JP2009041313A - 壁面の防水装置と止水部材と連結金具と防水工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21と、前記雄ねじ部18を中心孔26に挿通させ、前記連結金具15と前記防水シート21との間に挟み込まれる止水部材23とを備える。この止水部材23は、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなる。
【選択図】図1
Description
〈構成1〉
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、上記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持される防水シート21と、上記雄ねじ部18を中心孔26に挿通させ、上記連結金具15と上記防水シート21との間に挟み込まれる止水部材23とを備え、この止水部材23は、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする防水装置。
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、上記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持される防水シート21と、上記雄ねじ部18に螺装された上記連結金具15の端部を中心孔26に割り込ませ、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とを備えたことを特徴とする防水装置。
構成1または2に記載の防水装置において、上記補強材25は、ゴムやプラスチック等の弾性体もしくは軟質非弾性材料からなることを特徴とする防水装置。
構成1乃至3のいずれかに記載の防水装置において、止水部材23は全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するためのすり鉢状の凹陥部27が設けられていることを特徴とする防水装置。
構成1乃至4のいずれかに記載の防水装置において、上記補強材25の中心孔径D1よりも、上記止水材24の中心孔径D2が小さいことを特徴とする防水装置。
構成1乃至5のいずれかに記載の防水装置において、上記補強材25の中心孔径D1は上記雄ねじ部18の外形とほぼ等しく、上記止水材24の中心孔径D2は、上記雄ねじ部18の外形よりも小さいことを特徴とする防水装置。
構成1乃至6のいずれかに記載の防水装置において、止水部材23は全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するための凹陥部27が設けられ、上記中心孔26に近い部分の補強材25の肉厚が他の部分よりも薄いことを特徴とする防水装置。
構成1乃至7のいずれかに記載の防水装置において、連結金具15と雄ねじ部18の壁体11側に設けた大径部との間に、止水部材23を介することなく防水シート21を挟み込んで締め付け固定することを特徴とする防水装置。
構成7または8に記載の防水装置において、連結金具15には、止水部材23の中心孔26に挿入される端部を残してフランジ153が溶接されていることを特徴とする防水装置。
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、上記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、上記連結金具15と上記防水シート21との間に挟み込まれて使用されるものであって、上記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする止水部材。
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、上記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、上記連結金具15と上記防水シート21との境界を塞ぐように使用されるものであって、上記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする止水部材。
構成10または11に止水部材において、上記補強材25の中心孔径D1よりも、上記止水材24の中心孔径D2が小さいことを特徴とする止水部材。
構成12に記載の止水部材において、上記補強材25の中心孔径D1は上記雄ねじ部18の外形とほぼ等しく、上記止水材24の中心孔径D2は、上記雄ねじ部18の外形よりも小さいことを特徴とする止水部材。
構成10乃至13のいずれかに記載の止水部材において、全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するための凹陥部27が設けられ、上記中心孔26に近い部分の補強材25の肉厚が他の部分よりも薄いことを特徴とする止水部材。
防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、上記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持するものであって、上記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、この止水材24を保持する補強材を有する止水部材の、上記中心孔に挿入される端部を残してフランジ153が溶接されていることを特徴とする連結金具。
防水をされるべき壁体11に、一端を固定し他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14を複数本所定間隔で立設し、上記雄ねじ部18を貫通させて上記壁体11を覆い、上記ねじ部材14により支持されるように防水シート21を配置し、上記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26を有し、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24を収容した凹陥部27を有する補強材25を備えた止水部材23を、上記雄ねじ部18に装着して、当該雄ねじ部18の外周面に上記止水材24を付着させ、その後、上記雄ねじ部18に一端を螺装し他端に任意の構造材を支持する連結金具15を締め付けて、上記止水材24が上記防水シート21に密着し、上記補強材25が上記止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲するようにし、さらに上記連結金具15を締め付けて、上記止水部材23を加圧して、上記止水材24を上記防水シート21の貫通孔を通じて上記雄ねじ部18の外周面と上記防水シート21との隙間に流れ込ませることを特徴とする防水工法。
