JP2009033654A - 色変換装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対し、これらが所望の色の組み合わせとなるように色変換を行うことができるようにする。
【解決手段】画像形成装置において、制御部80は、用紙に記録されたパッチ画像の測色を行うよう測色センサに指示する測色指示部81と、測色センサから測色の結果である測色データを取得する測色データ取得部82と、測色データを記憶する測色データ記憶部83と、色変換の目標となる目標データを記憶する目標データ記憶部84とを備える。また、画像処理部85は、両面画像データを取得する画像取得部86と、両面パッチ画像を画像形成部に対して出力するパッチ画像出力部87と、測色データ及び目標データに基づいて色補正を行う色補正部88と、色補正後の両面画像データを画像形成部に対して出力する補正画像出力部89とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、色変換装置、プログラムに関する。
近年、デジタルカメラ、カラースキャナ、カラープリンタ、カラーディスプレイ等のカラーデバイスが普及しており、色に対する市場の要求も高まっている。特にDTP(Desk Top Publishing)等で使用されるシステムにおいて、その要求は高い。
しかしながら、ここで問題となるのが、両面印刷時において裏面の画像が表面へ透けてしまう所謂裏写りである。即ち、裏写りにより、印刷された画像の色が、意図していた画像の色と異なってしまうのである。特に印刷機による出力は、両面印刷となる場合が殆どであるが、裏写りの情報を加味して色補正を行うことはこれまで一般に行われていない。
ここで、公報記載の技術として、両面印刷時に裏写りの影響がなく、使用者の好みに応じた補正が行える情報処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1の技術では、記録用紙の一方の面に記録を行うと共に記録用紙の他方の面へも記録が可能な情報処理装置にて、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測し、他方の面に対する出力値から他方の面に記録する色情報を算出し、予測結果と他方の面に記録する色情報の差分に応じて、他方の面の出力値を補正している。
特開2004−110585号公報
ここで、一般に、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対し、これらが所望の色の組み合わせとなるように色変換を行うことはできないという課題があった。
本発明の目的は、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対し、これらが所望の色の組み合わせとなるように色変換を行うことができるようにすることにある。
請求項1に記載の発明は、記録用紙の第1の面の特定の位置に印刷される画像の第1の色情報と、当該記録用紙の第2の面の当該特定の位置に相対する位置に印刷される画像の第2の色情報とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記第1の面と前記第2の面の相対する位置の画像の色の組み合わせに関する組み合わせ情報に基づいて補正する補正手段とを備えたことを特徴とする色変換装置である。
請求項2に記載の発明は、前記組み合わせ情報は、前記第1の面から前記第2の面への裏写り及び前記第2の面から前記第1の面への裏写りの影響を認識するための裏写り情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項3に記載の発明は、前記裏写り情報は、前記記録用紙に対して表裏で重なるように印刷されたパッチ画像から得られた情報を含むことを特徴とする請求項2記載の色変換装置である。
請求項4に記載の発明は、前記組み合わせ情報は、前記第1の面から前記第2の面への裏写り及び前記第2の面から前記第1の面への裏写りを抑止するための裏写り抑止情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項5に記載の発明は、前記組み合わせ情報は、前記第1の面における色情報を前記第2の面における色情報に変換する際に参照される色変換情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項6に記載の発明は、前記色変換情報は、前記第1の面におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの情報と、前記第2の面におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの情報との対応を記憶する8次元テーブルを含むことを特徴とする請求項5記載の色変換装置である。
請求項7に記載の発明は、前記色変換情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの少なくとも1色の階調を補正するための情報を更に含むことを特徴とする請求項6記載の色変換装置である。
