JP2006322746A - 2次元放射線検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線入射側に配設されている変換層から入射放射線で生じた電荷を読み出す電荷読み出し用基板を撓ませずに支持できるようにする。
【解決手段】この発明の2次元放射線検出器は、放射線入射側に配設されている変換層から電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板2の放射線非入射側において、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8と全面的に当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面9は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域10と光照射領域の外側の非光照射領域11との高さが、例えば1.0mm以下に揃えられている。電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8が全面にわたって満遍なく受け止め面に当接した状態で受け止められるので、電荷読み出し用基板2を撓ませることなく支えられる。その結果、電荷読み出し用基板2を、撓ませずに支持することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、光または放射線を電荷情報に変換する変換層と、変換された電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板を備えているのに加え、電荷読み出し用基板の放射線非入射側から電荷読み出し用基板ごしに前記変換層に検出特性改善用の光を照射する光照射機構を備えていて、電荷読み出し用基板が放射線非入射側で受け止められて支持されている2次元放射線検出器に係り、光または放射線入射側に配設されている前記変換層に生じた電荷を読み出す電荷読み出し用基板を前記変換層ごと支持するための技術に関する。
この種の2次元放射線検出器として、医療用のX線透視撮影装置などで被検体の透過X線像を検出する為に用いられている直接変換型及び間接変換型のフラットパネル型二次元放射線検出器(以下、適宜「FPD」と略記)が挙げられる。直接変換型のFPDの場合、図7に示すように、入射放射線を直接電荷に変換する変換層としての半導体膜71が電荷読み出し用基板72の放射線入射側に配設されていて、入射放射線が半導体膜71で直に電荷に変換されると共に、半導体膜71で生じた電荷が、電荷読み出し用基板72により読み出された後、電気回路(図示省略)により増幅されてからAD変換されて放射線検出信号(X線検出信号)となる。間接変換型のFPDの場合、入射放射線が光シンチレータ等で一旦、光に変換され、この変換された光が光電変換膜で電荷情報に変換され、この変換された電荷情報が読み出し用基板で読み出される。
半導体膜71としては、例えばアモルファスSe系の半導体膜が挙げられ、半導体膜71の表面にはバイアス電圧印加用の共通電極(図示省略)が形成されており、放射線の入射により半導体膜71で生成された電荷は半導体膜71の裏面側に二次元マトリックス配列で設けられている個別電極(図示省略)毎に読み出されて、各個別電極の位置で検出された放射線検出信号として出力される。
FPDをX線透視撮影装置に用いた場合であれば、放射線検出信号にしたがって個別電極が画素に対応したかたちで被検体の透過X線像に相応するX線透視用ないしX線写真用のX線画像が取得される。
そして、本願出願人は、FPDにおいて、電荷読み出し用基板72の放射線非入射側から電荷読み出し用基板72ごしに半導体膜71に検出特性改善用の光を照射する光照射機構73を設け、検出特性改善用の光を照射している間に放射線を検出することで検出感度の変動を抑えたり、放射線の入射停止時も検出特性改善用の光を照射することで残留電荷の発生を抑えることを提案している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−146769号公報(第11〜12頁,図1)
さらに、本願出願人は、上記の検出特性改善用の光を照射する機構を備えたFPDにおいて、放射線検出面の更なる大面積化を進める過程で、FPDから出力される放射線検出信号には、放射線検出信号にしたがって取得される放射線画像上に現れて画質低下をもたらすノイズが混入している事実を見出した。そして、鋭意、放射線検出信号にノイズが混入する原因の解明に努めた結果、入射放射線を電荷に変換する半導体からなる変換層71が配設されている電荷読み出し用基板72が、撓んだ状態で支えられているので、電荷読み出し用基板72から電荷を読み出す以前の微弱な信号の段階でノイズが混入するという知見を得るに至った。
