JP2009056835A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源電圧低下により電子制御装置60のマイクロコンピュータがリセットしてしまうことを防止する。
【解決手段】 副電源装置50から電子制御装置60へ電源供給する副制御系電源ライン81を設ける。電源制御部62は、主電源電圧v1が主電源判定電圧v1以下になった場合、降圧用スイッチング素子82をオン・オフさせて副電源装置50から電子制御装置60に電源供給する。そして、副電源電圧v2が副電源判定電圧v2ref以下になったとき、副電源リレー51をオフにして、副電源装置50からモータ駆動回路30への電源供給を停止し、電子制御装置60への電源供給を継続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主電源装置と副電源装置との両方を使って電気アクチュエータに電力を供給して転舵力を発生させるステアリング装置に関する。
従来から、例えば、電動パワーステアリング装置においては、操舵ハンドルの回動操作に対して操舵アシストトルクを付与するように電動モータを備え、電動モータの通電制御により適切な操舵アシストトルクを発生させる。操舵アシストトルクは、運転者が操舵ハンドルに入力した操舵トルクが大きいほど、また、低車速になるほど、大きな値に設定される。電動パワーステアリング装置は、こうした操舵アシスト制御を行うための電源として車載バッテリを使用する。
しかし、据え切り操作時などにおいては車載バッテリだけでは電力不足を生じることがある。そこで、例えば、特許文献1に提案された装置では、車載バッテリを補助する副電源装置を備えている。副電源装置は、車載バッテリ(以下、主電源装置と呼ぶ)からモータ駆動回路への電源供給ラインに並列に接続される。
この提案された電動パワーステアリング装置においては、モータ駆動用電力が主電源装置から引き出されるが、据え切り操作時など主電源装置の電源能力だけでは電力不足を生じるときに、その電力不足分が副電源装置から引き出される。また、直進走行時など電力消費が少ないときには、主電源装置の電力が副電源装置に充電される。
特開2007−91122
しかしながら、主電源装置が劣化している場合には、副電源装置により電源供給を補助しても電力不足を生じてしまうことがある。この場合、主電源装置と副電源装置の電源電圧が低下し、以下の問題を招く。
電動パワーステアリング装置は、電動モータを駆動制御するためにマイクロコンピュータを主要部とした電子制御装置を備える。この電子制御装置は、主電源装置から電源供給される。このため、主電源装置の電源電圧が低下してマイクロコンピュータの最低作動電圧を下回ると、マイクロコンピュータがリセットしてしまう。マイクロコンピュータがリセットすると、操舵アシスト制御が突然停止するだけでなく、電源電圧が復帰しても、初期診断等を行うため操舵アシスト制御をすぐに再開できない。
本発明の目的は、上記問題に対処するためになされたもので、主電源装置が劣化している場合であっても、電子制御装置のマイクロコンピュータのリセットを防止することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、主電源装置と、上記主電源装置により充電される副電源装置と、車輪を転舵するための転舵力を発生する電気アクチュエータと、上記主電源装置と上記副電源装置とを並列接続した駆動系電源供給回路から電源供給され上記電気アクチュエータを駆動する駆動回路と、上記主電源装置に接続された制御系電源供給回路から電源供給され上記駆動回路に制御信号を出力して上記電気アクチュエータの作動を制御する電子制御装置とを備えたステアリング装置において、上記副電源装置と上記電子制御装置とを接続し、上記副電源装置から上記電子制御装置へ電源供給する副制御系電源供給回路を備えたことにある。
この発明においては、主電源装置と副電源装置とを並列接続した駆動系電源供給回路から電気アクチュエータの駆動回路に電源供給する。つまり、主電源装置と副電源装置との両方から電気アクチュエータの駆動回路に電源供給できる構成となっている。電子制御装置は、駆動回路に制御信号を出力して電気アクチュエータの作動を制御し、この電気アクチュエータの作動により車輪を転舵するための転舵力を発生させる。例えば、電子制御装置は、運転者の操舵操作を検出する操舵操作検出手段を備え、検出した操舵操作に応じて駆動回路に制御信号を出力する。この場合、車輪の転舵軸に軸力を付与して転舵力を発生させてもよいし、操舵ハンドルの操舵軸に操舵力を付与して転舵力を発生させてもよい。
電子制御装置は、主電源装置から電源供給される制御系電源供給回路と、副電源装置から電源供給される副制御系電源供給回路とを接続している。従って、電子制御装置は、主電源装置の電源供給能力が低下して主電源電圧が低下しても、副電源装置から電源供給を受けることができる。この結果、本発明によれば、電子制御装置に電源供給する電源電圧が電子制御装置の最低作動電圧(適正動作が保証される電源電圧範囲の最低値)を下回ってマイクロコンピュータがリセットしてしまうという不具合を抑制することができる。
尚、主電源装置としては、例えば、車両のステアリング装置以外の電気負荷に対しても電源供給する車載電源を用いることができる。
本発明の他の特徴は、上記主電源装置と上記副電源装置の電源供給能力の低下をそれぞれ検出する電源能力低下検出手段と、上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出された場合、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給よりも上記副電源装置から上記電子制御装置への電源供給を優先させる電源制御手段とを備えたことにある。
