JP2015128482A - 眼科装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の眼科装置は、被検者の左眼および右眼それぞれの検査を行うことが可能である。この眼科装置は、検査部と、切替部と、制御部とを有する。検査部は、複数の異なる種別の検査を行うことが可能に構成される。切替部は、検査部による検査対象を左眼と右眼とに切り替えるための構成を有する。制御部は、第1眼から第2眼への検査対象の切り替えに対応し、この切り替えの後に第2眼に対して最初に行われる検査の種別に応じて検査部を制御する。
【選択図】図7
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼科装置であって、前記制御部は、記憶部を含み、左眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序と、右眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序とを含む検査予定情報を前記記憶部に記憶させ、前記検査部により左眼および右眼それぞれに対して実行された検査の履歴を含む検査履歴情報を前記記憶部に記憶させ、前記検査対象の切り替えに対応し、前記検査予定情報および前記検査履歴情報に基づいて、前記切り替えの後に前記第2眼に対して最初に行われる検査の種別を特定する検査種別特定部を含み、前記検査種別特定部により特定された検査の種別に基づいて、前記検査部の制御を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の眼科装置であって、前記検査予定情報において、左眼および右眼それぞれに対して第1番目に実行される検査は他覚屈折測定であり、第2番目に実行される検査は自覚遠用検査であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の眼科装置であって、前記検査予定情報において、左眼および右眼それぞれに対して第1番目に実行される検査は自覚遠用検査であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または請求項4に記載の眼科装置であって、前記検査予定情報において、自覚遠用検査よりも後に実行される検査に自覚近用検査が含まれることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜請求項5のいずれかに記載の眼科装置であって、前記制御部は、所定の指示を受けて、前記検査予定情報に含まれる検査の種別および/または順序を変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の眼科装置であって、前記切り替えの後に前記第2眼に対して最初に行われる検査は、あらかじめ設定された一の検査であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の眼科装置であって、自覚検査が行われている場合に前記検査対象の切り替えが行われたときに適用される前記一の検査は、自覚遠用検査であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の眼科装置であって、前記自覚検査は、自覚遠用検査および自覚近用検査を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の眼科装置であって、他覚屈折測定の後に自覚検査が行われる場合において、前記制御部は、前記検査対象の切り替えに対応し、前記第2眼の他覚屈折測定で得られた測定値に基づいて前記検査部の制御を行うことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の眼科装置であって、前記切替部は、前記検査部を移動するための移動部を含み、前記制御部は、前記第1眼の検査位置から前記第2眼の検査位置への前記検査部の移動に対応して前記検査部の制御を実行することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の眼科装置であって、前記検査部は、左眼の検査および右眼の検査を同時に実行可能であり、前記切替部は、左眼の視界および右眼の視界を択一的に遮断するための遮断部を含み、前記制御部は、前記第2眼から前記第1眼への前記遮断部による遮断対象の変更に対応して前記検査部の制御を実行することを特徴とする。
実施形態に係る眼科装置の外観構成を図1に示す。眼科装置1は、ベース2と、架台3と、ヘッド部4と、顔受け部5と、ジョイスティック8と、表示部10とを有する。なお、眼科装置1は、単体の装置でもよいし、2以上の装置の組み合わせでもよい。後者の場合、以下において説明される複数の構成要素が2以上の装置に分散配置される。たとえば、眼科装置1は、検査を行うための光学系や駆動機構や制御基板等を含む装置と、当該装置に対する制御や情報入力、当該装置からの出力情報の処理を行うための装置とを含んで構成される。
眼科装置1は被検眼の検査を行うための光学系を有する。この光学系の構成例について図2〜図6を参照して説明する。光学系はヘッド部4内に設けられている。光学系は、観察系12と、固視標投影系13と、他覚式測定系14と、自覚式測定系15と、アライメント系16および17とを含む。符号9は、各種の処理を実行する処理部を示す。