電荷読み出し用基板72を放射線非入射側で受け止めて支えるのであるが、放射線検出面の大面積化に伴って電荷読み出し用基板72も大判化すると共に、電荷読み出し用基板72の放射線非入射側には、光照射機構73も設けられていたりして、電荷読み出し用基板72を撓まないようには支持できていなかったことを、発明者は究明することができたのである。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、放射線入射側に配設されている変換層から電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板を撓ませずに支持することができる2次元放射線検出器を提供することを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するために、次のような構成をとる。
即ち、請求項1に記載の発明に係る2次元放射線検出器は、光または放射線を電荷情報に変換する変換層と、変換された電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板を備えているのに加え、電荷読み出し用基板の放射線非入射側から電荷読み出し用基板ごしに前記変換層に検出特性改善用の光を照射する光照射機構を備えていて、電荷読み出し用基板が放射線非入射側で受け止められて支持されている2次元放射線検出器において、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面に当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域と、この光照射領域の外側の非光照射領域とであって、前記両領域の高さが揃えられていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明の2次元放射線検出器(以下、適宜「放射線検出器」と略記)の場合、電荷読み出し用基板の放射線入射側に配設されている変換層で入射放射線が電荷に変換されて電荷読み出し用基板により読み出されることにより入射放射線の検出が行なわれると共に、光照射機構により変換層へ検出特性改善用の光が照射されるので、検出感度の変動や残留電荷の発生が抑えられる。
また、請求項1の発明の放射線検出器の場合、電荷読み出し用基板の放射線非入射側において、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面と全面的に当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域と、この光照射領域の外側の非光照射領域とであって、前記両領域の高さが揃えられているので、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面が全面にわたって満遍なく受け止め面に当接して受け止められる結果、電荷読み出し用基板の撓みを抑えることができる。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の2次元放射線検出器において、電荷読み出し用基板の支持機能を発揮する基板支持部材を受け止め面の非光照射領域に対応する位置に備えているものである。
[作用・効果]請求項2の発明の放射線検出器の場合、電荷読み出し用基板の支持機能を発揮する基板支持部材を受け止め面の非光照射領域に対応する位置に備えていて、基板支持部材が光照射機構とは別に電荷読み出し用基板の支持機能を発揮するので、電荷読み出し用基板を確実に支持できる。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の2次元放射線検出器において、受け止め面における光照射領域と非光照射領域との高さの違いが1.0mm以下であるものである。
[作用・効果]請求項3の発明の放射線検出器の場合、受け止め面における光照射領域と非光照射領域との高さの違いが1.0mm以下と僅かな高低差であり、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面が全面にわたってより満遍なく受け止め面に当接するので、電荷読み出し用基板が撓むのを確実に抑えられる。
また、請求項4の発明は、請求項2または3に記載の2次元放射線検出器において、光照射機構が、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面に検出特性改善用の光を導く導光板と、導光板および基板支持部材の間に配置されている検出特性改善用の光を放出する光源を有するのに加えて、光源および基板支持部材と電荷読み出し用基板との間に電磁シールドが介在しており、導光板の光導出側の表面が受け止め面の光照射領域となり、電磁シールドの表面が受け止め面の非光照射領域となっているものである。
