JP2004110585A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】両面印刷時に裏写りの影響がなく、使用者の好みに応じた補正が行える情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】先に印刷する面から後に印刷する面に裏写りする程度を予測し、後に印刷する面における出力を調整する。更に互いの面で調整を行うことで画質を向上させる。また調整の結果をプレビュー表示し、操作を容易にする。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録用紙の一方の面に記録を行うと共に前記記録用紙の他方の面へも記録が可能な画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
<両面印刷、滲み>
プリンタ、複写装置、ファクシミリ、プロッタ等の画像記録装置として用いられる画像形成装置は、記録用紙の両面に印刷を行った場合、裏面の記録データが濃く透けて見える(以下では、これを「裏写り」と称する)ことが問題であった。この具体例を図1に示す。上段は記録データの一方の面を出力した図とその他方の面の記録データを出力した図である。この両者の記録データを同一の記録用紙の両面に記録した際、画像濃度が濃い部分が濃く写る場合がある。この現象を下段に示す。
【0003】
そこで前記「裏写り」を生じない技術は、例えば、特許文献1には、印刷濃度を低減し、裏写りを極力低減する旨の技術が提案されている。しかし、該技術では、記録用紙の一方の面での画像濃度を一律に低下させているので、コントラストが大きい記録データを出力する場合に、記録データの画像濃度が小さくなり、画像濃度が極端に小さい印刷部分が生じる場合がある。そこで、特許文献2は、画像データのオブジェクト毎に印刷濃度を制御し、上記問題の解決を試みている。
【0004】
<裏写り対策の弊害>
特許文献2の技術の概要は次の通りである。すなわち、画像処理部では、記録データの位置情報とともに色情報を取得し、記録データの位置情報より記録用紙の両面において重なる記録データを検出し、検出された各記録データについてその色情報を比較し、比較結果に基づき画像処理を施す。ここで記載した色情報の比較とは、色調の差が大きい場合に記録データの変換処理を施すと判定し、色調が近い場合には変換処理を行わないとの判定である。
【0005】
しかし、両面における色調が近く、なおかつ画像濃度が高いと、裏写りが発生する場合がある。例えば、均一な色調の単色シアン色の画像を一方の面に、他方の面に単色のシアン色の文字を印刷した場合などである。この場合は他方の面において印刷されたシアン色の文字は非常に見にくく、文字の可読性が低下する。つまり、前記特許文献1および特許文献2での技術では、裏写りの問題を充分に解決してはいなかった。
【0006】
<裏写り以外の問題>
一方、ユーザが記録データを印刷する際に重視する項目は、当然印刷する記録データに依存する。記録データは、文字画像部分、グラフィックス部分などのオブジェクトから構成されているが、ユーザが優先的に強調したいオブジェクトもまた多種多様である。しかし前記特許文献1および特許文献2では、ユーザに意向を求めず一律な処理を画像形成装置が施しているため、印刷する記録データによっては、ユーザの好みに適合しない処理が供されている可能性も否定できない。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−32024号公報
【特許文献2】
特開2000−43242号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上を鑑み、両面印刷時における画像形成装置特有の問題である「裏写り」と、ユーザの嗜好を両立させて解決する本発明を考案するに至った。
本発明の概要は「裏写りが大きいと予測される記録データを予め補正処理を施した後、記録用紙に補正した記録データを出力すること」と、「前記補正処理の有無、適用範囲をユーザが選択すること」の2点である。
【0009】
したがって、本発明の第一の目的は、両面印刷時における裏写りの影響がない画像形成装置を供することであり、第二の目的は、ユーザの好みに適合する補正を施す情報処理装置を供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、記録用紙の一方の面に記録を行うと共に前記記録用紙の他方の面へも記録が可能な情報処理装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、他方の面に対する出力値から他方の面に記録する色情報を算出する算出手段と、上記予測手段の結果と他方の面に記録する色情報の差分に応じて、他方の面の出力値を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、上記色情報は、明度または色度情報を用いることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の情報処理装置において、上記補正手段は、明度差または色度差を拡大することを特徴とする。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記補正手段は、補正するオブジェクトの識別情報を用いてその種類を判別する判別手段と、その判別結果に基づいて補正するオブジェクトを選択する選択手段とを有し、かつ前記選択したオブジェクトに対して補正することを特徴とする。
