JP2006319414A - 光または放射線の検出器及びこれを備えた光または放射線の撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 入射する光または放射線に応じた電気信号を好適に増幅することができる光または放射線用検出器及びこれを備えた光または放射線撮像装置を提供する。
【解決手段】 FPD1の検出面は検出領域A1、A2、A3に区画されて、各検出領域A1、A2、A3から得られる電気信号は、それぞれ異なる増幅率で増幅される。このFPD1を行方向uに移動させつつ、時刻T1、T2、T3で撮影を行う。これにより、FPD1の検出面上に形成されるX線の強度分布である検出対象Pの各部位P1、P2、……について、各検出領域A1、A2、A3が重複して検出する。したがって、検出対象Pの同一の部位について、異なる増幅率で増幅された複数種類の信号が取得される。取得された信号を適宜に選択してX線画像を生成すれば、実質的にダイナミックレンジを広くすることができる。
【選択図】 図5
【解決手段】 FPD1の検出面は検出領域A1、A2、A3に区画されて、各検出領域A1、A2、A3から得られる電気信号は、それぞれ異なる増幅率で増幅される。このFPD1を行方向uに移動させつつ、時刻T1、T2、T3で撮影を行う。これにより、FPD1の検出面上に形成されるX線の強度分布である検出対象Pの各部位P1、P2、……について、各検出領域A1、A2、A3が重複して検出する。したがって、検出対象Pの同一の部位について、異なる増幅率で増幅された複数種類の信号が取得される。取得された信号を適宜に選択してX線画像を生成すれば、実質的にダイナミックレンジを広くすることができる。
【選択図】 図5
Description
この発明は、医療分野、工業分野等に用いられて光または放射線を検出する検出器及びこれを備えた光または放射線の撮像装置に関する。
光または放射線用検出器として近年、フラットパネル型検出器(または、「二次元センサ」ともいい、以下では適宜「FPD」と記載する)が用いられる。FPDは、検出素子が行列状に配置されているアクティブマトリクス基板と、各検出素子から電気信号を読出し駆動する駆動基板と、増幅器とA/D変換器が設けられた信号処理基板とを備えている。
各検出素子は光感応型または放射線感応型のセンサとスイッチング素子等で構成されている。駆動基板は、このスイッチング素子にゲートパルスを与えて、各スイッチング素子に接続されるセンサから電気信号から読み出す。読み出された電気信号は、信号処理基板に送られて、所定の増幅率で増幅され、デジタル化される。なお、全てのセンサから信号が読み出されることで、画像の全画素分のデータが収集される。
ここで、増幅器の増幅率を切り替えられるように制御することで、ダイナミックレンジを広げることができる。この場合、操作者が照射条件や被検体に応じて手動で増幅率を制御するものや、設定された条件に基づいて自動的に増幅率を制御するものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置において、増幅器の増幅率は全てのセンサに一律に設定され、センサからの読出しが終わるまで変更されることはない。そのため、光または放射線の線量の不足や過剰、被検体の透過率の高低により、得られるデジタル信号が低い範囲に集中することや、上限値を超えること(オーバーフロー)や、1つの画像の中に双方が混在することが起こり得る。この場合、画像情報が欠落し適切な画像表示が行われない。このように、増幅率を切り替え制御しても、結局ダイナミックレンジが不足してしまう可能性があり、高品質な画像を得ることが困難である。
すなわち、従来の装置において、増幅器の増幅率は全てのセンサに一律に設定され、センサからの読出しが終わるまで変更されることはない。そのため、光または放射線の線量の不足や過剰、被検体の透過率の高低により、得られるデジタル信号が低い範囲に集中することや、上限値を超えること(オーバーフロー)や、1つの画像の中に双方が混在することが起こり得る。この場合、画像情報が欠落し適切な画像表示が行われない。