JP2009043828A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上に液状体を均一な厚さに塗布することが可能な塗布装置及び塗布方法を提供すること。
【解決手段】流量計、調節機構及び調節機構によって、エア噴出孔から噴出されるエアの流量とエア吸引孔から吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量になるように制御されることになるため、基板の振動を抑えた状態で当該基板Sを搬送することができる。これにより、基板を搬送させつつ当該基板Sの表面にレジストを塗布する場合であっても、当該レジスト膜に横断ムラが形成されるのを防ぐことができるので、基板上にレジストを均一な厚さに塗布することが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、塗布装置及び塗布方法に関する。
液晶ディスプレイなどの表示パネルを構成するガラス基板上には、配線パターンや電極パターンなどの微細なパターンが形成されている。一般的にこのようなパターンは、例えばフォトリソグラフィなどの手法によって形成される。フォトリソグラフィ法では、ガラス基板上にレジスト膜を形成する工程、このレジスト膜をパターン露光する工程、その後に当該レジスト膜を現像する工程がそれぞれ行われる。
基板の表面上にレジスト膜を塗布する装置として、スリットノズルを固定し、当該スリットノズルの下を移動するガラス基板にレジストを塗布する塗布装置が知られている。その中でも、ステージ上に気体を噴出することで基板を浮上移動させる塗布装置が知られている。
特開2005−236092号公報
しかしながら、基板を浮上移動させる場合には、基板が上下に振動しやすいという問題がある。特に、基板にレジストを塗布している場合に当該基板が振動することになると、レジスト膜に横断ムラが形成されてしまい、膜厚が不均一になってしまうことになる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、基板上に液状体を均一な厚さに塗布することが可能な塗布装置及び塗布方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る塗布装置は、基板を浮上させて搬送する基板搬送部と、前記基板搬送部に搬送させつつ前記基板の表面に液状体を塗布する塗布部と、を備える塗布装置であって、前記基板搬送部に設けられ、前記基板の浮上高さを制御するための気体噴出手段及び吸引手段と、前記気体噴出手段から噴出される気体の流量と前記吸引手段から吸引される気体の流量とがほぼ±5%程度の誤差を含んで同一と認められる流量になるように前記気体の流量を制御する流量制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、流量制御手段によって、気体噴出手段から噴出される気体の流量と吸引手段から吸引される気体の流量とが±5%程度の誤差を含んでほぼ同一と認められる流量になるように制御されることになるため、基板の振動を抑えた状態で当該基板を搬送することができる。これにより、基板を搬送させつつ当該基板の表面に液状体を塗布する場合であっても、当該液状体の膜に横断ムラが形成されるのを防ぐことができる。ここで、「ほぼ同一と認められる流量」とは、液状体の膜に横断ムラが形成されない程度に基板の振動を抑えることが可能な流量を意味するものである。
上記の塗布装置は、前記吸引手段が、前記基板搬送部のうち前記塗布部に対応する部分に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、吸引手段が基板搬送部のうち塗布部に対応する部分に設けられていることとしたので、特に基板に液状体を塗布する際の基板の振動を効果的に抑えることができる。これにより、液状体の塗布時に液状体に横断ムラが形成されるのを防ぐことができる。
上記の塗布装置は、前記流量制御手段は、前記噴出される気体の流量及び前記吸引される気体の流量のうち少なくとも一方を測定する流量計と、前記流量計の測定結果に基づく前記気体の流量を調節する流量調節部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、流量制御手段は、噴出される気体の流量及び吸引される気体の流量のうち少なくとも一方を測定する流量計と、この流量計の測定結果に基づく気体の流量を調節する流量調節部とを有するので、流量計に基づく気体の正確な流量を得ることができ、気体の流量をより正確に調節することができる。
上記の塗布装置は、前記流量計は、前記噴出される気体の流量及び前記吸引される気体の流量を測定することを特徴とする。
本発明によれば、流量計が噴出される気体の流量及び吸引される気体の流量の両方を測定するので、より正確な流量を得ることができ、正確な流量調整が可能になる。
上記の塗布装置は、前記流量計は、前記噴出される気体の流量を測定し、前記流量調節部は、前記噴出される気体の流量に基づいて前記吸引される気体の流量を調節することを特徴とする。
本発明によれば、流量計は噴出される気体の流量を測定し、流量調節部は噴出される気体の流量に基づいて吸引される気体の流量を調節することとしたので、効率的に気体の流量を調節することができる。
上記の塗布装置は、前記気体噴出手段は、前記気体を噴出する気体噴出孔を有し、前記吸引手段は、前記吸引孔を有し、前記流量計は、前記気体噴出孔及び前記吸引孔のうち少なくとも一方の近傍に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、気体噴出手段は気体を噴出する気体噴出孔を有し、吸引手段は吸引孔を有し、流量計は気体噴出孔及び吸引孔のうち少なくとも一方の近傍に設けられているので、気体噴出孔から噴出される気体の流量又は吸引孔から吸引される気体の流量をより正確に測定することができる。
上記の塗布装置は、前記気体噴出孔と前記吸引孔とがそれぞれ複数設けられており、前記各気体噴出孔から噴出される前記気体の流量と、前記各吸引孔から吸引される前記気体の流量とが独立して制御可能になっていることを特徴とする。
