JP7148671B2 - 眼科装置 - Google Patents

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本発明は、眼科装置に関する。
被検眼の前眼部を画像撮影し、それをモニターに写すことができる眼科装置がある(例えば、特許文献1を参照)。この眼科装置を用いた前眼部の観察では、最初に被検眼の当該眼科装置に対するアライメント(位置調整)が行われる。このアライメントを前眼部の撮影画像に基づいて手動で行う場合がある。
特開2014-30573号公報
上記の技術において、アライメントの開始時は、装置と被検眼の位置が適正な位置関係にないので、多くの場合、前眼部の画像はボケており鮮明でない。アライメントは、前眼部を撮影した画像に基づいて行われるので、撮影した画像がボケていると、アライメントに支障がでる。
この問題への対応として、光学絞りを入れ、焦点深度を深くして光軸方向のアライメントがずれていても像のボケを抑える方法がある。しかしながら、(1)絞りを入れるとボケが無くなるピークの位置が明確でなく、前後方向でのアライメントの微妙なズレを認識し難くなる問題、(2)画像が暗くなる問題が生じる。
上記の新たな問題への対応として、絞り径が異なる複数の光学絞りを用意し、光学絞りを適宜切り替えることで、適切な絞り径の光学絞りを選択できるようにする構造が挙げられる。しかしながら、この構造は、複数の光学絞りを駆動する駆動系が必要であり、また眼科装置の光軸と光学絞りの光軸との偏心を抑える構造が必要であり、装置が複雑化し、高コストとなる。
同様な問題は、矯正用レンズを調べるための眼科装置でも生じる。この装置では、例えばターレット式に複数のレンズが切り替え可能で、被検眼で視標を見ている状態でレンズを適宜切り替えることで、当該被検眼に合うレンズを探す作業が行われる。この際、合うレンズが見つからない場合に、被検眼の光軸上に光学絞りを入れ、上述の場合と同様に被検眼の焦点深度を深くすることで、視力の出ない理由の切り分けが行われる。矯正しても視力が出ない場合や光学絞りを入れても視力が出ない時は、眼光学的な理由では無く視神経などが問題の可能性がある。ただしこの場合も複数の絞り径の選択が必要となることがある。
このような背景において、本発明は、被検眼と視標との間に光学絞りを配置した眼科装置において、機械的な移動部を必要とせずに光学絞りの絞り径を変更可能な技術の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、被検眼に視標を投影する視標投影系と、前記被検眼の前眼部を観察する前眼部観察系とを備えた眼科装置であって、前記被検眼と、前記視標投影系および前記前眼部観察系との間には、前記被検眼側から順に、光学絞り、一または複数の矯正レンズをさらに備え、前記光学絞りは、有極性の第1の液体と前記第1の液体と分離した無極性の第2の液体を有し、前記第1の液体および前記第2の液体の一方は遮光性、他方は光透過性であり、前記第1の液体に電界を加えることで、前記絞り孔の径の調整が行われることを特徴とする眼科装置である
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記絞り孔の位置の調整が可能なことを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、輝度の調整が可能な視標を備え、前記絞り孔の径に対応させて前記視標の前記輝度の調整が行われることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1~のいずれかに記載の発明において、前記絞り孔の径の値に関係なく、前記光学絞りを介して、近赤外画像による前記被検眼の瞳孔の観察が可能であることを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記第1の液体と前記第2の液体の一方が可視光を透過し、他方が可視光を遮光しつつ近赤外光を透過することを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項1~のいずれかに記載の発明において、前記第1の液体および前記第2の液体のうち遮光性の液体には、黒色の顔料または色素が分散されていることを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記黒色の顔料または色素は、カーボンブラックであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、前記光学絞りを介して前記被検眼の前眼部の近赤外画像を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像または当該画像を画像処理した処理画像の画像データを出力する画像データ出力部とを備えることを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記処理画像には、前記被検眼の瞳孔と前記絞り孔が強調表示されていることを特徴とする。
