JP2009052776A - 冷蔵庫 - Google Patents

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【課題】特に補強部材を追加することのない簡単な構成で、引出し式扉により収納容器を引き出したり閉じたりする際にその左右へのブレを小さく抑制してスムーズな開閉をおこなうことができる高品位な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室20の前面開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉21と、この扉の内側を形成する内板22に固定され開扉とともに引き出される左右一対の支持枠23と、この支持枠を保持するように前記貯蔵室両側に前後方向に亙って配置したレール部材30と、前記左右の支持枠およびレール部材間に保持される収納容器25とからなり、前記扉の内板の下部とこれに対向する収納容器の前面下部とを当接または近接させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は引出し式の扉によって収納容器を出し入れする冷蔵庫に係り、特に引き出し時における収納容器のブレを低減したものに関する。
近年、冷蔵庫は生活の多様化とともに収納量の大形化傾向にあり、その形態としては、上部に最も貯蔵物収納容積の大きい冷蔵室を設置し、その下部に収納容積の比較的小さい製氷室や温度切替室を幅方向の左右に区分して設け、さらにその下部に野菜室、最下部に冷凍室を設置するタイプが多くなっている。
前記冷蔵室は、その前面開口部近傍に一側を枢支した扉、あるいは観音開き式の扉により、前記開口を回動方式で閉塞しており、野菜室や冷凍室、および製氷室や温度切替室は、収納物の出し入れ操作の利便性から扉の貯蔵室側に収納容器を取り付け、前後に引き出し式とするものが多い。
従来、冷蔵庫における引き出し式の扉容器構造においては、引出し式扉の縦断面図である図7に示すように、周縁に設けたガスケットにより貯蔵室本体側の受け面との間隙をシールした引出し扉(51)の内面側に貯蔵室内側へ延びて容器(55)を保持する左右一対の支持枠(53)を固定し、前記引出し扉(51)の内板(52)と容器(55)の前面との間には冷気が流れる隙間tを形成し、内板(52)には容器(55)の幅方向端部よりも内側に冷気ガイドとなる凸部(57)を上下方向に設けるとともに、前記支持枠(53)を滑車を介して貯蔵室両側に設けたレールに沿って摺動自在に配置している(特許文献1参照)。そして、開扉時において引き出された支持枠(53)は、貯蔵室の開口部近傍に設けた滑車でその下面を受け、支持枠(53)の後端に取り付けた滑車(53a)をレールで支える前後2点の支持によって引き出し状態を保持するようにしている。
しかし、上記のように単一の支持枠(53)とレールとの摺動係合では、引き出し時の支持点の関係から容器(55)の引出し量に限界があり、容器(55)の奥行き寸法を短くせざるを得ず収納量が少なくなるだけでなく、容器(55)の上面開口部を全面に亙って引き出す構成にするのが困難なことから、容器(55)の後端部が庫内に残ることになり、貯蔵品の収納取り出しが煩雑になるとともに、洗浄などのために容器(55)自体を支持枠から取り外したり、また取り付ける作業がしにくい不具合があった。
これに対して、図8に示すように、レール部材を固定レール(71)と移動レール(73)、さらに中間走行レール(74)を有するダブルレール方式のスライドレール(70)にし、扉支持部材に移動レール(73)を固定するとともにこれに容器(75)を係合することによって、引き出し量を大きくし、がたつきの少ない高品位な引出し扉(61)を構成した冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−078025号公報 特開2006−177653号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の引出しレールの構成においても、引出し扉および貯蔵品を収納した容器(75)の重量は相当のものであって、その重量は扉の支持部材とスライドレール(70)で支えているものであり、引き出し量が大きいことから、依然として扉を引き出した際の左右ブレは発生し易いものであり、特に、引き出し時に扉のハンドル部を把持する位置が中央部から偏った場合には、左右へのブレが顕著に現れていた。