JP2009060954A - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブトラクション処理を行う場合であっても、画像を適正に出力する放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するためにX線管から高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を照射するサブトラクション撮影モードBのときに光源をOFFにするように制御することで、サブトラクション処理手段で処理されたサブトラクション画像は、例えば画像の上下に輝度差が軽減されるなどのように、画像を適正に出力することができる。
【選択図】図7

Description

この発明は、放射線撮像を行う放射線撮像装置に係り、特に、放射線検出手段の放射線入射側とは逆側に光源を備えた技術に関する。
直接変換型の放射線検出器(放射線検出手段)を例に採って説明すると、放射線検出器は、放射線感応型半導体(半導体層)を備えており、放射線の入射により放射線感応型半導体はキャリア(電荷情報)に変換し、その変換されたキャリアを読み出すことで放射線を検出する。半導体層の放射線入射側とは逆側には、キャリアを収集する複数のキャリア収集電極などが2次元状に配列されて構成されており、これら放射線感応型半導体やキャリア収集電極などをアクティブマトリクス基板上に形成している。放射線感応型半導体としては、例えば非晶質のアモルファスセレン(a−Se)膜が用いられる。アモルファスセレンの場合には、真空蒸着などの方法によって簡単に厚くて広い膜を形成することができるので、大面積で厚膜が可能な放射線検出器を構成するのに適している。
アモルファスセレンで放射線感応型半導体を形成した場合には、放射線感応型半導体にキャリアが残留する場合がある。かかるキャリアの残留によって残像が生じるなどの課題がある。そこで、かかるキャリアの残留を除去するために、放射線の入射動作中あるいは非照射時に放射線入射側とは逆側から光を照射する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、放射線撮像では、軟部の画像や骨部の画像を抽出するために、エネルギーサブトラクションの手法が採用される。高圧画像および低圧画像を取得して、それらの画像のサブトラクション処理を行うことで、軟部や骨部のサブトラクション画像を出力することができる。
特開2004−146769号公報(第1−19頁、図1−17)
しかしながら、放射線入射側とは逆側から光を照射する光源と、サブトラクション処理とを組み合わせた場合には、以下のような問題が生じる。すなわち、通常の放射線画像では、放射線入射側とは逆側から光源から光を照射するので、上述したようにキャリアの残留を除去し、キャリアの残留による残像をも除去することができる。ただ、わずかであるが上下に輝度差(画素の信号レベル差)が生じる。サブトラクション画像では、その上下の輝度差が顕著になり、撮像による診断の弊害となっている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、サブトラクション処理を行う場合であっても、画像を適正に出力する放射線撮像装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、前記被検体を透過した放射線を検出する放射線検出手段とを備え、検出された放射線に基づいて放射線画像を得ることで放射線撮像を行う放射線撮像装置であって、前記放射線照射手段が高電圧値に応じた放射線およびそれよりも低い低電圧値に応じた放射線を照射するように構成するとともに、前記放射線検出手段が前記高電圧値に応じた放射線および前記低電圧値に応じた放射線を検出して、高電圧値に応じた放射線検出信号および低電圧値に応じた放射線検出信号を出力するように構成し、その放射線検出手段は、放射線の入射により前記放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層を有した基板と、その基板の放射線入射側とは逆側に配設された光源と、前記電荷情報を読み出すことで放射線を検出する読み出し手段とを備え、前記装置は、前記高電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて得られる高圧画像および前記低電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて得られる低圧画像に基づいてサブトラクション処理を行うサブトラクション処理手段と、前記サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するために放射線照射手段から高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を照射するときに前記光源をOFFにするように制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、放射線照射手段は、高電圧値に応じた放射線およびそれよりも低い低電圧値に応じた放射線を照射し、放射線検出手段は、上述した高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を検出して、高電圧値に応じた放射線検出信号および低電圧値に応じた放射線検出信号を出力する。