JP2009053210A - ステージ装置及び半導体検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低姿勢・低重心を実現することができるステージ装置、及びこれを備える半導体検査装置を提供する。
【解決手段】
ステージ装置1は、開口部3aを有する定盤3と、該定盤3の開口部3aに設けられるY軸シャフトモータ5と、該Y軸シャフトモータ5と平行に設けられる2つのY軸ガイドレール12Aと、該Y軸ガイドレール12Aに案内されながらY軸シャフトモータ5の駆動により定盤3に対して可動であり、凹部4bを有するY軸ステージ4と、該Y軸ステージ4の側部に設けられるX軸シャフトモータ6と、該X軸シャフトモータ6と平行に設けられる2つのX軸ガイドレール15Aと、該X軸ガイドレール15Aに案内されながらX軸シャフトモータ6の駆動によりY軸ステージ4に対して可動に設けられたX軸ステージ7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物の位置決めを行うためのステージ装置及びこのステージ装置を備える半導体検査装置に関する。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載のXY軸ステージ装置が知られている。このXY軸ステージ装置において、ベース上には、X軸ガイドレールが敷設され、このX軸ガイドレール上には、X軸テーブルが配置されている。そして、このX軸テーブルは、X軸リニアモータでX軸方向に移動自在である。さらに、X軸テーブル上には、Y軸ガイドレールが敷設され、このY軸ガイドレール上には、Y軸テーブルが配置されている。そして、このY軸テーブルは、Y軸リニアモータでY軸方向に移動自在である。このような構成のステージ装置は、通称、スタック型ステージと呼ばれ、上下のテーブルをX方向及びY方向に任意に移動させることができ、半導体製造装置などで利用されている。
特許3988225号公報
しかしながら、スタック型ステージは、1軸ユニットを上下に積み重ねるように組み合わせて構成されるため、上下方向の寸法が大きくなる傾向にある。ステージが上下方向に高くなると、X軸位置の測定高さとY軸位置の測定高さ(スケール位置)が異なることから、アッベ誤差が出やすく位置決め精度を高めることが難しくなる。また、ストロークが長い場合に、X軸のガイドからテーブルの両端が大きく張り出してしまうため、ピッチングが起こりやすくなる。また、特に、ステージが上下方向に高くなると、リニアモータで高速にテーブルを駆動した場合に、テーブルの高加減速による振動が発生し易いといった問題もある。このようなアッベ誤差の問題や振動の問題に対応すべく、ステージ装置は低姿勢・低重心であることが望まれる。
また、いわゆるサーフェス型ステージと呼ばれるタイプのステージでは、スタック型ステージの上記の問題を低減することができる。その一方、サーフェス型ステージでは、テーブルの移動を案内するためにエアガイドを用いることから、石材あるいはセラミックスからなるガイド部を用いる必要があり、ガイド部の加工に手間がかかる。また、エアガイドは組み立て作業や、調整作業が難しく、エアを吹き出すことからパーティクルの問題も発生し易い。また、半導体製造装置、特に半導体検査装置においては、ステージの高速化の要求が高まっているが、従来用いられていたボールネジタイプのステージでは、高速化対応が困難である。従って、特にリニアモータを用いるタイプのステージ装置において、ステージ装置を低姿勢、低重心化する要求が高まっている。
そこで、本発明は、低姿勢・低重心を実現することができるステージ装置、及びこれを備える半導体検査装置を提供することを目的とする。
本発明のステージ装置は、下軸ベースと、下軸ベースに設けられる下軸リニアモータと、該下軸リニアモータと平行に下軸ベースに設けられる下軸ガイドレールと、該下軸ガイドレールに案内されながら下軸リニアモータの駆動により下軸ベースに対して可動である上軸ベースと、該上軸ベースの側部に設けられる上軸リニアモータと、該上軸リニアモータと平行に上軸ベースに設けられる上軸ガイドレールと、該上軸ガイドレールに案内されながら上軸リニアモータの駆動により上軸ベースに対して可動に設けられたトップテーブルと、を備えることを特徴とする。