本発明によれば、被検眼と視標との間に光学絞りを配置した眼科装置において、機械的な移動部を必要とせずに光学絞りの絞り径を変更可能な技術が得られる。
実施形態における眼科装置の概念図である。 絞り径を大きくした場合の光束の様子を示す図である。 絞り径を小さくした場合の光束の様子を示す図である。 光学絞りの断面図である。 光学絞りの断面図である。 アクティブマトリクス層の斜視図である。 制御系のブロック図である。 処理の手順の一例を示すフローチャートである。 実施形態の眼科装置の概念図である。 実施形態の眼科装置の概念図である。 被検眼の前眼部の撮像画像の一例である。
1.第1の実施形態
図1には、眼科装置100が示されている。眼科装置100は、視標投影系と前眼部観察系を備える。視標投影系は、被検眼に視標を投影する。視標は、視標提示用LCD31に表示され、その画像は、結像レンズ32、合焦レンズ33、リレーレンズ34、VCC35、視標系絞り36を経て、ミラー29、ダイクロイックミラー28,27を経て、被検眼101に投影される。
VCC(Variable cross cylinder)35は、C:-4D、C:+4Dなどの単性乱視レンズを2枚組み合わせて独立して回転制御することにより、球面度数、乱視度数、軸角度を自由に設定できるレンズユニットである。VCCの詳細については、特願2016-179477号に記載されている。視標系絞り36は、後述する前眼部絞り21と同様な構造および機能を有している。
前眼部観察系は、被検眼101の前眼部(角膜、瞳孔、虹彩等)を撮影し、その画像を得る機能を有している。眼科装置100は、近赤外光(波長900~1000nm)を用いて被検眼101の外観(例えば、虹彩の状態)を観察することができる。また、前眼部観察系は、角膜の形状を計測する機能を有する。
眼科装置100は、上記光学系の他に、被検眼101の眼底を照明するための光学系、眼底の撮影を行うための光学系、被検眼101の波面測定を行う光学系等を備えることが可能である。図1には、波面測定系(詳細は省略)が示されている。
眼科装置100は、プラチド板102を備えている。プラチド板102は、多重のリング状の透過パターンを有した光学マスクであり、角膜により反射したプラチドリング像をエリアセンサ25で撮像、解析することで、角膜形状の測定が行われる。プラチド板102の裏面および周囲には、前眼部を照明する図示省略したLEDが配置されている。このLEDは、近赤外(例えば波長:950nm)の光を発光し、この発光により、被検眼101の前眼部への照明が行われる。
上記LEDからの照明光は、被検眼101の前眼部で反射され前眼部反射光となり、この前眼部反射光は、プラチド板102の中央に設けられた開口部を通過し、更に対物レンズ103を介して、前眼部絞り21に入射する。前眼部絞り21は、眼科装置100および被検眼101の光軸104上に配置されている。前眼部絞り21は、絞り孔134の位置(光軸に垂直な面内における位置)および径(孔径)を可変制御可能な光学的な絞りである。
前眼部絞り21を通過した前眼部反射光は、ハーフミラー22を透過し、更にリレーレンズ23、結像レンズ24を通ってエリアセンサ25に入射する。エリアセンサ25は、近赤外領域(波長:900~1000nm)にも感度を有するCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサであり、被検眼101の前眼部の近赤外画像を撮像し、その画像データを出力する。被検眼101の前眼部の撮影画像は、図1では図示省略したディスプレイ(液晶ディスプレイ等)に表示され、それを測定者(例えば、眼科診断する医師等)や被検者が観察する。
