JP4222189B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置からの印刷結果画像の品質を向上することができる印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関する。
プリンタやコピー機等の画像形成装置から出力される印刷結果の画質を制御するために、用紙上に濃度の異なる複数の基準パッチを作成し、作成された基準パッチの濃度を濃度センサで測定し、画像形成装置の出力する濃度の最低値付近に相当するハイライト階調補正条件と濃度センサによって測定された基準パッチとの比較に基づいて階調補正データを作成して、その後の印刷条件を自動的に制御する技術が開示されている(例えば、特開平8−292616号公報、特開平8−251414号公報)。
また、画像形成装置にイメージスキャナを備えて階調補正を行う技術も開示されている。補正用のテストパターンを用紙にプリントし、用紙のテストパターンをイメージスキャナで読み取って得られたテストパターンの特性値を抽出し、その特性値に基づいて階調特性の自動補正を行う(例えば、特開平11−284794号公報、特開2002−262092号公報)。
同一の原稿画像を大量に連続印刷する場合には、印刷結果画像の階調が徐々に変化してしまう。そこで、印刷結果画像の階調を一定に保つために、階調を調節しながら印刷を行う必要がある。
そこで、連続印刷を行う際に印刷結果の色濃度の良否を判定する技術も開示されている。例えば、印刷を行う際に用紙の一部に色見本となるテストパターンを印刷しておき、印刷結果の一部の測定領域と色見本を同時にビデオカメラで撮影し、色見本を撮影して得た色見本画像データに基づいて印刷結果の色濃度の合否を判定する技術が開示されている(特開平9−141837号公報)。
特開平8−292616号公報 特開平8−251414号公報 特開平11−284794号公報 特開2002−262092号公報 特開平9−141837号公報
上記従来の技術では、印刷される画像の階調の変化を検出するために、常にテストパターンを印刷しなければならない。しかしながら、テストパターンと印刷対象となっている原稿画像データとを同時に印刷すると、原稿画像のレイアウトが乱れてしまう問題がある。たとえ、テストパターンを用紙の余白部分に印刷したとしても、印刷後にテストパターンが印刷された箇所を切り取る等の余計な処理を必要とする。
また、ある原稿画像データを印刷した後に、異なる原稿画像データを印刷し、再び先の原稿画像データを印刷するような場合、同一の原稿画像データに対して前回の印刷結果と今回の印刷結果とにおいて同様の印刷結果が得られているかを確認することができなかった。さらには、時間的に間隔を空けて同一の原稿画像データを印刷する場合に、前回の印刷結果と同様の画質が得られるように印刷条件を補正することもできなかった。
本発明は、上記従来技術の問題を鑑み、連続印刷時においても画質の変動を補正することができる印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの態様は、原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像から前記着目領域の階調値を取得する特徴量取得手段と、前記特徴量取得手段において取得された階調値と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持する記憶手段と、前記特徴量履歴データベースから前記原稿画像データと関連付けられて保持されている階調値を履歴データとして抽出する履歴データ抽出手段と、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである階調値と、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して印刷媒体に画像形成された印刷結果画像であって、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである階調値を取得した印刷結果画像とは異なる印刷結果画像、から取得された階調値と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に、前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新手段と、を含むことを特徴とする印刷制御装置である。
前記記憶手段は、前記特徴量取得手段において取得された階調値と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持するものとしてもよい。
また、前記着目領域は、印刷結果画像の階調値が一定に維持されることが要求される領域としてもよい