本発明によれば、気体噴出孔と吸引孔とがそれぞれ複数設けられており、各気体噴出孔から噴出される気体の流量と、各吸引孔から吸引される気体の流量とが独立して制御可能になっているので、基板搬送部上の位置によって気体の流量に差が生じるのを防ぐことができ、全体的に均一な流量を確保することができる。
上記の塗布装置は、前記気体噴出手段と前記吸引手段とが接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、気体噴出手段と吸引手段とが接続されているので、気体の噴出及び吸引を一つの制御手段によって制御することができる。これにより、気体の噴出の流量と気体の吸引の流量とをまとめて調節することができる。
本発明に係る塗布方法は、気体噴出手段と吸引手段によって浮上量を制御しながら当該基板を浮上させて搬送しつつ、前記基板上に液状体を塗布する塗布方法であって、前記基体噴出手段によって噴出される気体の流量と前記吸引手段によって吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量になるように前記気体の流量を制御しながら、前記液状体を前記基板上に塗布することを特徴とする。
本発明によれば、噴出される気体の流量と吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量になるように気体の流量を制御しながら、液状体を基板上に塗布することとしたので、基板の振動を抑えた状態で液状体を基板上に塗布することができる。これにより、塗布された液状体が横断ムラを含むことなく、基板全体で膜厚を均一にすることができる。
上記の塗布方法は、前記噴出される気体の流量と前記吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量にならない場合には、前記基板の搬送及び前記液状体の塗布を停止することを特徴とする。
噴出される気体の流量と吸引される気体の流量がほぼ同一と認められる流量とならない場合は、基板が振動する可能性が高い。本発明によれば、この噴出される気体の流量と吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量にならない場合には、基板の搬送及び液状体の塗布を停止することとしたので、振動した状態の基板を搬送したり、振動した状態の基板に液状体を塗布するのを回避することができる。これにより、歩留まりの低下を防ぐことができる。
本発明によれば、基板上に液状体を均一な厚さに塗布することが可能な塗布装置及び塗布方法を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本実施形態に係る塗布装置1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、例えば液晶パネルなどに用いられるガラス基板上にレジストを塗布する塗布装置であり、基板搬送部2と、塗布部3と、管理部4とを主要な構成要素としている。この塗布装置1は、基板搬送部2によって基板を浮上させて搬送しつつ塗布部3によって当該基板上にレジストが塗布されるようになっており、管理部4によって塗布部3の状態が管理されるようになっている。
図2は塗布装置1の正面図、図3は塗布装置1の平面図、図4は塗布装置1の側面図である。これらの図を参照して、塗布装置1の詳細な構成を説明する。
(基板搬送部)
まず、基板搬送部2の構成を説明する。
基板搬送部2は、基板搬入領域20と、塗布処理領域21と、基板搬出領域22と、搬送機構23と、これらを支持するフレーム部24とを有している。この基板搬送部2では、搬送機構23によって基板Sが基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22へと順に搬送されるようになっている。基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22は、基板搬送方向の上流側から下流側へこの順で配列されている。搬送機構23は、基板搬入領域20、塗布処理領域21及び基板搬出領域22の各部に跨るように当該各部の一側方に設けられている。
以下、塗布装置1の構成を説明するにあたり、表記の簡単のため、図中の方向をXYZ座標系を用いて説明する。基板搬送部2の長手方向であって基板の搬送方向をX方向と表記する。平面視でX方向(基板搬送方向)に直交する方向をY方向と表記する。X方向軸及びY方向軸を含む平面に垂直な方向をZ方向と表記する。なお、X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとする。
基板搬入領域20は、装置外部から搬送されてきた基板Sを搬入する部位であり、搬入側ステージ25と、リフト機構26とを有している。
搬入側ステージ25は、フレーム部24の上部に設けられており、例えばSUSなどからなる平面視で矩形の板状部材である。この搬入側ステージ25は、X方向が長手になっている。搬入側ステージ25には、エア噴出孔25aと、昇降ピン出没孔25bとがそれぞれ複数設けられている。これらエア噴出孔25a及び昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25を貫通するように設けられている。
エア噴出孔25aは、搬入側ステージ25のステージ表面25c上にエアを噴出する孔であり、例えば搬入側ステージ25のうち基板Sの通過する領域に平面視マトリクス状に配置されている。このエア噴出孔25aには図示しないエア供給源が接続されている。この搬入側ステージ25では、エア噴出孔25aから噴出されるエアによって基板Sを+Z方向に浮上させることができるようになっている。
昇降ピン出没孔25bは、搬入側ステージ25のうち基板Sの搬入される領域に設けられている。当該昇降ピン出没孔25bは、ステージ表面25cに供給されたエアが漏れ出さない構成になっている。
この搬入側ステージ25のうちY方向の両端部には、アライメント装置25dが1つずつ設けられている。アライメント装置25dは、搬入側ステージ25に搬入された基板Sの位置を合わせる装置である。各アライメント装置25dは長孔と当該長孔内に設けられた位置合わせ部材を有しており、搬入ステージ25に搬入される基板を両側から機械的に挟持するようになっている。