観察系12は、対物レンズ12aと、ダイクロイックフィルタ12bと、ハーフミラー12cと、リレーレンズ12dと、ダイクロイックフィルタ12eと、結像レンズ12fと、撮像素子(CCD)12gとを含む。撮像素子12gの出力は、処理部9に入力される。処理部9は、撮像素子12gから入力された信号に基づいて、表示部10に前眼部像E’を表示させる。
ケラト板12hの後方にはアライメント系16が設けられている。前述したように、アライメント系16は、前後方向のアライメントに用いられる。アライメント系16は、アライメント光源16aと、投影レンズ16bとを有する。投影レンズ16bは、アライメント光源16aから出力された光束を平行光束に変換して角膜Cに投影する。ユーザまたは処理部9は、アライメント系16により角膜Cに投影された像(輝点像)を参照してヘッド部4を前後方向に移動させることによりアライメントを行う。
固視標投影系13(自覚式測定系15)は、白色光を発生するLED光源13aと、色補正フィルタ13bと、コリメータレンズ13b’と、チャート板13cと、ハーフミラー13dと、リレーレンズ13eと、反射ミラー13fと、合焦レンズ13gと、リレーレンズ13hと、フィールドレンズ13iと、バリアブルクロスシリンダレンズ(VCC)13jと、反射ミラー13kと、ダイクロイックフィルタ13mおよび12bと、対物レンズ12aとを含む。また、自覚式測定系15は、被検眼Eにグレア光を照射するグレア光源13nを有する。
他覚式測定系14は、リング状光束投影系14Aと、リング状光束受光系14Bとを含む。リング状光束投影系14Aは、リング状の測定パターンを眼底Efに投影する。リング状光束受光系14Bは、この測定パターンの眼底Efからの反射光を検出する。
図2を参照する。ダイクロイックフィルタ12bは、角膜Cに投影された角膜形状測定用リング状光束と、アライメント系16および17からの光束とを透過させる。処理部9によってこれら光束が出力されると、撮像素子12gによって前眼部像E’と、虚像(図示を略す)と、輝点像Brとが取得される。
図3および図4を参照する。他覚測定モードが選択されたことに対応し、処理部9は光源14hを点灯させる。また、レフ測定ユニット部14aが光軸方向に移動され、かつ、これに対応して合焦レンズ14gが光軸方向に移動される。
図5を参照する。自覚測定モードが選択されると、処理部9は光源13aを点灯させる。光源13aから出力された光束は、色補正フィルタ13bを介してチャート板13cを照明する。チャート板13cには、各種の視標(チャート)が設けられている。また、処理部9は、他覚測定の結果に応じた位置に合焦レンズ13gを移動させる。同様に、処理部9は、他覚測定で得られた被検眼Eの乱視状態(乱視度、乱視軸)に基づいて、この乱視状態が矯正されるようにバリアブルクロスシリンダレンズ13jを制御する。
眼科装置1の情報処理系について説明する。眼科装置1の情報処理系の機能的構成の例を図7に示す。情報処理系は、演算制御部100と、検査部110と、左右切替部120と、表示部130と、操作部140と、通信部150とを含む。演算制御部100は、検査部110、左右切替部120、表示部130および通信部150を制御する。
検査部110は、複数の異なる種別の検査を行うことが可能である。図2等に示す構成を有する眼科装置1においては、他覚屈折測定、自覚屈折測定(遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレア検査など)、角膜形状測定を含む、複数の検査を実行することができる。
左右切替部120は、検査部110による検査対象を左眼と右眼とに切り替えるための機能を有する。図1等に示す眼科装置1においては、ヘッド部4を左右方向に移動させることによって検査対象眼の切り替えが行われる。このような構成の眼科装置は、左右切替部120として、検査部110を移動するための移動部121を含む(図7を参照)。
表示部130は、演算制御部100による制御を受けて情報を表示する。表示部130は、図1等に示す表示部10を含む。
通信部150は、図1に示す外部装置11と通信するための機能を有する。通信部150は、たとえば処理部9に設けられている。通信部150は、外部装置11との通信の形態に応じた構成を有する。
情報処理系は、演算制御部100を中心に構成される。演算制御部100は、演算処理や制御処理など、各種の情報処理を実行する。演算制御部100は、図2等に示す処理部9の少なくとも一部を含む。演算制御部100は、記憶部101と、検査種別特定部102と、情報変更部103とを有する。
記憶部101は、各種のコンピュータプログラムやデータを記憶する。コンピュータプログラムには、各種の検査を眼科装置1に実行させるための演算プログラムや制御プログラムが含まれる。データには、各種の検査において使用されるデータが含まれる。このようなデータの例として、検査予定情報と、検査履歴情報とがある。これら情報は、眼科装置1が所定の動作モードにしたがって動作する場合に使用される。