そして、高電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて高圧画像を取得するとともに、低電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて低圧画像を取得する。ここで、上述した放射線検出手段は、放射線の入射により放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層を有した基板と、電荷情報を読み出すことで放射線を検出する読み出し手段とを備えており、半導体に電荷情報が残留しやすいが、放射線入射側とは逆側に配設された光源から光を照射することで、電荷情報の残留による残像を除去することができる。一方で、サブトラクション処理手段は、高圧画像および低圧画像に基づいてサブトラクション処理を行うが、上述した光源から光を照射すると、例えば画像の上下に輝度差(放射線検出信号のレベル差)が生じるなどのように画像が不適正に出力されてしまう。そこで、サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するために放射線照射手段から高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を照射するときに光源をOFFにするように制御手段は制御する。光源をOFFにすることで、サブトラクション処理手段で処理されたサブトラクション画像は、例えば画像の上下に輝度差が軽減されるなどのように、画像を適正に出力することができる。
上述した発明において、放射線検出手段の一例は、電荷情報を読み出す信号線および電荷情報を走査する走査線を基板上に格子状に配置するとともに、電荷情報の読み出しのON/OFFを切り換えるスイッチング素子および画素ごとに電荷情報を収集する画素電極を基板上に単位格子ごとに2次元マトリックス状配列で配置する(請求項2に記載の発明)。もちろん、2次元マトリックス状配列に限定されず、スイッチング素子が1個のみの非アレイタイプであってもよい。
上述した制御手段を放射線検出手段側に備えてもよいし(請求項3に記載の発明)、装置内であって、かつ放射線検出手段の外部に備えてもよい。
また、サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するために放射線照射手段から高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を照射する(以下、「サブトラクション撮影」または「サブトラクションに関する撮影」と略記)前には、放射線画像を取得するために通常の放射線撮影を行っていることが多い。通常の放射線撮影時には、放射線入射側とは逆側に配設された光源から光を照射しているので、通常の放射線撮影によって得られた放射線画像には、電荷情報の残留がなく、それによる残像もない。それに引き続いて、光源をOFFにしたサブトラクション撮影時においても、電荷情報の残留がない状態でサブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得することが可能である。特に、高圧画像の方は、通常の放射線撮影によって得られた放射線画像に転用することができる。
そこで、高圧画像に対して画像処理を行うことで放射線画像を出力するとともに、その高圧画像を用いてサブトラクション処理手段で処理された画像をサブトラクション画像とすることでサブトラクション画像を出力し、1つの高圧画像で放射線画像およびサブトラクション画像を取得する(請求項4に記載の発明)。このように取得することで、サブトラクション以外の通常の放射線撮影とサブトラクションに関する撮影とを一回の撮像で行うことができ、高電圧値に応じた放射線検出信号が通常の放射線撮影およびサブトラクションに関する撮影のためのデータを兼用することができるので、被曝線量を低減させることができる。
上述したこれらの発明において、制御手段は、放射線画像を取得するために放射線照射手段から放射線を照射(すなわち通常の放射線撮影)するときに光源をONにして光を照射し、放射線画像の取得後に、光源をOFFにした状態でサブトラクション処理のための放射線照射手段による放射線の照射(すなわちサブトラクション撮影)を行うように制御するのが好ましい(請求項5に記載の発明)。上述したように、光源をONにした通常の放射線撮影を行った後に、光源をOFFにしたサブトラクション撮影を行っている。したがって、通常の放射線撮影によって得られた放射線画像には、電荷情報の残留がなく、それによる残像もない。それに引き続いて、光源をOFFにしたサブトラクション撮影時においても、電荷情報の残留がない状態でサブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得することが可能である。