リフト機構26は、搬入側ステージ25の基板搬入位置の裏面側に設けられている。このリフト機構26は、昇降部材26aと、複数の昇降ピン26bとを有している。昇降部材26aは、図示しない駆動機構に接続されており、当該駆動機構の駆動によって昇降部材26aがZ方向に移動するようになっている。複数の昇降ピン26bは、昇降部材26aの上面から搬入側ステージ25へ向けて立設されている。各昇降ピン26bは、それぞれ上記の昇降ピン出没孔25bに平面視で重なる位置に配置されている。昇降部材26aがZ方向に移動することで、各昇降ピン26bが昇降ピン出没孔25bからステージ表面25c上に出没するようになっている。各昇降ピン26bの+Z方向の端部はそれぞれZ方向上の位置が揃うように設けられており、装置外部から搬送されてきた基板Sを水平な状態で保持することができるようになっている。
塗布処理領域21は、レジストの塗布が行われる部位であり、基板Sを浮上支持する処理ステージ27が設けられている。
処理ステージ27は、ステージ表面27cが例えば硬質アルマイトを主成分とする光吸収材料で覆われた平面視で矩形の板状部材であり、搬入側ステージ25に対して+X方向側に設けられている。処理ステージ27のうち光吸収材料で覆われた部分では、レーザ光などの光の反射が抑制されるようになっている。この処理ステージ27は、Y方向が長手になっている。処理ステージ27のY方向の寸法は、搬入側ステージ25のY方向の寸法とほぼ同一になっている。処理ステージ27には、ステージ表面27c上にエアを噴出する複数のエア噴出孔27aと、ステージ表面27c上のエアを吸引する複数のエア吸引孔27bとが設けられている。これらエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bは、処理ステージ27を貫通するように設けられている。また、処理ステージ27の内部には、エア噴出孔27a及びエア吸引孔27bを通過する気体の圧力に抵抗を与えるための図示しない溝が複数設けられている。この複数の溝は、ステージ内部においてエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bに接続されている。
処理ステージ27では、エア噴出孔27aのピッチが搬入側ステージ25に設けられるエア噴出孔25aのピッチよりも狭く、搬入側ステージ25に比べてエア噴出孔27aが密に設けられている。このため、この処理ステージ27では他のステージに比べて基板の浮上量を高精度で調節できるようになっており、基板の浮上量が例えば100μm以下、好ましくは50μm以下となるように制御することが可能になっている。
基板搬出領域22は、レジストが塗布された基板Sを装置外部へ搬出する部位であり、搬出側ステージ28と、リフト機構29とを有している。この搬出側ステージ28は、処理ステージ27に対して+X方向側に設けられており、基板搬入領域20に設けられた搬入側ステージ25とほぼ同様の材質、寸法から構成されている。搬出側ステージ28には、搬入側ステージ25と同様、エア噴出孔28a及び昇降ピン出没孔28bが設けられている。リフト機構29は、搬出側ステージ28の基板搬出位置の裏面側に設けられており、例えばフレーム部24に支持されている。リフト機構29の昇降部材29a及び昇降ピン29bは、基板搬入領域20に設けられたリフト機構26の各部位と同様の構成になっている。このリフト機構29は、搬出側ステージ28上の基板Sを外部装置へと搬出する際に、基板Sの受け渡しのため昇降ピン29bによって基板Sを持ち上げることができるようになっている。
搬送機構23は、搬送機23aと、真空パッド23bと、レール23cとを有している。搬送機23aは内部に例えばリニアモータが設けられた構成になっており、当該リニアモータが駆動することによって搬送機23aがレール23c上を移動可能になっている。この搬送機23aは、所定の部分23dが平面視で基板Sの−Y方向端部に重なるように配置されている。この基板Sに重なる部分23dは、基板Sを浮上させたときの基板裏面の高さ位置よりも低い位置に設けられている。
真空パッド23bは、搬送機23aのうち上記基板Sに重なる部分23dに複数配列されている。この真空パッド23bは、基板Sを真空吸着させる吸着面を有しており、当該吸着面が上方を向くように配置されている。真空パッド23bは、吸着面が基板Sの裏面端部を吸着することで当該基板Sを保持可能になっている。各真空パッド23bは搬送機23aの上面からの高さ位置が調節可能になっており、例えば基板Sの浮上量に応じて真空パッド23bの高さ位置を上下させることができるようになっている。レール23cは、搬入側ステージ25、処理ステージ27及び搬出側ステージ28の側方に各ステージに跨って延在しており、当該レール23cを摺動することで搬送機23aが当該各ステージに沿って移動できるようになっている。
(塗布部)
次に、塗布部3の構成を説明する。
塗布部3は、基板S上にレジストを塗布する部分であり、門型フレーム31と、ノズル32とを有している。
門型フレーム31は、支柱部材31aと、架橋部材31bとを有しており、処理ステージ27をY方向に跨ぐように設けられている。支柱部材31aは処理ステージ27のY方向側に1つずつ設けられており、各支柱部材31aがフレーム部24のY方向側の両側面にそれぞれ支持されている。各支柱部材31aは、上端部の高さ位置が揃うように設けられている。架橋部材31bは、各支柱部材31aの上端部の間に架橋されており、当該支柱部材31aと一体的に設けられている。
この門型フレーム31は移動機構31cに接続されており、X方向に移動可能になっている。この移動機構31cによって門型フレーム31が管理部4との間で移動可能になっている。すなわち、門型フレーム31に設けられたノズル32が管理部4との間で移動可能になっている。また、この門型フレーム31は、図示しない移動機構によりZ方向にも移動可能になっている。