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、特に補強部材を追加することのない簡単な構成で、引出し式扉により収納容器を引き出したり閉じたりする際にその左右へのブレを小さく抑制してスムーズな開閉をおこなうことができる高品位な冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室の前面開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉と、この扉の内側を形成する内板に固定され開扉とともに引き出される左右一対の支持枠と、この支持枠を保持するように前記貯蔵室両側に前後方向に亙って配置したレール部材と、前記左右の支持枠およびレール部材間に保持される収納容器とからなり、前記扉の内板の下部とこれに対向する収納容器の前面下部とを当接または近接させるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、貯蔵食品の収納や取り出し作業を容易にするため、扉に保持した収納容器の引き出し量を大きくしても、扉の引き出し時や押し込み時における左右へのブレを抑制して品位の高いスムーズな引出し扉の開閉動作を簡単な構成で得ることができる。
以下、本発明の1実施形態につき図面を参照して説明する。図1に全体の縦断面図、図2に冷凍室扉を開扉した状態の側面図を示す冷蔵庫本体(1)は、外箱(2)と内箱(3)との間に発泡断熱材(4)を充填して断熱箱体を形成し、貯蔵室内部を断熱仕切壁(5)によって上部の冷蔵室(6)と下部の冷凍空間(7)とに区画している。
前記冷蔵室(6)の前面開口部は観音開き式の左右の扉(8)によって閉塞するとともに、内部の上方部は複数段の載置棚(9)を設けた冷蔵貯蔵室(10)とし、冷蔵貯蔵室(10)の下方には、透明樹脂製の載置棚を兼ねたの天井仕切板(12)で仕切ることでその下部に独立空間を形成し、内部に引き出し式の野菜容器(13)を配置することで野菜室(11)とし、さらに冷蔵室(6)内の最下部には、同様に前記野菜室(11)の底面を形成する底面仕切板(14)を介して室内を0〜−3℃程度に冷却する低温容器を設けた低温室(15)を区画配設している。
前記野菜容器(13)は、周壁および立ち上がり高さの低い前壁(13a)とからなる上面を開放した容器であり、その両側壁の外面に前後方向に亙って設けた突条を内箱側のレールに支持することで前後方向に摺動可能として引き出し自在な構成としており、野菜容器(13)を冷蔵室(6)内の所定の位置に収納し設置した場合には、前記天井仕切板(12)によって上面が閉塞され、前記野菜容器(13)の前壁(13a)と天井仕切板(12)の前縁で形成される開口部は蓋体(16)により、野菜容器(13)の前後移動に連動して開閉するとともに、手動にてもその開閉、あるいは常時開状態を保持するようにしている。
冷蔵室(6)下部の冷凍空間(7)については、前記断熱仕切壁(5)の直下に比較的小容積の冷却貯蔵室、例えば、−18℃や−9℃のソフト冷凍温度帯などの冷凍温度に冷却することができる温度切替室(17)と、同様に比較的小容積の自動製氷装置を備えた製氷室とをその前面開口部に設けた縦仕切板で左右に区分し、それぞれの前面開口部に設けた扉とともに引き出し式で併置している。
併置している前記温度切替室(17)と製氷室の下部には、前面を横仕切板(18)で上下に区画し、前記同様に引き出し扉式として底面からの高さ寸法を350〜500mmと従来に比し大きくした冷凍室(20)を本体の全幅に亙って設けている。
冷凍室(20)の前面開口部を開閉自在に閉塞する断熱体からなる冷凍室扉(21)の庫内側を形成する内板(22)には、図3の斜視図で示すように、内側への固定部(23a)とともに室内奥行き方向に延出してほぼL字状に折曲する支持部(23b)を形成した左右一対の支持枠(23)を固着しており、この支持枠(23)とともに、関連部分の斜視図である図4に示すように、冷凍室(20)の両側壁面に前後方向に亙って配置したスライドレール(30)によって収納容器(25)を保持し、前後に摺動可能な引出し方式としている。
