JP4987337B2 - クラッチユニット - Google Patents

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Description

本発明は、入力側からの回転トルクを出力側へ伝達するレバー側クラッチ部と、入力側からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に出力側からの逆入力トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部とを有するクラッチユニットに関する。
一般に、円筒ころやボール等の係合子を用いるクラッチユニットにおいては、入力側部材と出力側部材との間にクラッチ部が配設されるが、このクラッチ部は、前述の入力側部材と出力側部材間に形成される楔すきまに円筒ころやボール等の係合子を係合・離脱させることによって、入力トルクの伝達・遮断を制御する構成になっている。
この種のクラッチユニットは、入力側からの回転トルクを出力側へ伝達するレバー側クラッチ部と、入力側からの回転トルクを出力側へ伝達すると共に出力側からの逆入力トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部とを具備する(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2003−166555号公報 特開2003−97605号公報
ところで、特許文献1,2に開示されたクラッチユニットでは、前述したようにレバー側クラッチ部の入力側部材に連結されたレバーをポンピング操作することにより、ブレーキ側クラッチ部の出力側部材に連結された回転部材を寸動回転させるようにしているのが現状である。
しかしながら、このクラッチユニットにおいて、アプリケーションによっては、レバーのポンピング操作により出力側部材を寸動回転させることが煩雑に感じる場合があり、その場合、一回のレバー操作で出力側部材を一気に回転させるようにすることが要望されている。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、レバーのポンピング操作により出力側部材を寸動回転させるだけでなく、レバー操作方向に負荷が加わっている場合、その方向に出力側部材を一気回転させ得る構造を具備したクラッチユニットを提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、入力側に設けられ、レバー操作により出力側への回転トルクの伝達・遮断を制御するレバー側クラッチ部と、出力側に設けられ、レバー側クラッチ部からの入力トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側からの逆入力トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部を備えたクラッチユニットにおいて、レバークラッチ部のレバーを一方向に回動させるポンピング操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を寸動回転させ、レバーを反対方向に回動させる一操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を回転自在とする回転制御用クラッチ部をブレーキ側クラッチ部に付設し、回転制御用クラッチ部は、出力側部材を二分割し、一方の出力側部材と他方の出力側部材との間に円錐ころを係合・離脱可能に介設し、その円錐ころの係合・離脱を制御する制御手段を有し、その制御手段は、円錐ころを軸方向に移動させるトルクカム部を有する保持器と、その保持器のトルクカム部と位相を同期させたトルクカム部を有する内輪とで構成されていることを特徴とする。
なお、前述のレバー操作方向で、「一方向」を反時計方向とすれば、「反対方向」は時計方向であることを意味する。
本発明に係るクラッチユニットでは、レバー側クラッチ部のレバーを一方向に回動させるポンピング操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を寸動回転させ、レバーを反対方向に回動させる一操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を回転自在とする回転制御用クラッチ部をブレーキ側クラッチ部に付設したことにより、レバーの一方向へのポンピング操作により出力側部材を寸動回転させるだけでなく、レバーの反対方向への一操作により出力側部材を回転自在とすることができるので、そのレバー操作方向に負荷が加わっている場合、その出力側部材を一気回転させることができる。
ここで、「レバーの一方向へのポンピング操作」とは、一方向へレバーを複数回繰り返して回動させる操作を意味する。また、「レバーの反対方向への一操作」とは、反対方向へレバーを一回だけ回動させる操作を意味する。さらに、「一気回転」とは、前述の寸動回転とは異なり、連続的に回転することを意味する。