【0014】
請求項5記載の発明は、記録用紙の一方の面に記録を行うと共に上記記録用紙の他方の面へも記録が可能な情報処理装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、上記予測手段の結果に応じて、一方の面、あるいは他方の面、あるいは両面の出力値を補正する補正手段とを有することを特徴とする。
【0015】
請求項6記載の発明は、記録データの一方の面と他方の面とを表示制御する情報処理装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、上記予測結果に応じて裏写りの色情報をプレビュー表示する表示手段と、上記プレビュー表示を変更する表示変更手段と、上記変更の結果に応じて補正する記録データの裏写りの閾値を変更する閾値変更手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の情報処理装置において、上記色情報は、明度または色度を用いることを特徴とする。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載の情報処理装置において、上記表示変更手段と上記閾値変更手段は、マニュアル設定、自動設定に準ずる選択肢からなることを特徴とする。
【0018】
請求項9記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記マニュアル設定の選択肢は、裏写りの色情報をユーザが操作、あるいは制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0019】
請求項10記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記自動設定の選択肢は、少なくとも文字優先、画像優先、インク量優先、標準設定に準ずる選択肢からなることを特徴とする。
【0020】
請求項11記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記文字優先の選択肢は、明度差を拡大させる補正手段であることを特徴とする。
【0021】
請求項12記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記画像優先の選択肢は、色度差を拡大させる補正手段であることを特徴とする。
【0022】
請求項13記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記インク量優先の選択肢は、両面の画像オブジェクトに対して、印刷に使用するインク消費量が最も多い画像オブジェクトを抽出する抽出手段と、上記抽出手段で抽出した画像オブジェクトの印刷に使用するインク消費量を削減するために、当該画像オブジェクトを色変換する色変換手段とを有することを特徴とする。
【0023】
請求項14記載の発明は、請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記標準設定の選択肢は、画像を構成するオブジェクトの占める割合から出力時に優先されるオブジェクトを決定することを特徴とする。
【0024】
請求項15記載の発明は、1または5または6のいずれか1項に記載の情報処理装置において、上記予測手段は、記録用紙の種類に応じて予測値を変更する変更手段を有することを特徴とする。
【0025】
すなわち本発明は、記録用紙の一方の面に記録を行うと共に上記記録用紙の他方の面へも記録が可能な画像形成装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測し、他方の面に対する出力値から他方の面に記録する色情報を算出し、上記予測手段の結果と他方の面に記録する色情報の差分に応じて、他方の面の出力値を補正する。
【0026】
また、記録用紙の両面に対して画像を形成することが可能な画像形成装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測し、他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測し、上記予測手段の結果に応じて、一方の面、あるいは他方の面、あるいは両面の出力値を補正する。
【0027】
また、記録データの一方の面と他方の面とを表示制御する情報処理装置において、一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測し、他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測し、上記予測結果に応じて裏写りの色情報をプレビュー表示する表示し、上記プレビュー表示を変更し、上記変更結果に応じて補正する記録データの裏写りの閾値を変更する。
【0028】
また、上記色情報の予測は記録用紙の種類に応じて変更する。
【0029】
【発明の実施の形態】