眼科装置100は、アライメント処理(眼科装置100に対する被検眼101の位置合わせ)を行う際に利用されるXY輝点26およびリレーレンズ27を有する。XY輝点26は、近赤外光発光するLEDや液晶表示装置により構成されている。XY輝点26からの光束は、ハーフミラー22にて被検眼101とエリアセンサ25を結ぶ光軸104に合成され、対物レンズ103を介して略平行光束として被検眼101を照明する。被検眼101の角膜で反射した光束はプルキンエ像を生じ、プルキンエ像は、エリアセンサ25に結像する。そのプルキンエ像の像位置がエリアセンサ25上の規定の位置となるように被検眼101に対して眼科装置100の位置が調整される。また、プルキンエ像のピントが合うように被検眼角膜と装置100の距離の調整が行われる。このアライメント処理の際に光学絞り21が利用される。アライメント処理の詳細については後述する。
(前眼部絞り21の機能)
前眼部絞り21は、絞り孔134の位置の制御、および絞り孔134の径の制御が可能である。前眼部絞り21は、対物レンズ103とリレーレンズ23の間に配置され、図2および図3に示すように、前眼部反射光の光束径を絞る。図2には、絞り孔134の径を広げて光学系のNA値(開口数)を大きくし、被検眼101の焦点深度を浅くした場合が示されている。絞り孔134の径を広げ、被検眼101の焦点深度を浅くすることで、前眼部画像がピンポイントなアライメント位置で鮮明に見えるようにできる。この場合、アライメント位置の正確な調整が可能となる。また、絞り孔134の径を広げることで明るい画像を得ることができる。
図3には、絞り孔134の径を狭めて光学系のNA値(開口数)を小さくし、被検眼101の焦点深度を深くした場合が示されている。絞り孔134の径を狭め、被検眼101の焦点深度を深くすることで、前眼部画像の鮮明度を上げ、少々アライメント位置がずれても解像度の高い前眼部画像が得られる。ただし絞り孔134の径を狭めると、画像が暗くなる。
(視標系絞り36の機能)
視標系絞り36は、屈折異常か眼底疾患かの判別に用いられる。被検眼によっては、自覚測定の時に他覚測定値に基づき、視標投影系にてLCD上に結像できるように設定しても、視標が視認し難いことがある。このような場合、視標系絞り36を動作させ、適切な絞り径を選択することで、屈折異常で視力が出ないのか、あるいは他の原因(眼底疾患など)で視標が視認できないのかの判別ができる。
(光学絞りの構造)
図4には、前眼部絞り21の断面構造が示されている。光軸の方向から見た前眼部絞り21の形状は、円形の外観を有している。前眼部絞り21は、一対のガラス基板121と122を用いて構成されている。下側のガラス基板121上には、絞り孔134の径を変えるための円形状の電極123と高誘電フィルム124が積層されている。視標系絞り36の場合で、径に加えて位置を変更したい場合は、電極123はアクティブマトリクス電極層(図6参照)となる。
図6は、ガラス基板121上に形成されたアクティブマトリクス電極層123を矩形に切り取った状態の斜視イメージ図である。アクティブマトリクス電極層123は、マトリクス状に配置されたITO膜で構成された複数の画素電極、各画素に配置された薄膜トランジスタ(TFT)、薄膜トランジスタを駆動する周辺駆動回路を備えている。これらの技術は、アクティブマトリクス型の液晶ディスプレイの技術を応用している。アクティブマトリクス電極層123は、マトリクス状に配置された複数の画素のそれぞれを独立に制御できる。アクティブマトリクス電極層123を採用した場合、絞り孔の径および位置の一方または両方の制御が可能となる。
高誘電フィルム124としては、例えばPVdF(ポリフッ化ビニリデン)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)が用いられる。高誘電フィルム124に接して撥水膜125が配置されている。撥水膜125は、撥水性を有する膜で、例えばテフロンAF(登録商標)やサイトップが用いられる。
撥水膜125に接してリング部材126が配置されている。リング部材126は、リング状の部材で、撥水膜125と高誘電膜127に接し、その内側に内部空間128が形成されている。上側の高誘電膜127は、上側の透明導電膜(ITO膜)129に接し、透明導電膜129は上側のガラス基板122に接している。透明導電膜129は、光学部材として有効に働く領域の全面に一様に設けられている。リング部材126の周囲は、封止材130により封止され、内部空間128を密閉空間としている。
高誘電膜127の内部空間128の側には、親水膜131が配置されている。親水膜131は、親水機能を有する膜で、例えばトリシラノールやシリカなどの無機分散体により構成されている。内部空間128は、黒色の顔料や色素(例えば、カーボンブラック)を混合した水系の有極性液132と、透明で無極性のオイル133で満たされている。有極性液132の具体的な例としては、水やメタノール等が挙げられる。オイル133としては、炭化水素系合成油、シリコーンオイル等が挙げられる。
