逆に、出力軸23に反時計方向の逆入力トルクが入力されると、弾性部材29bの弾性力により時計方向(回転方向後方)のローラ28bがその方向の楔隙間と係合して、出力軸23が固定外輪21に対して反時計方向にロックされる。従って、出力軸23からの逆入力トルクは、一対のローラ28a,28bによって正逆両回転方向にロックされる。
一方、入力軸22に回転トルクが入力されて例えば時計方向に回動すると、図6に拡大して示すように、まず、入力軸22の反時計方向(回転方向後方)の柱部22bがその方向(回転方向後方)のローラ28aと係合して、これを一方の弾性部材29aの弾性力に抗して時計方向(回転方向前方)に押圧する。これにより、反時計方向(回転方向後方)のローラ28aがその方向の楔隙間から離脱して、出力軸23のロック状態が解除されてその出力軸23が時計方向に回動可能となる。
入力軸22がさらに時計方向が回動すると、入力軸22のピン31が出力軸23の凹溝32の壁面に当接することにより、入力軸22からの時計方向の回転トルクがピン31と凹溝32との係合部分を介して出力軸23に伝達され、出力軸23が時計方向に回動する。この時、時計方向(回転方向前方)のローラ28bは、その方向の楔隙間と係合せず、出力軸23のカム面35bと固定外輪21の内周面に接触した状態で空転する。
入力軸22に反時計方向の回転トルクが入力された場合は、前述とは逆の動作で出力軸23が反時計方向に回動する。従って、入力軸22からの正逆両回転方向の回転トルクは、ピン31と凹溝32との係合部分を介して出力軸23に伝達され、出力軸23が正逆両回転方向に回動する。
図1の逆入力遮断クラッチ20のハウジング40への取付構造では、図3および図4に示すように固定外輪1が収納配置される凹所41が形成され、その凹所41の底部に、入力軸2が挿入配置される貫通孔42が連通して形成されている。逆入力遮断クラッチ20は、固定外輪21がハウジング40の凹所開口側から挿入され、その凹所41に固定外輪21を嵌入させると共に、貫通孔42に挿入配置された入力軸22の先端を車輪操舵装置のモータ装着部(図示せず)に連結される。
このようにしてハウジング40に取り付けられた逆入力遮断クラッチ20は、図3および図4に示すように固定外輪21の挿入側の軸方向開口端部に切欠き凹部43を一体的に形成すると共に、ハウジング40の凹所41の底部周縁(前述の切欠き凹部43と対応する部位)に突部44を形成し、固定外輪21の切欠き凹部43にハウジング40の突部44を嵌合させることにより、逆入力遮断クラッチ20をハウジング40に対して回り止めしている。
この固定外輪21の切欠き凹部43は、固定外輪21の外径面と内径面との間で貫通するように形成されている。このように固定外輪21の外径面と内径面との間で貫通するように切欠き凹部43を形成すれば、固定外輪21の切欠き凹部43とハウジング40の突部44との嵌合構造において、固定外輪21およびハウジング40の径方向、つまり厚み方向での寸法管理が不要となり、これら切欠き凹部43と突部44を容易に形成することができる。なお、この実施形態では、固定外輪21の外径面と内径面との間で貫通する切欠き凹部43を形成したが、固定外輪21の外径面側のみを切り欠いた凹部(非貫通)とすることも可能である。
また、この固定外輪21の切欠き凹部43は、冷間圧造やプレス等の塑性加工により一体成形が可能である。このように切欠き凹部43の一体成形を塑性加工により行えば、塑性加工による固定外輪21の変形が少なくて済み、その加工も容易である。
図3および図4に示すように、この固定外輪21の切欠き凹部43とハウジング40の突部44とを位置合わせした状態で、そのハウジング40の凹所41に逆入力遮断クラッチ20を軸方向から挿入し(図1の白抜き矢印参照)、固定外輪21の切欠き凹部43にハウジング40の突部44を嵌入させることにより、固定外輪21をハウジング40に回り止めする。
この逆入力遮断クラッチ20の取付構造では、固定外輪21の軸方向開口端部に切欠き凹部43を一体的に形成したことにより、固定外輪21の肉厚を容易に確保することができる。その結果、固定外輪21の外径を容易に小さくすることができ、この固定外輪21の小型化により、ハウジング40の小型化も可能となる。また、従来、固定外輪1に加工していた高精度のキー溝加工が不要となり、従来のキー構造におけるキー14と固定外輪1のキー溝12間の寸法管理が不要となって従来よりも寸法管理が容易にでき、生産性の向上が図れる。
なお、前述した実施形態では、固定外輪21に形成された切欠き凹部43およびハウジング40に形成された突部44を矩形状としているが、本発明はこれに限定されることなく、固定外輪21とハウジング40の相対回転を規制して回り止めを可能とし、成形し易い形状であれば、その形状については任意である。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る逆入力遮断クラッチの取付構造の実施形態で、図2のB−B線に沿う断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のハウジングに逆入力遮断クラッチを組み付ける前の状態を示す断面図である。 図1のハウジングの突部を逆入力遮断クラッチの固定外輪の切欠き凹部に嵌合させる前の状態を示す斜視図である。 図1の中立状態を示す要部拡大断面図である。 入力軸から回転トルクが入力された状態を示す要部拡大断面図である。 逆入力遮断クラッチの取付構造の従来例を示す断面図である。 図7の右側面図である。
符号の説明
20 逆入力遮断クラッチ
21 固定外輪
22 入力軸
23 出力軸
24 ロック手段
25 トルク伝達手段
40 ハウジング
43 切欠き凹部
44 突部