<実施例1>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明第一の実施例は、予め一方の面(以下、特に指定しない場合はA面とする)の各版出力値(RGBの出力値等)に対する他方の面(以下、特に指定しない場合はB面とする)での明度情報が裏写り予測テーブルに記憶してあり、該テーブルの情報を用いて、A面を出力した際のB面での裏写りの色情報を予測する一方で、B面の出力明度を算出する。前記2つの情報からB面において重なる明度との差分を算出し、差分に応じて補正を施すものである。
【0030】
図2、3は本発明に係る画像形成装置の一例を示す図である。該装置は、画像入力部10と、色変換部20と、画像出力部60とを有している。ここで、記録用紙の片面に記録データを出力する場合は、上記3つの工程を経て、記録データに処理が施され、記録データが出力される。ホストコンピュータ等から送信された画像データ(RGB画像データ)を受信すると、色変換処理部20は、受信した画像データ(RGB画像データ)に対して色調補正を行ない、画像出力部60が受信可能な色信号(例えば、CMYK)に変換し、画像を出力する。
【0031】
一方、記録用紙の両面に記録データを出力する場合は、画像入力部10と、色変換部20と、画像情報取得部30と、画像情報演算部40と、補正処理部50と、画像出力部60とを有している。画像出力の処理方法を図3および図4を用いて説明する。
【0032】
ここで、本発明の説明に使用される記号を説明する。図2で用いられているL*(A、B)のはじめのLは明度を示している。()内のはじめの文字は出力される面を表し、続く文字は読取り面を示す。つまり、前出L* (A、B)はA面で出力した記録データを、B面にて読取った明度値を示している。記録用紙の一方の面(A面)に記録データを出力する処理は、記録用紙の片面に記録データを出力する場合と同様である。これにつづいて記録用紙の他方の面(B面)に記録データを出力する際は、図4に示す画像処理装置の補正処理部50で裏写り色情報に応じた補正を施して記録データが出力される。
【0033】
補正処理部50には図3の画像情報演算部40から画像情報が入力される。本実施例では、画像情報として明度情報が用いられる。差分抽出手段501にて、記録データの一方の面(A面)と他方の面(B面)との差分を抽出し、次いで識別手段502にて、抽出した情報に対して処理を施すかどうかを判定し、最後に演算手段503において、前記判定結果に基づき補正処理を行う。なお図4に、演算手段503で得られた演算結果を出力部分が出力できるデータに変換する色変換手段20と、画像出力手段60と、抽出した情報の判定基準を指定、あるいは決定する決定手段70も併せて記載した。
【0034】
ここでは、本例にかかる両面記録に際して、ホストコンピュータ等において編集、作成された記録データを記録装置側へ渡す際の処理について図5のフローチャートを用いて説明する。印刷する記録データが両面記録か片面記録かの指示に応じて本処理が実施され、片面記録の場合にはホストコンピュータより記録データを受信し(ステップ1/NO)、記録データに補正処理を施さず、片面の記録データを出力し、印刷画像を得る。
【0035】
印刷する記録データが両面記録である場合には記録データを受信(ステップ1/YES)した後、記録情報に含まれる記録データの一方の面(A面)の出力を開始する(ステップ2)。A面の記録データを出力すると同時にA面の画像情報を取得し(ステップ3)、この画像情報を解析し、記録データの他方の面(B面)における裏写り色情報を演算する(ステップ4)。
【0036】
一方、A面の記録データを出力すると同時に、印刷する記録データの他方の面(B面)の画像情報を取得する(ステップ5)。前記裏写り色情報の予測情報、および他方の面における画像情報を一時的に記憶する(ステップ6)。一時記憶された記録データに対して、裏写り色情報がある所定の閾値を超えた場合には、裏写り色情報を低減する補正を施し(ステップ7)、それ以外の場合は補正を施さない。続いて、得られた記録データを画像出力部が出力できるデータへ変換する(ステップ8)。最後に変換後のB面の記録データを出力し(ステップ9)、AおよびBの両面に記録データが印刷された記録データを得ることができる。
【0037】
ここでのステップ4、およびステップ7の詳細は、<画像情報演算>、および<補正処理>にて後述する。
【0038】
<画像情報演算(裏写りの色情報算出)>
前出の図3に示す処理方法で画像の裏写りを算出する場合は、次の手順に従う。すなわち、画像出力部10から送信された記録データ(RGB画像データ)を分析し、異なる色空間に変換する。このとき適用される色空間としては公知のものが適用されるが、本実施例ではL* a* b* 空間を適用する。この画像情報を各オブジェクトに対して取得し、例えば図6に示す管理テーブルを作成する。a* ()とb* ()は彩度と色相を返す関数である。このときの各オブジェクトの色情報は、平均明度あるいは最頻出明度などを用いることができるが、本実施例では平均明度を用いる。得られた明度情報と画像の裏写り色情報の予測テーブルを用いて裏写り色情報を予測する。図7に予測テーブルの一例を示すが、L* (A、A)は、A面に対してある明度の画像データを出力したときにA面で観測される明度を表し、同時にB面ではL* (A、B)で与えられる明度で画像が出力されることを示している。このとき用いられる予測テーブルは予め作成し、メモリ等の記録媒体に記憶して適宜使用してもよいし、A面の記録データを随時B面で測色することで定期的に更新する構成とすることも可能である。なお、予測テーブルの作成例は後述の<予測テーブル作成法>で記す。続いて、予測テーブルを用いた補正方法について記載する。