透明な無極性のオイル133の部分が絞り孔134を形成し、その周囲の黒色の顔料を含む有極性液132が絞り孔134周囲の遮光領域を形成する。有極性液132は、含有させるカーボンブラックの粒子径と密度を調整することで、可視光線は遮蔽するが、近赤外光は一部透過する(例えば、透過率20%)。この条件を満たす条件としては、例えば、有極性液として水を用い、そこにカーボンブラックを混ぜる場合において、カーボンブラックとして粒径が1~400nmのものを用い、その含有量を0.1~20W%とする場合が挙げられる。なお、無極性液を黒色(遮光性)とし、有極性液を透明(光透過性)とし、有極性液の部分で絞り孔を形成することも可能である。
各部の寸法としては、一例であるが、有効面の寸法が直径5mm~100mm程度の円形、ガラス基板121,122の厚みが0.1~0.5mm、高誘電フィルム124の厚みは0.3~5μm、撥水膜125の厚みは数~500nm、内部空間の高さ(撥水膜125と親水膜131との間の距離)が0.1~5mm、高誘電膜127の厚みが0.3~5μm、親水膜131の厚みが数~500μm、129の厚みが10~200nmが採用される。
図4および図5には、電極123と透明電極129との間に電圧を加えた状態が示されている。この場合、有極性液132が電極間の方向(図の上下方向)に分布しようとするので、行き場のない無色のオイル133が中央に集まり、また厚みが厚くなって水滴状になり、中央部分にピンホールとなる透明な孔(絞り孔134)が形成される。絞り孔134の最適な径は、光源の種類、波長、光学系の構成、レンズの種類等によって異なるので、装置の種類ごとに異なるが、例えば0.5mm~10mm程度である。
図4の状態において、電極123と透明電極129の間に加える電圧を変化させると、絞り孔134の径(光軸方向から見た直径)が変化する。例えば、電圧を上げれば、有極性液132の集中状状態が強くなり、オイル133がより中央に押し込められるので、図5に示すように絞り孔134の径が大きくなる。他方で、電圧を下げれば絞り孔134の径が小さくなる(図4の状態)。この現象がエレクトロウェッティング現象である。電極層123として、アクティブマトリクス電極層を採用した場合、各画素電極のON/OFFを制御することで、絞り孔134の位置を制御することができる。例えば、絞り孔132の位置を偏心した位置に移動させることが可能である。
(制御系の構成)
図7は、眼科装置100の制御系のブロック図である。図7は、制御系200が示されている。制御系200は、アライメント制御部201、光学絞り制御部202、輝度算出部203、光源制御部204を備えている。アライメント制御部201は、眼科装置100の光学系を動かし、被検眼101に対する眼科装置100の相対的な位置合わせを行う制御を行う。アライメント制御は、測定者(眼科装置100を操作する医師や眼科技師等)または被検者が操作部211を操作することで行われる。勿論、自動制御も可能である。アライメント制御のための駆動系等の構成は、既知の眼科装置におけるものと同じである。
光学絞り制御部202は、前眼部絞り21(あるいは視標系絞り36)の絞り孔134の径(絞り径)および絞り孔の位置の制御を行う。前眼部絞り21の絞り孔134の径(絞り径)および絞り孔134の位置の制御は、測定者(眼科装置100を操作する医師や眼科技師等)または被検者が操作部211を操作することで行われる。自動的に制御する構成にしても良い。
輝度算出部203は、被検眼101が視認するXY輝点26の画像の輝度(画像の明るさ)を算出する。この例では、被検者が認識するXY輝点26の明るさが前眼部絞り21絞りの径に拘わらず一定になるよう制御する。
光源制御部204は、輝度算出部203の出力に基づき、XY輝点26の輝度を制御する。具体的には、輝度算出部203で得られたXY輝点26の像面照度が低い場合は、視標であるXY輝点の明るさを増し、明度が高い場合は、XY輝点の明るさを暗くする。適切な明度の判定は、上限および下限を決める閾値を利用して行う。視標投影系においては、視標系絞り36の絞り径に基づき、視標提示用LCD31の明るさを制御する。
(前眼部絞り21に係る処理の一例)
