JP2009034509A - マルチピースソリッドゴルフボール - Google Patents
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Abstract
【効果】本発明のゴルフボールは、ドライバー打撃時のスピン量の低減化を十分に図ることができ、飛距離を増大させることができる。
【選択図】図1
Description
[1]基材ゴム、充填剤、有機過酸化物、老化防止剤、α,β−不飽和カルボン酸を必須成分として配合するゴム組成物を加熱成型してなるコアと、コアを被覆する3層以上のカバー層からなり、これらのカバー層のうち最外カバー層以外のカバー層が熱可塑性樹脂を主材として形成されるマルチピースソリッドゴルフボールであって、
コアに初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)を負荷したときまでの変形量が3.2mm以下であり、最内カバー層と最外カバー層の間に位置する中間カバー層の少なくとも一層の硬さが、最内カバー層と最外カバー層の硬さよりも硬く、最内カバー層の比重とコアの比重との差が0.1以下であり、コア中心硬度(A)が、最内カバー層のショアD硬度(B)に対して次の式を満たし、
A>B−10
カバー層の総厚みが3.5mm以上であり、かつ、最内カバー層が下記成分(a)〜(d)、
(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、
(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との(a)(d)のいずれか一方又は両方 100質量部、
(b)分子量が228以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜150質量部、
(c)上記(a)及び/又は(d)成分、及び(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部
を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されることを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
[2]最内カバー層と最外カバー層との中間に配置された中間カバー層の少なくとも一つが、上記(a)〜(d)成分を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されたものである[1]記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
[3]最内カバー層に、更に、
(e)熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ブロック共重合体及び、熱可塑性ウレタンの群から選ばれる熱可塑性エラストマーと、
(f)アイオノマー樹脂と反応性と有する官能基により変性された末端ブロックを含み両末端ブロックが異なるコモノマーから形成される熱可塑性ブロック共重合体と、
(g)アイオノマーと反応しない無機充填剤と
を添加した[1]又は[2]記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
[4]上記(a)(d)成分のうち、オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体(2元ランダム共重合体)及び/又はその金属塩の樹脂材料の硬度がショアDで58以上であり、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体(3元ランダム共重合体)及び/又はその金属塩の樹脂材料の硬度がショアDで55以下である[1]、[2]又は[3]記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
[5]上記コアが内芯球と外層コアとからなり、その内芯球は、中心硬度がショアDで21〜48、表面硬度がショアDで33〜56、表面と中心との硬度差がショアDで5以上であると共に、上記外層コアは、内芯球と外層コアとの境界から1mm外側の断面硬度がショアDで43〜66、表面硬度がショアDで50〜70である[1]〜[4]のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
[6]最外カバー層が、ポリウレタンを主材として形成される[1]〜[5]のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
[7]最外カバー層が、熱可塑性ポリウレタンを主材として形成される[1]〜[6]のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
本発明のマルチピースソリッドゴルフボールは、コアと、これを被覆する3層以上のカバー層とを有する多層構造体である。
本発明では、最内カバー層が下記成分(a)〜(d)、
(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、
(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との(a)(d)のいずれか一方又は両方 100質量部、
(b)分子量が228以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜150質量部、