【0039】
<画像処理演算(補正方法)>
前記予測テーブルを用いて、A面に記録した記録データのB面における裏写り度合を算出したので、続いてこれを補正する。本実施例では、B面の記録データを補正する例を示す。つまり、B面の記録データの補正は、B面の画像情報を取得した後、画像の裏写り度合L* (A、B)とB面記録データのB面における明度情報(以下では、L* (B、B)と記す)との差分を算出し、この差分が所定の閾値より大きい場合は、補正を行う。このときの閾値は、固定値を設定していても良いし、ユーザが指定することも好適である。補正処理をすべてのオブジェクトに対して繰り返す。
【0040】
前記補正処理について詳しく述べる。図10は、補正前のA面の画像、およびB面の画像であり、A面の記録データは文字画像が全面に記録されている。他方B面は、画像濃度が高いグラフィックス画像のオブジェクト1(Obj.1)、画像濃度が低いグラフィックス画像のオブジェクト2(Obj.2)、さらに画像濃度が最も低い文字画像のオブジェクト3(Obj.3)が配置されている。これらの各オブジェクトの平均明度は図8のL* (B、B)の欄に示した通りである。A面とB面の記録データの平均明度の差を図8のΔL* 欄に示す。平均明度差を本実施例では15と固定したため、すべてのオブジェクトに対して補正処理が行われることとなり、かつ該処理明度差の差分に応じて施される。すなわち、明度差が最も小さいオブジェクト2に対しては強く補正され、逆に明度差が大きいオブジェクト1および3は、弱い補正が施されることとなる。補正後に得られる記録用紙上の両面画像を図11に示した。補正前の画像に比べて、B面のオブジェクト1の裏写りが抑制されているため、A面の文字の可読性が向上した。また本実施例に係る補正結果をグラフに示した(図9)。図は横軸にA面の記録データの明度値、縦軸にB面の記録データの明度値を示した図であり、図中の○は、補正前の記録データ、□は補正後の記録データである。補正処理により明度差が増加し、画像の両面のコントラストが向上し、A面の文字の可読性が向上している。ここで、画像の裏写り度合の予測式は、図7の測定値を用いた。このときの予測式は、下記の式で示される(ここで、A0〜A3およびb1〜b3は定数である)。なお、実施例では3次式にて予測式を構築したが、他に2次線形関数、非線型関数などを用いて近似することも可能である。また、予測精度を向上するために、プロット数を増やすことも好適である。
【0041】
L* (A,B)= A0 +A1 {L* (A,A)−b1 }+A2 {L* (A,A)−b2 2 +A3 {L* (A,A)−b3 3 
【0042】
<予測テーブル作成方法>
以下では、画像情報演算部における裏写り色情報予測テーブル作成方法について記す。本発明の補正処理部40に用いる裏写り色情報テーブルの作成例を図12のフローチャートに基づいて説明する。基準とする基準色カラー画像記録信号RGBを複数組設定(ステップ10)し、プリンタでこれらの基準色カラー画像記録信号RGBからカラーパッチを出力(ステップ20)する。これらのカラーパッチの色特性をAおよびB面に対して測色計で測色(ステップ30)し、サンプルデータとして利用する各パッチのL* a* b* 値(ステップ40)を得る。
【0043】
次に、A面カラーパッチのL* a* b* 値とB面に対してカラーパッチのL*a* b* 値からA面に対するB面の予測式を作成する(ステップ50)。得られた予測式を用いて、入力L* a* b* 値に対する出力L* a* b* 値のテーブルを作成し、裏写り色情報テーブルとする(ステップ60)。測定例を前述の図7に示している。
【0044】
<実施例2、閾値の設定例>
続く本発明第2の実施例は、ユーザインタフェイスを用いて、裏写り度合の閾値を定める。よって、ユーザの嗜好に適合した両面印刷が可能となる。以下にその詳細を記す。本発明によって実現されるユーザインタフェイスの一例を図13、14に、そのフローチャートを図15に示す。図13、14のユーザインタフェイスに対応したフローチャートが図15である。本実施例では、ユーザインタフェイスはユーザ、あるいはアプリケーションからの要求に従って表示される。ユーザはまず、画像の優先面を選択する(ステップ100)。つまり、ユーザは図13の702の選択肢にて優先する画像を選択することになる。このとき優先面が選択されない場合、デフォルトでは標準設定モードが指定されており、優先されるオブジェクトが自動的に選択される。この実施形態は実施例4にて説明する。
【0045】
一方、ステップ100にて、優先面が「奇数面」(本実施例ではA面である)あるいは「偶数面」(本実施例ではB面である)と、ユーザにより指定された場合(ステップ100/YES)、優先面の中において、さらに優先したいオブジェクトをユーザが選択する。このときユーザは、図13中の印刷プレビュー画面を観察しながら、両面印刷として強調したいオブジェクトを選択する(ステップ105、ステップ106、およびステップ107)。このとき701のボタンを選択すると、プレビュー画面703が再表示されるため、どの部分を強調するのかを視覚的に捉えることができる。