本発明の1つの態様は、原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて、着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の色差を取得する特徴量取得手段と、前記特徴量取得手段において取得された色差と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持する記憶手段と、前記特徴量履歴データベースから前記原稿画像データと関連付けられて保持されている色差を履歴データとして抽出する履歴データ抽出手段と、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである色差と、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して印刷媒体に画像形成された印刷結果画像であって、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである色差を取得した印刷結果画像とは異なる印刷結果画像、から取得された色差と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に、前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新手段と、を含むことを特徴とする印刷制御装置である
前記記憶手段は、前記特徴量取得手段において取得された色差と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持してもよい。
また、前記着目領域は、印刷結果画像の色差が一定に維持されることが要求される領域としてもよい
本発明の1つの態様は、記憶手段を有するコンピュータを、原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の階調値を取得する第1の特徴量取得工程と、前記記憶手段に、前記第1の特徴量取得手段において取得された階調値と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持させる履歴データ登録工程と、前記記憶手段に登録された前記特徴量履歴データベースから、前記原稿画像データと関連付けられて保持されている階調値を履歴データとして抽出する履歴データ抽出工程と、前記第1の特徴量取得工程において履歴データを取得した印刷結果画像とは異なり、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像を読取手段により読み取って、当該印刷結果画像から前記着目領域の階調値を取得する第2の特徴量取得工程と、前記第2の特徴量取得工程において取得された階調値と、前記履歴データ抽出工程において抽出された階調値と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に前記原稿画像データを画像形成する際の前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新工程と、を含む印刷制御処理を実行する装置として機能させることを特徴とする印刷制御プログラムである
前記特徴量履歴データベースには、前記第1の特徴量取得工程において取得された階調値と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持してもよい
また、前記着目領域は、印刷結果画像の階調値が一定に維持されることが要求される領域としてもよい。
本発明の1つの態様は、記憶手段を有するコンピュータを、原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の色差を取得する第1の特徴量取得工程と、前記記憶手段に、前記第1の特徴量取得手段において取得された色差と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持させる履歴データ登録工程と、前記記憶手段に登録された前記特徴量履歴データベースから、前記原稿画像データと関連付けられて保持されている色差を履歴データとして抽出する履歴データ抽出工程と、前記第1の特徴量取得工程において履歴データを取得した印刷結果画像とは異なり、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像を読取手段により読み取って、当該印刷結果画像から前記着目領域の色差を取得する第2の特徴量取得工程と、前記第2の特徴量取得工程において取得された色差と、前記履歴データ抽出工程において抽出された色差と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に前記原稿画像データを画像形成する際の前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新工程と、を含む印刷制御処理を実行する装置として機能させることを特徴とする印刷制御プログラムである
前記特徴量履歴データベースには、前記第1の特徴量取得工程において取得された色差と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持してもよい。
また、前記着目領域は、印刷結果画像の色差が一定に維持されることが要求される領域としてもよい
本発明によれば、テストパターン等の特殊な画像を印刷する必要なく、連続する印刷及び断続する印刷において印刷結果画像の画質をほぼ一定に維持して画像形成を行うことができる。特に、会社のロゴ等の画質が一定に維持されるべき領域においてその効果が著しい。
本発明の実施の形態における印刷制御装置100は、図1に示すように、バスやネットワーク等の情報伝達媒体を介して、画像形成装置200と検査装置300に接続されるシステム構成によって用いられる。