この発明に係る放射線撮像装置によれば、サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するために放射線照射手段から高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を照射するときに光源をOFFにするように制御手段は制御することで、サブトラクション処理手段で処理されたサブトラクション画像は、例えば画像の上下に輝度差が軽減されるなどのように、画像を適正に出力することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係るX線撮像装置のブロック図であり、図2は、X線撮影装置に用いられるフラットパネル型X線検出器の概略断面図であり、図3は、側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路であり、図4は、平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。本実施例では放射線検出手段としてフラットパネル型X線検出器(以下、「FPD」と略記する)を例に採るとともに、放射線撮像装置としてX線撮像装置を例に採って説明する。
X線撮像装置は、図1に示すように、被検体Mを載置する天板1と、その被検体Mに向けてX線を照射するX線管2と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD3とを備えている。X線管2は、この発明における放射線照射手段に相当し、FPD3は、この発明における放射線検出手段に相当する。
X線撮像装置は、他に、天板1の昇降および水平移動を制御する天板制御部4や、FPD3の走査や後述する第2FPD制御部42(図2、図4を参照)を制御する第1FPD制御部5や、X線管2の管電圧や管電流を発生させる高電圧発生部6を有するX線管制御部7や、FPD3から電荷信号であるX線検出信号をディジタル化して取り出すA/D変換器8や、A/D変換器8から出力されたX線検出信号に基づいて種々の処理を行う画像処理部9や、これらの各構成部を統括するコントローラ10や、処理された画像などを記憶するメモリ部11や、オペレータが入力設定を行う入力部12や、処理された画像などを表示するモニタ13などを備えている。
天板制御部4は、天板1を水平移動させて被検体Mを撮像位置にまで収容したり、昇降、回転および水平移動させて被検体Mを所望の位置に設定したり、水平移動させながら撮像を行ったり、撮像終了後に水平移動させて撮像位置から退避させる制御などを行う。第1FPD制御部5は、FPD3を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させることによる走査に関する制御などを行う。高電圧発生部6は、X線を照射させるための管電圧や管電流を発生してX線管2に与え、X線管制御部7は、X線管2を水平移動させたり、被検体Mの体軸の軸心周りに回転移動させることによる走査に関する制御や、X線管2側のコリメータ(図示省略)の照視野の設定の制御などを行う。なお、X線管2やFPD3の走査の際には、X線管2から照射されたX線をFPD3が検出できるようにX線管2およびFPD3が互いに対向しながらそれぞれの移動を行う。
A/D変換器8は、FPD3から出力された電荷信号をアナログからディジタルに変換して、ディジタル化したX線検出信号を出力する。コントローラ10は、中央演算処理装置(CPU)などで構成されており、メモリ部11は、ROM(Read-only Memory)やRAM(Random-Access Memory)などに代表される記憶媒体などで構成されている。また、入力部12は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。X線撮像装置では、被検体Mを透過したX線をFPD3が検出して、検出されたX線に基づいて画像処理部9で画像処理を行うことで被検体Mの撮像を行う。
画像処理部9の具体的な構成については、図5〜図7で後述する。メモリ部11は、画像処理部9で処理された各々の画像を書き込んで記憶するように構成されている。メモリ部11の具体的な構成についても、図5〜図7で後述する。
FPD3は、図3に示すように、ガラス基板31と、ガラス基板31上に形成された薄膜トランジスタTFTとから構成されている。薄膜トランジスタTFTについては、図3、図4に示すように、縦・横式2次元マトリクス状配列でスイッチング素子32が多数個(例えば、1024個×1024個)形成されており、キャリア収集電極33ごとにスイッチング素子32が互いに分離形成されている。すなわち、FPD3は、2次元アレイ放射線検出器でもある。ガラス基板31は、この発明における基板に相当する。