【0046】
上記ユーザの選択に基づいて、各モードに対応した裏写り閾値を取得する(ステップ108)。この閾値の初期値は、メーカ準拠のインク、記録用紙等から求めることができ、これを設定値として用いることが好適である。ユーザが両面印刷画像をプレビューで確認した際、裏写りが許容できない場合は、図13の704に示す通り、スライドバーを動かし、閾値を自由に設定することが可能である。このとき得られる閾値は、初期値にユーザが指定した閾値を加えたものを改めて用いる。該構成を具備することにより、ユーザに好まれる画像を作成することが可能となる。なお本実施例では、両面画像における色度差が10である場合を閾値とし、ユーザはA面を重視したいと望んだ。この選択肢にしたがって図14の設定により、補正処理のための条件を設定する。ここで設定された閾値は、図4の決定手段70での閾値と連動している。
【0047】
本実施例では、A面の文字画像を重視する設定をユーザが指定した場合を考え、図16、17に示すように、画像の色調を変化させることで、文字の可読性を向上させつつ、裏写りを低減する処理が行われる。図18はa* −b* 平面上にA面の文字画像の記録データ(つまりA面のオブジェクト1)およびB面のグラフィックス画像の記録データと(つまり、B面のオブジェクト2)のA面における裏写り予測値の色調をプロットした図である。補正前はB面の裏写り度合の色調の中心と、A面の文字オブジェクトの色調が近接しているため、文字が見えにくかった。然るに補正後の出力した印刷画像は、A面の文字画像に対しては、文字色を強調する処理(補色方向に文字色を変換)をし、かつB面の画像に対しては彩度を向上させている。従って、文字の可読性を向上しつつ、グラフィックス画像の明瞭さが増して両面共に画像品質が向上する。
【0048】
<実施例3>
本発明第3の実施例は、インク量優先モードをユーザインタフェイスで提供し、インク消費量を少なくする処理を選択するものである。これにより、画像品質の向上及び、コストパフォーマンスに優れ、環境対応にも優れることになる。以下でその詳細を記す。
【0049】
<インク消費量>
次に、図13のユーザインタフェイスの画像モードにおいてインク量優先モードが選択された場合のフローチャートを図19参照に説明する。本実施例のフローチャートは上記1及び2の実施例と大きく異なる。すなわち、片面のみでインク量を低減するよりも両面に対してインク消費量を低減するほうがその効果が高いからである。なお本実施例では両面記録であるため、実施例1及び2と異なり、フローチャートにおいて両面印刷であるかの有無を問わない。
【0050】
印刷する記録データをホストコンピュータより受信し、記録データA面の記録情報を解析すると同時に(ステップ202)、B面の画像情報を解析し(ステップ200)、記録データの画像情報を算出する(ステップ203、およびステップ201)。前記解析情報から前述の実施例と同様に、画像の色情報を算出し、これを一時的に記憶媒体に記憶する(ステップ204)。ここで、明度成分とインク消費量の対応情報に基づいて、インク消費量順にオブジェクトをソートし(ステップ205)、ある所定の条件を満たすオブジェクトを抽出し(ステップ206)、抽出されたオブジェクトに対して補正処理を施す(ステップ207)。これを両面のすべてのオブジェクトに対して施す(ステップ207)。続いて、得られた記録データを画像出力部が出力できるデータへ変換し(ステップ208)、画像を出力する(ステップ209)。このときの出力順序は、A面B面どちらが先でも構わない。好ましくは、画像出力に要する時間が短い面を出力するほうが良い(ステップ210)。ここで補正処理(ステップ207)について記載する。
【0051】
図20には画像処理装置を示した。図21はL(A、A)に対するインク消費量である。図20の画像情報演算部30までの処理は前出の実施例1と同様である。続いて、各オブジェクトのインク消費予想量を計算する。そして、インク削減の設定値と比較し、インクの削減量が足りなければ、補正処理部50にてインク量を削減するために、ページオブジェクトの一部を指定された優先順位にしたがい指定されたオブジェクトの明度を下げる(即ち、画像明度を上げる)変換を行う。そして、再度総インク削減量を計算する。本実施例では、明度を上げる処理を実施したが、他の方法を用いることも可能である。
【0052】
得られた計算結果について、前記同様にインク削減の設定値と比較する。そして、まだ印刷塗料の削減量が足りなければ、補正処理、インク削減量の計算、設定値との比較を繰り返す。その後、所定のインク削減量に達した場合には色変換部20に送信され、画像出力部が出力できるデータに変換され、変換後の記録データは画像出力部60から出力され一連の動作を終了する。
【0053】
次に、インク消費量削減手順について記述する。前述の図19で示したように、ページ両面内に描画される全てのオブジェクトはインクの消費量順にソートされているため、現在生成されたページ内の全てのオブジェクトについてどのくらいのインク量を消費するかを累計し、ユーザあるいはシステムに設定されているインク消費制限量(例えば、ページ単位でページ全体の50%と設定するか、あるいはインク量を直接設定する)と比較し、制限内となるようにインク量消費量が最大のオブジェクトから順に明度を下げたオブジェクトを作成する。このときには、両面の明度差が向上するように処理を行うことが好適である。すなわち、画像両面のコントラストが向上し、かつインク消費量が所定値以内となるように補正処理を続ける。所定値以内となれば直ちにオブジェクトの補正を終了する。