以下、眼科装置100における処理の一例を示す。まず、光学絞り21の絞り孔134の径(絞り径)が調整されると、被検眼101が視認するXY輝点の画像の明るさが変化する。具体的には、絞り径を絞れば、被検眼101が視認するXY輝点の画像が暗くなる。また、絞り径を開けば、被検眼101が視認するXY輝点の画像は明るくなる。
アライメント処理を自動で行う場合、絞り径を小さくすることで焦点深度を深くし、Z軸方向(光軸方向)におけるアライメント位置にあまり依存せずに鮮明なXY輝点の画像を被検眼101が見られるようにする(図3参照)。この場合、図示しない別の手段により、最適なZ軸方向におけるアライメント位置が検出され、自動でZ軸方向におけるアライメント調整が行われる。この場合、被検眼101が視認するXY輝点の画像は鮮明になるが、画像は暗くなる。
他方で、被検眼によっては、自動でのアライメントが上手くゆかず、測定者が手動で行う場合もある。この場合、測定者(または被検者)は、エリアセンサ25が撮像する前眼部の撮像画像を見ながらZ軸方向のアライメントを行う。この際、絞り孔134の絞り径を開くことで、画像はボケ易いが、ピンポイントな位置でピントが合う特性が得られ、手動による正確なZ軸方向のアライメントが可能となる(図2参照)。なお被検眼101が視認するXY輝点の画像は明るくなる。なお、被検者が自ら行うアライメントの前眼部像は、XY輝点26を液晶に置き換えて表示させれば良い。
上記のように、絞り孔134の絞り径は、状況に応じて可変されるが、絞り径に応じて被検眼101が視認するXY輝点の画像の明度は変化する。被検眼101は、XY輝点26をストレス無く視認する必要があるので、その明度には適切な範囲がある。ここでは、絞り孔134の絞り径に応じて、XY輝点26の輝度(発光強度)を制御することで、被検眼101がXY輝点26をストレス無く視認できるようにする制御を行う場合を説明する。
図8の処理の手順の一例を示す。処理が開始されると、絞り孔134の絞り径を取得し(ステップS101)、この絞り径から被検眼101が視認するXY輝点26の明度が算出される(ステップS102)。次に、算出されたXY輝点26の明度が規定の範囲内であるか否か、が判定され(ステップS103)、算出されたXY輝点26の明度が規定の範囲内であればステップS101以下の処理を繰り返す。また、算出されたXY輝点26の明度が規定の範囲内でなければ、ステップS104に進み、XY輝点26の明度が規定の範囲内となるように、XY輝点26の輝度の調整が行われる(ステップS104)。その後、ステップS102以下の処理が繰り返される。
(視標系絞り36に係る処理の一例)
この例では、視標系絞り36の絞り径の調整に応じて、視標提示用LCD31に表示される視標の輝度を調整する。この際の調整の仕組みは、前眼部絞り21の場合と同じである。この場合、視標提示用LCD31に表示される視標が明瞭に見えるように視標系絞り36の絞り径の調整が行われる。これは第1の処理例の場合と同じである。
この処理では、視標系絞り36の絞り径と視標提示用LCD31に表示される視標の輝度との最適な関係を予め取得しておき、そのデータに基づいて視標提示用LCD31に表示される視標の輝度の調整が行われる。
視標提示用LCD31に表示される視標の輝度の調整を被検者がマニュアルで行う構成も可能である。視標の輝度を変更しない場合、視標系絞り36の絞り径の変更に伴い被検者が感じる視標の明るさに変化が生じるが、視標提示用LCD31に表示される視標の輝度の調整を被検者がマニュアルで行うことで、被検者が視標提示用LCD31に表示される視標を常に見やすい状態を維持できる。
また、光学センサにより、視標系絞り36を介して被検眼101に視認される視標(提示用LCD31に表示される視標)の輝度をモニターし、提示用LCD31に表示される視標の輝度を調整する構成も可能である。この場合、ミラー29をハーフミラーとし、その背後にCCDセンサ等を配置する。そして、視標系絞り36を通過した提示用LCD31に表示される視標の画像をCCDセンサで検出し、その輝度が予め定めた輝度(あるいは輝度の範囲)となるように提示用LCD31の調整を行う。
また、前眼部観察系で撮影した前眼部の画像中に視標系絞り36の絞り径と絞り孔の位置を重ねて表示(スーパーインポーズ)する。この重畳表示は、視標系絞り36の制御信号に基づいて生成する(実際の絞り画像ではない)。
本実施形態によれば、被検眼101の瞳孔と視標系絞り36の絞り孔の位置関係が画像表示され、その調整が可能となる。また、視標系絞り36の絞り孔の絞り径は調整に応じて、視標提示用LCDに表示される視標の輝度の調整が行われることで、視標が視認し易い。
2.第2の実施形態