画像形成装置200の例としては、プリンタ、複写機、デジタル複合機等が挙げられる。画像形成装置200は、制御部201、原稿画像データ取得手段202、給紙手段203、印刷手段204、排紙手段205及びデータインターフェース206を含んで構成することができる。
画像形成装置200が複写機能を備えた電子写真プリンタである場合、原稿画像データ取得手段202はプラテン222やスキャナ224を含み、給紙手段203は用紙ストッカ230や用紙搬送ベルト232を含み、印刷手段204は帯電部240、露光部241、現像部242、感光体243、転写部244及び定着部等245を含み、排紙手段205は排紙ストッカ250を含んで構成される。
画像形成装置200は、データインターフェース206を用いて、ネットワーク等を介して印刷制御装置100から印刷対象となる原稿画像データを受信する。制御部201は、原稿画像データ取得手段202から受け取った原稿画像データをいわゆる中間調画像(ハーフトーン画像)へと変換し、印刷手段204へと送信する。
印刷手段204では、原稿画像データに基づいて画像形成が行われる。印刷手段204では、原稿画像データはそのまま印刷されるわけではなく、プリンタ特性や使用者の好みに応じた印刷結果画像となるように印刷条件が調整される。制御部201は、データインターフェース206を用いて、ネットワーク等を介して印刷制御装置100から原稿画像データに対する補正条件を受信する。制御部201は、受信した補正条件に基づいて、原稿画像データがプリンタ特性や使用者の好みに応じた印刷結果画像として画像形成されるように印刷手段204を制御する。
例えば、原稿画像データの階調は、階調補正用のルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)に基づいて補正される。LUTは、カラー印刷の場合、一般的にシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色について作成される。LUTは、モノクロ印刷の場合、一般的にブラック(K)のみに対して作成される。制御部201は、このLUTに基づいて原稿画像データの各色の階調が適切なトナー量やハーフトーンの態様で表現されるように印刷手段204を制御する。LUTを用いた原稿画像データの補正処理は、電子写真プリンタのみならず、他の形式の画像形成装置においても同様に行われている。
給紙手段203は、用紙搬送ベルト232により印刷に必要な用紙を用紙ストッカ230から印刷手段204へと供給する。印刷手段204では、制御部201から受け取った原稿画像データが用紙上に印刷される。帯電部240により感光体243を帯電させた後に、露光部241により感光体243表面に原稿画像データを潜像として形成し、現像部242により感光体の潜像にトナーを付着させ、転写部244により用紙上にトナーを転写し、定着部245においてトナーを用紙に定着させる。これらの工程により、原稿画像データが用紙上に画像形成される。排紙手段205では、印刷手段204において印刷された用紙が排紙ストッカ250に排出される。
また、原稿画像データは原稿画像データ取得手段202において読み取られたものとしても良い。スキャナ224を用いて、プラテン222に載せられた原稿から原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像をデジタル化して原稿画像データとして制御部201へと送出する。このとき、必要に応じて、データインターフェース206を用いて、ネットワーク等を介して読み取った原稿画像データを印刷制御装置100へと送信可能とすることが好ましい。
なお、本実施の形態における画像形成装置200は、用紙に印刷対象となる原稿画像データを画像形成できるものであれば良く、上記の電子写真プリンタに限定されるものではない。また、用紙とは、一般的な紙のみならず、OHPシート、厚紙、葉書を含む印刷の被対象物全般を云う。
検査装置300は、画像形成装置200と組み合わせて用いられ、画像形成装置200の印刷手段204よりも後段において用紙上の印刷結果画像を読み取り、印刷結果画像データとして印刷制御装置100に出力する機能を有する。検査装置300は、画像読取手段301とデータインターフェース302とを含んで構成することができる。
画像読取手段301は、光源となるランプ、光電変換素子から構成されるラインセンサ及びアナログ/デジタル変換器とを含んで構成することができる。ランプを用いて搬送される用紙を照らし、ラインセンサを用いて用紙から反射した光を光電変換することによって、用紙に画像形成された印刷結果画像の全体像を取得する。取得された印刷結果画像は、アナログ/デジタル変換器によってデジタル化されて印刷結果画像データが生成される。印刷結果画像データは、データインターフェース302を用いて、ネットワークを介して印刷制御装置100へ送出される。