図3に示すようにキャリア収集電極33の上にはX線感応型半導体34が積層形成されており、図3、図4に示すようにキャリア収集電極33は、スイッチング素子32のソースSに接続されている。ゲートドライバ35からは複数本のゲートバスライン36が接続されているとともに、各ゲートバスライン36はスイッチング素子32のゲートGに接続されている。一方、図4に示すように、電荷信号を収集して1つに出力するマルチプレクサ37には増幅器38を介して複数本のデータバスライン39が接続されているとともに、図3、図4に示すように各データバスライン39はスイッチング素子32のドレインDに接続されている。X線感応型半導体34は、この発明における半導体層に相当する。
このように、ガラス基板31上に薄膜トランジスタTFTやX線感応型半導体34が積層形成されており、スイッチング素子32やキャリア収集電極33が2次元マトリックス状配列でガラス基板31にパターン形成されている。このようなガラス基板31は『アクティブマトリクス基板』とも呼ばれている。
つまり、電荷情報であるキャリアを読み出すデータバスライン39(信号線)および電荷情報であるキャリアを走査するゲートバスライン36(走査線)をガラス基板31上に格子状に配置するとともに、キャリアの読み出しのON/OFFを切り換えるスイッチング素子32および画素ごとにキャリアを収集するキャリア収集電極33(画素電極)をガラス基板31上に単位格子ごとに2次元マトリックス状配列で配置することでFPD3は構成されている。データバスライン39は、この発明における信号線に相当し、ゲートバスライン36は、この発明における走査線に相当し、スイッチング素子32は、この発明におけるスイッチング素子に相当し、キャリア収集電極33は、この発明における画素電極に相当する。
また、ゲートドライバ35やマルチプレクサ37を介して、スイッチング素子32やゲートバスライン36やデータバスライン39を後述する第2FPD制御部42(図2、図4を参照)によって駆動して電荷信号(キャリア)を読み出すことで、X線を検出する。したがって、スイッチング素子32やゲートバスライン36やデータバスライン39は、この発明における読み出し手段に相当する。
なお、図2に示すように、弾性体で形成されたフレキシブル基板40上に、増幅器38,マルチプレクサ37をガラス基板31側から順に搭載している。このフレキシブル基板40は、ガラス基板31に形成されたデータバスライン39(図3、図4を参照)に接続されており、ガラス基板31のX線入射側とは逆側に、読み出された電荷信号(キャリア)をX線検出信号としてA/D変換器8(図1、図4を参照)に出力するように接続されている。
また、ガラス基板31のX線入射側とは逆側に光源41を配設している。光源41は、複数の発光ダイオード(図示省略)で構成されており、面状のガラス基板31や第2FPD制御部42に配設しやすくするために光源41も面状である。なお、光源41は、複数の発光ダイオードを2次元状マトリックス状配列で配置して構成するのが好ましい。このように分割して配置することで発光ムラを抑えることができる。なお、光源41については、このような分割配置に限定されずに、検出面に一様に配置された光照射機構であってもよい。光源41は、この発明における光源に相当する。
さらに、光源41のX線入射側とは逆側に第2FPD制御部42を配設しており、上述したフレキシブル基板40を介して、ゲートドライバ35やマルチプレクサ37(いずれも図4を参照)などに接続されており、上述した光源41にも接続されている。また、第2FPD制御部42は、第1FPD制御部5(図1を参照)に接続されている。第2FPD制御部42は、この発明における制御手段に相当する。
これらガラス基板31やX線感応型半導体34や第2FPD制御部42や光源41などで形成されたFPD3は、X線感応型半導体34を樹脂50によってモールド封止した後、筐体60によって収納される。
第2FPD制御部42は、下記のような読み出し制御を行う。すなわち、共通電極43(図4を参照)にバイアス電圧を印加した状態で、ゲートバスライン36の電圧を印加(または0Vに)することでスイッチング素子32のゲートがONされて、キャリア収集電極33は、検出面側で入射したX線からX線感応型半導体34を介して変換された電荷信号(キャリア)を、スイッチング素子32のソースSとドレインDとを介してデータバスライン39に読み出す。なお、スイッチング素子がONされるまでは、電荷信号はキャパシタ(図示省略)で暫定的に蓄積されて記憶される。各データバスライン39に読み出された電荷信号を増幅器38で増幅して、マルチプレクサ37で1つの電荷信号にまとめて出力する。出力された電荷信号をA/D変換器8でディジタル化してX線検出信号として出力する。
次に、画像処理部9やメモリ部11の具体的な構成について、図5〜図7を参照して説明する。図5、画像処理部およびメモリ部に関するデータの流れを示した概略図であり、図6は、階調変換を説明するための模式図であり、図7は、高電圧値および低電圧値に応じた各X線の照射、並びに光源の照射のタイミングチャートである。