このように、増幅率を切り替え制御しても、結局ダイナミックレンジが不足してしまう可能性があり、高品質な画像を得ることが困難である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、入射する光または放射線に応じた電気信号を好適に増幅することができる光または放射線用検出器及びこれを備えた光または放射線撮像装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、交差する2軸方向である行と列に沿って配列され、光または放射線を検出する複数個の検出素子と、列方向に並ぶ検出素子列ごとに読み出された電気信号を増幅する複数個の増幅手段と、を備える光または放射線の検出器において、全ての検出素子から形成される検出面は、少なくとも1つの検出素子列を含む複数の検出領域に区分され、前記増幅手段は、検出領域ごとに異なる増幅率が設定されていることを特徴とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、交差する2軸方向である行と列に沿って配列され、光または放射線を検出する複数個の検出素子と、列方向に並ぶ検出素子列ごとに読み出された電気信号を増幅する複数個の増幅手段と、を備える光または放射線の検出器において、全ての検出素子から形成される検出面は、少なくとも1つの検出素子列を含む複数の検出領域に区分され、前記増幅手段は、検出領域ごとに異なる増幅率が設定されていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、増幅手段によって、検出素子から読み出された電気信号は、検出領域ごとに異なる増幅率で増幅される。すなわち、仮に一の検出領域から得られた電気信号を増幅した信号が、低すぎたり、または、高すぎたり(オーバーフロー)であっても、他の検出領域では適正な信号を得ることができる。このような光または放射線検出器によれば、好適な増幅率が設定されている検出領域を選択的に使用することができる。また、増幅率を変えて電気信号を増幅した信号の中から適正な信号を選択することができる。なお、放射線とは、X線、γ線のような電磁波である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光または放射線の検出器と、前記検出器に検出される光または放射線の強度分布を与える検出対象に対して、前記検出器を行方向に相対的に変位させる変位手段と、各検出素子から電気信号の読み出しを行うタイミングを制御する制御手段と、を備える光または放射線の撮像装置において、前記変位手段によって前記検出器が相対的に変位して、前回の読み出し時において一の検出領域が検出した検出対象の部位と同一の部位を、他の検出領域が検出し得る時に、前記制御手段は次の読み出しを行うように制御することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、変位手段は、検出対象に対して光または放射線検出器を、検出素子列に直交する方向に相対的に変位させる。これにより、各検出領域はそれぞれスライドすることで検出対象の全体を検出することができる。制御手段は、前回の読み出し時において一の検出領域が検出した検出対象の部位と同一の部位を、他の検出領域が検出し得る時に、次の読み出しを行うので、検出対象の同一の部位を複数の検出領域によって効率よく検出する。よって、検出対象の同一の部位について、異なる増幅率で増幅された複数種類の信号を取得することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の光または放射線の撮像装置において、検出領域を構成する検出素子列の数が、各検出領域間で同じであり、前回の読み出し時における一の検出領域が検出した検出対象の部位と、次の読み出し時における他の検出領域が検出する検出対象の部位とが重複することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、各検出領域間で行方向の長さが等しいので、前回の読み出し時に各検出領域が検出した検出対象の部位を、次の読み出し時にそれぞれ他の検出領域が過不足なく検出することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の光または放射線の撮像装置において、前記変位手段は、前記検出器を行方向に移動させる検出器移動手段であり、前記検出器移動手段により前記検出器が移動して、前回の読み出し時において一の検出領域が配置されていた位置に、他の検出領域が配置される時に、次の読み出しが行われることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項4に記載の発明によれば、このような検出器移動手段を備えることで、検出対象に対して光または放射線検出器から好適にデータを読み出すことができる。
なお、本明細書は、次のような光または放射線用撮像装置に係る発明も開示している。