請求項8に記載の発明は、前記補正手段は、前記第1の色情報と前記第2の色情報とを一括して補正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項9に記載の発明は、前記補正手段は、前記第1の色情報と前記第2の色情報とを交互に補正する処理を収束するまで繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項10に記載の発明は、前記補正手段は、前記取得手段により取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記記録用紙の種類に予め関連付けられた前記組み合わせ情報に基づいて補正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、記録用紙の第1の面の特定の位置に印刷される画像の第1の色情報と、当該記録用紙の第2の面の当該特定の位置に相対する位置に印刷される画像の第2の色情報とを取得する機能と、取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記第1の面と前記第2の面の相対する位置の画像の色の組み合わせに関する組み合わせ情報に基づいて補正する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1の発明は、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対し、これらが所望の色の組み合わせとなるように色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項2の発明は、両面相互の裏写りの影響を考慮して、色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項3の発明は、本構成を有していない場合に比較して、裏写りの影響を容易に認識することができるという効果を有する。
請求項4の発明は、両面相互の裏写りの影響を抑止するように色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項5の発明は、本構成を有していない場合に比較して、色変換に要する時間を短縮することができるという効果を有する。
請求項6の発明は、本構成を有していない場合に比較して、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色で色を表現する場合に、色変換に要する時間を短縮することができるという効果を有する。
請求項7の発明は、本構成を有していない場合に比較して、階調性に関する精度の高い色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項8の発明は、本構成を有していない場合に比較して、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対する色変換を高速に行うことができるという効果を有する。
請求項9の発明は、記録用紙の一方の面の情報を用いて、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対する色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項10の発明は、記録用紙の種類に応じて色変換を行うことができるという効果を有する。
請求項11の発明は、記録用紙の両面の相対する位置の色情報に対し、これらが所望の色の組み合わせとなるように色変換を行うことができるという効果を有する。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置を示した図である。図1に示す画像形成装置は、搬送ベルト3を挟んで第1画像形成部1と第2画像形成部2とを両側に配設して構成されている。第1画像形成部1及び第2画像形成部2は共に所謂中間転写方式を用いた画像形成モジュールであって、電子写真方式にて各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)、各画像形成ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して保持させる中間転写ベルト15を備え、それぞれの中間転写ベルト15上に重畳トナー像を形成する。また搬送ベルト3は、第1画像形成部1の中間転写ベルト15上に形成された重畳トナー像が転写されてこれを保持し搬送すると共に、第2画像形成部2側において記録材(転写紙)である用紙Pを保持して搬送するように構成されている。また、画像形成装置は、用紙P上のトナー像を定着させる定着器60、用紙P上に定着されたトナー像から色に関する特徴量を計測する測色センサ65、各装置(各部)の動作を制御する制御部80、入力された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理部85を更に備えている。
本実施の形態において、第1画像形成部1及び第2画像形成部2は配置方向が異なる以外は同様に構成されるので、一例として第1画像形成部1について説明する。第1画像形成部1の各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)は、矢印A方向に回転する感光体ドラム11の周囲に、これらの感光体ドラム11を帯電する帯電器12、感光体ドラム11上に静電潜像を形成するレーザ露光器13(図中露光ビームを符号Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム11上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像装置14、感光体ドラム11上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト15に転写する一次転写ロール16、感光体ドラム11上の残留トナーを除去するドラムクリーナ17等の電子写真用デバイスが順次配設されている。これらの画像形成ユニット10は、中間転写ベルト15の上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に、略直線状に配置されている。