(c)上記(a)及び/又は(d)成分、及び(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部
を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されたものである。
(a)成分としては、オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体であり、(d)成分としては、オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物であり、これらのいずれかを単独で又は上記(a)成分と(d)成分とを併用配合するものである。
(e)熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ブロック共重合体及び、熱可塑性ウレタンの群から選ばれる熱可塑性エラストマーと、
(f)アイオノマー樹脂と反応性と有する官能基により変性された末端ブロックを含み両末端ブロックが異なるコモノマーから形成される熱可塑性ブロック共重合体と、
(g)アイオノマーと反応しない無機充填剤と
を添加することが好ましい。
(e)成分の一つである熱可塑性ポリエステルエラストマーは、結晶性芳香族ポリエステル単位からなる高融点結晶性重合体からなるハードセグメントと、脂肪族ポリエーテル単位及び/又は脂肪族ポリエステル単位からなる低融点重合体セグメントからなるソフトセグメントを主たる構成成分とする。
(ii)ジカルボン酸と過剰量のグリコール及び低融点重合体セグメント成分を、触媒の存在下、エステル化反応せしめ、得られる反応生成物を重縮合する方法。
(iii)予め高融点結晶性セグメントを作っておき、これに低融点セグメント成分を添加してエステル交換反応によりランダム化せしめる方法。
(iv)高融点結晶性セグメントと低融点重合体セグメントを鎖連結剤でつなぐ方法。
(v)ポリ(ε−カプロラクトン)を低融点重合体セグメントに用いる場合は、高融点結晶性セグメントにε−カプロラクトンモノマーを付加反応させる方法。
次に、(f)成分である、アイオノマー樹脂と反応性を有する官能基により変性された末端ブロックを含み両末端ブロックが異なるコモノマーから形成される熱可塑性ブロック共重合体について以下に説明する。
更に、アイオノマー樹脂と反応しない無機充填剤をベースポリマー100質量部に対して10〜30質量部添加することができる。
最外カバー層の材料としては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂などを使用することができるものである。具体的には、熱可塑性ポリウレタン又は熱硬化性ポリウレタン等のウレタン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等の公知の材料にて形成できるが、特に熱可塑性ポリウレタンを主材として形成したものであることが好ましく、これにより耐擦過傷性に優れ、フライヤー時のスピン安定性にも優れたゴルフボールを与えることができる。
上記熱可塑性ポリウレタン(A)とイソシアネート混合物(B)とからなる熱可塑性ポリウレタン組成物を使用すること。
カバー層のうち少なくとも1層が、(A)熱可塑性ポリウレタン及び(B)ポリイソシアネート化合物を主成分とする樹脂配合物の成形物にて形成されるものであり、上記樹脂配合物中には、少なくとも一部に、一分子中の全てのイソシアネート基が未反応状態で残存してなるポリイソシアネート化合物が存在するものである。このような熱可塑性ポリウレタンからなるゴルフボールは、反発性、スピン性能、耐擦過傷性に優れたものとなる。
中間層カバーの材料としては、特に制限はなく、具体的には、熱可塑性又は熱硬化性のポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、アイオノマー樹脂、高中和アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系エラストマー又はこれらの混合物等を挙げることができる。これらは、1種を単独で又は2種以上を混合して用いることができる。好ましくは、アイオノマー樹脂、高中和アイオノマー樹脂を用いることができる。中間カバー層の少なくとも一つが、上述した(a)〜(d)を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されたものであることが望ましい。
最内カバー層のショアD硬度について、下限として、好ましくは38以上、より好ましくは42以上、更に好ましくは44以上であり、上限として、好ましくは55以下、より好ましくは53以下、更に好ましくは51以下である。最内カバー層は最も硬いカバー層よりも軟らかく、そのショアD硬度の差が、好ましくは2より大きい、より好ましくは5より大きい、更に好ましくは7より大きいことである。そのショアD硬度の差が2より小さいと、コアの特定荷重のたわみ量との兼ね合いにもよるが、ボールの特定荷重におけるたわみ量が小さくなってしまい、打感が悪くなる。上限としては、好ましくは20以下、より好ましくは15以下、更に好ましくは10以下である。
コアと最内カバー層の比重差は、好ましくは、0.1より小さい、より好ましくは、0.09より小さい、更に好ましくは0.08より小さいことである。コアの比重と最内カバーの比重の差が上記より大きい場合、コアの中心位置とボールの中心位置がずれると、ボールの転がりや、スピン挙動が安定しなくなる。また、このようなボール設計は大量生産用には不向きである。