主電源装置の電源供給能力が低下している状態で副電源装置から駆動回路への電源供給を継続すると、副電源装置の電源供給能力が低下した場合には、副電源装置からも電子制御装置への電源供給を適切に行えなくなるおそれがある。そこで、本発明においては、電源能力低下検出手段により主電源装置と副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出されたとき、電源制御手段が、副電源装置から駆動回路への電源供給よりも副電源装置から電子制御装置への電源供給を優先させる。この結果、副電源装置から電子制御装置への適正な電源供給を維持することが可能となり、電子制御装置の障害(マイクロコンピュータのリセット)を防止することができる。
本発明の他の特徴は、上記電源制御手段は、上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出された場合、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給を禁止して上記副電源装置から上記電子制御装置への電源供給を優先させることにある。
この発明においては、主電源装置と副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出された場合、副電源装置から駆動回路への電源供給を禁止する。従って、副電源装置の保有する電力を電気アクチュエータの駆動のために消費することがなく、電子制御装置への電源供給を確実に行うことができる。
本発明の他の特徴は、上記電源制御手段は、上記副電源装置から上記駆動回路へ電源供給するための電源供給回路を遮断することにより、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給を禁止することにある。
この発明によれば、確実に副電源装置から駆動回路への電源供給を禁止することができる。
本発明の他の特徴は、上記電源能力低下検出手段は、上記主電源装置の電源電圧を検出する主電源電圧検出手段と、上記副電源装置の電源電圧を検出する副電源電圧検出手段とを備え、上記主電源装置の電源電圧が主電源判定電圧以下となり、かつ、上記副電源装置の電源電圧が副電源判定電圧以下となった場合に、上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力が低下したと推定することにある。
この発明においては、主電源装置および副電源装置の電源電圧に基づいて電源供給能力を推定しているため、電源供給能力低下の検出を簡単に行うことができる。また、電子制御装置の障害(マイクロコンピュータのリセット)は、供給される電源の電圧低下によって発生するものであるため、その電圧を直接検出することにより、電源制御手段の障害を確実に防止することができる。
本発明の他の特徴は、上記主電源装置の出力電圧を昇圧する昇圧回路を備え、上記昇圧回路の出力側に上記駆動回路を接続するとともに、上記昇圧回路と上記駆動回路とのあいだに上記副電源装置を並列に接続したことにある。
この発明においては、主電源装置の出力電圧を昇圧回路により昇圧して駆動回路に電源供給する。副電源装置は、昇圧回路の出力側に接続されており主電源装置の電力を充電するとともに、充電した電力を駆動回路に供給する電源装置として機能する。従って、効率よく電気アクチュエータを駆動することができる。つまり、主電源装置および副電源装置の出力電圧を、電気アクチュエータを効率よく作動させる適正電圧に設定することができる。
本発明の他の特徴は、上記副電源装置から上記電子制御装置へ電源供給する副制御系電源供給回路に、上記副電源装置の電源電圧を降圧する降圧回路を設けたことにある。
この発明においては、昇圧回路の昇圧動作により、副電源装置の電源電圧が主電源装置の電源電圧よりも高くなっている。従って、副電源装置の電源電圧を降圧回路により降圧して電子制御装置に電源供給することにより、適正な電源供給を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係るステアリング装置について図面を用いて説明する。図1は、同実施形態として車両の電動パワーステアリング装置の概略構成を表している。
本実施形態の車両の電動パワーステアリング装置は、操舵ハンドル11の操舵操作により転舵輪を転舵するステアリング機構10と、ステアリング機構10に組み付けられ操舵アシストトルクを発生する電動モータ20と、電動モータ20を駆動するためのモータ駆動回路30と、主電源装置100の出力電圧を昇圧してモータ駆動回路30に電源供給する昇圧回路40と、昇圧回路40とモータ駆動回路30との間の電源供給回路に並列接続される副電源装置50と、電動モータ20の作動および装置内の電源供給状態を制御する電子制御装置60とを主要部として備えている。
ステアリング機構10は、操舵ハンドル11の回転操作により左右前輪FWL,FWRを転舵するための機構で、操舵ハンドル11を上端に一体回転するように接続したステアリングシャフト12を備える。このステアリングシャフト12の下端には、ピニオンギヤ13が一体回転するように接続されている。ピニオンギヤ13は、ラックバー14に形成されたラック歯と噛み合って、ラックバー14とともにラックアンドピニオン機構を構成する。ラックバー14の両端には、タイロッド15L,15Rを介して左右前輪FWL,FWRのナックル(図示略)が操舵可能に接続されている。左右前輪FWL,FWRは、ステアリングシャフト12の軸線回りの回転に伴うラックバー14の軸線方向の変位に応じて左右に操舵される。