[作用・効果]請求項4の発明の放射線検出器の場合、検出特性改善用の光を放出する光源および基板支持部材と電荷読み出し用基板との間に介在している電磁シールドが電磁遮蔽機能を発揮して光源から電気ノイズが放射線の検出系統に混入するのを防止する。加えて、請求項4の発明の放射線検出器では、導光板の光導出側の表面が受け止め面の光照射領域となり、電磁シールドの表面が受け止め面の非光照射領域となっていて、電磁シールドの厚み調整により受け止め面の非光照射領域の高さの微調整が可能となるので、非光照射領域と光照射領域の高さを正確かつ容易に揃えられる。
また、請求項5の発明は、請求項4に記載の2次元放射線検出器において、導光板は、導光板本体と導光板本体の光照射面側に積層された光拡散シートとを有し、受け止め面の光照射領域である導光板の光導出側の表面が光拡散シートの表面である。
[作用・効果]請求項5の発明の放射線検出器の場合、検出特性改善用の光が光拡散シートを経ることにより均一に照射されるのに加え、光拡散シートの厚み調整により受け止め面における光照射領域の高さの微調整が可能となるので、光照射領域と非光照射領域の高さに正確かつ容易に揃えられる。
また、請求項6の発明は、請求項2から5のいずれかに記載の2次元放射線検出器において、基板支持部材は、検出特性改善用の光が通る区域が開口となっていると共に支持機能を発揮する枠状側壁部を有する有底平箱状体であり、有底平箱状体の底に導光板が光導出側の表面を有底平箱状体の開口側に向けた状態で据えられているものである。
[作用・効果]請求項6の発明の放射線検出器の場合、基板支持部材である有底平箱状体の枠状側壁部が電荷読み出し用基板の支持機能を発揮する。また、有底平箱状体の底に据えられている導光板は、導光板が光導出側の表面を有底平箱状体の開口側に向けた状態で据えられていて、検出特性改善用の光は導光板を経て有底平箱状体の開口から照射される。加えて、導光板が有底平箱状体の底に据えられていることにより、導光板の厚みが、有底平箱状体の底から受け止め面の光照射領域である導光板の光導出側の表面までの高さに等しい関係にあるので、受け止め面における光照射領域と非光照射領域高さを揃え易くなる。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の2次元放射線検出器において、有底平箱状体の底面と導光板の裏面の間にシート状シムが介在しているものである。
[作用・効果]請求項7の発明の放射線検出器の場合、有底平箱状体の底面と導光板の間にシート状シムが介在していて、シート状シムの厚み調整により、受け止め面の光照射領域である導光板の光導出側の表面の高さの微調整が可能であるので、光照射領域と非光照射領域の高さを正確かつ容易に揃えられる。
また、請求項8の発明は、請求項1から7のいずれかに記載の2次元放射線検出器において、受け止め面の広さを有する透明プレートが電荷読み出し用基板の放射線非入射側面に直に接する状態で介設されていて、透明プレートの表面が受け止め面全体を構成しているものである。
[作用・効果]請求項8の発明の放射線検出器の場合、電荷読み出し用基板を支える受け止め面全体が1枚の透明プレートの表面であるので、受け止め面の光照射領域と非光照射領域が共に透明プレートの同一表面に在ることになり、その結果、光照射領域と非光照射領域の高さを正確かつ容易に揃えられる。
請求項1の発明の放射線検出器の場合、放射線入射側に配設されている変換層から電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板の放射線非入射側において、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面と当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域と、この光照射領域の外側の非光照射領域とであって、前記両領域の高さが揃えられていて、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面が全面にわたって満遍なく受け止め面に当接して受け止められるので、電荷読み出し用基板の撓みを抑えられる。
よって、請求項1の発明の2次元放射線検出器によれば、放射線入射側に配設されている変換層から入射放射線で生じた電荷を読み出す電荷読み出し用基板を、撓ませずに支持することができる。