印刷制御装置100は、図2に示すように、制御部10、記憶部12、データインターフェース14及び入出力部16を含んで構成される。制御部10は、コンピュータのCPUに相当し、印刷制御プログラムを実行することにより印刷制御装置100を統合的に制御する。記憶部12は、半導体メモリを含んで構成され、制御部10で処理されるプログラム、画像データ及び補正条件等の電子情報を格納及び保存する。格納及び保持されるデータが大容量である場合には、ハードディスク装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の大容量記憶装置を補助記憶装置として用いることも好適である。データインターフェース14は、ネットワークと接続され、画像形成装置200のデータインターフェース206及び検査装置300のデータインターフェース302と情報伝達を可能とする。データインターフェース14を用いて、ネットワークを介して、画像データや補正条件等の電子情報が送受信される。入出力部16は、例えばタッチパネル等を含み、ユーザからの指示を受け付けたり、ユーザへ情報を提示したりするために用いられる。
印刷制御装置100は、検査装置300から送信された印刷結果画像データを受信し、受信した印刷結果画像データから画質を表す特徴量を抽出する。さらに、抽出された特徴量に基づいて補正条件を設定し、補正条件を画像形成装置200へ送信する機能を果たす。
図3に、印刷制御装置100、画像形成装置200及び検査装置300で行われる印刷制御方法のフローチャートを示す。フローチャートの各工程は、コンピュータで処理可能な印刷制御プログラムに変換して実行することができる。
以下では、原稿画像データの補正条件として、原稿画像データの階調(色調)を補正するためのLUTを対象として説明を行う。
ステップS10では、印刷制御装置100において、画像形成装置200で原稿画像データが取得される。制御部10は、データインターフェース14を用いて、ネットワークを介して他のコンピュータから印刷命令と共に原稿画像データを受信する。また、画像形成装置200の原稿画像データ取得手段202によって読み取られた原稿画像データを、ネットワークを介して、取得しても良い。
取得された原稿画像データは、記憶部12に原稿画像データベースとして登録される。原稿画像データベースは、図4に示すように、原稿画像データの各々に固有の識別番号を順次割り当てて登録したものである。すなわち、各原稿画像データは固有の識別番号で特定することができる。
ステップS12では、原稿画像データで表される画像から着目領域が指定される。着目領域は、画像形成装置200において用紙に原稿画像データを画像形成した際に、その印刷結果画像において画質の低下が重要視される領域とする。例えば、会社のロゴやカタログに掲載される商品の見本写真のように、印刷結果画像において階調が常に一定に維持されることが要求される領域を着目領域とする。
具体的には、印刷対象となる原稿画像データ毎に画質の検査が必要な領域を予め定めておき、印刷結果画像データからその領域に対応する領域を切り出して着目領域として特定することができる。
例えば、ステップS10で原稿画像データを印刷制御装置100に送信する際に、同時に着目領域となる領域を指定してデータを送信する。
原稿画像データがビットマップデータである場合には、着目領域となる領域を特定するデータは着目領域に含まれる各ビット位置を示す座標データの集合として表される。例えば、図5の例において、識別番号001で表されるビットマップ形式の原稿画像データの場合、{(0,0),(50,50)}という2つの座標が組み合わされて登録されている。この場合には、左上隅が座標(0,0)であり、右下隅が座標(50,50)である矩形領域が着目領域であることを示すデータと定めておくことができる。
また、原稿画像データがページ記述言語で表されている場合には、着目領域となる領域を特定するデータは着目領域を示す記述コードとして表される。例えば、図5の例において、識別番号002で表されるPDF形式の原稿画像データの場合、{%BoundingBox:0 0 50 50}という記述コードが登録されている。この場合には、左上隅が座標(0,0)であり、右下隅が座標(50,50)である矩形領域が着目領域であることを示すデータと定めておくことができる。
着目領域は、対応する原稿画像データを特定する識別子と関連付けられて着目領域データベースに登録される。すなわち、図5に示すように、ステップS10で受信した原稿画像データを特定する識別子、例えば識別番号、と着目領域となる領域を特定するデータとを関連付けて着目領域データファイルとして記憶部12に格納及び保持する。
ここでは、説明を簡単にするために単純な矩形領域を着目領域として指定する例について説明を行ったが、さらに複雑な形状を着目領域として指定するデータを登録しても良い。また、各原稿画像データに対して複数の着目領域を指定しても良い。このように原稿画像データと着目領域とを関連付ける着目領域データベースを用いることにより、原稿画像毎に着目領域を定めることができ、又は、着目領域を容易に変更することができる。
ステップS14では、印刷対象とする原稿画像データの指定が行われる。制御部10は、入出力部16に原稿画像データベースに登録されている原稿画像データのリストと共に、ユーザに印刷対象とするべき原稿画像データの選択を促すユーザインターフェース画面を表示させる。ユーザは、このユーザインターフェース画面上から印刷しようとする原稿画像データを指定する。原稿画像データの指定は、原稿画像データベースに登録されている識別番号で行うことができる。
また、ステップS10で受信した原稿画像データをそのまま印刷対象としても良い。この場合、受信した原稿画像データに固有の識別番号を割り当てて原稿画像データベースに登録すると共に、その識別番号を印刷対象となる原稿画像データを特定する番号とする。