画像処理部9は、図5に示すように、後述する高圧画像や低圧画像を取得する高低圧画像取得部9aと、高圧画像に対して階調変換を行う階調変換部9bと、高圧画像および低圧画像に基づいてサブトラクション処理を行うサブトラクション処理部9cと、後述するサブトラクション画像に対して種々の画像処理(例えばRSM処理やスムージング処理)を行うサブトラクション画像用後処理部9dとを備えている。サブトラクション処理部9cは、この発明におけるサブトラクション処理手段に相当する。
メモリ部11は、高低圧画像取得部9aでそれぞれ取得された高圧画像や低圧画像を書き込んで記憶する高低圧画像メモリ部11aと、階調変換部9bで階調変換された階調変換後の高圧画像をX線画像として書き込んで記憶する処理済高圧画像メモリ部11bと、サブトラクション処理部9cでサブトラクション処理された画像をサブトラクション画像として書き込んで記憶するサブトラクション画像メモリ部11cと、サブトラクション画像用後処理部9dで画像処理された画像処理後のサブトラクション画像を記憶する処理済サブトラクション画像メモリ部11dとを備えている。
入力部12(図1を参照)は、図7に示す通常のX線撮影モードAまたはサブトラクション撮影モードBのいずれかが選択できるように構成されており、選択されたモードを、コントローラ10(図1を参照)、さらには第1FPD制御部5(図1を参照)を介して、第2FPD制御部42(図2、図4を参照)に送り込む。第2FPD制御部42は、送り込まれたモードを認識して、そのモードに応じた制御をFPD3(図1〜図4を参照)、特に光源41(図2、図4を参照)に対して行う。
通常のX線撮影モードAでは、高電圧発生部6(図1を参照)は管電圧のうち高電圧(例えば120kV)をX線管2(図1を参照)に付与する。X線管2は、図7に示すように、上述した高電圧値に応じたX線を照射する。このとき、光源41(図2、図4を参照)をONにして光を照射するように制御する。FPD3(図1〜図4を参照)は、高電圧値に応じたX線を検出して、高電圧値に応じたX線検出信号を出力する。X線検出信号をA/D変換器8(図1、図3を参照)でディジタル化する。
図5に示すように、高低圧画像取得部9aは、A/D変換器8でディジタル化された高電圧値に応じたX線検出信号に基づいて高圧画像を取得する。具体的には、X線検出信号の信号値に応じて画素値を求める。高低圧画像取得部9aで取得された高圧画像を、高低圧画像メモリ部11aに書き込んで記憶する。
図5に示すように、高低圧画像メモリ部11aに記憶された高圧画像を読み出して、読み出された高圧画像に対して階調変換部9bは階調変換を行う。階調変換は「ガンマ補正」とも呼ばれており、図6に示すような変換を行う。図6では、横軸として変換前の入力を示す画素値をとるとともに、縦軸として変換後の出力を示すモニタ13(図1を参照)のウインドウの輝度値をとる。入力を示す画素値と出力を示す輝度値とが比例関係にあるとして、画素値の最小値MUを最小輝度階調レベルLB(例えば“0”)とし、画素値の最大値MXを最大輝度階調レベルHB(例えば“1023”)とする。最小値MUと最大値MXとの間にある画素値については、画素値に比例するように輝度値を割り当てる。このような階調変換を行うことで、モニタ13で閲覧表示したい画素値の範囲MU〜MXをモニタ13のウインドウの表示可能な範囲LB〜HBの区間全体に引き伸ばすことができる。このように、高圧画像の画素値を入力として、図6に示すような変換を行うことで、輝度値に出力として変換される。階調変換部9bで階調変換された階調変換後の高圧画像をX線画像として、処理済高圧画像メモリ部11bに書き込んで記憶する。
このように通常のX線撮影モードAでは、X線入射側とは逆側に配設された光源41から光を照射しているので、通常のX線撮影モードAによって得られたX線画像には、キャリア(電荷情報)の残留がなく、それによる残像もない。次に、通常のX線撮影モードAに引き続いて、サブトラクション撮影モードBに移行する。
サブトラクション撮影モードBでは、高電圧発生部6(図1を参照)は管電圧のうち高電圧(例えば120kV)およびそれよりも低い低電圧(例えば60kV)をX線管2(図1を参照)に付与する。X線管2は、図7に示すように、上述した高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を照射する。このとき、光源41(図2、図4を参照)をOFFにして光の照射を行わない。FPD3(図1〜図3を参照)は、高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を検出して、高電圧値に応じたX線検出信号および低電圧値に応じたX線検出信号を出力する。各X線検出信号をA/D変換器8(図1、図3を参照)でそれぞれディジタル化する。