(1)請求項2から請求項4のいずれかに記載の光または放射線の撮像装置において、さらに、同一の検出対象の部位を検出して得られた電気信号を異なる増幅率で増幅した複数のデータの中から、画像の生成に用いる画像データとしていずれかを選択する選択手段を備えていることを特徴とする光または放射線の撮像装置。
前記(1)に記載の発明によれば、選択手段を備えることで、生成される画像は、適切な増幅率で増幅された電気信号に基づいて生成することができる。
(2)請求項2から請求項4のいずれかに記載の光または放射線の撮像装置において、さらに、光または放射線を照射する照射手段を備え、前記制御手段により読み出しを行うタイミングに同期して、前記照射手段は光または放射線を照射することを特徴とする光または放射線の撮像装置。
前記(2)に記載の発明によれば、各検出素子から電気信号を読み出す時のみ、光または放射線を照射させるので、光または放射線の照射量を低減できる。
この発明に係る光または放射線の検出器によれば、増幅手段によって、検出素子から読み出された電気信号は、検出領域ごとに異なる増幅率で増幅される。このような光または放射線の検出器によれば、各検出領域のうち、好適な増幅率が設定されている検出領域から得られる、電気信号を増幅した信号を選択することができる。これによって、仮に一の検出領域から得られる、電気信号を増幅した信号が、低すぎたり、または、高すぎたり(オーバーフロー)であっても、他の検出領域では適正な信号を得ることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1に係るフラットパネル型X線検出器の要部の垂直断面図であり、図2は、フラットパネル型X線検出器の平面図である。フラットパネル型X線検出器1は、この発明における光または放射線の検出器に相当する。
図1は、実施例1に係るフラットパネル型X線検出器の要部の垂直断面図であり、図2は、フラットパネル型X線検出器の平面図である。フラットパネル型X線検出器1は、この発明における光または放射線の検出器に相当する。
図1に示すように、本実施例に係るフラットパネル型X線検出器(以下、適宜「FPD」という)1は、バイアス電圧を印加する印加電極3と、X線を電気信号に変換するX線変換層4と、変換された電気信号を収集する電荷収集電極5とアクティブマトリクス基板7とを備え、これらが、X線の入射側から順に積層されている。すなわち、FPD1は、直接、X線を電気信号に変換する直接変換タイプである。
X線変換層4としては、アモルファス・セレン等が例示される。また、アクティブマトリクス基板7としては、電気絶縁性を有するガラス基板等が例示される。このアクティブマトリクス基板7に、以下に説明する回路が蒸着される。
電荷収集電極5は、平面視2次元マトリクス状に分離形成されている。さらに、アクティブマトリクス基板7上には、電荷収集電極5ごとに、電気信号を蓄積するコンデンサCaと、電荷収集電極5とコンデンサCaとをソースSに接続し、電気信号を取り出すスイッチング素子である薄膜トランジスタ(Thin Film Transistors)Trとが分離形成されている。これら1組の電荷収集電極5とコンデンサCaと薄膜トランジスタTrとは、これに応じた領域のX線変換層4および印加電極3とを併せて、1個の検出素子dを構成する。
したがって、FPD1の検出面には、図2に示すように、多数個の検出素子dが、交差する2軸方向である行方向uと列方向vに配列されていると見ることができる。図2では、便宜上、簡略化して図示しているが、実際は、例えば縦30cm×横30cm程の広さの検出面には、縦4096個×横4096個の検出素子dが配列されている。なお、各検出素子dは、生成されるX線画像を構成する各画素と対応関係にある。
さらに、アクティブマトリクス基板7には、検出素子dの行ごとにゲートライン11が敷設されているとともに、検出素子dの列ごとにデータライン13とが敷設されている。各ゲートライン11は、各行の薄膜トランジスタTrのゲートに共通接続されている。また、各データライン13は、各列の薄膜トランジスタTrのドレインに共通接続されている。すなわち、ゲートライン11は行方向uに設けられ、データライン13は列方向vに設けられている。
FPD1は、さらに、アクティブマトリクス基板7の一端側に、駆動基板15を、他の一端側に信号処理基板17とを有している。
駆動基板15には、アクティブマトリクス基板7から引き出された各ゲートライン11が接続されている。
信号処理基板17には、データライン13の本数と同数の増幅器21とA/D変換器23が設けられている。各データライン13は、アクティブマトリクス基板7から引き出されて、1本ずつ各増幅器21の入力側に接続され、増幅器21の出力側にA/D変換器23が接続されている。