このステージ装置では、トップテーブルを駆動するための上軸リニアモータが、上軸ベースの側部に設けられている。従って、下軸ベースとトップテーブルとの間に挟まれて上軸リニアモータが設置される場合に比較して、下軸ベースとトップテーブルとの間隔を詰めることができる。その結果、ステージ装置の低姿勢・低重心化を図ることができる。
またこの場合、下軸ベースは、凹部又は中空部を有しており、下軸リニアモータは、凹部又は中空部に設けられていることとしてもよい。このステージ装置では、上軸ベースを駆動するための下軸リニアモータが、下軸ベースの凹部又は中空部に設けられている。従って、上軸ベースと下軸ベースとの間に挟まれて下軸リニアモータが設置される場合に比較して、上軸ベースと下軸ベースとの間隔を詰めることができ、ステージ装置の低姿勢・低重心化を図ることができる。
また、本発明のステージ装置では、上軸リニアモータと下軸リニアモータとが、シャフト型モータであることとしてもよい。
下軸リニアモータにシャフト型モータを用いることで、下軸リニアモータのシャフトを下軸ベースの凹部又は中空部に対して両端支持で設置することができる。また、上軸リニアモータにシャフト型モータを用いることで、上軸リニアモータのシャフトを上軸ベースの側部において両端支持で設置することができる。
また、下軸ガイドレールは2つであり、下軸リニアモータを挟んで両側に配置されることとしてもよい。このように下軸リニアモータが2つの下軸ガイドレールの間に配置されることで、下軸リニアモータで駆動される上軸ベースのヨーイングが低減され、上軸ベースの安定した駆動が可能になる。
また、上軸リニアモータはシャフト型モータであり、上軸リニアモータのシャフトは、上軸ベースの側部の両端に設けられたシャフト支持部により両端支持されていることとしてもよい。この構造によれば、上軸リニアモータのシャフトを上軸ベースから離して側部に設置することができるので、上軸リニアモータで発生する熱を上軸ベースに伝わり難くすることができ、上軸ベースの熱膨張に起因する位置決め精度の劣化を低減することができる。
また、上軸ベースは、凹部又は中空部を有していることとしてもよい。この構成によれば、例えばトップテーブルに他の駆動機構を搭載する場合においても、当該駆動機構を上軸ベースの凹部又は中空部に納めるように上軸ベース側に張り出して設置することができるので、上記他の駆動機構が上軸ベースとは反対側に張り出す量を小さくすることができる。その結果、ステージ装置の一層の低姿勢・低重心化を図ることができる。
また、上軸ガイドレールは、上軸ベースの凹部又は中空部以外の位置に設けられていることとしてもよい。この構成により、例えばトップテーブルに他の駆動機構を搭載する場合において、当該駆動機構を上軸ベースの凹部又は中空部に納めるように上軸ベース側に張り出して設置することが容易になり、上軸ベースの凹部又は中空部の空間を有効利用することができる。
また、本発明のステージ装置は、トップテーブルの移動により生じる反力を処理する第1の反力処理ユニットを備えることとしてもよい。この構成により、トップテーブルの移動によって生じる反力が処理され、装置の振動を低減することができる。
また、本発明のステージ装置は、上軸ベースの移動により生じる反力を処理する第2の反力処理ユニットを備えることとしてもよい。この構成により、上軸ベースの移動によって生じる反力が処理され、装置の振動を低減することができる。
また、本発明の半導体検査装置は、上記何れかのステージ装置を備えたことを特徴とする。この半導体検査装置は、上記何れかのステージ装置を備えることにより、ステージ装置の低姿勢・低重心化により、高速で駆動しても振動が発生しにくいので、処理の高速化を図り、高いスループットを実現することができる。
本発明によれば、低姿勢・低重心を実現することができるステージ装置、及びこれを備える半導体検査装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るステージ装置及び半導体検査装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面に示すように、X軸及びY軸は水平面上で互いに90度をなし、鉛直方向をZ軸方向と定め、以下必要な場合にX軸、Y軸、Z軸を用いる。
図1に示すように、半導体検査装置101は、ステージ装置1と、当該ステージ装置1の上方に設置されたカメラユニット102と、を備えている。ステージ装置1は、トップテーブル7上に載置される半導体ウェハのXY平面内の位置決めを行うスタック型のXYステージであり、カメラユニット102は、ステージ装置1で位置決めされた半導体ウェハを上方から撮像する。半導体検査装置101では、カメラユニット102で得られた撮像データに基づいて、半導体ウェハの欠陥検出等の検査が行われる。