この発明の放射線検出器の実施例1を図面を参照しながら説明する。図1は実施例1に係る2次元放射線検出器である直接変換型フラットパネル型放射線検出器(以下、適宜「FPD」と略記)の要部構成を示す断面図、図2は実施例1のFPDにおける変換層である半導体膜と電荷読み出し用基板を示す平面図である。
実施例1のFPDの場合、図1に示すように、入射放射線を直接電荷に変換する変換層として(例えば厚み0.5mm程度の)半導体膜1が(例えば厚み0.7mm程度の)電荷読み出し用基板2の放射線入射側に配設されていて、入射放射線が半導体膜1で電荷に変換されると共に、入射放射線で半導体膜1に生じた電荷は、電荷読み出し用基板2により読み出される。
半導体膜1としては、例えばSeまたはSe化合物等のアモルファスSe系半導体膜やCdTe等の化合物半導体膜などが挙げられる。また、半導体膜1の表面には金属薄膜等のバイアス電圧印加用の共通電極(図示省略)が設けられており、放射線の入射により半導体膜1で生成された電荷は、半導体膜1の裏面側に二次元マトリックス配列で電荷読み出し用基板2に設けられている光透過性の個別電極(図示省略)毎に読み出されて、増幅器3AやAD変換器3Bなどからなる電子回路3により増幅・ディジタル化されてから、各個別電極の位置で検出された放射線検出信号として出力される。
電荷読み出し用基板2は、透明ガラス基材などが用いられていて、ITO膜等の透明性を有する多数個の個別電極(図示省略)が半導体膜1の裏面側となる表面に縦横の2次元マトリックス配列で形成されているのに加え、個別電極毎に薄膜トランジスタ・スイッチやコンデンサが形成されていて、薄膜トランジスタ・スイッチが順次にオン・オフして個別電極(図示省略)毎に読み出されるアクティブマトリックス基板である。すなわち、電荷読み出し用基板2は透明ガラス基材と電荷読み出し回路用の薄膜とからなり、事実上、光に対して透明性を有している。
半導体膜1と電荷読み出し用基板2は、図2に示すように、共に略正方形の平面形状であり、縦・横とも半導体膜1が電荷読み出し用基板2より小さい。放射線検出領域の広さを規定する半導体膜1の縦と横の長さは、特定の寸法に限定されるものではないが、通常、数cm〜50cm程度の範囲である。
実施例1のFPDが、医用のX線透視撮影装置において被検体(患者)の透過X線像を検出する2次元X線検出器として用いられた場合であれば、FPDから出力される放射線検出信号(X線検出信号)にしたがって個別電極が画素に対応したかたちで被検体の透過X線像に相応するX線画像が取得される。
また、実施例1のFPDは、電荷読み出し用基板2ごしに半導体膜1に検出特性改善用の光を照射する光照射機構4と、光照射機構4の非構成要素として半導体膜1ごと電荷読み出し用基板2を支える機能を発揮する基板支持部材5とを電荷読み出し用基板2の放射線非入射側に備えている。
光照射機構4により電荷読み出し用基板2の放射線非入射側から半導体膜1に検出特性改善用の光が照射されている間に、放射線を検出することで検出感度の変動を抑えられるのに加えて、放射線の入射停止時も検出特性改善用の光を照射することで残留電荷の発生を抑えられる。
基板支持部材5は、検出特性改善用の光が通る区域が開口5Aとなっていて、電荷読み出し用基板2の外形に略対応する正方形に整形されているアルミニウム製などからなる無底枠状体5Bを有し、無底枠状体5Bが基板支持機能を発揮する。
光照射機構4は、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面2Aに検出特性改善用の光を導く導光板4Aと、導光板4Aと基板支持部材5の無底枠状体5Bの間に配置されている検出特性改善用の光を放出する光源4Bとを有するのに加えて、光源4Bおよび基板支持部材5の無底枠状体5Bと電荷読み出し用基板2との間に電磁シールド6が介在している。
導光板4Aは光導出側の表面を基板支持部材5の開口5A側に向けた状態で基板支持部材5の無底枠状体5Bに納められており、光源4Bは導光板4Aの外側に位置する配置で基板支持部材5の無底枠状体5Bに納められている。
電磁シールド6としては、厚み0.1mm〜0.3mm程度の銅やアルミニウムなどのシート状やテープ状の導電金属製薄体が挙げられる。電磁シールド6は単層構成に限らず多層構成であってもよい。電磁シールド6は、例えば基板支持部材5の無底枠状体5Bの上面に接着させることで取り付けられる。
光源4Bにはシールドタイプの電線7を介して(検出器に内蔵ないし外付けの)光源点灯用電源部(図示省略)から点灯電力が供給されるのに伴って光源4Bが点灯して検出特性改善用の光が導光板4Aへ導入される。光源4Bの点灯に伴って電気ノイズが発生するが、電磁シールド6が電磁遮蔽機能を発揮して、光源4B側から電気ノイズが放射線の検出系統に混入するのを防止する。