ラックバー14には、操舵アシスト用の電動モータ20が組み付けられている。電動モータ20の回転軸は、ボールねじ機構16を介してラックバー14に動力伝達可能に接続されていて、その回転により左右前輪FWL,FWRに転舵力を付与して操舵操作をアシストする。ボールねじ機構16は、減速機および回転−直線変換器として機能するもので、電動モータ20の回転を減速するとともに直線運動に変換してラックバー14に伝達する。
ステアリングシャフト12には、操舵トルクセンサ21が設けられる。操舵トルクセンサ21は、操舵ハンドル11の回動操作によってステアリングシャフト12に作用する操舵トルクに応じた信号を出力する。この操舵トルクセンサ21から出力される信号により検出される操舵トルクの値を、以下、操舵トルクTxと呼ぶ。操舵トルクTxは、正負の値により操舵ハンドル11の操作方向が識別される。
電動モータ20には、回転角センサ22が設けられる。この回転角センサ22は、電動モータ20内に組み込まれ、電動モータ20の回転子の回転角度位置に応じた検出信号を出力する。この回転角センサ22の検出信号は、電動モータ20の回転角および回転角速度の計算に利用される。一方、この電動モータ20の回転角は、操舵ハンドル11の操舵角に比例するものであるので、操舵ハンドル11の操舵角としても共通に用いられる。また、電動モータ20の回転角を時間微分した回転角速度は、操舵ハンドル11の操舵角速度に比例するものであるため、操舵ハンドル11の操舵速度としても共通に用いられる。以下、回転角センサ22の出力信号により検出される操舵ハンドル11の操舵角の値を操舵角θxと呼び、その操舵角θxを時間微分して得られる操舵角速度の値を操舵速度ωxと呼ぶ。操舵角θxは、正負の値により操舵ハンドル11の中立位置に対する右方向および左方向の舵角をそれぞれ表す。
モータ駆動回路30は、MOSFETからなる6個のスイッチング素子31〜36により3相インバータ回路を構成したものである。具体的には、第1スイッチング素子31と第2スイッチング素子32とを直列接続した回路と、第3スイッチング素子33と第4スイッチング素子34とを直列接続した回路と、第5スイッチング素子35と第6スイッチング素子36とを直列接続した回路とを並列接続し、各直列回路における2つのスイッチング素子間(31−32,33−34,35−36)から電動モータ20への電源供給ライン37を引き出した構成を採用している。
第1スイッチング素子31,第3スイッチング素子33,第5スイッチング素子35のドレインは、それぞれ後述するモータ駆動ライン113に接続され、第2スイッチング素子32,第4スイッチング素子34,第6スイッチング素子36のソースは、それぞれ接地ライン111に接続される。モータ駆動回路30から電動モータ20への電源供給ライン37には、電流センサ38が設けられる。この電流センサ38は、各相ごとに流れる電流をそれぞれ検出(測定)し、その検出した電流値に対応した検出信号を電子制御装置60に出力する。以下、この測定された電流値を、モータ電流iuvwと呼ぶ。また、この電流センサ38をモータ電流センサ38と呼ぶ。
各スイッチング素子31〜36は、それぞれゲートが電子制御装置60のアシスト制御部61(後述する)に接続され、アシスト制御部61からのPWM制御信号によりデューティ比が制御される。これにより電動モータ20の駆動電圧が目標電圧に調整される。尚、図中に回路記号で示すように、スイッチング素子31〜36を構成するMOSFETには、構造上ダイオードが寄生している。
次に、電動パワーステアリング装置の電源供給系統について説明する。
電動パワーステアリング装置は、主電源装置100から電源供給される。主電源装置100は、主バッテリ101と、エンジンの回転により発電するオルタネータ102とを並列接続して構成される。主バッテリ101としては、定格出力電圧が12Vの一般の車載バッテリが用いられる。
この主電源装置100は、電動パワーステアリング装置だけでなく他の車載電気負荷への電源供給も共通して行う。主バッテリ101の電源端子(+端子)に接続される電源供給元ライン103は、主制御系電源ライン104と駆動系電源ライン105とに分岐する。主制御系電源ライン104は、電子制御装置60のみに電源供給するための電源ラインとして機能する。駆動系電源ライン105は、モータ駆動回路30と電子制御装置60との両方に電源供給する電源ラインとして機能する。
主制御系電源ライン104には、イグニッションスイッチ106が接続される。駆動系電源ライン105には、主電源リレー107が接続される。この主電源リレー107は、電子制御装置60の電源制御部62(後述する)からのオン信号により接点が閉じて主電源装置100から電動モータ20への電源供給を可能にし、オフ信号により接点が開いて主電源装置100から電動モータ20への電源供給を不能にするものである。主制御系電源ライン104は、電子制御装置60の電源+端子に接続されるが、その途中で、イグニッションスイッチ106よりも負荷側(電子制御装置60側)においてダイオード108を備えている。このダイオード108は、カソードを電子制御装置60側、アノードを主電源装置100側に向けて設けられ、電源供給方向にのみ通電可能とする逆流防止素子である。