中間転写体である中間転写ベルト15は、ポリイミドあるいはポリアミド等の樹脂にカーボンブラック等の導電剤を適当量含有させたものが用いられ、その体積抵抗率が10〜1014Ωcmとなるように形成されており、厚みが例えば0.1mm程度のフィルム状の無端ベルトで構成されている。そして中間転写ベルト15は、各種ロールによって図に示すB方向に所定の速度で循環駆動(回動)されている。この各種ロールとして、定速性に優れたモータ(図示せず)により駆動されて中間転写ベルト15を循環駆動させる駆動ロール31、各感光体ドラム11の配列方向に沿って略直線状に延びる中間転写ベルト15を支持する支持ロール32、中間転写ベルト15に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト15の蛇行を防止する補正ロールとして機能するテンションロール33、第1転写部20に設けられるバックアップロール25、中間転写ベルト15上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けられるクリーニングバックアップロール34を有している。
そして、各々の一次転写ロール16は、各感光体ドラム11に対向し、略直線状に延びる中間転写ベルト15の内側に設けられている。また、各一次転写ロール16にはトナーの帯電極性(ここでは、マイナス極性とする。以下同様。)と逆極性の電圧(プラス極性)が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体ドラム11上のトナー像が中間転写ベルト15に順次、静電吸引され、中間転写ベルト15上に重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
また、中間転写ベルト15の第1転写部20の下流側には、中間転写ベルト15上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写ベルト15の表面をクリーニングするベルトクリーナ35が接離自在に設けられている。一方、イエローの画像形成ユニット10Yの上流側には、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)における画像形成タイミングをとるための基準となる基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)42が配置され、また、黒の画像形成ユニット10Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43が配設されている。この基準センサ42は、中間転写ベルト15の裏側に設けられた所定のマークを認識して基準信号を発生しており、この基準信号の認識に基づく制御部80からの指示により、各画像形成ユニット10(10Y,10M,10C,10K)は画像形成を開始するように構成されている。
次に、搬送ベルト3は、第1画像形成部1と第2画像形成部2との間に挟まれるように配設され、第1画像形成部1とは第1転写部20で接触し、第2画像形成部2とは第3転写部22で接触するように配置されている。そして搬送ベルト3は、各種ロールによって図に示すC方向に第1画像形成部1の中間転写ベルト15及び第2画像形成部2の中間転写ベルト15と等速で循環駆動(回動)されている。
この各種ロールとして、定速性に優れたモータ(図示せず)により駆動されて搬送ベルト3を循環駆動させる駆動ロール71、搬送ベルト3上の残留トナーを掻き取るベルトクリーナ70に対向して設けられるクリーニングバックアップロール72、搬送ベルト3に対して一定の張力を与えると共に搬送ベルト3の蛇行を防止する補正ロールとして機能するテンションロール73、搬送ベルト3を支持する支持ロール74を有している。
尚、搬送ベルト3においては、搬送ベルト3の搬送方向に沿って、第1画像形成部1の中間転写ベルト15上のトナー像を搬送ベルト3に転写する部分を第1転写部20、搬送ベルト3上に転写されたトナー像を用紙Pに転写する部分を第2転写部21、第2画像形成部2の中間転写ベルト15上のトナー像を用紙Pに転写する部分を第3転写部22と表現している。
搬送ベルト3には、第1転写部20と第2転写部21との間にコロナ放電器19が配設されている。そして、コロナ放電器19は第1転写部20で転写されたトナー像のトナー帯電極性を反対極性に帯電するように、プラス電荷を放電することができるように構成されている。更に、コロナ放電器19の搬送ベルト3の搬送方向下流側には、除電ランプ18が配設され、搬送ベルト3の表面を光照射することができるように構成されている。除電ランプ18は、LED、ハロゲンランプ又はキセノンランプ等で構成され、500〜900nmの波長成分を含んだ光を照射する。
ところで、搬送ベルト3には、第1転写部20の上流側に搬送ベルト3の搬送タイミングをとるための基準となる基準信号を発生する基準センサ(ホームポジションセンサ)44が配置されている。この基準センサ44は、搬送ベルト3の裏側に設けられた所定のマークを認識して基準信号を発生しており、この基準信号の認識に基づく制御部80からの指示により、第1画像形成部1及び第2画像形成部2における画像形成を開始し、更には用紙Pを第2転写部21へ搬送するように構成されている。
更に本実施の形態では、用紙搬送系として、用紙Pを収容する用紙トレイ50、この用紙トレイ50に集積された用紙Pを所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール51、ピックアップロール51にて繰り出された用紙Pを搬送する搬送ロール52、搬送ロール52により搬送された用紙Pを第2転写部21へと送り込む搬送シュート53、また搬送ベルト3によって第3転写部22を通過した後に搬送される用紙Pを定着器60へと搬送する搬送ベルト55を備えている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。図示しない画像読取装置や図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から出力される画像データは、それぞれ表面側画像データと裏面側画像データとが順に図1に示すような画像形成装置に入力される。画像形成装置では、画像処理部85にて所定の画像処理が施された後、まず第1画像形成部1にて画像形成ユニット10等による裏面側画像データに対する作像作業が実行される。