図5に示すように、高低圧画像取得部9aは、A/D変換器8でそれぞれディジタル化されたX線検出信号のうち、高電圧値に応じたX線検出信号に基づいて高圧画像を取得するとともに、低電圧値に応じたX線検出信号に基づいて低圧画像を取得する。具体的には、X線検出信号の信号値に応じて画素値を求める。したがって、高電圧値に応じたX線検出信号では低電圧に応じたX線検出信号よりも信号値が高くなるので、高電圧値に応じたX線検出信号に基づいて取得された高圧画像の画素値は、低電圧値に応じたX線検出信号に基づいて取得された低圧画像の画素値よりも高くなる。このように、高圧画像では内蔵などの軟部組織以外にも骨などの組織が撮像された高周波成分の画像が取得され、低圧画像では軟部組織のみが撮像された低周波成分の画像が取得される。高低圧画像取得部9aでそれぞれ取得された高圧画像や低圧画像を、高低圧画像メモリ部11aにそれぞれ書き込んで記憶する。
図5に示すように、高低圧画像メモリ部11aにそれぞれ記憶された高圧画像や低圧画像のうち高圧画像を読み出して、通常のX線撮影モードAでも述べたように、読み出された高圧画像に対して階調変換部9bは階調変換を行う。階調変換部9bで階調変換された階調変換後の高圧画像をX線画像として、処理済高圧画像メモリ部11bに書き込んで記憶する。
図5に示すように、一方で高低圧画像メモリ部11aにそれぞれ記憶された高圧画像や低圧画像をそれぞれ読み出して、それぞれ読み出された高圧画像および低圧画像に基づいてサブトラクション処理部9cはサブトラクション処理を行う。具体的には、軟部組織や骨が撮像された高圧画像から軟部組織のみが撮像された低圧画像を減算することで減算結果であるサブトラクション画像には、軟部組織を減算して除去した骨が撮像された画像が取得される。なお、高圧画像の基となる高電圧値と低圧画像の基となる低電圧値とのレベルを合わせるために、サブトラクション処理の際に、高圧画像または低圧画像のいずれかに重み付けなどの係数を掛けてから減算を行ってもよい。サブトラクション処理部9cでサブトラクション処理された画像をサブトラクション画像として、サブトラクション画像メモリ部11cに書き込んで記憶する。
サブトラクション画像メモリ部11cに記憶されたサブトラクション画像を読み出して、読み出されたサブトラクション画像に対してサブトラクション画像用後処理部9dはRSM(Realtime Smoothed Mask)処理やスムージング処理といった平滑化処理を行う。平滑化処理については、周知の一様重み平滑化フィルタやガウスフィルタやメディアンフィルタなどの空間フィルタを用いて行えばよい。平滑化処理によってノイズの振幅を減弱させ、画像が粒状にざらついて出力される画像の粒状性を向上させることができる。サブトラクション画像用後処理部9dで画像処理された画像処理後のサブトラクション画像を、処理済サブトラクション画像メモリ部11dに書き込んで記憶する。
次に、サブトラクション撮影モードBに引き続いて、通常のX線撮影モードAに移行する。通常のX線撮影モードAは、サブトラクション撮影モードB前の通常のX線撮影モードAと同じであるので、その説明を省略する。なお、サブトラクション撮影モードB後の通常のX線撮影モードAでも、光源41(図2、図4を参照)をONにして光を照射するように制御する。
本実施例に係るX線撮像装置によれば、X線管2は、図7に示すように、高電圧値に応じたX射線およびそれよりも低い低電圧値に応じたX線を照射し、フラットパネル型X線検出器(FPD)3は、上述した高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を検出して、高電圧値に応じたX線検出信号および低電圧値に応じたX線検出信号を出力する。高低圧画像取得部9aは、検出された高電圧値に応じたX線検出信号に基づいて高圧画像を取得するとともに、検出された低電圧値に応じたX線検出信号に基づいて低圧画像を取得する。
ここで、上述したFPD3は、X線の入射によりX線の情報を電荷情報であるキャリアに変換するX線感応型半導体34を有した基板と、電荷信号(キャリア)を読み出すことでX線を検出するスイッチング素子32やゲートバスライン36やデータバスライン39などの読み出し部とを備えており、X線感応型半導体34にキャリアが残留しやすいが、X線入射側とは逆側に配設された光源41から光を照射することで、キャリアの残留による残像を除去することができる。
一方で、サブトラクション撮影モードBでは、サブトラクション処理部9cは、高低圧画像取得部9aで取得された高圧画像および低圧画像に基づいてサブトラクション処理を行うが、上述した光源41から光を照射すると、例えば画像の上下に輝度差(X線検出信号のレベル差)が生じるなどのように画像が不適正に出力されてしまう。そこで、サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するためにX線管2から高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を照射するときに光源41をOFFにするように第2FPD制御部42は制御する。光源41をOFFにすることで、サブトラクション処理部9cで処理されたサブトラクション画像は、例えば画像の上下に輝度差が軽減されるなどのように、画像を適正に出力することができる。
本実施例では、上述した第2FPD制御部42をFPD3側に備えていたが、これに限定されない。光源41を上述のように制御する制御手段を、装置内であって、かつFPD3の外部に備えてもよい。例えば、コントローラ10または第1FPD制御部5に、第2FPD制御部42と同様の制御を行わせることで、光源41を上述のように制御することが可能になる。