収納容器(25)の後部には、冷気を生成し、冷凍空間の各貯蔵室に供給する冷凍用冷却器(28)やファン(29)を配置しており、冷凍室(20)の前面開口部に配置した冷凍室扉(21)の内面側周縁部には、軟質合成樹脂で形成されたガスケット(36)を挿着し、閉扉の際には冷凍室(20)内を密閉するように構成している。
前記図4、および前記収納容器(25)の左側のレール支持部分の正面からの断面図である図5に示すように、前記スライドレール(30)は、冷凍室(20)を形成する内箱(3)の両側内面に奥行き方向に亙るように固着された鋼板からなる板状体の上下辺に内方向に延出する鍔部(31a)を設けた固定レール(31)と、収納容器(25)の一部を支持する前記支持枠(23)の室内奥行き側の支持部(23b)の上面に形成した鍔部(23c)がその上面に係合する支え部材(32)と、この支え部材(32)を一体に固定し、前記固定レール(31)の鍔部(31a)間に位置するようにその上下辺から外方向に鍔部(33a)を延出させた可動レール(33)と、これら内外のレール(31)(33)の間に設けられて前記固定レール(31)の鍔部(31a)と可動レール(33)の鍔部(33a)との間に位置する鍔部(34a)を内方向に設けた中間レール(34)とから構成されている。
前記中間レール(34)は、その鍔部(34a)と、前記固定レール(31)と可動レール(33)の各鍔部(31a)(33a)との間に嵌挿したボールベアリング(35)によりそれぞれと係合し、スライドレール(30)として実質的に一体化されるとともに前後に摺動自在に保持されてダブルレールを形成しており、固定レール(31)内を摺動する中間レール(34)およびこの中間レール(34)内を摺動することによって可動レール(33)は2段階で引き出されることになる。
なお、前記支え部材(32)は、あらかじめ可動レール(33)の室内側に沿わせるとともにリベットなどで一体に嵌め固定しており、断面はほぼL字状をなしてその上辺には前記支持枠(23)の上辺鍔部(23c)と係合する鍔部(32a)を形成している。また、前記支え部材(32)と可動レール(33)は一体に形成するようにしてもよい。
それゆえ、スライドレール(30)を冷凍室(20)内から引き出した状態において、可動レール(33)に固着された支え部材(32)の鍔部(32a)上に保持された収納容器(25)は、従来のシングルレール方式に比し、各レール(33)(34)(35)間の保持機構によってその後端部が冷凍室(20)の前面開口部より前方までフルオープン状態で大きく引き出される。
収納容器(25)は、合成樹脂の射出成型品であって上面を開口した底の深い箱状をなしており、その開口した上面の周縁にはフランジ部を形成し、このフランジ部を利用して前記開口をほとんど覆うとともに、前縁の一部を切り欠いて高さのある製氷用牛乳パック容器などが収納できる後方への凹陥部を有する比較的底の浅い皿状の中段容器(26)を載置している。
そして、冷凍室扉(21)を引き出した際には、収納容器(25)とともに中段容器(26)が、レール部材によってその後端が冷凍室(20)の前面開口部より前方に出るまでフルオープン状態で大きく引き出されるものであり、中段容器(26)は収納容器(25)のフランジ部上を前後方向に摺動可能として収納容器(25)の上面開口を開閉し、また中段容器(26)自体の引き出し収納ができるように設けている。 前記収納容器(25)および中段容器(26)の上方には、これら容器(25)(26)および冷凍室扉(21)の開閉とは関連なく、独立して引き出し、また庫内に収納される上段容器(27)を設置している。
したがって、冷凍室(20)には、上下3段の引出し式の容器(25)(26)(27)が配置されているものであり、前記上段容器(27)は、中段容器(26)の上方に位置しているが、その保持は、上段容器(27)の上面開口の両側縁に形成したフランジ部を冷凍室(20)の側壁に内方へ突出して設けた支持レールに直接支承し、前後に摺動可能に支持する構成であることから、冷凍室扉(21)と中段容器(26)および下段の収納容器(25)を支えているレール部材に荷重負担は掛からないとともに、冷凍室扉(21)の開扉には連動しない構成であり、上段容器(27)を引き出す場合は、冷凍室扉(21)を引き出した後に、冷凍室扉(21)の裏面上部に対向して位置する上段容器(27)の前壁の一部に形成した把手を把持して独自に引き出し、また室内に押し込むことになる。
