JP4408074B2 - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4408074B2 JP4408074B2 JP2004302178A JP2004302178A JP4408074B2 JP 4408074 B2 JP4408074 B2 JP 4408074B2 JP 2004302178 A JP2004302178 A JP 2004302178A JP 2004302178 A JP2004302178 A JP 2004302178A JP 4408074 B2 JP4408074 B2 JP 4408074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- mode
- gradation
- unit
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 200
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 39
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 claims description 33
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 50
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 44
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 230000006870 function Effects 0.000 description 16
- 238000011161 development Methods 0.000 description 15
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 241001125929 Trisopterus luscus Species 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000003705 background correction Methods 0.000 description 6
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 6
- 238000004042 decolorization Methods 0.000 description 5
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 2
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Description
従って、従来、内蔵しているテストデータに応じた画像パッチ(テストパッチ)に基づいて、修正式を再作成(補正)する技術が開発されている(特許文献1参照)。
この技術では、CMYK各色からなる所定のテストパッチを生成し、検出器で読み取る。そして、読み取り結果に基づいて、印刷部における現時点での出力階調特性を求め、これを用いて修正式や修正テーブルを生成するようになっている。
このため、従来では、上記のような修正式の作成を、印刷モード毎に行うようになっており、そのためのトナー消費や待機時間(補正にかかる時間)がユーザーの負担となっていた。
複数のモードで入力される画像データに応じた画像を印刷する印刷部と、
モードに応じた入力階調修正式を用いて、画像データの入力階調を修正して修正入力階調を生成し、印刷部に出力することで、印刷画像の出力階調を調整する調整部とを備えた印刷装置において、
上記の調整部は、
印刷された画像の出力階調を測定する測定部と、
複数の異なる入力階調に応じた複数の画像を印刷部に印刷させて、測定部によってこれらの画像の出力階調を測定し、
上記の複数の入力階調と、測定部によって得た出力階調の測定値との関係式である入出力関係式を求め、
この入出力関係式に基づいて、上記の複数の入力階調に応じた出力階調の理想値を得られるような修正入力階調を求め、入力階調と修正入力階調との関係を表す入力階調修正式を作成する制御部とを備えており、
所定数の入力階調を用いて第1モードの修正入力階調を作成した後、他の第2モードの修正入力階調を作成する際、
上記の制御部が、
第2モードで上記の所定数より少ない数の入力階調に応じた画像を印刷部に印刷させ、印刷された画像の出力階調を測定部に測定させ、
この測定で得られた測定値と第1モードでの測定値との比であるモード比を求め、
このモード比と第1モードで得られた測定値との積からなる修正出力階調を求め、
第1モードの修正入力階調を作成したときに使用した入力階調に応じた、第2モードでの出力階調の理想値を求め、
修正出力階調がこの理想値となるような修正入力階調を求めるように設計されている構成である。
ここで、印刷にかかる画像データは、印刷部(印刷エンジン)に出力される前に、階調(入力階調)を修正されるようになっている。
また、このような修正は、モード毎に設定された入力階調修正式によって行われる。この入力階調修正式は、入力階調と修正後の入力階調(修正入力階調)との対応を示すものである。
従って、上記のような入力階調修正式については、適切なタイミングで補正(再作成)する必要がある。