この回転制御用クラッチ部では、制御手段により円錐ころを二つの出力側部材間で係合させれば、レバーの一方向へのポンピング操作により出力側部材を寸動回転させることができ、また、制御手段により円錐ころを二つの出力側部材間から離脱させれば、その二つの出力側部材間でトルク伝達が遮断されることから、レバーの反対方向への一操作により出力端に配置された一方の出力側部材が回転自在となる。
このクラッチユニットにおけるレバー側クラッチ部は、レバー操作によりトルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、入力側部材と出力側部材間での係合・離脱により入力側部材からの入力トルクの伝達・遮断を制御する複数の係合子と、各係合子を円周方向に所定間隔で保持する保持器と、回転が拘束された静止側部材と、保持器と静止側部材の間に設けられ、入力側部材からの入力トルクで弾性力を蓄積し、その入力トルクの開放により、蓄積された弾性力で保持器を中立状態に復帰させる第一の弾性部材と、入力側部材と静止側部材の間に設けられ、入力側部材からの入力トルクで弾性力を蓄積し、その入力トルクの開放により、蓄積された弾性力で入力側部材を中立状態に復帰させる第二の弾性部材とを備えた構造とすることが可能である。
また、クラッチユニットにおけるブレーキ側クラッチ部は、トルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束された静止側部材と、その静止側部材と出力側部材間のすきまに配設され、両部材間での係合・離脱により入力側部材からの入力トルクの伝達と出力側部材からの逆入力トルクの遮断を制御する一対の係合子と、一対の係合子間に介挿され、それら係合子同士に離反力を付勢する弾性部材とを備えた構造とすることが可能である。
本発明によれば、レバー側クラッチ部のレバーを一方向に回動させるポンピング操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を寸動回転させ、レバーを反対方向に回動させる一操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を回転自在とする回転制御用クラッチ部をブレーキ側クラッチ部に付設したことにより、レバーの一方向へのポンピング操作により出力側部材を寸動回転させるだけでなく、レバーの反対方向への一操作により出力側部材を回転自在とすることができるので、そのレバー操作方向に負荷が加わっている場合、一回のレバー操作で出力側部材を一気回転させることができるので、レバー操作の煩雑さがなくなり、アプリケーションの対応も容易となる。
図1は本発明の実施形態におけるクラッチユニットXの全体構成を示す。このクラッチユニットXは、入力側に設けられたレバー側クラッチ部11と、出力側に設けられた逆入力遮断機能のブレーキ側クラッチ部12と、そのブレーキ側クラッチ部12に付設された回転制御用クラッチ部13とで構成されている。
レバー側クラッチ部11は、図1、図2および図3に示すように例えばレバー(図示せず)が連結された入力側部材としての外輪14と、出力側部材としての内輪15と、係合子としての例えば複数の円筒ころ16と、円筒ころ16を保持する保持器17と、保持器17を中立状態に復帰させるための第一の弾性部材であるセンタリングばね18と、外輪14を中立状態に復帰させるための第二の弾性部材であるセンタリングばね19とを有する。
外輪14の内周には、複数のカム面14aが円周方向等間隔に形成されている。内輪15は、その外径に外輪14のカム面14aとの間に楔すきま21を形成する外周面15aを備えている。保持器17は、円筒ころ16を収容する複数のポケット20を有する。
センタリングばね18,19は、図3に示すように何れも帯板材を丸めて形成した有端リング状の板ばねであり、一方のセンタリングばね18は他方のセンタリングばね19の内径側に配置されている。内径側に位置するセンタリングばね18は、径方向内側に屈曲させた一対の係止部18aを有し、外径側に位置するセンタリングばね19は、径方向外側に屈曲させた一対の係止部19aを有する。
センタリングばね18は、保持器17とブレーキ側クラッチ部12の静止側部材である外輪22との間に配設され、一方の係止部18aが保持器17に係止されると共に、他方の係止部18aが外輪22に設けられた爪部22aに係止されている〔図4(a)(b)参照〕。
このセンタリングばね18では、外輪14からの入力トルクの作用時、一方の係止部18aが保持器17の一部に、他方の係止部18aが外輪22の爪部22aにそれぞれ係合するので、外輪14の回転に伴ってセンタリングばね18が押し拡げられて弾性力が蓄積され、外輪14からの入力トルクの開放時、その弾性復元力により保持器17を中立状態に復帰させる。