そして、前記各容器毎の収納深さの差と冷凍室扉(21)との連動の有り無しにより、各容器内へ収納する食品を区分するものであり、例えば、冷凍室扉(21)に連動して開閉される最下部の収納容器(25)内には、比較的大形状で多用する冷凍食品を収納し、浅底の中段容器(26)には比較的小形で頻繁に使用する食品を収納するようにすれば、冷凍室扉(21)の開扉に連動して収納容器(25)および中段容器(26)が引き出されるので、使い勝手よく食品を取り出し、また収納することができる。
上段容器(27)には、大形状で比較的長期に亙るストックを目的にした冷凍食品を収納するようにすれば、容器の収納深さが深いことから余裕をもって食品を収納できる。また冷凍室扉(21)の開閉に連動せずに室内での収納状態を保持するので、必要なときに任意に引き出せばよく、冷凍室扉(21)の開扉の都度引き出されることによる外部空気温度の影響を抑制でき、ストック食品を長期間に亙って好適に冷凍保存することができる。
すなわち、引き出し式の各容器を上記のように配置し構成することにより、それぞれ食品の形状や大きさ、使用頻度や用途、扉開閉に連動するか否かによる使い勝手に合わせた効果的な使い方ができる。
しかして、引出し式冷凍室扉(21)の内板(22)の下部両側には、前記図3および要部の拡大図である図6から明らかなように、対向する収納容器(25)の下部前面側に突出するリブ片(37)を一体に形成している。このリブ片(37)は扉裏面の左右の支持枠(23)およびスライドレール(30)間に収納容器(25)を設置した場合には、その先端が収納容器(25)下部の幅方向前面に当接または近接するように設けられている。
通常、前記内板(22)と収納容器(25)前面との間には、組立上の寸法ばらつきを吸収して引き出し状態における支持枠(23)およびスライドレール(30)からの収納容器(25)の取り外しや取り付けをスムーズにおこなうために設計的に数ミリメートルの間隙tを設けている。一方、収納容器(25)を保持した支持枠(23)およびスライドレール(30)と引出し式の冷凍室扉(21)との固着は、冷凍室扉(21)のほぼ上下高さ方向の中央部の両側の2点のみとなる。
このことから、前記間隙tが存在すると、ガスケット(36)が本体側に吸着している閉扉時を除き、冷凍室扉(21)が本体から離間する開扉時においては、前記支持枠(23)との固着点を支点として、扉(21)がその上下部で前後に倒れやすくなる。これは、前述のように高さ寸法の大きい冷凍室用の引出し扉(21)については特に顕著に発生するものであり、また、左右方向に対しても剛性は弱くひねれやすくなるものである。
したがって、例えば、閉扉時に冷凍室扉(21)のハンドルの中央部から左右にずれた位置を把持して庫内側へ押し込んだ場合には、ひねれ現象によりスライドレール(30)の摺動がぎくしゃくし、きわめて閉扉し難い状況が発生することになる。
このひねれ現象に対して、上記構成によれば、収納容器(25)の前面下部に当接あるいは近接状態にある前記内板(22)のリブ片(37)は、貯蔵品により重量体となっている収納容器(25)の重力を受けることから、わずかに左右、あるいは上下にブレた場合でも内板(22)に当接してその両側を押圧することになり、ブレを発生させる力に対する踏ん張り作用を発揮するため、ブレの発生を極端に抑制することができる。
また、前記冷凍室扉(21)の前後への倒れについても、前記支持枠(23)による支点とともに作用点であるリブ片(37)と収納容器(25)の前面とが当接することによって固定されるため、扉としての前後方への傾き現象をも抑止できるものである。
前記内板(22)の下方に設けるのは、薄肉のリブ片(37)で充分であり、上記構成であれば、内板(22)と収納容器(25)との間隙に冷気を流通させる形態の場合にも冷気の流れを阻害しないものであるが、これに限らず、内板(22)の下方全体を収納容器(25)側に膨出させても同様の剛性強度が得られるものである。