各増幅器21は、複数本のデータライン13ごとに予め異なる増幅率が設定されている。本実施例では、全てのデータライン13を3つのデータライン群13a、13b、13cに等分し、各データライン群13a、13b、13cに接続される増幅器21a、21b、21cの増幅率を、それぞれ1倍、4倍、16倍に予め設定している。なお、データライン群13a、13b、13c、または増幅器21a、21b、21cを特に区別しないときは、ゲートライン13、または増幅器21と記載する。また、増幅器21は、この発明における増幅手段に相当する。
したがって、各検出素子dは、データライン群13a、13b、13cを介して、それぞれ増幅率の異なる増幅器21a、21b、21cに接続されている。本明細書では、FPD1の検出面において、各増幅器21a、21b、21cに応じた検出素子dを含む領域を、それぞれ検出領域A1、A2、A3と呼ぶ。なお、FPD1の検出面とは、全ての各検出素子dによって囲まれている領域である。各検出領域A1、A2、A3を特に区別しない場合は、検出領域Aと総称する。
なお、各データライン群13a、13b、13cに含まれるデータライン13の本数は、互いに同数であるので、各検出領域Aの行方向uの長さは同じである。
このようなFPD1内の動作について説明する。印加電極3にバイアス電圧を印加した状態でX線が入射すると、X線変換層4において電気信号が発生し、この電気信号は電荷収集電極5を介してコンデンサCaに蓄積される。
駆動基板15は、順次にゲートライン11を選択してゲートパルスを出力する。各薄膜トランジスタTrのゲートには、1行ごとにゲートパルスが供給される。各コンデンサCaに蓄積された電気信号は、オン状態に移行した薄膜トランジスタTrを経由して各データライン13に読み出される。読み出された電気信号は信号処理基板17に供給される。
信号処理基板17では、各増幅器21が電気信号を増幅する。なお、各増幅器21a、21b、21cに入力される電気信号は、それぞれ検出領域A1、A2、A3内の検出素子dから読み出されたものである。A/D変換器23は、増幅された電気信号をデジタル信号に変換する。
このように、実施例1に係るFPD1によれば、増幅率の異なる増幅器21a、21b、21cを備えているので、一様な構造をもつ検出対象に対し検出素子dから読み出された電気信号を異なる増幅率で増幅することができる。すなわち、一の検出領域Aから得られたデジタル信号が、低すぎたり、または、高すぎたり(オーバーフロー)であっても、他の検出領域Aでは適正なデジタル信号を得ることができる。このようなFPD1によれば、好適な増幅率が設定されている検出領域Aを選択的に使用することができる。また、増幅率を変えて得られる複数種類のデジタル信号の中から適正なデジタル信号を選択することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例2を説明する。
図3は、実施例2に係るX線撮像装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施例1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
図3は、実施例2に係るX線撮像装置の概略構成を示すブロック図である。なお、実施例1と同じ構成については同符号を付すことで詳細な説明を省略する。
本実施例2のX線撮影装置は、被写体Mを載置する天板31と、被写体MにX線を照射するX線管33と、被検体Mを透過したX線を検出するFPD1と、X線管33の管電圧や管電流を制御するX線管制御部35と、FPD1を行方向uに移動させるFPD移動機構37と、FPD1の各検出素子dから電気信号を読み出すタイミングを制御する読出し制御部39と、FPD1から出力されたデジタル信号を処理し、画像データを生成する画像処理部41と、生成された画像データに基づいてX線画像を表示するモニタ43とを備えている。FPD1は、この発明における光または放射線の検出器に相当する。X線管33は、この発明における照射手段に相当する。
さらに、画像処理部41は、信号記憶部45と信号選択部47と画像生成部49とを備えている。
天板31は、X線透過材料などで構成される。X線管33とFPD1とは、天板31を挟んで対向配置される。X線管33は、X線管制御部35の制御のもと、所定の線量のX線を被検体Mに照射する。なお、X線照射のタイミングは、読出し制御部39がX線管制御部35を操作することで与えられる。