画像処理部85では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、Y、M、C、Kの4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13では、入力された色材階調データに応じて、例えば半導体レーザから出射された露光ビームBmを画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの各々の感光体ドラム11に照射している。画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11では、帯電器12によって表面が帯電された後、このレーザ露光器13によって表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにて、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、各感光体ドラム11と中間転写ベルト15とが接触する一次転写部にて、中間転写ベルト15上に転写される。より具体的には、一次転写部において、一次転写ロール16にて中間転写ベルト15の基材に対しトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性(プラス極性)の電圧を付加され、未定着トナー像が中間転写ベルト15の表面に順次重ね合わせられて一次転写が行われる。このようにして一次転写された裏面画像に関するトナー像は、中間転写ベルト15の回転に伴って第1転写部20に搬送される。
第1転写部20では、搬送ベルト3及び中間転写ベルト15を介して、第1転写ロール26がバックアップロール25に押圧される。このとき、第1転写ロール26にトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性(プラス極性)の電圧(転写バイアス)が印加されると、第1転写ロール26とバックアップロール25との間に転写電界が形成され、中間転写ベルト15上に保持されたトナー像は、搬送ベルト3に静電転写される。
その後、トナー像が転写された搬送ベルト3は、コロナ放電器19が配設された領域に搬送され、コロナ放電器19によってトナー像は帯電極性とは反対極性に帯電される。具体的には、コロナ放電器19は搬送ベルト3に対してプラスのコロナ放電を行い、トナー像をプラス極性に帯電する。
コロナ放電器19によってプラス極性に帯電された搬送ベルト3は、除電ランプ18が配設された領域に搬送され、除電ランプ18によって光照射される。除電ランプ18による光照射によって、搬送ベルト3の表面の感光層は除電されて略0Vまで電位が低下する。一方、搬送ベルト3上のトナー像は除電ランプ18による光照射によっても電荷が低下することはなく、プラス電荷を保持したまま維持される。
プラス極性に帯電されたトナー像を保持した搬送ベルト3は、第2転写部21に搬送される。その際、用紙搬送系では、搬送ベルト3の搬送タイミングに合わせてピックアップロール51が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの用紙Pが供給される。ピックアップロール51により供給された用紙Pは、搬送ロール52により搬送され、搬送シュート53を経て第2転写部21に到達する。この第2転写部21に到達する前に、用紙Pは一旦停止され、トナー像が保持された搬送ベルト3の搬送タイミングに合わせてレジストロール(図示せず)が回転することで、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせがなされる。
そして、第2転写部21では、搬送ベルト3及び用紙Pを介して、第2転写ロール28がバックアップロール29に押圧される。このとき、第2転写ロール28にトナーの帯電極性(プラス極性)と同極性(プラス極性)の電圧(転写バイアス)が印加されて、第2転写ロール28とバックアップロール29との間に転写電界が形成され、搬送ベルト3上に保持されたトナー像は、用紙Pの裏面側に静電転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、第2転写ロール28によって供給された電荷によって搬送ベルト3上に静電吸着され、第3転写部22に搬送される。
一方、第2画像形成部2では、搬送ベルト3における用紙Pの搬送タイミングに合わせて表面側画像データに関して画像形成ユニット10等によって作像作業が実行される。そして、第1画像形成部1における裏面側画像データに関する画像形成作業と同様のプロセスを経て、第2画像形成部2の中間転写ベルト15上には表面画像に関する重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト15に保持されたトナー像は、搬送ベルト3における用紙Pの搬送タイミングに合わせて第3転写部22に搬送される。
第3転写部22では、搬送ベルト3、用紙P及び中間転写ベルト15を介して、第3転写ロール27がバックアップロール25に押圧される。このとき、第3転写ロール27にトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性(プラス極性)の電圧(転写バイアス)が印加されると、第3転写ロール27とバックアップロール25との間に転写電界が形成され、中間転写ベルト15上に保持されたトナー像は、用紙Pの表面側に静電転写される。
この際、用紙Pの裏面側には、第2転写部21で転写されたトナー像が保持されているが、用紙Pの裏面側に保持されたトナー像はプラス電荷に帯電されているため、第3転写ロール27によって印加されるプラス極性の転写バイアスによってトナー像が乱されたり、電荷量が減少したりすることはない。即ち、用紙Pの裏面側に保持されたプラス電荷のトナー像には、第3転写ロール27から用紙Pに向かう静電力が働くと共に、更にプラス電荷が供給されるのでトナー像の電荷密度が高まり用紙Pへの吸着力は強くなる。