本発明における光学絞りは、フォロプター(phoropter)の光学絞りに適用することもできる。フォロプターは、被検眼に合うレンズを選択するために用いられる眼科装置であり、複数のレンズを備え、その1または複数を光軸上に挿入する。同様な眼科装置として、ターレット式にレンズの交換が可能な「ターレット式検眼器」がある。また、古典的なものとしては、手動で眼鏡式の検眼装置のレンズを手動で交換するトライアルレンズセットが知られている。
図9にフォロプターの一例を示す。レンズ群301,302は、各種のレンズであり、符号303,304は補助レンズである。これらのレンズの中から一または複数のレンズが選択され、光軸上に挿入される。レンズの移動は、モータやアクチュエータによって行われる。
また、図9に示す眼科装置は、光軸上に光学絞り305,306が配置されている。光学絞り305,306は、図4,5の光学絞り21と同様な構造を有し、絞り孔の径および位置の制御が可能である。
被検眼によっては、レンズの選択だけでは、視標が視認し難く、適切なレンズが見つからない場合がある。このような場合、光学絞り305,306を動作させ、適切な絞り径を選択することで、屈折異常で視力が出ないのか、他の原因(眼底疾患など)の判別ができる。
図9の構成において、図1の前眼部観察系と同様な仕組みを利用して前眼部の画像観察を行ってもよい。この場合も第1の実施形態の場合と同様に、瞳孔と絞り孔134の位置関係を画像として把握でき、両者が適切な位置関係となるように、絞り孔134の位置の調整が可能となる。
図10には、レフラクターヘッド、視標投影系および前眼部観察系を備えた眼科装置200が示されている。視標投影系および前眼部観察系の各部の構成は、図1に関連して説明したものと同じである。
レフラクターヘッド105には、度数の異なる複数のレンズが収められている。検眼時には、複数用意された矯正レンズの一または複数が光軸上に挿入される。この点は、図9にフォロプターと同じである。
レフラクターヘッド105には、光学絞り106が配置されている。光学絞り106は、図4に関連して説明したように、絞り孔107は可視光および近赤外光を透過させ、絞り孔107周囲の遮光領域は、可視光を遮蔽し、近赤外光は一部透過する(例えば、近赤外光に対する透過率が20%程度)。よって、絞り孔107の径の値を変更しても、絞り孔107に邪魔されつつも一部透過する近赤外光によって被検眼101の前眼部をエリアセンサ25で撮像し、その近赤外画像が得られる。
また、図7に示すように、エリアセンサ25が撮像した近赤外の画像は、絞り孔位置検出部212に送られる。絞り孔位置検出部212は、エリアセンサ25が撮像した近赤外光の画像(近赤外画像)に基づき、絞り孔107の位置を検出する。具体的には、被検眼101の瞳孔に対する絞り孔107の相対位置を検出する。
光学絞り106の遮光領域(絞り孔107の周囲の領域)は、可視光は遮蔽するが、近赤外光は一部透過する。したがって、近赤外画像において、絞り孔107(図10参照)の縁の部分で光量が大きく変わるので、絞り孔107が認識できる。このことを利用して、絞り孔位置検出部212は、撮像画像中における絞り孔107の縁を検出する。他方で、瞳孔の縁は、近赤外画像(前眼部画像)から検出できる。また、仮に瞳孔と絞り孔107がずれており、瞳孔が絞り孔107から外れても、絞り孔107の周囲を透過した近赤外光の画像(当然相対的に暗いが)から瞳孔の縁が検出できる。この結果、絞り孔107の位置と瞳孔の位置の相対位置関係を知ることができる。この処理が絞り孔位置検出部212で行われる。
画像表示制御部213は、エリアセンサ25が撮像した近赤外画像に、更に絞り孔位置検出部212が検出した絞り孔107と瞳孔の位置情報を加味した画像を生成し、それを画像表示装置215に表示するための制御を行う。例えば、図11に示すような前眼部観察画像に絞り孔107と瞳孔の位置を強調表示した画像を加えた処理画像が生成され、それが画像データ出力部214から画像表示部215に出力される。図11には、瞳孔に対して、絞り孔(ピンホール)107が少しずれている状態が表示された処理画像の例が示されている。また、図11には、絞り孔107の内側は、相対的に光量が多いので、明度が高い近赤外画像であり、絞り孔107の外側は、絞り孔107の周囲で近赤外光が一部遮蔽されるので、明度の低い近赤外画像である点が示されている。
なお、絞り孔107と瞳孔の位置を強調表示せず、エリアセンサ25が撮像した画像をそのまま(勿論、色補正や明るさ補正等を行ってもよい)外部に出力あるいは画像表示部215に表示してもよい。