駆動系電源ライン105には、主電源リレー107よりも負荷側において主制御系電源ライン104と接続する連結ライン109が分岐して設けられる。この連結ライン109は、主制御系電源ライン104のダイオード108接続位置よりも電子制御装置60側に接続される。また、連結ライン109には、ダイオード110が接続される。このダイオード110は、カソードを主制御系電源ライン104側に向け、アノードを駆動系電源ライン105側に向けて設けられる。従って、連結ライン109を介して駆動系電源ライン105から主制御系電源ライン104には電源供給できるが、主制御系電源ライン104から駆動系電源ライン105には電源供給できないような回路構成となっている。駆動系電源ライン105および接地ライン111は昇圧回路40に接続される。また、接地ライン111は、制御系接地ライン118により電子制御装置60の接地端子に接続される。従って、主制御系電源ライン104と制御系接地ライン118とにより電子制御装置60への電源供給回路(本発明の制御系電源供給回路に相当する)が形成される。
主制御系電源ライン104には、主電源装置100の電源電圧を検出する第1電圧センサ71が設けられる。この第1電圧センサ71は、電子制御装置60の電源制御部62に接続され、電源制御部62に対して測定値である電圧v1を表す信号を出力する。以下、この電圧v1を主電源電圧v1と呼ぶ。
昇圧回路40は、駆動系電源ライン105と接地ライン111との間に設けられるコンデンサ41と、コンデンサ41の接続点より負荷側の駆動系電源ライン105に直列に設けられる昇圧用コイル42と、昇圧用コイル42の負荷側の駆動系電源ライン105と接地ライン111との間に設けられる第1昇圧用スイッチング素子43と、第1昇圧用スイッチング素子43の接続点より負荷側の駆動系電源ライン105に直列に設けられる第2昇圧用スイッチング素子44と、第2昇圧用スイッチング素子44の負荷側の駆動系電源ライン105と接地ライン111との間に設けられるコンデンサ45とから構成される。昇圧回路40の二次側には、昇圧電源ライン112が接続される。
本実施形態においては、この昇圧用スイッチング素子43,44としてMOSFETを用いるが,他のスイッチング素子を用いることも可能である。また、図中に回路記号で示すように、昇圧用スイッチング素子43,44を構成するMOSFETには、構造上ダイオードが寄生している。
昇圧回路40は、電子制御装置60の電源制御部62により昇圧制御される。電源制御部62は、第1,第2昇圧用スイッチング素子43,44のゲートに所定周期のパルス信号を出力して両スイッチング素子43,44をオン・オフする。これにより、昇圧回路40は、主電源装置100から供給された電源を昇圧して昇圧電源ライン112に所定の出力電圧を発生させる。この場合、第1,第2昇圧用スイッチング素子43,44は、互いにオン・オフ動作が逆になるように制御される。昇圧回路40は、第1昇圧用スイッチング素子43をオン、第2昇圧用スイッチング素子44をオフにして昇圧用コイル42に短時間だけ電流を流して昇圧用コイル42に電力をため、その直後に、第1昇圧用スイッチング素子43をオフ、第2昇圧用スイッチング素子44をオンにして昇圧用コイル42にたまった電力を出力するように動作する。
第2昇圧用スイッチング素子44の出力電圧は、コンデンサ45により平滑される。従って、安定した昇圧電源が昇圧電源ライン112から出力される。この場合、周波数特性の異なる複数のコンデンサを並列に接続して平滑特性を向上させるようにしてもよい。また、昇圧回路40の入力側に設けたコンデンサ41により、主電源装置100側へのノイズが除去される。
昇圧回路40の出力電圧(昇圧電圧)は、第1、第2昇圧用スイッチング素子43,44のデューティ比制御により調整可能となっており、第1昇圧用スイッチング素子43のオンデューティ比が高いほど昇圧電圧は高くなる。本実施形態における昇圧回路40は、例えば、20V〜50Vの範囲で昇圧電圧を調整できるように構成される。尚、昇圧回路40として、汎用のDC−DCコンバータを使用することもできる。
昇圧回路40の出力側となる昇圧電源ライン112には、第2電圧センサ72が設けられる。この第2電圧センサ72は、電子制御装置60の電源制御部62に接続され、電源制御部62に対して測定値である電圧v2を表す信号を出力する。この第2電圧センサ72は、昇圧回路40の昇圧電圧を検出するが、昇圧回路40の昇圧動作が停止しているときや、主電源リレー107がオフしているときには、副電源装置50の電源電圧を検出する。以下、第2電圧センサ72により測定された電圧v2を、検出状況に応じて、昇圧電圧v2あるいは副電源電圧v2と呼ぶ。
昇圧電源ライン112は、モータ駆動ライン113と充放電ライン114とに分岐する。モータ駆動ライン113および接地ライン111は、モータ駆動回路30の電源入力部に接続される。充放電ライン114は、副電源装置50の電源+端子に接続される。
副電源装置50は、昇圧回路40から出力される電力を充電し、モータ駆動回路30で大電力を必要としたときに、主電源装置100を補助してモータ駆動回路30に電源供給する高圧蓄電装置である。副電源装置50は、昇圧回路40の出力電圧相当の電圧を維持できるように複数の蓄電セルを直列に接続して構成される。副電源装置50の接地端子は、副接地ライン119により接地ライン111と接続される。
従って、主電源装置100と副電源装置50とを並列接続して、モータ駆動回路30に電源供給するモータ駆動系電源供給回路が構成されている。
充放電ライン114には、副電源リレー51が直列に接続される。この副電源リレー51は、電子制御装置60からのオン信号により接点が閉じて副電源装置50の充放電回路を形成し、オフ信号により接点が開いて副電源装置50の充放電回路を遮断するものである。
充放電ライン114には、副電源リレー51と副電源装置50との間から副制御系電源ライン81が分岐して設けられる。この副制御系電源ライン81は、電子制御装置60の電源+端子に接続される。電子制御装置60は、電源+端子を2組備え、どちらの端子からも給電できるようになっている。電源+端子の一方は、主制御系電源ライン104に接続され、他方は副制御系電源ライン81に接続される。
副制御系電源ライン81には、降圧回路80が設けられる。降圧回路80は、降圧用スイッチング素子82と平滑用コンデンサ83とから構成される。降圧用スイッチング素子82としては、例えば、MOSFETが用いられる。降圧用スイッチング素子82は、電子制御装置60の電源制御部62から出力された所定周期のパルス信号をゲートに入力してオン・オフすることにより、副電源装置50の電源電圧を降圧する。平滑用コンデンサ83は、降圧用スイッチング素子82の2次側(降圧側)と接地ライン111との間に設けられ、降圧用スイッチング素子82の2次側の電圧を平滑化する。これにより降圧回路80から適正電圧に降圧された電源が電子制御装置60に供給される。
従って、降圧回路80を備えた副制御系電源ライン81と制御系接地ライン118とにより、電子制御装置60へのもう一つの電源供給回路(本発明の副制御系電源供給回路に相当する)が形成される。
降圧回路80の出力側となる副制御系電源ライン81には、第3電圧センサ73が設けられる。この第3電圧センサ73は、電子制御装置60の電源制御部62に接続され、電源制御部62に対して測定値である電圧v3を表す信号を出力する。以下、第3電圧センサ73により測定された電圧v3を副制御電圧v3と呼ぶ。
電子制御装置60は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを主要部として構成され、その機能から、アシスト制御部61と電源制御部62とに大別される。アシスト制御部61と電源制御部62とは、互いに制御指令や制御データ等の授受が可能に設けられる。アシスト制御部61は、操舵トルクセンサ21、回転角センサ22、モータ電流センサ38、車速センサ23を接続し、操舵トルクTx、操舵角θx、モータ電流iuvw、車速Vxを表すセンサ信号を入力する。アシスト制御部61は、これらのセンサ信号に基づいて、モータ駆動回路30にPWM制御信号を出力して電動モータ20を駆動制御し、運転者の操舵操作をアシストする。
電源制御部62は、第1電圧センサ71、第2電圧センサ72、第3電圧センサ73、昇圧回路40,主電源リレー107,副電源リレー51,降圧用スイッチング素子82を接続する。電源制御部62は、第2電圧センサ72により検出した昇圧電圧v2に基づいて目標昇圧電圧が得られるように昇圧回路40にPWM制御信号を出力する。昇圧回路40は、入力したPWM制御信号にしたがって第1,第2昇圧用スイッチング素子43,44のデューティ比を制御する。これにより、昇圧回路40の出力電圧である昇圧電圧が目標昇圧電圧に制御される。
また、電源制御部62は、主電源装置100と副電源装置50の電源供給能力に基づいて、電動パワーステアリング装置内の電源供給状態を制御する。この電源供給状態の制御については後述する。
次に、電子制御装置60のアシスト制御部61が行う操舵アシスト制御処理について説明する。図2は、アシスト制御部61により実施される操舵アシスト制御ルーチンを表し、電子制御装置60のROM内に制御プログラムとして記憶される。操舵アシスト制御ルーチンは、イグニッションスイッチ106の投入(オン)により起動し、所定の短い周期で繰り返し実行される。
本制御ルーチンが起動すると、アシスト制御部61は、まず、ステップS11において、車速センサ23によって検出された車速Vxと、操舵トルクセンサ21によって検出した操舵トルクTxとを読み込む。
続いて、ステップS12において、図3に示すアシストトルクテーブルを参照して、入力した車速Vxおよび操舵トルクTxに応じて設定される基本アシストトルクTasを計算する。アシストトルクテーブルは、電子制御装置60のROM内に記憶されるもので、操舵トルクTxの増加にしたがって基本アシストトルクTasも増加し、しかも、車速Vxが低くなるほど大きな値となるように設定される。尚、図3のアシストトルクテーブルは、右方向の操舵トルクTxに対する基本アシストトルクTasの特性を表すが、左方向の特性については方向が反対になるだけで絶対値でみれば同じである。
続いて、アシスト制御部61は、ステップS13において、この基本アシストトルクTasに補償トルクを加算して目標指令トルクT*を計算する。この補償トルクは、操舵角θxに比例して大きくなるステアリングシャフト12の基本位置への復帰力と、操舵速度ωxに比例して大きくなるステアリングシャフト12の回転に対向する抵抗力に対応した戻しトルクとの和として計算する。この計算に当たっては、回転角センサ22にて検出した電動モータ20の回転角(操舵ハンドル11の操舵角θxに相当)を入力して行う。また、操舵速度ωxについては、操舵ハンドル11の操舵角θxを時間で微分して求める。
次に、アシスト制御部61は、ステップS14において、目標指令トルクT*に比例した目標電流ias*を計算する。目標電流ias*は、目標指令トルクT*をトルク定数で除算することにより求められる。この場合、後述する電源制御処理により目標電流の上限が設定されている状況であれば、目標指令トルクT*から計算した目標電流ias*が上限電流iaslimより大きければ、上限電流iaslimを新たな目標電流ias*に設定する。一方、目標指令トルクT*から計算した目標電流ias*が上限電流iaslim以下であれば、目標電流ias*を変更しない。
続いて、アシスト制御部61は、ステップS15において、電動モータ20に流れるモータ電流iuvwをモータ電流センサ38から読み込む。続いて、ステップS16において、このモータ電流iuvwと先に計算した目標電流ias*との偏差Δiを計算し、この偏差Δiに基づくPI制御(比例積分制御)により目標指令電圧v*を計算する。
そして、アシスト制御部61は、ステップS17において、目標指令電圧v*に応じたPWM制御信号をモータ駆動回路30に出力して本制御ルーチンを一旦終了する。本制御ルーチンは、所定の速い周期で繰り返し実行される。従って、本制御ルーチンの実行により、モータ駆動回路30のスイッチング素子31〜36のデューティ比が制御されて、運転者の操舵操作に応じた所望のアシストトルクが得られる。
操舵アシスト制御の実行中においては、特に、低速走行時でのハンドル操作や、速いハンドル回動操作したときには大きな電力が必要とされる。しかし、一時的な大電力消費に備えて主電源装置100の大容量化を図ることは好ましくない。そこで、本実施形態の電動パワーステアリング装置においては、主電源装置100の大容量化を図らずに、一時的な大電力消費時に電源供給を補助する副電源装置50を備える。また、電動モータ20を効率的に駆動するために昇圧回路40を備え、昇圧した電力をモータ駆動回路30および副電源装置50に供給するシステムを構成している。
こうした電源供給システムを構成した場合、副電源装置50により主電源装置100の電源供給を補うことができる。しかし、主電源装置100の電源供給能力が低下してくると電源供給システム全体の能力も低下し、モータ駆動回路30で大電力が消費されるたびに主電源装置100の電源電圧が低下する。電子制御装置60は、その主要部がマイクロコンピュータにて構成されているため、供給される電源電圧が最低作動電圧を下回るとマイクロコンピュータがリセットしてしまう。
そこで、本実施形態においては、主電源装置100の能力が低下してもマイクロコンピュータがリセットしないように、副電源装置50から電子制御装置60に電源供給するための電源供給回路(副制御系電源ライン81と降圧回路80)を備えている。副電源装置50は、もともとモータ駆動用の電源として設けられている。従って、主電源装置100の能力が低下した状態で副電源装置50が使用され続けると、副電源装置50の充電量が低下し、ついにはモータ駆動回路30だけでなく電子制御装置60への電源供給に支障をきたすおそれがある。そこでこうしたケースにおいては、副電源装置50から電子制御装置60への電源供給を優先し、モータ駆動回路30への電源供給を禁止する。
以下、こうした電源供給制御について詳述する。図4は、電源制御部62により実施される電源制御ルーチンを表す。この電源制御ルーチンは、電子制御装置60のROM内に制御プログラムとして記憶される。電源制御ルーチンは、イグニッションスイッチ106がオンされると起動し、所定の速い周期で繰り返される。
本電源制御ルーチンが起動すると、電源制御部62は、ステップS21において、第1電圧センサ71により検出された主電源電圧v1を読み込む。主電源装置100の電源供給能力と主電源電圧v1とには相関関係があり、主電源装置100の電源供給能力が低下すると、それに伴って主電源電圧v1も低くなる。そこで、本実施形態においては、主電源電圧v1に基づいて主電源装置100の電源供給能力を推定する。
続いて、電源制御部62は、ステップS22において、主電源電圧v1が主電源判定電圧v1ref以下であるか否かを判断する。主電源電圧v1が主電源判定電圧v1refを上回っている場合には(S22:NO)、主電源装置100の電源供給能力は低下していないと判断して、ステップS23の処理を行う。電源制御部62は、ステップS23において、通常の操舵アシスト制御が行われる電源環境に設定する。つまり、主電源リレー107と副電源リレー51をともにオン状態にして、モータ駆動回路30に対して主電源装置100と副電源装置50との両方から電源供給できる状態にする。同時に、昇圧回路40に対してPWM制御信号を出力して、主電源装置100の出力電源を目標昇圧電圧にまで昇圧制御する。また、降圧用スイッチング素子82をオフ状態に保って、副電源装置50から電子制御装置60への電源供給は行わない。
本制御ルーチンは、所定の周期で繰り返される。従って、主電源電圧v1が主電源判定電圧v1refを上回っている間は、主電源装置100の電源が昇圧回路40により昇圧されてモータ駆動回路30に供給される。モータ駆動回路30で大電力が消費される場合には、昇圧回路40の出力電圧が一時的に下がり、それを補うようにして副電源装置50からモータ駆動回路30に電力供給される。また、モータ駆動回路30での電力消費が少ない状況においては、昇圧回路40から副電源装置50に充電電流が流れて副電源装置50が充電される。
こうした電源状態においては、操舵アシスト制御を適切に行うことができ、アシストトルク不足が生じたりするおそれもない。
主電源装置100の電源供給能力が低下すると、それに伴って主電源電圧v1も低くなる。そして、主電源装置100の電源供給能力の低下が進んで主電源電圧v1が主電源判定電圧v1ref以下になると、電源制御部62は、ステップS22にて「YES」と判定し、その処理をステップS24に進める。尚、主電源判定電圧v1refは、電子制御装置60の動作保証される最低作動電圧よりも高い電圧に設定されている。
電源制御部62は、ステップS24において、主電源リレー107へのオン信号を停止して主電源リレー107の接点を開く。つまり、主電源リレー107をオフにする。従って、主電源装置100からモータ駆動回路30への電源供給回路が遮断される。同時に、電源制御部62は、昇圧回路40へのPWM制御信号を停止して昇圧用スイッチング素子43,44をオフにして昇圧作動を停止する。また、電源制御部62は、降圧用スイッチング素子82にパルス信号を出力して降圧回路80を作動させ、副電源装置50から電子制御装置60に電源供給する。この場合、電源制御部62は、第3電圧センサ73により検出される副制御電圧v3が予め設定された設定電圧(電子制御装置60に供給する適正電源電圧)となるように、降圧用スイッチング素子82のデューティ比を調整する。
続いて、電源制御部62は、ステップS25において、第2電圧センサ71により検出された副電源電圧v2を読み込む。副電源装置50の電源供給能力と副電源電圧v2とには相関関係があり、副電源装置50の電源供給能力が低下すると、それに伴って副電源電圧v2も低くなる。そこで、本実施形態においては、副電源電圧v2に基づいて副電源装置50の電源供給能力を推定する。
続いて、電源制御部62は、ステップS26において、副電源電圧v2が副電源判定電圧v2ref以下であるか否かを判断する。副電源電圧v2が副電源判定電圧v2refを上回っている場合には(S26:NO)、副電源装置50の電源供給能力は低下していないと判断して、ステップS27の処理を行う。電源制御部62は、ステップS27において、電流制限を加えた操舵アシスト制御が行われる電源環境に設定する。つまり、副電源リレー51をオン状態に維持して副電源装置50のみでモータ駆動回路30へ電源供給するとともに、副電源装置50の電源電圧の急激な低下を抑えるために、電動モータ20に流すことのできる電流の上限を制限する。
電源制御部62は、ステップS27の処理を行うにあたって、図5に示すように、副電源電圧v2に応じた上限電流iaslimを設定し、アシスト制御部61に対して、この上限電流iaslimを上限値とした電流制限指令を出力する。アシスト制御部61は、上述した操舵アシスト制御ルーチンのステップS14において、電動モータ20に流す電流がこの上限電流iaslim以下になるように目標電流ias*を計算する。
従って、電力消費を抑えつつ操舵アシストを継続することができる。また、これにより副電源装置50の電源電圧の急激な低下を抑えることができる。尚、本実施形態においては、副電源電圧v2の低下にしたがって小さくなる上限電流iaslimを設定した関数あるいは参照テーブルをROM内に記憶し、それに基づいて上限電流iaslimを求めるが、上限電流iaslimを変化させずに固定値として記憶する構成であってもよい。
こうした電流制限を加えた操舵アシスト制御が行われているときに、副電源装置50の副電源電圧v2が副電源判定電圧v2ref以下にまで低下すると(S26:YES)、電源制御部62は、副電源装置50の電源供給能力が低下したと判断して、その処理をステップS28に進める。電源制御部62は、このステップS28において、副電源リレー51へのオン信号を停止して副電源リレー51の接点を開く。つまり、副電源リレー51をオフにする。従って、副電源装置50からモータ駆動回路30への電源供給回路が遮断される。この場合、降圧回路80の作動により、副電源装置50から電子制御装置60への電源供給は継続されている。
主電源装置100と副電源装置50の両方の電源供給能力(電源電圧)が低下している場合には、これ以上操舵アシスト制御を継続させてしまうと、主電源電圧と副電源電圧との両方が電子制御装置60の最低作動電圧を下回ってしまうおそれがある。そこで、本実施形態においては、こうした状況においては、副電源装置50からモータ駆動回路30への電源供給回路を遮断し、副電源装置50の保有する電力を電子制御装置60の電源用にのみ使用する。つまり、モータ駆動回路30への電源供給よりも電子制御装置60への電源供給を優先させる。従って、電子制御装置60への電源供給を確保することができ、電源電圧の低下によるマイクロコンピュータのリセットを防止することができる。
本電源制御ルーチンは、所定の速い周期で繰り返されるため、その時点における主電源装置100と副電源装置50との電源供給能力(電源電圧)に応じて、電動パワーステアリング装置内における電源供給状態が切り替えられる。従って、例えば、主電源装置100と副電源装置50の両方の電源電圧が低下している状況から、主電源電圧が正常電圧に復帰した場合には、通常の操舵アシスト制御を開始することができる。この場合、電子制御装置60のマイクロコンピュータのリセットが防止されているため、初期診断処理等を行うことなく、そのまま通常の操舵アシスト制御に移行することができる。また、通常の操舵アシスト制御に復帰した後は、モータ駆動回路30での電力消費が少ない状況において、昇圧回路40から副電源装置50に充電電流を流して副電源装置50の充電量を増加させることができる。
以上説明した本実施形態の電動パワーステアリング装置によれば、主電源装置100の主電源電圧が低下しても、副電源装置50から電子制御装置60に電源供給することができる。しかも、副電源電圧が低下した場合には、副電源装置50からモータ駆動回路30への電源供給を停止して電子制御装置60へ優先的に電源供給するため、一層安定した電源供給を維持することができる。この結果、電子制御装置60の障害(マイクロコンピュータのリセット)を防止することができる。
また、主電源装置100および副電源装置50の電源電圧に基づいて電源供給能力を推定しているため、電源供給能力低下の検出を簡単に行うことができる。また、電子制御装置60の障害(マイクロコンピュータのリセット)は、供給される電源電圧の低下によって発生するものであるため、その電圧を直接検出することにより障害発生を確実に防止することができる。
また、電動パワーステアリング装置への電源供給装置として、主電源装置100と副電源装置50とを使って操舵アシスト性能をフルに発揮できるようにしているため、主電源装置100の大容量化を抑制することができる。また、昇圧回路40により電動モータ20を効率よく駆動することができる。また、副電源装置50の電源電圧を降圧用スイッチング素子82により降圧して電子制御装置60に電源供給するため、適正な電源供給を行うことができる。
以上、本発明の実施形態として電動パワーステアリング装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、副電源リレー51を遮断して副電源装置50からモータ駆動回路30への電源供給を停止したが、モータ駆動回路30へのPWM制御信号によりモータ駆動電流が流れないようにしてもよい。この場合、3相インバータ回路の上アームを構成するスイッチング素子31,33,35と、下アームを構成するスイッチング素子32,34,36とを互いに反転させて(一方をオン状態、他方をオフ状態)、デューティ比50%にて高速でオン・オフさせるようにすればよい。
また、車輪に転舵力を付与するステアリング装置として、操舵ハンドルと車輪転舵軸とを機械的に切り離し、操舵操作に応じて作動する電動モータの力だけで車輪を転舵するバイワイヤ方式のステアリング装置にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 操舵アシスト制御ルーチンを表すフローチャートである。 アシストトルクテーブルを表すグラフである。 電源制御ルーチンを表すフローチャートである。 副電源電圧に応じて設定される上限電流特性を表すグラフである。
符号の説明
10…ステアリング機構、20…電動モータ(電気アクチュエータ)、21…操舵トルクセンサ、22…回転角センサ、23…車速センサ、30…モータ駆動回路、40…昇圧回路、50…副電源装置、51…副電源リレー、60…電子制御装置、61…アシスト制御部、62…電源制御部、71…第1電圧センサ、72…第2電圧センサ、73…第3電圧センサ、80…降圧回路、81…副制御系電源ライン、82…降圧用スイッチング素子、83…平滑コンデンサ、100…主電源装置、101…主バッテリ、102…オルタネータ、104…主制御系電源ライン、111…接地ライン、107…主電源リレー、113…モータ駆動ライン、114…充放電ライン、118…制御系接地ライン、FWL,FWR…左右前輪。

Claims (7)

  1. 主電源装置と、
    上記主電源装置により充電される副電源装置と、
    車輪を転舵するための転舵力を発生する電気アクチュエータと、
    上記主電源装置と上記副電源装置とを並列接続した駆動系電源供給回路から電源供給され上記電気アクチュエータを駆動する駆動回路と、
    上記主電源装置に接続された制御系電源供給回路から電源供給され、上記駆動回路に制御信号を出力して上記電気アクチュエータの作動を制御する電子制御装置と
    を備えたステアリング装置において、
    上記副電源装置と上記電子制御装置とを接続し、上記副電源装置から上記電子制御装置へ電源供給する副制御系電源供給回路を備えたことを特徴とするステアリング装置。
  2. 上記主電源装置と上記副電源装置の電源供給能力の低下をそれぞれ検出する電源能力低下検出手段と、
    上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出された場合、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給よりも上記副電源装置から上記電子制御装置への電源供給を優先させる電源制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のステアリング装置。
  3. 上記電源制御手段は、上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力の低下が検出された場合、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給を禁止して上記副電源装置から上記電子制御装置への電源供給を優先させることを特徴とする請求項2記載のステアリング装置。
  4. 上記電源制御手段は、上記副電源装置から上記駆動回路へ電源供給するための電源供給回路を遮断することにより、上記副電源装置から上記駆動回路への電源供給を禁止することを特徴とする請求項3記載のステアリング装置。
  5. 上記電源能力低下検出手段は、
    上記主電源装置の電源電圧を検出する主電源電圧検出手段と、
    上記副電源装置の電源電圧を検出する副電源電圧検出手段と
    を備え、上記主電源装置の電源電圧が主電源判定電圧以下となり、かつ、上記副電源装置の電源電圧が副電源判定電圧以下となった場合に、上記主電源装置と上記副電源装置の両方の電源供給能力が低下したと推定することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか一項記載のステアリング装置。
  6. 上記主電源装置の出力電圧を昇圧する昇圧回路を備え、上記昇圧回路の出力側に上記駆動回路を接続するとともに、上記昇圧回路と上記駆動回路とのあいだに上記副電源装置を並列に接続したことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか一項記載のステアリング装置。
  7. 上記副電源装置から上記電子制御装置へ電源供給する副制御系電源供給回路に、上記副電源装置の電源電圧を降圧する降圧回路を設けたことを特徴とする請求項6記載のステアリング装置。
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