ノズル32は、一方向が長手の長尺状に構成されており、門型フレーム31の架橋部材31bの−Z方向側の面に設けられている。このノズル32のうち−Z方向の先端には、自身の長手方向に沿ってスリット状の開口部32aが設けられており、当該開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。ノズル32は、開口部32aの長手方向がY方向に平行になると共に、当該開口部32aが処理ステージ27に対向するように配置されている。開口部32aの長手方向の寸法は搬送される基板SのY方向の寸法よりも小さくなっており、基板Sの周辺領域にレジストが塗布されないようになっている。ノズル32の内部にはレジストを開口部32aに流通させる図示しない流通路が設けられており、この流通路には図示しないレジスト供給源が接続されている。このレジスト供給源は例えば図示しないポンプを有しており、当該ポンプでレジストを開口部32aへと押し出すことで開口部32aからレジストが吐出されるようになっている。支柱部材31aには不図示の移動機構が設けられており、当該移動機構によって架橋部材31bに保持されたノズル32がZ方向に移動可能になっている。門型フレーム31の架橋部材31b下面には、ノズル32の開口部32a、すなわち、ノズル32の先端32cと当該ノズル先端32cに対向する対向面との間のZ方向上の距離を測定するセンサ33が取り付けられている。
(管理部)
管理部4の構成を説明する。
管理部4は、基板Sに吐出されるレジスト(液状体)の吐出量が一定になるようにノズル32を管理する部位であり、基板搬送部2のうち塗布部3に対して−X方向側(基板搬送方向の上流側)に設けられている。この管理部4は、予備吐出機構41と、ディップ槽42と、ノズル洗浄装置43と、これらを収容する収容部44と、当該収容部を保持する保持部材45とを有している。保持部材45は、移動機構45aに接続されている。当該移動機構45aにより、収容部44がX方向に移動可能になっている。
予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43は、−X方向側へこの順で配列されている。これら予備吐出機構41、ディップ槽42及びノズル洗浄装置43のY方向の各寸法は上記門型フレーム31の支柱部材31a間の距離よりも小さくなっており、上記門型フレーム31が各部位を跨いでアクセスできるようになっている。
予備吐出機構41は、レジストを予備的に吐出する部分である。当該予備吐出機構41はノズル32に最も近くに設けられている。ディップ槽42は、内部にシンナーなどの溶剤が貯留された液体槽である。ノズル洗浄装置43は、ノズル32の開口部32a近傍をリンス洗浄する装置であり、Y方向に移動する図示しない洗浄機構と、当該洗浄機構を移動させる図示しない移動機構とを有している。この移動機構は、洗浄機構よりも−X方向側に設けられている。ノズル洗浄装置43は、移動機構が設けられる分、予備吐出機構41及びディップ槽42に比べてX方向の寸法が大きくなっている。
当該ノズル洗浄装置43をノズル32に近い位置(+X方向側)に配置した場合、その代わりに他の部位をノズル32から遠い位置(−X方向側)に配置することになる。この場合、ノズル32が収容部44内の他の部位にアクセスする際には移動機構を通り過ぎる必要が生じ、その分ノズル32の移動距離が長くなってしまう。
本実施形態のノズル洗浄装置43は予備吐出機構41及びディップ槽42よりも−X方向側の位置に設けられていると共に、ノズル洗浄装置43の移動機構は当該ノズル洗浄装置43の洗浄機構よりも−X方向側に設けられているため、ノズル32が移動機構を通り過ぎることなく、ノズル32の移動距離が極力短くなるような配置となっている。勿論、予備吐出機構41、ディップ槽42、ノズル洗浄装置43の配置については、本実施形態の配置に限られず、他の配置であっても構わない。
(処理ステージ)
図5は、基板処理部2の処理ステージ27のエア噴出機構・吸引機構の構成を示す図である。同図をもとにして、上記ステージのエア噴出及びエア吸引に関する構成を説明する。
処理ステージ27には、エア噴出機構60と吸引機構70とが設けられている。
エア噴出機構60は、ブロアー61と、バッファタンク62と、オートプレッシャーコントローラー(APC)63と、マニホールド64と、噴出量監視ポート65とを有している。
ブロアー61は、エア噴出機構にエアを供給するエア供給源であり、配管60aによってバッファタンク62に接続されている。エア供給源として、ブロアー61の代わりに工場などのエア供給ラインを接続してもよい。バッファタンク62は、例えば供給されるエアの温度が一定に保たれるように構成されており、配管60bによってAPC63に接続されている。
APC63は、エアの供給量を調節するバタフライバルブ63aとコントローラ63bとが設けられている。マニホールド64は、配管60cによって処理ステージ27に接続されている。配管60cは、処理ステージ27側が分岐されており、当該分岐部分が上記の複数の溝の1つ1つにそれぞれ接続されている。したがって、APC63からのエアは、配管60c及び複数の溝を介してエア噴出孔27aから噴出されるようになっている。また、マニホールド64は、配管60fによってAPC63に接続されている。なお、このマニホールド64が設けられない構成であっても良い。。
噴出量監視ポート65は、配管60eによって処理ステージ27に接続されている。具体的には、配管60eが上記の複数の溝に接続されており、当該配管60e及び溝を介して噴出量監視ポート65が処理ステージ27のエア噴出孔27aに接続されている。この構成において、配管60eは、当該複数の溝を介して配管60cに接続されていることになる。噴出量監視ポート65は、上記の溝にエアの流量検知用のポートが設けられた構成になっており、この流量検知用のポートによってステージ直下の気体流量を検出可能になっている。この噴出量監視ポート65には流量計66が設けられており、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量が測定可能になっていると共に、測定結果がAPC63内のコントローラ63bに送信されるようになっている。また、各配管60a〜配管60c及び配管60eには、各種バルブが設けられている。また、APC63とエア噴出孔27aとの間に流量計を設けて、測定結果を電線60dを介してAPC63内のコントローラ63bに送信するようにしても良い。