図1〜図4に示すように、ステージ装置1は、ベースとなる架台2と、架台2上に配置された正方形板状の定盤(下軸ベース)3と、定盤3の上に積み重ねられ当該定盤3に沿ってY軸方向に移動するY軸ステージ(上軸ベース)4と、Y軸ステージ4の駆動部として機能するシャフト型モータであるY軸シャフトモータ(下軸リニアモータ)5と、Y軸ステージ4の上に積み重ねられ当該Y軸ステージ4上をX軸方向に移動するX軸ステージ(トップテーブル)7と、X軸ステージ7の駆動部として機能するシャフト型モータであるX軸シャフトモータ(上軸リニアモータ)6と、を備えている。
架台2は、工場の床面などに立脚する4本の足部2aを有している。足部2aの間には、X軸方向に延在する第1の梁部材2bと、Y軸方向に延在する第2の梁部材2cと、が2本ずつ掛け渡されている。第1の梁部材2bの間には、Y軸方向に延在する第3の梁部材2dが設けられている。第3の梁部材2dは、2本の第1の梁部材2bの中央を結ぶ線からずれた位置に設けられている(図5参照)。
架台2の4本の足部2aの上端には、4つの除振ユニット8がそれぞれ固定されている。除振ユニット8の上面には、定盤3が固定されている。除振ユニット8は、例えば空気バネやゴムなどの弾性材から構成されており、架台2から定盤3に伝わる振動を減衰することで取り除いている。
定盤3の中央には、Y軸方向に延在する略長方形状の開口部(中空部)3aが形成されている。開口部3a内には、Y軸方向に延在するY軸マグネットシャフト5Aが配置され、Y軸マグネットシャフト5Aの両端は、定盤3に固定された一対のY軸シャフト支持部10によって支持されている。また、定盤3の上面には、Y軸方向に延在するY軸リニアスケール11が開口部3aに沿うように配置されている。
Y軸マグネットシャフト5Aは、ブロック状のY軸コイルユニット5BをY軸方向に貫通する貫通孔に挿入されている。このY軸コイルユニット5B内には、Y軸方向に延在する空芯コイルが配置されている。Y軸コイルユニット5Bの貫通孔は、空芯コイルの中央の空芯部を通るように形成されており、Y軸マグネットシャフト5Aは、空芯コイルの空芯部内に通されている。Y軸コイルユニット5Bの上面には、Y軸ステージ4が固定されている。Y軸マグネットシャフト5AとY軸コイルユニット5Bとは、Y軸ステージ4の駆動部として機能するY軸シャフトモータ5を構成している。
定盤3の上には、Y軸方向に延在する2本のY軸ガイドレール(下軸ガイドレール)12Aが開口部3aを挟んで設けられている。Y軸ステージ4の下面には、Y軸ガイドレール12Aに沿って滑走するY軸スライダ部12Bが2個設けられている。Y軸ガイドレール12AとY軸スライダ部12Bとは、Y軸ステージ4をY軸方向に案内するためのY軸ガイド部12を構成している。
Y軸ステージ4は、X軸方向に延在すると共に、断面コの字状の部材である。すなわち、Y軸ステージ4の上面には、X軸方向に全幅に亘って延びる溝で構成される凹部4bが形成されている。Y軸ステージ4の下部には、定盤3上のY軸リニアスケール11と対向するようにY軸スケールヘッド(図示せず)が取り付けられている。Y軸スケールヘッドは、Y軸リニアスケール11の目盛を光学的に検知することで、定盤3に対するY軸ステージ4のY軸方向の位置を検出している。
Y軸ステージ4の一方の側面(X軸方向に延在する側面)には、X軸方向に延在するX軸マグネットシャフト6Aが固定されている。X軸マグネットシャフト6Aの両端は、Y軸ステージ4の側面に固定された一対のX軸シャフト支持部14によって支持されている。すなわち、このX軸マグネットシャフト6Aは、Y軸ステージ4とほぼ同じ高さに位置し、Y軸ステージ4に対して水平方向に隣接するように配置されている。X軸コイルユニット6Bは、前述したY軸コイルユニット5Bと同様の構成を有している。X軸コイルユニット6BをX軸方向に貫通する貫通孔には、X軸マグネットシャフト6Aが挿入されている。X軸コイルユニット6Bの上面は、Y軸方向に延在する板状のX軸ステージ7の一端に固定されている。X軸マグネットシャフト6AとX軸コイルユニット6Bとは、X軸ステージ7の駆動部として機能するX軸シャフトモータ6を構成する。