すなわち、調整部は、印刷された画像の出力階調を測定する測定部を備えている。この測定部は、入力階調修正式の作成のためのテストパッチ(テストに使用する印刷画像)の階調(出力階調)を測定するものである。
また、制御部は、印刷部および測定部を制御して、入力階調修正式を作成するものである。
そして、制御部は、測定部によって、これらの画像の出力階調を測定する。
例えば、上記の入出力関係式を1次式とする場合、テスト入力階調をIn,出力階調の測定値をCoutとすると、入出力関係式は、
Cout(In)=α・In … (1)
となる(αは定数)。
すなわち、上記の例では、理想値(設定値)をCrefとすると、修正入力階調Cnは、
Cref(In)=Cout(Cn)
を逆算することによって得られる。
なお、上記のような出力階調の理想値は、本印刷装置に設けられた記憶部に記憶しておくことが可能である。
すなわち、制御部は、全てのテスト入力階調Inに関し、修正入力階調Cnとの関係を表す以下のような補正係数Anを求める。
An=Cn/In
その後、制御部は、入力階調修正式として、
Cn=An・In
を求める。これにより、1つのモードに関する入力階調修正式の作成(補正)処理が終了する。
その後、制御部は、このモード比(Da)と第1モードで得られた測定値(Cout)との積からなる修正出力階調(P’out=Cout・Da)を求める。
Pref(In)=P’out(Pn)
を満たすようなPnを逆算する。
すなわち、制御部は、第1モードで使用したテスト入力階調Inと修正入力階調Pnに関し、以下のような補正係数Anpを求める。
Anp=Pn/In
その後、制御部は、入力階調修正式として、
Pn=Anp・In
を求める。これにより、第2モードに関する入力階調修正式の作成(補正)処理が終了する。
これにより、本印刷装置では、入力階調修正式の作成に関するトナー消費および待機時間を低減できるようになっている。
この場合、制御部は、修正出力階調P’outにおける入力階調Inに対する変化の状態を、例えば二次曲線近似で求める。
すなわち、
P’out(In)=a・In2+b・In+c
なる近似式を求める(a,b,cは定数)。
Pref(In)=P’out(Pn) … (2)
を満足するようなPnを算出(逆算)することとなる。
この場合には、修正入力階調をより正確に求めることが可能となる。
この場合、制御部は、上記した(1)式およびDaを用いて、(2)式を満足するようなPnを算出する。
この場合には、修正入力階調をより簡単に求められる。
ここで、中間調領域とは、たとえば、255をフルスケールとする出力のデューテーで64〜192の範囲である。
ここで、低階調領域とは、たとえば、255をフルスケールとする出力のデューテーで0〜64の範囲である。
また、この場合、制御部は、上記の第1モードとして、コピーモードを選択することが好ましい。
この構成では、ユーザーは、重要と考える(例えば使用頻度の高い)モードの入力階調修正式を、高い精度で作成すること可能となる。
例えば、本印刷装置を工場から出荷する直前(工場出荷時)、本印刷装置に電源を投入したとき(電源投入時)、所定の枚数を印刷した後、現像条件を変更したとき、感光体ドラムを交換したときなどのタイミングで行うことで、印刷画像に対する環境変動・経時変動などの影響を抑えられる。
複数のモードで入力される画像データに応じた画像を印刷する印刷部と、
モードに応じた入力階調修正式を用いて、画像データの入力階調を修正して修正入力階調を生成し、印刷部に出力することで、印刷画像の出力階調を調整する調整部とを備えた印刷装置において、
上記の調整部は、
印刷された画像の出力階調を測定する測定部と、
複数の異なる入力階調に応じた複数の画像を印刷部に印刷させて、測定部によってこれらの画像の出力階調を測定し、
上記の複数の入力階調と、測定部によって得た出力階調の測定値との関係式である入出力関係式を求め、
この入出力関係式に基づいて、上記の複数の入力階調に応じた出力階調の理想値を得られるような修正入力階調を求め、入力階調と修正入力階調との関係を表す入力階調修正式を作成する制御部とを備えており、
所定数の入力階調を用いて第1モードの修正入力階調を作成した後、他の第2モードの修正入力階調を作成する際、
上記の制御部が、
第2モードで上記の所定数より少ない数の入力階調に応じた画像を印刷部に印刷させ、印刷された画像の出力階調を測定部に測定させ、
この測定で得られた測定値と第1モードでの測定値との比であるモード比を求め、
このモード比と第1モードで得られた測定値との積からなる修正出力階調を求め、
第1モードの修正入力階調を作成したときに使用した入力階調に応じた、第2モードでの出力階調の理想値を求め、
修正出力階調がこの理想値となるような修正入力階調を求めるように設計されている構成である。
これにより、本印刷装置では、入力階調修正式の作成に関するトナー消費および待機時間を低減できるようになっている。
図2は、本実施の形態にかかるディジタルカラー複合機(本複合機)の構成を示す説明図である。この本複合機は、通常の複写機としての機能(コピーモード)に加えて、ファクシミリ装置およびプリンターとしての機能(FAXモード,プリンターモード)を兼ね備えたものである。
図2に示すように、本複合機は、RADF112,スキャナー部110,画像形成部210および給紙機構211が設けられた構成であり、さらに、図示しない操作パネルが備えられている。
そして、各LSU227a〜227dは、これらの画像信号に基づいて、画像形成ステーションGa〜Pdにおける後述する感光体ドラム222a〜222dを露光し、静電潜像を生成するように設定されている。