第3転写部22を通過して、表裏両面にトナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト3に静電吸着されたまま搬送され、駆動ロール71部において曲率分離されて搬送ベルト3から剥離される。搬送ベルト3から剥離された用紙Pは、搬送ベルト3の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト55まで搬送される。搬送ベルト55では、定着器60における最適な搬送速度に合わせて、用紙Pを定着器60まで搬送する。ここで、搬送ベルト55は導電性に構成され、図示しない電源によってプラスの電圧が印加されている。これによって、用紙Pの裏面側に保持されたトナー像が搬送ベルト55に付着し、画像乱れが生じるのを防いでいる。
定着器60に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器60によって熱及び圧力で定着処理を受けることで用紙P上に定着される。定着画像が形成された用紙Pは、排出ロール(図示せず)によって画像形成装置の外部に排出される。その際、用紙P上の定着画像は測色センサ65で読み取られ、色に関する特徴量、例えば、明度、彩度、色相等のデータが制御部80に伝えられる。一方、用紙Pへの両面転写が終了した後、搬送ベルト3上に残った残留トナーは、搬送ベルト3の回動に伴ってベルトクリーナ70まで搬送され、クリーニングバックアップロール72及びベルトクリーナ70によって搬送ベルト3上から除去される。
このような画像形成装置で両面画像を生成する際に、本実施の形態では、裏写りの影響を考慮して色変換を行う。その場合、例えば、一方の面(以下、「A面」という)に対して、他方の面(以下、「B面」という)からの裏写りの影響を反映させて色補正を行ったとすると、B面の補正後の色がA面へ影響してしまう。そこで、本実施の形態では、A面とB面の画像を一括して処理することで、問題を解決する。例えば、両面を一括してラスタライズするRIP(Raster Image Processor)を設けて、両面画像の色補正を行う。
この色補正として、具体的には次のような色変換を行う。例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色で色を表現するプリンタでは、両面の相対する画素に対して、CMY1(CMY2)→Lab1(Lab2)→CMY1’(CMY2’)の両面一括色変換を行う。また、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色で色を表現するプリンタでは、両面の相対する画素に対して、CMYK1(CMYK2)→Lab1(Lab2)→CMYK1’(CMYK2’)の両面一括色変換を行う。尚、本明細書では、A面の色データαとB面の色データβの組み合わせを「α(β)」と表記するものとする。また、上記において、Lab1及びLab2は、A面及びB面に印字すべき目標色をデバイス非依存のL*a*b*空間で表現した色データを意味する。
次に、本実施の形態の画像形成装置における色補正の際の動作の概略を説明する。
図2は、本実施の形態における画像形成装置の動作を示したフローチャートである。
まず、画像形成装置は、図示しない画像読取装置又はPCから両面印刷のための画像データ(以下、「両面画像データ」という)を取得する(ステップ101)。即ち、両面となるA面及びB面に印刷される色データが、各色データが印刷される位置に関する情報と共に取得される。尚、この際、印刷に用いる用紙の厚さを含む用紙情報も取得する。そして、色データ及び用紙情報は、画像処理部85に渡され、画像処理部85が、用紙情報も加味して裏写りの影響が少なくなるように色補正を施す(ステップ102)。その後、図1に示した第1画像形成部1及び第2画像形成部2等の機構を用いて両面画像データを用紙の両面に印刷する(ステップ103)。
以下、このうちのステップ102における色補正処理について詳細に説明する。
この色補正処理は、図1の画像形成装置の構成のうち制御部80及び画像処理部85が主として行うので、まず、制御部80及び画像処理部85の機能構成について説明する。尚、本実施の形態では、色変換装置の一例として、画像処理部85を設けている。
図3は、制御部80及び画像処理部85の機能構成を示したブロック図である。
図示するように、制御部80は、測色指示部81と、測色データ取得部82と、測色データ記憶部83と、目標データ記憶部84とを備える。また、画像処理部85は、画像取得部86と、パッチ画像出力部87と、色補正部88と、補正画像出力部89とを備える。
測色指示部81は、画像取得部86の指示に従い、測色センサ65に対して、用紙に記録されたパッチ画像の測色を行うよう指示する。
測色データ取得部82は、測色センサ65からその測色の結果である測色データを取得する。
測色データ記憶部83は、測色データ取得部82が取得した測色データを記憶する。ここで、測色データは、A面からB面への裏写り及びB面からA面への裏写りの影響を認識するために記憶される。即ち、本実施の形態では、このような裏写りの影響を認識するための裏写り情報の一例として、測色データを用いている。
目標データ記憶部84は、色変換の目標となる目標データを記憶する。ここで、目標データは、A面からB面への裏写り及びB面からA面への裏写りを抑止するために記憶される。即ち、本実施の形態では、このような裏写りを抑止するための裏写り抑止情報の一例として、目標データを用いている。
画像取得部86は、図示しない画像読取装置やPCから両面画像データと用紙情報を取得する。ここで、両面画像データは、上述した各種画像処理が施された後のC、Y、M、Kの4色の色材階調データとして取得される。即ち、本実施の形態では、色情報を取得する取得手段の一例として、画像取得部86を設けている。