また、サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するためにX線管2から高電圧値に応じたX線および低電圧値に応じたX線を照射する(サブトラクション撮影またはサブトラクションに関する撮影)前には、図7に示すように、X線画像を取得するために通常のX線撮影を行っていることが多い(図7中の「通常のX線撮影モードA」および「サブトラクション撮影モードB」を参照)。通常のX線撮影時(通常のX線撮影モードA)には、X線入射側とは逆側に配設された光源41から光を照射しているので、通常のX線撮影によって得られたX線画像には、キャリアの残留がなく、それによる残像もない。それに引き続いて、光源41をOFFにしたサブトラクション撮影時(サブトラクション撮影モードB)においても、キャリアの残留がない状態でサブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得することが可能である。特に、高圧画像の方は、通常のX線撮影によって得られたX線画像に転用することができる。
そこで、本実施例では、高低圧画像取得部9aで取得された高圧画像に対して階調変換部9bによる階調変換などの画像処理を行うことでX線画像を出力するとともに、その高圧画像を用いてサブトラクション処理部9cで処理された画像をサブトラクション画像とすることでサブトラクション画像を出力し、1つの高圧画像でX線画像およびサブトラクション画像を取得している。このように取得することで、サブトラクション以外の通常のX線撮影とサブトラクションに関する撮影(サブトラクション撮影)とを一回の撮像で行うことができ、高電圧値に応じたX線検出信号が通常のX線撮影およびサブトラクションに関する撮影のためのデータを兼用することができるので、被曝線量を低減させることができる。
また、本実施例では、第2FPD制御部42は、X線画像を取得するためにX線管2からX線を照射(すなわち通常のX線撮影)するときに光源41をONにして光を照射し、X線画像の取得後に、光源41をOFFにした状態でサブトラクション処理のためのX線管2によるX線の照射(すなわちサブトラクション撮影)を行うように制御している。上述したように、光源41をONにした通常のX線撮影(通常のX線撮影モードA)を行った後に、光源41をOFFにしたサブトラクション撮影(サブトラクション撮影モードB)を行っている。したがって、通常のX線撮影によって得られたX線画像には、キャリアの残留がなく、それによる残像もない。それに引き続いて、光源41をOFFにしたサブトラクション撮影時においても、キャリアがない状態でサブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得することが可能である。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、放射線撮像装置としてX線撮像装置を例に採って説明したが、PET(Positron Emission Tomography)装置やSPECT(Single Photon Emission CT)装置などに代表されるECT(Emission Computed Tomography)装置のように、X線以外の放射線(PET装置の場合にはγ線)を検出して、検出された放射線に基づいて放射線画像を得ることで放射線撮像を行う放射線撮像装置に適用してもよい。
(2)上述した実施例では、図1に示すようなX線撮像装置を例に採って説明したが、この発明は、例えばC型アームに配設されたX線撮像装置にも適用してもよい。また、この発明は、X線CT装置にも適用してもよい。
(3)上述した実施例では、スイッチング素子が多数個に2次元状に配列されていたが、スイッチング素子が1個のみの非アレイタイプであってもよい。
(4)上述した実施例では、フラットパネル型X線検出器(FPD)1を例に採って説明したが、X線感応型半導体34などに代表される半導体層を有した基板と、X線入射側とは逆側にある光源と電荷情報であるキャリアを読み出すことでX線を検出する読み出し手段とを備えて構成された検出器であれば、この発明は適用することができる。
(5)上述した実施例では、放射線(実施例ではX線)入射側とは逆側に光源を備えたが、放射線(X線)入射側にも光源を備えてもよい。したがって、少なくとも基板(実施例ではガラス基板31)の放射線(X線)入射側とは逆側に光源を備える形態であれば、特に限定されない。
(6)上述した実施例では、高低圧画像取得部9aは、高圧画像を取得する機能および低圧画像を取得する機能を兼用していたが、高圧画像を取得する機能と低圧画像を取得する機能を別々の画像取得部がそれぞれ独立して行ってもよい。
(7)上述した実施例では、図7に示すように、サブトラクション撮影モードBで取得された1つの高圧画像でX線画像およびサブトラクション画像を取得したが、サブトラクション撮影モードBで取得された高圧画像でサブトラクション画像のみを取得して、通常のX線撮影モードAで取得された画像をX線画像としてもよい。