また、導光板4Aの場合、導光板本体4A1と導光板本体4A1の光照射面側に積層された光拡散シート4A2を有しており、検出特性改善用の光は光拡散シート4A2で拡散されて均一に照射される。光拡散シート4A2を設ける代わりに、導光板本体4A1の表面を粗化加工により粗化面にして光拡散性をもたせてもよい。
導光板本体4A1としては、透明ガラス板やアクリル樹脂板などが挙げられる。導光板本体4A1の裏面側は光反射膜を蒸着形成したり、光反射シートを貼り付ける等して光反射面にして検出特性改善用の光の散逸(漏洩)を防ぐ構成とされている。
光拡散シート4A2としては、厚み0.1mm〜0.3mm程度の光拡散用プラスチックシートが挙げられる。光拡散シート4A2は、例えば導光板本体4A1の上面に接着させることで取り付けられる。
また、光照射機構4の導光板4Aと基板支持部材5の無底枠状体5Bは、図1に一点鎖線で示すように、収納ケース(全体の図示は省略)の内側面に設けられた受け台HDに据え付けられており、半導体膜1および電荷読み出し用基板2は導光板4Aと無底枠状体5Bを介して収納ケースに固定されていることになる。
そして、実施例1のFPDは、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側において、図3(a)に示す電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8が、図3(b)に示す受け止め面9に全面的に当接して受け止めていることで支持されている。さらに、実施例1のFPDの場合、電荷読み出し用基板2を支えている受け止め面9は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域10と光照射領域の外側の非光照射領域11との高さが揃っている点を特徴としているので、以下、具体的に説明する。
実施例1の場合、図1に示すように、受け止め面9の光照射領域10は、導光板4Aの光導出側の表面である光拡散シート4A2の表面であり、非光照射領域10は電磁シールド6の表面である。但し、光拡散シート4A2を設ける代わりに、導光板本体4A1の表面に光拡散用粗化を施した場合は、受け止め面9の光照射領域10は、導光板4Aの光導出側の表面である導光板本体4A1の表面となる。
また、導光板4Aおよび電磁シールド6の一方または両方が、電荷読み出し用基板2と接着する接着材を表面に有している場合は、導光板4Aの接着材の表面が、受け止め面9の光照射領域10となり、電磁シールド6の接着材の表面が、受け止め面9の非光照射領域11となる。
このように、実施例1のFPDによれば、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側において、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8と全面的に当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面9は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域10と光照射領域の外側の非光照射領域11との高さが揃えられていて、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8が全面にわたって満遍なく受け止め面に当接した状態で受け止められるので、電荷読み出し用基板2の撓みを抑えることができる。
よって、実施例1のFPDの場合、放射線入射側に配設されている直接変換型の変換層である半導体膜1から入射放射線で生じた電荷を読み出す電荷読み出し用基板2を、撓ませずに支持することができる。
また、実施例1のFPDの受け止め面9では光照射領域10と非光照射領域11との高さの違いが1.0mm以下であることが好ましく、更には0.2mm以下であることがより好ましい。光照射領域10と非光照射領域11との高さの違いが1.0mm以下であると、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8が、より満遍なく受け止め面9に当接するので、電荷読み出し用基板2が撓むのを確実に抑えられる。光照射領域10と非光照射領域11との高さの違いが0.2mm以下であると、電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8の全体が受け止め面9にピッタリ当接するので、電荷読み出し用基板2が撓むのをより確実に抑えられる。
加えて、実施例1のFPDの場合、電荷読み出し用基板2の支持機能を発揮する基板支持部材5を受け止め面9の非光照射領域11に対応する位置に光照射機構4の非構成要素として備えていて、基板支持部材5が電磁シールド6と協働して電荷読み出し用基板2の支持機能を光照射機構4とは別に発揮するので、電荷読み出し用基板2の支持が確実なものとなる。