パッチ画像出力部87は、裏写りの影響を測定するための両面パッチ画像を出力する。
色補正部88は、画像取得部86が取得した両面画像データに対し、裏写りの影響を考慮した色補正を行う。本実施の形態では、色情報を補正する補正手段の一例として、色補正部88を設けている。
補正画像出力部89は、色補正部88により色補正が行われた後の両面画像データを出力する。
次に、制御部80及び画像処理部85の動作について説明する。
図4は、制御部80及び画像処理部85の動作例を示したフローチャートである。
まず、画像取得部86が両面画像データを取得して、色補正部88に出力する(ステップ201)。また、画像取得部86が両面画像データを取得した旨の情報はパッチ画像出力部87に伝えられ、パッチ画像出力部87が、第1画像形成部1及び第2画像形成部2に対して両面パッチ画像を出力し、両面パッチ画像の用紙への印刷を指示する(ステップ202)。この場合において、画像取得部86は用紙の厚さを含む用紙情報を取得しているので、パッチ画像出力部87は、これを受け取って、印刷に用いる用紙と同じ用紙にパッチ画像を出力するよう制御部80に対して指示する。これにより、指示された用紙が用紙トレイ50から供給されると共に、指示された両面パッチ画像が第1画像形成部1及び第2画像形成部2で形成され、用紙の両面に印刷される。更に、画像取得部86が両面画像データを取得した旨の情報は測色指示部81にも伝えられ、測色指示部81が、測色センサ65に対してパッチ画像からの測色を指示する(ステップ203)。
ここで、ステップ202で出力が指示される両面パッチ画像の例を示す。
図5は、両面パッチ画像の出力イメージの一例を示した図である。この両面パッチ画像は、裏写りの影響を取得することを目的するものである。従って、図に折り曲げて示すように、用紙の両面にパッチ画像が重なるようにして印刷される。また、画像形成装置の特性を反映したものである必要があるため、色補正対象のデバイスで出力される。尚、両面パッチ画像の取得方法は、色補正対象のデバイスにおける裏写りの影響の取得に役立つものであれば、如何なる方法であってもよい。
ところで、本実施の形態では、色補正の具体的な手法として、A面とB面の相対する画素の色を一括して変換する手法と、A面とB面の相対する画素の色を交互に変換する手法とを提案する。そこで、以下では、前者を第1の動作例として、後者を第2の動作例として説明する。
[第1の動作例]
まず、この第1の動作例において測色データ記憶部83に記憶される測色データについて説明する。
図6は、第1の動作例で記憶される測色データの一例を示した図である。
第1の動作例では、A面とB面のCMYK値を一括して変換するので、測色値もA面とB面について取得している。具体的には、ステップ202で出力されたパッチ画像の色データをデバイス非依存の色データに変換する。ここで、デバイス非依存の色データとして、本明細書では一般的なL*a*b*を例示するが、これに限るものではない。例えば、三刺激値XYZや均等色空間L*u*v*等に分類される表色系における色データでもよい。また、(Lab)=F(CMYK)のように多項式近似等で表現される色データや、物理モデル式としてノイゲバウアー、クベルカムンク、ランバートベール等で表現される色データや、ICCプロファイル等によって変換された色データであってもよく、そのデバイスの特性が示されるデータ対が生成できるものであれば何でもよい。
また、図示しないが、目標データ記憶部84に記憶される目標データも同様に、A面及びB面のCMYK値と、A面及びB面の測色値(例えば、L*a*b*値)とを対応付けたものとなっている。但し、この目標データは、例えば、裏写りの影響をできるだけ少なくした両面パッチ画像を測色することにより予め取得されているものであり、測色データとは異なる値を保持するものである。また、この目標データも、測色データと同様に、用紙の種類ごとに記憶しておくとよい。
次に、第1の動作例における処理の流れについて説明する。
図7は、第1の動作例における処理の流れを示したフローチャートである。
まず、色補正部88は、画像取得部86から渡された両面画像データからA面及びB面におけるCMYK値を取得する(ステップ301)。次に、色補正部88は、目標データ記憶部84に記憶された目標データを参照し、A面及びB面における目標のL*a*b*値を求める(ステップ302)。つまり、この目標のL*a*b*値を実現すれば、裏写りの影響が少なくて済むのである。その後、色補正部88は、測色データ記憶部83に記憶された測色データを参照し、目標のL*a*b*値に対応するCMYK値を求め、ステップ301で取得したCMYK値をここで求めたCMYK値に変換する色補正を行う(ステップ303)。
最後に、色補正部88は、全ての画素について処理が終了したかどうか判定する(ステップ304)。その結果、未処理の画素があれば、ステップ301〜303の処理を繰り返し、未処理の画素がなければ処理を終了する。
ここで、例えば、両面画像データの相対する画素について、A面のCMYK1が目標色Lab1になるように、B面のCMYK2が目標色Lab2になるように色変換を行うことを考える。
この場合、
CMYK1(CMYK2)→Lab1(Lab2)→CMYK1’(CMYK2’)
のように色変換を行う。ここで、CMYK値からLab値を算出する方法や、Lab値からCMYK値を算出する方法は、特に規定はしないが、回帰分析、高次多項式近似、ニューラルネットワーク等を用いるとよい。
また、色補正は、DLUT(Direct LookUp Table)を用いて行ってもよい。この場合、DLUTは、色変換にて参照される色変換情報の一例である。本実施の形態では、C、M、Y、Kの4色で色を表現しているので、8次元DLUTの色変換係数が生成される。