図2に示すように、これら画像形成ステーションGa〜Pdは、感光体ドラム222a〜222dを備えている。そして、帯電器223a〜223d,現像装置224a〜224d,転写用放電器225a〜225dおよびクリーニング装置226a〜226dが、感光体ドラム222a〜222dの周囲に、矢印F方向に沿って配置されている。
帯電器223a〜223dは、感光体ドラム222a〜222dをそれぞれ一様に帯電するための、スコロトロン方式のコロナ放電器である。
さらに、図2に示すクリーニング装置226a〜226dは、シートへの転写後に感光体ドラム222a〜222d上に残留するトナーを除去する機能を有している。
取出しローラ252は、シートカセット251から、シートPを1枚毎に出紙するためのピックアップローラーである。
また、搬送ローラ252…は、シートカセット251から出紙されたシートPを、主搬送路Lに送り込み、この搬送路L上を搬送させるものである。
光学センサ232は、画像形成部210の印刷条件の補正に使用されるセンサである。なお、この光学センサ232については後述する。
また、本複合機には、本複合機の全動作を制御する制御部(図示せず)が備えられている。
図3は、この画像処理部の構成を示す説明図である。この図に示すように、本複合機の画像処理部は、A/D変換部11,シェーディング補正部12,原稿種別自動判別部13,入力階調補正部14,色補正部15,領域分離処理部16,黒生成/下色除去部17,空間フィルタ処理部18,出力階調補正部19,階調再現処理部20を備えている。
また、シェーディング補正部12は、外部機器から入力された画像データを入力し、原稿種別自動判別部13に出力する機能も有している。
そして、原稿種別自動判別部13は、判定結果である原稿種別判別信号を、入力階調補正部14、色補正部15、黒生成/下色除去部17、空間フィルタ処理部18、および階調再現処理部20に出力するように設計されている。
なお、この補正は、本複合機の記憶部(図示せず)に記憶されている修正テーブルを用いて行われる。また、修正テーブルは、本複合機のモード(コピーモード,FAXモード,プリンターモード)毎に異なっている。
本複合機のような印刷装置では、環境(温度や湿度など)の変動や経時変動などの影響により、現像装置224a〜224dの現像電圧(現像バイアスおよびグリッド電圧)の適正値、および、画像形成部210の出力階調特性が変化する。
そこで、本複合機では、このような変化に対応するために、制御部が、現像電圧と、出力階調補正部19の使用する修正テーブルとを補正するように設計されている。
この補正では、まず、制御部が、LSU227a〜227dのレーザーパワーを100%に固定し、現像装置224a〜224dのグリッド電圧Vgを−600Vに固定する。
なお、この測定は、光学センサ232がパッチに光を照射し、その反射光の強度を測定することによってなされる。従って、濃度は反射光の強さに比例することとなる。
そして、制御部は、印刷時における現像装置224a〜224dの現像バイアスを、このVboに設定する。
また、制御部は、
グリッド電圧Vg(−600V)−現像バイアスVbo>−150V
である場合、画像かぶりを防止するために、グリッド電圧Vgを、
グリッド電圧Vg=現像バイアスVbo−150V
に変更する。
この補正は、修正テーブルを作成する(作り直す)処理である。
この処理では、まず、制御部は、コピーモードで使用する修正テーブル(コピー用修正テーブル)を作成する。
次に、制御部は、これら16種類の入力階調に応じた、コピーモードでの理想的出力階調(設定値Cref)を読み出す(S2)。なお、これらの出力階調は、画像処理部に記憶された図示しない記憶部にあらかじめ記憶されている。
図7は、入力階調Inと設定値Crefおよび実測値Coutとの関係を示すグラフである。このグラフに示すように、通常、実測値と理想値とは一致しないことが多い。
すなわち、
Cout(In)=α・In … (1)
なる近似式を求める(αは定数)。
すなわち、制御部は、上記の(1)式を用いて、以下の(2)式を満足するようなCnを算出(逆算)する(S4)。
Cref(In)=Cout(Cn) … (2)
このようなCnは、
Cn=Cref(In)/α
によって求められる。
An=Cn/In
その後、制御部は、16種類の補正係数Anに基づいて、全ての入力階調Inに対応する補正係数An,修正入力階調Cnを求める。そして、全ての入力階調Inに対応する修正入力階調Cn(=An・In)を含むコピー用修正テーブルを作成し、処理を終了する。
また、図8は、表1における出力階調の設定値Cref,出力階調の実測値Cout,補正係数An,補正後の出力階調Caと、入力階調Inとの関係を示すグラフである。
この処理では、制御部は、コピー修正テーブルの作成に使用した16種類の入力階調に応じた、プリンターモードでの理想的な出力階調の値(設定値Pref)を読み出す(S11)。なお、これらの出力階調は、画像処理部に記憶された図示しない記憶部にあらかじめ記憶されている。
Cout(In)=α・In … (1)
を利用して、以下の(3)式を満足するようなPnを算出(逆算)する(S12)。
Pref(In)=Cout(Pn) … (3)
このようなPnは、
Pn=Pref(In)/α
によって求められる。
Anp=Pn/In