【0054】
本実施例では、画像の明度に対応してインクの使用量を算出する方法を記載したが、各RGBの組み合わせに対応するインク量を利用できるテーブルを予め記録媒体等に記憶し、適宜利用することや、インク使用量を予測する関数等を定義しておき、それを用いてインク使用量を低減することも可能である。
【0055】
<実施例4>
本発明第4の実施例は、両面印刷時の印刷モードの標準設定に関するもので、画像を構成するオブジェクトの情報と大きさから出力時に優先されるオブジェクトを自動で設定するものである。これによりユーザは、画像印刷条件を設定する煩わしさから解放され、ユーザビリティが向上する。
【0056】
<オブジェクト選択方法>
ここでは、図13、14のユーザインタフェイスの画像モードにおいて標準設定モードが選択された場合の補正処理を説明する。本実施例においては、優先モードの設定が自動で行われる処理のみが実施例1と異なるので、図15のフローチャートの優先面がない場合(つまり、図15のステップ101から104とステップ108である)を詳細に記すに留める。
【0057】
本実施例においては、オブジェクト情報を解析し、各オブジェクトの大きさを算出し(ステップ101)、このステップをオブジェクトがなくなるまで繰り返す(ステップ102)。得られた情報をオブジェクトの大きさ順にソートし(ステップ103)、最大の大きさを持つオブジェクトが属するモードを優先モードとする(ステップ104)。例えば、図10、11ではA面、およびB面で最大の大きさを持つオブジェクトはA面の文字画像であるため、優先面がA面であり、優先モードは文字優先と指定されることになる。本実施例の実行結果は実施例1と同じであるため、その効果は明らかである。
【0058】
なお、本発明は画像形成装置、および画像処理装置に関するものであり、実施例においては、インクジェット記録装置に適用した例を示したが、他の画像記録装置への適用も可能である。すなわち、インク量低減モードは記録材としてトナーを用いる場合は、トナーと置き換えてトナー量低減モードとして用いることも可能である。
【0059】
また、記録用紙の種類に応じて裏写りの予測手段を変更することも好適である。つまり、裏写りの色情報に記録用紙に応じた管理テーブルを作成することも可能である。例えば、実施例2の図13に記録用紙を設定する項目(普通紙、光沢紙、専用紙等)を保持しており、この選択結果から記録用紙の平均明度等を算出し、この明度差を図14の閾値に反映させること、あるいは、実施例1の図7のテーブルを記録用紙毎に保持することも可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上より、本発明によれば印刷の一方の面に対する出力値から、他方の面への裏写りの色情報を求め、該裏写りの度合に応じて他方の面に記録するに出力値を補正した。本発明により両面印刷時における裏写りの影響がない画像形成装置を供することが可能となった。
また前記補正が、ユーザ自身がユーザインタフェイス上で直接設定することも可能となった。本発明により、ユーザの求める条件に見合う両面印刷処理を施す画像処理装置、および画像処理装置を供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が解決する「裏写り」の説明図である
【図2】画像形成装置の基本構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る実施例1における画像形成装置の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る実施例1における画像処理の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る実施例1における画像処理の一例を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に係る実施例1における管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】本発明に係る実施例1における裏写り予測テーブルの一例を示す図である。
【図8】本発明に係る実施例1における管理テーブルの一例を示す図である。
【図9】本発明に係る実施例1における補正例のグラフである。
【図10】補正前の画像の様子を示す図である。
【図11】本発明に係る実施例1における実施効果の一例を示す図である。
【図12】本発明に係る裏写り度合予測テーブル作成フローチャートの一例を示す図である。
【図13】本発明に係る実施例2におけるユーザインタフェイスの一例を示す図である。
【図14】本発明に係る実施例2における補正処理閾値の設定例を示す図である。
【図15】本発明に係る実施例2におけるユーザインタフェイスの処理フローチャートの一例を示す図である。
【図16】補正前の画像の様子を示す図である。
【図17】本発明に係る実施例2における実施効果の一例を示す図である。
【図18】本発明に係る実施例2における補正例のグラフである。
【図19】本発明に係る実施例3における画像処理のフローチャートの一例を示す図である。