センタリングばね19は、外輪14とブレーキ側クラッチ部12の外輪22との間に配設され、両方の係止部19aが外輪14に設けられた爪部14bに係止されると共に、外輪22に設けられた爪部22bに係止されている。この係止部19aは、センタリングばね18の係止部18aに対して円周方向の位相をずらせて配置されている。
このセンタリングばね19では、外輪14から入力トルクが作用して外輪14が回転した場合、一方の係止部19aが外輪14の爪部14bに、他方の係止部19aが外輪22の爪部22bにそれぞれ係合するので、外輪14の回転に伴ってセンタリングばね19が押し拡げられて弾性力が蓄積され、外輪14からの入力トルクを開放すると、その弾性復元力により外輪14を中立状態に復帰させる。
ロック型と称されるタイプで逆入力遮断機能を有するブレーキ側クラッチ部12は、図1、図5および図6に示すように外輪22の内周面22cと、出力軸23の外径に円周方向等間隔に設けられた複数のカム面23a(図示の実施形態の場合、例えば6面)と、外輪22の内周面22cと出力軸23の各カム面23aの間に介在した係合子としての一対の円筒ころ25と、一対の円筒ころ25間に介在する弾性部材、例えば断面N字形の板ばね26と、円筒ころ25および板ばね26を収容するポケット24が円周方向等間隔に形成された保持器として機能するレバー側クラッチ部11の内輪15とを主要部として構成されている。
なお、出力軸23には、複数のピン孔23bが円周所定間隔に形成され、これらピン孔23bに内輪15のピン15bが挿入されている。この出力軸23の内側軸端には、ピニオンギヤ28aが一体に形成されたピニオン軸28が凹凸嵌合により同軸的に連結されており、出力軸23とピニオン軸28とで出力側部材を構成している。
また、外輪22の内周面22cと出力軸23のカム面23aとの間に楔すきま27が形成されている。外輪22には、レバー側クラッチ部11のセンタリングばね18,19と係合する係止部22a,22b(図3参照)がそれぞれ形成されている。
前述のブレーキ側クラッチ部12に付設された回転制御用クラッチ部13は、図1、図7および図8に示すように出力軸23の内周面に円周方向等間隔に設けられた複数のカム面23cと、ピニオン軸28の外周面であるテーパ面28bと、出力軸23の各カム面23cとピニオン軸28のテーパ面28bの間に介在した円錐ころ29と、その円錐ころ29の係合・離脱を制御する制御手段である保持器30および内輪15とを主要部として構成されている。
出力軸23は、図9(a)〜(c)に示すように軸部となる小径部23dと、その小径部23dの一端を拡径させた大径部23eとからなる。その大径部23eには、前述の円錐ころ29、ピニオン軸28および保持器30の一部が配置される凹所23fが設けられており、その中央部位に突部23gを設けてピニオン軸28の凹部28cに嵌合させている。また、この大径部23eの端面の円周方向等間隔に、保持器30との位相合わせのために保持器30の一部が嵌入する凹部23h(図示の場合、円周方向4箇所)が設けられている。さらに、大径部23eの背面には、前述したように内輪15のピン15bが挿入される複数(図示の実施形態では例えば6個)のピン孔23bが円周方向等間隔に形成されている。
ピニオン軸28は、図10に示すように内側軸端面に形成された凹部28cに出力軸23の突部23gを嵌合させることにより両者を芯合わせして同軸的に連結する。また、外側軸端には、ピニオンギヤ28aが一体的に形成されている。このピニオン軸28の外周面、特に出力軸側部位にテーパ面28bが形成されている。このテーパ面28bは、ピニオン軸28を出力軸側に向けて漸次拡径させることにより、軸方向に沿って傾斜するテーパ面28bとしている。これにより、出力軸23の軸線と平行なカム面23cとの間で軸方向に対して外側から内側へ向けて縮径する楔すきま34を形成している。
保持器30は、図11(a)(b)に示すように出力軸23の大径部23eのカム面23cとピニオン軸28のテーパ面28bとの間に挿入配置される円筒部30aと、その円筒部30aの一端から径方向に一体的に延びるフランジ部30bとからなる。その円筒部30aには、複数個(図示の実施形態では8個)の円錐ころ29のそれぞれを収容して円周方向等間隔に支持する複数のポケット31が設けられている。このポケット31は、円錐ころ29と略同一のテーパ形状を有する。円錐ころ29のテーパ角度は、4〜8°が好ましく、より好ましいのは6°程度である。フランジ部30bには、円筒部30aの外側近傍の周囲に、出力軸23との位相合わせのためにその出力軸23の凹部23hに嵌合する複数(図示の実施形態では4個)の凸部30cが配設されている。また、このフランジ部30bの外周縁部には、周方向に沿って連続的に高くなる複数のトルクカム部30d(図示の実施形態では6個)が円周方向等間隔に形成されている。