なお、前記リブ片(37)などを内板(22)側ではなく、収納容器(25)側の下端両側に設けて、それぞれを内板(22)に当接あるいは近接させるようにしても扉のひねれや傾き現象を抑制することができるが、その場合は、着脱する機会の多い収納容器(25)の下方に凸起部が形成されることから、着脱に支障がでたり、着脱時の当たりやこすれが発生し易くなるものであり、実施には、収納容器(25)の着脱動作にほとんど影響がない内板(22)側の下部に形成する方が望ましい。
また、扉の内板(22)の下部と対向する収納容器(25)の前面下部とのいずれか一方に対向側へ突出するリブ片(37)を形成し、このリブ片(37)の先端を対向側の収納容器(25)あるいは内板(22)に当接あるいは近接させる場合には、内板(22)と収納容器(25)の前面との対向部に、あらかじめ2〜3ミリメートルの間隙を設けておき、冷凍室扉(21)の支持枠(23)およびスライドレール(30)間に収納容器(25)を保持させることで、その重力による変位で収納容器(25)がリブ片(37)に当接あるいは近接させるようにしてもよい。
この場合は、前記間隙が存在しても収納容器(25)の組み込み時や貯蔵品の収納時にはその重力によりリブ片(37)が収納容器(25)に当接あるいは近接状態になるため、開閉扉時における冷凍室扉(21)のひねれや傾きを抑制できる効果を有するのみでなく、前記内板(22)と収納容器(25)前面との間の組立上の寸法ばらつきを吸収することができ、組み込み性を良好に保持することができる。
なお、上記実施例においては、レール部材としてスライドレール(30)を例として説明したが、これに限らず、従来のいわゆるシングルタイプのレールにも適用できることはいうまでもなく、また、対象とする引出し扉についても、冷凍室扉(21)に限らず他の引き出し式扉でもよいものである。
本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の縦断面図である。 図1における冷凍室扉の開扉状態を示す側面図である。 図1の冷凍室扉を裏面側からみた斜視図である。 図1の冷凍室扉に収納容器を取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の収納容器の支持部分を示す正面からの断面図である。 図2の要部の拡大図である。 従来の冷蔵庫の引出し扉の容器を示す縦断面図である。 他の従来冷蔵庫の引出し扉におけるダブルレール部の縦断面図である。
符号の説明
1 冷蔵庫本体 6 冷蔵室 7 冷凍空間
20 冷凍室 21 冷凍室扉 22 内板
23 支持枠 25 収納容器 26 中段容器
27 上段容器 30 スライドレール 31 固定レール
32 支え部材 33 可動レール 34 中間レール
37 リブ片

Claims (4)

  1. 貯蔵室の前面開口部を開閉自在に閉塞する引出し式の扉と、この扉の内側を形成する内板に固定され開扉とともに引き出される左右一対の支持枠と、この支持枠を保持するように前記貯蔵室両側に前後方向に亙って配置したレール部材と、前記左右の支持枠およびレール部材間に保持される収納容器とからなり、前記扉の内板の下部とこれに対向する収納容器の前面下部とを当接または近接させるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 扉の内板と対向する収納容器前面とのいずれか一方に対向側へ突出するリブを形成し、このリブを対向側の収納容器あるいは内板に当接または近接させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 突出するリブを扉の内板側に設け、前記リブの先端部を収納容器の前面に当接または近接させたことを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 扉の内板下部と収納容器前面下部との対向部には、あらかじめ数ミリメートルの間隙を設け、扉の支持枠あるいはレール部材に収納容器を設置した状態で内板と収納容器とが当接状態になることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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