FPD移動機構37は、FPD1を行方向uに移動する。なお、行方向uとは、各増幅器21に接続される検出素子dが並ぶ方向である。本実施例では、各データライン13が設けられる方向とも同じ方向となる。FPD移動機構37は、この発明における検出器移動手段に相当する。
読出し制御部39は、直接的にはFPD1内の駆動基板15と信号処理基板17とを制御して、各検出素子dから電気信号を読み出すように制御する。この読み出しのタイミングは、FPD移動機構37によるFPD1の移動量に基づいて規定される。読出し制御部39は、この発明における制御手段に相当する。
画像処理部41の各部について説明する。なお、画像処理部41の各部の諸機能は、各種処理を実行する中央演算処理装置(CPU)や、演算処理の作業領域となるRAM(Random-Access Memory)や、各種情報を記憶する固定ディスク等の記憶媒体等によって実現されている。
信号記憶部45は、FPD1内の信号処理基板17に設けられるA/D変換器23の出力側と接続されている。そして、A/D変換器23から出力されるデジタル信号を記憶する。信号記憶部45は、記憶手段に相当する。
信号選択部47は、X線の強度分布である検出対象の同一の部位に応じた複数種類のデジタル信号の中から、いずれかを選択する。本実施例では、一つのアルゴリズムとして、まず、デジタル信号の値がオーバーフローして上限値となったものを除く。次に、上限値以外のデジタル信号の中から、最も高い増幅率で増幅される検出領域Aから得られるデジタル信号を選択する。信号選択部47は、この発明における選択手段に相当する。
画像生成部49は、選択されたデジタル信号に基づいて所定の処理を行い、X線画像を生成する。
次に、図4を参照して、実施例2に係るX線撮影装置の各動作について説明する。図4は、X線画像を取得する処理を示すフローチャートである。
<ステップS1> FPD1を行方向uに移動させる
FPD移動機構37は、FPD1を行方向uに移動させる。
FPD移動機構37は、FPD1を行方向uに移動させる。
図5を参照する。図5は、検出対象とFPDとの位置関係を示す模式図であり、(a)は平面図であり、(b)は各時刻の正面図である。図5(a)に示すように、検出対象Pは、FPD1によって検出される対象である。より詳しくは、被検体Mを透過したX線によってFPD1の検出面上に形成されるX線の強度分布である。したがって、検出対象Pは被検体Mではない。また、検出対象Pを区画した各部位には、符号「P1、P2、………、P5」を付す。
図5(b)に示すように、FPD1を位置Q1から行方向uに位置Q2、位置Q3とスライド移動させる。各位置Q1、Q2、Q3にFPD1が移動したときの時刻をそれぞれ時刻T1、T2、T3とする。なお、FPD1の位置は、行方向uのみであり、列方向vには全く移動しない。また、FPD1が移動する範囲は、便宜上、行方向uに対してu1からu6の範囲として図示したが、特にこの範囲に限られるものではなく、検出対象Pに応じて、適宜に移動範囲が設定される。
<ステップS2> X線を照射するとともに、各検出素子dから電気信号を読み出す
読出し制御部39は、FPD移動機構37によるFPD1の移動量に基づいて、X線を照射するようにX線管制御部35を操作し、かつ、各検出素子dから電気信号を読み出すようにFPD1を制御する。ここで、X線を照射するタイミングと、電気信号を読み出すタイミングとは、同期させる。以下では、X線の照射と、電気信号の読出しとを併せて、単に「撮影」という。また、FPD1の移動量とは、各検出領域Aの行方向uの長さに相当する距離aをFPD1が移動した時ごとに行われる。
読出し制御部39は、FPD移動機構37によるFPD1の移動量に基づいて、X線を照射するようにX線管制御部35を操作し、かつ、各検出素子dから電気信号を読み出すようにFPD1を制御する。ここで、X線を照射するタイミングと、電気信号を読み出すタイミングとは、同期させる。以下では、X線の照射と、電気信号の読出しとを併せて、単に「撮影」という。また、FPD1の移動量とは、各検出領域Aの行方向uの長さに相当する距離aをFPD1が移動した時ごとに行われる。
図5(b)を参照する。時刻T1において、位置Q1にあるFPD1は、1回目の撮影を行う。2回目の撮影のタイミングは、FPD1が1回目の撮影時刻T1の位置Q1から、距離Lを移動した時刻T2となる。また、3回目の撮影のタイミングは、FPD1が2回目の撮影時刻T2の位置Q2から、距離Lを移動した時刻T3となる。