図8に、この8次元DLUTの一例を示す。この8次元DLUTは、測色データ記憶部83に記憶された測色データ(図6参照)と、目標データ記憶部84に記憶された目標データとに基づいて生成される。例えば、A面のCMYK値C1、M1、Y1、K1、B面のCMYK値C2、M2、Y2、K2に対し、目標データから、A面の目標L*a*b*値L1、a1、b1、B面の目標L*a*b*値L2、a2、b2が求められたとする。一方で、A面の目標L*a*b*値L1、a1、b1、B面の目標L*a*b*値L2、a2、b2に対し、測色データから、A面のCMYK値C1’、M1’、Y1’、K1’、B面のCMYK値C2’、M2’、Y2’、K2’が求められたとする。すると、(C1,M1,Y1,K1,C2,M2,Y2,K2)が(C1’,M1’,Y1’,K1’,C2’,M2’,Y2’,K2’)に変換されるようなDLUTが生成されるのである。
尚、このようなDLUTは、これにフィードバックをかけることにより、画像適用上、現実的な処理時間で構成できるようになる。加えて、ソフトウェア処理のみならず、ハードウェアへのキャリブレーション、色補正実装への応用も考えられる。
また、本実施の形態では、DLUTの次元数を少なくし、処理コストを更に低減させるようにしてもよい。図8の例では、プリンタが一般的なCMYKの4次元で構成されることを考慮して8次元としたが、CMYの3次元で構成されるプリンタを想定し、6次元のDLUTを設けてもよい。これにより、処理コストは、より低減される。また、DLUTとして、5次元、4次元等を用いてもよい。但し、このような多次元のDLUTを用いる場合は、このDLUTに加え、後段にCMY各色の1次元LUT(TRC)を備えるとよい。このようにDLUT処理で問題点となる階調性の補償を行うことで、より精度の高い色変換処理を行えるようになる。
更に、裏移りの影響を明度方向の補正に特化し、更に高速化した裏写り補正を行うようにしてもよい。
[第2の動作例]
まず、この第2の動作例において測色データ記憶部83に記憶される測色データについて説明する。
図9は、第2の動作例で記憶される測色データの一例を示した図である。
第2の動作例では、A面とB面のCMYK値を交互に変換するので、測色値は補正対象の面についてのみ取得している。具体的な取得方法は、第1の動作例と同様である。
また、図示しないが、目標データ記憶部84に記憶される目標データは、図6に示した例と同様に、A面及びB面のCMYK値と、A面及びB面の測色値(例えば、L*a*b*値)とを対応付けたものとなっている。或いは、図9に示した例と同様に、A面及びB面のCMYK値と、A面の測色値(例えば、L*a*b*値)とを対応付けたものであってもよい。但し、この目標データは、例えば、裏写りの影響をできるだけ少なくした両面パッチ画像を測色することにより予め取得されているものであり、測色データとは異なる値を保持するものである。また、この目標データも、測色データと同様に、用紙の種類ごとに記憶しておくとよい。
次に、第2の動作例における処理の流れについて詳細に説明する。
図10は、第2の動作例における処理の流れを示したフローチャートである。
まず、色補正部88は、画像取得部86から渡された両面画像データからA面及びB面におけるCMYK値を取得する(ステップ401)。
次に、色補正部88は、目標データ記憶部84に記憶された目標データを参照し、A面における目標のL*a*b*値を求める(ステップ402)。その後、色補正部88は、測色データ記憶部83に記憶された測色データを参照し、目標のL*a*b*値に対応するCMYK値を求め、B面のCMYK値を固定し、A面のCMYK値をここで求めたCMYK値に変換する色補正を行う(ステップ403)。
次いで、色補正部88は、目標データ記憶部84に記憶された目標データを参照し、B面における目標のL*a*b*値を求める(ステップ404)。その後、色補正部88は、測色データ記憶部83に記憶された測色データを参照し、目標のL*a*b*値に対応するCMYK値を求め、A面のCMYK値を固定し、B面のCMYK値をここで求めたCMYK値に変換する色補正を行う(ステップ405)。
そして、色補正部88は、変換前のB面のCMYK値と変換後のB面のCMYK値とを比較し、変化したかどうかを判定する(ステップ406)。その結果、例えば、変換前後でCMYK値が同じであれば、収束したとみなし、そのときのCMYK値を変換後のCMYK値として決定する。変換前後でCMYK値に違いがあれば、ステップ402に戻り、今度はB面を固定し、A面の補正を行う。これをステップ406で収束するまで繰り返し行う。
最後に、色補正部88は、全ての画素について処理が終了したかどうか判定する(ステップ407)。その結果、未処理の画素があれば、ステップ401〜406の処理を繰り返し、未処理の画素がなければ処理を終了する。
ここで、例えば、両面画像データの相対する画素について、A面のCMYK−Aが目標色Lab−Aになるように、B面のCMYK−Bが目標色Lab−Bになるように色変換を行うことを考える。
この場合、
(1)CMYK−A(CMYK−B)→Lab−A→CMYK−A’(CMYK−B)
(2)CMYK−A’(CMYK−B)→Lab―B→CMYK−A’(CMYK−B’)
(3)IF(CMYK−B==CMYK−B’)
繰り返しを終了し、収束値が補正結果となる。
ELSE
(1)へ戻り、(3)の条件式が成立するまで繰り返す。
以上により、本実施の形態の動作の説明を終了する。
ところで、本実施の形態における色変換処理は、汎用のコンピュータにおいて実現してもよい。そこで、この色変換処理をコンピュータ90で実現するものとして、そのハードウェア構成について説明する。
図11は、コンピュータ90のハードウェア構成を示した図である。
図示するように、コンピュータ90は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)91と、記憶手段であるメインメモリ92及び磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)93とを備える。ここで、CPU91は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、上述した各機能を実現する。また、メインメモリ92は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置93は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