Y軸ステージ4の上面には、X軸方向に延在するX軸ガイドレール(上軸ガイドレール)15Aが2本設けられている。また、X軸ステージ7の下面には、X軸ガイドレール15Aに沿って滑走する2個のX軸スライダ部15Bが設けられている。X軸ガイドレール15AとX軸スライダ部15Bとは、X軸ステージ7をX軸方向に案内するX軸ガイド部15を構成する。すなわち、Y軸ステージ4においては、X軸シャフトモータ6のX軸マグネットシャフト6Aが、平面視において、2本のX軸ガイドレール15A,15Aの間ではなく、2本のX軸ガイドレール15A,15Aの外側に設置されている。
Y軸ステージ4の他方の側面には、X軸方向に延在するX軸リニアスケール16が設けられている。Y軸方向におけるX軸ステージ7の他端(X軸コイルユニット6Bが固定された端と反対側の端)には、X軸リニアスケール16と対向するようにX軸スケールヘッド17が取り付けられている。X軸スケールヘッド17は、X軸リニアスケール16の目盛を光学的に検知することで、定盤3に対するX軸ステージ7のX軸方向の位置を検出している。
図1及び図6〜図8に示すように、Y軸方向における定盤3の両端には、X軸ステージ7の移動によって定盤3に加えられる反力を処理するためのX軸ステージ用反力処理機構(第1の反力処理ユニット)21がそれぞれ設けられている。この反力処理機構21は、Y軸マグネットシャフト5Aの延長線上に配置されている。
反力処理機構21は、ブロック状の支持台22,23を介して定盤3に固定されたマグネットシャフト26Aと、後述する伝達手段27を介して架台2に連結されたブロック状のコイルユニット26Bと、から構成される反力処理用シャフトモータ26を有している。反力処理用シャフトモータ26は、前述したX軸シャフトモータ6と同様の構成を有し、X軸方向に延在するマグネットシャフト26Aがコイルユニット26BをX軸方向に貫通する貫通孔に挿通されている。
コイルユニット26Bと架台2との間には、コイルユニット26Bに加わるX軸方向の力を架台に伝達する伝達機構27が設けられている。伝達機構27は、コイルユニット26Bに連結された第1の固定子連結部材28及び第2の固定子連結部材29と、コイルユニット26Bの架台2に対する変位を吸収するための変位機構部31と、架台2に連結された架台連結部材40と、から構成されている。
第1の固定子連結部材28は、Y軸方向で定盤3に向かって開放されたコの字状の部材であり、コイルユニット26Bの下面に固定されている。第1の固定子連結部材28と定盤3との間には、定盤3に沿ってコイルユニット26BをX軸方向に案内する第1のガイド部30が設けられている。第1のガイド部30は、定盤3に固定された第1のガイドレール30Aと、第1の固定子連結部材28に固定された第1のスライダ部30Bと、から構成されている。第1のガイドレール30Aは、X軸方向に延在し、第1のスライダ部30Bは、第1のガイドレール30Aに沿ってX軸方向に滑動する。
第1の固定子連結部材28の下端には、L字板状の第2の固定子連結部材29が固定されている。第1の固定子連結部材28と第2の固定子連結部材29とは、はね状の補強板で補強されている。第2の固定子連結部材29の下端には、架台2に対するコイルユニット26Bの変位を吸収するための変位機構部31が連結されている。変位機構部31と架台2との間には、変位機構部31と架台2とを連結する断面L字状の架台連結部材40が設けられている。
変位機構部31は、コイルユニット26BのZ軸方向の変位を吸収する第2のガイド部32と、コイルユニット26Bの回転変位を吸収する回転機構部33と、コイルユニット26BのY軸方向の変位を吸収する第3のガイド部34と、から構成されている。更に、回転機構部33は、ブロック状の第1の伝達部材35及び第2の伝達部材36と、第1の伝達部材35と第2の伝達部材36との間に配置された球体37と、第1の伝達部材35と第2の伝達部材36との間隔に向けて抑えるための4本の抑え用ボルト38と、から構成されている。
第2のガイド部32は、第1のガイド部30と同様の構成を有しており、第2の固定子連結部材29に固定された第2のガイドレール32Aと、第1の伝達部材35に固定された第2のスライダ部32Bとを有している。第2のガイドレール32Aは、Z軸方向に延在し、第2のスライダ部32Bは、第2のガイドレール32Aに沿ってZ軸方向に滑動する。