本発明では、コア中心硬度(A)と最内カバー層(B)とのショアD硬度差を適正化することが必要であり、A>B−10とすることである。
好ましくは、A>B−8
更に好ましくは、A>B−6
となるように、硬度設計することである。A≦B−10となると打撃耐久性が悪くなる。
上記カバーの表面には多数のディンプルが形成されるが、この場合、ディンプル数は、好ましくは250個以上、より好ましくは300個以上、更に好ましくは350個以上であり、上限値としては、好ましくは430個以下、より好ましくは410個以下、更に好ましくは390個以下である。この範囲において揚力を受けやすく、特にドライバーでの飛距離を増大させることができる。ディンプルは、直径及び/又は深さが互いに異なる4種以上であることが好ましく、より好ましくは5種類以上、更に好ましくは6種類以上であり、上限値として、20種類以下であることが好ましく、より好ましくは15種類以下、更に好ましくは12種類以下として形成することが表面占有率を上げやすい点から推奨される。また、ディンプルは、平面円形状に形成することが好ましく、その平均直径は、3.0mm以上であることが好ましく、より好ましくは3.3mm以上、更に好ましくは3.5mm以上であり、上限値としては、好ましくは4.7mm以下、より好ましくは4.4mm以下、更に好ましくは4.0mm以下である。また、ディンプルの平均深さは、適正な弾道を得る点から、0.140mm以上であることが好ましく、より好ましくは0.145mm以上、更に好ましくは0.150mm以上であり、上限値としては、0.185mm以下、より好ましくは0.180mm以下、更に好ましくは0.174mm以下である。なお、平均直径とは、全ディンプルの直径の平均値であり、平均深さとは、全ディンプルの深さの平均値である。ディンプルの直径の測定は、ディンプル部分が陸部(ディンプル非形成部分)と接する位置、即ち、ディンプル部分最高点間の直径(差渡し)である。多くの場合、ゴルフボールは、塗装が施されているが、このようなボールにおいては塗料被覆状態でのディンプル直径である。また、ディンプル深さの測定は、上記ディンプルの陸部接合位置を結んで仮想平面を描いた時、その中心位置とディンプルの底(最も深い位置)までの垂直距離である。
下記の表1(実施例1〜3)、表2(実施例4〜9)及び表3(比較例1〜6)に示す配合によりコア組成物を調製した後、155℃,15分間の加硫条件により加硫成形することによりソリッドコアを作成した。このコアに対して、表4に示すA,B,C,Dの配合により、最内カバー層及び中間カバー層の2層のカバー層を射出成型により成形した。次に、得られた3層球体に対して、以下に示すように、最外カバー層Hを被覆し、4層のゴルフボールを得た。
「1,4−シス−ポリブタジエン」商品名「BR730」JSR社製
「1,1−ビス(tert−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン」40%希釈品日本油脂社製
「ジクミルパーオキサイド」日本油脂社製
「2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)」大内新興化学工業社製
「ジアクリル酸亜鉛」日本蒸留工業社製
「酸化亜鉛」堺化学工業社製
「硫酸バリウム」商品名「沈降性バリウム♯100」堺化学工業社製
「ステアリン酸亜鉛」日本油脂社製
熱可塑性ポリエステル
商品名「プリマロイN2800」三菱化学社製
熱可塑性ポリエステルエラストマー
水添ブタジエン
商品名「ダイナロン4630P」JSR社製
末端アミノ基変性のS−EB−Cタイプの熱可塑性ブロック共重合体
硫酸バリウム
商品名「沈降性硫酸バリウム#300」堺化学工業社製
ステアリン酸マグネシウム
商品名「ニッサンマグネシウムステアレート」日本油脂社製(宇治産業)
「ニュクレルAN4318」三井・デュポンポリケミカル社製、3元共重合体
「ハイミラン1605」三井・デュポンポリケミカル社製、2元共重合体の亜鉛アイオノマー、ショアD硬度「65」
「ハイミラン1706」三井・デュポンポリケミカル社製、2元共重合体のナトリウムアイオノマー、ショアD硬度「64」
「サーリン9945」デュポン社製、2元共重合体の亜鉛アイオノマー、ショアD硬度「62」
「ダイナロン6100P」JSR社製オレフィン系熱可塑性エラストマー
「ベヘニン酸」商品名「NAA−222S(粉末)」日本油脂社製
「ポリテールH」三菱化学社製低分子量のポリオレフィン系ポリオール
「水酸化カルシウム」商品名「CLS−B」白石カルシウム社製
「パンデックスT8295,パンデックスT8290」ディーアイシーバイエルポリマー社製のMDI−PTMGタイプ熱可塑性ポリウレタン
「二酸化チタン」商品名「タイペークR550」石原産業社製
「ポリイソシアネート化合物」4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート
「熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマー」商品名「ハイトレル4001」東レ・デュポン社製
カバー材料(樹脂組成物)をシート状にしてASTM D−2240に準じて測定したショアD硬度。
球状物体に対して初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)を負荷したときまでの変形量(mm)。
打撃ロボットを使用し、ドライバー「TourStage X−Drive 405」(ブリヂストンスポーツ社製)により、ヘッドスピード54.8m/sにて打撃したときの初速度。