この保持器30は、図12に示すようにケーシングに固定された側板32との間にウェーブワッシャ33を介して軸方向移動可能に配設され、このウェーブワッシャ33により、保持器30が常に出力軸側に押圧された状態にあり、円錐ころ29が楔すきま34の狭い側へ押し込まれ、出力軸23とピニオン軸28が円錐ころ29を介して噛み合っている。保持器30は、内輪15からの軸方向荷重を受けること、また、摩耗対策のため、熱処理を施した鉄系材料で形成され、例えば肌焼鋼(SCr415あるいはSCr420、SCM415あるいはSCM420)に浸炭焼入れ焼戻しを施してプレス成形により製作することが好ましい。
内輪15は、図13(a)〜(c)に示すように出力軸23に外挿された円筒部15cと、その円筒部15cの一端を拡径させた大径部15dとからなる。この大径部15dの端面には、前述の保持器30のフランジ部30bに設けられたトルクカム部30dと位相を同期させたトルクカム部15eを形成している。なお、この大径部15dには、円筒ころ25が収容される複数のポケット24が円周方向等間隔に形成されている。また、大径部15dの背面には、出力軸23のピン孔23bに挿入される複数(図示の実施形態では例えば6個)のピン15bが円周方向等間隔に形成されている。
前述のレバー側クラッチ部11では、外輪14に入力トルクが作用すると、円筒ころ16が楔すきま21に係合し、その円筒ころ16を介して内輪15にトルクが伝達されて内輪15が回転する。この時、外輪14および保持器17の回転に伴ってセンタリングばね18,19に弾性力が蓄積される。その入力トルクがなくなると、センタリングばね18,19の弾性力により外輪14および保持器17が中立状態に復帰する一方で、内輪15は、与えられた回転位置をそのまま維持する。従って、この外輪14の回転繰り返し、つまり、レバーのポンピング操作により、内輪15に回転量が重畳的に蓄積される。
ブレーキ側クラッチ部12では、出力軸23に逆入力トルクが入力されると、円筒ころ25が楔すきま27と係合して出力軸23が外輪22に対してロックされる。従って、出力軸23からの逆入力トルクは、ブレーキ側クラッチ部12によってロックされてレバー側クラッチ部11への逆入力トルクの還流が遮断される。
一方、外輪14からの入力トルクがレバー側クラッチ部11を介して内輪15に入力され、内輪15が円筒ころ25と係合して板ばね26の弾性力に抗して押圧することにより、その円筒ころ25が楔すきま27から離脱して出力軸23のロック状態が解除され、出力軸23は回転可能となる。内輪15がさらに回転すると、内輪15のピン15bが出力軸23のピン孔23bと係合することにより、内輪15からの入力トルクがピン15bおよびピン孔23bを介して出力軸23に伝達され、出力軸23が回転する。
クラッチユニットXにおける回転制御用クラッチ部13では、図14に示すように保持器30により円錐ころ29が楔すきま34の狭い側(図中白抜き矢印方向)に押された場合、出力軸23とピニオン軸28は円錐ころ29によって噛み合い一体化したロック状態となる。つまり、図15に示すように出力軸23のカム面23cの二点X,Xとピニオン軸28のテーパ面28bの一点Yの合計三点で円錐ころ29が噛み合い、ピニオン軸28は時計方向あるいは反時計方向のいずれにも出力軸23と一体的に回転可能となる。このように円錐ころ29が噛み合った状態であれば、レバーによるポンピング操作でもって出力軸23およびピニオン軸28を寸動回転させることができる。
一方、図16に示すように保持器30を図中白抜き矢印方向に移動させると、そのポケット31に収容された円錐ころ29も同一方向、つまり楔すきま34の広い側に移動するため、円錐ころ29とピニオン軸28との間にすきまが発生する。その結果、ピニオン軸28は、出力軸23との噛み合いが解除されて回転自在となり、それ単体で回転可能となる。この状態でピニオン軸28に負荷が加わっている場合、ピニオン軸28が一気回転する。
この円錐ころ29の噛み合いを制御(ロックあるいは解除)することにより、ピニオン軸28を寸動回転させたり、あるいは一気回転させたりすることができる。この円錐ころ29の噛み合いの制御は、保持器30および内輪15でもって行われる。この保持器30および内輪15による制御を以下に詳述する。
まず、レバーを操作しない状態では、図17に示すように保持器30のフランジ部30bに形成されたトルクカム部30dと内輪15の大径部15dに形成されたトルクカム部15eとが図示のような位置関係にある。つまり、保持器30のトルクカム部30dのカム面30dと内輪15のトルクカム部15eのカム面15eが軸方向に対向した位置関係となっている。この時、図14および図15に示すようにウェーブワッシャ33により保持器30が図中矢印方向に押された状態で円錐ころ29が出力軸23とピニオン軸28に噛み込んだ状態となっている。