検査予定情報は、被検者に対して実行される検査の内容を示す。検査予定情報は、被検者の左眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序と、右眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序とを含む。ここで、検査の順序は、左眼と右眼とで個別に設定されてもよいし、両眼まとめて設定されてもよい。検査予定情報は、事前に生成され、制御部100によって記憶部101に記憶される。
演算制御部100は、被検者に対する検査が開始されたことに対応し、今回の一連の検査における検査履歴情報の作成を開始し、これを記憶部101に記憶させる。検査履歴情報は、被検者の左眼および右眼に対して検査部110によって既に実行された検査の内容(つまり検査履歴)を含む。
検査種別特定部102は、検査対象眼の切り替えに対応し、検査予定情報および検査履歴情報に基づいて、この切り替えの後に第2眼に対して最初に行われる検査の種別を特定する。この処理の具体例を以下に説明する。
情報変更部103は、所定の指示を受けて、検査予定情報に含まれる検査の種別および/または順序を変更する。所定の指示は、たとえばユーザによって入力される。ユーザは、被検者に対する検査の開始前または検査の途中に、操作部140を用いることにより、検査予定情報の内容を変更することができる。情報変更部103は、この内容変更の指示を検査予定情報に反映させる。なお、この検査予定情報の変更は、今回の検査にのみ、または以後の各回の検査に適用される。このような情報変更の適用範囲をユーザが任意に選択できるように構成してもよい。
実施形態に係る眼科装置1の使用形態について説明する。前述したように、眼科装置1は、被検者の左眼および右眼を個別に検査することが可能である。以下、眼科装置1の使用形態の典型例をいくつか説明する。
図8に示すフローチャートを参照する。本例では、右眼に対して遠用検査と近用検査とがこの順序で行われ、さらに、左眼に対して遠用検査と近用検査とがこの順序で行われる場合を説明する。つまり、本例で適用される検査予定情報には次のような検査予定が記録されている:(1R)右眼の遠用検査;(2R)右眼の近用検査;(1L)左眼の遠用検査;(2L)左眼の近用検査。
被検者の顔を顔受け部5で固定した後、検査部110(ヘッド部4)が右眼の検査位置に移動される。検査位置とは、被検眼の検査を行うことが可能な位置である。前述のアライメントを介して被検眼が検査位置に配置される。検査部110の移動は、ユーザによる操作若しくは指示または演算制御部100による指示にしたがって、演算制御部100によって実行される。
検査部110は、ユーザまたは演算制御部100からの指示にしたがって、各種の視標を選択的に右眼に提示する。ユーザまたは眼科装置1は、提示された視標に対する被検者の応答に基づいて、右眼の遠用視力値(および/または処方レンズの遠用度数:以下同様)を求める。演算制御部100は、求められた遠用視力値を記憶部101に記憶させる。
右眼の遠用検査が終了したら、右眼の近用検査に移行する。このとき、検査種別特定部102は、検査予定情報および検査履歴情報に基づき次に行われる検査の種別が近用検査であることを認識する。演算制御部100は、検査部110を制御することにより近用検査を行うための準備を行う。
右眼の近用検査の終了後、検査部110が左眼の検査位置に移動される。
検査部110の移動に対応し、演算制御部100は、この移動後に最初に実行される検査の種別である遠用検査を行うための制御を行う。この制御には、移動後に最初に行われる検査の種別を検査種別特定部102が特定する処理が含まれる。演算制御部100による制御の対象は検査部110には限定されず、たとえば表示部130に表示させる情報の切り替え制御などが含まれていてもよい。
右眼の場合と同様にして左眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
左眼の遠用検査が終了したら、右眼の場合と同様にして左眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。以上で、本例の処理は終了となる。
図9に示すフローチャートを参照する。本例では、右眼および左眼に対してこの順序で遠用検査が行われ、さらに、右眼および左眼に対してこの順序で近用検査が行われる場合を説明する。つまり、本例で適用される検査予定情報には次のような検査予定が記録されている:(1R)右眼の遠用検査;(2R)右眼の近用検査;(1L)左眼の遠用検査;(2L)左眼の近用検査。
動作例1と同様にして、右眼の検査位置への検査部110の移動と、遠用検査を行うための準備とが行われる。
動作例1と同様にして、右眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
右眼の遠用検査の終了後、検査部110が左眼の検査位置に移動される。
右眼の場合と同様にして左眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
左眼の遠用検査が終了したら、左眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。
左眼の近用検査の終了後、検査部110が右眼の検査位置に移動される。