ステップS16では、印刷対象である原稿画像データ及び補正条件が画像形成装置200へ送信される。制御部10は、データインターフェース14を用いて、ネットワークを介してステップS14で指定された原稿画像データ及びその原稿画像データに対する補正条件を画像形成装置200へ送る。
ここで、ステップS14からステップS16へ処理が移行してきた場合には、標準的な補正条件を送信する。例えば、補正条件が階調補正用のLUTであれば、図6に示すように、原稿画像データの階調に比例した印刷時の階調に補正するためのLUTを標準LUTとして送信する。
一方、ステップS38からステップS16へ処理が移行してきた場合には、ステップS38で設定された補正条件が画像形成装置200へ送信される。
ステップS18では、原稿画像データ及び補正条件が画像形成装置200で受信される。制御部201は、データインターフェース206を用いて、ネットワークを介して印刷制御装置100から原稿画像データ及び補正条件を受信する。
ステップS20では、原稿画像データ及び補正条件に基づいて画像形成が行われる。制御部201は、受信した原稿画像データを印刷手段204に送信する。印刷手段204は、原稿画像データに基づいて、用紙に画像を形成する。このとき、制御部201は、受信した補正条件に基づいて、印刷手段204における印刷条件を制御する。
例えば、補正条件として階調調整用のLUTを受信した場合、原稿画像データの各色の階調をLUTに基づいて階調を補正し、印刷結果画像が補正後の階調となるようにトナーの濃度を制御する。例えば、図7に示すLUTが補正条件として受信された場合、原稿画像データにシアン(C)の階調度が100の領域があった場合、LUTの変換テーブルに基づいて印刷時には階調度が103となるようにシアン(C)のトナー濃度を制御する。
このように、補正条件に基づいて印刷条件を制御しながら原稿画像データを画像形成することにより、プリンタ特性や使用者の好みに応じた印刷結果画像を得ることができる。
ステップS22では、印刷結果画像データが取得される。検査装置300は、ステップS20で用紙に印刷された印刷結果画像を読み取り、デジタル化された印刷結果画像データを取得する。
ステップS24では、印刷結果画像データが印刷制御装置100へ送信される。検査装置300から、データインターフェース302を用いて、ネットワークを介してステップS22で取得された印刷結果画像データが印刷制御装置100へ送信される。
ステップS26では、印刷結果画像データが印刷制御装置100で受信される。制御部10は、データインターフェース14を用いて、ネットワークを介して検査装置300から送信された印刷結果画像データを受信する。
ステップS28では、印刷結果原稿データから着目領域データが特定される。制御部10は、記憶部12に格納されている着目領域データベースを参照し、ステップS14で印刷対象とした原稿画像データを示す識別子、すなわち識別番号に関連付けられた領域を読み出す。そして、ステップS26で受信した印刷結果画像データからその読み出した領域に対応する領域を切り出し、その領域の画像データを着目領域データとして特定する。
ステップS30では、特定された着目領域データから特徴量が抽出される。制御部10は、ステップS14で特定された着目領域の画像データから特徴量を抽出する。
特徴量とは、画像の画質を表す量のことをいう。例えば、各色の階調(色調)、色差、エッジの急峻度等が挙げられる。ここでは、ステップS20において画像形成装置200で画像形成を行う際に印刷条件として制御される特徴量を対象とする。特に、原稿画像データの着目領域において常に一定に維持されることが要求される特徴量が対象とされる。例えば、LUTに基づいて階調を調整しながらカラー印刷を行う場合、赤(R)、緑(G)、青(B)の階調度(濃度)が抽出される。
特徴量の抽出には、既存の画像処理方法を用いることができる。例えば、印刷結果画像データから着目領域として切り出された会社のロゴマークから、各色の階調が8ビットのデータとして、赤(R):230、緑(G):10、青(B):50というように各色の階調度が抽出される。
ステップS32では、印刷対象とした原稿画像データの着目領域について登録されている特徴量の履歴データが求められる。制御部10は、記憶部12に登録されている特徴量履歴データベースを参照し、ステップS14で指定された識別番号で特定される原稿画像データに対して特徴量が既に登録されているか否かを調べる。特徴量履歴データベースに、ステップS14で指定された識別番号に関連付けられて特徴量の履歴が登録されていればそのデータ値を取得する。
特徴量履歴データベースには、図8に示すように、これまでに画像形成装置200で印刷されたことがある原稿画像データの着目領域から抽出された特徴量が履歴データとして登録されている。登録される特徴量は、例えば着目領域である会社のロゴから抽出された階調度等、着目領域の印刷結果画像において常に一定に維持されることが要求される特徴量である。
例えば、識別番号001で特定される原稿画像データが過去に印刷対象となったことがある場合、識別番号001に関連付けられた特徴量の履歴データが登録されている。図8の例では、特徴量として各色の階調が8ビットのデータとして登録され、識別番号001で特定される原稿画像データの着目領域の階調度はR:220、G:15、B:55として登録されている。また、識別番号002で特定される原稿画像データは未だ印刷対象となっておらず、着目領域の階調度も未だ登録されていない。