【図20】本発明に係る実施例3における画像処理装置の一例を示すブロック図である。
【図21】本発明に係る実施例3におけるインク消費量予測テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像入力部
20 色変換部
30 画像情報取得部
40 画像情報演算部
50 補正処理部
60 画像出力部
70 抽出した情報の判定基準を決定する決定手段

Claims (15)

  1. 記録用紙の一方の面に記録を行うと共に前記記録用紙の他方の面へも記録が可能な情報処理装置において、
    一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、
    他方の面に対する出力値から他方の面に記録する色情報を算出する算出手段と、
    前記予測手段の結果と他方の面に記録する色情報の差分に応じて、他方の面の出力値を補正する補正手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記色情報は、明度または色度情報を用いることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記補正手段は、明度差または色度差を拡大することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記補正手段は、補正するオブジェクトの識別情報を用いてその種類を判別する判別手段と、その判別結果に基づいて補正するオブジェクトを選択する選択手段とを有し、かつ前記選択したオブジェクトに対して補正することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記録用紙の一方の面に記録を行うと共に前記記録用紙の他方の面へも記録が可能な情報処理装置において、
    一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、
    他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、
    前記予測手段の結果に応じて、一方の面、あるいは他方の面、あるいは両面の出力値を補正する補正手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 記録データの一方の面と他方の面とを表示制御する情報処理装置において、
    一方の面に対する出力値から、他方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、
    他方の面に対する出力値から、一方の面に裏写りする色情報を予測する予測手段と、
    前記予測結果に応じて裏写りの色情報をプレビュー表示する表示手段と、
    前記プレビュー表示を変更する表示変更手段と、
    前記変更の結果に応じて補正する記録データの裏写りの閾値を変更する閾値変更手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記色情報は、明度または色度を用いることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記表示変更手段と前記閾値変更手段は、マニュアル設定、自動設定に準ずる選択肢からなることを特徴とする請求項6または7記載の情報処理装置。
  9. 前記マニュアル設定の選択肢は、裏写りの色情報をユーザが操作、あるいは制御する制御手段を有することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記自動設定の選択肢は、少なくとも文字優先、画像優先、インク量優先、標準設定に準ずる選択肢からなることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記文字優先の選択肢は、明度差を拡大させる補正手段であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記画像優先の選択肢は、色度差を拡大させる補正手段であることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記インク量優先の選択肢は、両面の画像オブジェクトに対して、印刷に使用するインク消費量が最も多い画像オブジェクトを抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出した画像オブジェクトの印刷に使用するインク消費量を削減するために、当該画像オブジェクトを色変換する色変換手段とを有することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記標準設定の選択肢は、画像を構成するオブジェクトの占める割合から出力時に優先されるオブジェクトを決定することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記予測手段は、記録用紙の種類に応じて予測値を変更する変更手段を有することを特徴とする1または5または6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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