第1の伝達部材35及び第2の伝達部材36は、X軸方向に対向して配置されている。第1の伝達部材35の内面(第2の伝達部材36と対向する面)には、略円錐状の凹部35aが形成されている。同様に、第2の伝達部材36の内面(第1の伝達部材35と対向する面)には、略円錐状の凹部36aが形成されている。球体37は、X軸方向において両端が凹部35a,36aに入り込み、その状態で第1の伝達部材35と第2の伝達部材36との間に空隙を形成している。球体37と凹部35a,36aとは、第1の伝達部材35及び第2の伝達部材36を回転自在に連結する自在継手39を構成する。
抑え用ボルト38は、第2の伝達部材36の四隅に形成された貫通孔36bにそれぞれ挿通されている。これらの貫通孔36bの直径は、挿通される抑え用ボルト38の直径よりも大きく形成されている。また、抑え用ボルト38の先端部には、ネジ溝が形成されており、第1の伝達部材35に形成された雌ねじ部35bと螺合している。抑え用ボルト38の頭部は、第2の伝達部材36の対向面と反対の面から突出しており、抑え用ボルト38の頭部と第2の伝達部材36との間には、第2の伝達部材36を第1の伝達部材35に向かって付勢するためのバネ部38aが設けられている。
このように構成された回転機構部33では、コイルユニット26BのX軸周りの回転変位、Y軸周りの回転変位、及びZ軸周りの回転変位が吸収される。具体的には、コイルユニット26Bが架台2に対して回転変位した場合、自在継手39における第1の伝達部材35の回転により、コイルユニット26Bの回転変位が架台2に伝達されることなく吸収される。このとき、抑え用ボルト38の直径より第2の伝達部材36の貫通孔36bの直径は大きく形成されているため、抑え用ボルト38は第1の伝達部材35と一体に回転し、第1の伝達部材35の回転を妨げない。また、抑え用ボルト38のバネ部38aによって第2の伝達部材36が第1の伝達部材35に向かって付勢されているため、回転時における球体37の脱落が防止される。
第3のガイド部34は、第1のガイド部30と同様の構成を有しており、架台連結部材40に固定された第3のガイドレール32Aと、第2の伝達部材36に固定された第3のスライダ部34Bと、を有している。第3のガイドレール34Aは、Y軸方向に延在し、第3のスライダ部34Bは、第3のガイドレール34Aに沿ってY軸方向に滑動する。
この変位機構部31では、コイルユニット26Bが架台に対してZ軸方向に変位すると、第2のガイド部32における第2のスライダ部32BがZ軸方向に滑動することで、コイルユニット26Bの変位を吸収する。また、コイルユニット26Bが架台に対してY軸方向に変位すると、第3のガイド部34における第3のスライダ部34BがY軸方向に滑動することで、コイルユニット26Bの変位を吸収する。そして、コイルユニット26Bが架台2に対して回転変位すると、第1の伝達部材35が第2の伝達部材36に対して回転することで、コイルユニット26Bの回転変位を吸収する。このようにして、変位機構部31では、X軸方向以外の方向におけるコイルユニット26Bの変位を吸収する。その一方、この変位機構部31では、コイルユニット26BがX軸方向に変位すると、第2のガイド部32と第1の伝達部材35と球体37と第2の伝達部材36と第3のガイド部34とを介して、コイルユニット26Bの変位すなわち力が架台2に伝わる。
以上の構成を有する反力処理機構21では、X軸ステージ7の移動によって定盤3に加えられる反力を処理するにあたり、反力処理用シャフトモータ26においてコイルユニット26Bに対してマグネットシャフト26Aを駆動させることで、伝達機構27を介してコイルユニット26Bに連結された架台2に対してマグネットシャフト26Aに固定された定盤3をX軸方向に変位させる力を発生させ、これによって定盤3に加えられた反力を打ち消すことができる。
また、コイルユニット26Bは第1のガイド部30を介して定盤3とも連結されているため、架台2と定盤3との間に相対変位が生じた場合であっても、コイルユニット26Bと定盤3すなわちコイルユニット26Bとマグネットシャフト26Aとの間に相対変位が生じることを抑制することができる。具体的には、X軸方向以外の方向におけるコイルユニット26Bの変位は、変位機構部31によって吸収され、架台2に伝達されない。その結果、コイルユニット26Bは、シャフトモータ26の可動方向であるX軸方向以外の方向において、定盤3すなわちマグネットシャフト26Aと一体に変位するので、コイルユニット26Bとマグネットシャフト26Aとの間に相対変位が生じることを防止することができ、コイルユニット26Bとマグネットシャフト26Aとの接触防止が図られる。従って、この反力処理機構21では、コイルユニット26Bとマグネットシャフト26Aとの間隔を大きくすることなく、コイルユニット26Bとマグネットシャフト26Aとの接触を防止することが可能となるので、反力処理機構21の小型化すなわちステージ装置1の小型化が図られる。