その後、制御部は、16種類の補正係数Anpに基づいて、全ての入力階調Inに対応する補正係数Anp,修正入力階調Pnを求める。そして、全ての入力階調Inに対応する修正入力階調Pnを含むプリンター用修正テーブルを作成し、処理を終了する。
また、図9は、表2における出力階調の設定値Pref,出力階調の実測値Cout,補正係数Anp,補正後の出力階調Paと、入力階調Inとの関係を示すグラフである。
これにより、本印刷装置では、修正テーブルの作成に関するトナー消費および待機時間を低減することが可能となっている。
しかしながら、これに限らず、コピーモードの修正テーブルの作成に利用したよりも少ないパッチを生成するようにしてもよい。
この場合、制御部は、まず、図10に示すように、搬送ベルト216上に、プリンターモードで、3種類の入力階調に応じた、3個のパッチD21〜D23を生成する(S21)。
その後、制御部は、コピー修正テーブルの作成時に測定した、パッチD1〜D16の階調Coutを読み出す(S23)。なお、この階調は、上記の図示しない記憶部に記憶されている。
そして、以下の式(4)を用いて、パッチ修正係数Daを算出する(S25)。
Da=Pout/Cout … (4)
次に、制御部は、出力階調の実測値Poutにおける入力階調Inに対する変化の状態を、直線近似(一次式)で求める(S26)。
すなわち、
Pout(In)=β・In … (5)
なる近似式を求める(βは定数)。これにより、パッチの足りない部分を補う(補間する)ことが可能となる。
P’out=Cout・Da … (6)
その後、制御部は、修正出力階調P’outにおける入力階調Inに対する変化の状態を、二次曲線近似で求める(S28)。
すなわち、
P’out(In)=a・In2+b・In+c … (7)
なる近似式を求める(a,b,cは定数)。
Pref(In)=P’out(Pn) … (8)
次に、制御部は、16種類の入力階調In,Pnに関し、以下のような補正係数Anpを求める(S30)。
Anp=Pn/In
その後、制御部は、16種類の補正係数Anpに基づいて、全ての入力階調Inに対応する補正係数Anp,修正入力階調Pn(=Anp・In)を求める。そして、全ての入力階調Inに対応する修正入力階調Pnを含むプリンター用修正テーブルを作成し、処理を終了する。
a=0.2902
b=0.6652,
c=0.04−(Prefの2乗根)
となっている。
また、プリンターモードで新たに作成したパッチD21〜D23に対応する入力階調は、正規化した値で0.1,0.4,0.8である。
これにより、修正テーブルの作成に関するトナー消費および待機時間を低減することが可能となっている。
この場合、制御部は、上記した(1)式およびDaを用いて、(8)式を満足するようなPnを算出することとなる。従って、この場合には、修正テーブルを簡単に求められる。
ここで、中間調領域とは、たとえば、255をフルスケールとする出力のデューテーで64〜192の範囲である。
ここで、低階調領域とは、たとえば、255をフルスケールとする出力のデューテーで0〜64の範囲である。
しかしながら、これに限らず、第1モードとして、FAXモードやプリンターモードを選択してもよい。
この構成では、ユーザーは、重要と考える(例えば使用頻度の高い)モードの修正テーブルを、高い精度で作成すること可能となる。
このような場合、制御部は、第1モードとして、利用頻度の最も多いモードを選択するように設計されていることが好ましい。これにより、利用頻度の高いモードの修正テーブルを高精度で生成できる。
この構成では、例えば、本印刷装置の印刷モードがコピーモードおよびプリンターモードである場合であって、これらの利用頻度の比率が3:1の場合、コピーモードを3回だけ第1モードとした後、プリンターモードを1回だけ第1モードとすることとなる。
例えば、高濃度補正については、本印刷装置の電源投入時、スリープモード解除時で定着装置217の温度が45度以下のとき、高濃度補正後の印刷枚数が1000枚に達したとき、湿度変化によるトナー濃度補正が行われた後、感光体ドラム222a〜222dの交換後、トナーの交換後などに行うことが好ましい。
これにより、印刷画像に対する環境変動・経時変動などの影響を抑えられる。
これにより、印刷画像に対する環境変動・経時変動などの影響を抑えられる。
しかしながら、これに限らず、制御部は、全ての入力階調Inに対応する補正係数Anを含むコピー用修正テーブルを作成してもよい。そして、入力されるCMYKデータの入力階調Inおよびテーブルの補正係数Anに基づいて、修正入力階調Cnを演算するように設計されていてもよい。
例えば、入力階調Inに応じた補正係数An,Anpを記憶しておき、修正入力階調を導出する演算式(入力階調修正式)である
Cn=An・In
Pn=Anp・In
を用いて、入力階調を適宜修正して修正入力階調を生成するようにしてもよい。この場合、修正入力階調を含む修正テーブルは不要である。
また、ネットワーク(イントラネット・インターネット等)を介して情報処理装置と接続されている記録媒体を用いてもよい。この場合、情報処理装置は、ネットワークを介するダウンロードによりプログラムを取得する。すなわち、上記のプログラムを、ネットワーク(有線回線あるいは無線回線に接続されたもの)等の伝送媒体(流動的にプログラムを保持する媒体)を介して取得するようにしてもよい。なお、ダウンロードを行うためのプログラムは、装置内(あるいは送信側装置・受信側装置内)にあらかじめ記憶されていることが好ましい。