さらに、実施例1のFPDの場合、電磁シールド6の厚み調整、あるいは、光拡散シート4A2の厚み調整により、受け止め面9の光照射領域10や非光照射領域11の高さの微調整ができるので、光照射領域10と非光照射領域11の高さを正確かつ容易に揃えられる。
続いて、この発明の実施例2に係るFPDを図面を参照しながら説明する。図4は実施例2のFPDの要部構成を示す断面図である。
実施例2のFPDは、実施例1のFPDにおける基板支持部材5に替わるものとして、検出特性改善用の光が通る区域が開口12Aとなっていると共に支持機能を発揮する枠状側壁部12Bを有する光照射機構4の非構成要素としての有底平箱状体12を受け止め面9の非光照射領域11に対応する位置に備えている以外は、実施例1と同様であるので、共通点の説明は省略し、相違点のみを説明する。
実施例2のFPDの場合、図4に示すように、光照射機構4の導光板4Aが光導出側の表面を有底平箱状体12の開口12A側に向けた状態で光源4Bと共に有底平箱状体12の底に据えられている。有底平箱状体12の枠状側壁部12Bは電荷読み出し用基板2の支持機能を発揮するのに加え、導光板4Aや光源4Bも有底平箱状体12は底部12Cで支えられているかたちとなる。有底平箱状体12は、図4に一点鎖線で示すように、収納ケース(全体の図示は省略)の内側面に設けられた受け台HDに据え付けられており、半導体膜1および電荷読み出し用基板2は、導光板4Aと有底平箱状体12を介して収納ケースに固定されていることになる。
また、有底平箱状体12の底に据えられている導光板4Aは、導光板4Aの光導出側の表面を有底平箱状体12の開口12Aの側に向けた状態で据えられていて、検出特性改善用の光は導光板4Aを経て有底平箱状体12の開口12Aから照射される。
加えて、導光板4が有底平箱状体12の底に据えられていることにより、導光板4Aの厚みが、有底平箱状体12の底から受け止め面9の光照射領域10である導光板4の光導出側の表面までの高さに等しい関係にあるので、受け止め面9における光照射領域10と非光照射領域11の高さを揃え易くなる。
なお、有底平箱状体12は板状基材に座繰り加工で導光板4を収める凹部を形成することにより製作したり、別々に作成した枠状側壁部12Bと底部12Cを組み付けること等により製作できる。
続いて、この発明の実施例3に係るFPDを図面を参照しながら説明する。図5は実施例3のFPDの要部構成を示す断面図である。
実施例3のFPDは、実施例2のFPDにおいて、有底平箱状体12の底面12aと導光板4の裏面4aの間に2枚構成のシート状シム13が介在している以外は、実施例2と同様であるので、共通点の説明は省略し、相違点のみを説明する。
実施例3のFPDは、図5に示すように、シート状シム13が例えば厚み0.1mm〜0.3mm程度のシム用薄層体13A,13Bを重ね合わせた構成となっている。ただし、シート状シム13を構成するシム用薄層体の枚数は、特定の数に限られるものではなく、1枚でもよいし、3枚以上でもよい。また、各シム用薄層体の厚みも、全て同一の厚みである必要はなく、シム用薄層体の間で異なっていてもよい。具体的なシム用薄層体としては、プラスチック製シートや金属製シート等が挙げられる。
実施例3のFPDの場合、有底平箱状体12の底面12aと導光板4の裏面4aの間にシート状シム13が介在しているので、シート状シム13の厚み調整により、受け止め面9における光照射領域10である導光板4aの光導出側の表面の高さの微調整が可能であるので、光照射領域10と非光照射領域11の高さを正確かつ容易に揃えられる。
続いて、この発明の実施例4に係るFPDを図面を参照しながら説明する。図6は実施例4のFPDの要部構成を示す断面図である。
実施例4のFPDは、実施例1のFPDにおいて、受け止め面9の広さを有する透明プレート14が電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8に直に接する状態で介設されていて、透明プレート14の表面が受け止め面9全体を構成している以外は、実施例1と同様であるので、共通点の説明は省略し、相違点のみを説明する。
実施例4のFPDの場合、電荷読み出し用基板2を支える受け止め面9全体が1枚の透明プレート14の表面であるので、受け止め面9の光照射領域10と非光照射領域11が共に透明プレート14の同一表面に在ることになる結果、光照射領域10と非光照射領域11の高さを正確かつ容易に揃えられる。