また、反力処理機構21では、コイルユニット26BがX軸方向以外の方向においてマグネットシャフト26Aと一体に変位することで、例えばシャフトモータなどの可動子の移動方向以外の方向に可動子と固定子とが相対変位すると接触するモータを反力処理用リニアモータとして採用することを可能にするため、反力処理用リニアモータの小型化すなわちステージ装置1の小型化に有利である。
更に、反力処理機構21では、第1の伝達部材35及び第2の伝達部材36の内面に、略円錐状の凹部35a,36aを形成している。これらの凹部35a,36aと球体37とから自在継手39を構成することで、回転機構部33の簡素化すなわち反力処理機構21の簡素化が図られる。
また、変位機構部31において、X軸方向以外の方向における架台2とコイルユニット26Bとの相対変位を吸収するため、架台2が設置された床面の振動などが、コイルユニット26Bに伝達することを抑制することができる。その結果、除振ユニット8によって架台2からの振動が除かれた定盤3及びマグネットシャフト26Aとコイルユニット26Bとの間に相対変位が生じることを抑制することができるので、シャフトモータ26の損傷防止が図られ、これによって反力処理機構21の耐久性の向上が図られる。
図4及び図5に示すように、定盤3の下面には、Y軸ステージ4の移動によって定盤3に加えられる反力を処理するためのY軸ステージ用反力処理機構(第2の反力処理ユニット)41が設けられている。
反力処理機構41は、ブロック状の支持台42を介して定盤3に固定されたマグネットシャフト43Aと、伝達手段44を介して架台2に連結されたブロック状のコイルユニット43Bと、から構成される反力処理用シャフトモータ43を有している。
反力処理用シャフトモータ43は、前述した反力処理用シャフトモータ26と同様の構成を有し、Y軸方向に延在するマグネットシャフト43Aがコイルユニット43BをY軸方向に貫通する貫通孔に挿通されている。
コイルユニット43Bと架台2の第3の梁部材2dとの間には、コイルユニット43Bに加わるY軸方向の力を架台に伝達する伝達機構44が設けられている。伝達機構44は、コイルユニット43Bに連結される固定子連結部材と、前述した変位機構部31と同様の構成を有する変位機構部と、架台2に連結される架台連結部材と、から構成されている。また、伝達機構44と定盤3の下面との間には、コイルユニット43BをY軸方向に案内する第4のガイド部45が設けられている。
以上のように構成された反力処理機構41では、前述した反力処理機構21と同様の効果が得られる。また、反力処理機構41を定盤3の下面に設ける構成とすることで、定盤3の側方などに設ける場合と比べて、ステージ装置1の小型化が図られる。
続いて、ステージ装置1及び半導体検査装置101の上述した構成に基づく作用効果について説明する。
このステージ装置1では、Y軸ステージ4を駆動するためのY軸シャフトモータ5が、定盤3の開口部3aに埋め込まれるように設置され、定盤3の上面から見て低い位置に配置されている。従って、定盤3の上面に直接Y軸シャフトモータ5を設置する場合に比較して、Y軸ステージ4と定盤3との間隔を詰めることができる。なお、定盤3の上面よりも低い位置にY軸シャフトモータ5を設置できればよいので、定盤3の中央には、図9に示すように、開口部3aに代えて定盤3の上面から掘り下げられた凹部3bを設けたとしても、開口部3aの場合と同様の作用効果を得ることができる。
また、X軸ステージ7を駆動するためのX軸シャフトモータ6が、Y軸ステージ4の側面(X方向に延在する側面)に沿って設けられていることから、Y軸ステージ4の上端面から見て比較的低い位置に配置されることになる。従って、Y軸ステージ4とトップテーブル7との間にX軸シャフトモータ6を設置する場合に比較して、トップテーブル7とY軸ステージ4との間隔を詰めることができる。