右眼の検査位置に検査部110が移動された後、右眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。以上で、本例の処理は終了となる。なお、本例では、左眼/右眼の切り替えに対応する検査部110の制御(次に実行される検査の種別に基づく制御)は、特に行われない。
図10に示すフローチャートを参照する。本例では、右眼に対して他覚屈折測定と遠用検査と近用検査とがこの順序で行われ、さらに、左眼に対して他覚屈折測定と遠用検査と近用検査とがこの順序で行われる場合を説明する。つまり、本例で適用される検査予定情報には次のような検査予定が記録されている:(1R)右眼の他覚屈折測定;(2R)右眼の遠用検査;(3R)右眼の近用検査;(1L)左眼の他覚屈折測定;(2L)左眼の遠用検査;(3L)左眼の近用検査。
動作例1と同様にして、右眼の検査位置への検査部110の移動と、他覚屈折測定を行うための準備とが行われる。
検査部110が右眼の検査位置に配置された後、右眼の他覚屈折測定が実行される。演算制御部100は、求められた他覚値を記憶部101に記憶させる。
演算制御部100は、ステップS22で取得された右眼の他覚値に基づく制御を行う。この制御処理は、たとえば、引き続き行われる自覚屈折測定(遠用検査、近用検査)において最初に提示される視標を選択する処理を含む。
動作例1と同様にして、右眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
右眼の遠用検査が終了したら、右眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。
右眼の近用検査の終了後、検査部110が左眼の検査位置に移動される。
検査部110が左眼の検査位置に配置された後、左眼の他覚屈折測定が実行される。演算制御部100は、求められた他覚値を記憶部101に記憶させる。
演算制御部100は、ステップS23と同様に、ステップS27で取得された左眼の他覚値に基づく制御を行う。
左眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
左眼の遠用検査が終了したら、左眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。以上で、本例の処理は終了となる。
図11に示すフローチャートを参照する。本例では、右眼および左眼に対してこの順序で他覚屈折測定が行われ、右眼および左眼に対してこの順序で遠用検査が行われ、さらに、右眼および左眼に対してこの順序で近用検査が行われる場合を説明する。つまり、本例で適用される検査予定情報には次のような検査予定が記録されている:(1R)右眼の他覚屈折測定;(2R)右眼の遠用検査;(3R)右眼の近用検査;(1L)左眼の他覚屈折測定;(2L)左眼の遠用検査;(3L)左眼の近用検査。
動作例1と同様にして、右眼の検査位置への検査部110の移動と、他覚屈折測定を行うための準備とが行われる。
検査部110が右眼の検査位置に配置された後、右眼の他覚屈折測定が実行される。演算制御部100は、求められた他覚値を記憶部101に記憶させる。
右眼の他覚屈折測定の終了後、検査部110が左眼の検査位置に移動される。
検査部110が左眼の検査位置に配置された後、左眼の他覚屈折測定が実行される。演算制御部100は、求められた他覚値を記憶部101に記憶させる。
演算制御部100は、ステップS44で取得された左眼の他覚値に基づく制御を行う。
左眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
左眼の遠用検査の終了後、検査部110が右眼の検査位置に移動される。
演算制御部100は、ステップS42で取得された右眼の他覚値に基づく制御を行う。
右眼の遠用検査が行われ、それにより取得された遠用視力値が記憶部101に記憶される。
右眼の遠用検査が終了したら、右眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。
右眼の近用検査の終了後、検査部110が左眼の検査位置に移動される。
演算制御部100は、ステップS44で取得された左眼の他覚値に基づく制御を行う。
左眼の近用検査が行われ、それにより取得された近用視力値が記憶部101に記憶される。以上で、本例の処理は終了となる。
より多くの種別の検査が行われる場合において、ユーザが任意のタイミングで検査対象眼の切り替えを行うときの例を説明する。本例では、左眼および右眼それぞれに対して、次の検査を次の順序で行うものとする(検査予定情報):(1)他覚屈折測定;(2)遠用検査;(3)コントラスト検査;(4)グレア検査;(5)近用検査。
使用例1〜5では、事前に作成された検査予定情報と、検査中に作成される検査履歴情報とに基づいて、次に行われる検査の種別を特定し、特定された検査種別に基づいて検査部110の制御を行っている。これに対し、本例では、左眼/右眼の切り替えを行うタイミングに関わらず、事前に設定された検査種別に基づいて検査部110の制御が行われる。本例は、このような運用を望むユーザや医療機関にて適用される。また、行われる検査の種別が少ない場合に本例が適用されることも考えられる。
実施形態に係る眼科装置の作用および効果について説明する。