なお、図5において、行方向uに付した座標情報u1〜u6の間隔は、距離aとしている。
言い換えれば、先の撮影のタイミングである時刻T1において検出領域A3が配置されていた位置(u3−u4)に、検出領域A2、または検出領域A1が配置される時刻である時刻T2、または時刻T3において、2回目、3回目の撮影を行うことになる。
また、検出対象Pについて見ると、先の撮影のタイミングである時刻T1において検出領域A3が検出した検出対象Pの部位と、時刻T2、時刻T3で検出領域A2、A1が検出する検出対象Pの部位とは部位P3で同一となり、各検出領域Aで検出対象Pの部位P3を重複して検出することになる。なお、時刻T1から時刻T3において、天板31とX線管33の位置は移動しないので、時刻T2、時刻T3において検出領域A2、A1が検出する検出対象Pの部位はP3と同一となる。
なお、撮影(読出し)のタイミングは、時刻T1〜T3の3回に限られず、FPD1の移動範囲に応じて、適宜の回数に渡って行われる。
<ステップS3> 電気信号を増幅し、デジタル化して記憶する
ステップS2で読み出された各検出素子dから読み出された電気信号は、それぞれ増幅器21a、21b、21cにより所定の増幅率で増幅される。増幅された電気信号は、A/D変換器23によりデジタル信号に変換される。デジタル信号は、FPD1から信号記憶部45に出力される。信号記憶部45は、デジタル信号を記憶する。このデジタル信号は、各検出素子dに応じた画素に対応付けられている。
ステップS2で読み出された各検出素子dから読み出された電気信号は、それぞれ増幅器21a、21b、21cにより所定の増幅率で増幅される。増幅された電気信号は、A/D変換器23によりデジタル信号に変換される。デジタル信号は、FPD1から信号記憶部45に出力される。信号記憶部45は、デジタル信号を記憶する。このデジタル信号は、各検出素子dに応じた画素に対応付けられている。
図6を参照する。図6は、信号記憶部45に記憶されるデジタル信号の構成を示す模式図であり、(a)、(b)、(c)はそれぞれ時刻T1、時刻T2、時刻T3に得られたものである。また、図6では、便宜上、1フレームは、3×3の合計9画素に区画されているものとしている。また、各画素のデジタル信号は、A/D変換器23の特性に依存するが、本実施例では13ビット幅で0から8191までの出力範囲内の値を取り得るものとする。さらに、図6に示す検出領域A1、A2、A3と、これらによって検出された検出対象Pの部位P1、P2、……、P5は、図5に対応する。
図6に示すように、デジタル信号は、各時刻T1、T2、T3ごとに得られたフレームごとに、記憶されている。
<ステップS4> デジタル信号を選択する
信号選択部47は、複数種類のデジタル信号の中から、画像生成に用いるデジタル信号を選択する。
信号選択部47は、複数種類のデジタル信号の中から、画像生成に用いるデジタル信号を選択する。
図6を参照して、検出対象Pの部位P3に応じたデジタル信号を選択する場合を考える。検出対象Pの部位P3に応じたデジタル信号は、上段、中段、下段に区画された3個の画素のデジタル信号である。検出対象の部位P3は、撮影の時刻T1、T2、T3にそれぞれ検出領域A3、A2、A1で検出されているので、各画素についてそれぞれ3種類のデジタル信号が得られている。図6(a)、(b)、(c)の各図において、これらのデジタル信号を枠で囲んで明示している。たとえば、上段の画素については、(819、245、62)の3種類のデジタル信号が得られている。
信号選択部47は、まず、デジタル信号の値がオーバーフローして上限値(8191)となったものを除く。図6に示すように、時刻T1に検出領域A3から得られた下段の画素のデジタル信号が上限値(8191)となっているので、このデジタル信号は除かれる。
次に、上限値以外のデジタル信号の中から、最も高い増幅率で増幅される検出領域Aから得られるデジタル信号を選択する。ここで、検出領域A1、A2、A3に対応する各増幅器21a、21b、21cの増幅率は、それぞれ1倍、4倍、16倍である。よって、上段と中段の画素については、時刻T1において検出領域A1から得られたデジタル信号(上段は819であり、下段は4874である)が選択される。また、下段の画素については、検出領域A1から得られたデジタル信号は除かれたので、検出領域A2から得られたデジタル信号(2115)が選択される。但し、得られた値は、それぞれの増幅率を考慮して換算される。この例では、全て増幅率16倍にあわせている。デジタル信号(2115)は増幅率4倍のデータなので、4を乗じて最終的なデータ(8460)とされる。