また、第3画像形成装置は、第1画像形成装置において、第2のモードのテストパッチのハイライト部に作成される頻度が大きい構成である。これにより、ハイライト部分はパッチ濃度のばらつきが大きくなるが、中間調補正の精度が維持できる。
また、第4画像形成装置は、第1画像形成装置において、第1のモードがコピーモードである構成である。これにより、原稿と印刷物が比較されるコピーモードの画質を最優先できる。
また、第6画像形成装置は、第1画像形成装置において、第1の工程が所定のタイミングで行われる構成である。これにより、工場出荷時、電源投入時、所定枚数印刷時、現像条件変更時、ドラム交換時などの所定タイミングで行うことで経時変化なく、高画質を維持できる。
また、第8画像形成装置は、感光体上にトナーにより複数の階調のテストパターンを作成し、階調特性を補正する画像形成装置において、第1のモードと第2のモードを有し、各々の利用頻度を求め、モードで作成したテストパターンの検出結果よりモードの補正量を求める補正と他のモードで作成したテストパターンの検出結果からの換算により補正量を求める補正が1つのモードで利用頻度に応じて切り換えられる構成である。例えばコピーモードに比率が3、プリンターモードの比率が1のとき3回はコピーモードでパッチを作成、4回目はプリンターモードでパッチを作成する
また、第9画像形成装置は、第7あるいは第8画像形成装置において、第1のモードがコピーモードである構成である。これにより、原稿と印刷物が比較されるコピーモードの画質を最優先にできる。
また、第10画像形成装置は、第7あるいは第8画像形成装置において、他モードのパッチの検出結果で換算する際に、自分のモードのパッチで得られて補正量を修正換算する構成である。また、第11画像形成装置は、第7あるいは第8画像形成装置において、換算で求める方も間引いたパッチを作成する構成である。これにより、精度を向上させられる。
12 シェーディング補正部
13 原稿種別自動判別部
14 入力階調補正部
15 色補正部
16 領域分離処理部
17 黒生成/下色除去部
18 空間フィルタ処理部
19 出力階調補正部
20 階調再現処理部
110 スキャナー部
111 原稿台
112 RADF
210 画像形成部
211 給紙機構
216 搬送ベルト
217 定着装置
222a〜222d 感光体ドラム
224a〜224d 現像装置
227a〜227d LSU
232 光学センサ(測定部)
301 黒画像転写部
302 黄色画像転写部
303 マゼンタ画像転写部
304 シアン画像転写部
An,Anp 補正係数
Ca,Pa 出力階調
Cn,Pn 修正入力階調
Cout,Pout 出力階調の測定値
Cref,Pref 出力階調の設定値(理想値)
Da パッチ修正係数
In 入力階調
P’out 修正出力階調
Claims (3)
- 複数のモードで入力される画像データに応じた画像を印刷する印刷部と、
モードに応じた入力階調修正式を用いて、画像データの入力階調を修正して修正入力階調を生成し、印刷部に出力することで、印刷画像の出力階調を調整する調整部とを備えた印刷装置において、
各モードの利用頻度を算出して記憶する頻度記憶部を備え、
上記の調整部は、
印刷された画像の出力階調を測定する測定部と、
複数の異なる入力階調に応じた複数の画像を印刷部に印刷させて、測定部によってこれらの画像の出力階調を測定し、
上記の複数の入力階調と、測定部によって得た出力階調の測定値との関係式である入出力関係式を求め、
この入出力関係式に基づいて、上記の複数の入力階調に応じた出力階調の理想値を得られるような修正入力階調を求め、入力階調と修正入力階調との関係を表す入力階調修正式を作成する制御部とを備えており、
上記の制御部は、
上記の複数のモードのうちのいずれかのモードを第1モードとして選択し、
各モードについて第1モードとなる頻度を、各モードの利用頻度に応じて決定するように設計されており、
さらに、上記の制御部は、
所定数の入力階調を用いて第1モードの修正入力階調を作成した後、他の第2モードの修正入力階調を作成する際、
第1モードの修正入力階調を作成したときに使用した入力階調に応じた、第2モードでの出力階調の理想値を求め、
上記の入出力関係式に基づいて、この理想値を得られるような修正入力階調を求めるように設計されていることを特徴とする印刷装置。 - 上記制御部は、上記の入力階調修正式に基づいて、入力階調と修正入力階調とを含む修正テーブルを生成するように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 上記の複数のモードには、原稿画像を複写するコピーモードと、外部から入力した画像データに応じた画像を印刷するプリンターモードとが少なくとも含まれていることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302178A JP4408074B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302178A JP4408074B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006110913A JP2006110913A (ja) | 2006-04-27 |
JP4408074B2 true JP4408074B2 (ja) | 2010-02-03 |
Family