ステップS34では、補正条件が決定される。制御部10は、ステップS30において抽出された特徴量とステップS32において読み出された特徴量の履歴データとに基づいて、次回の印刷に用いられる補正条件を設定する。もし、ステップS32においてステップS14で指定された識別番号で特定される原稿画像データに対して特徴量が未だ登録されていなければ、このステップでは処理を行わず、ステップS16で前回送信した補正条件をそのまま新たな補正条件とする。
ステップS32においてステップS14で指定された識別番号で特定される原稿画像データに対する特徴量が登録されていた場合、ステップS30において抽出された特徴量とステップS32において読み出された特徴量の履歴データとの差分を算出し、その差分データに基づいて補正条件を設定する。
例えば、特徴量が各色の階調であった場合、差分データはRGB各色の色調データの差分ΔR,ΔG,ΔBで表すことができる。例えば、原稿画像データの識別番号001であり、ステップS30で抽出された各色の階調がR:230,G:10,B:50であり、ステップS32において読み出された特徴量の履歴データがR:220、G:15、B:55として抽出された場合、差分データはΔR=230−220=10、ΔG=10−15=−5、ΔB=50−55=−5となる。この差分データが予め定められた差分レベルを超えた場合に階調補正処理を行う。
このような差分が生ずるということは、過去の印刷結果画像の着目領域では階調がR:220、G:15、B:55となっていたところ、今回印刷された印刷結果画像の着目領域では階調がR:230,G:10,B:50となっており、プリンタの機械特性の経時的な変化等によって着目領域の階調が変化してしまったことを意味する。従って、階調の補正に用いられる補正条件、すなわちLUTのR成分の階調を下げ、G及びB成分の階調を上げるように変更する。
図9に、階調補正処理を説明するための階調再現性カーブAを示す。図9において、横軸は印刷手段204に入力された階調度(C−in)であり、縦軸は印刷結果画像データの着目領域から読み取られた階調度(C−out)である。印刷制御装置100では、階調再現性カーブAが目標曲線Bと一致するようにLUTを設定する。
このように、着目領域から抽出された特徴量の履歴データを保存しておくことにより、新たに印刷された印刷結果画像から抽出された特徴量との比較を行い、その差分から補正条件を随時変更していくことができる。これにより、着目領域の画質を一定に維持しつつ同一の原稿画像データの画像形成を行うことが可能となる。
ステップS36では、特徴量履歴データベースの更新が行われる。制御部10は、ステップS30において抽出された特徴量をステップS14において指定された原稿画像データを特定する識別番号に関連付けて登録する。
例えば、ステップS14において識別番号001で特定される原稿画像データが印刷対象として指定された場合、図10に示すように、識別番号001に関連付けられた特徴量の履歴データがステップS30において抽出された特徴量で置き換えられる。もし、識別番号001に対して未だ特徴量が記録されていなかった場合には、ステップS30において抽出された特徴量と識別番号001とを関連付けて新たに特徴量履歴データベースに登録する。
ステップS38では、さらに印刷を継続するか否かが判断される。制御部10は、ステップS14で指定された原稿画像データの印刷部数をカウントし、予め定められた印刷部数に到達したか否かを判断する。さらに印刷を行う場合には、ステップS16へ処理を移行させる。既に予定されていた印刷部数に到達した場合には処理を終了させる。
以上のように、本実施の形態によれば、特徴量の履歴データを保存しておくことにより、着目領域の画質を一定に維持して画像形成を行うことができる。また、一旦印刷を行った後に、しばらく時間をおいて同一の原稿画像データを画像形成する際にも、着目領域の画質が前回と同様であるか否かを判断することができる。また、判断結果に応じて補正条件を再設定し、着目領域の画質が一定に保たれるように制御することができる。
また、用紙に特定のテストパターンを印刷する必要もなく、本来印刷すべき原稿画像のレイアウトを乱すことなく着目領域の画質を維持することができる。
以上のような印刷制御処理は、連続印刷される総ての印刷結果に対して行うことが好ましい。しかし、総ての印刷結果に対しての処理による処理負担が大きい場合などには、連続印刷される印刷結果から所定の間隔でサンプリングを行い、そのサンプリングされた印刷結果画像データに対して処理を行っても良い。
また、原稿画像データベースにはさらに各原稿画像データの属性を併せて格納及び保存しておくことも好適である。原稿画像データの属性としては、ファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号等が挙げられる。これらの属性を保存しておくことによって、ファイル名や注文番号によって原稿画像データや特徴量の履歴データを容易に特定して処理を行うことができる。また、補正条件の設定処理に加えて、原稿画像データ自体の変更処理や印刷注文に対する課金処理等を併せて行うことができる。