(1)左眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序と、右眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序とを含む検査予定情報を記憶部に記憶させる処理;
(2)検査部により左眼および右眼それぞれに対して実行された検査の履歴を含む検査履歴情報を記憶部に記憶させる処理;
(3)検査対象の切り替えに対応し、検査予定情報および検査履歴情報に基づいて、切り替えの後に第2眼に対して最初に行われる検査の種別を特定する処理(この処理は、検査種別特定部により実行される);
(4)検査種別特定部により特定された検査の種別に基づいて、検査部を制御する処理。
以上に示された実施形態は、この発明を実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内において任意の変形、省略、追加等を施すことが可能である。
100 演算制御部
101 記憶部
102 検査種別特定部
103 情報変更部
110 検査部
120 左右切替部
121 移動部
130 表示部
140 操作部
150 通信部
Claims (12)
- 被検者の左眼および右眼それぞれの検査を行うことが可能な眼科装置であって、
複数の異なる種別の検査を行うことが可能な検査部と、
前記検査部による検査対象を左眼と右眼とに切り替えるための切替部と、
第1眼から第2眼への前記検査対象の切り替えに対応し、当該切り替えの後に前記第2眼に対して最初に行われる検査の種別に応じて前記検査部を制御する制御部と
を有する眼科装置。 - 前記制御部は、
記憶部を含み、
左眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序と、右眼に対して実行される1以上の検査の種別および順序とを含む検査予定情報を前記記憶部に記憶させ、
前記検査部により左眼および右眼それぞれに対して実行された検査の履歴を含む検査履歴情報を前記記憶部に記憶させ、
前記検査対象の切り替えに対応し、前記検査予定情報および前記検査履歴情報に基づいて、前記切り替えの後に前記第2眼に対して最初に行われる検査の種別を特定する検査種別特定部を含み、
前記検査種別特定部により特定された検査の種別に基づいて、前記検査部の制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 前記検査予定情報において、左眼および右眼それぞれに対して第1番目に実行される検査は他覚屈折測定であり、第2番目に実行される検査は自覚遠用検査である
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。 - 前記検査予定情報において、左眼および右眼それぞれに対して第1番目に実行される検査は自覚遠用検査である
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。 - 前記検査予定情報において、自覚遠用検査よりも後に実行される検査に自覚近用検査が含まれる
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の眼科装置。 - 前記制御部は、所定の指示を受けて、前記検査予定情報に含まれる検査の種別および/または順序を変更する
ことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の眼科装置。 - 前記切り替えの後に前記第2眼に対して最初に行われる検査は、あらかじめ設定された一の検査である
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 自覚検査が行われている場合に前記検査対象の切り替えが行われたときに適用される前記一の検査は、自覚遠用検査である
ことを特徴とする請求項7に記載の眼科装置。 - 前記自覚検査は、自覚遠用検査および自覚近用検査を含む
ことを特徴とする請求項8に記載の眼科装置。 - 他覚屈折測定の後に自覚検査が行われる場合において、前記制御部は、前記検査対象の切り替えに対応し、前記第2眼の他覚屈折測定で得られた測定値に基づいて前記検査部の制御を行う
ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の眼科装置。 - 前記切替部は、前記検査部を移動するための移動部を含み、
前記制御部は、前記第1眼の検査位置から前記第2眼の検査位置への前記検査部の移動に対応して前記検査部の制御を実行する
ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の眼科装置。 - 前記検査部は、左眼の検査および右眼の検査を同時に実行可能であり、
前記切替部は、左眼の視界および右眼の視界を択一的に遮断するための遮断部を含み、
前記制御部は、前記第2眼から前記第1眼への前記遮断部による遮断対象の変更に対応して前記検査部の制御を実行する
ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の眼科装置。
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