次に、レバーの操作によりレバー側クラッチ部11を介して内輪15が回転した場合、出力軸23との位相合わせのために保持器30の凸部30cが出力軸23の凹部23hに嵌合していることからその保持器30は回転しない。その結果、図18に示すようにウェーブワッシャ33の弾性力に抗して保持器30が図中白抜き矢印方向に移動し、保持器30のトルクカム部30dと内輪15のトルクカム部15eとが図示のような位置関係となる。つまり、保持器30のトルクカム部30dのカム面30dが内輪15のトルクカム部15eのカム面15eに対して図中実線矢印方向に相対移動する。この内輪15の回転により保持器30が軸方向に移動することでもって、その保持器30のポケット31に収容された円錐ころ29も同時に移動し、出力軸23とピニオン軸28の噛み合い状態が解除される。この噛み合い状態の解除によりピニオン軸28が回転自在となり、例えばこのピニオン軸28に回転方向のトルクが加わった場合には、その方向にピニオン軸28を一気回転させることができる。
以上で説明したようにして、円錐ころ29の噛み合いを保持器30および内輪15により制御(ロックあるいは解除)することにより、レバーの操作でもって、ピニオン軸28を寸動回転させたり、あるいは一気回転させたりすることができる。例えば、レバーを反時計方向(上側)にポンピング操作することにより、出力軸23およびピニオン軸28を寸動回転させる場合を図19〜図21に示し、レバーを時計方向(下側)に一操作することにより、出力軸23およびピニオン軸28を一気回転させる場合を図23および図24に示し、以下に詳述する。
図19はレバーをポンピング操作しない中立状態、図20はレバーのポンピング操作の開始状態、図21はさらにレバーをポンピング操作した状態をそれぞれ示し、各図(a)は図1のC−C線に沿う拡大断面図、各図(b)は図1のD−D線に沿う拡大断面図、各図(c)は保持器30のトルクカム部30dと内輪15のトルクカム部15eの動作状態の模式図である。
まず、レバーを反時計方向(上側)にポンピング操作した場合、レバー側クラッチ部11において、レバーのポンピング操作による外輪14からの回転トルクが内輪15に伝達され、ブレーキ側クラッチ部12では、内輪15の回転により、内輪15が円筒ころ25と係合して板ばね26の弾性力に抗して押圧することにより、その円筒ころ25が楔すきま27から離脱して出力軸23のロック状態が解除され、出力軸23は回転可能となる。内輪15がさらに回転すると、内輪15のピン15bが出力軸23のピン孔23bと係合することにより、内輪15からの入力トルクがピン15bおよびピン孔23bを介して出力軸23に伝達され、出力軸23が回転する。
この時、出力軸23との位相合わせのために保持器30の凸部30cが出力軸23の凹部23hに嵌合していることから保持器30は回転しない。その結果、内輪15のトルクカム部15eは保持器30のトルクカム部30dと対向した位置関係から、周方向に沿って離間する方向に移動する。そのため、ウェーブワッシャ33により保持器30が軸方向に押された状態で円錐ころ29が出力軸23とピニオン軸28に噛み込んだ状態のままとなる。このようにピニオン軸28は出力軸23と噛み合ったままであるため、出力軸23の回転と共にピニオン軸28も回転することから、レバーのポンピング操作により、ピニオン軸28が寸動回転する。
なお、図19(b)に示すように中立状態において、回転中心Oに対して、内輪15のピン15bと出力軸23のピン孔23bとの二つの接触点(反時計方向側)がなすすきま角α11と、内輪15と円筒ころ25との二つの接触点がなすすきま角β11とは、図22に示す従来のクラッチユニット(特許文献1参照)において、回転中心Oに対して、内輪1のピン2と出力軸3のピン孔4との二つの接触点(反時計方向側)がなすすきま角α21と、内輪1と円筒ころ5との二つの接触点がなすすきま角β21とそれぞれ同等に設定している(α11=α21、β11=β21)。
次に、図23はレバーを操作しない中立状態、図24はレバーの一操作の開始状態をそれぞれ示し、各図(a)は図1のC−C線に沿う拡大断面図、各図(b)は図1のD−D線に沿う拡大断面図、各図(c)は保持器30のトルクカム部30dと内輪15のトルクカム部15eの動作状態の模式図である。
ここで、図23(b)に示すように中立状態において、回転中心Oに対して、内輪15のピン15bと出力軸23のピン孔23bとの二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角α12と、内輪15と円筒ころ25との二つの接触点がなすすきま角β12とは、図25に示す従来のクラッチユニット(特許文献1参照)において、回転中心Oに対して、内輪1のピン2と出力軸3のピン孔4との二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角α22と、内輪1と円筒ころ5との二つの接触点がなすすきま角β22よりもそれぞれ大きく設定している(α12>α22、β12>β22)。