また、複数の原稿画像データを順番に繰り返して帳合印刷を行う場合、帳合される枚数毎に取得される同一の原稿画像データに基づく印刷結果画像データから着目領域の特徴量を抽出し、補正条件を設定し、特徴量履歴データベースに履歴データとして登録していくこともできる。
なお、上記実施の形態は本発明の一例であり、これに限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、印刷制御装置100、画像形成装置200及び検査装置300を別個の装置として説明したが、いずれか2つ以上の装置を組み合わせて1つの装置として構成しても良い。その場合、ネットワークを介さず、装置内部のデータバスを介して情報を交換することができる。
本発明の実施の形態における画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における印刷制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における印刷制御方法のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態における原稿画像データベースの登録例を示す図である。 本発明の実施の形態における着目領域データベースの登録例を示す図である。 標準的なルックアップテーブル(LUT)の例を示す図である。 ルックアップテーブル(LUT)の例を示す図である。 本発明の実施の形態における特徴量履歴データベースの登録例を示す図である。 階調補正処理を説明するための階調再現性カーブの例を示す図である。 本発明の実施の形態における特徴量履歴データベースの登録又は更新を説明する図である。
符号の説明
10 制御部、12 記憶部、14 データインターフェース、16 入出力部、100 印刷制御装置、200 画像形成装置、201 制御部、202 原稿画像データ取得手段、203 給紙手段、204 印刷手段、205 排紙手段、206 データインターフェース、222 プラテン、224 スキャナ、230 用紙ストッカ、232 用紙搬送ベルト、240 帯電部、241 露光部、242 現像部、243 感光体、244 転写部、245 定着部、250 排紙ストッカ、300 検査装置、301 画像読取手段、302 データインターフェース。

Claims (12)

  1. 原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の階調値を取得する特徴量取得手段と、
    前記特徴量取得手段において取得された階調値と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持する記憶手段と、
    前記特徴量履歴データベースから前記原稿画像データと関連付けられて保持されている階調値を履歴データとして抽出する履歴データ抽出手段と、
    前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである階調値と、
    前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して印刷媒体に画像形成された印刷結果画像であって、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである階調値を取得した印刷結果画像とは異なる印刷結果画像、から取得された階調値と、
    の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に、前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新手段と、
    を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項に記載の印刷制御装置において、
    前記記憶手段は、前記特徴量取得手段において取得された階調値と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持することを特徴とする印刷制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の印刷制御装置において、
    前記着目領域は、印刷結果画像の階調値が一定に維持されることが要求される領域であることを特徴とする印刷制御装置。
  4. 原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて、着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の色差を取得する特徴量取得手段と、
    前記特徴量取得手段において取得された色差と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持する記憶手段と、
    前記特徴量履歴データベースから前記原稿画像データと関連付けられて保持されている色差を履歴データとして抽出する履歴データ抽出手段と、
    前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである色差と、
    前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して印刷媒体に画像形成された印刷結果画像であって、前記履歴データ抽出手段において抽出された履歴データである色差を取得した印刷結果画像とは異なる印刷結果画像、から取得された色差と、