ID=36379822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004302178A Expired - Fee Related JP4408074B2 (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4408074B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4885682B2 (ja) | 2006-10-18 | 2012-02-29 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2008145479A (ja) * | 2006-12-06 | 2008-06-26 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004302178A patent/JP4408074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006110913A (ja) | 2006-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8077348B2 (en) | Information processing apparatus and its method therefore for printing an image with a first combination of process colors materials and a second combination of the process color materials and a spot color materials | |
JP2006227444A (ja) | 印刷装置、印刷方法、印刷プログラム、および記録媒体 | |
JP2014085379A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4762649B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
JP4408074B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP4408075B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2002040731A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022007247A (ja) | 画像処理装置及び画像形成装置 | |
JP2010262243A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0477060A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6668759B2 (ja) | 画像形成装置、階調補正方法、および階調補正プログラム | |
JP2007036330A (ja) | 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム | |
JP2007059971A (ja) | 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム | |
JP4012129B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及び画像形成装置 | |
JP6635666B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5946021B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理システムおよびプログラム | |
JPH05244418A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP5112368B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5769592B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4404039B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP3550331B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6624096B2 (ja) | 画像形成装置、電圧調整方法 | |
JP2007098771A (ja) | 画像形成装置、制御プログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 | |
US20150029564A1 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP4222189B2 (ja) | 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090901 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4408074 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |