JP2009056246A - 眼科撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 左右の被検眼を効率よく交互に検査し、初見後の精密検査や被検眼の経時観察をスムーズに行う。
【解決手段】 被検眼を撮影する撮影光学系を有する撮影部と、前記撮影部によって撮影される被検者の左右眼を判別する左右眼判別手段と、前記撮影部によって撮影される左右眼の片眼毎の撮影条件を前記左右眼判別手段による判別結果に対応付けて記憶する記憶手段と、該記憶手段に前記撮影条件が記憶された後、再度前記撮影部を用いて被検眼を撮影する際の撮影条件を、前記左右眼判別手段により判別した判別結果に基づいて前記記憶手段から対応する撮影条件を呼び出して撮影時の撮影条件として設定する撮影条件設定手段と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被検眼の所定部位を撮影する眼科撮影装置に関する。
眼底カメラ、レーザ走査検眼鏡、角膜内皮撮影装置等、被検眼の所定部位(例えば、眼底や角膜等)を撮影する装置(例えば、特許文献1参照)を用いて被検眼を診断する場合、検者は、撮影光学系を有する撮影部を左右眼のどちらかに位置合わせした後、被検眼の状態に合わせて調整部材等を操作することにより各種撮影条件(フォーカス位置、開口径、照明光量、等)を調整し、被検眼に対する診断を行う。
特開2007−89828号公報
ところで、上記眼科撮影装置において、被検眼の両眼に対して順番に片眼ずつ初見目的の検査を行い、その検査結果に基づいて、その後あらためて右眼もしくは左眼に対して精密検査を行うような場合、左右眼の状態に合わせてその都度、調整部材等を操作して撮影条件を再調整する必要があり、検者にとって手間であった。
また、被検眼の経時変化を観察するような場合(例えば、蛍光造影撮影)においても、検者は、時間変化に合わせて撮影部を左右交互に移動させるため、その都度撮影条件を再調整する必要があったため、検者にとって煩わしく、経時変化において診断に重要な部分を見過ごしてしまう可能性もあった。
本発明は、上記問題点を鑑み、左右の被検眼を効率よく交互に検査することができ、初見後の精密検査や被検眼の経時観察をスムーズに行うことのできる眼科撮影装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼を撮影する撮影光学系を有する撮影部と、
前記撮影部によって撮影される被検者の左右眼を判別する左右眼判別手段と、
前記撮影部によって撮影される左右眼の片眼毎の撮影条件を前記左右眼判別手段による判別結果に対応付けて記憶する記憶手段と、
該記憶手段に前記撮影条件が記憶された後、再度前記撮影部を用いて被検眼を撮影する際の撮影条件を、前記左右眼判別手段により判別した判別結果に基づいて前記記憶手段から対応する撮影条件を呼び出して撮影時の撮影条件として設定する撮影条件設定手段と、
を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼科撮影装置において、
前記撮影条件設定手段は、被験者の片眼に対する第1の撮影後、もう一方の被検眼の撮影を経て、前記片眼に対して第2の撮影を行う際、前記左右眼判別手段の判別結果を用いて前記片眼に対応する第1の撮影での撮影条件を前記記憶手段から呼び出すことを特徴とする。
(3) (2)の眼科撮影装置において、前記撮影部は撮影光学系が持つ所定の光学部材を駆動させて被検眼に対するフォーカスを調整するためのフォーカス調整部を持ち,前記撮影条件は前記フォーカス調整部により設定されるフォーカス条件であることを特徴とする。
(4) (3)の眼科撮影装置は、さらに前記記憶手段に前記撮影条件を記憶させるための記憶指示手段を備え,前記記憶手段は前記記憶指示手段による前記撮影条件の記憶指示信号をトリガとして前記フォーカス調整部により設定された現在のフォーカス条件を前記左右眼判別手段による判別結果に対応付けて記憶することを特徴とする。
(5) (2)の眼科撮影装置において、前記左右眼判別手段は、左右眼の切換を自動的に検出する検出手段を有し、前記撮影条件設定手段は、前記検出手段によって検出される左右眼切換に応じて前記撮影光学系を動作させることを特徴とする。
(6) (1)の眼科撮影装置において、前記記憶手段は、検者による撮影条件の変更動作に応じて随時撮影条件を検出し、既に記憶された変更動作前の撮影条件を変更動作後の撮影条件に更新する記憶手段であって、
前記撮影条件設定手段は、前記記憶手段によって記憶された更新後の撮影条件を呼び出すことを特徴とする。
(7) (1)の眼科撮影装置において、前記記憶手段は、前記撮影条件設定手段によって撮影条件の設定がなされた後、検者によって撮影条件の再調整がなされたとき、再調整された後の撮影条件を左右眼に対応づけて記憶する記憶手段であって、
前記撮影条件設定手段は、もう一方の被検眼の撮影を経て、再び再調整された被検眼の撮影が行われるとき、前記記憶手段によって記憶された再調整後の撮影条件を呼び出すことを特徴とする。
本発明によれば、初見後の精密検査や被検眼の経時観察をスムーズに行うことができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る眼科撮影装置の外観構成図である。眼科撮影装置は、基台101と、基台101に対して左右方向(X方向)及び前後(作動距離)方向(Z方向)に移動可能な移動台102と、移動台102の上に設けられた撮影部(装置本体)103と、被検者の顔を支持するために基台101に固設された顔支持ユニット105を備える。撮影部103は、移動台102に設けられたY駆動部106により、被験者眼Eに対して上下方向(Y方向)に移動される。移動台102は、ジョイスティック104の操作により基台101上をXZ方向に移動される。また、回転ノブ104aを回転操作することにより、Y駆動部106がY駆動し撮影部103がY方向に移動される。なお、撮影部103の検者側には、眼底観察像や眼底撮影像を表示するモニタ34が設けられている。
撮影部103には、被検眼を撮影する撮影光学系が内蔵されており、図2は本実施形態に係る眼科撮影装置の撮影光学系を示した図である。1は、第1の波長のレーザ光と第2の波長のレーザ光を出射可能なレーザ光出射部であり、赤外域の波長のレーザ光を発する第1レーザ光源1aと可視域の波長のレーザ光を発する第2レーザ光源1b、ミラー100、ダイクロイックミラー101とを有する。なお、本実施形態では、第1レーザ光源1aは、波長790nm付近のレーザ光を発し、第2レーザ光源1bは、波長490nm付近のレーザ光を発するものとしている。第1レーザ光源1aを出射した赤外域のレーザ光は、ダイクロイックミラー101を透過し、レーザ光出射部1を出て光軸L1上を進む。第2レーザ光源1bを出射した可視域のレーザ光は、ミラー100にて折り曲げられた後、ダイクロイックミラー101にて反射して第1レーザ光源から出射したレーザ光と同軸とされ、光軸L1上を進む。
2は中央に開口部を有する穴開きミラー、3はレンズである。4及び5はミラーであり、駆動部31(例えば、パルスモータ)の駆動により図2に示す矢印方向に移動可能とされ、光路長を変化させることによりフォーカス合せ(視度補正)を行うことができる。6、8及び10は凹面ミラーである。7はレーザ光を被検眼眼底にて水平方向に偏向させ走査するための走査手段となるポリゴンミラー、9はポリゴンミラー7による走査方向に対して直角方向にレーザ光を偏向させ走査するための走査手段となるガルバノミラーである。
レーザ光出射部1から出射した第1及び第2の波長のレーザ光は、穴開きミラー2の開口部を通り、レンズ3を介した後、ミラー4、ミラー5、凹面ミラー6にて反射し、ポリゴンミラー7に向かう。ポリゴンミラー7にて反射された光束は、凹面ミラー8、ガルバノミラー9、凹面ミラー10にて反射した後、被検眼眼底にて集光し、眼底を2次元的に(図示するXY軸方向に)走査する。これらの光学部材によって照射光学系を形成する。
11はレンズであり、12は光軸上にピンホール(開口)を有したピンホール板である。レンズ11は被検眼眼底の観察点とピンホール板とを共役な位置に置く。なお、ピンホール板12に設けられた開口は、駆動部39(例えば、パルスモータ)の駆動によって開口径の大きさを変化させることが可能な可変絞りである。13は集光レンズ、14は可視域及び赤外域に感度を持つ受光素子である。なお、本実施形態の受光素子14には、APD(アバランシェフォトダイオード)を用いている。
24は第1のレーザ光の照射による第1の蛍光画像を得るために所定の波長域の光を透過する第1フィルタ(例えば、ICG(インドシアニングリーン)撮影用のバリアフィルタ)であり、25は第2のレーザ光の照射による第2の蛍光画像を得るために前記所定の波長域とは異なる波長域の光を透過する第2フィルタ(例えば、FAG撮影用のバリアフィルタ)であり、駆動部21の駆動によってそれぞれ撮影光路中に挿脱配置される。
被検眼眼底に走査されたレーザ光の反射光は、前述した照射光学系を逆に辿り、穴開きミラー2にて反射し、下方に折り曲げられる。なお、被検眼の瞳位置と穴開きミラー2の開口部とは、レンズ3により共役となっている。穴開きミラー2にて反射した反射光は、レンズ11を介してピンホール板12のピンホールに焦点を結ぶ。ピンホールにて焦点を結んだ反射光は、レンズ13を経て受光素子14に受光される。これらの光学部材により撮影光学系を形成する。
図3は本実施形態における眼科撮影装置の制御系を示したブロック図である。30は装置全体の制御を行う制御部である。制御部30にはレーザ光源1a,1b、ポリゴンミラー7及びガルバノミラー9を駆動させるための駆動部36、受光素子14、蛍光フィルタを駆動させるための駆動部21、ミラー4,5を駆動させるための駆動部31、コントロール部32、受光素子14にて受光した信号を基に被検眼眼底の画像を形成するための画像処理部33、ピンホール12の開口径を調整するための駆動部39、ジョイスティック104の回転ノブ104a及び撮影スイッチ104b、Y駆動部106、左右眼判別部110、等が接続される。34はモニタであり、画像処理部33にて形成した眼底画像が表示される。35は種々の情報を記憶しておくための記憶部である。コントロール部32には、駆動部31を用いて眼底画像のフォーカス状態を調整するための調整ノブ、ピンホール12の開口径の大きさを変えるための開口径調整ノブ、蛍光撮影の撮影モードを所定のモードに設定するための蛍光撮影モード設定スイッチ、装置を操作するための各種スイッチが用意されている。
なお、制御部30は、駆動部31の回転パルス数からミラー4、5の移動位置(移動量)を検出し、その移動位置を記憶部35に記憶させることが可能である。また、駆動部39の回転パルス数からピンホール12の開口径を検出し、その開口径を記憶部35に記憶させることが可能である。なお、ミラー4,5の位置及びピンホール12の開口径は電源投入時に所定の基準状態に初期化されるようになっている。
また、制御部30には、撮影部103によって撮影される被検眼が左右眼のうち何れかであるか否かを判別するための左右眼判別部110が接続されており、制御部30は左右眼判別部110から出力される出力信号に基づいて被検者の左右眼を判別する。左右眼判別部110としては、例えば、マイクロスイッチやポテンショメータ等の位置検出センサによって撮影部103が左右中央を基準に左右どちらかに位置されているかを検出することにより左右眼の判別を行うような構成が考えられる。
上記構成において、眼底画像を得る場合、制御部30は、駆動部36を駆動制御してポリゴンミラー7及びガルバノミラー9を動作させることにより、被検眼の眼底上でレーザ光を二次元的に走査させる。これにより、受光素子14には、被検眼眼底上におけるレーザ光の走査位置に対応する眼底反射光が逐次受光される。ここで、画像処理部33は、受光素子14から逐次出力されるの受光信号に基づいて一枚の眼底画像(1フレーム分の画像)を構築し、モニタ34に表示する。そして、以上のような動作を繰り返すことにより、モニタ34の画面上において、被検眼眼底を動画にてリアルタイムで観察可能となる。
以上のような構成を有する眼底撮影装置において、その動作について説明する。なお、以下の説明では、右眼、左眼、の順番に眼底の初見検査を行い、その後、左右眼に対して蛍光造影撮影を行う場合を例にとって説明する。まず、検者は、被検眼に対して初見目的での検査を行うべく、被検眼眼底を赤外光にて観察する。なお、制御部30は初期設定として、駆動部21を駆動させ第1フィルタ24及び第2フィルタ25を撮影光路中から外しておくと共に、第1レーザ光源1aから赤外光を出射させ、これを観察用の照明光とする。また、制御部30は、装置の電源投入時に駆動部31を駆動させ、基準状態として0Dのフォーカス位置にミラー4、5を位置させておくと共に、駆動部39を駆動させてピンホール12の開口径を最小にしておく。
検者は、モニタ34に表示される前眼部画像を見ながら、ジョイスティック104を用いて撮影部103を移動させ、撮影する方の被検眼(右眼)に対して撮影部103が所定の位置関係になるようにアライメントを行う。この場合、撮影部103が右眼方向に移動され、検者から見て装置中央より左に撮影部103が移動されると、制御部30は、左右眼判別部110からの信号に基づいて撮影部103によって撮影される被検眼(撮影眼)が右眼であると判別し、判別結果をモニタ34に表示させる。
検者は、被検眼の眼底にレーザ光が照射され、モニタ34の画面上に眼底観察像が現われたら、コントロール部32に設けられたフォーカス調整ノブを操作して、眼底画像のフォーカス状態(ピント)を調整する。この場合、制御部30は、その操作信号に基づいて駆動部31を駆動させ、ミラー4,5をフォーカス方向(光軸方向)に移動させる。また、制御部30は、操作信号の入力が停止されると、駆動部31の駆動を停止させる。
また、検者は、コントロール部32に設けられた開口径調整ノブを操作して、モニタ34に表示される眼底観察像の解像度や明るさを調整する。この場合、制御部30は、その操作信号に基づいて駆動部39を駆動させ、ピンホール12の可変絞りの開口径を段階的に変化させる。また、制御部30は、操作信号の入力が停止されると、駆動部39の駆動を停止させる。なお、ピンホール12の開口径を調整する場合、開口径が小さいほど、得られる眼底像の解像度は高くなるが、得られる光量は少なく全体が暗くなる。一方、開口径が大きいほど、得られる眼底像は明るくなるが、解像度が低く粗い画像となる。設定したフォーカス情報及びピンホール12の開口径情報はモニタ34に表示される。例えば、フォーカス情報としてはディオプター値として表示され、開口径情報としては、段階的に変化される開口径に対応して自然数を用いて段階的に表示される。
以上のようにして、撮影条件の調整が完了したら、リアルタイムで表示される眼底の動画画像を見ながら、被験者の右眼に対して診断を行う。また、検者によって撮影スイッチ104bが押されると、制御部30は、そのトリガ信号に基づいて一フレーム分の眼底画像データを前述の左右眼判別結果と対応づけて記憶部35に記憶させる。
また、制御部30は、撮影スイッチ104bのトリガ信号に基づいて、駆動部31の回転パルス数からミラー4、5の移動位置を検出し、左右眼判別結果と対応付けて右眼撮影時における現在の移動位置(フォーカス位置)を撮影条件として記憶部35に記憶させる(例えば、右眼:−3D等)。また、制御部30は、駆動部39の回転パルス数から開口径を検出し、その開口径の大きさ情報を撮影条件として左右眼判別結果と対応付けて記憶部35に記憶させる。これにより、右眼撮影時における撮影条件が一時的に記憶された状態となる。
以上のようにして、右眼の初見検査が完了したら、検者は、ジョイスティック104を操作して撮影部103を左眼方向に移動させる。この場合、検者から見て装置中央に対して右側に撮影部103が移動されるため、制御部30は、左右眼判別部110から入力される入力信号に基づいて撮影眼が左眼であると判別し、判別結果をモニタ34に表示させる。
次に、検者は、被験者の左眼と撮影部103とが所定の位置関係になるようにアライメントを行い、右眼のときと同様に、フォーカス調整、開口径調整等を行い、撮影条件の調整が完了したら、リアルタイムで表示される眼底の動画画像を見ながら、被験者の左眼に対して初見検査を行う。ここで、検者によって撮影スイッチ104bが押されると、制御部30は、1フレーム分の眼底画像データを左右眼判別結果と対応付けて記憶部35に記憶させると共に、ミラー4、5の移動位置及びピンホール12の開口径を左右眼判別結果に対応付けて記憶部35に記憶させる。これにより、左眼撮影時における撮影条件が一時的に記憶された状態となる。
なお、上記のように左右眼の片眼毎の撮影条件を記憶部35に一時的に記憶する場合、制御部30は、撮影スイッチ104bを撮影条件を記憶指示するためのトリガとする手法に限らず、別に撮影条件を記憶指示するためのトリガ信号を発する記憶指示用スイッチを用意することもできる。
以上のようにして、被検眼の両眼に対する初見検査が完了し、被検眼眼底に疾患(例えば、糖尿病疾患)が見られたような場合、次に、被検眼の両眼に対する蛍光造影撮影に移行する。なお、以下の説明では、被検眼に対して可視蛍光撮影(FAG検査:fluorescent angiography)を行う場合について説明する。この場合、検者は、撮影開始前に、被検者に対してFAG撮影用の蛍光剤を静注する。また、検者は、コントロール部32に設けられた蛍光撮影モード設定スイッチを用いて、FAG撮影モードにモード切換を行う。モード切換が行われると、制御部30は、第1レーザ光源を消灯し、第2レーザ光源1bから蛍光撮影用の可視のレーザ光を出射する。また、制御部30は、所望する蛍光眼底像が得られるように、駆動部21を駆動させ第2フィルタ25を撮影光路中に配置すると共に、受光素子14の感度(ゲイン)を上げ、眼底にて励起される微弱な蛍光を取得できるようにしておく。
なお、蛍光撮影の場合、被験者の両眼を片眼毎に経時観察する必要があるため、検者は、時間の経過に応じて撮影部103を左右交互に移動させ、左右眼を交互に観察していく。
制御部30は、左右眼判別部110から入力された信号に基づいて左右眼の切換を検出し、被検眼として判別された左右眼に対応する撮影条件を記憶部35から呼び出して撮影時の撮影条件として設定する。この場合、制御部30は、記憶部35から呼び出された撮影条件に設定されるように撮影光学系を動作させることにより、初見検査時における被検眼の撮影条件を再現させる。
より具体的には、右眼、左眼、の順で初見検査の完了後、右眼の蛍光撮影に移行した場合、制御部30は、左右眼判別部110からの入力信号に基づいて被検眼が右眼に切り換わったことを検出したら、記憶部35に予め記憶された右眼撮影時におけるミラー4、5の移動位置及び開口径の大きさになるように、駆動部31及び駆動部39を駆動制御する。例えば、右眼の初見検査時におけるミラー4、5の移動位置が−3Dであった場合、−3Dの位置にミラー4、5を移動させる。
また、上記右眼の蛍光撮影から左眼の蛍光撮影に移行した場合、制御部30は、左右眼判別部110からの入力信号に基づいて被検眼が左眼に切り換わったことを検出したら、記憶部35に記憶された左眼撮影時におけるミラー4、5の移動位置及び開口径の大きさになるように、駆動部31及び駆動部39を駆動制御する。
なお、上記右眼及び左眼の蛍光撮影後、再度、右眼の蛍光撮影を行う場合、制御部30は、左右眼切換に応じて、記憶部35に予め記憶された右眼撮影時におけるミラー4、5の移動位置及び開口径の大きさになるように、駆動部31及び駆動部39を駆動制御する。
以上のように、制御部30は、記憶部35に撮影条件が記憶された後、再度撮影部103を用いて被検眼を撮影する際の撮影条件を、左右眼判別部110により判別した判別結果に基づいて記憶部35から対応する撮影条件を呼び出して撮影時の撮影条件として設定する。これにより、被験者の片眼に対する第1の撮影後、もう一方の被検眼の撮影を経て、前記片眼に対して第2の撮影を行う際、第1の撮影での撮影条件を手間なく再現できるので、検者が撮影条件を調整し直す手間が軽減される。これは、上記蛍光造影撮影のように、時間の経過に応じて左右眼切換を複数回行い、左右眼の経時的な観察を行うような場合に、特に有用である。
なお、上記のように左右眼の切換に応じて撮影条件が自動的に設定された後、検者によってフォーカスノブ等が操作され撮影条件が再調整される場合がある。(例えば、初見検査時と蛍光撮影時とでピント位置、画像の明るさ等が異なる場合、等)。この場合、制御部30は、検者によって再調整された後の撮影条件を左右眼に対応づけて記憶部35に一時的に記憶しておき、その後、もう一方の被検眼の撮影を経て、再び再調整された被検眼の撮影が行われるとき、制御部30は、記憶部35に記憶された再調整後の撮影条件になるように撮影光学系を動作させるようにすればよい。このようにすれば、初見検査と精密検査との間で撮影モードが異なる場合など、フォーカス位置や開口径の検者による撮影条件の再調整が必要となる場合において、再調整がなされた後は自動的に再調整後の撮影条件に設定されるため、左右眼切換時における検者の手間をより軽減できる。
また、以上の説明においては、左右眼の切換を自動的に検出し、左右眼の切換に応じて現在撮影される被検眼に対応する撮影条件を記憶部35から呼び出し、呼び出された撮影条件になるように撮影光学系を動作させるものとしたが、左右眼の違いに対応した撮影条件に設定できるように撮影光学系を動作させるためのトリガ信号を発する撮影条件設定スイッチを設けるようにしてもよい。
また、以上の説明においては、所定の記憶指示用スイッチによる記憶指示信号をトリガとして現在のフォーカス条件を記憶するようにしたが、検者による撮影条件の変更動作に応じて随時撮影条件を検出し、既に記憶部35に記憶された変更動作前の撮影条件を変更動作後の撮影条件に更新するようにしてもよい。この場合、制御部30は、上記撮影条件の設定において、記憶部35に記憶された更新後の撮影条件になるように撮影光学系を動作させる。なお、記憶部35に記憶された片眼毎の撮影条件は、所定の操作(例えば、スイッチ操作)によって記憶部35から消去することが可能である。
なお、以上の説明においては、レーザ光を被検眼眼底上で二次元的に走査させその反射光を受光することにより被検眼の眼底を撮影するレーザ走査検眼鏡を例にとって説明したが、これに限るものではなく、フラッシュランプ等により被検眼の眼底全体を照明しその反射光を受光することにより被検眼の眼底を撮影する眼底カメラ、被検眼の角膜にスリット光を照射しその反射光を受光することにより被検眼角膜を撮影する角膜内皮撮影装置、被検眼に低コヒーレント光を照射しその反射光と参照光との干渉光を受光することに被検眼の断層像を撮影する眼科用光干渉断層撮影装置など、被験者の片眼毎に撮影条件を調整し被検眼の所定部位を撮影する眼科撮影装置であれば、本発明の適用は可能である。
また、以上の説明においては、撮影条件として、フォーカス位置、開口径を例にとって説明したが、撮影部位への照明光量、受光素子のゲイン、フレームレート、モニタ34の画面上で拡大表示させる領域など、被験者の片眼毎に調整されるものであれば、これに限るものではない。
本実施形態に係る眼科撮影装置の外観構成図である。 本実施形態に係る眼科撮影装置の光学系を示した図である。 本実施形態に係る眼科撮影装置の制御系を示したブロック図である。
符号の説明
30 制御部
31 駆動部
35 記憶部
39 駆動部
103 撮影部
110 左右眼判別部

Claims (7)

  1. 被検眼を撮影する撮影光学系を有する撮影部と、
    前記撮影部によって撮影される被検者の左右眼を判別する左右眼判別手段と、
    前記撮影部によって撮影される左右眼の片眼毎の撮影条件を前記左右眼判別手段による判別結果に対応付けて記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に前記撮影条件が記憶された後、再度前記撮影部を用いて被検眼を撮影する際の撮影条件を、前記左右眼判別手段により判別した判別結果に基づいて前記記憶手段から対応する撮影条件を呼び出して撮影時の撮影条件として設定する撮影条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 請求項1の眼科撮影装置において、
    前記撮影条件設定手段は、被験者の片眼に対する第1の撮影後、もう一方の被検眼の撮影を経て、前記片眼に対して第2の撮影を行う際、前記左右眼判別手段の判別結果を用いて前記片眼に対応する第1の撮影での撮影条件を前記記憶手段から呼び出すことを特徴とする眼科撮影装置。
  3. 請求項2の眼科撮影装置において、前記撮影部は撮影光学系が持つ所定の光学部材を駆動させて被検眼に対するフォーカスを調整するためのフォーカス調整部を持ち,前記撮影条件は前記フォーカス調整部により設定されるフォーカス条件であることを特徴とする眼科撮影装置。
  4. 請求項3の眼科撮影装置は、さらに前記記憶手段に前記撮影条件を記憶させるための記憶指示手段を備え,前記記憶手段は前記記憶指示手段による前記撮影条件の記憶指示信号をトリガとして前記フォーカス調整部により設定された現在のフォーカス条件を前記左右眼判別手段による判別結果に対応付けて記憶することを特徴とする眼科撮影装置。
  5. 請求項2の眼科撮影装置において、前記左右眼判別手段は、左右眼の切換を自動的に検出する検出手段を有し、前記撮影条件設定手段は、前記検出手段によって検出される左右眼切換に応じて前記撮影光学系を動作させることを特徴とする眼科撮影装置。
  6. 請求項1の眼科撮影装置において、前記記憶手段は、検者による撮影条件の変更動作に応じて随時撮影条件を検出し、既に記憶された変更動作前の撮影条件を変更動作後の撮影条件に更新する記憶手段であって、
    前記撮影条件設定手段は、前記記憶手段によって記憶された更新後の撮影条件を呼び出すことを特徴とする眼科撮影装置。
  7. 請求項1の眼科撮影装置において、前記記憶手段は、前記撮影条件設定手段によって撮影条件の設定がなされた後、検者によって撮影条件の再調整がなされたとき、再調整された後の撮影条件を左右眼に対応づけて記憶する記憶手段であって、
    前記撮影条件設定手段は、もう一方の被検眼の撮影を経て、再び再調整された被検眼の撮影が行われるとき、前記記憶手段によって記憶された再調整後の撮影条件を呼び出すことを特徴とする眼科撮影装置。
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