    の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に、前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新手段と、
    を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  5. 請求項に記載の印刷制御装置において、
    前記記憶手段は、前記特徴量取得手段において取得された色差と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 請求項4又は5に記載の印刷制御装置において、
    前記着目領域は、印刷結果画像の色差が一定に維持されることが要求される領域であることを特徴とする印刷制御装置。
  7. 記憶手段を有するコンピュータを、
    原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の階調値を取得する第1の特徴量取得工程と、
    前記記憶手段に、前記第1の特徴量取得手段において取得された階調値と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持させる履歴データ登録工程と、
    前記記憶手段に登録された前記特徴量履歴データベースから、前記原稿画像データと関連付けられて保持されている階調値を履歴データとして抽出する履歴データ抽出工程と、
    前記第1の特徴量取得工程において履歴データを取得した印刷結果画像とは異なり、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像を読取手段により読み取って、当該印刷結果画像から前記着目領域の階調値を取得する第2の特徴量取得工程と、
    前記第2の特徴量取得工程において取得された階調値と、前記履歴データ抽出工程において抽出された階調値と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に前記原稿画像データを画像形成する際の前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新工程と、
    を含む印刷制御処理を実行する装置として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム
  8. 請求項7に記載の印刷制御プログラムにおいて、
    前記特徴量履歴データベースには、前記第1の特徴量取得工程において取得された階調値と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持することを特徴とする印刷制御プログラム
  9. 請求項7又は8に記載の印刷制御プログラムにおいて、
    前記着目領域は、印刷結果画像の階調値が一定に維持されることが要求される領域であることを特徴とする印刷制御プログラム
  10. 記憶手段を有するコンピュータを、
    原稿画像データを補正条件により補正して画像形成する画像形成装置を用いて着目領域を含む原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像、から前記着目領域の色差を取得する第1の特徴量取得工程と、
    前記記憶手段に、前記第1の特徴量取得手段において取得された色差と前記原稿画像データとを関連付けて特徴量履歴データベースとして保持させる履歴データ登録工程と、
    前記記憶手段に登録された前記特徴量履歴データベースから、前記原稿画像データと関連付けられて保持されている色差を履歴データとして抽出する履歴データ抽出工程と、
    前記第1の特徴量取得工程において履歴データを取得した印刷結果画像とは異なり、前記画像形成装置を用いて前記原稿画像データを更新前の前記補正条件により補正して画像形成された印刷結果画像を読取手段により読み取って、当該印刷結果画像から前記着目領域の色差を取得する第2の特徴量取得工程と、
    前記第2の特徴量取得工程において取得された色差と、前記履歴データ抽出工程において抽出された色差と、の差分が予め定められた差分レベルを超える場合に前記原稿画像データを画像形成する際の前記補正条件を前記差分が小さくなるように更新する補正条件更新工程と、
    を含む印刷制御処理を実行する装置として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム
  11. 請求項10に記載の印刷制御プログラムにおいて、
    前記特徴量履歴データベースには、前記第1の特徴量取得工程において取得された色差と、前記原稿画像データのファイル名、ファイルサイズ、原稿画像データを処理するためのアプリケーションの識別子、印刷に対する注文番号の少なくとも1つと、を関連付けて保持することを特徴とする印刷制御プログラム
  12. 請求項10又は11に記載の印刷制御プログラムにおいて、
    前記着目領域は、印刷結果画像の色差が一定に維持されることが要求される領域であることを特徴とする印刷制御プログラム
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