図11の画像は、液晶ディスプレイ等の画像表示部215に表示される。この画像表示部215は、被検眼101の前眼部画像を観察するためのディスプレイである。測定者または被検者は、図11の画像を見ながら、瞳孔と絞り孔107の位置関係を把握し、図示しない操作部を操作することで、両者の位置関係を修正できる。なお、この修正を自動制御により行うことも可能である。また、画像表示部215を備えず、スマートフォンやタブレットのディスプレイ、あるいは外付けの適当なディスプレイに画像データ出力部214から出力された画像を表示する形態も可能である。この場合、有線LANや無線LAN等の公知の通信回線を利用して、画像データの伝送が行われる。
理想的には、瞳孔の縁と絞り孔107の縁とは同心円の関係にあることが好ましい。本実施形態では、被検眼101の瞳孔と絞り孔107を同時に観察できるので、仮に両者の位置関係にずれがある場合に、それを認識できる。また、絞り孔107の位置の調整も可能なので、被検眼101の瞳孔と絞り孔107の位置関係にずれがある場合に、絞り孔107の位置を調整してのずれの修正が行なえる。もちろん、上記のずれの修正を、アライメント処理により行うこと、あるいはアライメント処理と絞り孔107の位置調整の両方を併用して行うことも可能である。
100…眼科装置、101…被検眼、102…プラチド板、103…対物レンズ、106…光学絞り、107…絞り孔、21…光学絞り、22…ハーフミラー、23…リレーレンズ、24…結像レンズ、25…エリアセンサ、26…XY輝点、27…リレーレンズ、121…ガラス基板、122…ガラス基板、123…電極、124…高誘電フィルム、125…撥水膜、126…リング部材、127…高誘電膜、128…内部空間、129…透明導電膜、130…封止材、131…親水膜、132…有極性液、133…透明で無極性のオイル。


Claims (9)

  1. 被検眼に視標を投影する視標投影系と、
    前記被検眼の前眼部を観察する前眼部観察系と
    を備えた眼科装置であって
    前記被検眼と、前記視標投影系および前記前眼部観察系との間には、前記被検眼側から順に、光学絞り、一または複数の矯正レンズをさらに備え、
    前記光学絞りは、有極性の第1の液体と前記第1の液体と分離した無極性の第2の液体を有し、
    前記第1の液体および前記第2の液体の一方は遮光性、他方は光透過性であり、
    前記第1の液体に電界を加えることで、前記絞り孔の径の調整が行われることを特徴とする眼科装置。
  2. 前記絞り孔の位置の調整が可能なことを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
  3. 輝度の調整が可能な視標を備え、
    前記絞り孔の径に対応させて前記視標の前記輝度の調整が行われることを特徴とする請求項1または2に記載の眼科装置。
  4. 前記絞り孔の径の値に関係なく、前記光学絞りを介して、近赤外画像による前記被検眼の瞳孔の観察が可能であることを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の眼科装置。
  5. 前記第1の液体と前記第2の液体の一方が可視光を透過し、他方が可視光を遮光しつつ近赤外光を透過することを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
  6. 前記第1の液体および前記第2の液体のうち遮光性の液体には、黒色の顔料または色素が分散されていることを特徴とする請求項1~のいずれかに記載の眼科装置。
  7. 前記黒色の顔料または色素は、カーボンブラックであることを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
  8. 前記光学絞りを介して前記被検眼の前眼部の近赤外画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像または当該画像を画像処理した処理画像の画像データを出力する画像データ出力部と
    を備えることを特徴とする請求項またはに記載の眼科装置。
  9. 前記処理画像には、前記被検眼の瞳孔と前記絞り孔が強調表示されていることを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
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