吸引機構70は、ブロアー71と、オートプレッシャーコントローラー(APC)72と、ドレイン73と、マニホールド74と、吸引圧監視ポート75とを有している。ブロアー71、APC72、ドレイン部73、マニホールド74は、互いに配管70a〜70dによってそれぞれ接続されており、各配管70a〜70dには各種バルブが取り付けられている。なお、ブロアー71の代わりに工場などのエア吸引ラインを使用してもよい。また、マニホールド74が設けられない構成であっても構わない。
APC72は、エアの供給量を調節するバタフライバルブ72aとコントローラ72bとが設けられている。吸引量監視ポート75は、配管70eによって処理ステージ27に接続されている。具体的には、配管70eが上記の複数の溝に接続されており、当該配管70e及び溝を介して吸引量監視ポート75が処理ステージ27のエア吸引孔27bに接続されている。また、配管70eは、当該複数の溝を介して配管70dに接続されていることになる。吸引量監視ポート75は、上記の複数の溝にエアの流量検知用のポートが接続された構成になっており、この流量検知用のポートによって処理ステージ27の直下の気体流量を検出可能になっている。吸引量監視ポート75には流量計76が取り付けられており、エア吸引孔27bによって吸引されるエアの流量を測定可能になっていると共に、測定結果がAPC72内のコントローラ72bに送信されるようになっている。APC72とエア吸引孔27bとの間に流量計を設けて、測定結果を電線(図中破線で示す)等を介してAPC72内のコントローラ72bに送信するようにしても良い。配管60fと配管70cとの間は接続部80によって接続されており、パージ用の洗浄液吸引ラインと真空吸引(エア吸引)ラインとを切り替え可能になっている。
(塗布装置の動作)
次に、上記のように構成された塗布装置1の動作を説明する。
図6〜図9は、塗布装置1の動作過程を示す平面図である。各図を参照して、基板Sにレジストを塗布する動作を説明する。この動作では、基板Sを基板搬入領域20に搬入し、当該基板Sを浮上させて搬送しつつ塗布処理領域21でレジストを塗布し、当該レジストを塗布した基板Sを基板搬出領域22から搬出する。図6〜図9には門型フレーム31及び管理部4の輪郭のみを破線で示し、ノズル32及び処理ステージ27の構成を判別しやすくした。以下、各部分における詳細な動作を説明する。
基板搬入領域20に基板を搬入する前に、塗布装置1をスタンバイさせておく。具体的には、搬入側ステージ25の基板搬入位置の−Y方向側に搬送機23aを配置させ、真空パッド23bの高さ位置を基板の浮上高さ位置に合わせておくと共に、搬入側ステージ25のエア噴出孔25a、処理ステージ27のエア噴出孔27a、エア吸引孔27b及び搬出側ステージ28のエア噴出孔28aからそれぞれエアを噴出又は吸引し、各ステージ表面に基板が浮上する程度にエアが供給された状態にしておく。
この状態で、例えば図示しない搬送アームなどによって外部から図6に示す基板搬入位置に基板Sが搬送されてきたら、昇降部材26aを+Z方向に移動させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25bからステージ表面25cに突出させる。そして、昇降ピン26bによって基板Sが持ち上げられ、当該基板Sの受け取りが行われる。また、アライメント装置25dの長孔から位置合わせ部材をステージ表面25cに突出させておく。
基板Sを受け取った後、昇降部材26aを下降させて昇降ピン26bを昇降ピン出没孔25b内に収容する。ステージ表面25cにはエアの層が形成されているため、基板Sは当該エアによりステージ表面25cに対して浮上した状態で保持される。基板Sがエア層の表面に到達した際、アライメント装置25dの位置合わせ部材によって基板Sの位置合わせが行われ、基板搬入位置の−Y方向側に配置された搬送機23aの真空パッド23bを基板Sの−Y方向側端部に真空吸着させる。基板Sの−Y方向側端部が吸着された状態を図6に示す。真空パッド23bによって基板Sの−Y方向側端部が吸着された後、搬送機23aをレール23cに沿って移動させる。基板Sが浮上した状態になっているため、搬送機23aの駆動力を比較的小さくしても基板Sはレール23cに沿ってスムーズに移動する。
基板Sの搬送方向先端がノズル32の開口部32aの位置に到達したら、図7に示すように、ノズル32の開口部32aから基板Sへ向けてレジストを吐出する。レジストの吐出は、ノズル32の位置を固定させ搬送機23aによって基板Sを搬送させながら行う。基板Sの移動に伴い、図8に示すように基板S上にレジスト膜Rが塗布されていく。基板Sがレジストを吐出する開口部32aの下を通過することにより、基板Sの所定の領域にレジスト膜Rが形成される。
なお、基板Sにレジスト膜Rを塗布する間、処理ステージ27では、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量とエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量になるようにエアの流量を制御される。具体的な流量の制御値については実施例において説明する。
エア噴出の制御について、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量が流量計73によって測定され、この測定結果が電気信号としてエア供給源71の調節機構72に送信される。調節機構72では、この流量情報に基づいてエアの供給量が調節され、結果としてエア噴出孔27aから噴出されるエアの流量が調節される。例えば、調節機構72に所望の流量値の情報を予め記憶させておき、測定結果が当該所望の流量値に対してずれていた場合に当該ずれを小さくする方向に流量が調節される。
また、エア吸引の制御について、エア吸引孔27bから吸引されるエアの流量が流量計77によって測定される。この測定結果は電気信号として吸引ポンプ75の調節機構76に送信される。調節機構76では、この流量情報に基づいてエアの吸引量(例えば、バルブの開度)を調節され、結果としてエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量が調節される。エア噴出の制御と同様、例えば調節機構76に所望の流量値の情報を予め記憶させておき、測定結果が当該所望の流量値に対してずれていた場合に当該ずれを小さくする方向に流量が調節される。