更に、ここで、X軸ステージ7上に他軸の駆動機構を追加で搭載する場合を考える。なお、この他軸の駆動機構としては、例えば、半導体ウェハをZ方向に移動させるZ軸駆動機構や、半導体ウェハをZ軸周りに回転させるθ軸駆動機構等が考えられる。ステージ装置1においては、図4に示されるように、Y軸ステージ4は上側中央に凹部4bを有する断面コ字状をなしており、しかも、X軸ガイドレール15Aは中央の凹部4bを避けて両端に設けられている。従って、他軸の駆動機構103をX軸ステージ7上に追加する場合には、図10に示すように、当該他軸の駆動機構103の下部を凹部4bに納め、X軸ステージ7から下方に張り出すように他軸の駆動機構103を設置することができる。よって、凹部4bのスペースが有効利用され、他軸の駆動機構103のうち、X軸ステージ7から上方に張り出す部分の高さを低くすることができる。なお、Y軸ステージ4の中央には、図11に示すように、凹部4bに代えて、上下方向に貫通する開口部(中空部)4aを設けたとしても、凹部4bの場合と同様の作用効果を得ることができる。
以上の通り、ステージ装置1の構成によれば、上下に積み重ねられる定盤3、Y軸ステージ4、及びX軸ステージ7のそれぞれの間隔を詰めることが可能であるので、X軸ステージ7の高さ位置を低くし、ステージ装置1の全体の高さを低くすることができる。また、他軸の駆動機構103を追加で搭載する場合にも、ステージ装置1の高さの増加が抑えられる。従って、このステージ装置1によれば、低姿勢・低重心化を図ることができ、その結果、アッベ誤差による位置決め精度低下やピッチングも抑制され、高速で駆動する場合にも振動を低減することができる。また、このステージ装置1は、スタック型のステージ装置であるので、石材あるいはセラミックス材を用いるサーフェス型ステージに比べて、製造も容易である。
また、ステージ装置1では、Y軸シャフトモータ5が定盤3の上面から見て比較的低い位置に配置されている。従って、定盤3の下面に取り付けられた反力処理用シャフトモータ43のマグネットシャフト43Aと、Y軸シャフトモータ5のマグネットシャフト5Aとが近づくことになる。その結果、Y軸ステージ用反力処理機構41の反力処理により発生してしまうモーメントが小さくなり、反力処理によるステージ装置1の振動抑制の効果が高くなる。
また、ステージ装置1では、シャフト型のリニアモータであるY軸シャフトモータ5が採用されている。シャフト型モータは、コア付きリニアモータやコアレスリニアモータといった他のタイプのリニアモータに比べてシャフトが軽量であり、また、シャフトは剛性が高い円柱形状であるので、両端のみ支持された場合にも撓みが小さい。従って、Y軸マグネットシャフト5Aを、両端支持といったシンプルな支持構造で固定することができ、開口部3aに納めることができる。また、Y軸シャフトモータ5を採用することにより、ボールネジを用いるタイプの駆動機構に比べて、高速の駆動が可能となる。
同様に、X軸シャフトモータ6も、シャフト型のリニアモータであるので、X軸マグネットシャフト6Aを、Y軸ステージ4の側面に沿って一対のシャフト支持部14により、シンプルな両端支持構造で容易に固定することができる。また、X軸シャフトモータ6による高速駆動も実現可能である。また、この両端支持の構造によれば、X軸マグネットシャフト6AをY軸ステージ4から離して側部に設置することができるので、駆動によりX軸シャフトモータ6で発生する熱は、シャフト支持部14経由でのみY軸ステージ4に伝わる。このように、X軸シャフトモータ6で発生する熱を、Y軸ステージ4に伝わり難くすることができ、Y軸ステージ4の熱膨張に起因する位置決め精度の劣化を低減することができる。
また、2つのY軸ガイドレール12Aは、Y軸シャフトモータ5を挟んで両側に配置されるので、Y軸シャフトモータ5で駆動されるY軸ステージ4のヨーイングが低減され、Y軸ステージ4の安定した駆動が可能になる。
また、ステージ装置1は、X軸ステージ7の移動により生じる反力がX軸ステージ用反力処理機構21により打ち消され、更に、Y軸ステージ4の移動により生じる反力がY軸ステージ用反力処理機構41により打ち消される。従って、ステージ装置1の駆動時の振動を更に低減することができる。
また、半導体検査装置101は、検査対象の半導体ウェハの位置決め装置として、ステージ装置1を用いているので、前述の通り、ステージ装置1の低姿勢・低重心化が達成され、高速で駆動しても振動が発生しにくい。その結果、半導体検査装置101では、処理の高速化を図ることができ、高いスループットを実現することができる。