上記と同様の条件によりスピン量を測定し、比較例1を基準値「0」としたときの実測値の差。
打撃ロボットを使用し、クラブ「TourStage TP600」、ヘッドスピード26m/sでアプローチショットしたときのスピン量。比較例1を基準値「0」としたときの実測値の差。
表5に示す配合にて得たゴム組成物を155℃で17分間加硫した後、その表面を研磨して内層コアを作成した。一方、表5に示す配合(質量部)にて得たゴム組成物を未加硫状態でシート状にして一対の外層コア用シートを作成し、該シートを半球状突部が設けられた半型により型押した。その後、上記外層コア用シートが金型のキャビティに沿って型押しされた未加硫ゴムを内層コアに被せて155℃で15分間加硫した後、その表面を研磨して内外層からなる2層コアを作成した。
次いで、上記2層コアに対して、表4に示した配合組成により、最内カバー層及び中間カバー層の2層のカバー層を射出成型により成形した。次に、得られた4層球体に対して、以下に示すように、最外カバー層Hを被覆し、5層のゴルフボールを得た。その他の条件、ボール物性及びボール評価については、上記実施例と同一条件である。その結果を表6に示す。
2 最内カバー層
3 中間カバー層
4 最外カバー層
D ディンプル
G マルチピースソリッドゴルフボール
Claims (7)
- 基材ゴム、充填剤、有機過酸化物、老化防止剤、α,β−不飽和カルボン酸を必須成分として配合するゴム組成物を加熱成型してなるコアと、コアを被覆する3層以上のカバー層からなり、これらのカバー層のうち最外カバー層以外のカバー層が熱可塑性樹脂を主材として形成されるマルチピースソリッドゴルフボールであって、
コアに初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)を負荷したときまでの変形量が3.2mm以下であり、最内カバー層と最外カバー層の間に位置する中間カバー層の少なくとも一層の硬さが、最内カバー層と最外カバー層の硬さよりも硬く、最内カバー層の比重とコアの比重との差が0.1以下であり、コア中心硬度(A)が、最内カバー層のショアD硬度(B)に対して次の式を満たし、
A>B−10
カバー層の総厚みが3.5mm以上であり、かつ、最内カバー層が下記成分(a)〜(d)、
(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、
(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との(a)(d)のいずれか一方又は両方 100質量部、
(b)分子量が228以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜150質量部、
(c)上記(a)及び/又は(d)成分、及び(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部
を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されることを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。 - 最内カバー層と最外カバー層との中間に配置された中間カバー層の少なくとも一つが、上記(a)〜(d)成分を必須成分として配合する樹脂組成物にて形成されたものである請求項1記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 最内カバー層に、更に、
(e)熱可塑性ポリエステルエラストマー、熱可塑性ブロック共重合体及び、熱可塑性ウレタンの群から選ばれる熱可塑性エラストマーと、
(f)アイオノマー樹脂と反応性と有する官能基により変性された末端ブロックを含み両末端ブロックが異なるコモノマーから形成される熱可塑性ブロック共重合体と、
(g)アイオノマーと反応しない無機充填剤と
を添加した請求項1又は2記載のマルチピースソリッドゴルフボール。 - 上記(a)(d)成分のうち、オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体(2元ランダム共重合体)及び/又はその金属塩の樹脂材料の硬度がショアDで58以上であり、オレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体(3元ランダム共重合体)及び/又はその金属塩の樹脂材料の硬度がショアDで55以下である請求項1、2又は3記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記コアが内芯球と外層コアとからなり、その内芯球は、中心硬度がショアDで21〜48、表面硬度がショアDで33〜56、表面と中心との硬度差がショアDで5以上であると共に、上記外層コアは、内芯球と外層コアとの境界から1mm外側の断面硬度がショアDで43〜66、表面硬度がショアDで50〜70である請求項1〜4のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 最外カバー層が、ポリウレタンを主材として形成される請求項1〜5のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 最外カバー層が、熱可塑性ポリウレタンを主材として形成される請求項1〜6のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
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