レジスト膜Rの形成された基板Sは、搬送機23aによって搬出側ステージ28へと搬送される。搬出側ステージ28では、ステージ表面28cに対して浮上した状態で、図9に示す基板搬出位置まで基板Sが搬送される。
基板Sが基板搬出位置に到達したら、真空パッド23bの吸着を解除し、リフト機構29の昇降部材29aを+Z方向に移動させる。すると、昇降ピン29bが昇降ピン出没孔28bから基板Sの裏面へ突出し、基板Sが昇降ピン29bによって持ち上げられる。この状態で、例えば搬出側ステージ28の+X方向側に設けられた外部の搬送アームが搬出側ステージ28にアクセスし、基板Sを受け取る。基板Sを搬送アームに渡した後、搬送機23aを再び搬入側ステージ25の基板搬入位置まで戻し、次の基板Sが搬送されるまで待機させる。
次の基板Sが搬送されてくるまでの間、塗布部3では、ノズル32の吐出状態を保持するための予備吐出が行われる。図10に示すように、移動機構31cによって門型フレーム31を管理部4の位置まで−X方向へ移動させる。
管理部4の位置まで門型フレーム31を移動させた後、門型フレーム31の位置を調整してノズル32をノズル洗浄装置43にアクセスさせる。ノズル洗浄装置43では、ノズル32の開口部32a近傍に向けてシンナー等の洗浄液を吐出するとともに、必要に応じて窒素ガスをシンナーと同時にノズル32の開口部32aに吐出しながら、図示しない洗浄機構をノズル32の長手方向にスキャンさせることによって、ノズル32を洗浄する。
ノズル32の洗浄後、当該ノズル32を予備吐出ユニット42にアクセスさせる。予備吐出ユニット42では、開口部32aと予備吐出面との間の距離を測定しながらノズル32の開口部32aをZ方向上の所定の位置に移動させ、ノズル32を−X方向へ移動させながら開口部32aからレジストを予備吐出する。
予備吐出動作を行った後、門型フレーム31を元の位置に戻す。次の基板Sが搬送されてきたら、図11に示すようにノズル32をZ方向上の所定の位置に移動させる。このように、基板Sにレジスト膜Rを塗布する塗布動作と予備吐出動作とを繰り返し行わせることで、基板Sには良質なレジスト膜Rが形成されることになる。
なお、必要に応じて、例えば管理部4に所定の回数アクセスする毎に、当該ノズル32をディップ槽42内にアクセスさせても良い。ディップ層42では、ノズル32の開口部32aをディップ槽42に貯留された溶剤(シンナー)の蒸気雰囲気に曝すことでノズル32の乾燥を防止する。
このように、本実施形態によれば、流量計73、流量計77、調節機構72及び調節機構76によって、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量とエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量になるように制御されることになるため、基板Sの振動を抑えた状態で当該基板Sを搬送することができる。これにより、基板Sを搬送させつつ当該基板Sの表面にレジストを塗布する場合であっても、当該レジスト膜Rに横断ムラが形成されるのを防ぐことができるので、基板S上にレジストを均一な厚さに塗布することが可能となる。
また、本実施形態によれば、エア吸引孔27bが基板搬送部2のうち塗布部3に対応する部分、すなわち処理ステージ27に設けられていることとしたので、特に基板Sにレジストを塗布する際の基板Sの振動を効果的に抑えることができる。また、本実施形態によれば、流量計73及び流量計77によって、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量及びエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量の両方を測定するので、より正確な流量を得ることができ、正確な流量調整が可能になる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
塗布装置1の全体構成については、上記実施形態では、搬送機構23を各ステージの−Y方向側に配置する構成としたが、これに限られることは無い。例えば、搬送機構23を各ステージの+Y方向側に配置する構成であっても構わない。また、図12に示すように、各ステージの−Y方向側には上記の搬送機構23(搬送機23a、真空パッド23b、レール23c)を配置し、+Y方向側には当該搬送機構23と同一の構成の搬送機構53(搬送機53a、真空パッド53b、レール53c)を配置して、搬送機構23と搬送機構53とで異なる基板を搬送できるように構成しても構わない。例えば、同図に示すように搬送機構23には基板S1を搬送させ、搬送機構53には基板S2を搬送させるようにする。この場合、搬送機構23と搬送機構53とで基板を交互に搬送することが可能となるため、スループットが向上することになる。また、上記の基板S、S1、S2の半分程度の面積を有する基板を搬送する場合には、例えば搬送機構23と搬送機構53とで1枚ずつ保持し、搬送機構23と搬送機構53とを+X方向に並進させることによって、2枚の基板を同時に搬送させることができる。このような構成により、スループットを向上させることができる。
また、上記実施形態においては、流量計73及び流量計77として、例えばエアの流量を直接的に測定する微振動測定器を例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、エアの流量との間で一定の関係を有する量を測定するものであれば、他の測定器であっても構わない。例えば、エアの流量との間で一定の関係を有する圧力値を測定するための圧力計であっても構わない。
また、上記実施形態においては、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量及びエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量の両方を測定したが、これに限られることは無く、例えば噴出されるエア又は吸引されるエアの一方の流量のみを測定する構成であっても構わない。