本発明に係るステージ装置を示す斜視図である。 図1のステージ装置を示す平面図である。 図1のステージ装置を示す側面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 図1に示す反力処理機構の側面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 図6に示す伝達機構の斜視図である。 図1のステージ装置の定盤の他の例を示す断面図であり、ZX平面に平行な断面における断面図である。 図1のX軸ステージに他軸の駆動機構を追加した場合の構造を示す断面図であり、YZ平面に平行な断面における断面図である。 図1のY軸ステージの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1…ステージ装置、3…定盤(下軸ベース)、3a…開口部(下軸ベースの中空部)、3b…凹部(下軸ベースの凹部)、4…Y軸ステージ(上軸ベース)、4a…開口部(上軸ベースの中空部)、4b…凹部(上軸ベースの凹部)、5…Y軸シャフトモータ(下軸リニアモータ)、5A…Y軸マグネットシャフト(下軸リニアモータのシャフト)、6…X軸シャフトモータ(上軸リニアモータ)、6A…X軸マグネットシャフト(上軸リニアモータのシャフト)、7…X軸ステージ(トップテーブル)、12A…Y軸ガイドレール(下軸ガイドレール)、14…X軸シャフト支持部(上軸ベースのシャフト支持部)、15A…X軸ガイドレール(上軸ガイドレール)、21…X軸ステージ用反力処理機構(第1の反力処理ユニット)、41…Y軸ステージ用反力処理機構(第2の反力処理ユニット)、101…半導体検査装置。

Claims (10)

  1. 下軸ベースと、
    該下軸ベースに設けられる下軸リニアモータと、
    該下軸リニアモータと平行に前記下軸ベースに設けられる下軸ガイドレールと、
    該下軸ガイドレールに案内されながら前記下軸リニアモータの駆動により前記下軸ベースに対して可動である上軸ベースと、
    該上軸ベースの側部に設けられる上軸リニアモータと、
    該上軸リニアモータと平行に前記上軸ベースに設けられる上軸ガイドレールと、
    該上軸ガイドレールに案内されながら前記上軸リニアモータの駆動により前記上軸ベースに対して可動に設けられたトップテーブルと、
    を備えることを特徴とするステージ装置。
  2. 前記下軸ベースは、凹部又は中空部を有しており、
    前記下軸リニアモータは、前記凹部又は中空部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記上軸リニアモータと前記下軸リニアモータとが、シャフト型モータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のステージ装置。
  4. 前記下軸ガイドレールは2つであり、前記下軸リニアモータを挟んで両側に配置されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のステージ装置。
  5. 前記上軸リニアモータはシャフト型モータであり、
    前記上軸リニアモータのシャフトは、前記上軸ベースの側部の両端に設けられたシャフト支持部により両端支持されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のステージ装置。
  6. 前記上軸ベースは、凹部又は中空部を有していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のステージ装置。
  7. 前記上軸ガイドレールは、
    前記上軸ベースの凹部又は中空部以外の位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のステージ装置。
  8. 前記トップテーブルの移動により生じる反力を処理する第1の反力処理ユニットを備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のステージ装置。
  9. 前記上軸ベースの移動により生じる反力を処理する第2の反力処理ユニットを備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のステージ装置。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載のステージ装置を備えたことを特徴とする半導体検査装置。
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