なお、透明プレート14が透明プレート本体(図示省略)と透明プレート本体の表面の少なくとも一部に積層された接着材とからなり、接着材によって電荷読み出し用基板2の放射線非入射側面8に接着されている場合、接着材の存在するところは、接着材の表面が受け止め面9を構成することになる。
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例2または実施例3のFPDにおいて、実施例4のように、透明プレート14を介設させた他は同一の構成のFPDを、それぞれ変形例として挙げられる。
(2)実施例1〜4のFPDは直接変換型のFPDであったが、この発明は間接変換型のFPDにも適用することができる。
(3)実施例1〜4のFPDは、医用分野以外に、非破壊検査などの工業用分野、あるいは原子力用分野に用いることができる。
実施例1のFPDの要部構成を示す断面図である。 実施例1のFPDにおける変換層としての半導体膜と電荷読み出し用基板を示す平面図である。 実施例1のFPDの電荷読み出し用基板の放射線非入射側面と電荷読み出し用基板を支える受け止め面を示す模式的断面図である。 実施例2のFPDの要部構成を示す断面図である。 実施例3のFPDの要部構成を示す断面図である。 実施例4のFPDの要部構成を示す断面図である。 従来のFPDの基本構成を示す断面図である。
符号の説明
1 …半導体膜(変換層)
2 …電荷読み出し用基板
4 …光照射機構
4A …導光板
4A1 …導光板本体
4A2 …光拡散シート
4a …(導光板の)裏面
4B …光源
5 …基板支持部材
6 …電磁シールド
8 …放射線非入射側面
9 …受け止め面
10 …光照射領域
11 …非光照射領域
12 …有底平箱状体(基板支持部材)
12A …開口
12a …(有底平箱状体の)底面
12B …枠状側壁部
13 …シート状シム
14 …透明プレート

Claims (8)

  1. 光または放射線を電荷情報に変換する変換層と、変換された電荷情報を読み出す電荷読み出し用基板を備えているのに加え、電荷読み出し用基板の放射線非入射側から電荷読み出し用基板ごしに前記変換層に検出特性改善用の光を照射する光照射機構を備えていて、電荷読み出し用基板が放射線非入射側で受け止められて支持されている2次元放射線検出器において、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面と当接して電荷読み出し用基板を受け止めている受け止め面は、検出特性改善用の光を照射する光照射領域と、この光照射領域の外側の非光照射領域とであって、前記両領域の高さが揃えられていることを特徴とする2次元放射線検出器。
  2. 請求項1に記載の2次元放射線検出器において、電荷読み出し用基板の支持機能を発揮する基板支持部材を受け止め面の非光照射領域に対応する位置に備えている2次元放射線検出器。
  3. 請求項1または2に記載の2次元放射線検出器において、受け止め面における光照射領域と非光照射領域との高さの違いが1.0mm以下である2次元放射線検出器。
  4. 請求項2または3に記載の2次元放射線検出器において、光照射機構が、電荷読み出し用基板の放射線非入射側面に検出特性改善用の光を導く導光板と、導光板および基板支持部材の間に配置されている検出特性改善用の光を放出する光源を有するのに加えて、光源および基板支持部材と電荷読み出し用基板との間に電磁シールドが介在しており、導光板の光導出側の表面が受け止め面の光照射領域となり、電磁シールドの表面が受け止め面の非光照射領域となっている2次元放射線検出器。
  5. 請求項4に記載の2次元放射線検出器において、導光板は、導光板本体と導光板本体の光照射面側に積層された光拡散シートとを有し、受け止め面の光照射領域である導光板の光導出側の表面が光拡散シートの表面である2次元放射線検出器。
  6. 請求項2から5のいずれかに記載の2次元放射線検出器において、基板支持部材は、検出特性改善用の光が通る区域が開口となっていると共に支持機能を発揮する枠状側壁部を有する有底平箱状体であり、有底平箱状体の底に導光板が光導出側の表面を有底平箱状体の開口側に向けた状態で据えられている2次元放射線検出器。
  7. 請求項6に記載の2次元放射線検出器において、有底平箱状体の底面と導光板の裏面の間にシート状シムが介在している2次元放射線検出器。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の2次元放射線検出器において、受け止め面の広さを有する透明プレートが電荷読み出し用基板の放射線非入射側面に直に接する状態で介設されていて、透明プレートの表面が受け止め面全体を構成している2次元放射線検出器。
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