構成16に記載の防水工法において、上記雄ねじ部18に螺装された上記連結金具15の端部を上記止水部材23の中心孔26に割り込ませ、連結金具15と雄ねじ部18の壁体11側に設けた大径部との間に、止水部材23を介することなく防水シート21を挟み込んで締め付け固定することを特徴とする防水工法。
本発明の防水装置は、土留め壁や連続地中壁等の壁面の防水に使用される。図1の(a)に示す壁体11は、土留め壁や連続地中壁等の壁面である。壁体11はコンクリート壁12とH形鋼等の金属支柱13とを備える。この金属支柱13には、ねじ部材14が取付られる。ねじ部材14は、矢板控金具等の連結金具15を金属支柱13に固定するための支持部材である。
まず始めに、壁体11の金属支柱13に、電気ドリル等を用いて取付穴16を穿ける。次に、ボックスレンチ状の電動工具を用いて、ねじ部材14の工具掛け部19を回転させ、取付穴16にねじ部材14のタッピングねじ部17を強制的にねじ込む。これにより、図2(a)に示すように、雄ねじ部18が壁体1の表面から突出した状態で、壁体11にねじ部材14が強固に取付けられる。
この図を用いて、特許文献1の防水装置と比較して、実施例1の防水層の改良点を説明する。まず、図の(a)において、連結金具15を締め付けると、連結金具15は止水部材23を防水シート21に強く押しつけた状態で止まる。(b)においても、連結金具15を締め付けると、連結金具15は止水部材2を防水シート21に強く押しつけた状態で止まる。防水シート21には、矢印のように水圧が加わる。そして、大深度地下のようにきわめて高い水圧が加わると、防水シート21に密着した止水材24を押しのけて水が漏出しようとする。
図の(a)は、止水部材23の斜視図である。この図に示すように、止水部材23は全体として円盤状をしている。止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するためのすり鉢状の凹陥部27が設けられている。中心孔26は雄ねじ部18を挿通するためのものである。例えば、図の(b)に示すように、凹陥部27は一定の深さのものであって構わない。補強材25に止水材24が収容され、防水シート21に補強材25を密着させると、止水材24を凹陥部27に閉じこめるような構造が好ましい。
図の(a)は組み立て前の状態の分解縦断面図、(b)は組み立て後の状態の縦断面図である。図のように、連結金具15には、止水部材23の中心孔26に挿入される端部を残してフランジ153が溶接されている。装置を組み立てるには、これまでと同様に、防水シート21に貫通孔を形成して雄ねじ部18を通し、図の左側から止水部材23を装着する。止水部材23を防水シート21に密着するまで移動させる間に、止水部材23の止水材が雄ねじ部18の外周全体にからみつく。その後連結金具15を雄ねじ部18に螺装し締め付けていくと、フランジ153が止水部材23全面を押して防水シート21に密着させる。同時に、連結金具15の端面が止水部材23の中心孔26に割り込んで防水シート21に達する。
図の(a)では、十分厚みのある止水部材23を使用している。従って、フランジ153と防水シート21とで止水部材23を挟み、連結金具15を締め付けることにより、高い止水性を確保している。止水部材23が厚いので連結金具15の端面は防水シート21に達していない。この場合でも、止水部材23中の止水材がねじ部材14のねじ山に流れ込んで止水効果を高めている。なお、フランジ153を備えた連結金具15は、図3(b)で説明した既知の止水部材2を用いても、高い止水性を確保できる。即ち、フランジ153と防水シート21とで止水部材2を挟んで加圧するとともに、連結金具15の端面が防水シート21に達しているので、止水材が必要な量だけ各部に流入すれば、高い圧力に耐えることができる。
この図に示すように、止水部材23を防水シート21よりも壁体11側に配置することもできる。止水部材23をねじ部材14に装着するときに、止水材が雄ねじ部18にからみつく。この場合も止水材を防水シート21に密着させて、止水効果を得ることができる。
12 コンクリート壁
13 金属支柱
14 ねじ部材
15 連結金具
16 取付穴
17 タッピングねじ部
18 雄ねじ部
19 工具掛け部
21 防水シート
22 貫通孔
23 止水部材
24 止水材
25 補強材
26 中心孔
27 凹陥部
33 止水部材
35 補強材
40 仕上げ剤
41 防水シート
42 パッキング
50 カッタ
64 ねじ部材
67 タッピングねじ部
68 雄ねじ部
69 工具掛け部
152 工具掛け部
153 フランジ
211 ゴム層
212 補強層
Claims (17)
- 防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、
前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、
前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21と、
前記雄ねじ部18を中心孔26に挿通させ、前記連結金具15と前記防水シート21との間に挟み込まれる止水部材23とを備え、
この止水部材23は、
防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする防水装置。 - 防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、
前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、
前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21と、
前記雄ねじ部18に螺装された前記連結金具15の端部を中心孔26に割り込ませ、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とを備えたことを特徴とする防水装置。 - 請求項1または2に記載の防水装置において、