また、上記実施形態においては、噴出されるエアの流量の測定結果に基づいて調節機構72がエアの噴出量を調節し、吸引されるエアの流量の測定結果に基づいて調節機構76がエアの吸引量を調節する構成であったが、これに限られることは無い。例えば噴出されるエアの流量の測定結果に基づいて調節機構76がエアの吸引量を調節する構成であっても構わない。また、吸引されるエアの流量の測定結果に基づいて調節機構73がエアの噴出量を調節する構成であっても構わない。
また、上記実施形態においては、流量計73及び流量計77がそれぞれエア噴出孔27a及びエア吸引孔27bの近傍に設けられる構成であったが、これに限られることは無い。エアの噴出量及びエアの吸引量が測定可能な場所であれば、他の場所に流量計73及び流量計77を設けても構わない。
また、上記実施形態においては、1つのエア噴出孔27aのエア噴出の流量と1つのエア吸引孔27bのエア吸引の流量とがそれぞれほぼ同一と認められる流量にするように制御する構成としたが、これに限られることは無い。例えば、図13に示すように、処理ステージ27が、エア噴出の流量とエア吸引の流量とがそれぞれ同一と認められる流量となるように独立してエアの流量の制御が可能な複数の領域A1〜A6を有した構成であっても構わない。すなわち、処理ステージ27を複数の領域(例えば、A1〜A6)に区分し、区分された領域A1〜A6毎にエア噴出の流量とエア吸引の流量とをそれぞれ同一と認められる流量となるように制御する構成としても構わない。
また、上記実施形態においては、エア噴出孔27aにはエア供給源が取り付けられており、エア吸引孔27bには吸引ポンプが取り付けられた構成としたが、これに限られることは無く、例えばエア噴出孔27aとエア吸引孔27bとを接続された構成にしても構わない。この場合、気体の噴出及び吸引を一つの制御手段によって制御することができるので、気体の噴出の流量と気体の吸引の流量とをまとめて制御することができる。
また、上記実施形態においては、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量とエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量となるように制御する構成であったが、この構成に加えて、上記二つのエアの流量がほぼ同一と認められる流量とならない場合には、基板Sの搬送及びレジストの塗布を停止するようにしても構わない。二つのエアの流量がほぼ同一と認められる流量とならない場合は、基板Sが振動する可能性が高い。上記の構成にすることにより、振動した状態の基板Sを搬送したり、振動した状態の基板Sにレジストを塗布したりするのを回避することができるので、歩留まりの低下を防ぐことができる。
次に、本発明の実施例を説明する。
処理ステージのエア噴出孔27aからエアを噴出させると共に、エア吸引孔27bからエアを吸引した。このとき、噴出されるエアの流量及び吸引されるエアの流量を流量計73及び流量計77によってそれぞれ測定しながら調節機構72及び調節機構76噴出されるエアの流量及び吸引されるエアの流量を7つのパターンで調節し、この状態で処理ステージ27を覆うように基板Sを配置した。基板Sの中央部に振動子を設置し、基板Sの振動を測定した。表1には、各パターンにおけるエア噴出孔27aから噴出されるエアの流量、エア吸引孔27bから吸引されるエアの流量及び振動の最大振幅を示す。なお、このエアの流量及び振動の最大振幅の各値は、多数のエア噴出孔27a及び多数のエア吸引孔27bが設けられた列の平均値を示している。
Figure 2009043828
パターン(1)では、噴出されるエアの流量が538ml/min、吸引されるエアの流量が550ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.145m/sとなった。吸引されるエアの流量に比べて噴出されるエアの流量がやや少なく、誤差は3%程度であった。また、基板Sの浮上量は比較的小さく基板Sに外力を加えた場合に少し抵抗はあるものの、搬送可能であった。
パターン(2)では、噴出されるエアの流量が538ml/min、吸引されるエアの流量が574ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.125m/sとなった。吸引されるエアの流量に比べて噴出されるエアの流量が少なく、誤差は7%程度であった。また、基板Sの浮上量は小さいく、基板Sの搬送は困難であった。
パターン(3)では、噴出されるエアの流量が558ml/min、吸引されるエアの流量が575ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.139m/sとなった。吸引されるエアの流量に比べて噴出されるエアの流量がやや少なく、誤差は3%程度であった。また、基板Sの浮上量は比較的小さく基板Sに外力を加えた場合に少し抵抗はあるものの、搬送可能であった。
パターン(4)では、噴出されるエアの流量が584ml/min、吸引されるエアの流量が575ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.158m/sとなった。噴出されるエアの流量に比べて吸引されるエアの流量がやや少なく、誤差は2%程度であった。また、基板Sの浮上量は比較的大きかった。基板Sに外力を加えた場合にも抵抗はほとんど無く、問題なく搬送可能であった。
パターン(5)では、噴出されるエアの流量が575ml/min、吸引されるエアの流量が574ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.121m/sとなった。噴出されるエアの流量と吸引されるエアの流量とがほぼ同一であり、基板Sの浮上量は比較的大きかった。基板Sに外力を加えた場合にも抵抗はほとんど無く、問題なく搬送可能であった。
パターン(6)では、噴出されるエアの流量が536ml/min、吸引されるエアの流量が536ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.138m/sとなった。噴出されるエアの流量と吸引されるエアの流量とが同一であり、基板Sの浮上量は比較的大きかった。基板Sに外力を加えた場合にも抵抗はほとんど無く、問題なく搬送可能であった。