更に、コンピュータ90は、外部との通信を行うための通信I/F94と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構95と、キーボードやマウス等の入力デバイス96とを備える。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供するようにしてもよい。
本発明の実施の形態が適用される画像形成装置を示した図である。 本発明の実施の形態が適用される画像形成装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における制御部及び画像処理部の機能構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における制御部及び画像処理部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態で用いられる両面パッチ画像の例を示した図である。 本発明の実施の形態における色補正部の第1の動作例で参照される測色データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における色補正部の第1の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における色補正部の第1の動作例で参照されるDLUTの例を示した図である。 本発明の実施の形態における色補正部の第2の動作例で参照される測色データの例を示した図である。 本発明の実施の形態における色補正部の第2の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成図である。
符号の説明
80…制御部、81…測色指示部、82…測色データ取得部、83…測色データ記憶部、84…目標データ記憶部、85…画像処理部、86…画像取得部、87…パッチ画像出力部、88…色補正部、89…補正画像出力部

Claims (11)

  1. 記録用紙の第1の面の特定の位置に印刷される画像の第1の色情報と、当該記録用紙の第2の面の当該特定の位置に相対する位置に印刷される画像の第2の色情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記第1の面と前記第2の面の相対する位置の画像の色の組み合わせに関する組み合わせ情報に基づいて補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする色変換装置。
  2. 前記組み合わせ情報は、前記第1の面から前記第2の面への裏写り及び前記第2の面から前記第1の面への裏写りの影響を認識するための裏写り情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  3. 前記裏写り情報は、前記記録用紙に対して表裏で重なるように印刷されたパッチ画像から得られた情報を含むことを特徴とする請求項2記載の色変換装置。
  4. 前記組み合わせ情報は、前記第1の面から前記第2の面への裏写り及び前記第2の面から前記第1の面への裏写りを抑止するための裏写り抑止情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  5. 前記組み合わせ情報は、前記第1の面における色情報を前記第2の面における色情報に変換する際に参照される色変換情報を含むことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  6. 前記色変換情報は、前記第1の面におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの情報と、前記第2の面におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの情報との対応を記憶する8次元テーブルを含むことを特徴とする請求項5記載の色変換装置。
  7. 前記色変換情報は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの少なくとも1色の階調を補正するための情報を更に含むことを特徴とする請求項6記載の色変換装置。
  8. 前記補正手段は、前記第1の色情報と前記第2の色情報とを一括して補正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  9. 前記補正手段は、前記第1の色情報と前記第2の色情報とを交互に補正する処理を収束するまで繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  10. 前記補正手段は、前記取得手段により取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記記録用紙の種類に予め関連付けられた前記組み合わせ情報に基づいて補正することを特徴とする請求項1記載の色変換装置。
  11. コンピュータに、
    記録用紙の第1の面の特定の位置に印刷される画像の第1の色情報と、当該記録用紙の第2の面の当該特定の位置に相対する位置に印刷される画像の第2の色情報とを取得する機能と、
    取得された前記第1の色情報と前記第2の色情報とを、前記第1の面と前記第2の面の相対する位置の画像の色の組み合わせに関する組み合わせ情報に基づいて補正する機能と
    を実現させるためのプログラム。
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