例えば、従来のクラッチユニット(特許文献1参照)において、内輪1のピン2と出力軸3のピン孔4との二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角α22=1.8〜2.5°に対して、実施形態のクラッチユニットにおいて、内輪15のピン15bと出力軸23のピン孔23bとの二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角α12=10°に設定し、また、従来のクラッチユニット(特許文献1参照)において、内輪1と円筒ころ5との二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角β22=0.5〜1.5°に対して、実施形態のクラッチユニットにおいて、内輪15と円筒ころ25との二つの接触点がなすすきま角β12=12°に設定している。
なお、従来のクラッチユニットにおいて、内輪1のピン2と出力軸3のピン孔4との二つの接触点(反時計方向側)がなすすきま角α21および内輪1と円筒ころ5との二つの接触点がなすすきま角β21と、内輪1のピン2と出力軸3のピン孔4との二つの接触点(時計方向側)がなすすきま角α22および内輪1と円筒ころ5との二つの接触点がなすすきま角β22とは同等である(α21=α22、β21=β22)。
以上の構造でもって、レバーを時計方向に一操作した場合、レバー側クラッチ部11において、レバーの一操作による外輪14からの回転トルクが内輪15に伝達されて内輪15が回転する。一方、ブレーキ側クラッチ部12では、内輪15のピン15bが出力軸23のピン孔23bに接触するまでの間、つまり、内輪15のピン15bが例えば10°回転する間に、内輪15のトルクカム部15eは保持器30のトルクカム部30dと対向した位置関係から、周方向に沿って近接する方向に移動し、保持器30のトルクカム部30dのカム面30dに対して内輪15のトルクカム部15eのカム面15eが相対移動する。これにより保持器30が軸方向に移動すると共に、その保持器30のポケット31に収容された円錐ころ29も同時に移動し、出力軸23とピニオン軸28の噛み合い状態が解除される。この噛み合い状態の解除によりピニオン軸28が回転自在となり、例えばこのピニオン軸28にその回転方向にトルクが加わっている場合、その方向にピニオン軸28が一気回転する。
以上のようにして、回転制御用クラッチ部13をブレーキ側クラッチ部12に付設したことにより、レバーの反時計方向(上側)へのポンピング操作によりピニオン軸28を寸動回転させるだけでなく、レバーの時計方向(下側)への一操作によりピニオン軸28を回転自在とすることができる。このようにして、レバーの時計方向(下側)への一操作時、一回のレバー操作でピニオン軸28を一気回転させることができるので、レバー操作の煩雑さがなくなり、アプリケーションの対応も容易となる。
本発明の実施形態で、クラッチユニットの全体構成を示す断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図で、二つのセンタリングばね、保持器および外輪の一部を示す。 (a)は図1の外輪を示す右側面図、(b)は(a)のE−O−E線に沿う断面図である。 図1のC−C線に沿う断面図である。 図5の要部拡大断面図である。 図1のD−D線に沿う断面図である。 図7の要部拡大断面図である。 (a)は(b)の左側面図、(b)は図1の出力軸を示す断面図、(c)は(b)の右側面図である。 図1のピニオン軸を示す断面図である。 図1の保持器で、(a)は(b)のF−O−F線に沿う断面図、(b)は(a)の右側面図である。 図1の回転制御用クラッチ部を示す要部拡大断面図である。 図1の内輪で、(a)は(c)の左側面図、(b)は(c)のH−H線に沿う断面図、(c)は(b)のG−O−G線に沿う断面図である。 回転制御用クラッチ部において、出力軸とピニオン軸間に円錐ころが噛み込んだ状態を示す要部拡大断面図である。 回転制御用クラッチ部において、出力軸とピニオン軸間に円錐ころが噛み込んだ状態を示す要部拡大断面図である。 回転制御用クラッチ部において、出力軸とピニオン軸間から円錐ころが離脱した状態を示す要部拡大断面図である。 