Claims (5)

  1. 回転が拘束される固定外輪に入力軸および出力軸を正逆回転自在に収容し、前記出力軸からの逆入力トルクに対して出力軸をロックすると共に、入力軸からの入力トルクに対してロック状態を解除してその入力トルクを出力軸に伝達する逆入力遮断クラッチをハウジング内に収納配置した逆入力遮断クラッチの取付構造であって、
    前記固定外輪の軸方向開口端部に切欠き凹部を一体的に形成すると共に、前記ハウジング内の前記切欠き凹部と対応する部位に突部を形成し、前記固定外輪の切欠き凹部にハウジングの突部を嵌合させることにより、前記逆入力遮断クラッチをハウジングに対して回り止めしたことを特徴とする逆入力遮断クラッチの取付構造。
  2. 前記固定外輪の切欠き凹部は、固定外輪の外径面と内径面との間で貫通するように形成されている請求項1に記載の逆入力遮断クラッチの取付構造。
  3. 前記固定外輪の切欠き凹部は、塑性加工により形成されている請求項1又は2に記載の逆入力遮断クラッチの取付構造。
  4. 前記逆入力遮断クラッチは、回転トルクが入力される入力軸と、回転トルクが出力される出力軸と、回転が拘束される固定外輪と、その固定外輪と前記出力軸との間に係合離脱可能に設けられた複数対の係合子、および各対の係合子間に配設されて両側の係合子をそれぞれ固定外輪と出力軸に係合させる方向に付勢する弾性部材からなり、出力軸からの逆入力トルクに対して出力軸をロックし、入力軸からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段と、前記入力軸と出力軸との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸からの入力トルクを出力軸に伝達するトルク伝達手段とを備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の逆入力遮断クラッチの取付構造。
  5. 前記係合子がローラあるいはスプラグのいずれかである請求項4に記載の逆入力遮断クラッチの取付構造。
JP2006081350A 2006-03-23 2006-03-23 逆入力遮断クラッチの取付構造 Withdrawn JP2007255605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081350A JP2007255605A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 逆入力遮断クラッチの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006081350A JP2007255605A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 逆入力遮断クラッチの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007255605A true JP2007255605A (ja) 2007-10-04

Family

ID=38630048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006081350A Withdrawn JP2007255605A (ja) 2006-03-23 2006-03-23 逆入力遮断クラッチの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007255605A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010004880A1 (ja) * 2008-07-09 2010-01-14 Ntn株式会社 減速装置およびこれを適用した可変バルブタイミング装置
JP2010038362A (ja) * 2008-07-09 2010-02-18 Ntn Corp 減速装置
JP2010048233A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Ntn Corp 可変バルブタイミング装置
JP2010065677A (ja) * 2008-08-12 2010-03-25 Ntn Corp 可変バルブタイミング装置
CN106855087A (zh) * 2016-11-30 2017-06-16 尹世和 双棘轮式单向离合器
WO2018099205A1 (zh) * 2016-11-30 2018-06-07 尹世和 双棘轮式单向离合器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010004880A1 (ja) * 2008-07-09 2010-01-14 Ntn株式会社 減速装置およびこれを適用した可変バルブタイミング装置
JP2010038362A (ja) * 2008-07-09 2010-02-18 Ntn Corp 減速装置
JP2010065677A (ja) * 2008-08-12 2010-03-25 Ntn Corp 可変バルブタイミング装置
JP2010048233A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Ntn Corp 可変バルブタイミング装置
CN106855087A (zh) * 2016-11-30 2017-06-16 尹世和 双棘轮式单向离合器
WO2018099205A1 (zh) * 2016-11-30 2018-06-07 尹世和 双棘轮式单向离合器
US10760625B2 (en) 2016-11-30 2020-09-01 Shihe Yin Double-ratchet type one-way clutch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007255605A (ja) 逆入力遮断クラッチの取付構造
EP3263937B1 (en) Joint for torque transmission and worm reduction gear
JP2007232095A (ja) 逆入力防止クラッチ
JP2005083474A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2009030790A (ja) 一方向クラッチ
JP2008174024A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2007139029A (ja) 電動アクチュエータ
JP2008121848A (ja) 逆入力防止クラッチ
JP2007239796A (ja) 逆入力遮断クラッチの取付構造
JP2007211797A (ja) 逆入力防止クラッチ
JP2007232011A (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP2007247766A (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP4513158B2 (ja) 摩擦ローラ式変速機
WO2016190206A1 (ja) 逆入力遮断クラッチ
WO2017061306A1 (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP2007333069A (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP4927022B2 (ja) シフトストッパー装置
JP2009156327A (ja) 自動車用変速機
JP5304305B2 (ja) ボールねじ装置
JP2007139091A (ja) 伸縮自在シャフト
JP2007232009A (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP2007247763A (ja) 逆入力遮断クラッチ
JP4987337B2 (ja) クラッチユニット
JP2007008231A (ja) ステアリングロック装置
JP2012117548A (ja) 変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090602