パターン(7)では、噴出されるエアの流量が536ml/min、吸引されるエアの流量が510ml/minとした。この場合、振動最大振幅は0.157m/sとなった。噴出されるエアの流量に比べて吸引されるエアの流量がやや少なく、誤差は5%程度であった。また、基板Sの浮上量は比較的大きかった。基板Sに外力を加えた場合にも抵抗はほとんど無く、問題なく搬送可能であった。
上記の結果から、P<Vとなる場合にはVの流量が高くなるため浮上量が低くなり、基板とステージが接触しやすくなる。P>Vとなる場合にはPの流量が高くなるため振幅が大きくなり、P=Vとなる場合には基板とステージとが接触することはなく振幅も少ない、ということが言える。したがって、処理ステージ27においてはP=Vとすることが好ましいといえる。また、噴出されるエアの流量と吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量は、誤差を5%程度含む範囲、好ましくは誤差を3%程度含む範囲の流量であるといえる。
また、噴出されるエアの流量(P)と吸引されるエアの流量(V)とがほぼ同一と認められる値としたときに、各流量(P、V)を8つのパターンに調節したそれぞれの場合において、振動最大振幅と基板の浮上高さとを測定した。表2には、各パターンにおける振動最大振幅及び基板の浮上高さを示す。
Figure 2009043828
表2から、噴出されるエアの流量及び吸引されるエアの流量を458ml/min以上にした場合、振動最大振幅が200m/sを下回ることがわかる。
これらの結果に鑑みて、流量が大きいほど浮上量高さが高くなり、その分レジスト膜に横断ムラが形成されない程度に基板の振動を抑えることが可能になるといえる。
このように、本実施例によれば、エア噴出孔27aから噴出されるエアの流量とエア吸引孔27bから吸引されるエアの流量とがほぼ同一と認められる流量になるように制御されることになるため、基板Sの振動を抑えた状態で当該基板Sを搬送することができる。これにより、基板Sを搬送させつつ当該基板Sの表面にレジストを塗布する場合であっても、当該レジスト膜Rに横断ムラが形成されるのを防ぐことができるので、基板S上にレジストを均一な厚さに塗布することが可能となる。
本実施形態に係る塗布装置の構成を示す斜視図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す正面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係る塗布装置の構成を示す側面図。 本実施形態に係るエア噴出機構及び吸引機構の構成を示す図。 本実施形態に係る塗布装置の動作を示す図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 同、動作図。 本実施形態に係る他の塗布装置の構成を示す平面図。 本実施形態に係る他の塗布装置の構成を示す平面図。
符号の説明
1…塗布装置 2…基板搬送部 3…塗布部 4…管理部 27…処理ステージ 71、75…エア供給源 72、76…調節機構 73、77…流量計 S…基板 R…レジスト膜

Claims (10)

  1. 基板を浮上させて搬送する基板搬送部と、前記基板搬送部に搬送させつつ前記基板の表面に液状体を塗布する塗布部と、を備える塗布装置であって、
    前記基板搬送部に設けられ、前記基板の浮上高さを制御するための気体噴出手段及び吸引手段と、
    前記気体噴出手段から噴出される気体の流量と前記吸引手段から吸引される気体の流量とがほぼ±5%程度の誤差を含んで同一と認められる流量になるように前記気体の流量を制御する流量制御手段と
    を備えることを特徴とする塗布装置。
  2. 前記吸引手段が、前記基板搬送部のうち前記塗布部に対応する部分に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記流量制御手段は、
    前記噴出される気体の流量及び前記吸引される気体の流量のうち少なくとも一方を測定する流量計と、
    前記流量計の測定結果に基づく前記気体の流量を調節する流量調節部と
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記流量計は、前記噴出される気体の流量及び前記吸引される気体の流量を測定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の塗布装置。
  5. 前記流量計は、前記噴出される気体の流量を測定し、
    前記流量調節部は、前記噴出される気体の流量に基づいて前記吸引される気体の流量を調節する
    ことを特徴とする請求項4に記載の塗布装置。
  6. 前記気体噴出手段は、前記気体を噴出する気体噴出孔を有し、
    前記吸引手段は、前記吸引孔を有し、
    前記流量計は、前記気体噴出孔及び前記吸引孔のうち少なくとも一方の近傍に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の塗布装置。
  7. 前記気体噴出孔と前記吸引孔とがそれぞれ複数設けられており、
    前記各気体噴出孔から噴出される前記気体の流量と、前記各吸引孔から吸引される前記気体の流量とが独立して制御可能になっている
    ことを特徴とする請求項6に記載の塗布装置。
  8. 前記気体噴出手段と前記吸引手段とが接続されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の塗布装置。
  9. 気体噴出手段と吸引手段によって浮上量を制御しながら当該基板を浮上させて搬送しつつ、前記基板上に液状体を塗布する塗布方法であって、
    前記基体噴出手段によって噴出される気体の流量と前記吸引手段によって吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量になるように前記気体の流量を制御しながら、前記液状体を前記基板上に塗布する
    ことを特徴とする塗布方法。
  10. 前記噴出される気体の流量と前記吸引される気体の流量とがほぼ同一と認められる流量にならない場合には、前記基板の搬送及び前記液状体の塗布を停止する
    ことを特徴とする請求項9に記載の塗布方法。
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