(8)上述した実施例では、図7に示すように、通常のX線撮影モードAにおいてX線を照射するときのみ光源をONにして、同じ通常のX線撮影モードAでFPDから読み出すときにはOFFにしていたが、通常のX線撮影モードA全体でFPDからの読み出し時も含めて光源をON状態にし続け、サブトラクション撮影モードB直前で光源をONからOFFに移行してもよい。また、サブトラクション撮影モードB後の通常のX線撮影モードAにおいてもX線を照射するときのみ光源をONにする必要はなく、FPDからの読み出し時も含めて光源をON状態にし続けてもよいし、サブトラクション撮影モードB直後で光源をOFFからONに移行してもよい。
実施例に係るX線撮像装置のブロック図である。 X線撮影装置に用いられるフラットパネル型X線検出器の概略断面図である。 側面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 平面視したフラットパネル型X線検出器の等価回路である。 画像処理部およびメモリ部に関するデータの流れを示した概略図である。 階調変換を説明するための模式図である。 高電圧値および低電圧値に応じた各X線の照射、並びに光源の照射のタイミングチャートである。
符号の説明
2 … X線管
3 … フラットパネル型X線検出器(FPD)
9a … 高低圧画像取得部
9c … サブトラクション処理部
31 … ガラス基板
32 … スイッチング素子
33 … キャリア収集電極
34 … X線感応型半導体
36 … ゲートバスライン
39 … データバスライン
41 … 光源
43 … 第2FPD制御部
A … 通常のX線撮影モード
B … サブトラクション撮影モード
M … 被検体

Claims (5)

  1. 被検体に向けて放射線を照射する放射線照射手段と、前記被検体を透過した放射線を検出する放射線検出手段とを備え、検出された放射線に基づいて放射線画像を得ることで放射線撮像を行う放射線撮像装置であって、前記放射線照射手段が高電圧値に応じた放射線およびそれよりも低い低電圧値に応じた放射線を照射するように構成するとともに、前記放射線検出手段が前記高電圧値に応じた放射線および前記低電圧値に応じた放射線を検出して、高電圧値に応じた放射線検出信号および低電圧値に応じた放射線検出信号を出力するように構成し、その放射線検出手段は、放射線の入射により前記放射線の情報を電荷情報に変換する半導体層を有した基板と、その基板の放射線入射側とは逆側に配設された光源と、前記電荷情報を読み出すことで放射線を検出する読み出し手段とを備え、前記装置は、前記高電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて得られる高圧画像および前記低電圧値に応じた放射線検出信号に基づいて得られる低圧画像に基づいてサブトラクション処理を行うサブトラクション処理手段と、前記サブトラクション処理のための高圧画像および低圧画像を取得するために放射線照射手段から高電圧値に応じた放射線および低電圧値に応じた放射線を照射するときに前記光源をOFFにするように制御する制御手段とを備えることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 請求項1に記載の放射線撮像装置において、前記電荷情報を読み出す信号線および電荷情報を走査する走査線を前記基板上に格子状に配置するとともに、電荷情報の読み出しのON/OFFを切り換えるスイッチング素子および画素ごとに電荷情報を収集する画素電極を基板上に単位格子ごとに2次元マトリックス状配列で配置して前記放射線検出手段は構成されていることを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の放射線撮像装置において、前記制御手段を前記放射線検出手段側に備えることを特徴とする放射線撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射線撮像装置において、前記高圧画像に対して画像処理を行うことで前記放射線画像を出力するとともに、その高圧画像を用いて前記サブトラクション処理手段で処理された画像を前記サブトラクション画像とすることでサブトラクション画像を出力し、1つの高圧画像で放射線画像およびサブトラクション画像を取得することを特徴とする放射線撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の放射線撮像装置において、前記制御手段は、前記放射線画像を取得するために前記放射線照射手段から放射線を照射するときに前記光源をONにして光を照射し、放射線画像の取得後に、光源をOFFにした状態で前記サブトラクション処理のための放射線照射手段による放射線の照射を行うように制御することを特徴とする放射線撮像装置。
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