この結果、検出対象Pの部位P3について、図7に示すように、画素ごとのデジタル信号が選択される。図7は、信号選択部により選択されたデジタル信号である。このようにして、検出対象Pのその他の部位P1等についても、デジタル信号を選択する。
<ステップS5> 画像を生成する
画像生成部49は、信号選択部47により選択されたデジタル信号に基づいて、画像データを生成する。
画像生成部49は、信号選択部47により選択されたデジタル信号に基づいて、画像データを生成する。
このように、実施例2に係るX線撮影装置によれば、FPD移動機構37を備えることで、検出対象Pに対してFPD1を行方向uに好適に変位させることができる。
また、検出対象Pが大きくても、FPD1を移動させることで好適に検出することができるので、FPD1を検出対象Pに合わせて必要以上に大きくすることを要しない。
また、読出し制御部39を備えることで、前回の読み出し時において一の検出領域Aが検出した検出対象Pの部位P1、P2、……と同一の部位を、他の検出領域Aが検出し得る時に、次の読み出しを行うので、検出対象Pの同一の部位を複数の検出領域Aによって効率よく検出する。よって、検出対象Pの同一の部位について、異なる増幅率で増幅された複数種類のデジタル信号を取得することができる。
また、読出し制御部39は各検出素子dから電気信号を読み出すタイミングにのみ、X線を照射させるように制御するので、X線の照射量を低減できる。
また、各検出領域Aの行方向uの長さが互いに等しいので、前回の読み出し時に各検出領域Aが検出した検出対象Pの部位P1、P2、……を、次の読み出し時にそれぞれ他の検出領域Aが過不足なく検出することができる。
また、信号選択部47は、デジタル信号を選択する際、デジタル信号の出力範囲の上限値の値を有するデジタル信号を除くので、オーバーフローした可能性のあるデジタル信号を排除することができる。よって、ダイナミックレンジの不足を招くことがなく、実質的にダイナミックレンジを広くすることができる。
また、上限値以外のデジタル信号の中から、最も高い増幅率で増幅される検出領域Aから得られるデジタル信号を選択するので、誤差を抑制することができる。また、選択されるデジタル信号が低い範囲に集中することがなく、デジタル信号の出力範囲を有効に利用することができる。このため、得られるX線画像の濃度分解能を向上させることができる。
また、画像処理においては、複数種類のデジタル信号を用いて、平均化処理やノイズ低減処理等を行うことが可能であり、これらの処理を行うことにより、さらにX線画像の画質を向上させることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例では、説明の便宜上、FPD1の検出面を区画する検出領域Aの個数や、各増幅器21a、21b、21cの増幅率や、デジタル信号の出力範囲や、各画素のデジタル信号の値を具体的に例示したが、これに限られるものではなく、適宜に設計選択されるものである。
(2)上述した実施例2では、読出し制御部39は、各検出素子dから電気信号を読み出すタイミングと同期して、X線を照射させるように制御していたが、これに限られない。読出しを行う各時刻T1、T2、T3を含む所定の期間にわたって、常にX線を照射させるように制御してもよい。
(3)上述した実施例2では、FPD移動機構37はFPD1をu軸方向に移動させるものとのみ説明した。ここで、FPD1を連続的に移動させてもよいし、各検出領域Aの行方向uの長さに相当する距離aを移動するごとにFPD1を停止してもよい。
(4)また、上述した実施例2では、FPD移動機構37によって、検出対象Pに対してFPD1を行方向uに変位させていたが、これに限られない。天板31を行方向uに移動させる天板移動機構を新たに設けることでX線撮像装置を構成してもよい。この天板移動機構によっても、検出対象Pに対してFPD1を行方向uに相対的に変位させることができる。また、この場合、FPD移動機構37を省略してFPD1を静止させるように構成してもよい。
さらに、この天板移動機構は、X線管33も天板31と同期して行方向uに移動させて、X線管33と天板31との相対的な位置関係を変えないように構成してもよい。
(5)上述した実施例2において、信号選択部47は、所定の条件に合致するデジタル信号を選択するように構成したが、この条件は適宜に設計変更できる。たとえば、複数種類のデジタル信号の平均値等の統計量を算出して、これを画像生成に用いるデジタル信号として扱ってもよい。