前記補強材25は、ゴムやプラスチック等の弾性体もしくは軟質非弾性材料からなることを特徴とする防水装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の防水装置において、
止水部材23は全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するためのすり鉢状の凹陥部27が設けられていることを特徴とする防水装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の防水装置において、
前記補強材25の中心孔径D1よりも、前記止水材24の中心孔径D2が小さいことを特徴とする防水装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の防水装置において、
前記補強材25の中心孔径D1は前記雄ねじ部18の外形とほぼ等しく、前記止水材24の中心孔径D2は、前記雄ねじ部18の外形よりも小さいことを特徴とする防水装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の防水装置において、
止水部材23は全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するための凹陥部27が設けられ、前記中心孔26に近い部分の補強材25の肉厚が他の部分よりも薄いことを特徴とする防水装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の防水装置において、
連結金具15と雄ねじ部18の壁体11側に設けた大径部との間に、止水部材23を介することなく防水シート21を挟み込んで締め付け固定することを特徴とする防水装置。 - 請求項7または8に記載の防水装置において、
連結金具15には、止水部材23の中心孔26に挿入される端部を残してフランジ153が溶接されていることを特徴とする防水装置。 - 防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、前記連結金具15と前記防水シート21との間に挟み込まれて使用されるものであって、
前記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、
防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、
止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする止水部材。 - 防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持する連結金具15と、前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、前記連結金具15と前記防水シート21との境界を塞ぐように使用されるものであって、
前記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、
防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、
止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲する凹陥部27を有する補強材25とからなることを特徴とする止水部材。 - 請求項10または11に止水部材において、
前記補強材25の中心孔径D1よりも、前記止水材24の中心孔径D2が小さいことを特徴とする止水部材。 - 請求項12に記載の止水部材において、
前記補強材25の中心孔径D1は前記雄ねじ部18の外形とほぼ等しく、前記止水材24の中心孔径D2は、前記雄ねじ部18の外形よりも小さいことを特徴とする止水部材。 - 請求項10乃至13のいずれかに記載の止水部材において、
全体として円盤状をしており、止水部材23の補強材25には、中央に中心孔26が設けられており、止水材24を収容するための凹陥部27が設けられ、前記中心孔26に近い部分の補強材25の肉厚が他の部分よりも薄いことを特徴とする止水部材。 - 防水をされるべき壁体11に一端を固定して立設され、他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14と、前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持される防水シート21とを備えた防水装置において、前記雄ねじ部18に一端を螺装し、他端に任意の構造材を支持するものであって、
前記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26と、防水シート21側にあって防水シート21に密着する、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24と、この止水材24を保持する補強材を有する止水部材の、前記中心孔に挿入される端部を残してフランジ153が溶接されていることを特徴とする連結金具。 - 防水をされるべき壁体11に、一端を固定し他端側に雄ねじ部18を有するねじ部材14を複数本所定間隔で立設し、
前記雄ねじ部18を貫通させて前記壁体11を覆い、前記ねじ部材14により支持されるように防水シート21を配置し、
前記雄ねじ部18を挿通させる中心孔26を有し、常温で粘着性を有し加圧すると流動する特性を持つ止水材24を収容した凹陥部27を有する補強材25を備えた止水部材23を、前記雄ねじ部18に装着して、当該雄ねじ部18の外周面に前記止水材24を付着させ、
その後、前記雄ねじ部18に一端を螺装し他端に任意の構造材を支持する連結金具15を締め付けて、前記止水材24が前記防水シート21に密着し、前記補強材25が前記止水材24を防水シート21との間に挟んで包囲するようにし、
さらに前記連結金具15を締め付けて、前記止水部材23を加圧して、前記止水材24を前記防水シート21の貫通孔を通じて前記雄ねじ部18の外周面と前記防水シート21との隙間に流れ込ませることを特徴とする防水工法。 - 請求項16に記載の防水工法において、
前記雄ねじ部18に螺装された前記連結金具15の端部を前記止水部材23の中心孔26に割り込ませ、連結金具15と雄ねじ部18の壁体11側に設けた大径部との間に、止水部材23を介することなく防水シート21を挟み込んで締め付け固定することを特徴とする防水工法。
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