レバーの無操作状態における保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 レバーの操作状態における保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 レバーのポンピング操作により寸動回転する場合におけるレバー操作の中立状態で、(a)は図1のD−D線に沿う要部拡大断面図、(b)は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図、(c)は保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 レバーのポンピング操作により寸動回転する場合におけるレバー操作の開始状態で、(a)は図1のD−D線に沿う要部拡大断面図、(b)は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図、(c)は保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 レバーのポンピング操作により寸動回転する場合におけるレバー操作の操作状態で、(a)は図1のD−D線に沿う要部拡大断面図、(b)は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図、(c)は保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 図19(b)と比較するための従来品を示す要部拡大断面図である。 レバーの一操作により一気回転する場合におけるレバー操作の中立状態で、(a)は図1のD−D線に沿う要部拡大断面図、(b)は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図、(c)は保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 レバーの一操作により一気回転する場合におけるレバー操作の開始状態で、(a)は図1のD−D線に沿う要部拡大断面図、(b)は図1のC−C線に沿う要部拡大断面図、(c)は保持器のトルクカム部と内輪のトルクカム部を示す説明図である。 図23(b)と比較するための従来品を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
11 レバー側クラッチ部
12 ブレーキ側クラッチ部
13 回転制御用クラッチ部
14 入力側部材(外輪)
15 入出力側部材、制御手段(内輪)
16 係合子(円筒ころ)
17 保持器
18 第一の弾性部材(センタリングばね)
19 第二の弾性部材(センタリングばね)
22 静止側部材(外輪)
23 出力側部材(出力軸)
25 係合子(円筒ころ)
26 弾性部材(板ばね)
28 出力側部材(ピニオン軸)
29 円錐ころ
30 制御手段(保持器)

Claims (3)

  1. 入力側に設けられ、レバー操作により出力側への回転トルクの伝達・遮断を制御するレバー側クラッチ部と、出力側に設けられ、前記レバー側クラッチ部からの入力トルクを出力側へ伝達すると共に、出力側からの逆入力トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部を備えたクラッチユニットにおいて、前記レバー側クラッチ部のレバーを一方向に回動させるポンピング操作によりブレーキ側クラッチ部の出力側部材を寸動回転させ、前記レバーを反対方向に回動させる一操作により前記ブレーキ側クラッチ部の出力側部材を回転自在とする回転制御用クラッチ部をブレーキ側クラッチ部に付設し、前記回転制御用クラッチ部は、出力側部材を二分割し、一方の出力側部材と他方の出力側部材との間に円錐ころを係合・離脱可能に介設し、その円錐ころの係合・離脱を制御する制御手段を有し、前記制御手段は、円錐ころを軸方向に移動させるトルクカム部を有する保持器と、その保持器のトルクカム部と位相を同期させたトルクカム部を有する内輪とで構成されていることを特徴とするクラッチユニット。
  2. 前記レバー側クラッチ部は、レバー操作によりトルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、前記入力側部材と出力側部材間での係合・離脱により入力側部材からの入力トルクの伝達・遮断を制御する複数の係合子と、各係合子を円周方向に所定間隔で保持する保持器と、回転が拘束された静止側部材と、前記保持器と静止側部材の間に設けられ、入力側部材からの入力トルクで弾性力を蓄積し、その入力トルクの開放により、蓄積された弾性力で保持器を中立状態に復帰させる第一の弾性部材と、前記入力側部材と静止側部材の間に設けられ、入力側部材からの入力トルクで弾性力を蓄積し、その入力トルクの開放により、蓄積された弾性力で入力側部材を中立状態に復帰させる第二の弾性部材とを備えた請求項に記載のクラッチユニット。
  3. 前記ブレーキ側クラッチ部は、トルクが入力される入力側部材と、トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束された静止側部材と、その静止側部材と出力側部材間のすきまに配設され、両部材間での係合・離脱により入力側部材からの入力トルクの伝達と出力側部材からの逆入力トルクの遮断を制御する一対の係合子と、一対の係合子間に介挿され、それら係合子同士に離反力を付勢する弾性部材とを備えた請求項に記載のクラッチユニット。
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