(6)上述した各実施例のFPD1において、さらにA/D変換器23によって変換されるデジタル信号を時分割多重化するマルチプレクサを備える構成としてもよい。または、各増幅器21の出力信号を時分割多重化するように、増幅器21とA/D変換器23との間にマルチプレクサを設けてもよい。
(7)上述した各実施例では、FPD1を例に採って説明したが、検出面に複数個の検出素子を有するX線検出器であれば、この発明を適用することができる。
(8)上述した各実施例の検出素子dは、入射したX線をX線変換層4によって電気信号に直接的に変換するものであったが、これに限られない。たとえば、入射したX線をシンチレータによって光に変換し、光感応型の物質で形成された半導体層によってその光を電気信号に変換する間接型の検出素子であってもよい。
(9)また、上述した各実施例においては、X線の入射を検出するFPD1、またはそれを備えたX線撮像装置であったが、入射するものはX線に限定されない。X線以外の放射線、または、光を入射させる場合にも適用できる。
(10)上述した実施例では、FPD1またはX線撮像装置の用途を特定していないが、たとえば、医用分野に用いられるX線撮影装置に適用してもよい。また、X線以外の放射線を用いる装置にも適用することができ、また、非破壊検査、RI(Radio Isotope)検査、および光学検査などの工業分野などに用いられる放射線撮影装置にも適用できる。
1 …フラットパネル型X線検出器(FPD)
21 …増幅器
31 …天板
33 …X線管
35 …X線管制御部
37 …FPD移動機構
39 …読出し制御部
45 …信号記憶部
47 …信号選択部
d …検出素子
M …被写体
A(A1、A2、A3) …検出領域
u …行方向
P …検出対象
P1、P2、P3、P4、P5 …検出対象の部位
21 …増幅器
31 …天板
33 …X線管
35 …X線管制御部
37 …FPD移動機構
39 …読出し制御部
45 …信号記憶部
47 …信号選択部
d …検出素子
M …被写体
A(A1、A2、A3) …検出領域
u …行方向
P …検出対象
P1、P2、P3、P4、P5 …検出対象の部位
Claims (4)
- 交差する2軸方向である行と列に沿って配列され、光または放射線を検出する複数個の検出素子と、列方向に並ぶ検出素子列ごとに読み出された電気信号を増幅する複数個の増幅手段と、を備える光または放射線の検出器において、全ての検出素子から形成される検出面は、少なくとも1つの検出素子列を含む複数の検出領域に区分され、前記増幅手段は、検出領域ごとに異なる増幅率が設定されていることを特徴とする光または放射線の検出器。
- 請求項1に記載の光または放射線の検出器と、前記検出器に検出される光または放射線の強度分布を与える検出対象に対して、前記検出器を行方向に相対的に変位させる変位手段と、各検出素子から電気信号の読み出しを行うタイミングを制御する制御手段と、を備える光または放射線の撮像装置において、前記変位手段によって前記検出器が相対的に変位して、前回の読み出し時において一の検出領域が検出した検出対象の部位と同一の部位を、他の検出領域が検出し得る時に、前記制御手段は次の読み出しを行うように制御することを特徴とする光または放射線の撮像装置。
- 請求項2に記載の光または放射線の撮像装置において、検出領域を構成する検出素子列の数が、各検出領域間で同じであり、前回の読み出し時における一の検出領域が検出した検出対象の部位と、次の読み出し時における他の検出領域が検出する検出対象の部位とが重複することを特徴とする光または放射線の撮像装置。
- 請求項2または請求項3に記載の光または放射線の撮像装置において、前記変位手段は、前記検出器を行方向に移動させる検出器移動手段であり、前記検出器移動手段により前記検出器が移動して、前回の読み出し時において一の検出領域が配置されていた位置に、他の検出領域が配置される時に、次の読み出しが行われることを特徴とする光または放射線の撮像装置。
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WO2012172908A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 医療機器 |
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-
2005
- 2005-05-10 JP JP2005137306A patent/JP2006319414A/ja active Pending
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